JP3668314B2 - 油圧式パルスレンチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、所定以上の負荷がかかるとモーターが自動的に停止する油圧式パルスレンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、このような油圧式パルスレンチとしては、実開平3−40076号公報に記載されたものがある。
【0003】
この油圧式パルスレンチは、モーターにより回転駆動される中空のライナ内に、アンビルを回転可能に挿入して、ライナ内に高圧側と低圧側の油室を形成し、これら油室のそれぞれに導油ポートを介して連通するバルブシリンダを、上記ライナに設け、このバルブシリンダ内に、導油ポートの開口量をスライドにより調整するバルブスプールを、スライド自在に設け、上記ライナに、バルブシリンダ内の油圧を検出する検圧ポートを設け、この検圧ポートに、油圧によって動作するモーター停止機構を接続して構成されている。
【0004】
そして、この油圧式パルスレンチは、ねじを締め付ける際に、アンビルに取り付けたレンチソケットを介して受けるねじからの負荷により、アンビルがライナに対して相対的に回転すると、高圧側の油室から低圧側の油室へ導油ポートとバルブシリンダを介して高圧化した作動油が間欠的に流れることによって、アンビルにパルス状のトルクがかかるようになっている。
【0005】
ねじが完全に締め付けられてねじからアンビルに所定以上の負荷がかかると、バルブシリンダ内の圧力が上昇し、この上昇した油圧によって検圧ポートを介してモーター停止機構が動作するようになっており、ねじが必要以上に締め付けられるのを防止すると共に、アンビル、ライナやモーターに余分なストレスがかからないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この構成の油圧式パルスレンチでねじを緩める場合には、モーターを逆転させるのであるが、緩めるべきねじが錆びついたりしていると、このねじを緩めるためには、締め付けたトルク以上の出力トルクが必要となる。ところが、この油圧式パルスレンチは、その構造上、ライナ内の高圧側と低圧側の油室を連通するバルブシリンダに開口する導油ポートの開口量を調整するバルブスプールの位置が、正転時および逆転時とも同一である。このためバルブシリンダに開口する導油ポートの開口量が正転時および逆転時とも同一であることにより、正転時も逆転時も同じ出力トルクを発生する。このことにより、錆び付いたりして、締め付けトルク以上の緩めトルクを必要とするねじを緩めることができないという問題がある。
【0007】
そこでこの発明は、モータの逆転時に正転時より大きなトルク(最大トルク)をアンビルに付与することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、モーターにより回転駆動される中空のライナ23内に、アンビル24を回転可能に挿入して、ライナ23内に、アンビル24に対するライナ23の正転方向への相対回転時に高圧側とされる第1の油室32および低圧側とされる第2の油室33を設け、これら第1の油室32および第2の油室33のそれぞれに導油ポート35、36を介して連通するバルブシリンダ34を上記ライナ23に設け、このバルブシリンダ34内に、導油ポート35、36の開口量を調整するバルブスプール40をスライド自在に設け、上記ライナ23に、バルブシリンダ34内の油圧を検出する検圧ポート45を設け、この検圧ポート45の圧力が所定値以上に高くなったときモーター停止機構を動作させてモーター4を停止させるようにした油圧式パルスレンチにおいて、前記第1の油室32に連通する導油ポート35のバルブシリンダ34側の開口と第2の油室33に連通する導油ポート36のバルブシリンダ34側の開口をバルブスプール40のスライド方向に位置をずらすと共に前記検圧ポート45のバルブシリンダ34側の開口を導油ポート36の開口とほぼ同位置で、かつ周方向にずれた位置とし、前記ライナ23には、第1の油室32の油圧をバルブシリンダ34内に導いて第1の油室32に連通する導油ポート35の開口量を調整できる位置までバルブスプール40を移動させる第1の導圧ポート43と、第2の油室33の油圧をバルブシリンダ34内に導いて第1の油室32および第2の油室33に連通するそれぞれの導油ポート35、36の開口および検圧ポート45の開口を閉じる位置までバルブスプール40を移動させる第2の導圧ポート42とを設けた構成を採用したのである。
