JP3673865B2

JP3673865B2 - Tap fastening structure

Info

Publication number: JP3673865B2
Application number: JP31421798A
Authority: JP
Inventors: 明関; 康夫酒井
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1998-11-05
Filing date: 1998-11-05
Publication date: 2005-07-20
Anticipated expiration: 2018-11-05
Also published as: JP2000141130A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば袋穴にタッピング加工を行うのに適したタップの締結構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、雌ネジ加工を行うためのタップをコレットチャックで把持する構造として、例えば図５に示すような構造が知られている。
この締結構造は、タップ５１を把持するテーパコレット５２をコレットホルダ５３に装着するにあたり、タップ５１のシャンク部５１ｓを、スリット付きテーパコレット５２の中央孔に挿入し、テーパコレット５２をコレットホルダ５３のテーパ孔５３ｔに差込んだ後、締付ナット５４を回転させてテーパコレット５２をテーパ孔５３ｔ内に圧入することで、スリットを収縮させシャンク部５１ｓを強固に把持するようにしている。
【０００３】
そして、例えば旋盤の主軸のチャックで把持したワークＷを回転させた状態にし、心押し台で保持されるコレットホルダ５３をワークＷに向けて送ることで下穴Ｗｈにタッピング加工するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の締結構造は、例えば下穴Ｗｈが袋穴形状の場合に、タップ５１の先端が下穴Ｗｈの最深部に当接すると、タップ５１に過負荷が加わってタップ５１が折損しやすいという問題があった。
【０００５】
そこで本発明は、特に袋穴をタッピング加工するような際に、タップの先端が袋穴の最深部に当接して負荷が高まってもタップが折損等を起こしにくくすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、タップを保持するテーパコレットをコレットホルダに装着するようにしたタップの締結構造において、タップとテーパコレットの間にタップホルダを配設し、このタップホルダのホルダ孔にタップのシャンク部を挿入した後、ホルダ孔に向けて半径方向に貫通するネジ孔から内側に向けてセットボルトを捩じ込んで、そのセットボルトの先端部に設けられたリン青銅製のピン部を前記タップのシャンク部に圧接せしめて係止するようにした。
【０００７】
このようにタップとテーパコレットの間にタップホルダを設け、タップホルダのホルダ孔でタップを保持するとともに、タップホルダのシャンク部をテーパコレットで把持する。そして、タップの負荷が高まったときには、タップがホルダ孔の中で空転するようにし、折損等を防止する。
この際、タップホルダのホルダ孔に挿入されたタップのシャンク部は、セットボルトの先端のピン部に圧接保持されており、タップが空転するとタップのシャンク部とピン部が擦れ合う状態になるが、セットボルト先端のピン部は耐磨耗性に優れ且つ硬度がシャンク部より低いリン青銅製であるため、シャンク部に損耗等を与えないで耐久性を高めることが出来る。
【０００８】
また請求項２では、タップを保持するスリット付きテーパコレットをコレットホルダに装着するようにしたタップの締結構造において、タップとテーパコレットの間にタップホルダを配設し、このタップホルダのシャンク部に、軸を直径方向に貫いて両端部がシャンク部外面から外部に突出するピン体を圧入するとともに、このタップホルダのシャンク部のピン体を、テーパコレットのスリットに嵌め込んで組み付けるようにした。
【０００９】
このように、タップホルダのシャンク部に設けたピン体を、テーパコレットのスリットに嵌め込んで組付ければ、タップホルダとテーパコレットの円周方向の滑りを防止することが出来、タッピング加工を確実に行うことが出来る。
【００１０】
また請求項３では、タップを保持するスリット付きテーパコレットをコレットホルダに装着するようにしたタップの締結構造において、タップとテーパコレットの間にタップホルダを配設し、このタップホルダのホルダ孔にタップのシャンク部を挿入した後、ホルダ孔に向けて半径方向に貫通するネジ孔から内側に向けてセットボルトを捩じ込んで、そのセットボルトの先端部に設けられたリン青銅製のピン部を前記タップのシャンク部に圧接せしめて係止するとともに、タップホルダのシャンク部に、軸を直径方向に貫いて両端部がシャンク部外面から外部に突出するピン体を圧入し、このタップホルダのシャンク部のピン体を、テーパコレットのスリットに嵌め込んで組み付けるようにした。
