JP3664909B2 - ゲートウェイ、通信システム及び通信方法 - Google Patents

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  • Communication Control (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲートウェイに関し、特に、電話交換機間をインターネット網を経由した転送系サービスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、LANの広帯域化等をはじめとするネットワーク技術の進歩と、パーソナルコンピュータ(PC)の多機能化・CPUの高速化等をはじめとするPC技術の進歩に伴い、複数のLAN上のPC間で音声データを高速に通信することが実用的に可能になってきた。
【0003】
これら技術により、従来の電話による音声の通信を、LAN及びWANから構成されるインターネット上のPC間で行うアプリケーションソフトとシステムが急速に市場に投入されている。これらシステムは、インターネットテレフォニーと称せられる。
【0004】
また、電話網とインネット網の間でプロトコル変換を行うゲートウェイ機能を有し、電話網とインターネット網の相互の網間での通信を実現するインターネットテレフォニー・ゲートウェイが開発されている。
【0005】
更に、インターネットテレフォニーゲートウェイを用い、従来の電話網の各交換機間をインターネットで中継するシステムは、一般に、「インターネットテレフォニーによる中抜き(バイパス)」と呼ばれる。
【0006】
一般に、従来の電話網による電話通話よりもインターネットテレフォニーで中抜きされた電話通話の方が低価格で運用できることから、この中抜きのシステムとサービスは、急速的に普及しつつある。
【0007】
従来、インターネットテレフォニー・ゲートウェイによる中抜きシステムでの電話交換機に収容される端末を通話中における他の電話交換機に収容される端末に転送する転送系サービスの技術は、確立されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
電話交換機の転送機能を使用して、単純に、インターネットテレフォニー・ゲートウェイによる中抜きシステムで転送系サービスを実施した場合、以下の問題点がある。
【0009】
図30は、従来の問題点を示す図である。電話交換機2#1の内線4#Aと電話交換機2#2の端末4#Bが通話中に、例えば、端末4#Aから電話交換機2#2の端末4#Cに転送サービスを単純に実行すれば以下のようになる。
【0010】
端末4#Aは、端末4#Bと通話中に転送釦押下して転送先の端末4#Cの番号をダイヤルする。電話交換機2#1は、ゲートウェイ6#1、インターネット網8及びゲートウェイ6#2を介して、電話交換機2#2に発信して、端末4#Cを呼び出して接続する。このため、端末4#Aについて、端末4#B及び端末4#Cと通話するための2本のパスがインターネット上に張られることになる。
【0011】
端末4#Aは、切断(オンフック)すると、電話交換機2#1は、端末4#Bを接続するパスと端末4#Cを接続するパスとを接続する。これにより、電話交換機2#2,ゲートウェイ6#2、インターネット8、ゲートウェイ6#1及び電話交換機2#1を介して、端末4#B,4#C間の転送サービスが実施される。
【0012】
このとき、電話交換機2#1側と電話交換機2#2側で不必要なインターネット回線が使用されることになりインターネット回線が無駄になる。また、端末4#B,4#Cの音声データは、ゲートウェイ6#1とゲートウェイ6#2の音声復号化及び音声符号化の音声コーデック制御により、インターネット8を圧縮された音声データで送受信される。前記不必要なインターネット回線が使用されることにより、ゲートウェイ6#1とゲートウェイ6#2間で、余分な音声コーデック制御が行われ、音質が劣化してしまうという問題がある。
【0013】
本発明の目的は、インターネット網を経由した転送時に効果的なパス接続ができ、インターネット回線の有効利用及び無駄なCODEC制御を行わないゲートウェイを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面によれば、複数の端末を収容する第1の電話交換機及びインターネットに接続されゲートウェイであって、前記第1の電話交換機が収容する第1の端末からの前記第1の電話交換機と異なる第2の電話交換機に収容される第2の端末への発信に基づく前記第1の電話交換機からのセットアップメッセージに基づき、前記第2の電話交換機に接続される第2のゲートウェイとの間で、制御チャネル及び前記第1及び第2の端末が通信を行うための第1の音声チャネルを開設する第1の呼制御手段と、前記第2の端末からの前記第1の電話交換機が収容する第3の端末への転送指示に基づく前記第2の電話交換機からの前記第3の端末への転送を指示する転送先通知メッセージ及び前記第1の端末から前記第3の端末へのパス設定の最適化要求メッセージを、前記第2のゲートウェイより受信して、前記第1の電話交換機に送信するメッセージ送受信手段と、前記第2の端末から前記第3の端末へ転送後に、前記第1の音声チャネルを解放する第2の呼制御手段とを具備したゲートウェイが提供される
【0016】
本発明の他の側面によれば、複数の端末を収容する第1の電話交換機及びインターネットに接続されたゲートウェイであって、通信相手のゲートウェイの呼制御手順を識別するための種別を格納する制御可否テーブルと、前記第1の電話交換機が収容する第1の端末からの前記第1の電話交換機と異なる第2の電話交換機に収容される第2の端末への発信に基づく前記第1の電話交換機からのセットアップメッセージに基づき、前記第2の電話交換機に接続される第2のゲートウェイとの間で、前記制御可否テーブルを参照して、前記第2のゲートウェイの呼制御手順を示す種別に応じて、制御チャネル及び前記第1及び第2の端末が通信を行うための第1の音声チャネルを開設する第1の呼制御手段と、前記第2の端末からの前記第1の電話交換機が収容する第3の端末への転送指示に基づく前記第3の端末への転送を指示する転送先通知メッセージ及び前記第1の端末から前記第3の端末へのパス設定の最適化要求メッセージを、前記第2のゲートウェイより受信して、前記第1の電話交換機に送信するメッセージ送受信手段と、前記第2の端末から前記第3の端末へ転送後に、前記第1の音声チャネルを解放する第2の呼制御手段とを具備したゲートウェイが提供される
【0017】
更に、本発明の他の側面によれば、それぞれが複数の端末を収容する第1及び第2の電話交換機、インターネット、前記第1の電話交換機及び前記インターネットに接続された第1のゲートウェイ、並びに前記第2の電話交換機及び前記インターネットに接続された第2のゲートウェイを含む通信システムであって、前記第1の電話交換機が収容する第1の端末からの前記第2の電話交換機に収容される第2の端末への発信に基づき、前記第1及び第2の端末間が通信を行うために第1及び第2の電話交換機間で呼設定を行うための呼制御メッセージを送受信する前記第1及び第2の電話交換機にそれぞれ設けられた第1の呼制御手段と、前記呼制御メッセージに基づいて、前記第1及び第2の電話交換機間で前記インターネットを介して通信を行うために前記第1及び前記第2のゲートウェイ間で呼制御をする前記第1及び第2のゲートウェイにそれぞれ設けられた第2の呼制御手段と、前記第2の端末からの前記第1の電話交換機が収容する第3の端末への転送指示に基づき、前記第1の電話交換機に前記第3の端末へ転送するよう指示する転送先通知メッセージ及び前記第1の端末から前記第3の端末へのパス設定の最適化要求メッセージを送信する前記第2の電話交換機に設けられた転送先通知及び最適化要求手段と、前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記第2の電話交換機より受信して、前記第1のゲートウェイに送信する前記第2のゲートウェイに設けられた第1のメッセージ送受信手段と、前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記インターネットを介して前記第2のゲートウェイより受信して、前記第1の電話交換機に送信する前記第1のゲートウェイに設けられた第2のメッセージ送受信手段と、前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記第1のゲートウェイより受信して、前記第1及び第3の端末間に前記第1及び第2のゲートウェイを介することなくパスを設定する前記第1の電話交換機に設けられた最適化手段とを具備した通信システムが提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について説明する前に、まず本発明の原理を説明する。図1は、本発明の原理図である。図1に示すように、ゲートウェイ18は、複数の端末12#i(i=1〜N)を収容し、パス最適化要求の第1メッセージに基づいて、ルーチングオプティマイゼーション処理をする電話交換機14とインターネット16に接続されている。
【0019】
ゲートウェイ18は、接続される電話交換機から送信された着信電話交換機の発信特番及び着信端末の電話番号を含む呼設定を要求する第2メッセージに基づいて、着信相手の発信特番に対応するゲートウェイのIPアドレスを決定し、該IPアドレスを使用して、呼設定を要求する第3メッセージをインターネット16を通して、通信相手の第2ゲートウェイに送信して、該第2ゲートウェイとの間で制御チャネルを開設する呼設定手段を具備する。
