JP3683204B2 - 移動壁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動壁に関し、特に、ドア付き移動壁に係り、例えば、コンベンションホールや宴会場、会議室、研修室およびギャラリー等の空間を所望のサイズや雰囲気に間仕切りする移動間仕切りに利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンベンションホールや宴会場、会議室、研修室およびギャラリー等の空間を使用目的に対応して所望のサイズや雰囲気に間仕切りする移動間仕切りは、これら建築空間の天井に敷設されたレールに沿って移動する移動壁が複数枚組み合わされて構築されている。このような移動間仕切りに使用される従来の移動壁として、長方形のパネル形状に形成された壁体が天井に敷設されたレールにサスペンションによって懸架されているものがある。
【0003】
広いコンベンションホールや宴会場等に複数枚の移動壁によって構築された移動間仕切りにドアが設置されていないと不便であるため、このような移動間仕切りには壁体にドアを有する出入口が開設されたドア付き移動壁が一枚または複数枚ずつ介設されている。
【0004】
この移動ドア付き移動壁が移動される際にドアが不測に開くと、移動させることができないため、従来のドア付き移動壁には、ドアを出入口にロックするドアロック装置としてのフランス落としが壁体に装備されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、フランス落としが装備されたドア付き移動壁においては、ドア付き移動壁を移動させる際に、作業者がフランス落としを手動操作してドアを出入口にロックし、かつまた、移動間仕切りの組立後に作業者がフランス落としを手動操作してドアのロックを解除する必要があるため、操作し忘れ等の人為的ミスが発生するという問題点、がある。
【0006】
本発明の目的は、移動時のドアのロックおよびその後のロック解除を自動的に実行することができる移動壁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る移動壁は、レールに沿って移動する壁体にドアを有する出入口が開設されており、この壁体には前記ドアを前記出入口にロックするためのドアロック装置が装備されている移動壁において、
前記ドアロック装置は前記壁体の移動を検出して移動する検出ロッドと、この検出ロッドの移動によって前記ドアを出入口にロックするロックピンとを備えていることを特徴とする。
【0008】
前記した移動壁において、壁体が移動されると、検出ロッドがその移動を検出することによってロックピンを作動させることにより、ドアを自動的にロックさせるため、ドアの移動中の不測の開きを確実に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
【0010】
本実施の形態において、本発明に係る移動壁は、広い空間であるコンベンションホールの移動間仕切りに使用するのに好適なドア付き移動壁として構成されている。図1に示されているように、コンベンションホール1は移動間仕切り2によって間仕切りされるようになっており、移動間仕切り2は複数枚の移動壁3によって構築されている。各移動壁3はコンベンションホール1の側壁間の中間高さに架設されたレール4にトロリー(図示せず)によって走行自在にそれぞれ懸架されている。広いコンベンションホール1に複数枚の移動壁3によって構築された移動間仕切り2にドアが設置されていないと不便であるため、この移動間仕切り2には図2に示されたドア付き移動壁10が複数枚、適当な間隔を置いて介設されている。
【0011】
図2に示されているように、ドア付き移動壁10は縦に長い長方形の中空体のパネル形状(所謂太鼓形状)に構築された壁体11を備えており、壁体11はレール4(図1参照)にトロリーによって走行自在に懸架されている。長方形の中空パネル形状に形成された壁体11の中空部内にはガラスウール等の吸音材(図示せず)が充填されている。壁体11の下端には長方形の出入口12が開設されており、出入口12には左右で一対のドア13、13が観音開きに取り付けられている。すなわち、左右のドア13、13は縦に長い長方形の中空体のパネル形状に形成されており、出入口12に観音開きに建て込まれた状態で、左辺および右辺が出入口12の左辺および右辺にヒンジ14によって回転自在に支承されている。左右のドア13、13のヒンジ14と反対側の右端部および左端部には把手15、15が設置されている。
