JP3664995B2

JP3664995B2 - Pedestrian road boundary lid block formwork

Info

Publication number: JP3664995B2
Application number: JP2001180268A
Authority: JP
Inventors: 昌一諫山
Original assignee: 館山コンクリート株式会社
Priority date: 2001-06-14
Filing date: 2001-06-14
Publication date: 2005-06-29
Anticipated expiration: 2021-06-14
Also published as: JP2002371510A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩道と車道の境界に設置した側溝の開口に装着し、歩道と車道の境界を形成する歩車道境界蓋ブロックを成形する型枠に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図１１〜１３は従来の歩車道境界蓋ブロック４０、４０’に関する。図１１の歩車道境界蓋ブロック４０は、板状の蓋部４１と、蓋部４１上面から長さ方向に沿って立設した境界部４２とで断面が概略逆Ｔ字形に形成されている。両端には集水切欠４３が形成されている。図１２の歩車道境界蓋ブロック４０’は歩車道境界の始点又は終点に用いるもので、境界部４２’の一端が斜面部４２ａとなっている点が歩車道境界蓋ブロック４０と異なり、他端に集水切欠４３が形成されている。歩車道境界蓋ブロック４０、４０’は、図１３に示すように、側溝Ｕの開口を塞ぐように側溝Ｕに被せられる。側溝Ｕの左右の一側が歩道、他側が車道となっている。
【０００３】
従来、歩車道境界蓋ブロックを用いる場合は側溝内の清掃などのために管理桝を設けるのが一般的である。管理桝５０は側溝Ｕの間に適宜間隔で設けられる桝で、図１４、１５に示すように、側溝Ｕよりもやや深く形成され、上面にはグレーチング５２が装着され、埋込ナット５４が植設されている。また、境界部５１がボルト５３によって固定されている。桝内を清掃する場合は、ボルト５３を外して境界部５１及びグレーチング５２を取り除く。
【０００４】
図１６は側溝Ｕ、歩車道境界蓋ブロック４０、４１、管理桝５０の施工状態を説明する側面図である。同図に示すように、歩車道境界の端部には歩車道境界蓋ブロック４０’が設置され、中間部には歩車道境界蓋ブロック４０が設置される。管理桝５０は、適宜間隔で側溝Ｕの間に設けられる。歩車道境界蓋ブロック４０、４０’の端部には集水切欠４３が設けられているので、隣り合うブロックの集水切欠４３が合わさって集水孔が形成される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来の歩車道境界蓋ブロックは端部に集水切欠が設けられていたので集水孔はブロックの継ぎ目に形成されるのみであった。このため、集水孔の数が制限され、路面に水たまりが生じることが多いという問題があった。また、管理桝を設置しなければならないので施工が煩雑であり、管理桝の清掃の際にはボルトによって境界部を着脱しなければならないので作業が煩雑であり、また、ボルト及び埋込ナットの腐食、螺条へのゴミ詰まりなどの問題もあった。
【０００６】
本発明は、集水孔を任意の間隔で任意の数だけ設けることを可能とし、道路面の水たまりの発生を防ぐと共に、管理桝の設置を不要とし、また、側溝の清掃作業を容易に行えるような歩車道境界蓋ブロックを成形する型枠を提供することを課題としてなされたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、板状の蓋部と、蓋部上面から長さ方向に沿って立設した境界部とで断面が概略逆Ｔ字形に形成され、その長さ方向の中間部に、前記境界部を水平方向に貫通する横孔と、該横孔に連通し前記蓋部を縦方向に貫通する縦孔とからなる集水孔が形成されている歩車道境界蓋ブロックを成形する型枠である。
【０００８】
本発明の型枠によって成型されるブロックは、集水孔がブロックの長さ方向の中間部に設けられるので、任意の位置に任意の数だけ集水孔を設けることができる。集水孔は、境界部を水平方向に貫通する横孔と、該横孔に連通し前記蓋部を縦方向に貫通する縦孔とからなるが、横孔は中央部が最も断面積が小さく、両側にいくにしたがって次第に断面積が大きくなるテーパ孔とし、前記縦孔は上部が最も面積が小さく、下部にいくにしたがって次第に断面積が大きくなるテーパ孔となっている。このようにすることによって、以下に示す本発明の型枠によって容易にこの歩車道境界蓋ブロックを製造することができる。