【0020】
そして、接続される電話交換機から送信された第4メッセージを制御チャネルを使用して送信されるメッセージに設定して、インターネット16を通して、通信相手の第2ゲートウェイに送信する第1メッセージ送信手段24と、電話交換機から送出された第5メッセージが設定されたメッセージ制御チャネルから受信すると、該第5メッセージを抽出して接続された電話交換機に送信する第2メッセージ送信手段26とを具備する。
【0021】
更に、第2メッセージに対する着信先の電話交換機から応答を示す第6メッセージが設定されたメッセージを制御チャネルから受信すると、発信元の端末と着信先の端末との間で通話をするための音声チャネルを開設する音声チャネル開設手段28と、解放を指示する第7メッセージが設定されたメッセージを制御チャネルから受信すると、該制御チャネル及び音声チャネルを解放するチャネル解放手段30とを具備する。
【0022】
以上のような構成によれば、例えば、端末12#1が着信電話交換機の発信特番+着信端末の電話番号をダイヤルしたとする。電話交換機14は、発信特番+着信端末の電話番号を設定した呼設定要求をする第2メッセージをゲートウェイ18に送信する。
【0023】
呼設定手段22は、第2メッセージに設定された発信特番に従って、着信電話交換機に接続される着信ゲートウェイのIPアドレスを決定する。そして、IPアドレスを使用して、呼設定を要求する第3メッセージを、インターネット16を通して、着信ゲートウェイに送信して、制御チャネルを開設する。
【0024】
電話交換機からは、パス最適化要求の第1メッセージや解放要求の複数のメッセージがゲートウェイ18に送信される。第1メッセージ送信手段24は、通信相手のゲートウェイに対し、電話交換機からのメッセージを制御チャネルを使用して送信されるメッセージに設定し、送信する。
【0025】
第2メッセージ送信手段26は、通信相手のゲートウェイに接続される電話交換機から送出された第5メッセージが設定されたメッセージを制御チャネルから受信すると、第5メッセージを抽出して、電話交換機14に送信される。電話交換機14は、第5メッセージを受信して、端末12#1に対して処理をする。これにより、電話交換機14は、相手の電話交換機と第1及び第2メッセージを含めてメッセージの送受信を行うことができる。
【0026】
音声チャネル開設手段28は、第2メッセージに対する着信先の電話交換機から応答を示す第6メッセージが設定されたメッセージを制御チャネルから受信すると、発信元の端末12#1と着信先の端末との間で通話をするための音声チャネルを開設する。この通話チャネルを用いて、端末12#1と着信端末間で音声の通話が行われる。
【0027】
ここで、発信側又は着信側の端末が転送操作を行ったとする。例えば、発信側の端末12#1が着信電話交換機に収容される他の端末に転送操作を行ったとする。上記と同じ処理を実行して、端末12#1と他の端末との間で通話をするための制御チャネル及び音声チャネルが開設される。
【0028】
そして、端末12#1が切断をすることになる。電話交換機14は、ゲートウェイ18に転送先通知メッセージ及び最適化処理要求の第1メッセージを送信する。これらのメッセージが相手ゲートウェイを通して、電話交換機に送信される。
【0029】
相手の電話交換機は、転送先通知メッセージ及び最適化処理要求に従って、ルーチングオブティマイゼーション処理を行って、処理完了メッセージを電話交換機14に通知する。電話交換機14は、処理完了メッセージを受信すると、解放を指示する第7メッセージを相手の電話交換機に送信する。
【0030】
相手電話交換機は、接続を解放する。チャネル解放手段30は、第7メッセージが設定されたメッセージを制御チャネルから受信すると、第7メッセージに関わる制御チャネル及び音声チャネルを解放する。
【0031】
第1実施形態
図2は、本発明の実施形態のインターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムを示す図である。図2に示すように、インターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムは、複数の端末42#ij(i=1…,j=1…)、複数のPBX44#i(i=1…)及び複数のゲートウェイ46#i(i=1…)から成る。
【0032】
複数の端末42#ij(j=1…)は、PBX44#iに収容される電話端末である。各PBX44#iは、端末42#ij(j=1…)を収容し、発信特番が付与された電話交換機である。例えば、PBX44#1,44#2,44#3には、発信特番700,710,720がそれぞれ付与されている。端末42#01,42#02は、インターネット48に接続されるパソコンなどの端末である。
【0033】
ゲートウェイ46#iは、PBX44#i及びインターネット48に接続されている。ゲートウェイ46#iとPBX44#iの間は、ISDN回線により接続されている。尚、本実施形態では、ゲートウェイ46#iとPBX44#iは1対1に対応しているが、1対n(n≧2)であってもよい。インターネット48は、TCP/IPプロトコルで通信されるLANやWANである。
【0034】
ゲートウェイ46#iは、ロジカルゲートウェイ番号及びインターネツト48に接続するためにIP(Internet Protocol)アドレスが付与されている。ロジカルゲートウェイ番号は、インターネットテレフォニー・ゲートウェイシステム全体で1からシーケンシャルに付与されている。
【0035】
図3は、ゲートウェイとIPアドレスなどの関連図である。図3に示すように、ゲートウェイ46#1は、収容するPBX44#1の発信特番が700、ロジカルゲートウェイ番号が1、IPアドレスが000.000.000.001である。ゲートウェイ46#2は、収容するPBX44#2の発信特番が710、ロジカルゲートウェイ番号が2、IPアドレスが000.000.000.002である。
【0036】
ゲートウェイ46#3は、収容するPBX44#3の発信特番が720、ロジカルゲートウェイ番号が3、IPアドレスが000.000.000.003である。また、端末42#01,42#02は、発信特番が01,02、IPアドレスが000.000.000.004,000.000.000.005である。
【0037】
図4は、ゲートウェイ間の接続構成図である。図4に示すように、ゲートウェイ46#iと46#j(i≠j)間は、インターネット48を介して、H323チャネルにより接続される。H323チャネルは、信号チャネル、H245チャネル及び音声チャネルからなる。信号チャネルは、呼を制御するために使用されるチャネルであり、H323のQ931メッセージ手順により接続される。
【0038】
H245チャネルは、チャネルのネゴシエーションに使用されるチャネルであり、接続するお互いのインターネットテレフォニー・ゲートウェイが持つメディア能力(音声、ビデオ、データなど)を通知して、使用するメディアを決定する機能と互いの通話チャネルを教え合う機能を持つ。音声チャネルは、H245チャネルで決定された音声、ビデオ、データなどを流すチャネルである。
【0039】
図5は、本発明の第1実施形態によるゲートウェイの構成図である。図5に示すように、各ゲートウェイ46は、インターネット回線制御部60、回線交換制御部62及び呼制御部64からなる。
【0040】
インターネット回線制御部60は、インターネット48からの信号チャネル、H245チャネル及び音声チャネルの各信号を抽出して、呼制御部64に処理依頼をする機能と、呼制御部64からの要求を元に、信号チャネル、H245チャネル及び音声チャネルに信号を設定して、インターネット48に送信する機能を有する。
【0041】
インターネット回線制御部60は、ISDNメッセージトランスファ制御部68及びH323システムコントロール部66からなる。ISDNメッセージトランスファ制御部68は、呼制御部68からの要求に従って、信号チャネルのH323H323・Q931のUser Informationメッセージ情報要素にメッセージを設定する機能と信号チャネル制御部74の要求に従って、信号チャネルのUser Informationメッセージ情報要素を抽出する機能を有する。
【0042】
特に、本実施形態では、PBX44#iから送信されるISDNのメッセージを他のゲートウェイに送信するために、H323・Q931のUser Informationメッセージに新規情報要素(ISDN Message Transfer情報要素)を追加している。そして、新規に追加したISDN Message Transfer情報要素にPBX44#iから送信されたISDNのメッセージを設定する。
【0043】
更にH323・Q931のUser InformationメッセージのISDN Message Transfer情報要素からISDNのメッセージを抽出する。尚、H323・Q931のUser InformationメッセージがISDNのメッセージが設定されたメッセージであるかは、情報要素群に設定された情報要素の中にISDN Message Transfer情報要素を示す情報要素識別子の有無により判断する。
【0044】
図6は、H323 User Informationメッセージ情報を示す図である。