【0012】
左右のドア13、13の上端と出入口12の天井壁下面との間には、左右のドアクローザ16、16がそれぞれ装備されており、左右のドア13、13は開かれた後に左右のドアクローザ16、16によってそれぞれ自動的に閉じられるようになっている。また、出入口12の天井壁の下面における中央部には、ドア付き移動壁10の移動時のドア13のロックおよび移動後のロック解除を自動的に実行するドアロック装置20が装備されている。
【0013】
以下、本実施の形態に係るドアロック装置20を図2および図3以降に即して説明する。図2および図3に示されているように、ドアロック装置20はドア付き移動壁10の移動を検出して移動する検出ロッド21と、この検出ロッド21の移動によってドア13の出入口12に対するロックを解除する一対のロックピン30、30とを備えている。
【0014】
図3に示されているように、検出ロッド21は連結ロッド21aと、連結ロッド21aの先端に螺着されたプッシュロッド21bと、プッシュロッド21bの先端に螺着されたキャップ21cとを備えており、検出ロッド21の全長は二箇所の螺合部によって微調整されるようになっている。検出ロッド21は出入口12の天井壁面12aの内部に左右方向に延在するように水平に敷設されており、連結ロッド21aの基端部が天井壁面12aの左右方向の中央部(左右のドア13、13の合わせ部)に固定された複数個の取付板22によって摺動自在に支持され、キャップ21cが壁体11の召し合わせ面11aに固定されたガイド板23によって摺動自在に支持されている。壁体11の召し合わせ面11aにはシール体17が敷設されており、シール体17はドア付き移動壁10が左隣の移動壁3に突き合わされた時に、その移動壁3に敷設されたシール体(図示せず)と協働して召し合わせ面のシールを維持するように構成されている。検出ロッド21のキャップ21cの先端面はシール体17の召し合わせ面17aから突出するように設定されている。
【0015】
図3および図4に示されているように、検出ロッド21の連結ロッド21aの中間部にはスプリングシート24が固定されており、このスプリングシート24と対向する取付板22の対向面にもスプリングシート25が固定されている。連結ロッド21aの互いに対向するスプリングシート24と25との間には、圧縮コイルスプリング26が蓄力状態で外装されており、このスプリング26は取付板22すなわち壁体11に反力をとって検出ロッド21のキャップ21cをシール体17の召し合わせ面17aから突出させる方向に常時付勢している。検出ロッド21の連結ロッド21aにおけるスプリングシート25よりもキャップ21cと反対側の端部には、左右で一対のガイドピン27、27が直交する方向(以下、前後方向という。)に延在するように水平に貫通されてそれぞれ固定されている。
【0016】
本実施の形態において、図2および図3に示されているように、ドアロック装置20はロックピン30を左右のドア13、13に対応して左右で一本ずつ備えている。ここで、左右のロックピン30、30の検出ロッド21および左右のドア13、13との連携構造は同一であるので、その構成は左側のものについて図4によって説明する。
【0017】
図4に示されているように、壁体11の天井壁面12aの内部における左側のドア13の自由端部に対向する位置の一対の取付板22、22の間には、チャンネル型鋼形状に形成された座板31が挟み込まれて固定されており、座板31には正方形の角パイプ形状に形成されたガイドパイプ32が垂直方向に配置されて固定されている。ガイドパイプ32の上端部における前後方向の一対の側壁には一対のガイド孔33、33が開設されており、両ガイド孔(以下、垂直ガイド孔という。)33、33は垂直方向に長い長孔によって構成されている。ガイドパイプ32には丸棒形状に形成されたロックピン30が垂直方向に摺動自在に嵌入されており、ロックピン30の上端部には丸棒形状のガイドピン34が前後方向に延在するように水平に貫通されて固定されている。ガイドピン34の両端部はガイドパイプ32の垂直ガイド孔33、33に垂直方向に摺動自在にそれぞれ挿通されている。
【0018】
