JP3668183B2

JP3668183B2 - Image forming apparatus

Info

Publication number: JP3668183B2
Application number: JP2001361833A
Authority: JP
Inventors: 基之福田; 邦樹吉倉
Original assignee: Kyocera Mita Corp
Current assignee: Kyocera Document Solutions Inc
Priority date: 2001-11-28
Filing date: 2001-11-28
Publication date: 2005-07-06
Anticipated expiration: 2021-11-28
Also published as: JP2003162185A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はオート節電機能を有する画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の電子写真方式のプリンタ部を有する画像形成装置は、用紙に転写されたトナー像を定着装置の内部にハロゲンランプなどの熱源を有する熱ローラと表面を弾性ゴムで覆われた圧ローラのニップに挟持、加熱することにより定着している。この方法であると定着装置の熱ローラに供給する電力が非常に多くなるので、所定の時間画像形成装置が使われないと自動的に節電状態に移行する。この仕組みは、画像形成装置の動作が終了するとタイマーをスタートさせて、この計時した時間が所定の時間以上になると節電状態へ移行する。またタイマーがスタートした後で節電状態に移行する前に新たな動作が行われると、タイマーの計時時間がクリアされて、この動作が終了すると再びタイマーがスタートする。この節電状態においてはコピー時の定着温度より低い温度に設定されいるプレヒートモードや、節電状態では定着装置への電力供給をカットするオートシャットオフモードなどがあり、いずれもユーザーがコピーをするために操作をすると定着装置の温度を所定のコピー時の温度に復帰するように制御している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術を採用する画像形成装置では、定着装置を必要としない動作でも節電状態へ移行する時間を計時するタイマーがクリアされていた。例えば操作表示部のキーを単に触った程度でもタイマーがクリアされ、いつまでたっても節電状態へは移行せず、必要もない電力が消費されるという問題が発生していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために本件第１の発明は、安定待機状態と節電状態の切り替え可能な画像形成装置において、この画像形成装置の動作を第１の動作群と第２の動作群とに分け、第１の動作群に含まれる動作の終了後タイマーがスタートして第１の所定時間が経過したとき安定待機状態から節電状態に移行するとともに、この安定待機状態で第１の動作群に含まれる動作があった場合は計時中のタイマーがクリアされ、第２の動作郡に含まれる動作があった場合は前記タイマーがクリアされず計時を続け、節電状態で第１の動作群に含まれる動作があった場合は節電状態が解除され、第２の動作郡に含まれる動作があった場合は節電状態は解除されず、節電状態かつ前記第１の所定時間より長い第２の所定時間が経過した後は、第１及び第２の動作群に含まれるいずれの動作によっても節電状態は解除されて安定待機状態に復帰させることを特徴とする画像形成装置を用いる。
【０００５】
本件第２の発明は、前記安定待機状態とは定着装置の熱ローラを定着可能な温度に保ち、すぐに画像形成できる状態であり、節電状態とは前記熱ローラを定着可能な温度より低い温度にして消費電力を節約する状態であることを特徴とする第１の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【０００６】
本件第３の発明は、前記第１の動作群とは、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷動作など定着装置の使用を伴う動作であることを特徴とする第１、２の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【０００８】
【作用】