【００１１】
このように、請求項１に係る構成と請求項２に係る構成を組合せることで、確実なタッピング加工を行いつつ、過負荷状態ではタップだけを空転させて折損等の防止を図ることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本発明に係るタップの締結構造について添付した図面に基づき説明する。
ここで図１は本発明に係る締結構造の一部を断面にして示す正面図、図２は図１のＡ−Ａ線断面図、図３は図１のＢ−Ｂ線断面図、図４は図３から締付ナットを削除した状態図である。
【００１３】
本発明に係るタップの締結構造は、特に袋穴のタッピング加工のように、タップに過大な負荷が生じやすい加工を行うに適した構造にされており、タップの先端部が袋穴の最深部に当接して負荷が高まったような時は、タップだけが空転して折損等を起こしにくいような構造にされている。
【００１４】
すなわち、本締結構造は、図１に示すように、タップ１とテーパコレット３の間にタップホルダ２を介装し、タップ１に一定以上の負荷がかかるとタップホルダ２内でタップ１だけが空転するようにするとともに、テーパコレット３をコレットホルダ４のテーパ孔４ｔに差込んで締付ナット５で締付固定するようにしている。
【００１５】
そして前記タップホルダ２には、前面側にホルダ孔２ｈが形成されてタップ１のシャンク部１ｓを挿入せしめることができるようにされるとともに、タップホルダ２の中間部には、ホルダ孔２ｈを通して直径方向に貫通するネジ孔ｎが形成され、このネジ孔ｎには、図２にも示すように、対向する２方向から一対のセットボルト６が捩じ込まれている。
そしてこのセットボルト６の先端部には、リン青銅製のピン部６ｐが圧入され、このリン青銅製のピン部６ｐをタップ１のシャンク部１ｓに向けて圧接するようにしている。
【００１６】
一方、タップホルダ２の基端側には、テーパコレット３の中央の嵌合孔に挿入されるシャンク部２ｓが設けられ、このシャンク部２ｓの途中には、図３及び図４にも示すように、軸を直径方向に貫いて両端部が外側に突出する１本のピン体７が圧入されている。そしてこのピン体７は、シャンク部２ｓをテーパコレット３の嵌合孔に挿入する際に、テーパコレット３に形成されるスリットｓに嵌め込まれるようにされている。
【００１７】
すなわち、テーパコレット３は、一端側が大径で他端側が小径の筒型形状にされるとともに、大径側から小径側に向けて所定長さのスリットｓが円周方向等間隔に４箇所に形成され、残部が爪部３ｑとして構成されている。
そして、前記ピン体７は、任意の向きのスリットｓに嵌め込まれている。
【００１８】
このため、テーパコレット３の周囲を内側に向けて締め付けると、爪部３ｑによって、中央に挿入されるタップホルダ２のシャンク部２ｓが締付保持され、またピン体７が隣接する爪部３ｑの間に挟まれて回転方向に対して滑りが生じないようにされる。
【００１９】
以上のようなタップの締結構造の作用等を説明する。
タップ１のシャンク部１ｓをタップホルダ２のホルダ孔２ｈに挿入した後、両方のネジ孔ｎからそれぞれセットボルト６を捩じ込んで、先端のリン青銅製のピン部６ｐをシャンク部２ｓに圧接させて係止する。
【００２０】
次いで、タップホルダ２のシャンク部２ｓをテーパコレット３の嵌合孔に挿入してピン体７をスリットｓに嵌め込み、このテーパコレット３をコレットホルダ４のテーパ孔４ｔに差込むとともに、外側から締付ナット５を捩じ込んでテーパコレット３を圧入することで、タップホルダ２のシャンク部２ｓを強力に把持する。
【００２１】
このようなコレットホルダ４を心押し台で保持する一方、対向位置では不図示の旋盤の主軸のチャックでワークＷを把持し回転させる。そしてタップ１をワークＷの下穴Ｗｈに向けて送ることでタッピング加工する。
【００２２】
タッピング加工の最終段階で、タップ１の先端が下穴Ｗｈの最深部に当接すると、タップ１に過大な負荷が加わると、タップホルダ２のセットボルト６の先端で係止されるタップ１は、リン青銅製のピン部６ｐと擦れ合いながらワークＷと共に連れ回りを始める。そして、タップホルダ２より後方は回転することがない。
このため、従来のようなタップ１の折損を防止することが出来、しかもピン部６ｐの優れた耐磨耗特性により耐久性を高めることが出来る。
【００２３】
また、通常のタッピング加工に際しては、タップホルダ２のシャンク部２ｓがテーパコレット３の爪部３ｑに挟持されて回転方向に滑ることがなく、確実にタッピング加工を行うことが出来る。
【００２４】
尚、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