座板31には座板31よりも幅の狭い略チャンネル型鋼形状に形成された連結バー40が、その前後方向の外面が座板31の前後方向の内面にそれぞれ摺接された状態で挿入されており、連結バー40は座板31に前後方向に延在するように水平に軸架された支軸41によって垂直面内において回動自在に支持されている。連結バー40の前後壁におけるガイドパイプ32に対向する部位には、一対のガイド孔(以下、左右方向ガイド孔という。)42、42が左右方向に延在するようにそれぞれ開設されており、両左右方向ガイド孔42、42にはガイドパイプ32の垂直ガイド孔33、33に挿通されたガイドピン34の両端部が左右方向に摺動自在にそれぞれ挿通されている。
【0019】
連結バー40の前後壁における検出ロッド21に対向する部位には、一対のガイド孔(以下、上下方向ガイド孔という。)43、43が上下方向に延在するようにそれぞれ開設されており、両上下方向ガイド孔43、43には検出ロッド21に突設されたガイドピン27の両端部が上下方向に摺動自在に挿通されている。両上下方向ガイド孔43、43を挿通したガイドピン27の両端部は、座板31の前後壁に左右方向に延在するように水平にそれぞれ開設された一対のガイド孔(以下、水平ガイド孔という。)35、35に水平方向に摺動自在にそれぞれ挿通されている。
【0020】
他方、ドア13の自由端部における上端にはロックプレート50が水平に固定されており、ロックプレート50におけるロックピン30の真下の位置には、ロックピン30を上方から嵌入させるロック孔51が開設されている。そして、ロックピン30とロック孔51とは出入口12においてドア13が閉じた状態において、互いにがたつき無く嵌合し得るように設定されている。ロックピン30の下端部には前方を向いて下向きに傾斜した傾斜面36が形成されており、ロックピン30はドア13の上端縁部が傾斜面36に当接して押されると、圧縮コイルスプリング26の弾発力に抗して上昇されるように構成されている。
【0021】
次に、以上の構成に係るドアロック装置の作用を説明する。
【0022】
移動間仕切り2が構築されてドア付き移動壁10が移動壁3に隣接した状態においては、ドアロック装置20の検出ロッド21のキャップ21cの先端が隣接した移動壁3のシール体の召し合わせ面に突き当たった状態になるため、図3および図4に示されているように、検出ロッド21は移動壁3と離間する方向(以下、右方向とする。)へ圧縮コイルスプリング26の弾発力に抗して押された状態になっている。
【0023】
この検出ロッド21が右方向へ押された状態においては、検出ロッド21に固定されたガイドピン27が水平ガイド孔35の右端部側に位置するため、連結バー40はガイドピン27が嵌入した上下方向ガイド孔43によって反時計回り方向に回動して右肩上がりの状態になっている。この連結バー40の右肩上がりの状態においては、連結バー40の左右方向ガイド孔42に嵌入したガイドピン34は垂直ガイド孔33の上端部に位置するため、ガイドピン34が固定されたロックピン30はガイドパイプ32において上限に位置した状態になっている。この上限に位置した状態において、ロックピン30はドア13に固定されたロックプレート50のロック孔51から引き抜かれた状態になっているため、ドアロック装置20は左右のドア13、13のロックを解除した状態になっている。
【0024】
以上のようにしてドアロック装置20がドアロックを解除した状態においては、左右のドア13、13は自由に開閉することができるため、コンベンションホール1の入場者は移動間仕切り2の複数箇所に設置されたドア付き移動壁10のドア13、13を利用して、移動間仕切り2を自由に通過することができる。
【0025】
その後、移動間仕切り2の撤去に際して、ドア付き移動壁10が隣接した移動壁3から離間する方向に移動されると、ドアロック装置20の検出ロッド21のキャップ21cの先端が隣接した移動壁3のシール体の召し合わせ面から離座するため、検出ロッド21は移動壁3の方向(以下、左方向とする。)へ圧縮コイルスプリング26の弾発力によって押し戻される。
【0026】
検出ロッド21が左方向へ押し戻されると、図5に示されているように、検出ロッド21に固定されたガイドピン27が水平ガイド孔35の左端部側に移行するため、連結バー40はガイドピン27が嵌入した上下方向ガイド孔43によって時計回り方向に回動される。連結バー40が時計回り方向に回動すると、連結バー40の左右方向ガイド孔42に嵌入したガイドピン34は垂直ガイド孔33の下端部に下降するため、ガイドピン34が固定されたロックピン30はガイドパイプ32において下限に下降する。この下限に下降したロックピン30はドア13に固定されたロックプレート50のロック孔51に挿入した状態になるため、ドアロック装置20は左右のドア13、13をロックした状態になる。