【0009】
この発明に係る油圧式パルスレンチにおいては、モーターの逆転時には、第2の油室33に連通する導圧ポート42からの油圧により導油ポート35、36がバルブスプール40によって全閉されるようになるので、導油ポート36を介しての高圧側の油室33からの低圧側の油室32への作動油の流れが遮断されて、アンビル24に最大トルクがかかるようになる。また、このときには、検圧ポート45も同時に全閉されるので、モーター停止機構が作動しない。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明に係る油圧式パルスレンチの実施の一形態を、添付図面に基づいて説明する。
【0011】
図1に示される油圧式パルスレンチ1は、外部からのエアがインレット6を介して供給されるシャットオフバルブユニット2と、このシャットオフバルブユニット2からのエアを受けるオペレイトバルブユニット3と、このオペレイトバルブユニット3からのエアにより駆動されるモーター4と、このモーター4の回転によりレンチソケット52に間欠的なトルクを与えるパルスユニット5とを、ボディケース7に収容している。
【0012】
シャットオフバルブユニット2は、インレット6からのエアが下から上へ通過するシャットオフバルブシリンダ8と、このシャットオフバルブシリンダ8内に設けられて上端が閉塞されたパイロットシリンダ室9と、このパイロットシリンダ室9内に上下にスライド自在に嵌め入れられて上方へスライドした状態でシャットオフバルブシリンダ8のエアの通過を遮断するシャットオフバルブスプール10と、このシャットオフバルブスプール10を常時下方へスライドするよう付勢するスプリング11とからなる。
【0013】
オペレイトバルブユニット3は、シャットオフバルブシリンダ8からのエアをモーター4に供給する際のスイッチとなる操作ボタン12と、エアの供給ポートを切り替えてモーター4の回転方向を設定する切替レバー13とを備えている。
【0014】
モーター4は、出力軸であるローター14に、その軸心方向に沿う前後方向のパイロットバルブ室15が設けられており、このパイロットバルブ室15は、スプリング16により前方に付勢されたパイロットバルブ17により閉鎖されている。
【0015】
パイロットバルブ室15は、連通管18と、シャットオフバルブシリンダ8に穿設された連通口19とを介して、上記パイロットシリンダ室9内に連通している。パイロットバルブ室15とパイロットシリンダ室9内は、シャットオフバルブスプール10に形成されたオリフィス20を通して導入されたエアにより高圧となっており、この高圧力とスプリング11の付勢力によって、シャットオフバルブスプール10は、通常下方にスライドした状態で保持されて、シャットオフバルブシリンダ8を開放しているので、インレット6からのエアは、オペレイトバルブユニット3へ供給されることとなる。
【0016】
パルスユニット5は、上記ローター14の前端に連結されたライナキャップ21と、このライナキャップ21及びボトムライナキャップ22に前後端が固定されたライナ23と、このライナ23内に挿入されて上記ライナキャップ21及びボトムライナキャップ22に回動自在に支持されたアンビル24とからなり、ライナケース25に収容されて、ロックナット26で固定されている。
【0017】
ライナ23は、図2乃至図4に示すように、楕円形の内径を有し、この内径面には、上記アンビル24に形成された溝27に取り付けられてスプリング28により外方へ付勢されたブレード29が、圧接している。
【0018】