【０００９】
本発明の型枠は、薄い箱状の蓋成形部とその底部が深くなるように形成された境界成形部によってキャビティーがＴ字形をなす外枠と、一端が面積の小さい小端面、他端が面積の大きな大端面となっているテーパ筒状の２個の半体の小端面どうしを互いに接合分離自在に接合し、前記境界成形部の最上部に配設される、前記横孔を成形する横孔中子と、該横孔中子の上面に接合分離自在に接合し、下部が面積の小さな小端面上部が面積の大きな大端面となっている、前記縦孔を成形するテーパ筒状の縦孔中子とを有することを特徴とする歩車道境界蓋ブロックの型枠である。
【００１０】
横孔中子の半体及び縦孔中子がテーパ筒状となっているので、これらのテーパが、いわゆる抜き勾配となり、硬化したコンクリートから中子を容易に抜き取ることができる。
【００１１】
例えば、半体の一方の小端面に突起を、他方の小端面に凹部を形成し、該突起が該凹部に係合、分離するようにすれば、該２個の半体の小端面どうしを互いに接合分離自在に接合することができる。
【００１２】
また例えば、縦孔中子の下面に突起を、横孔中子の上面に凹部を形成し、該突起が該凹部に係合、分離するようにすれば、縦孔中子を横孔中子の上面に接合分離自在に接合することができる。
【００１３】
本発明の歩車道境界蓋ブロックの縦孔にグレーチングを着脱自在に装着すると、グレーチングを着脱するのみで、側溝内の清掃を行うことができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を表した図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図１は歩車道境界蓋ブロック１の側面図、図２は底面図、図３は歩車道境界蓋ブロック１’の側面図、図４は図１のＡＡ線断面及び図３のＢＢ線断面図、図５は歩車道境界蓋ブロック１０の平面図、図６は図５におけるＣＣ線断面図、図７は側溝Ｕ内の清掃の説明図、図８は中子２４、２９の斜視図、図９は実施例の型枠２０の断面図、図１０は中子の脱型の説明図である。
【００１５】
図１、２、４に示す歩車道境界蓋ブロック１は、板状の蓋部２と、蓋部２の上面から長さ方向に沿って立設した境界部３とで断面が概略逆Ｔ字形に形成され、その長さ方向の中間部２カ所に集水孔４が形成されている。集水孔４は、境界部３を水平方向に貫通する横孔５と、横孔５に連通し蓋部２を縦方向に貫通する縦孔６とからなる。図４に示すごとく、横孔５は中央部が最も断面積が小さく、両側にいくにしたがって次第に断面積が大きくなるテーパ孔であり、縦孔６は上部が最も面積が小さく、下部にいくにしたがって次第に断面積が大きくなるテーパ孔となっている。
【００１６】
図３、４に示す歩車道境界蓋ブロック１’は、歩車道境界の端部に使用するもので、境界部３’の一端側が斜面部１ａとなっている他は上述の歩車道境界蓋ブロック１と同じである。
【００１７】
図５〜７に示す歩車道境界蓋ブロック１０は、板状の蓋部１１と、蓋部１１の上面から長さ方向に沿って立設した境界部１２とで断面が概略逆Ｔ字形に形成され、その長さ方向のほぼ中央に集水孔が形成されている。集水孔は、境界部１２を水平方向に貫通する横孔１５と、横孔１５に連通し蓋部１１を縦方向に貫通する縦孔１６とからなる。縦孔１６には段部１７が形成され、ここにグレーチング１３が載置、装着されている。横孔１５は一方が大きく開口したテーパ孔となっており、この大きな開口からグレーチングを容易に着脱でき、また、図７に示すように、清掃ホース１８を側溝内に差し込んでバキュームでゴミを吸い出し、容易に清掃することができる。歩車道境界蓋ブロック１０を所々に配置することで、管理桝の設置が不要となる。
【００１８】
歩車道境界蓋ブロック１は、図８〜１０に示す型枠２０によって容易に製造することができる。図９に示す型枠２０は、歩車道境界蓋ブロック１を上下逆転状態で成形する型枠であって、薄い箱状の蓋成形部２２と、その底部が深くなるように形成された境界成形部２３によってキャビティー３４がＴ字形をなす外枠２１を有する。このような外枠は、従来の歩車道境界蓋ブロックを成形する際の周知の外枠を用いることができる。また、製品の脱型を容易にするために一部に開閉機構を設けることも可能である。
【００１９】