本件第１の発明は、第１の動作群に含まれる動作の終了から節電状態へ移行する時間を計時するタイマーを設けて、この第１の動作群に含まれる動作でのみタイマーをクリアするので、つまり第１の動作群に含まれる動作以外の動作があった場合にはタイマーはクリアされず、節電状態へ移行するまでのカウントダウンは継続する。この結果として節電状態へ移行するまでの時間は従来より短くなるので省エネルギーに貢献できる。さらに節電状態になってから時間が経過している場合は、すでに定着装置の温度は充分下がってしまっているので安定待機状態へ復帰するのに時間がかかってしまう。そこで節電状態に移行するまでの第１の所定時間より長い第２の所定時間以上経過している場合は全ての動作をトリガーとして節電状態を解除して安定待機状態へ復帰させようとすることにより、使用したいユーザーを待たせることがなくなる。第２の所定時間は、第１の所定時間に定着手段が節電状態から安定待機状態に復帰するのに時間がかかってしまう程度まで温度が下がるまでに要する時間を加算した時間を設定すればよい。
【０００９】
本件第２の発明は、前記節電状態の定着装置は安定待機状態より低い温度にして消費電力を節約しているので省エネルギーである。
【００１０】
本件第３の発明は、第１の動作群に含まれる動作は、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作であり、安定待機状態でなければすぐには実行できず、かつ節電状態においては安定待機状態に復帰してから実行できる動作である。つまり例えばコピー動作中に節電状態にならないことは言うまでもない。ここでコピーの枚数や倍率設定などのコピー動作への予備動作は第１の動作群に含まないのでこのコピーの設定中に節電状態になることもあるかもしれないが、よほどのことが無い限り節電状態になって直後は短時間で再び安定待機状態へ復帰できるので、コピー動作は待たすことなく行え問題にならない。むしろコピー動作への予備動作は行ったが、結局コピーを止めてしまうという場合の電力の無駄が省けて良い。
【００１２】
【実施例】
本件発明を採用する画像形成装置を図１の概略図に基づいて説明する。同図において画像形成装置１はプリンタ、コピー、ファクシミリの機能を有する複合装置で、ＣＰＵ２、ＲＯＭ３、ＲＡＭ４、プリンタコントローラ５、受信情報記憶バッファ６、中間言語情報記憶バッファ７、プリンタ部８、定着装置９、電源装置１０、メインＳＷ１１、操作表示部１２、ＤＦ用Ｉ／Ｆ１３、ＤＦ１４、ＤＦ用ケーブル１５、スキャナ装置１６、画像処理部１７、ビットマップメモリ１８、ＣＯＤＥＣ１９、画像メモリ２０、ネットワークＩ／Ｆ２１、モデム２２、ＮＣＵ２３、バス２４などから構成されている。またこの複合装置１はネットワークケーブル２５を介してパソコンＡ、Ｂ（２６、２７）と接続されている。
【００１３】
詳しくは、前記ＣＰＵ２は当該画像形成装置１の各構成を制御しており、各種プログラムを記憶した前記ＲＯＭ３、ユーザーチョイスデータ、設定データ、トータルカウントデータ、各種フォントデータなどを記憶した前記ＲＡＭ４に接続されている。本件発明の請求項に記載されているタイマーはこのＲＯＭ３に格納されているプログラムであり、第１の所定時間、第２の所定時間はこのＲＡＭ４に記憶されている設定データである。
【００１４】
前記プリンタコントローラ５は、接続されたパソコンから送信され、前記受信バッファ６に格納されているプリントコマンドやジョブ情報を解析し、中間言語情報を生成するものである。この中間言語情報は中間言語情報記憶バッファ７に格納される。
【００１５】
前記プリンタ部８は給紙搬送手段（図示していない）、作像手段（図示していない）、定着装置９などから構成されており、給紙カセットから給紙された用紙は前記作像手段によりトナー像を転写され、これが定着手段の熱ローラと圧ローラのニップにより挟持、加熱されることによりトナー像を定着される。詳しくは当該定着装置９は、内部にハロゲンランプなどのヒータを内蔵する、アルミなどの熱伝導性に優れる基材からなる熱ローラと、熱伝導性のよいアルミなどのローラの周囲が耐熱性のウレタンゴムでできた弾性層で覆われ、さらに外周はＰＴＦＥなどのフッ素系樹脂の離型層を持った圧ローラと、前記熱ローラの表面温度を検知する温度検知手段と、ヒータの電源と、前記ヒータのＯＮ／ＯＦＦをするスイッチング手段、及びこれらを制御する定着温度制御手段から構成されている。この定着装置９の温度制御は、印刷時、及び通常の安定待機状態においては、１８０±５℃での設定温度で推移している。この場合は、前記温度検知手段の検知した値から換算される前記熱ローラの表面温度が、制御したい温度から決定される第１の定着閾値（この場合は１７５℃）を下回ったときは前記スイッチング手段をＯＮして前記熱ローラの温度を上げ、制御したい温度から決定される第２の定着閾値（この場合は１８５℃）を上回ったときには前記スイッチング手段をＯＦＦして前記熱ローラの温度が用紙や空気に熱を奪われて下がるという、スレッシュホールド制御を行っている。また節電状態に移行したときは、上記設定温度より低く、あまり電力を消費しない温度で、かつ設定温度の１８５℃にすぐ立ち上がることのできる節電待機温度に維持される。定着手段９の熱容量が小さい場合や、節電状態での消費電力の節約を優先する場合は、電力を供給しない節電状態もあり得る。