【0045】
図6に示すように、H323 User Informationメッセージは、Protocol Discriminator, Call reference, Message Typeなどのヘッダ部とSending Complete, Display, Keypad Facilityなどの情報要素群からなる。ISDN Message Transfer情報要素は、情報要素群の中の一つの情報要素で、情報要素識別子(情報要素識別コード)、内容長(バイト長)、レイヤ3ISDNメッセージ情報からなる。
【0046】
ISDN Message Transfer情報要素は、情報要素識別子にISDN Message Transfer情報要素を識別するためのコードが設定される。本実施形態でISDN Message Transfer情報要素のレイヤ3ISDNメッセージ情報にPBX44#iにて編集されたISDNメッセージが設定される。
【0047】
図7は、本発明の第1実施形態によるH323チャネルを示す図である。図7に示すように、本第1実施形態では、信号チャネル、H245チャネル及び音声チャネルについて、PBX44#iから送信されたISDNメッセージの送受信のために、信号チャネルのUser Informationメッセージ情報要素を使用するが、H245チャネル及び通話用音声チャネルは、通常の使用方法となる。
【0048】
音声チャネル制御部72は、呼制御部64からの指示に従って、ゲートウェイ46#iと46#j間でRTP/RTCP通信を行うことにより音声チャネルの開設、開設した音声チャネルに設定された信号の送受信及び音声チャネルの解放をする。
【0049】
信号チャネル制御部74は、呼制御部64の指示に従って、信号チャネルの開設、解放、H323 User Informationメッセージ情報要素が設定された信号チャネルの送信、及び信号チャネルを受信して、H323 User Informationメッセージ情報要素を抽出するように、ISDNメッセージトランスファ制御部68に指示する機能を有する。
【0050】
H245制御部76は、呼制御部64の指示に従って、H245チャネルを用いて、お互いのインターネットテレフォニー・ゲートウェイが持つメディア能力(音声、ビデオ、データなど)を通知する。
【0051】
回線交換制御部62は、PBX44#iとの間で信号を受信して、ISDNメッセージを分離して、呼制御部64に出力する。また、呼制御部64からの指示に従って、ISDNメッセージをPBX44#iに出力する。
【0052】
呼制御部64は、発信ゲートウェイ決定テーブル80、インターネット接続情報テーブル82及びインターネット通話チャネル管理テーブル84を有する。図8は、図5中の発信ゲートウェイ決定テーブル構成図である。
【0053】
図8に示すように、発信ゲートウェイ決定テーブル80は、図示しない保守コンソールから入力されたインターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムを構成する他の全てのゲートウェイ46#j(j≠i)について、該ゲートウェイ46#jが接続されるPBX44#jの発信特番及びゲートウェイ46#jの発信先ロジカルゲートウェイ番号が発信特番をインデックスとした領域に記憶されている。
【0054】
図9は、図5中のインターネット接続情報テーブル構成図である。インターネット接続情報テーブル82は、発信ゲートウェイ決定テーブル80に記憶されたゲートウェイ46#jの発信先ロジカルゲーウェイ番号をインデックスとした領域に、ゲートウェイ46#jのインターネット発信先IPアドレスが記憶されている。
【0055】
まず、発信特番から発信ゲートウェイ決定テーブル80を索引して、発信先ロジカルゲートウェイ番号を決定する。決定した発信先ロジカルゲートウェイ番号からインターネット接続情報テーブル82を索引して、発信番号に該当するIPアドレスを決定する。
【0056】
このIPアドレスを使用して、インターネット48を介して、ゲートウェイ46#iとゲートウェイ46#jとの間で、H323で規定されるプロトコルによる通信を行われる。
【0057】
尚、インターネット接続情報テーブル82及び発信ゲートウェイ決定テーブル80の代わりに、発信番号をインデックスとした領域にIPアドレスを記憶するテーブルにより構成してもよい。
【0058】
図10は、図5中のインターネット通話チャネル管理テーブル構成図である。図10に示すように、インターネット通話チャネル管理テーブル84には、呼番号をインデックスとした領域に、インターネット信号チャネル番号及びインターネット音声チャネル番号が記憶される。
【0059】
呼番号は、PBX44#iから送信されたISDN−SETUPメッセージに設定された呼番号に対応する番号である。インターネット信号チャネル及びインターネット音声チャネルは、ISDN−SETUPメッセージに基いて、開設されるチャネル番号である。
【0060】
インターネット通話チャネル管理テーブル84は、ISDN−REL COMPメッセージに基いて、開設した信号チャネル及び音声チャネルを解放するときに使用される。
【0061】
呼制御部64は、以下の機能を有する。
【0062】
(1) 回線交換制御部62から出力されたISDNメッセージを分析して、以下の処理を行う。
【0063】
(a)PBX44#iからISDN−SETUPメッセージを受信すると、SETUPメッセージに設定された着番号情報要素の発信番号から発信ゲートウェイ決定テーブル80及びインターネット接続情報テーブル82を検索して、着信先のゲートウェイのIPアドレスを決定する。
【0064】
IPアドレスを用いて、H323メッセージ手順に従って、信号チャネル制御部74にSETUPメッセージを送出して、呼設定するように指示する。H245制御部76にH245信号チャネルを開設するよう指示する。
【0065】
(c)PBX44#iから受信したメッセージ(ISDN−SETUP、ALERT,CONN,FACILITY,FACILITY ACK,DISC,REL,REL COMPなど)を、新規に追加したH323・931のUser Informationメッセージ情報要素に設定するように、ISDNメッセージトランスファ制御部68に指示する。ISDNメッセージトラトンスファ制御部68が設定したメッセージをISDNメッセージの呼番号に対応する信号チャネルを使用して送信するように信号チャネル制御部74に指示する。
【0066】
(2) インターネット48から受信した信号チャネルのメッセージについて、以下の処理を行う。
【0067】
(a)インターネット48から受信した新規に追加したH323・931のUser Informationメッセージ情報要素に設定されたISDNメッセージを、回線交換制御部62に送出するよう指示する。
【0068】
(b)ALERT/CONNメッセージを受信すると、音声チャネル制御部74に音声チャネルを開設するよう指示する。
【0069】
(c)REL COMPメッセージを受信すると、メッセージに設定された呼番号からインターネット信号チャネル番号及びインターネット音声チャネル番号を決定し、信号チャネル及び音声チャネルの解放を信号チャネル制御部74及び音声チャネル制御部72に指示する。
【0070】
図11及び図12は、本発明の第1実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。図13は、本発明の第1実施形態によるインターネット網転送サービス時のパス接続を示す図である。
【0071】
以下、これらの図を参照して、第1実施形態によるインターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムの動作説明をする。
【0072】
本実施形態では、一例として、PBX44#2に収容される端末42#21がPBX44#1に収容される端末42#11に発信してから、端末42#21と42#11との間で通話中に、端末42#11が転送釦押下して、PBX44#2に収容される端末42#22に発信して、転送したものとする。
【0073】
図11に示すように、PBX44#2に収容される端末42#21は、オフフックして、PBX44#1の発信特番(700)+端末42#11の内線番号(11)をダイヤルしたとする。PBX44#2は、発信特番(700)+端末42#11の内線番号を着番号情報要素に設定して、呼番号(CR1)のISDN−SETUPメッセージを、ゲートウェイ46#2に送出する。
【0074】
ゲートウェイ46#2は、ISDN−SETUPメッセージを受信すると、ISDN−SETUPメッセージの着番号情報要素に設定された発信番号から発信ゲートウェイ決定テーブル80及びインターネット接続情報テーブル82を索引して、着信先のゲートウェイのIPアドレスを決定する。
【0075】
例えば、本例では、発信特番700なので、ゲートウェイ46#1のIPアドレス000.000.000.001が取得される。そして、ゲートウェイ46#2は、ゲートウェイ46#1のIPアドレスを用いて、H323メッセージ手順に従って、SETUPメッセージをゲートウェイ46#1に送出する。
【0076】
ゲートウェイ46#1は、SETUPメッセージを受信すると、ALERT/CONNメッセージを編集後、信号チャネルに対し送信要求することで、インターネット48を介して、ゲートウェイ46#2にメッセージを各々送信する。ゲートウェイ46#2は、信号チャネルを接続中とする。ゲートウェイ46#2は、ISDNメッセージの呼番号(CR1)をインデックスとしたインターネット通話チャネル管理テーブル84にインターネット信号チャネル番号を記憶する。