例えば本発明に係るタップの締結構造を、袋穴以外の穴のタッピング加工に使用することは任意であり、またタップ１のシャンク部１ｓを係止するセットボルト６は、３本または４本等にしても良い。
【００２５】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るタップの締結構造は、タップとテーパコレットの間にタップホルダを配設し、このタップホルダのホルダ孔にタップのシャンク部を挿入した後、このシャンク部をセットボルトのリン青銅製のピン部で係止するようにしたため、タップが過負荷状態になったときに、タップだけを空転させることが出来、折損等を防止することが出来、またピン部の優れた耐磨耗特性により耐久性を高めることが出来る。
【００２６】
また請求項２のように、タップホルダのシャンク部に、軸を直径方向に貫くピン体を圧入するとともに、このピン体を、テーパコレットのスリットに嵌め込んで組み付ければ、タップホルダが回転方向に滑ることがないのでタッピング加工を確実に行うことが出来る。
そして請求項３のように、請求項１の構成と請求項２の構成を組合せれば、一層好適である。
【００１１】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る締結構造の一部を断面にして示す正面図
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図
【図４】図３から締付ナットを取り外した状態図
【図５】従来構造を説明した図
【符号の説明】
１…タップ、２…タップホルダ、２ｈ…ホルダ孔、３…テーパコレット、４…コレットホルダ、６…セットボルト、６ｐ…ピン部、７…ピン体、ｎ…ネジ孔、ｓ…スリット。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tap fastening structure suitable for tapping a bag hole, for example.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, for example, a structure shown in FIG. 5 is known as a structure for holding a tap for female thread processing with a collet chuck.
In this fastening structure, when the taper collet 52 that holds the tap 51 is attached to the collet holder 53, the shank portion 51 s of the tap 51 is inserted into the central hole of the tapered collet 52 with the slit, and the taper collet 52 is inserted into the collet holder 53. After inserting into the taper hole 53t, the tightening nut 54 is rotated to press-fit the taper collet 52 into the taper hole 53t, thereby contracting the slit and firmly holding the shank portion 51s.
[0003]
Then, for example, the workpiece W gripped by the chuck of the main spindle of the lathe is rotated, and the collet holder 53 held by the tailstock is sent toward the workpiece W so as to tapping the prepared hole Wh. .
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional fastening structure, for example, when the pilot hole Wh has a bag hole shape, if the tip of the tap 51 comes into contact with the deepest part of the pilot hole Wh, the tap 51 is overloaded and the tap 51 is easily broken. There was a problem.