【００１６】
前記電源装置１０は、外部のＡＣ電源とコンセントで接続されており、上記各更生のＡＣ、ＤＣの電力を供給している。この電源装置１０のオン／オフは、前記メインＳＷ１１で行えるほか、ＣＰＵ２の制御によるソフトＳＷでのオン／オフもできる。
【００１７】
前記操作表示部１２は、操作キー、ＬＤＣ表示部などから構成されている。この画像形成装置は複合装置なので操作表示部１２はコピー機能画面、プリンタ機能画面、ファクシミリ機能画面、スキャナ機能画面を切り替え可能である。
【００１８】
Ｄ／Ｆ用Ｉ／Ｆ２６は、この画像形成装置１の上に置かれたＤＦ２７とケーブル２６を介して接続し、このＤＦ２７を制御するためのインターフェースである
【００１９】
前記スキャナ装置１６は、ＤＦ１４で１枚づつフィードされる原稿にハロゲンランプで光を当てその反射光をＣＣＤセンサで読み取り、このアナログ信号をＡ／Ｄ変換でデジタル信号に変換し画像処理部１７で画像処理をして後段のビットマップメモリ１８に展開していく。このビットマップメモリ１８は、前記スキャナ装置１６からの画像データの他ネットワークなどを介して接続されたパソコンから転送されてくるプリントコマンドを前記プリンタコントローラ５で解析し生成される中間言語情報、相手方ファクシミリから公衆回線、ＮＣＵ２３、モデム２２を介して送られてくる画像データを必要に応じてＣＯＤＥＣ１９で伸張しフルビットマップの画像データとして展開、保持する手段である。前記ＣＯＤＥＣ１９は、プリントデータに含まれる画像データの符号化されたものを復号化するためのものである。
【００２０】
前記画像メモリ２０は、メモリコピーやファクシミリのメモリ送信、予約送信を行う場合に、スキャナ装置１６で読み取った画像データをＣＯＤＥＣ１９で符号化して記憶する。また複合装置のスキャナ機能を用いる場合は、スキャナ装置１６で読み取った画像データをＣＯＤＥＣ１９で符号化して記憶したものを外部のパソコンから読み取ることもできるし、同じようにファクシミリのポーリング機能では、相手方ファクシミリから読み出すことも可能である。近年は複合装置にそこそこの容量の画像データ格納用のハードディスクを用いて画像メモリとしているのも多い。
【００２１】
ネットワークＩ／Ｆ２８は、当該画像形成装置１をネットワークに接続するインターフェースである。ここではパソコンＡ、Ｂ（２６、２７）や図示していないその他の接続機器とネットワークケーブル２５を介して接続されている。
【００２２】
前記モデム２２は、公衆回線から送信されてくるアナログ信号をデジタル信号に変換し、また逆にデジタル信号をアナログ信号に変換して公衆回線で送信するためのものである。前記ＮＣＵ２３は、公衆回線への接続、ファクシミリと電話の切り替え、回線へのオンフック信号の送出、リング検出などを行う。
【００２３】
バス２４は、上述した各構成のデータや信号のやり取りを行うバスである。それぞれ画像データ用のバスや制御信号用のバスがあるが、ここでは略して１つで表している。
【００２４】
本件発明を採用する画像形成装置１の、節電状態への移行、節電状態を解除するまでの処理を図２のフローチャートを用いて説明する。まず画像形成装置１が電源を入れて安定待機状態になったところからスタートし、タイマーのカウントをクリアするとともにこのタイマーの計時を開始する（Ｓ１０１）。続いてこのタイマーのカウントｔと第１の所定時間Ｔ1を比較し、ｔ≧Ｔ1の条件を満たせば（Ｓ１０２）節電状態へ移行する（Ｓ１０４）。この条件をまだ満たしていない場合は、第１の動作群に含まれる動作があったかを判断し（Ｓ１０３）、無ければＳ１０２に戻り、第１の動作群に含まれる動作があった場合はＳ１０１に戻り、タイマーのカウントをクリアし再び計時を開始する。このように節電状態へのカウントダウンは第１の動作群に含まれる動作でのみで解除され第１の動作群に含まれる動作以外では解除されない。第１の発明では、特に第１の動作を限定していないので、適宜便利になると思われる動作を第１の動作群に含めれば良い。第３の発明では特に第１の動作群を、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信の印刷などの定着装置の使用を伴う動作としており、これ以外のコピーの設定などのコピーへの予備動作や、スキャナ機能のみを用いるファクシミリ送信などでは節電状態へ移行するまでのカウントダウンは止まらない。ここでコピー枚数などの設定中に節電状態へ移行することも考えられるが、よほどのことが無い限り節電状態になって直後は短時間で再び安定待機状態へ復帰できるので、コピー動作は待たすことなく行え問題にならない。