ライナ23の内径面とアンビル24の外周面には、複数の突起30、31が設けられており、これら突起30、31と上記ブレード29によって、ライナ23内に複数の油室32、33が形成されている。また、これらの油室32、33は、アンビル24がライナ23に対して回転した際に、ライナ23の内径面の突起30がアンビル24の外周面の突起31とブレード29に接するようになっているので、ライナ23の室は、高圧側と低圧側とに分けられている。すなわち、モーター4の正転時(ねじ締付け時)において、図2の矢印で示す方向に回転するライナ23がアンビル24に対して矢印方向に相対回転すると、油室32が高圧側となり、油室33が低圧側となる。また、モータ4の逆転時(ねじの弛め時)においては、図2の矢印と反対方向に回転するライナ23がアンビル24に対して矢印で示す方向の逆方向に相対回転すると、油室33が高圧側となり、油室32が低圧側となる。
【0019】
ライナ23の外周壁には、図5及び図6に示すように、両端閉塞のバルブシリンダ34が設けられており、このバルブシリンダ34は、その内周面で開口する導油ポート35、36を介して、油室32、33に連通している。ここで、油室32に連通する導油ポート35のバルブシリンダ34側の開口と油室33に連通する導油ポート36のバルブシリンダ34側の開口は後述するバルブスプール40のスライド方向に位置がずれている。
【0020】
バルブシリンダ34内には、ピストンロッド37と、このピストンロッド37に固定されて導油ポート35、36の開口量をスライドにより調節する第1ピストン38と、この第1ピストン38から後方に間隔をあけてピストンロッド37に固定された第2ピストン39とからなるバルブスプール40が、スライド自在に設けられている。
【0021】
また、バルブシリンダ34の前端部には、後方への突出量を調整することによって、バルブスプール40のストローク量を規定するリリーフスクリュー41が取り付けられている。
【0022】
さらに、バルブシリンダ34は、モーター4の正転時、即ち図2乃至図4におけるライナ23の右回転(図2の矢印で示す方向の回転)時に低圧側となる油室33と導圧ポート42を介して連通していると共に、高圧側となる油室32と導圧ポート43を介して連通しており、これら導圧ポート42、43は、バルブシリンダ34内の第1ピストン38より前方部分と、第2ピストン39より後方部分でそれぞれ開口している。
【0023】
ライナ23の外周壁には、図5及び図6に示すように、チェックバルブシリンダ44が設けられており、このチェックバルブシリンダ44は、その前端部から前方へ向かう検圧ポート45を介してバルブシリンダ34と連通している。また、チェックバルブシリンダ44内には、チェックバルブ46が嵌め入れられており、このチェックバルブ46は、スプリング47により前方へ付勢されて、チェックバルブシリンダ44と検圧ポート45との連通を遮断している。
【0024】
図5乃至図7に示すように、ライナキャップ21には、ローター14の軸心の延長線上に位置する圧力検出シリンダ48が設けられており、この圧力検出シリンダ48は、連絡ポート49を介してチェックバルブシリンダ44に連通している。
【0025】
圧力検出シリンダ48内には、圧力検出ピストン50がスライド自在に嵌め込まれており、この圧力検出ピストン50は、連結ロッド51を介して上記スプリング16で付勢されたパイロットバルブ17により前方へ付勢されている。
【0026】
この油圧式パルスレンチ1の操作方法を以下に示す。
【0027】
まず、モーター4が正転、即ちねじを締め付ける方向へ回転するように、切替レバー13を設定し、アンビル24の先端部のレンチソケット52をねじに嵌め込んで、操作ボタン12を押してエアによりモーター4を回転させると、回転するローター14によりライナキャップ21とライナ23が図2の矢印で示す方向に回転駆動されることとなる。
【0028】
ねじからの負荷が少ないときは、アンビル24は、ライナ23と一体に回転するが、ねじがある程度締め付けられて負荷が増えると、アンビル24の回転数が減り、ライナ23に対して相対的に回転するようになる。この相対回転の速度は、ねじが完全に締め付けられてアンビル24が停止したときに最大となる。
【0029】