[0005]
Therefore, the present invention has an object of making it difficult for the tap to break or the like even when the tip of the tap comes into contact with the deepest part of the bag hole and the load increases, especially when tapping the bag hole.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a tap fastening structure in which a taper collet for holding a tap is attached to the collet holder, and the tap holder is disposed between the tap and the taper collet. After inserting the shank part of the tap into the hole, the set bolt is screwed inward from the screw hole penetrating in the radial direction toward the holder hole, and made of phosphor bronze provided at the tip of the set bolt The pin portion was pressed against the shank portion of the tap and locked.
[0007]
In this way, the tap holder is provided between the tap and the taper collet, the tap is held by the holder hole of the tap holder, and the shank portion of the tap holder is held by the taper collet. When the load on the tap increases, the tap is idled in the holder hole to prevent breakage and the like.
At this time, the shank portion of the tap inserted into the holder hole of the tap holder is held in pressure contact with the pin portion at the tip of the set bolt, and when the tap idles, the tap shank portion and the pin portion rub against each other. Since the pin portion at the tip of the set bolt is made of phosphor bronze having excellent wear resistance and lower hardness than the shank portion, durability can be enhanced without giving wear to the shank portion.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in a tap fastening structure in which a tapered collet with a slit for holding a tap is attached to the collet holder, the tap holder is disposed between the tap and the taper collet, and a shank portion of the tap holder is provided. In addition, a pin body penetrating the shaft in the diametrical direction and projecting from the outer surface of the shank portion to the outside is press-fitted, and the pin body of the shank portion of the tap holder is fitted into the slit of the taper collet and assembled.
[0009]
In this way, if the pin body provided on the shank part of the tap holder is fitted into the slit of the taper collet and assembled, the slippage of the tap holder and the taper collet in the circumferential direction can be prevented, and tapping processing is ensured. Can be done.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in a tap fastening structure in which a tapered collet with a slit for holding a tap is attached to the collet holder, the tap holder is disposed between the tap and the taper collet, and the tap holder has a holder hole. After inserting the shank part of the tap, the set bolt is screwed inward from the screw hole that penetrates in the radial direction toward the holder hole, and the pin part made of phosphor bronze provided at the tip of the set bolt Is pressed into the shank portion of the tap and locked, and a pin body is inserted into the shank portion of the tap holder so that both ends protrude outward from the outer surface of the shank portion. The pin body of the shank part was fitted into the slit of the taper collet and assembled.
[0011]
As described above, by combining the configuration according to claim 1 and the configuration according to claim 2, it is possible to prevent breakage or the like by idling only the tap in an overload state while performing reliable tapping processing. .
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A tap fastening structure according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
1 is a front view showing a part of the fastening structure according to the present invention in section, FIG. 2 is a sectional view taken along line AA in FIG. 1, FIG. 3 is a sectional view taken along line BB in FIG. FIG. 4 is a state diagram in which a tightening nut is removed from FIG. 3.
[0013]
The tap fastening structure according to the present invention is a structure suitable for performing a process that is likely to generate an excessive load on the tap, such as a tapping process of the bag hole, and the tip of the tap is the deepest part of the bag hole. When the load increases due to contact with the, the structure is such that only the tap slips and is not easily broken.
[0014]
That is, in this fastening structure, as shown in FIG. 1, a tap holder 2 is interposed between the tap 1 and the taper collet 3, and when a certain load is applied to the tap 1, only the tap 1 is placed in the tap holder 2. While idling, the taper collet 3 is inserted into the taper hole 4 t of the collet holder 4 and is fastened and fixed by the tightening nut 5.
[0015]
The tap holder 2 is formed with a holder hole 2h on the front side so that the shank portion 1s of the tap 1 can be inserted. A screw hole n penetrating in the direction is formed, and a pair of set bolts 6 are screwed into the screw hole n from two opposite directions as shown in FIG.
Then, a phosphor bronze pin portion 6p is press-fitted into the tip end portion of the set bolt 6, and the phosphor bronze pin portion 6p is pressed against the shank portion 1s of the tap 1.