【0077】
ゲートウェイ46#2は、PBX44#2から受信したISDN−SETUPメッセージをH323・Q931User Informationメッセージの新規情報要素に設定し、既に接続中の信号チャネルを使用することで、インターネット48を介して、ゲートウェイ46#1に送信する。
【0078】
ゲートウェイ46#1は、信号チャネルから受信されたH323・Q931User Informationメッセージの新規情報要素に設定されたISDN−SETUPメッセージを分離して、PBX44#1に送出する。PBX44#1は、ISDN−SETUPメッセージに設定された内線番号(11)に該当する端末42#11に対し着信を行う。
【0079】
端末42#11が着信応答すると、PBX44#1は、端末42#11を接続して、SETUPメッセージと同じ呼番号(CR1)を用いて、ISDN−ALERT/CONN(呼び出し/応答)メッセージをゲートウェイ46#1に送信する。ゲートウェイ46#1は、PBX44#1から受信したISDN−ALERT/CONNメッセージをH323・Q931User Informationメッセージの新規情報要素に設定して、インターネット48を介して、ゲートウェイ46#2に送信する。
【0080】
ゲートウェイ46#2は、インターネット48からH323・Q931メッセージの新規情報要素に設定されたISDN−ALERT/CONNメッセージを取り出して、PBX44#2に送信し、通話中とする。
【0081】
ゲートウェイ46#2は、H245チャネル、音声チャネルの開設を行い、RTP/RTCP通信を行うことにより、端末42#11と端末42#21の通話を可能とする。ゲートウェイ46#2は、ISDN−メッセージの呼番号(CR1)をインデックスとするインターネット通話チャネル管理テーブル84の領域に音声チャネル番号を記憶する。
【0082】
端末42#11からPBX44#2の端末42#22に転送する場合は、端末42#11は、転送釦を押下後、転送先のPBX44#2の発信特番(710)+端末42#22の内線番号(22)をダイヤルする。
【0083】
この場合も、端末42#21から端末42#11に発信した時と同様にして、ゲートウェイ46#1,46#2間に、新たな呼番号(CR2)の信号チャネルを開設し、PBX44#1からのISDNメッセージを該信号チャネルのH323・Q931のUser Informationメッセージの新規情報要素に設定して、ゲートウェイ46#1,46#2間で通信する。
【0084】
これにより、端末42#11と端末42#22と間でゲートウェイ46#1、インターネット48及びゲートウェイ46#2を介した通話が行われる。端末42#11がオンフックして、切断すると、PBX44#1は、端末42#22との通話で使用していた呼番号(CR1)にて、ISDN−FACILITY(転送先通知)メッセージをゲートウェイ46#1に送信する。
【0085】
ゲートウェイ46#1は、ISDN−FACILITYメッセージの呼番号(CR1)に対応する信号チャネルに、ISDNのFACILITYメッセージをH323・Q931User Informationメッセージの新規情報要素に編集後、送信要求することで、ゲートウェイ46#2に送信する。ゲートウェイ46#2は、ISDN−FACILITYメッセージをPBX44#2に送信する。
【0086】
PBX44#2は、IDSN−FACILITYメッセージを受信するとISDNのFACILITY ACKをFACILITYメッセージの呼番号(CR1)にて、ゲートウェイ46#2に送信する。ゲートウェイ46#2は、FACILITY ACKをH323・Q931User Informationメッセージの新規情報要素に設定して、ゲートウェイ46#1に送信する。ゲートウェイ46#1は、ISDNのFACILITY ACKをPBX44#1に送信する。
【0087】
PBX44#1は、ISDNの呼番号(CR1)のFACILITY ACKメッセージを受信すると、ISDN−FACILITY(最適化要求)メッセージを発呼番号(CR1)にて、ゲートウェイ44#1に送信する。ゲートウェイ44#1は、ISDNのFAC(最適化要求)メッセージをH323・Q931User Informationメッセージの新規情報要素に設定して、ゲートウェイ46#2に送信する。
【0088】
ゲートウェイ46#2は、ISDN−FACILITY(最適化要求)メッセージをPBX44#2に送信する。PBX44#2は、呼番号(CR1)の最適化要求を受けると、呼番号(CR1)は、端末42#21から端末42#11に対して設定されたものであり、転送通知により、端末42#22への転送が指示されるので、ルーチングオプティマイゼーション(最適化処理)により、端末42#21から端末42#11へパスを端末42#21に切り替える。これにより、端末42#21と42#21との間で、PBX44#2内で設定されたパスにより通話が行われる。従って、音質が劣化することがない。
【0089】
PBX44#2は、最適化処理を行うと、ISDNのFACILITY ACKメッセージをゲートウェイ46#2に送信する。ISDNのFACILITY ACKメッセージは、インターネット48、ゲートウェイ46#1を通して、PBX44#1に送信される。
【0090】
PBX44#1は、呼番号(CR1)の回線解放を指示するISDN−DISCメッセージをゲートウェイ46#1に送信する。ゲートウェイ46#1は、呼番号(CR1)に対応する信号チャネルを使用して、H323・Q931User Informationメッセージの新規情報要素にDISCメッセージを設定して、ゲートウェイ46#2に送信する。
【0091】
ゲートウェイ46#2は、DISCメッセージをPBX44#2に送信する。図12に示すように、PBX44#2は、ISDN−RELメッセージをゲートウェイ46#2,46#1を介して、PBX44#1に送信する。PBX44#1は、RELメッセージを受信すると、REL COMPメッセージをゲートウェイ46#1,46#2を介して、PBX44#2に送信する。PBX44#1,44#2は、呼番号(CR1)の通話チャネルを解放する。
【0092】
ゲートウェイ46#2は、ゲートウェイ46#1からH323・Q931User Informationメッセージの新規情報要素に設定されたISDN−REL COMPメッセージを受信すると、呼番号(CR1)からインターネット通話チャネル管理テーブル84を索引して、信号チャネル及び音声チャネルを解放する。
【0093】
同様にして、呼番号(CR2)についても、PBX44#1,44#2及びゲートウェイ46#1,46#2において、それぞれ信号チャネルや音声チャネルか解放される。これにより、図13に示すように、PBX44#2内で端末42#21と42#22の間で最適なパスに切替えられると共に、端末42#21と端末42#11及び端末42#11と端末42#22との間のパスが解放される。そのため、音声の劣化が防止されると共に、回線が無駄になることが回避される。
【0094】
第2実施形態
図14は、本発明の第2実施形態によるゲートウェイの構成図であり、図5中の要素と実質的に同一の要素には同一の符号を付している。図14のゲートウェイは、ISDNメッセージ・トランスファ部92からH323・Q931メッセージの新規情報要素にISDNのメッセージを設定する機能を無くしたこと、ISDNメッセージを設定するチャネルを信号チャネルではなく音声チャネルとしたこと、インターネット通話チャネル管理テーブル94にISDNメッセージ送受信用音声チャネル番号を追加したことが図5のゲートウェイと異なる。
【0095】
呼制御部90は、図2中のPBX44#iから送出されたISDNメッセージをH323・Q931メッセージの新規情報要素に設定するのではなく、ISDNメッセージを送受信するための音声チャネルを開設して、該音声チャネルにISDNメッセージを設定して、インターネット48に送信するようにしたことが図5中の呼制御部64と異なる。
【0096】
また、インターネット通話チャネル管理テーブル94に信号チャネル番号及び通話用の音声チャネル番号に加えて、ISDNメッセージ送受信用のインターネット音声チャネル及び通話用の音声チャネル番号を記憶すること、ISDNメッセージ送受信用の音声チャネルについてはコーデック制御しないよう制御することが図5中の呼制御部64と異なる。
【0097】
図15は、図14中のインターネット通話チャネル管理テーブル構成図である。図15に示すように、インターネット通話チャネル管理テーブル94は、呼番号をインデックスとする領域に、インターネット信号チャネル番号、インターネットISDNメッセージ送受信用音声チャネル番号及び通話用音声チャネル番号が記憶される。呼番号は、ISDN−SETUPメッセージに設定された呼番号である。
【0098】
図16は、ゲートウェイ間の通信に使用するH323チャネルの構成図である。この図に示すように、本発明の第2実施形態で使用するH323チャネルは、信号ャネル、H245チャネル、ISDNメッセージ送受信用音声チャネル及び通話用音声チャネルから構成される。
【0099】