【0027】
以上のようにしてドアロック装置20がドアロックした状態においては、左右のドア13、13は閉鎖状態を確実に維持するため、ドア付き移動壁10の移動はドア13、13に妨害されることなく安全に実行することができ、移動間仕切り2は安全かつ迅速に撤去することができる。
【0028】
万一、ドア13が開かれたままでドア付き移動壁10が移動されると、ドアロック装置20のドアロック作動が前述したように自動的に実行されることにより、ロックピン30が下降して突出した状態のままになってしまうため、ドア13を閉じることができなくなってしまう。
【0029】
しかし、本実施の形態においては、ロックピン30に傾斜面36が形成されているため、ロックピン30をドア13の閉じ操作によって上方に一時的に逃がし、ドア13を出入口12に対して閉じた後に、前述したドアロック装置20による自動ドアロック作動によってドア13をロックすることができる。すなわち、ドア付き移動壁10の移動に際してドア13が開かれたままの場合において、ドア13が閉じ操作されると、ドア13の閉じ側の上端縁がロックピン30の傾斜面36に係合することにより傾斜面36に倣ってロックピン30を押し上げるため、ドア13はロックピン30の上昇に追従して閉じることができる。ドア13が出入口12に対して閉じると、ロックピン30はドア13のロック孔51の真上に来るため、前述したように、圧縮コイルスプリング26の弾発力によって押し下げられてロック孔51に自動的に嵌入され、ドアロック状態になる。
【0030】
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。
【0031】
1) ドア付き移動壁の移動に際して、ドアを出入口に対してドアロック装置によって自動的にロックすることができ、また、ドア付き移動壁の移動間仕切りの構築に際して、ドアロック装置によるドアの出入口に対するロック状態を自動的に解除することができるため、ロックやロック解除のし忘れ等の人為的ミスの発生を防止することができる。
【0032】
2) ドア付き移動壁の移動に際してのドアロックのし忘れによる移動時のドアの不測の開きを未然に防止することにより、ドア付き移動壁の移動時の安全を確保することができる。
【0033】
3) ドア付き移動壁の移動後のドアロック解除のし忘れを未然に防止することにより、移動間仕切り構築後のドアの開閉を確保することができる。なお、フランス落としによるドアロック装置の場合には、ドア付き移動壁の移動後のドアロック解除のし忘れによる移動間仕切り構築後のドアの開閉を確保するために、フランス落としはドア付き移動壁の正面(前面)または背面(後面)から操作し得るように配置されており、ドア付き移動壁の美観の低下を余儀なくされている。
【0034】
4) ドアロック装置が壁体の出入口の天井壁面内およびドアの上端に収納され、かつ、検出ロッドの先端が壁体の召し合わせ面に配置されていることにより、移動間仕切りが構築された後のドア付き移動壁の正面(前面)および背面(後面)において、ドアロック装置が看取されるのを防止することができるため、ドア付き移動壁ひいては移動間仕切りの美観を高めることができる。
【0035】
図6以降は本発明の他の実施の形態であるドア付き移動壁のドアロック装置を示している。
【0036】
本実施の形態が前記実施の形態と異なる点は、図6に示されているように、観音開きの左右のドア13A、13Bが左右隣合わせのドア付き移動壁10A、10Bにそれぞれ設置されており、左右のドア付き移動壁10A、10Bに左右のドア13A、13Bのためのドアロック装置20A、20Bが設置されている点、である。
【0037】
図7に示されているように、左側のドア付き移動壁10Aに設置されたドアロック装置20Aにおいては、検出ロッド21Aの先端は左側ドア13Aの自由端側である壁体11の右辺の召し合わせ面に配置されている。また、右側のドア付き移動壁10Bに設置されたドアロック装置20Bにおいては、検出ロッド21Bの先端は右側ドア13Bの自由端と反対側の壁体11の右辺の召し合わせ面に配置されている。
