JP3665129B2

JP3665129B2 - Sowing equipment

Info

Publication number: JP3665129B2
Application number: JP07605996A
Authority: JP
Inventors: 康治福光; 茂義前田
Original assignee: Agritecno Yazaki Co Ltd
Current assignee: Agritecno Yazaki Co Ltd
Priority date: 1996-03-29
Filing date: 1996-03-29
Publication date: 2005-06-29
Anticipated expiration: 2016-03-29
Also published as: JPH09266705A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホッパー内の種子を１粒ずつ取り出して播種する播種装置の繰出装置の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、空気流を種子嵌入凹部内に吹き付けて、種子嵌入凹部内に嵌入した複数個の種子を取出す技術は、公知とされているのである。例えば、図７に記載の如き技術である。
図７に示す技術は、繰出ロールＡ’の外周に種子嵌入凹部１５を設け、該種子嵌入凹部１５の底部に真空通路１３に連通する吸引通路１４を開口し、該種子嵌入凹部１５内に嵌入した種子Ｓの中の１粒を、該吸引通路１４を介して吸引し、その他の余剰の種子Ｓを、外部に吹き落とすために、空気流吐出ノズル１６から空気流を噴出し、吸引通路１４に吸引されている１個の種子のみが、この空気流吐出ノズル１６からの噴流による掻き落とし力を受けないので残り、その他の余剰の種子Ｓが、種子嵌入凹部１５の外部に吹き落とされるように構成していたのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術においては、繰出ロールＡ’の内部に真空通路１３を設ける必要があり、この為の真空通路１３のシール機構が複雑となり、この真空密閉機構が破壊して吸気圧が低下すると、吸引通路１４の吸引力が低下し、これが原因で、１粒の選別残留精度が低下するという不具合があったのである。また、吸引通路１４の詰まりによる精度の低下も発生し易いのである。
本発明は、出来るだけ高度な密閉精度を要求される種子の吸引という操作を止めて、精度を要しない空気流の噴出により、１粒の選別残留精度を向上させんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
請求項１においては、ホッパーＨの下部に繰出ロールＡを配置し、該繰出ロールＡの外周の回転方向に種子嵌入凹部３を穿設し、該種子嵌入凹部３内にホッパーＨ内の複数個の種子Ｓを重力により嵌入させ、該繰出ロールＡの回転と共に、該種子嵌入凹部３内の種子Ｓに空気流を吹き付けて、余剰の種子Ｓを飛ばし１粒だけ残す構成において、前記種子嵌入凹部３を貫通する空気通過溝２を穿設したものである。
【０００５】
請求項２においては、請求項１記載の播種装置において、繰出ロールＡの外周に穿設する種子嵌入凹部３を１列に併置し、該全周の種子嵌入凹部３に連通するように、空気通過溝２を全周にわたり穿設したものである。
【０００６】
請求項３においては、請求項１記載の播種装置において、種子嵌入凹部３は、空気流吐出ノズル４からの空気流が吹き込む方向は、空気流吐出ノズル４の方向に傾斜させ、空気流吐出ノズル４に対向する側には、種子Ｓを係止する立面壁３ａを設けたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。
図１は本発明の播種装置を装着したトラクタの全体側面図、図２は本発明の播種装置の要部を示す斜視図、図３は同じく本発明の播種装置の主要部を示す側面断面図、図４は繰出ロールＡの外周に穿設した種子嵌入凹部３の平面図、図５は同じく繰出ロールＡの外周に穿設した種子嵌入凹部３の側面断面図、図６は種子嵌入凹部３の内部に嵌入した複数の種子が吹き出される状態を示す斜視図、図７は従来の繰出ロールＡ’における種子嵌入凹部１５と吸引通路１４の構成を示す側面断面図である。
【０００８】
図１において、本発明の播種装置をトラクタの後部に装着した状態を説明する。トラクタＴの後部に設けた作業機装着装置にまずロータリ耕耘装置Ｒを装着する。該ロータリ耕耘装置Ｒにより耕耘した後の土壌に、本発明の播種装置により繰り出した種子Ｓを播種するのである。
本発明の播種装置は、接地駆動輪９と鎮圧輪１０と作溝器１２と覆土板１７を播種フレーム１１に支持している。該接地駆動輪９を土壌に接地することにより、播種装置の駆動回転力をえて、繰出ロールＡを駆動回転している。該播種フレーム１１の中央部に本発明の要部であるホッパーＨと繰出ロールＡよりなる繰出装置を配置している。
該繰出装置に向けて、ブロワファン５から高圧空気を空気流吐出ノズル４を介して噴出させている。該ブロワファン５はトラクタＴの側からの駆動力により回転している。
【０００９】
次に図２と図３により、本発明の播種装置の要部の構成を説明する。