本発明の型枠の特徴は中子にある。中子は横孔５を成形する横孔中子２４と縦孔６を成形する縦孔中子２９からなる。横孔中子２４は、一端が面積の小さい小端面２６、他端が面積の大きな大端面２７となっているテーパ筒状の２個の半体２５の小端面２６どうしを互いに接合分離自在に接合したものである。２個の半体２５は、一方の小端面に突起２８が、他方の小端面に凹部（穴）が形成され、突起２８が凹部に係合し、また分離することで小端面どうしを互いに接合または分離することができるようになっている。横孔中子２４は境界成形部２３の最上部にセットされる。縦孔中子２９は横孔中子２４の上面に接合分離自在に接合される。縦孔中子２９の下面には突起３２が、横孔中子２４の上面には凹部（穴）が設けられ、突起３２が凹部に係合し、または分離することで縦孔中子２９を横孔中子２４の上面に接合または分離できるようになっている。縦孔中子２９は下部が面積の小さな小端面３０に、上部が面積の大きな大端面３１となっているテーパ筒状をなしている。
【００２０】
図９の型枠２０のキャビティー３４にコンクリートを充填し、硬化後外枠２１を脱型する。その状態が図１０である。図１０の状態から先ず、縦孔中子２９上面に設けられる把手３３をもってこれを上方（矢印Ｄ方向）に引き上げる。すると、突起３２が横孔中子２４上面の凹部から外れて縦孔中子２９がブロック１から脱型される。次に、横孔中子２４の各半体２５を矢印Ｅ方向に引き出し、横孔中子２４をブロック１から脱型する。横孔中子２４の脱型は、縦孔中子を脱型した後の縦孔６にバールなどの治具を挿入してこじってもよいし、大端面２７にフックなどを形成しておき、これを引っ張るなどしてもよい。横孔中子２４の各半体２５及び縦孔中子２９は共にテーパ筒状をなし、抜き勾配を有しているので、容易に脱型することができる。なお、外枠２１の脱型に先立って縦孔中子２９を脱型しても差し支えない。
【００２１】
【発明の効果】
本発明の歩車道境界蓋ブロックは、集水孔がブロックの長さ方向の中間部に設けられるので、任意の位置に任意の数だけ集水孔を設けることができ、したがって道路面に水たまりが発生するのを防止できる。また、縦孔にグレーチングを着脱自在に装着した歩車道境界蓋ブロックは側溝内の清掃を容易に行うことができ、管理桝を設置する必要もない。さらに本発明の型枠は、本発明の歩車道境界蓋ブロックを容易に製造でき、中子も容易に脱型することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】歩車道境界蓋ブロック１の側面図である。
【図２】歩車道境界蓋ブロック１の底面図である。
【図３】歩車道境界蓋ブロック１’の側面図である。
【図４】図１のＡＡ線断面及び図３のＢＢ線断面図である。
【図５】歩車道境界蓋ブロック１０の平面図である。
【図６】図５におけるＣＣ線断面図である。
【図７】側溝Ｕ内の清掃の説明図である。
【図８】中子２４、２９の斜視図である。
【図９】実施例の型枠２０の断面図である。
【図１０】中子２４、２９の脱型の説明図である。
【図１１】従来の歩車道境界蓋ブロック４０の側面図である。
【図１２】従来の歩車道境界蓋ブロック４０’の側面図である。
【図１３】図１１のＦＦ線断面及び図１２のＧＧ線断面図である。
【図１４】管理桝５０の平面図である。
【図１５】管理桝５０の断面図である。
【図１６】側溝Ｕ、歩車道境界蓋ブロック４０、４１、管理桝５０の施工状態を説明する側面図である。
【符号の説明】
１歩車道境界蓋ブロック
２蓋部
３境界部
４集水孔
５横孔
６縦孔
１０歩車道境界蓋ブロック
１１蓋部
１２境界部
１３グレーチング
１４集水孔
１５横孔
１６縦孔
１７段部
１８清掃ホース
２０型枠
２１外枠
２２蓋成形部
２３境界成形部
２４横孔中子
２５半体
２６小端面
２７大端面
２８突起
２９縦孔中子
３０小端面
３１大端面
３２突起
３３把手
３４キャビティー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mold for mounting a pedestrian road boundary lid block that is attached to an opening of a side groove installed at a boundary between a sidewalk and a roadway and forms a boundary between the sidewalk and the roadway.