図17及び図18は、本発明の第2実施形態によるインターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムのメッセージシーケンスを示す図である。以下、これらの図を参照して、本発明の第2実施形態によるインターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムの動作説明をする。
【0100】
本実施形態では、一例として、PBX44#2に収容される端末42#21がPBX44#1に収容される端末42#11に発信してから、端末42#21と42#11との間で通話中に、端末42#11が転送釦押下して、PBX44#2に収容される端末42#22に発信して、転送したものとする。
【0101】
図17に示すように、PBX44#2は、端末42#11の番号をダイヤルすると、PBX44#2は、ISDN−SETUPメッセージをゲートウェイ100#2に送信する。ゲートウェイ100#2は、ISDN−SETUPメッセージの着番号情報要素を元に、インターネット発信先のゲートウェイ100#1を決定し、呼番号(CR1)にて、ゲートウェイ100#2,100#1間をH323メッセージ手順により信号チャネル(例えば、信号チャネル番号=1)を接続中とする。
【0102】
H245チャネルを用いて、メディアの種類を決定し、H245チャネルを接続中とする。RTP/RTCP通信により、ISDNメッセージ送受信用の音声チャネル(例えば、音声チャネル番号=1)を開設して接続中とする。ゲートウェイ100#2,100#1は、接続中とした呼番号(CR1)をインディクスとするインターネット通話管理テーブル94の領域に信号チャネル番号及びISDNメッセージ送受信用音声チャネル番号を記憶する。
【0103】
ゲートウェイ100#2は、PBX44#2から受信したISDN−SETUPメッセージをISDNメッセージ送受信用音声チャネルに設定して、ゲートウェイ100#1に送信する。ゲートウェイ100#1は、ゲートウェイ100#2から受信したISDN−SETUPメッセージをPBX44#1に送信する。PBX44#1は、ISDN−SETUPメッセージの着番号情報要素を元に着信先の端末42#11に着信する。
【0104】
ゲートウェイ100#1は、PBX44#1からのISDN−ALERT/CONNメッセージにISDNメッセージ送受信用チャネルに設定して、ゲートウェイ100#2に送信する。ゲートウェイ100#2は、ゲートウェイ100#1から受信したISDN−ALERT/CONNメッセージをPBX44#2に送信する。
【0105】
ゲートウェイ100#2は、ゲートウェイ100#1間のRTP/RTCP通信を行うことにより、音声チャネルの開設を行い、端末42#21と42#11との間の通話を可能とする。ゲートウェイ100#2は、呼番号(CR1)に対応する信号チャネル番号をインデックスとするインターネット通話チャネル管理テーブル94の領域に、音声チャネルの番号(例えば、音声チャネル番号=2)を記憶する。
【0106】
端末42#11が端末42#22に転送するために、転送釦+転送先(発信特番710+内線番号22)をダイヤルしたとする。PBX44#1は、端末42#1に保留音接続して、ゲートウェイ100#1にISDN−SETUPメッセージを送信する。
【0107】
ゲートウェイ100#1は、前述と同様にして、H323メッセージ手順により、信号チャネル、H245チャネル及びISDNメッセージ送受信用音声チャネルを接続中とする。ゲートウェイ100#1は、信号チャネルの番号(例えば、信号チャネル番号=2)及びISDNメッセージ送受信用音声チャネルの番号(例えば、信号チャネル番号=4)をインターネット通話チャネル管理テーブル94に登録する。ゲートウェイ100#1は、ISDNメッセージ送受信用音声チャネルを使用して、ISDNメッセージの送受信を行うことにより、端末42#11と端末42#22間の通話用の音声チャネルの開設を行う。
【0108】
ゲートウェイ100#1,100#2間のRTP/RTCP通信を行うことで、端末42#11と42#22間の通話を可能とする。ゲートウェイ100#1は、音声チャネルの番号をインターネット通話チャネル管理テーブル94に登録する。
【0109】
端末42#11が切断すると、PBX44#1は、端末42#11と端末42#21間で呼設定された呼番号(CR1)で、ISDN−FACILITY(転送先通知)メッセージをゲートウェイ100#1に送信する。
【0110】
ゲートウェイ100#1は、呼番号(CR1)に対応するISDNメッセージ送受信用チャネルに、ISDN−FACILITY(転送通知)メッセージを設定して、ゲートウェイ100#2に送信する。ゲートウェイ100#2は、ISDN−FACILITY(転送通知)メッセージをPBX44#2に送信する。
【0111】
PBX44#2,44#1は、ISDN−FACILITY ACKメッセージ、ISDN−FACILITY(最適化要求)メッセージの送受信のシーケンスを実行するが、ゲートウェイ100#1,100#2は、ISDNメッセージ送受信用音声チャネルにこれらのISDNメッセージ設定して、送信する。PBX44#2は、最適化要求のFACILITYメッセージにより既存処理のルーチングオプティマイゼーション処理を行い、端末42#21と42#22のパス張り替え処理を行う。
【0112】
PBX44#1、44#2は、呼番号(CR1)で、ISDN−DISCメッセージ、ISDN−RELメッセージ、ISDN−REL COMPメッセージを送受信するシーケンスを実行する。
【0113】
ゲートウェイ100#1,100#2は、呼番号(CR1)に該当する信号チャネルのISDNメッセージ送受信用音声チャネルに、これらのISDNメッセージを設定して送信する。
【0114】
ゲートウェイ100#2は、ISDN−REL COMPメッセージを受信すると、呼番号(CR1)よりインターネット通話チャネル管理テーブル94を索引して、信号チャネル、H245チャネル及び2つの音声チャネルを解放する。同様に、呼番号(CR2)に関わる信号チャネル、H245チャネル及び2つの音声チャネルを解放する。
【0115】
第3実施形態
図19は、本発明の第3実施形態によるゲートウェイの構成図であり、図5中の構成要素と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付している。又、本実施形態によるゲートウェイは、第1実施形態で使用した符号に対応させると、ゲートウェイ46#iをゲートウェイ109#iとする。
【0116】
図19のゲートウェイ109#iは、PBX44#iから受信したISDNメッセージを信号チャネルのH323・Q931のUser Informationメッセージ情報に追加した新規情報要素に設定することに関しては、図5のゲートウェイ46#iと同じであるが信号チャネルをゲートウェイ109#iの立ち上げ時に開設し、通話切断時に、通話用の音声チャネルのみを解放する点で、図5のゲートウェイ46#iと異なる。
【0117】
(1)図19中の呼制御部110は、ゲートウェイ109#iが立ち上がると、インターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムを構成する他の全てのゲートウェイ109#j(j≠i)間でH323・Q931メッセージ手順により、信号チャネルを開設するようにインターネット回線制御部60を制御する点で図5中の呼制御部64と異なる。
【0118】
(2)開設した信号チャネルをインターネット発信回線決定テーブル112に登録することが図5中の呼制御部64と異なる。
【0119】
(3)ゲートウェイ109#jからISDN−SETUPメッセージを受信すると、インターネット音声チャネルを開設して、開設した音声チャネル番号を、呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル114に登録することが図5中の呼制御部64と異なる。
【0120】
(4)端末42#ijが切断したときに、通話用の音声チャネルのみを解放する点で図5中の呼制御部64と異なる。
【0121】
図20は、図19中のインターネット発信回線決定テーブル構成図である。図20に示すように、インターネット発信回線決定テーブル112は、インターネット発信先ロジカルゲートウェイ番号をインディクスとした領域に、インターネット信号チャネル番号が登録される。
【0122】
図21は、図19中の呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル構成図である。図20に示すように、呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル114は、呼番号をインデックスとした領域に、インターネット音声チャネル番号が記憶される。呼番号とは、ISDN−SETUPメッセージに設定される呼番号をいう。
【0123】
以下、図19のゲートウェイ109#iの動作説明をする。
【0124】
ゲートウェイ109#iにて、インターネットテレフォニーゲートウェイシステムを構成する全てのゲートウェイ109#j(j≠i)について、インターネット発信先ロジカルゲートウェイ番号及びインターネット発信先IPアドレスを保守コンソールより入力して、インターネット接続情報テーブル82に登録する。
【0125】
同様に、全ての他のゲートウェイ109#jについて、収容するPBXの発信特番及び発信先ロジカルゲートウェイ番号を保守コンソールより入力して、発信ゲートウェイ決定テーブル80に登録する。