繰出ロールＡを前部に配置し、後部にホッパーＨを配置し、繰出ロールＡとホッパーＨを前後に併置した構成としている。そしてホッパーＨの下端を繰出ロールＡの上面ではなくて、後面に向けて開口し、ホッパーＨ内の種子Ｓを、図３に示す如く、側面視で反時計方向に回転する繰出ロールＡが、上方向回転側の上昇する際において種子嵌入凹部３の内部に取り込むように構成している。
【００１０】
該ホッパーＨ内の種子Ｓが、繰出ロールＡの種子嵌入凹部３に嵌入するのは、重力により落ち込むことによる。そして、必要以上の種子Ｓが繰出ロールＡの上方へ移動するのを阻止する調節シャッター１が、ホッパーＨと繰出ロールＡの間の上方に配置されている。
そして、繰出ロールＡの外周に設けられた種子嵌入凹部３に嵌入した種子Ｓは、空気流吐出ノズル４からの噴流により、１粒のみが残されて、繰出ロールＡの周囲に配置されたガイド板７の内側に保持された状態で下降し、繰出ロールＡの下端の位置で、ガイド板７から解放されて、作溝器１２により構成した土壌面の溝内に落下すべく構成している。
【００１１】
前記ガイド板７の上部が途中から立設された構成となっており、該部分が空気流吐出ノズル４の後端の固定部分７ａを兼用している。更に、ガイド板７の延長部分が、繰出ロールＡの上部まで延長されて、選別室の上面閉塞板７ｂを兼用している。該繰出ロールＡの上面に、空気流吐出ノズル４の先端が突出しており、ブロワファン５からの高圧空気を噴出して、種子嵌入凹部３内の１粒を除いて、繰出ロールＡ上面の余剰種子Ｓを吹き飛ばすのである。また種子Ｓの中でも、軽いものや異常な種子Ｓを、吹き飛ばすことにより、種子Ｓの選別を行なうのである。繰出ロールＡは、ロール駆動軸６を介して、接地駆動輪９からの動力により駆動回転する構成としている。
【００１２】
次に図４・図５・図６において、種子嵌入凹部３と空気通過溝２と種子Ｓの関係を説明する。
種子嵌入凹部３は単に丸い穴ではなくて、空気流吐出ノズル４と逆の側が直線的円弧３ｂに構成されており、該直線的円弧３ｂの部分の壁は立面壁３ａに構成されている。
逆に空気流吐出ノズル４に近い方の側は、突起的円弧３ｄに構成されており、壁は空気流吐出ノズル４に噴出方向と同じ方向の壁面３ｃに構成されている。
【００１３】
そして、平面から見て突起的円弧３ｄと直線的円弧３ｂにより、ドングリ状に構成し、側面断面から見て、空気流吐出ノズル４に噴出方向と同じ方向の壁面３ｃと立面壁３ａからなる特異な構造の穴とされた種子嵌入凹部３の中央部に、円周方向にスリットである空気通過溝２が穿設されている。該空気通過溝２は種子Ｓの直径よりも小であり、空気通過溝２内に種子Ｓが嵌入することの無い幅としている。
【００１４】
該空気通過溝２は繰出ロールＡの全周にわたり、複数の種子嵌入凹部３の中央を貫通して連通された円周溝に構成されており、空気流吐出ノズル４からの圧力空気が逃げることの可能な溝としている。
このような構成の種子嵌入凹部３内に、図６の如く、複数の種子Ｓが重力により落下するのである。従来はこの種子嵌入凹部３内に嵌入した複数の種子Ｓを外周に配置したブラシにより掻き落として、１粒のみを残す操作をしていたのである。しかし、ブラシにより種子Ｓを傷めたり、コーティング種子の場合は、コーティング被覆を破壊したりしていたのである。
【００１５】
本発明は、種子嵌入凹部３内に設けた空気通過溝２と空気流吐出ノズル４からの圧力噴流により、１粒のみを残すように構成したものである。
種子嵌入凹部３内に嵌入した種子に対して、空気流吐出ノズル４から圧力噴流を当てた場合には、全ての種子Ｓが吹き出し力を受けそうであるが、該空気流吐出ノズル４から吹き出した噴流が、種子Ｓの下から、上方へ押し上げ力を発揮する位置に、吹き込んだ場合に初めて、種子Ｓを種子嵌入凹部３の外に吹き出す力が発揮されるのである。
【００１６】
故に、種子嵌入凹部３の最も奥の位置で、空気流吐出ノズル４に噴出方向と同じ方向の壁面３ｃと立面壁３ａの境の部分に配置された１粒だけは、空気流吐出ノズル４から圧力流が吹き付けられても、該圧力空気は下面の空気通過溝２から他の種子嵌入凹部３の穴に抜けることが出来るので、その上の１粒のみに対しては、上方への押し出し力が作用しないのである。
【００１７】
また、該最も奥の位置の１粒には、立面壁３ａによる、該位置への保持力が作用しており、この力と、圧力空気による押し出し力が弱いという両者の力関係から、この奥の１粒だけは上方へ押し出されないのである。
その他の位置の種子嵌入凹部３内に嵌入している種子Ｓは、空気通過溝２から外れている為に、圧力空気が下から押し上げる方向に吹き上げており、また立面壁３ａによる保持力が働かず、他の種子Ｓとの間で接当している押圧力のみであるから、空気流により押されて転がり、種子嵌入凹部３から出て行くのである。
【００１８】
以上の如く、本発明は種子を選別し、決められた粒数を繰り出す装置であり、円筒状のロールの周囲に選別する種子の大きさ・形状に合った種子嵌入凹部３を設け、この種子嵌入凹部３が回転し、ホッパーＨから供給された種子Ｓが種子嵌入凹部３に落ち込んで粒数を選別する。種子嵌入凹部３に重力で落ち込んだ種子は、１つの種子嵌入凹部３に１個の種子を最終的に残すことになるが、従来はブラシを使って余分な種子を掻き落としていたが、本発明の場合には、この掻き落としを空気の噴流により行なうものである。