[0002]
[Prior art]
FIGS. 11-13 relate to conventional pedestrian boundary lid blocks 40, 40 ′. The pedestrian road boundary lid block 40 of FIG. 11 has a plate-shaped lid portion 41 and a boundary portion 42 erected along the length direction from the upper surface of the lid portion 41 so that the cross section is formed in an approximately inverted T shape. Water collecting notches 43 are formed at both ends. The pedestrian road boundary lid block 40 ′ in FIG. 12 is used as a starting point or an end point of the pedestrian road boundary, and is different from the pedestrian road boundary lid block 40 in that one end of the boundary portion 42 ′ is a slope 42 a. A water collecting notch 43 is formed on the surface. As shown in FIG. 13, the pedestrian road boundary lid blocks 40, 40 ′ are placed on the side grooves U so as to close the openings of the side grooves U. One side of the gutter U is a sidewalk and the other side is a roadway.
[0003]
Conventionally, when a pedestrian road boundary lid block is used, a management rod is generally provided for cleaning the side groove. The control rods 50 are provided at appropriate intervals between the side grooves U, and are formed slightly deeper than the side grooves U as shown in FIGS. 14 and 15. A grating 52 is attached to the upper surface, and the embedded nut 54 is planted. It is installed. Further, the boundary portion 51 is fixed by a bolt 53. When cleaning the inside of the bag, the bolt 53 is removed and the boundary 51 and the grating 52 are removed.
[0004]
FIG. 16 is a side view for explaining a construction state of the lateral groove U, the walking road boundary lid blocks 40 and 41, and the management rod 50. As shown in the figure, a walking road boundary lid block 40 'is installed at the end of the walking road boundary, and a walking road boundary lid block 40 is installed in the middle. The management rods 50 are provided between the side grooves U at appropriate intervals. Since the water collecting notches 43 are provided at the ends of the pedestrian road boundary lid blocks 40 and 40 ', the water collecting notches 43 of adjacent blocks are combined to form a water collecting hole.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional pedestrian road boundary lid block has a water collection notch at the end, the water collection hole is only formed at the joint of the block. For this reason, there has been a problem that the number of water collecting holes is limited and a puddle is often generated on the road surface. In addition, the construction of the control rod is complicated, and the construction is complicated. When the management rod is cleaned, the boundary must be attached and detached with bolts, and the work is complicated. There were also problems such as corrosion and clogging of the threads.
[0006]
The present invention makes it possible to provide an arbitrary number of water collecting holes at arbitrary intervals, prevent the occurrence of puddles on the road surface, eliminate the need for installation of a management rod, and facilitate the cleaning work of the side grooves. An object of the present invention is to provide a mold for forming such a pedestrian road boundary lid block.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, the plate-shaped lid portion and the boundary portion erected along the length direction from the upper surface of the lid portion are formed in a substantially inverted T shape in cross section, and the boundary portion is formed in the middle portion in the length direction. Is a mold for forming a pedestrian road boundary lid block in which a water collecting hole is formed which includes a horizontal hole penetrating in the horizontal direction and a vertical hole communicating with the horizontal hole and penetrating the lid portion in the vertical direction. .
[0008]
In the block molded by the mold of the present invention, the water collecting holes are provided in the middle part of the block in the longitudinal direction, so that any number of water collecting holes can be provided at any position. The water collecting hole is composed of a horizontal hole penetrating the boundary portion in the horizontal direction and a vertical hole communicating with the horizontal hole and penetrating the lid portion in the vertical direction. The horizontal hole has the smallest cross-sectional area at the center. , and gradually the cross-sectional area becomes larger taper hole toward the sides, the vertical hole upper most area is small, and has a gradually sectional area increases taper hole toward the bottom. By doing in this way, this walkway boundary cover block can be easily manufactured with the formwork of this invention shown below.
[0009]
The mold according to the present invention includes an outer frame in which a cavity is T-shaped by a thin box-shaped lid molding part and a boundary molding part formed so that a bottom part thereof is deep, a small end surface having a small area, and the other end. Is formed by joining the small end faces of two tapered cylindrical halves having a large end face with a large area so that they can be joined and separated from each other, and forming the horizontal hole disposed at the uppermost part of the boundary forming part. A tapered cylindrical shape for forming the vertical hole, wherein the horizontal hole core is joined to the upper surface of the horizontal hole core so as to be freely separable, and the lower end is a small end surface with a small area and the upper end is a large end face with a large area. It is a formwork of the pedestrian road boundary lid block characterized by having a vertical hole core.