【0126】
ゲートウェイ109#iは、発信ゲートウェイ決定テーブル80及びインターネット接続情報テーブル82に登録が終了し、システムが立ち上がると、インターネット接続情報82に登録されたIPアドレスを有するゲートウェイ109#jとの間で、ISDNメッセージ送受信のための信号チャネル(例えば、=1)を開設し、H323・Q931メッセージ手順により、信号チャネルを接続中とする。
【0127】
インターネット発信回線決定テーブル112のゲートウェイ109#jのインターネット発信先ロジカルゲートウェイ番号をインデックスとする領域に、インターネット信号チャネルの番号(例えば、=1)を登録する。
【0128】
図22及び図23は、本発明の第3実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。図22に示すように、端末42#21は、発信特番+端末42#11をダイヤル(700+11)し、発信を行う。PBX44#2は、ISDN−SETUPメッセージをゲートウェイ102#2に送信する。
【0129】
ゲートウェイ109#2は、ISDN−SETUPメッセージ情報の着番号情報要素の発信特番から、発信ゲートウェイ決定テーブル80を索引し、該発信特番のPBX44#1を収容するゲートウェイ109#1のインターネットロジカルゲートウェイ番号(=1)を決定する。
【0130】
決定したインターネットロジカルゲートウェイ番号から、インターネット接続情報テーブル82を索引し、IPアドレスを決定する。さらに、決定したインターネットロジカルゲートウェイ番号から、インターネット発信回線決定テーブル112を索引し、ISDNメッセージ送受信用信号チャネルを抽出する。
【0131】
ゲートウェイ109#2は、H323・Q931のUser Informationメッセージの新規情報要素にPBX42#2から受信したISDN−SETUPメッセージを設定し、抽出したISDNメッセージ送受信用信号チャネルを使用してゲートウェイ109#1に送信する。
【0132】
ゲートウェイ109#1は、H323・Q931のUser Informationメッセージの新規情報要素に設定されたISDN−SETUPメッセージをPBX44#1に送信する。PBX44#2は、内線42#11が呼び出し/応答すると、ISDN−ALERT/CONNメッセージをゲートウェイ109#1に送信する。
【0133】
ゲートウェイ109#1は、ISDN−ALERT/CONNメッセージをISDNメッセージ送受信用信号チャネルのH323・Q931のUser Informationメッセージの新規情報要素に設定して、ゲートウェイ109#2に送信する。
【0134】
ゲートウェイ109#2は、信号チャネルに設定されたISDN−ALERT/CONNメッセージを受信すると、ISDN−ALERT/CONNメッセージをPBX44#2に送信する。又、CONNメッセージを受信した場合は、通話用の音声チャネル(例えば、=2)を開設し、ゲートウェイ109#2−109#1間の通話を可能とする。
【0135】
このとき、ゲートウェイト109#2は、ISDNメッセージの呼番号(CR1)をインデックスとした呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル114の領域に、通話用の音声チャネル番号を記憶する。これにより、PBX44#2から発信される毎に、信号チャネルを開設するのではないのでシーケンスが簡単になり、1つのISDNメッセージ送受信用信号チャネルで複数の音声チャネルを管理することができる。
【0136】
端末42#11が端末42#22に転送するために、転送釦押下して、転送先(710+22)をダイヤルしたときも、ゲートウェイ101#1が開設したISDNメッセージ送受信用信号チャネルのH323・Q931のUser Informationメッセージの新規情報要素にISDNメッセージを設定して、送受信することにより、端末42#11−42#22の音声チャネルを開設して、呼番号(CR2)をインデックスとする呼番号対応音声チャネル管理テーブル114に、音声チャネル番号を記憶する。
【0137】
端末44#11が切断すると、PBX44#1と44#2間で、ISDN−FACILITY(転送先通知)メッセージ、ISDN−FACILITY ACKメッセージ、ISDN−FACILITY(最適化要求)メッセージ、ISDN−FACILITY ACKメッセージの送受信のシーケンスが実施される。
【0138】
このシーケンスにおいて、ゲートウェイ109#1,109#2は、ISDNメッセージを、信号チャネルのH323・Q931のUser Informationメッセージの新規情報要素に設定して、送受信する。PBX44#2は、ISDN−FACILITY(最適化要求)メッセージを受信すると、既存パス接続の最適化処理にて、パスを張り替える。
【0139】
PBX44#1と44#2間で、ISDN−DISCメッセージ、ISDN−RELメッセージ、ISDN−REL COMPメッセージの送受信のシーレンスが実施される。図23に示すように、このシーケンスにおいて、ゲートウェイ109#1,109#2は、ISDNメッセージを、信号チャネルのH323・Q931のUser Informationメッセージの新規情報要素に設定して、送受信する。
【0140】
ゲートウェイ109#2は、ISDN−REL COMPメッセージを受信ンすると、呼番号(CR1)を元に呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル114を索引し、該当音声チャネルを解放する。ゲートウェイ109#1−109#2間の呼の解放は、ISDNメッセージ手順により解放する。呼番号(CR2)の解放についても、上記と同様のシーケンスにて行われる。
【0141】
ISDNメッセージ送受信用信号チャネルの解放は、ゲートウェイが終了時、インターネット発信回線決定テーブル112に登録されている全てのISDNメッセージ送受信用信号チャネルに対してH323メッセージ手順により、解放処理を行う。
【0142】
第4実施形態
図24は、本発明の第4実施形態によるゲートウェイの構成図であり、図14中の構成要素と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付している。又、本実施形態によるゲートウェイは、第1実施形態で使用した符号に対応させると、ゲートウェイ100#iをゲートウェイ119#iとする。図24のゲートウェイ119#iは、PBX44#iから受信したISDNメッセージをISDNメッセージ送受信用音声チャネルに設定することに関しては、図14のゲートウェイと同じであるがISDNメッセージ送受信用音声チャネルをゲートウェイ119#iの立ち上げ時に開設すること、通話切断時に、通話用の音声チャネルのみを解放する点で、図14のゲートウェイ100#iと異なる。
【0143】
(1)図24中の呼制御部120は、ゲートウェイ119#iが立ち上げられると、インターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムを構成する他の全てのゲートウェイ119#j(j≠i)間で、インターネット回線制御部60を制御して、信号チャネル、H245チャネル、ISDNメッセージ送受信用音声チャネルを開設して、H323メッセージ手順により、接続中とする点で図14中の呼制御部90と異なる。
【0144】
(2)開設した信号チャネル番号、H245チャネル番号及びISDNメッセージ送受信用音声チャネル番号をインターネット発信回線決定テーブル122に登録することが図14中の呼制御部90と異なる。
【0145】
(3)ゲートウェイ109#jからISDN−SETUPメッセージを受信すると、インターネット音声チャネルを開設して、通話用の音声チャネル番号のみを、呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル114に登録することが図14中の呼制御部90と異なる。
【0146】
(4)通話用の音声チャネルのみを解放する点で図14中の呼制御部90と異なる。
【0147】
図25は、図24中のインターネット発信回線決定テーブル構成図である。図25に示すように、インターネット発信回線決定テーブル122は、インターネット発信先ロジカルゲートウェイ番号をインデックスとする領域に、インターネット信号チャネル番号、インターネットH245チャネル番号及びインターネット音声チャネル番号が記憶される。
【0148】
以下、図24のゲートウェイ119#iの動作説明をする。
【0149】
ゲートウェイ119#iにて、インターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムを構成する全てのゲートウェイ119#j(j≠i)について、インターネット発信先ロジカルゲートウェイ番号及びインターネット発信先IPアドレスを保守コンソールより入力して、インターネット接続情報テーブル82に登録する。
【0150】
同様に、全ての他のゲートウェイ119#jについて、収容するPBXの発信特番及び発信先ロジカルゲートウェイ番号を保守コンソールより入力して、発信ゲートウェイ決定テーブル80に登録する。
【0151】