ライナ23とアンビル24が相対回転するようになると、油室32が高圧側となり、一方、油室33が低圧側となって高圧側の油室32から低圧側の油室33へ、導油ポート35、36を介して間欠的に作動油が流れ、パルス状のトルクがアンビル24に作用することとなる。このとき、バルブシリンダ34内のバルブスプール40は、高圧側の油室32から導圧ポート43を介してかかる油圧により、リリーフスクリュー41に当接するまで前方へスライドする。したがって、リリーフスクリュー41の突出量を調整することにより、バルブスプール40の第1ピストン38の位置を調整して導油ポート35の開口量を調節する。これにより、油室32、33間に流れる作動油に抵抗を与えて、アンビル24にかかる締付けトルクの大きさを調節することができる。
【0030】
ねじの締め付けが完了し、ライナ23とアンビル24の相対回転速度が高くなると、作動油の流量が多くなる。このとき、バルブシリンダ34内を流れる作動油は、低圧側の油室33への導油ポート35の開口部によって絞られているので、バルブシリンダ34内の圧力が上昇する。この圧力は、通過する作動油の流量の関数となり、流量が多い程高く、流量は、ライナ23とアンビル24の相対回転速度が高い程多くなる。そして、バルブシリンダ34内の圧力が所定以上に上昇すると、この上昇した油圧が検圧ポート45を介してチェックバルブ46をスプリング47に抗して後方に押圧してチェックバルブシリンダ44を開く。
【0031】
チェックバルブシリンダ44が開かれると、バルブシリンダ34内の油圧が、連絡ポート49を介して圧力検出シリンダ48に伝達されて、圧力検出ピストン50が後方へ押圧される。圧力検出ピストン50が、後方へスライドすると、連結ロッド51を介してパイロットバルブ17がスプリング16に抗して後方へスライドして、パイロットバルブ室15が開放される。
【0032】
パイロットバルブ室15が開放されると、パイロットバルブ室15内のエアが連結ロッド51の外周に沿って形成された間隙を通り、ライナキャップ21に設けられた排出ポート53を介して外部へ排出されるため、パイロットバルブ室15及び連通管18を介してパイロットシリンダ室9内の圧力が低下して、スプリング11に抗してシャットオフバルブスプール10が上方へスライドしインレット6からのエアを遮断するので、モーター4が停止することとなる。モーター4の停止後に、操作ボタン12を放して、モーター4へのエアの供給を止めるようにする。
【0033】
操作ボタン12を放すと、インレット6からのエアは、シャットオフバルブシリンダ8に設けられたオリフィス54を介してエアポート55内に充填されると共に、シャットオフバルブスプール10のオリフィス20を介して、パイロットシリンダ室9からパイロットバルブ室15内に導入されて圧力を上昇させる。このため、シャットオフバルブスプール10は、スプリング11によって下方にスライドし、シャットオフバルブシリンダ8を開放する。そして、次の起動に備えることとなる。
【0034】
また、ねじを緩めるときには、モーター4が逆転するように切替レバー13を設定して、このパルスレンチ1を起動させればよい。
【0035】
このとき、油室32、33は、モーター4の正転時に対して高圧側と低圧側とが逆転し、油室32が低圧側、油室33が高圧側となる。そして、高圧側の油室33から導圧ポート42を介してかかる油圧により、バルブシリンダ34内のバルブスプール40が後方へスライドし、バルブスプール40の第1ピストン38により、導油ポート35、36と検圧ポート45の開口が全閉される。
【0036】
すなわち、導油ポート35、36を通じて行われる作動油の流れが完全に遮断されるので、アンビル24には最大のトルクがかかることになる。
【0037】
また、検圧ポート45を介してのチェックバルブシリンダ44への油圧の伝達が完全に遮断されることより、チェックバルブ46は、閉鎖状態が保たれるので、圧力検出ピストン50は、スライドすることがない。従って、モーター4がねじからの負荷により停止してしまう、ということがない。
【0038】
このように、ねじを緩める際には、油圧式パルスレンチとして考えられる最大のトルクがねじにかかるようになるので、ねじが錆びついたりしていて大きなトルクが必要な場合に、非常に都合がよい。
【0039】
このとき、高圧側の油室33から低圧側の油室32への作動油の流れが完全に遮断されるとパレスレンチ1は作動しないが、実際にはライナ23の内周面及びアンビル24の外周面の突起30、31やブレード29とライナ23内周面のすき間などからわずかなモレがあり、パレスレンチ1の作動が確保されることとなる。