[0010]
Since the horizontal hole core half and the vertical hole core have a tapered cylindrical shape, these tapers form a so-called draft, and the core can be easily extracted from the hardened concrete.
[0011]
For example, if a protrusion is formed on one small end surface of a half and a recess is formed on the other small end surface, and the protrusion engages and separates from the recess, the small end surfaces of the two halves are separated from each other. They can be joined to each other so as to be separable.
[0012]
Further, for example, if a protrusion is formed on the lower surface of the vertical hole core and a recess is formed on the upper surface of the horizontal hole core, and the protrusion engages and separates from the recess, the vertical hole core is It can be joined to the upper surface of the steel plate so as to be separable.
[0013]
When the grating is detachably attached to the vertical hole of the pedestrian road boundary lid block of the present invention, the inside of the side groove can be cleaned only by detaching the grating.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings showing examples. 1 is a side view of the walking road boundary lid block 1, FIG. 2 is a bottom view, FIG. 3 is a side view of the walking road boundary lid block 1 ′, and FIG. 4 is a sectional view taken along line AA in FIG. 5 is a plan view of the pedestrian road boundary lid block 10, FIG. 6 is a cross-sectional view taken along the line CC in FIG. 5, FIG. 7 is an explanatory view of cleaning in the side groove U, and FIG. 8 is a perspective view of the cores 24 and 29. 9 is a cross-sectional view of the mold 20 according to the embodiment, and FIG. 10 is an explanatory view of removing the core.
[0015]
1, 2, and 4, the pedestrian road boundary lid block 1 has a plate-shaped lid portion 2 and a boundary portion 3 erected along the length direction from the upper surface of the lid portion 2. Water collecting holes 4 are formed at two intermediate portions in the length direction. The water collecting hole 4 includes a horizontal hole 5 penetrating the boundary portion 3 in the horizontal direction and a vertical hole 6 communicating with the horizontal hole 5 and penetrating the lid portion 2 in the vertical direction. As shown in FIG. 4, the horizontal hole 5 is a tapered hole having the smallest cross-sectional area at the center and gradually increases in cross-section as it goes to both sides, and the vertical hole 6 has the smallest area at the top and goes to the lower part. Therefore, it becomes a tapered hole with a gradually increasing cross-sectional area.
[0016]
The pedestrian boundary lid block 1 'shown in FIGS. 3 and 4 is used at the end of the pedestrian boundary, and the above-mentioned pedestrian boundary lid block is the same as the above described one except that one end side of the boundary 3' is a slope portion 1a. Same as 1.
[0017]
The pedestrian road boundary lid block 10 shown in FIGS. 5 to 7 has a plate-shaped lid portion 11 and a boundary portion 12 erected along the length direction from the upper surface of the lid portion 11 so that the cross section is formed in an approximately inverted T shape. A water collecting hole is formed at substantially the center in the length direction. The water collecting hole includes a horizontal hole 15 penetrating the boundary portion 12 in the horizontal direction and a vertical hole 16 communicating with the horizontal hole 15 and penetrating the lid portion 11 in the vertical direction. A step portion 17 is formed in the vertical hole 16, and the grating 13 is placed and mounted thereon. The lateral hole 15 is a tapered hole with one large opening, and the grating can be easily attached / detached from the large opening. Also, as shown in FIG. Easy to clean. By arranging the pedestrian road boundary lid block 10 in some places, it is not necessary to install a management rod.
[0018]
The pedestrian road boundary lid block 1 can be easily manufactured by the mold 20 shown in FIGS. A mold 20 shown in FIG. 9 is a mold for molding the pedestrian road boundary lid block 1 in a vertically inverted state, and is formed by a thin box-like lid molding portion 22 and a boundary molding formed so that the bottom thereof is deep. The part 34 has an outer frame 21 in which a cavity 34 forms a T-shape. As such an outer frame, a well-known outer frame when forming a conventional pedestrian road boundary lid block can be used. In addition, an opening / closing mechanism may be provided in part to facilitate the demolding of the product.