[0016]
On the other hand, on the base end side of the tap holder 2, a shank portion 2s to be inserted into the center fitting hole of the taper collet 3 is provided, and in the middle of the shank portion 2s, as shown in FIGS. In addition, a single pin body 7 is press-fitted through the shaft in the diametrical direction and projecting outward at both ends. The pin body 7 is fitted into a slit s formed in the taper collet 3 when the shank portion 2 s is inserted into the fitting hole of the taper collet 3.
[0017]
That is, the taper collet 3 has a cylindrical shape with one end having a large diameter and the other end having a small diameter, and slits s having a predetermined length from the large diameter side to the small diameter side are arranged at four equal intervals in the circumferential direction. The remaining portion is formed as a claw portion 3q.
And the said pin body 7 is engage | inserted by the slit s of arbitrary directions.
[0018]
Therefore, when the periphery of the taper collet 3 is tightened inward, the shank portion 2q of the tap holder 2 inserted in the center is clamped and held by the claw portion 3q, and the pin body 7 of the adjacent claw portion 3q It is sandwiched between them so that no slip occurs in the rotational direction.
[0019]
The operation of the tap fastening structure as described above will be described.
After inserting the shank portion 1s of the tap 1 into the holder hole 2h of the tap holder 2, the set bolts 6 are respectively screwed through the screw holes n, and the pin portion 6p made of phosphor bronze at the tip is pressed against the shank portion 2s. To lock.
[0020]
Next, the shank portion 2s of the tap holder 2 is inserted into the fitting hole of the taper collet 3, the pin body 7 is fitted into the slit s, the taper collet 3 is inserted into the taper hole 4t of the collet holder 4, and tightened from the outside. By screwing the attached nut 5 and press-fitting the tapered collet 3, the shank portion 2s of the tap holder 2 is strongly gripped.
[0021]
While the collet holder 4 is held by a tailstock, the workpiece W is gripped and rotated by a chuck of a main spindle (not shown) at a facing position. Then, tapping is performed by sending the tap 1 toward the prepared hole Wh of the workpiece W.
[0022]
In the final stage of tapping, when the tip of the tap 1 comes into contact with the deepest portion of the pilot hole Wh, when an excessive load is applied to the tap 1, the tap 1 locked by the tip of the set bolt 6 of the tap holder 2 is Then, it begins to rotate with the workpiece W while rubbing against the pin part 6p made of phosphor bronze. Then, the rear side of the tap holder 2 does not rotate.
For this reason, breakage of the tap 1 as in the prior art can be prevented, and durability can be enhanced by the excellent wear resistance of the pin portion 6p.
[0023]
Further, in the normal tapping process, the shank part 2s of the tap holder 2 is sandwiched between the claw parts 3q of the taper collet 3 and does not slide in the rotation direction, so that the tapping process can be performed reliably.
[0024]
The present invention is not limited to the above embodiment. What has substantially the same configuration as the matters described in the claims of the present invention and exhibits the same operational effects belongs to the technical scope of the present invention.
For example, it is optional to use the tap fastening structure according to the present invention for tapping a hole other than a bag hole, and the set bolts 6 for locking the shank portion 1s of the tap 1 are three or four. Anyway.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, in the tap fastening structure according to the present invention, the tap holder is disposed between the tap and the taper collet, the shank portion of the tap is inserted into the holder hole of the tap holder, and then the shank portion is set to the set bolt. Since it is locked with the phosphor bronze pin part, when the tap is overloaded, only the tap can be idled, breakage etc. can be prevented, and the pin part has excellent Durability can be increased by wear resistance.
[0026]
Further, as in claim 2, when a pin body that diametrically penetrates the shaft is press-fitted into the shank portion of the tap holder, and the pin body is fitted into the slit of the taper collet and assembled, the tap holder is rotated in the rotational direction. Therefore, tapping can be performed reliably.
As in claim 3, it is more preferable to combine the structure of claim 1 and the structure of claim 2.