【0040】
【効果】
この発明に係る油圧式パルスレンチは、以上のように構成されていることより、モーターの逆転時には導圧ポートからの油圧により導油ポートが全閉されるようになり、導油ポートを介しての高圧側から低圧側への作動油の流れが遮断されて、アンビルに最大トルクがかかるので、ねじが錆びついていた場合でも緩めることができる。このとき、検圧ポートも同時に全閉されて、モーター停止機構が作動しないので、ねじからの負荷の大小に拘わらずモーターが停止せず、油圧式パルスレンチとして最大のトルクでねじを緩めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この油圧式パルスレンチの実施の形態を示す断面図
【図2】ライナー内の油室を示す図1のA−A断面図
【図3】ライナー内の油室を示す図1のB−B断面図
【図4】ライナー内の油室を示す図1のC−C断面図
【図5】図1のパルスレンチの締付時の状態を示す要部断面図
【図6】図1のパルスレンチの締め時の状態を示す要部断面図
【図7】チェックバルブシリンダの周辺を示す断面図
【符号の説明】
1 油圧式パルスレンチ
2 シャットオフバルブユニット
3 オペレイトバルブユニット
4 モーター
5 パルスユニット
6 インレット
7 ボディケース
8 シャットオフバルブシリンダ
9 パイロットシリンダ室
10 シャットオフバルブスプール
11、16、28、47 スプリング
12 操作ボタン
13 切替レバー
14 ローター
15 パイロットバルブ室
17 パイロットバルブ
18 連通管
19 連通口
20、54 オリフィス
21 ライナキャップ
22 ボトムライナキャップ
23 ライナ
24 アンビル
25 ライナケース
26 ロックナット
27 溝
29 ブレード
30、31 突起
32、33 油室
34 バルブシリンダ
35、36 導油ポート
37 ピストンロッド
38 第1ピストン
39 第2ピストン
40 バルブスプール
41 リリーフスクリュー
42、43 導圧ポート
44 チェックバルブシリンダ
45 検圧ポート
46 チェックバルブ
48 圧力検出シリンダ
49 連絡ポート
50 圧力検出ピストン
51 連結ロッド
52 レンチソケット
53 排出ポート
55 エアポート

Claims (1)

  1. モーター4により回転駆動される中空のライナ23内に、アンビル24を回転可能に挿入して、ライナ23内に、アンビル24に対するライナ23の正転方向への相対回転時に高圧側とされる第1の油室32および低圧側とされる第2の油室33を設け、これら第1の油室32および第2の油室33のそれぞれに導油ポート35、36を介して連通するバルブシリンダ34を上記ライナ23に設け、このバルブシリンダ34内に、導油ポート35、36の開口量を調整するバルブスプール40をスライド自在に設け、上記ライナ23に、バルブシリンダ34内の油圧を検出する検圧ポート45を設け、この検圧ポート45の圧力が所定値以上に高くなったときモーター停止機構を動作させてモーター4を停止させるようにした油圧式パルスレンチにおいて、前記第1の油室32に連通する導油ポート35のバルブシリンダ34側の開口と第2の油室33に連通する導油ポート36のバルブシリンダ34側の開口をバルブスプール40のスライド方向に位置をずらすと共に前記検圧ポート45のバルブシリンダ34側の開口を導油ポート36の開口とほぼ同位置で、かつ周方向にずれた位置とし、前記ライナ23には、第1の油室32の油圧をバルブシリンダ34内に導いて第1の油室32に連通する導油ポート35の開口量を調整できる位置までバルブスプール40を移動させる第1の導圧ポート43と、第2の油室33の油圧をバルブシリンダ34内に導いて第1の油室32および第2の油室33に連通するそれぞれの導油ポート35、36の開口および検圧ポート45の開口を閉じる位置までバルブスプール40を移動させる第2の導圧ポート42とを設けたことを特徴とする油圧式パルスレンチ。
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