【００２５】
Ｓ１０４以後節電状態へ移行すると、第１の動作群に含まれる動作があったかを判断し（Ｓ１０５）、あれば節電状態を解除し（Ｓ１０８）処理は終了し、無ければ次にタイマーのカウントｔと第２の所定時間Ｔ2を比較し（Ｓ１０６）、ｔ≧Ｔ2の条件を満たしていなければＳ１０５に戻り、満たしてしていれば画像形成装置１には何らかの動作があったかを判断し（Ｓ１０７）、何の動作も無ければＳ１０５に戻り、あれば節電状態を解除する（Ｓ１０８）。このＳ１０８の動作は、第１の動作の動作群のような特別の限定はなく、操作表示部を操作するだけの簡単な動作なども含め、全ての動作をトリガーとして節電状態を解除する。この結果節電状態から時間が経過して温度が下がってしまった定着手段９に対しては、操作を開始するだけの簡単な動作であっても前もって安定待機状態へ移行を開始するので、ユ―ザーを待たせることは少ない。
【００２６】
【発明の効果】
本件第１の発明を用いれば、第１の動作群に含まれる動作の終了から節電状態へ移行する時間を計時するタイマーを設けて、この第１の動作群に含まれる動作でのみタイマーをクリアするので、つまり第１の動作群に含まれる動作以外の動作があった場合にはタイマーはクリアされず、節電状態へ移行するまでのカウントダウンは継続する。この結果として節電状態へ移行するまでの時間は従来より短くなるので省エネルギーに貢献できる。さらに節電状態になってから時間が経過している場合は、すでに定着装置の温度は充分下がってしまっているので安定待機状態へ復帰するのに時間がかかってしまう。そこで節電状態に移行するまでの第１の所定時間より長い第２の所定時間以上経過している場合は全ての動作をトリガーとして節電状態を解除して安定待機状態へ復帰させようとすることにより、使用したいユーザーを待たせることがなくなる。第２の所定時間は、第１の所定時間に定着手段が節電状態から安定待機状態に復帰するのに時間がかかってしまう程度まで温度が下がるまでに要する時間を加算した時間を設定すればよい。
【００２７】
本件第２の発明を用いれば、前記節電状態の定着装置は安定待機状態より低い温度にして消費電力を節約しているので省エネルギーである。
【００２８】
本件第３の発明を用いれば、第１の動作群に含まれる動作は、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷などの定着装置の使用を伴う動作であり、安定待機状態でなければすぐには実行できず、かつ節電状態においては安定待機状態に復帰してから実行できる動作である。つまり例えばコピー動作中に節電状態にならないことは言うまでもない。ここでコピーの枚数や倍率設定などのコピー動作への予備動作は第１の動作群に含まないのでこのコピーの設定中に節電状態になることもあるかもしれないが、よほどのことが無い限り節電状態になって直後は短時間で再び安定待機状態へ復帰できるので、コピー動作は待たすことなく行え問題にならない。むしろコピー動作への予備動作は行ったが、結局コピーを止めてしまうという場合の電力の無駄が省けて良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を採用する画像形成装置及び周辺機器の概略図である。
【図２】本発明を採用する画像形成装置の節電状態、電源オフ状態へ移行するときの処理のフローチャートである。
【符号の説明】
１；画像形成装置
２；ＣＰＵ
３；ＲＯＭ
４；ＲＡＭ
５；プリンタコントローラ
６；受信情報記憶バッファ
７；中間言語情報記憶バッファ
８；プリンタ部
９；定着装置
１０；電源装置
１１；メインＳＷ
１２；操作表示部
１３；ＤＦ用Ｉ／Ｆ
１４；ＤＦ
１５；ＤＦ用ケーブル
１６；スキャナ装置
１７；画像処理部
１８；ビットマップメモリ
１９；ＣＯＤＥＣ
２０；画像メモリ
２１；ネットワークＩ／Ｆ
２２；モデム
２３；ＮＣＵ
２４；バス
２５；ネットワークケーブル
２６、２７；パソコンＡ、Ｂ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus having an auto power saving function.