ロールの外周面には種子嵌入凹部３を貫通するように空気通過溝２を切り、空気の噴流の逆流による１粒のみは種子の飛散を防止しているのである。
【００１９】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項１の如く、ホッパーＨの下部に繰出ロールＡを配置し、該繰出ロールＡの外周の回転方向に種子嵌入凹部３を穿設し、該種子嵌入凹部３内にホッパーＨ内の複数個の種子Ｓを重力により嵌入させ、該繰出ロールＡの回転と共に、該種子嵌入凹部３内の種子Ｓに空気流を吹き付けて、余剰の種子Ｓを飛ばし１粒だけ残す構成において、前記種子嵌入凹部３を貫通する空気通過溝２を穿設したので、従来の如くブラシによる掻き落としの如く、粒径選別の際において、ブラシが種子と接触することが無いので、種子の表面を傷めることが無くなったのである。
【００２０】
請求項２の如く、請求項１記載の播種装置において、繰出ロールＡの外周に穿設する種子嵌入凹部３を１列に併置し、該全周の種子嵌入凹部３に連通するように、空気通過溝２を全周に渡り穿設したことにより、空気の噴流による掻き落としであるので、種子の形状が複雑な場合においても、１粒ずつの精密な播種が可能となったのである。
【００２１】
請求項３の如く、請求項１記載の播種装置において、種子嵌入凹部３は、空気流吐出ノズル４からの空気流が吹き込む方向は、空気流吐出ノズル４の方向に傾斜させ、空気流吐出ノズル４に対向する側には、種子Ｓを係止する立面壁３ａを設けたので、空気流吐出ノズル４からの空気流の押し出し力に対し、確実に１粒のみを保持する力を立面壁３ａにより与えることができ、１粒の選別が精度よく行なわれるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の播種装置を装着したトラクタの全体側面図。
【図２】本発明の播種装置の要部を示す斜視図。
【図３】同じく本発明の播種装置の主要部を示す側面断面図。
【図４】繰出ロールＡの外周に穿設した種子嵌入凹部３の平面図。
【図５】同じく繰出ロールＡの外周に穿設した種子嵌入凹部３の側面断面図。
【図６】種子嵌入凹部３の内部に嵌入した複数の種子が吹き出される状態を示す斜視図。
【図７】従来の繰出ロールＡ’における種子嵌入凹部１５と吸引通路１４の構成を示す側面断面図。
【符号の説明】
Ａ繰出ロール
Ｈホッパー
２空気通過溝
３種子嵌入凹部
３ａ立面壁
３ｂ直線的円弧
３ｃ空気流吐出ノズルに噴出方向と同じ方向の壁面
３ｄ突起的円弧
４空気流吐出ノズル
５ブロワファン
７ガイド板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a feeding device of a seeding device that takes out seeds from a hopper one by one and seeds them.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a technique in which an air flow is blown into a seed insertion recess and a plurality of seeds inserted into the seed insertion recess is taken out is known. For example, a technique as shown in FIG.
In the technique shown in FIG. 7, a seed insertion recess 15 is provided on the outer periphery of the feeding roll A ′, and a suction passage 14 communicating with the vacuum passage 13 is opened at the bottom of the seed insertion recess 15 and is inserted into the seed insertion recess 15. In order to suck out one of the seeds S through the suction passage 14 and blow off other excess seed S to the outside, an air flow is ejected from the air flow discharge nozzle 16, and the suction passage 14 Only one seed sucked by the air flow is not subjected to the scraping force due to the jet flow from the air flow discharge nozzle 16, so that other surplus seed S is blown off to the outside of the seed insertion recess 15. It was configured as follows.