ゲートウェイ119#iは、発信ゲートウェイ決定テーブル80及びインターネット接続情報テーブル82に登録が済みシステムが立ち上がると、インターネット接続情報82に登録されたIPアドレスを有するゲートウェイ119#jとの間で、ISDNメッセージ送受信のための信号チャネル(例えば、=1)、H245チャネル及びISDNメッセージ送受信用音声チャネルを開設し、H323・Q931メッセージ手順により、接続中とする。
【0152】
インターネット発信回線決定テーブル122のゲートウェイ119#jのインターネット発信先ロジカルゲートウェイ番号をインデックスとする領域に、インターネット信号チャネル番号、H245チャネル番号及び音声チャネル番号を登録する。
【0153】
図26及び27は、本発明の4実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。図26に示すように、端末42#21は、発信特番+端末42#11をダイヤル(700+11)し、発信を行う。
【0154】
PBX44#2は、ISDN−SETUPメッセージをゲートウェイ119#2に送信する。ゲートウェイ119#2は、ISDN−SETUPメッセージ情報の着番号情報要素の発信特番から、発信ゲートウェイ決定テーブル80を索引し、該発信特番のPBX44#1を収容するゲートウェイ119#1のインターネットロジカルゲートウェイ番号(=1)を決定する。
【0155】
決定したインターネットロジカルゲートウェイ番号から、インターネット接続情報テーブル82を索引し、IPアドレスを決定する。さらに、決定したインターネットロジカルゲートウェイ番号から、インターネット発信回線決定テーブル122を索引し、ISDNメッセージ送受信用音声チャネルを抽出する。
【0156】
ゲートウェイ119#2は、抽出したISDNメッセージ送受信用音声チャネルにISDN−SETUPメッセージを設定して、ゲートウェイ119#1に送信する。ゲートウェイ119#1は、ISDNメッセージ送受信用音声チャネルに設定されたISDN−SETUPメッセージをPBX44#1に送信する。
【0157】
PBX44#2は、内線42#11が呼び出し/応答すると、ISDN−ALERT/CONNメッセージをゲートウェイ119#1に送信する。ゲートウェイ119#1は、ISDN−ALERT/CONNメッセージをISDNメッセージ送受信用音声チャネルに設定して、ゲートウェイ119#2に送信する。
【0158】
ゲートウェイ119#2は、音声チャネルに設定されたISDN−ALERT/CONNメッセージを受信すると、ISDN−ALERT/CONNメッセージをPBX44#2に送信する。又、CONNメッセージを受信した場合は、通話用の音声チャネル(例えば、=2)を開設し、ゲートウェイ119#2−119#1間の通話を可能とする。
【0159】
ゲートウェイト119#2は、ISDNメッセージの呼番号(CR1)をインデックスとした呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル114の領域に、通話用の音声チャネル番号を記憶する。これにより、PBX44#2から発信される毎に、信号チャネルを開設するのではないのでシーケンスが簡単になり、1つのISDNメッセージ送受信用音声チャネルで複数の音声チャネルを管理することができる。
【0160】
端末42#11が端末42#22に転送するために、転送釦押下して、転送先(700+22)をダイヤルしたときも、ゲートウェイ119#1が開設したISDNメッセージ送受信用音声チャネルにISDNメッセージを設定して、送受信することにより、端末42#11−42#22の音声チャネルを開設して、呼番号(CR2)をインデックスとする呼番号対応音声チャネル管理テーブル114の領域に、開設した音声チャネル番号を記憶する。
【0161】
端末44#11が切断すると、PBX44#1と44#2間で、ISDN−FACILITY(転送先通知)メッセージ、ISDN−FACILITY ACKメッセージ、ISDN−FACILITY(最適化要求)メッセージ、ISDN−FACILITY ACKメッセージの送受信のシーケンスが実施される。
【0162】
このシーケンスにおいて、ゲートウェイ119#1,119#2は、ISDNメッセージを、ISDNメッセージ送受信用音声チャネルに設定して、送受信する。PBX44#2は、ISDN−FACILITY(最適化要求)メッセージを受信すると、既存パス接続の最適化処理にて、パスを張り替える。
【0163】
PBX44#1と44#2間で、ISDN−DISCメッセージ、ISDN−RELメッセージ、ISDN−REL COMPメッセージの送受信のシーケンスが実施される。図27に示すように、このシーケンスにおいて、ゲートウェイ119#1,119#2は、ISDNメッセージを、ISDNメッセージ送受信用音声チャネルに設定して、送受信する。
【0164】
ゲートウェイ119#1,119#2は、ISDN−REL COMPメッセージを受信すると、呼番号(CR1)を元に呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル114を索引し、該当音声チャネルを解放する。
【0165】
ゲートウェイ119#1−119#2間の呼の解放は、ISDNメッセージ手順により解放する。呼番号(CR2)の解放についても、上記と同様のシーケンスにて行われる。
【0166】
信号チャネル、H245チャネル及び音声チャネルの解放は、ゲートウェイが終了時、インターネット発信回線決定テーブル122に登録されている全てのISDNメッセージ送受信用信号チャネルに対してH323メッセージ手順により、解放処理を行う。
【0167】
第5実施形態
図28は、本発明の実施形態によるゲートウェイの構成図である。第5実施形態では、第1,2,3,4実施形態又は、該機能を有さないゲートウェイ(第1,2,3,4実施形態以外のゲートウェイ)がインターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムに混在する場合を想定している。
【0168】
呼制御130は、PBX42#iからISDN−SETUPメッセージを受信すると、着信先のゲートウェイの種類により、制御する。例えば、着信先ゲートウェイが第1実施形態のゲートウェイであれば、第1実施形態の制御によるゲートウェイ制御を行う。つまり、各々の着信先ゲートウェイの実施形態によるゲートウェイ制御を行う。又、着信先ゲートウェイが該機能を有さないゲートウェイであれば、H323プロトコル手順による既存のゲートウェイ制御を行う。
【0169】
図29は、図28中のインターネットISDN制御可否テーブル構成図である。図29に示すように、インターネットISDN制御可否テーブル132には、各ゲートウェイについて、そのインターネットロジカルゲートウェイ番号をインデックスした領域に、ISDN制御信号可否フラグが設定されている。
【0170】
ISDN制御可否フラグには、該ロジカルゲートウェイ番号の種類により、フラグが設定される。例えば、発信先ゲートウェイが第1実施形態を持つゲートウェイであれば該ゲートウェイ対応のISDN制御可否フラグに1を設定する。第2、第3、第4のゲートウェイに関しては、それぞれ、2,3,4の値が設定される。また、第1,2,3,4実施形態を持たないゲートウェイであれば、0の値が設定される。但し、本ゲートウェイが設定されるISDN制御可否フラグ対応の実施形態を持っていない場合は、0の値が設定される。
【0171】
以下、第29のゲートウェイの動作説明をする。
【0172】
各ゲートウェイの情報設定に関しては、前記実施形態と同様である。又、ISDN制御可否テーブルに関しては、インターネットテレフォニー・ゲートウェイシステムを構成する全ての他のゲートウェイについて、インターネット発信先ロジカルゲートウェイ番号及びISDN制御可否フラグを保守コンソールより入力して、インターネットISDN制御可否テーブル132に登録する。
【0173】
端末からインターネット発信特番+着信端末の番号をダイヤルし、インターネット発信を行う。ゲートウェイがISDN−SETUPメッセージを受信すると、SETUPメッセージの着信番号情報要素から、発信ゲートウェイ決定テーブル80を索引し、発信ゲートウェイロジカル番号を決定する。
【0174】
決定したロジカルゲートウェイ番号を元に、ISDN制御可否テーブル132を索引し、ISDN制御フラグを抽出する。抽出したISDN制御可否フラグの値により、処理を行う。例えば、1であれば、実施形態1による制御を実施する。各々2,3,4に対しても、実施形態2,3,4の制御を実施する。又、値が0の場合であれば,H323プロトコル手順による既存のゲートウェイ制御を実施する。
【0175】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、インターネット網を経由した転送時に効果的なパス接続ができ、インターネット回線の有効利用及び無駄なCODEC制御を行わないため、音質又は処理能力の向上に寄与することが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態のインターネットテレフォニー・ゲートウェイシステム構成図である。
【図3】ゲートウェイとIPアドレス等の関連図である。
【図4】ゲートウェイ間の接続構成図である。
【図5】本発明の第1実施形態によるゲートウェイ構成図である。
【図6】H323ユーザインフォメーションメッセージ情報要素を示す図である。
【図7】第1実施形態によるH323チャネルを示す図である。
【図8】図5中の発信ゲートウェイ決定テーブル構成図である。