[0002]
[Prior art]
A conventional image forming apparatus having an electrophotographic printer unit includes a nip between a heat roller having a heat source such as a halogen lamp inside a fixing device and a pressure roller having a surface covered with elastic rubber. It is fixed by being sandwiched and heated. In this method, since the power supplied to the heat roller of the fixing device is very large, if the image forming apparatus is not used for a predetermined time, it automatically shifts to the power saving state. In this mechanism, a timer is started when the operation of the image forming apparatus is completed, and the state shifts to a power saving state when the measured time exceeds a predetermined time. Also, if a new operation is performed after the timer has started and before entering the power saving state, the timer time is cleared, and when this operation ends, the timer starts again. In this power-saving state, there are a preheat mode that is set to a temperature lower than the fixing temperature at the time of copying, and an auto shut-off mode that cuts the power supply to the fixing device in the power-saving state. When the operation is performed, the temperature of the fixing device is controlled so as to return to a predetermined copying temperature.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the image forming apparatus employing the above-described conventional technology, the timer for measuring the time for shifting to the power saving state is cleared even in an operation that does not require the fixing device. For example, the timer is cleared even if the key of the operation display unit is simply touched, and there is a problem that unnecessary power is consumed without shifting to the power saving state.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to a first aspect of the present invention, in an image forming apparatus capable of switching between a stable standby state and a power saving state, the operation of the image forming apparatus is classified into a first operation group and a second operation group. When the timer is started after the end of the operations included in the first operation group and the first predetermined time has elapsed, the stable standby state is shifted to the power saving state, and the first operation is performed in the stable standby state. When there is an action included in the group, the timer being counted is cleared, and when there is an action included in the second action group, the timer is not cleared and continues to count, and the first action group in the power saving state The power-saving state is canceled when there is an operation included in the second operation group, and the power-saving state is not canceled when there is an operation included in the second operation group, and the second power-saving state is longer than the first predetermined time. After a certain amount of time has passed, And also saving state by any of the operations included in the second operation group using an image forming apparatus, characterized in that to return to a stable wait state is canceled.
[0005]
In the second aspect of the present invention, the stable standby state is a state in which the heat roller of the fixing device is maintained at a temperature at which fixing can be performed, and an image can be formed immediately. The power saving state is a temperature lower than the temperature at which the heat roller can be fixed. Thus, the image forming apparatus according to the first invention is used, which is in a state of saving power consumption.
[0006]
The third invention of the present invention is based on the first and second inventions, wherein the first operation group is an operation accompanied by use of a fixing device, such as a copy operation, a printout operation, and a printing operation by facsimile reception. The described image forming apparatus is used.
[0008]
[Action]
In the first invention of the present invention, a timer is provided for measuring the time taken to shift to the power saving state from the end of the operation included in the first operation group, and the timer is cleared only by the operation included in the first operation group. That is, when there is an operation other than the operation included in the first operation group, the timer is not cleared and the countdown continues until the power saving state is entered. As a result, the time required to shift to the power saving state is shorter than before, which can contribute to energy saving. Further, when the time has elapsed since the power saving state has been entered, the temperature of the fixing device has already dropped sufficiently, and it takes time to return to the stable standby state. Therefore, when the second predetermined time longer than the first predetermined time until the transition to the power saving state has passed, all the operations are triggered to cancel the power saving state and return to the stable standby state. , You don't have to wait for the user you want to use. The second predetermined time may be set to a time obtained by adding the time required for the temperature to drop to the extent that it takes time for the fixing unit to return from the power saving state to the stable standby state in the first predetermined time. .
[0009]
The second aspect of the present invention saves energy because the power-saving fixing device has a temperature lower than that of the stable standby state to save power consumption.