[0019]
The feature of the mold of the present invention is the core. The core includes a horizontal hole core 24 for forming the horizontal hole 5 and a vertical hole core 29 for forming the vertical hole 6. The horizontal hole core 24 is capable of joining and separating the small end faces 26 of the two tapered cylindrical halves 25 having one end having a small end face 26 with a small area and the other end having a large end face 27 with a large area. It is joined. The two halves 25 have a projection 28 formed on one small end surface and a recess (hole) formed on the other small end surface, and the projection 28 engages with the recess and is separated to join the small end surfaces to each other. Or it can be separated. The horizontal hole core 24 is set on the uppermost part of the boundary forming part 23. The vertical hole core 29 is joined to the upper surface of the horizontal hole core 24 so as to be joined and separated. A protrusion 32 is provided on the lower surface of the vertical hole core 29, and a concave portion (hole) is provided on the upper surface of the horizontal hole core 24, and the protrusion 32 engages or separates from the concave portion so that the vertical hole core 29 can be separated. It can be joined to or separated from the upper surface of the horizontal hole core 24. The vertical hole core 29 has a tapered cylindrical shape in which the lower portion is a small end surface 30 having a small area and the upper portion is a large end surface 31 having a large area.
[0020]
Concrete is filled in the cavity 34 of the mold 20 shown in FIG. 9, and the outer frame 21 is demolded after curing. This state is shown in FIG. First, from the state of FIG. 10, the handle 33 provided on the upper surface of the vertical hole core 29 is pulled upward (in the direction of arrow D). Then, the protrusion 32 is removed from the recess on the upper surface of the horizontal hole core 24, and the vertical hole core 29 is removed from the block 1. Next, each half body 25 of the horizontal hole core 24 is pulled out in the direction of arrow E, and the horizontal hole core 24 is removed from the block 1. The horizontal hole core 24 may be removed by inserting a jig such as a bar into the vertical hole 6 after removing the vertical hole core, or by forming a hook or the like on the large end surface 27. You may pull this. Since each half body 25 and the vertical hole core 29 of the horizontal hole core 24 have a tapered cylindrical shape and have a draft angle, they can be easily removed from the mold. The longitudinal hole core 29 may be removed before the outer frame 21 is removed.
[0021]
【The invention's effect】
In the pedestrian road boundary lid block according to the present invention, the water collecting holes are provided in the middle part of the block in the longitudinal direction, so that an arbitrary number of water collecting holes can be provided at arbitrary positions, and therefore there is a puddle on the road surface. It can be prevented from occurring. Further, the pedestrian boundary cover block in which the grating is detachably attached to the vertical hole can be easily cleaned in the side groove, and there is no need to install a management rod. Furthermore, the mold of the present invention can easily produce the pedestrian road boundary lid block of the present invention, and the core can be easily removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a pedestrian road boundary lid block 1. FIG.
FIG. 2 is a bottom view of the pedestrian road boundary lid block 1;
FIG. 3 is a side view of a walking road boundary lid block 1 ′.
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1 and a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 3;
FIG. 5 is a plan view of the pedestrian road boundary lid block 10;
6 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG.
FIG. 7 is an explanatory view of cleaning in the side groove U.
FIG. 8 is a perspective view of the cores 24 and 29;
FIG. 9 is a cross-sectional view of a mold 20 according to an embodiment.
FIG. 10 is an explanatory diagram of demolding of the cores 24 and 29;
11 is a side view of a conventional pedestrian road boundary lid block 40. FIG.
FIG. 12 is a side view of a conventional pedestrian road boundary lid block 40 ′.
13 is a cross-sectional view taken along line FF in FIG. 11 and a cross-sectional view taken along line GG in FIG.
14 is a plan view of the management basket 50. FIG.
15 is a cross-sectional view of the management basket 50. FIG.