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above prior art, it is necessary to provide the vacuum passage 13 inside the feeding roll A ′, and the sealing mechanism of the vacuum passage 13 for this purpose becomes complicated, and this vacuum sealing mechanism is broken to lower the intake pressure. As a result, the suction force of the suction passage 14 is reduced, and this causes a problem that the accuracy of the sorting residual of one grain is lowered. Further, the accuracy is likely to deteriorate due to the clogging of the suction passage 14.
The present invention is intended to improve the residual accuracy of the single grain by stopping the operation of sucking the seed, which requires as high a sealing accuracy as possible, and ejecting an air flow that does not require accuracy.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems will be described.
In claim 1, the feeding roll A is arranged at the lower part of the hopper H, the seed insertion recess 3 is formed in the rotation direction of the outer periphery of the feeding roll A, and a plurality of the hoppers H in the seed insertion recess 3 are formed in the seed insertion recess 3. In the configuration in which the seed S is inserted by gravity, and with the rotation of the feeding roll A, an air flow is blown onto the seed S in the seed insertion recess 3 to leave the excess seed S and leave only one grain. The air passage groove 2 penetrating through 3 is formed.
[0005]
According to claim 2, in the seeding device according to claim 1, the seed insertion recesses 3 formed in the outer periphery of the feeding roll A are juxtaposed in a row, and the air is communicated with the seed insertion recesses 3 on the entire periphery. The passage groove 2 is formed over the entire circumference.
[0006]
In the seeding device according to claim 1, in the seeding device according to claim 1, the seed insertion recess 3 is configured such that the direction in which the airflow from the airflow discharge nozzle 4 is blown is inclined toward the airflow discharge nozzle 4. 4 is provided with an upright wall 3a for locking the seed S.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described.