[0010]
According to the third aspect of the present invention, the operations included in the first operation group are operations involving the use of a fixing device such as a copy operation, a printout operation, and printing by facsimile reception. This operation cannot be executed and can be executed after returning to the stable standby state in the power saving state. That is, it goes without saying that, for example, the power saving state is not entered during the copying operation. Here, the preliminary operation for the copy operation such as the number of copies and the magnification setting is not included in the first operation group, so there may be a power saving state during the setting of the copy. Immediately after entering the power saving state, it is possible to return to the stable standby state again in a short time, so that the copying operation can be performed without waiting and there is no problem. Rather, the preliminary operation for the copy operation is performed, but it is possible to eliminate the waste of power when the copy is eventually stopped.
[0012]
【Example】
An image forming apparatus employing the present invention will be described with reference to the schematic diagram of FIG. In FIG. 1, an image forming apparatus 1 is a composite apparatus having printer, copy, and facsimile functions, and includes a CPU 2, a ROM 3, a RAM 4, a printer controller 5, a received information storage buffer 6, an intermediate language information storage buffer 7, a printer unit 8, and a fixing device. 9, power supply device 10, main SW 11, operation display unit 12, DF I / F 13, DF 14, DF cable 15, scanner device 16, image processing unit 17, bitmap memory 18, CODEC 19, image memory 20, network I / O F21, modem 22, NCU 23, bus 24, and the like. The composite apparatus 1 is connected to personal computers A and B (26, 27) via a network cable 25.
[0013]
Specifically, the CPU 2 controls each component of the image forming apparatus 1 and is connected to the ROM 3 storing various programs, the RAM 4 storing user choice data, setting data, total count data, various font data, and the like. Has been. The timer described in the claims of the present invention is a program stored in the ROM 3, and the first predetermined time and the second predetermined time are setting data stored in the RAM 4.
[0014]
The printer controller 5 analyzes the print command and job information transmitted from the connected personal computer and stored in the reception buffer 6, and generates intermediate language information. This intermediate language information is stored in the intermediate language information storage buffer 7.
[0015]
The printer unit 8 includes a paper feeding / conveying means (not shown), an image forming means (not shown), a fixing device 9 and the like, and the paper fed from the paper feeding cassette is the image forming means. The toner image is transferred by this, and the toner image is fixed by being sandwiched and heated by the nip between the heat roller and the pressure roller of the fixing means. In detail, the fixing device 9 includes a heat roller having a built-in heater such as a halogen lamp and made of a base material having excellent heat conductivity such as aluminum, and a roller having good heat conductivity such as aluminum. A pressure roller which is covered with an elastic layer made of urethane rubber and whose outer periphery has a release layer of fluororesin such as PTFE; temperature detecting means for detecting the surface temperature of the heat roller; It comprises switching means for turning on / off the heater and fixing temperature control means for controlling them. The temperature control of the fixing device 9 changes at a set temperature of 180 ± 5 ° C. during printing and in a normal stable standby state. In this case, when the surface temperature of the heat roller converted from the value detected by the temperature detecting means falls below a first fixing threshold (in this case, 175 ° C.) determined from the temperature to be controlled, the switching is performed. When the temperature of the heat roller exceeds a second fixing threshold value (185 ° C. in this case) determined from the temperature to be controlled, the switching device is turned off and the temperature of the heat roller is changed to the sheet. Threshold control is performed in which the air is deprived of heat and falls. When the power saving state is entered, the temperature is maintained at a power saving standby temperature that is lower than the set temperature, does not consume much power, and can quickly rise to the set temperature of 185 ° C. When the heat capacity of the fixing unit 9 is small, or when priority is given to saving power consumption in the power saving state, there may be a power saving state in which no power is supplied.
[0016]
The power supply device 10 is connected to an external AC power supply through an outlet, and supplies AC and DC power for each rehabilitation. The power supply 10 can be turned on / off by the main SW 11 and can be turned on / off by the software SW under the control of the CPU 2.
[0017]
The operation display unit 12 includes operation keys, an LDC display unit, and the like. Since the image forming apparatus is a composite apparatus, the operation display unit 12 can switch between a copy function screen, a printer function screen, a facsimile function screen, and a scanner function screen.
[0018]
The D / F I / F 26 is an interface for connecting to the DF 27 placed on the image forming apparatus 1 via the cable 26 and controlling the DF 27.