[0011]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a part of a fastening structure according to the present invention in cross section. FIG. 2 is a sectional view taken along line AA in FIG. 1. FIG. 3 is a sectional view taken along line BB in FIG. Fig. 3 is a state diagram with the tightening nut removed. Fig. 5 is a diagram explaining the conventional structure.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Tap, 2 ... Tap holder, 2h ... Holder hole, 3 ... Taper collet, 4 ... Collet holder, 6 ... Set bolt, 6p ... Pin part, 7 ... Pin body, n ... Screw hole, s ... Slit.

Claims

タップを保持するテーパコレットをコレットホルダに装着するようにしたタップの締結構造であって、前記タップとテーパコレットの間にタップホルダを配設し、このタップホルダのホルダ孔にタップのシャンク部を挿入した後、ホルダ孔に向けて半径方向に貫通するネジ孔から内側に向けてセットボルトを捩じ込んで、そのセットボルトの先端部に設けられたリン青銅製のピン部を前記タップのシャンク部に圧接せしめて係止するようにしたことを特徴とするタップの締結構造。A tap fastening structure in which a taper collet for holding a tap is attached to a collet holder. A tap holder is disposed between the tap and the taper collet, and a tap shank portion is provided in a holder hole of the tap holder. After the insertion, a set bolt is screwed inward from a screw hole that penetrates in the radial direction toward the holder hole, and a phosphor bronze pin portion provided at the tip of the set bolt is inserted into the shank of the tap. A tap fastening structure characterized in that it is brought into pressure contact with and locked to a portion.

タップを保持するスリット付きテーパコレットをコレットホルダに装着するようにしたタップの締結構造であって、前記タップとテーパコレットの間にタップホルダを配設し、このタップホルダのシャンク部に、軸を直径方向に貫いて両端部がシャンク部外面から外部に突出するピン体を圧入するとともに、このタップホルダのシャンク部のピン体を、前記テーパコレットのスリットに嵌め込んで組み付けるようにしたことを特徴とするタップの締結構造。 A tap fastening structure in which a tapered collet with a slit for holding a tap is attached to a collet holder. A tap holder is disposed between the tap and the taper collet, and a shaft is attached to a shank portion of the tap holder. The pin body is penetrated in the diameter direction and both ends protrude from the outer surface of the shank part to the outside, and the pin body of the shank part of the tap holder is fitted into the slit of the taper collet and assembled. The tap fastening structure.

タップを保持するスリット付きテーパコレットをコレットホルダに装着するようにしたタップの締結構造であって、前記タップとテーパコレットの間にタップホルダを配設し、このタップホルダのホルダ孔にタップのシャンク部を挿入した後、ホルダ孔に向けて半径方向に貫通するネジ孔から内側に向けてセットボルトを捩じ込んで、そのセットボルトの先端部に設けられたリン青銅製のピン部を前記タップのシャンク部に圧接せしめて係止するとともに、前記タップホルダのシャンク部に、軸を直径方向に貫いて両端部がシャンク部外面から外部に突出するピン体を圧入し、このタップホルダのシャンク部のピン体を、前記テーパコレットのスリットに嵌め込んで組み付けるようにしたことを特徴とするタップの締結構造。A tap fastening structure in which a tapered collet with a slit for holding a tap is attached to a collet holder, wherein the tap holder is disposed between the tap and the taper collet, and the tap shank is inserted into the holder hole of the tap holder. After inserting the portion, the set bolt is screwed inwardly from the screw hole that penetrates in the radial direction toward the holder hole, and the phosphor bronze pin portion provided at the tip of the set bolt is tapped. The pin holder is press-fitted into the shank portion of the tap holder, and a pin body is inserted into the shank portion of the tap holder so that both ends protrude outward from the outer surface of the shank portion. A fastening structure of a tap, wherein the pin body is fitted into the slit of the taper collet and assembled.