FIG. 1 is an overall side view of a tractor equipped with a seeding apparatus of the present invention, FIG. 2 is a perspective view showing a main part of the seeding apparatus of the present invention, and FIG. 3 is a side sectional view showing a main part of the seeding apparatus of the present invention. 4 is a plan view of the seed insertion recess 3 drilled in the outer periphery of the feeding roll A, FIG. 5 is a side sectional view of the seed insertion recess 3 similarly drilled in the outer periphery of the feeding roll A, and FIG. 7 is a perspective view showing a state in which a plurality of seeds inserted into the container are blown out, and FIG. 7 is a side sectional view showing the configuration of the seed insertion recess 15 and the suction passage 14 in the conventional feeding roll A ′.
[0008]
In FIG. 1, the state which mounted | wore the rear part of the tractor with the seeding apparatus of this invention is demonstrated. First, the rotary tiller R is mounted on the work implement mounting device provided at the rear of the tractor T. The seed S fed out by the sowing apparatus of the present invention is sown on the soil after being cultivated by the rotary tiller R.
In the sowing apparatus of the present invention, the grounding drive wheel 9, the pressure reducing wheel 10, the grooving device 12, and the cover plate 17 are supported on the sowing frame 11. The grounding drive wheel 9 is grounded to the soil, so that the feeding roll A is driven and rotated by the driving rotational force of the seeding device. A feeding device comprising a hopper H and a feeding roll A, which are the main parts of the present invention, is arranged at the center of the sowing frame 11.
High-pressure air is blown out from the blower fan 5 through the air flow discharge nozzle 4 toward the feeding device. The blower fan 5 is rotated by a driving force from the tractor T side.
[0009]
Next, with reference to FIG. 2 and FIG. 3, the configuration of the main part of the seeding device of the present invention will be described.
The feeding roll A is arranged in the front part, the hopper H is arranged in the rear part, and the feeding roll A and the hopper H are arranged in the front-rear direction. Then, the lower end of the hopper H opens toward the rear surface instead of the upper surface of the feeding roll A, and the feeding roll A that rotates the seed S in the hopper H counterclockwise in a side view as shown in FIG. It is configured so as to be taken into the seed insertion recess 3 when rising on the upward rotation side.
[0010]
The seed S in the hopper H is inserted into the seed insertion recess 3 of the feeding roll A because it falls due to gravity. And the adjustment shutter 1 which prevents that the seed S more than necessary moves to the upper direction of the feeding roll A is arrange | positioned above between the hopper H and the feeding roll A. FIG.
And the seed S inserted in the seed insertion recessed part 3 provided in the outer periphery of the feeding roll A is left around only one grain by the jet flow from the air flow discharge nozzle 4, and is arranged around the feeding roll A. It is configured to descend while being held inside the plate 7, released from the guide plate 7 at the lower end position of the feeding roll A, and fall into the soil surface groove formed by the grooving device 12. .
[0011]
The upper portion of the guide plate 7 is erected from the middle, and this portion also serves as a fixed portion 7 a at the rear end of the air flow discharge nozzle 4. Furthermore, the extension part of the guide plate 7 is extended to the upper part of the feeding roll A, and also serves as the upper surface closing plate 7b of the sorting chamber. The tip of the air flow discharge nozzle 4 protrudes from the upper surface of the feeding roll A, and the excess of the upper surface of the feeding roll A is obtained by ejecting high-pressure air from the blower fan 5 except for one grain in the seed insertion recess 3. The seed S is blown away. Further, among the seeds S, the seeds S are selected by blowing away light or abnormal seeds S. The feeding roll A is configured to be driven and rotated by the power from the ground driving wheel 9 via the roll driving shaft 6.
[0012]
Next, the relationship among the seed insertion recess 3, the air passage groove 2, and the seed S will be described with reference to FIGS.
The seed insertion recess 3 is not simply a round hole, but the side opposite to the air flow discharge nozzle 4 is configured as a linear arc 3b, and the wall of the linear arc 3b is configured as an upright wall 3a. .
On the contrary, the side closer to the air flow discharge nozzle 4 is formed in a projecting arc 3d, and the wall is formed in the wall surface 3c in the same direction as the jet direction of the air flow discharge nozzle 4.