FIG. 16 is a side view for explaining a construction state of the lateral groove U, the walking road boundary lid blocks 40 and 41, and the management rod 50.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pedestrian road boundary cover block 2 Lid part 3 Boundary part 4 Water collecting hole 5 Horizontal hole 6 Vertical hole 10 Pedestrian road boundary cover block 11 Lid part 12 Boundary part 13 Grating 14 Water collecting hole 15 Horizontal hole 16 Vertical hole 17 Step part 18 Cleaning hose 20 Mold 21 Outer frame 22 Lid molding part 23 Boundary molding part 24 Horizontal hole core 25 Half body 26 Small end face 27 Large end face 28 Projection 29 Vertical hole core 30 Small end face 31 Large end face 32 Protrusion 33 Handle 34 Cavity

Claims

板状の蓋部（２）と、蓋部（２）上面から長さ方向に沿って立設した境界部（３）とで断面が概略逆Ｔ字形に形成され、その長さ方向の中間部に、前記境界部（３）を水平方向に貫通する横孔（５）と、該横孔（５）に連通し前記蓋部（２）を縦方向に貫通する縦孔（６）とからなる集水孔（４）が形成されており、前記横孔（５）は中央部が最も断面積が小さく、両側にいくにしたがって次第に断面積が大きくなるテーパ孔、前記縦孔（６）は上部が最も面積が小さく、下部にいくにしたがって次第に断面積が大きくなるテーパ孔となっている歩車道境界蓋ブロックを上下逆転状態で成形する型枠であって、薄い箱状の蓋成形部（２２）とその底部が深くなるように形成された境界成形部（２３）によってキャビティー（３４）がＴ字形をなす外枠（２１）と、一端が面積の小さい小端面（２６）、他端が面積の大きな大端面（２７）となっているテーパ筒状の２個の半体（２５）の小端面（２６）どうしを互いに接合分離自在に接合し、前記境界成形部（２３）の最上部に配設される前記横孔（５）を成形する横孔中子（２４）と、該横孔中子（２４）の上面に接合分離自在に接合し、下部が面積の小さな小端面（３０）上部が面積の大きな大端面（３１）となっている、前記縦孔（６）を成形するテーパ筒状の縦孔中子（２９）とを有することを特徴とする歩車道境界蓋ブロックの型枠 The plate-shaped lid part (2) and the boundary part (3) erected along the length direction from the upper surface of the lid part (2) are formed in an approximately inverted T-shaped cross section, and the middle part in the length direction And a horizontal hole (5) penetrating the boundary portion (3) in the horizontal direction, and a vertical hole (6) communicating with the horizontal hole (5) and penetrating the lid portion (2) in the vertical direction. A water collecting hole (4) is formed, the horizontal hole (5) has a taper hole in which the central portion has the smallest cross-sectional area, and the cross-sectional area gradually increases toward both sides, and the vertical hole (6) is the upper portion. Is a mold for molding the pedestrian boundary lid block, which is a tapered hole having a smallest area and gradually increasing in cross-sectional area as it goes down, in a vertically inverted state, and is a thin box-shaped lid molding portion (22 ) And the boundary forming part (23) formed so that the bottom part thereof is deepened, the cavity (34) becomes T-shaped. The outer frame (21) and the small end face (25) of two tapered cylindrical halves (25) having one end with a small end face (26) with a small area and the other end with a large end face (27) with a large area ( 26) A horizontal hole core (24) for forming the horizontal hole (5) disposed at the uppermost portion of the boundary molding portion (23) by bonding the two together so as to be separable from each other, and the horizontal hole core A tapered cylindrical shape for forming the vertical hole (6), which is joined to the upper surface of (24) so as to be separable, with a lower end having a small end surface (30) and an upper portion having a large end surface (31) having a large area. Pedestrian road boundary cover block, characterized by having a vertical hole core (29)

請求項１の型枠において、前記２個の半体（２５）の一方の小端面（２６）に突起（２８）が、他方の小端面（２６）に凹部が形成され、該突起（２８）が該凹部に係合、分離することで該２個の半体（２５）の小端面（２６）どうしを互いに接合分離自在に接合するものであることを特徴とする歩車道境界蓋ブロックの型枠2. The mold according to claim 1 , wherein a projection (28) is formed on one small end face (26) of the two halves (25), and a recess is formed on the other small end face (26). A type of pedestrian boundary lid block characterized in that the small end faces (26) of the two halves (25) are joined and separated from each other by engaging and separating from the recess. frame

請求項１又は２の型枠において、前記縦孔中子（２９）の下面に突起（３２）が、前記横孔中子（２４）の上面に凹部が形成され、該突起（３２）が該凹部に係合、分離することで前記縦孔中子（２９）を前記横孔中子（２４）の上面に接合分離自在に接合するものであることを特徴とする歩車道境界蓋ブロックの型枠 3. The mold according to claim 1 , wherein a protrusion (32) is formed on the lower surface of the vertical hole core (29), and a recess is formed on the upper surface of the horizontal hole core (24). A type of pedestrian boundary lid block characterized in that the vertical hole core (29) is joined to and separated from the upper surface of the horizontal hole core (24) by engaging and separating with a recess. frame