JP3670038B2 - 椅子用吊持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、主に、肘掛け付きの椅子において使用され、必要に応じて手荷物等を掛けることが可能な椅子用吊持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、椅子に吊持装置を設け、必要に応じて手荷物等を掛けることができるものでは、以下、座席の下面に吊持装置を設けられたものとして実開昭57−42659号公報、また、背凭れの側面に吊持装置を設けられたものとして実開昭59−39244、及び実公平2−32114号公報、さらに、背凭れの背面に吊持装置を設けられたものとして実開昭63−50249、及び実公昭56−9397号公報等の考案が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの考案で、座席の下面に吊持装置を設けたものでは、吊持装置が見付けにくかったり、手荷物が床面に触れて汚れたりし、また、背凭れに吊持装置を設けらものでは、ホール等で椅子を並べた時に、前の列の背凭れに掛けた手荷物が後の席に座った人の邪魔になったり、座席間の移動の邪魔になったり、手荷物の掛け外しの際には椅子から立ち上がる必要があった。また、肘掛け付きの椅子であって、肘掛けが片持ちのものは、肘掛けに手荷物を掛けることが可能なものもあるが、椅子の使用者が肘掛けを使う邪魔になったり、肘掛けから手荷物が脱落してしまうといった問題があった。
【0004】
本発明は、このような従来の欠点を解消し、吊持装置が見付け易い位置に配され、吊持装置に掛けた手荷物が邪魔にならず、手荷物を掛けない時には、通常の肘掛けの外観が維持できるよう、必要に応じて手荷物等を掛けることが可能な椅子用吊持装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述のような問題を解決するために、本発明の椅子用吊持装置は、座席の側部に立設させた肘掛けの肘置材の下面側に吊持部を設け、この吊持部は、前記肘置材の前後方向中間部から回動または摺動により肘掛けの外方へ突出でき、不使用時に肘掛け内に収納されるとともに、収納時に吊持部の外表面が肘掛けの外表面と面一となることを特徴としている。
【0006】
本発明の椅子用吊持装置は、肘置材の下面側に、吊持部とほぼ同形の凹段部を設け、不使用時にこの凹段部内に吊持部を収納することもできる。
【0009】
本発明の椅子用吊持装置は、吊持部には、吊持部を肘掛け外方に突出させた時、上方に起立する脱落防止部が形成することができる。
【0010】
【作用】
吊持部を使用しない時には、吊持部は座席の側面に立設された肘掛けの外周面とほぼ面一に収納されるため、椅子の使用時や移動時に、使用者や作業者が吊持部に引っ掛かり怪我をしたり、吊持部自体が破損することが無く、また肘掛けの外観が損われることが無い。また、手荷物等を吊持部に掛けたい時には、吊持部を回動または摺動させて、肘掛けより外方へ吊持部を突出させることにより、吊持部へ手荷物等を掛けることができる(請求項1)。
【0011】
肘掛けの一部に形成された吊持部とほぼ同形の凹段部に吊持部が納まることにより、ガタツキ等がなく、安定した収納が可能となる(請求項2)。
【0013】
吊持部を肘掛けの外方へ突出させた時に、吊持部の上面外方に荷物の脱落防止部が形成されることにより、吊持部からの手荷物等の脱落を防止することができる(請求項)。
【0014】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図2、図3には、図1で示されるような肘掛け付きの椅子1に好適な吊持装置が示されており、肘掛け2のパイプ材3に固定された肘置材4に吊持部8が支軸6により枢着形成されているものである。
【0015】
肘置材4の肘置面4’には凹段部5が形成されており、この凹段部5の形状は図3に示されるように、吊持部8とほぼ同形、すなわち吊持部8の不使用時、この吊持部8が凹段部5に収納され、この収納時に、吊持部裏面9が肘置材4の肘置面4’と面一となるように構成されている。
【0016】
さらに、開放され使用可能な状態の吊持部8には、鈎状の脱落防止部7が起立するように形成され、カバンや帽子等を脱落させないように機能する。この脱落防止部7も不使用時、図3のように凹段部5に収納され、本来の肘置材4の形状の一部をなす。すなわち、吊持装置を使用しない時には、肘掛けから突起物が一切出ない通常の肘掛けの外観の状態になる。
【0017】
この吊持部8は支軸6で凹段部5に枢着されているが、開放時には図3の一点鎖線で示されるように、吊持部裏面9の一部が肘置材4の凹段部5の一部に係止して停止され、また支軸6とこの係止機能とにより吊持部8に掛かる荷重が支えられることになる。