[0013]
And it comprises the acorn shape by the projecting arc 3d and the linear arc 3b seeing from the plane, and consists of the wall surface 3c and the elevation wall 3a in the same direction as the jet direction to the air flow discharge nozzle 4 seeing from the side cross section. An air passage groove 2, which is a slit in the circumferential direction, is formed in the center of the seed insertion recess 3 that is a hole having a unique structure. The air passage groove 2 is smaller than the diameter of the seed S, and has a width such that the seed S does not fit into the air passage groove 2.
[0014]
The air passage groove 2 is formed as a circumferential groove that passes through the center of the plurality of seed insertion recesses 3 over the entire circumference of the feeding roll A, and the pressure air from the air flow discharge nozzle 4 escapes. Of possible grooves.
As shown in FIG. 6, a plurality of seeds S fall by gravity in the seed insertion recess 3 having such a configuration. Conventionally, a plurality of seeds S inserted into the seed insertion recesses 3 are scraped off by a brush disposed on the outer periphery, and only one grain is left. However, the seed S is damaged by the brush, or in the case of the coated seed, the coating is broken.
[0015]
The present invention is configured such that only one grain is left by the pressure jet flow from the air passage groove 2 and the air flow discharge nozzle 4 provided in the seed insertion recess 3.
When a pressure jet is applied from the air flow discharge nozzle 4 to the seed inserted into the seed insertion recess 3, all the seeds S are likely to receive a blowing force, but the air flow discharge nozzle 4 blows out the seed. The force that blows the seed S out of the seed insertion recess 3 is exhibited only when the jet flow is blown from the bottom of the seed S to a position that exerts an upward force.
[0016]
Therefore, at the deepest position of the seed insertion recess 3, only one grain arranged on the boundary between the wall surface 3 c and the vertical wall 3 a in the same direction as the ejection direction on the air flow ejection nozzle 4 is the air flow ejection nozzle 4. Even if a pressure flow is blown from the air, the pressure air can escape from the air passage groove 2 on the lower surface to the hole of the other seed insertion recess 3 so that only one grain above it is pushed upward. The force does not work.
[0017]
In addition, a holding force to the position by the elevation wall 3a is acting on one grain at the innermost position, and this force and the force relationship between the pressure air and the push force are weak. Only one grain in the back is not pushed upward.
Since the seed S inserted into the seed insertion recess 3 at the other position is detached from the air passage groove 2, the pressure air is blown up in the upward direction from the bottom, and the holding force by the vertical wall 3a is increased. Since it does not work and is only a pressing force in contact with other seeds S, it is pushed by the air flow and rolls and exits from the seed insertion recess 3.
[0018]
As described above, the present invention is an apparatus for selecting seeds and feeding out a predetermined number of grains, and is provided with a seed insertion recess 3 suitable for the size and shape of seeds to be selected around a cylindrical roll. The insertion recess 3 rotates, and the seed S supplied from the hopper H falls into the seed insertion recess 3 to select the number of grains. Seeds that have fallen into the seed insertion recess 3 due to gravity will eventually leave one seed in one seed insertion recess 3, but in the past, the excess seed was scraped off using a brush. In the case of the invention, this scraping is performed by a jet of air.
The air passage groove 2 is cut in the outer peripheral surface of the roll so as to penetrate the seed insertion recess 3, and only one grain due to the backflow of the air jet prevents the seeds from scattering.
[0019]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
As in claim 1, the feeding roll A is disposed in the lower part of the hopper H, the seed insertion recess 3 is formed in the rotational direction of the outer periphery of the feeding roll A, and a plurality of the hopper H in the seed insertion recess 3 is formed. In the configuration in which the seed S is inserted by gravity, and with the rotation of the feeding roll A, an air flow is blown to the seed S in the seed insertion recess 3 to leave the excess seed S and leave only one grain. Since the air passage groove 2 penetrating 3 is drilled, the brush does not come into contact with the seed at the time of particle size selection as in the case of scraping with a brush as in the prior art, so that the surface of the seed is not damaged. It was.