The scanner device 16 applies light to a document fed by the DF 14 one by one with a halogen lamp, reads the reflected light with a CCD sensor, converts this analog signal into a digital signal by A / D conversion, and converts it into an image processing unit 17. The image is processed and developed in the subsequent bitmap memory 18. The bit map memory 18 includes intermediate language information generated by analyzing the print command transferred from the personal computer connected via the network other than the image data from the scanner device 16 by the printer controller 5, and the other party's facsimile. The image data sent from the public line, the NCU 23, and the modem 22 is decompressed by the CODEC 19 as necessary, and is expanded and held as full bit map image data. The CODEC 19 is for decoding the encoded image data included in the print data.
[0020]
The image memory 20 encodes and stores the image data read by the scanner device 16 by the CODEC 19 when performing memory copy or facsimile memory transmission or reservation transmission. When the scanner function of the composite apparatus is used, the image data read by the scanner apparatus 16 can be read from an external personal computer after being encoded by the CODEC 19. It is also possible to read from. In recent years, there are many image memories that use a hard disk for storing image data with a reasonable capacity in a composite apparatus.
[0021]
The network I / F 28 is an interface that connects the image forming apparatus 1 to a network. Here, they are connected to the personal computers A and B (26, 27) and other connection devices (not shown) via the network cable 25.
[0022]
The modem 22 converts an analog signal transmitted from the public line into a digital signal, and conversely converts the digital signal into an analog signal and transmits it through the public line. The NCU 23 performs connection to a public line, switching between facsimile and telephone, transmission of an on-hook signal to the line, ring detection, and the like.
[0023]
The bus 24 is a bus for exchanging data and signals of each configuration described above. Although there are buses for image data and buses for control signals, they are represented by one for short here.
[0024]
The process until the image forming apparatus 1 employing the present invention shifts to the power saving state and cancels the power saving state will be described with reference to the flowchart of FIG. First, the image forming apparatus 1 starts when the power is turned on and enters a stable standby state, clears the count of the timer, and starts counting the timer (S101). Subsequently, the timer count t is compared with the first predetermined time T1, and if the condition of t ≧ T1 is satisfied (S102), the power saving state is entered (S104). If this condition is not yet satisfied, it is determined whether there is an operation included in the first operation group (S103). If there is no operation, the process returns to S102, and if there is an operation included in the first operation group, the process returns to S101. Return, clear the timer count, and start timing again. As described above, the countdown to the power saving state is canceled only by the operation included in the first operation group, and is not canceled except by the operation included in the first operation group. In the first invention, since the first operation is not particularly limited, an operation that may be convenient as appropriate may be included in the first operation group. In the third invention, in particular, the first operation group is an operation involving the use of a fixing device such as a copy operation, a print-out operation, a facsimile reception printing, and the like. In the case of facsimile transmission using only the scanner function, the countdown until shifting to the power saving state does not stop. Although it may be possible to shift to the power-saving state while setting the number of copies, etc., the copy operation waits because it can return to the stable standby state again in a short time immediately after entering the power-saving state unless there is a problem. It can be done without any problem.
[0025]
After the transition to the power saving state after S104, it is determined whether there has been an operation included in the first operation group (S105). If there is an operation, the power saving state is canceled (S108). If not, the process ends. The second predetermined time T2 is compared (S106). If the condition of t ≧ T2 is not satisfied, the process returns to S105, and if it satisfies the condition, it is determined whether the image forming apparatus 1 has operated (S107). If there is no action, the process returns to S105, and if it is not, the power saving state is canceled (S108). The operation of S108 is not particularly limited as in the operation group of the first operation, and the power saving state is canceled by using all the operations as a trigger, including a simple operation only for operating the operation display unit. As a result, for the fixing means 9 whose temperature has dropped from the power saving state, even if it is a simple operation just to start the operation, the transition to the stable standby state is started in advance. There is little to make the user wait .
[0026]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, a timer is provided for measuring the time to shift from the end of the operation included in the first operation group to the power saving state, and the timer is cleared only by the operation included in the first operation group. Therefore, that is, when there is an operation other than the operation included in the first operation group, the timer is not cleared, and the countdown until the transition to the power saving state is continued. As a result, the time required to shift to the power saving state is shorter than before, which can contribute to energy saving. Further, when the time has elapsed since the power saving state has been entered, the temperature of the fixing device has already dropped sufficiently, and it takes time to return to the stable standby state. Therefore, when the second predetermined time longer than the first predetermined time until the transition to the power saving state has passed, all the operations are triggered to cancel the power saving state and return to the stable standby state. , You don't have to wait for the user you want to use. The second predetermined time may be set to a time obtained by adding the time required for the temperature to drop to the extent that it takes time for the fixing unit to return from the power saving state to the stable standby state in the first predetermined time. .