【図9】図5中のインターネット接続情報テーブル構成図である。
【図10】図5中のインターネット通話チャネル管理テーブル構成図である。
【図11】本発明の第1実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。
【図12】本発明の第1実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。
【図13】本発明の第1実施形態によるインターネット網転送サービス時のパス接続を示す図である。
【図14】本発明の第2実施形態によるゲートウェイ構成図である。
【図15】図14中のインターネット通話チャネル管理テーブル構成図である。
【図16】本発明の第2実施形態によるH323チャネルを示す図である。
【図17】本発明の第2実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。
【図18】本発明の第2実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。
【図19】本発明の第3実施形態によるゲートウェイ構成図である。
【図20】図19中のインターネット発信回線決定テーブル構成図である。
【図21】図19中の呼番号対応インターネット音声チャネル管理テーブル構成図である。
【図22】本発明の第3実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。
【図23】本発明の第3実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。
【図24】本発明の第4実施形態によるゲートウェイ構成図である。
【図25】図24中のインターネット発信回線決定テーブル構成図である。
【図26】本発明の第4実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。
【図27】本発明の第4実施形態によるメッセージシーケンスを示す図である。
【図28】本発明の第5実施形態によるゲートウェイ構成図である。
【図29】図28中のインターネットISDN制御可否テーブル構成図である。
【図30】従来の問題点を示す図である。
【符号の説明】
12#i(i=1〜N) 端末
14 電話交換機
16 インターネット
18 ゲートウェイ
22 呼設定手段
24 第1メッセージ送信手段
26 第2メッセージ送信手段
28 音声チャネル開設手段
30 チャネル解放手段

Claims (6)

  1. 複数の端末を収容する第1の電話交換機及びインターネットに接続されたゲートウェイであって、
    前記第1の電話交換機が収容する第1の端末からの前記第1の電話交換機と異なる第2の電話交換機に収容される第2の端末への発信に基づく前記第1の電話交換機からのセットアップメッセージに基づき、前記第2の電話交換機に接続される第2のゲートウェイとの間で、制御チャネル及び前記第1及び第2の端末が通信を行うための第1の音声チャネルを開設する第1の呼制御手段と、
    前記第2の端末からの前記第1の電話交換機が収容する第3の端末への転送指示に基づく前記第2の電話交換機からの前記第3の端末への転送を指示する転送先通知メッセージ及び前記第1の端末から前記第3の端末へのパス設定の最適化要求メッセージを、前記第2のゲートウェイより受信して、前記第1の電話交換機に送信するメッセージ送受信手段と、
    前記第2の端末から前記第3の端末へ転送後に、前記第1の音声チャネルを解放する第2の呼制御手段と、
    を具備したゲートウェイ。
  2. 前記第1及び第2の電話交換機間のメッセージ通信のためのメッセージ送受信用音声チャネルを用いて、前記第2のゲートウェイとの間で通信する請求項1記載のゲートウェイ。
  3. 前記メッセージ送受信用音声チャネルは、前記ゲートウェイの立ち上げの際に開設される請求項記載のゲートウェイ。
  4. 複数の端末を収容する第1の電話交換機及びインターネットに接続されたゲートウェイであって、
    通信相手のゲートウェイの呼制御手順を識別するための種別を格納する制御可否テーブルと、
    前記第1の電話交換機が収容する第1の端末からの前記第1の電話交換機と異なる第2の電話交換機に収容される第2の端末への発信に基づく前記第1の電話交換機からのセットアップメッセージに基づき、前記第2の電話交換機に接続される第2のゲートウェイとの間で、前記制御可否テーブルを参照して、前記第2のゲートウェイの呼制御手順を示す種別に応じて、制御チャネル及び前記第1及び第2の端末が通信を行うための第1の音声チャネルを開設する第1の呼制御手段と、
    前記第2の端末からの前記第1の電話交換機が収容する第3の端末への転送指示に基づく前記第3の端末への転送を指示する転送先通知メッセージ及び前記第1の端末から前記第3の端末へのパス設定の最適化要求メッセージを、前記第2のゲートウェイより受信して、前記第1の電話交換機に送信するメッセージ送受信手段と、
    前記第2の端末から前記第3の端末へ転送後に、前記第1の音声チャネルを解放する第2の呼制御手段と、
    を具備したゲートウェイ。
  5. それぞれが複数の端末を収容する第1及び第2の電話交換機、インターネット、前記第1の電話交換機及び前記インターネットに接続された第1のゲートウェイ、並びに前記第2の電話交換機及び前記インターネットに接続された第2のゲートウェイを含む通信システムであって、
    前記第1の電話交換機が収容する第1の端末からの前記第2の電話交換機に収容される第2の端末への発信に基づき、前記第1及び第2の端末間が通信を行うために第1及び第2の電話交換機間で呼設定を行うための呼制御メッセージを送受信する前記第1及び第2 の電話交換機にそれぞれ設けられた第1の呼制御手段と、
    前記呼制御メッセージに基づいて、前記第1及び第2の電話交換機間で前記インターネットを介して通信を行うために前記第1及び前記第2のゲートウェイ間で呼制御をする前記第1及び第2のゲートウェイにそれぞれ設けられた第2の呼制御手段と、
    前記第2の端末からの前記第1の電話交換機が収容する第3の端末への転送指示に基づき、前記第1の電話交換機に前記第3の端末へ転送するよう指示する転送先通知メッセージ及び前記第1の端末から前記第3の端末へのパス設定の最適化要求メッセージを送信する前記第2の電話交換機に設けられた転送先通知及び最適化要求手段と、
    前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記第2の電話交換機より受信して、前記第1のゲートウェイに送信する前記第2のゲートウェイに設けられた第1のメッセージ送受信手段と、
    前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記インターネットを介して前記第2のゲートウェイより受信して、前記第1の電話交換機に送信する前記第1のゲートウェイに設けられた第2のメッセージ送受信手段と、
    前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記第1のゲートウェイより受信して、前記第1及び第3の端末間に前記第1及び第2のゲートウェイを介することなくパスを設定する前記第1の電話交換機に設けられた最適化手段と、
    を具備した通信システム
  6. それぞれが複数の端末を収容する第1及び第2の電話交換機、インターネット、前記第1の電話交換機及び前記インターネットに接続された第1のゲートウェイ、並びに前記第2の電話交換機及び前記インターネットに接続された第2のゲートウェイを含む通信システムにおける通信方法であって、
    前記第1の電話交換機が収容する第1の端末からの前記第2の電話交換機に収容される第2の端末への発信に基づき、前記第1及び第2の端末間が通信を行うために第1及び第2の電話交換機間で呼設定を行うための呼制御メッセージを送受信するステップと、
    前記呼制御メッセージに基づいて、前記第1及び第2の電話交換機間で前記インターネットを介して通信を行うために前記第1及び前記第2のゲートウェイ間で呼制御をするステップと、
    前記第2の端末からの前記第1の電話交換機が収容する第3の端末への転送指示に基づき、前記第2の電話交換機が前記第1の電話交換機に前記第3の端末へ転送するよう指示する転送先通知メッセージ及び前記第1の端末から前記第3の端末へのパス設定の最適化要求メッセージを送信するステップと、
    前記第2のゲートウェイが前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記第2の電話交換機より受信して、前記第1のゲートウェイに送信するステップと、
    前記第1のゲートウェイが前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記インターネットを介して前記第2のゲートウェイより受信して、前記第1の電話交換機に送信するステップと、
    前記第1の電話交換機が前記転送先通知メッセージ及び前記最適化要求メッセージを前記第1のゲートウェイより受信して、前記第1及び第3の端末間に前記第1及び第2のゲートウェイを介することなくパスを設定するステップと、
    を具備した通信方法
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