[0020]
As in claim 2, in the seeding device according to claim 1, the seed insertion recesses 3 formed in the outer periphery of the feeding roll A are juxtaposed in a row, and air is communicated with the seed insertion recesses 3 on the entire periphery. By drilling the passage groove 2 over the entire circumference, it is scraped off by a jet of air, so that even if the shape of the seed is complicated, precise seeding of each grain becomes possible.
[0021]
As in claim 3, in the seeding device according to claim 1, the seed insertion recess 3 is configured such that the direction in which the airflow from the airflow discharge nozzle 4 blows is inclined toward the airflow discharge nozzle 4. 4 is provided with an elevating wall 3a that locks the seed S, so that a force that reliably holds only one grain against the pushing force of the airflow from the airflow discharge nozzle 4 is raised. It can be given by the wall 3a, and the selection of one grain is performed with high accuracy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a tractor equipped with a seeding device of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a main part of the seeding device of the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view showing the main part of the seeding device of the present invention.
FIG. 4 is a plan view of a seed insertion recess 3 formed in the outer periphery of the feeding roll A.
FIG. 5 is a side cross-sectional view of a seed insertion recess 3 similarly formed in the outer periphery of the feeding roll A.
6 is a perspective view showing a state in which a plurality of seeds inserted into the seed insertion recess 3 are blown out. FIG.
FIG. 7 is a side cross-sectional view showing the configuration of a seed insertion recess 15 and a suction passage 14 in a conventional feeding roll A ′.
[Explanation of symbols]
A Feed roll H Hopper 2 Air passage groove 3 Seed insertion recess 3a Elevation wall 3b Straight arc 3c Wall surface 3d in the same direction as the jet direction to the air flow discharge nozzle Projective arc 4 Air flow discharge nozzle 5 Blower fan 7 Guide plate

Claims

ホッパーＨの下部に繰出ロールＡを配置し、該繰出ロールＡの外周の回転方向に種子嵌入凹部３を穿設し、該種子嵌入凹部３内にホッパーＨ内の複数個の種子Ｓを重力により嵌入させ、該繰出ロールＡの回転と共に、該種子嵌入凹部３内の種子Ｓに空気流を吹き付けて、余剰の種子Ｓを飛ばし１粒だけ残す構成において、前記種子嵌入凹部３を貫通する空気通過溝２を穿設したことを特徴とする播種装置。A feeding roll A is arranged at the lower part of the hopper H, a seed insertion recess 3 is drilled in the rotational direction of the outer periphery of the feeding roll A, and a plurality of seeds S in the hopper H are placed in the seed insertion recess 3 by gravity. In an arrangement in which an air flow is blown to the seed S in the seed insertion recess 3 along with the rotation of the feeding roll A, the excess seed S is blown away and only one grain is left, and air passes through the seed insertion recess 3. A seeding device having a groove 2 formed therein.

請求項１記載の播種装置において、繰出ロールＡの外周に穿設する種子嵌入凹部３を１列に併置し、該全周の種子嵌入凹部３に連通するように、空気通過溝２を全周にわたり穿設したことを特徴とする播種装置。2. The seeding device according to claim 1, wherein the seed insertion recesses 3 formed in the outer periphery of the feeding roll A are juxtaposed in a row, and the air passage groove 2 is arranged on the entire circumference so as to communicate with the seed insertion recesses 3 on the entire circumference. A seeding device characterized by being drilled over.

請求項１記載の播種装置において、種子嵌入凹部３は、空気流吐出ノズル４からの空気流が吹き込む方向は、空気流吐出ノズル４の方向に傾斜させ、空気流吐出ノズル４に対向する側には、種子Ｓを係止する立面壁３ａを設けたことを特徴とする播種装置。The seed insertion recessed part 3 of Claim 1 WHEREIN: The seed insertion recessed part 3 inclines the direction in which the airflow from the airflow discharge nozzle 4 blows in the direction of the airflow discharge nozzle 4, and is on the side facing the airflow discharge nozzle 4. Is a sowing apparatus provided with an elevation wall 3a for locking the seed S.