【0038】
本実施の形態においては、左側のドア付き移動壁10Aが右側のドア付き移動壁10Bから離間するように相対的に移動されると、左側のドアロック装置20Aの検出ロッド21Aの先端が右側のドア付き移動壁10Bの壁体11の召し合わせ面から離座するため、左側のドア13Aが左側のドアロック装置20Aによって自動的にロックされる。
【0039】
また、右側のドア付き移動壁10Bが右側の移動壁3から離間するように相対的に移動されると、右側のドアロック装置20Bの検出ロッド21Bの先端が右側の移動壁3の壁体11の召し合わせ面から離座するため、右側のドア13Bが右側のドアロック装置20Bによって自動的にロックされる。
【0040】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
【0041】
例えば、ドアロック装置の検出ロッドとロックピンとの連携構造は、前記実施の形態の構造を使用するに限らない。
【0042】
ドアは観音開きに構成するに限らず、片開きに構成してもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ドア付き移動壁の移動に際して、ドアを出入口に対してドアロック装置によって自動的にロックすることができ、また、ドア付き移動壁の移動間仕切りの構築に際して、ドアロック装置によるドアの出入口に対するロック状態を自動的に解除することができるため、ロックやロック解除のし忘れ等の人為的ミスの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるドア付き移動壁を使用した移動間仕切りを示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるドア付き移動壁を示す一部省略正面図である。
【図3】ドアロック装置を示しており、(a)は一部省略正面断面図、(b)は一部省略底面断面図である。
【図4】ドアロック装置の主要部を示しており、(a)は正面断面図、(b)は(a)のb−b線に沿う側面断面図である。
【図5】そのロック状態を示しており、(a)は正面断面図、(b)は(a)のb−b線に沿う側面断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態であるドア付き移動壁を示す一部省略正面図である。
【図7】ドアロック装置を示す一部省略正面断面図である。
【符号の説明】
1…コンベンションホール、2…移動間仕切り、3…移動壁、4…レール、5…床面、10…ドア付き移動壁、11…壁体、11a…召し合わせ面、12…出入口、12a…天井壁面、13…ドア、14…ヒンジ、15…把手、16…ドアクローザ、17…シール体、17a…召し合わせ面、20…ドアロック装置、21…検出ロッド、21a…連結ロッド、21b…プッシュロッド、21c…キャップ、22…取付板、23…ガイド板、24、25…スプリングシート、26…圧縮コイルスプリング、27…ガイドピン、30…ロックピン、31…座板、32…ガイドパイプ、33…垂直ガイド孔、34…ガイドピン、35…水平ガイド孔、36…傾斜面、40…連結バー、41…支軸、42…左右方向ガイド孔、43…上下方向ガイド孔、50…ロックプレート、51…ロック孔、10A、10B…左右隣合わせのドア付き移動壁、13A、13B…観音開きの左右のドア、20A、20B…左右のドアのためのドアロック装置、21A、21B…左右のドアロック装置の検出ロッド。

Claims (3)

  1. レールに沿って移動する壁体にドアを有する出入口が開設されており、この壁体には前記ドアを前記出入口にロックするためのドアロック装置が装備されている移動壁において、
    前記ドアロック装置は前記壁体の移動を検出して移動する検出ロッドと、この検出ロッドの移動によって前記ドアを出入口にロックするロックピンとを備えていることを特徴とする移動壁。
  2. 前記検出ロッドの検出端が隣接する壁体の召し合わせ面に対向されていることを特徴とする請求項1に記載の移動壁。
  3. 前記ロックピンには前記ドアの一部と係合してロックピンを前記ロックを解除させる方向に移動させる傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動壁。
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