【0018】
図4、図5には、第2実施例が示され、支持アーム10で支持された肘掛け2の下面側の支持材11に吊持部8を枢着形成したものである。
【0019】
これは、支持材11の下面に凹段部5が形成されており、この凹段部の形状は吊持部8とほぼ同形、すなわち不使用時、この吊持部8が凹段部5に収納され、収納時に吊持部裏面9が支持材11の下面と面一になるように形成されている。また、この実施例の場合も、図5に実線で示されるように鈎状の脱落防止部が凹段部5に収納され、肘掛けから突起物が出ない状態になる。
【0020】
図6、図7には第3実施例が示され、これは樹脂材で一体成型によって形成された肘掛け2に適した吊持装置である。
【0021】
肘掛け2の起立部内周側には、凹段部5が形成され、この凹段部5は脱落防止部7を含む吊持部8の形状とほぼ同形をなし、支軸6を軸とする水平回動により吊持部8を突出、さらには凹段部5内に収納できるようになっている。
【0022】
図8は第4実施例であり、図4または図6に示されるような肘掛け2に適した吊持装置である。
【0023】
肘掛け2の下面側には凹段部5が形成され、この凹段部5は脱落防止部7を含む吊持部8の形状とほぼ同形をなし、この凹段部5内を吊持部8が摺動自在に内装され、突出、さらには凹段部5内に収納できるようになっている。
【0024】
14は吊持部8引出し用の把手であり、吊持部8の摺動方向に形成された長孔13には、下方から抜け止めピン12が貫通し、肘掛け2に螺着されている。この抜け止めピン12と長孔13とにより、この吊持部8は移動が規制され、吊持部8が抜け落ちることがない。
【0025】
図9には第5実施例が示されており、吊持部8と肘掛け2との間に付勢手段としてのスプリング15が介装され、吊持部8に対する荷重が解除された際に自動的に吊持部8が凹段部5内に収納されるようになっている。
【0026】
この付勢手段は、前述のどの吊持装置にも適用できるものであり、吊持部8のみを復帰させるだけの極く弱いスプリングで充分である。
【0027】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、次の効果を奏する。
【0029】
(a)吊持部を使用しない時には、吊持部は座席の側面に立設された肘掛けの外周面とほぼ面一に収納されるため、椅子の使用時や移動時に、使用者や作業者が吊持部に引っ掛かり怪我をしたり、吊持部自体が破損することが無く、また肘掛けの外観が損われることが無い。また、手荷物等を吊持部に掛けたい時には、吊持部を回動または摺動させて、肘掛けより外方へ吊持部を突出させることにより、吊持部へ手荷物等を掛けることができる(請求項1)。
【0030】
(b)肘掛けの一部に形成された吊持部とほぼ同形の凹段部に吊持部が納まることにより、ガタツキ等がなく、安定した収納が可能となる(請求項)。
【0032】
(c)吊持部を肘掛けの外方へ突出させた時に、吊持部の上面外方に荷物の脱落防止部が形成されることにより、吊持部からの手荷物等の脱落を防止することができる(請求項)。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の適用された椅子の斜視図である。
【図2】図1の部分拡大斜視図である。
【図3】図1の吊持部の断面図である。
【図4】第2実施例の部分斜視図である。
【図5】図4の部分底面図である。
【図6】図4実施例の適用された椅子の斜視図である。
【図7】図6の部分拡大斜視図である。
【図8】第5実施例の部分斜視図である。
【図9】第6実施例の吊持部の断面図である。
【符号の説明】
1 椅子 2 肘掛け
3 パイプ材 4 肘置材
4’ 肘置面 5 凹段部
6 支軸 7 脱落防止部
8 吊持部 9 吊持部裏面
10 支持アーム 11 支持材
12 抜け止めピン 13 長孔
14 把手 15 スプリング

Claims (3)

  1. 座席の側部に立設させた肘掛けの肘置材の下面側に吊持部を設け、この吊持部は、前記肘置材の前後方向中間部から回動または摺動により肘掛けの外方へ突出でき、不使用時に肘掛け内に収納されるとともに、収納時に吊持部の外表面が肘掛けの外表面と面一となることを特徴とする椅子用吊持装置。
  2. 肘置材の下面側に、吊持部とほぼ同形の凹段部を設け、不使用時にこの凹段部内に吊持部を収納した請求項1に記載の椅子用吊持装置。
  3. 吊持部には、吊持部を肘掛け外方に突出させた時、上方に起立する脱落防止部が形成されている請求項1または2に記載の椅子用吊持装置。
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