[0027]
According to the second aspect of the present invention, the fixing device in the power saving state saves power because the temperature is lower than that in the stable standby state to save power.
[0028]
According to the third aspect of the present invention, the operations included in the first operation group are operations involving the use of a fixing device such as a copy operation, a print-out operation, and printing by facsimile reception. In the power saving state, the operation can be executed after returning to the stable standby state. That is, it goes without saying that, for example, the power saving state is not entered during the copying operation. Here, the preliminary operation for the copy operation such as the number of copies and the magnification setting is not included in the first operation group, so there may be a power saving state during the setting of the copy. Immediately after entering the power saving state, it is possible to return to the stable standby state again in a short time, so that the copying operation can be performed without waiting and there is no problem. Rather, the preliminary operation for the copy operation is performed, but it is possible to eliminate the waste of power when the copy is eventually stopped.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of an image forming apparatus and peripheral devices employing the present invention.
FIG. 2 is a flowchart of processing when the image forming apparatus adopting the present invention shifts to a power-saving state and a power-off state.
[Explanation of symbols]
1; Image forming apparatus 2; CPU
3; ROM
4; RAM
5; printer controller 6; received information storage buffer 7; intermediate language information storage buffer 8; printer unit 9; fixing device 10; power supply device 11;
12; Operation display unit 13; DF I / F
14; DF
15; DF cable 16; scanner device 17; image processing unit 18; bitmap memory 19;
20; Image memory 21; Network I / F
22; modem 23; NCU
24; bus 25; network cables 26 and 27; personal computers A and B

Claims

安定待機状態と節電状態の切り替え可能な画像形成装置において、この画像形成装置の動作を第１の動作群と第２の動作群とに分け、第１の動作群に含まれる動作の終了後タイマーがスタートして第１の所定時間が経過したとき安定待機状態から節電状態に移行するとともに、この安定待機状態で第１の動作群に含まれる動作があった場合は計時中のタイマーがクリアされ、第２の動作郡に含まれる動作があった場合は前記タイマーがクリアされず計時を続け、節電状態で第１の動作群に含まれる動作があった場合は節電状態が解除され、第２の動作郡に含まれる動作があった場合は節電状態は解除されず、節電状態かつ前記第１の所定時間より長い第２の所定時間が経過した後は、第１及び第２の動作群に含まれるいずれの動作によっても節電状態は解除されて安定待機状態に復帰させることを特徴とする画像形成装置。In an image forming apparatus capable of switching between a stable standby state and a power saving state, the operation of the image forming apparatus is divided into a first operation group and a second operation group, and a timer after completion of the operations included in the first operation group When the first predetermined time has elapsed since the start of the operation, the state shifts from the stable standby state to the power saving state, and if there is an operation included in the first operation group in this stable standby state, the timer during counting is cleared. When there is an operation included in the second operation group, the timer is not cleared and time is kept, and when there is an operation included in the first operation group in the power saving state, the power saving state is canceled, and the second The power saving state is not canceled when there is an operation included in the operation group, and after the second predetermined time longer than the first predetermined time elapses, the power saving state is not released. Depending on what action is involved Image forming apparatus, characterized in that to return to a stable standby state is released conductive state.

前記安定待機状態とは定着装置の熱ローラを定着可能な温度に保ち、すぐに画像形成できる状態であり、節電状態とは前記熱ローラを定着可能な温度より低い温度にして消費電力を節約する状態であることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。The stable standby state is a state in which the heat roller of the fixing device is maintained at a temperature at which fixing can be performed, and an image can be formed immediately. The power saving state is a temperature lower than the temperature at which the heat roller can be fixed to save power consumption. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the image forming apparatus is in a state.

前記第１の動作群とは、コピー動作、プリントアウト動作、ファクシミリ受信による印刷動作など定着装置の使用を伴う動作であることを特徴とする請求項１または２に記載の画像形成装置。 3. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the first operation group is an operation involving the use of a fixing device, such as a copy operation, a print-out operation, and a printing operation by facsimile reception.