JP3664622B2 - 感圧装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷重の大きさを電気抵抗として検出する感圧装置に係わり、特に、小荷重から大荷重にわたって検出が可能である感圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、座席に人が着席しているか否かを感知するシートセンサー等に用いられる従来の感圧装置は、図7に示すように、可撓性を有する第1の絶縁基板51上に形成された導電材料からなる第1の接点部52と、可撓性を有する第2の絶縁基板55上に形成された導電材料からなる第2の接点部56が、間隙を介して対向しており、間隙の幅は、第1と第2の絶縁基板間に介在する絶縁スペーサー54により保持されている。
【0003】
第1と第2の絶縁基板51、55に荷重が加えられると、絶縁基板51、55は荷重により間隙側に撓む。そして、第1と第2の絶縁基板51、55に加えられる荷重がしきい値を越えると、第1の接点部52は、第2の接点部56と接触し、感圧装置がON状態となる。
【0004】
従来のシートセンサーでは、上記のような複数個の感圧装置をシートベース(人の体重を受ける着座台)面内に配置して、ON状態となった感圧装置の面内分布から、着席者の有無を感知する。そして、着席者の存在を感知したとき、車両衝突時にエアバックを作動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の感圧装置では、しきい値以上の大きさの荷重が加えられたときにON状態となるものであり、感圧装置に加えられた小さな荷重や、荷重の変化を検出することは困難であった。
また、第1、第2の絶縁基板51、55は間隙側に撓むので、第1、第2の絶縁基板51、55に加わる負担が大きく、第1、第2の絶縁基板51、55が間隙側に突出した状態に変形した場合、しきい値が変化して誤動作の原因となるおそれがあった。
【0006】
このような従来の感圧装置を用いた車載用のシートセンサでは、荷重の大きさを検出することが困難であるので、着席者の体格を感知することができず、着席者の体格に合わせてエアバックを作動させるためには、他の装置が必要であった。また、車載用の場合、高温下、荷重が加え続けられる可能性があるので、荷重(荷物)によりたわめつづけられる第1、第2の絶縁基板51、55には、耐熱性に優れたポリエチレンナフタレート等の高価な材料を用いる必要があり、コスト高となる問題があった。
本発明は、長寿命であり、且つ、微小な荷重を含む様々な大きさの荷重を適切な抵抗値で検出することができる感圧装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の感圧装置は、絶縁材からなる第1の基板と、該第1の基板上に形成された第1の接点部と、高抵抗材料からなり、前記第1の接点部を構成すると共に前記第1の接点部の最表面に設けられた第1の抵抗体と、絶縁材からなり前記第1の基板と対向する第2の基板と、該第2の基板上に形成され、前記第1の接点部と対向する第2の接点部と、高抵抗材料からなり、前記第1の接点部を構成すると共に前記第2の接点部の最表面に設けられた第2の抵抗体と、前記第1と第2の基板間に介在して前記第1と第2の基板を接着する接着部材とを有し、前記第1と第2の接点部を何れか一方側、或いは両方から加圧することによって前記第1と第2の抵抗体間に作用する圧接力を、前記第1と第2の接点部間の電気抵抗値として検出する。
このような感圧装置は、高抵抗材料からなる第1及び第2の抵抗体が常に電気的な接触状態にあるので、基板に荷重が加えられないときでも、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値は有限な値である。第1と第2の基板の少なくとも一方に荷重が加えられると、微小な荷重であっても、荷重に応じて第1と第2の抵抗体間に作用する圧接力が増加して、第1と第2の抵抗体の電気的な接触面積が増加することにより接触抵抗が低下するので、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値は荷重に応じた値となる。よって、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値により、ゼロ近傍を含む様々な大きさの荷重を検出することができる。
【0008】
また、接点部間に間隙を保持する必要がないので、間隙を保持するための保持部材が不要であり、保持部材の変形による性能の劣化がない。また、接点部間に間隙がないことから、加重により基板が変形する量(たわみ両)が少ないので、基板への負担が少なく、長寿命である。
【0009】
さらに、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値は、第1と第2の抵抗体に作用する圧接力の大きさが同じでも、第1、第2の抵抗体材料の比抵抗が高いほど高くなるので、感圧装置が検出する荷重の大きさ(感圧装置の仕様)に応じて第1、第2の抵抗体材料の比抵抗を変えることにより、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値が適切な値となり、仕様に応じた荷重を適切な抵抗値で検出することができる。
【0010】
また、第1と第2の基板が接着部材により接着されることにより、第1と第2の抵抗体は、共に所定の位置に固定され、第1と第2の抵抗体の対向する面積が一定に保持されるので、荷重の検出にバラツキを生じる要因を削減することができる。
【0011】
また、本発明の感圧装置では、前記接着部材は、前記第1と第2の抵抗体から外れた位置で、前記第1と第2の抵抗体の周囲を囲むように形成されている。 このような感圧装置では、接着部材が、第1と第2の基板と共に、第1と第2の抵抗体の周囲を囲んで、外部環境から受ける影響を少なくすることができる。さらに、第1と第2の抵抗体の電気的な接触が接着部材により妨げられることがない。
【0012】
また、本発明の感圧装置は、前記第1と第2の基板の何れか一方、或いは両方が可撓性を有すると共に、前記接着部材はシート状部材からなり、前記第1と前記第2の基板の間隔は、前記接着部材が介在した位置と比べて、前記第1、第2の接点部が形成された位置で広くなっている。
このような感圧素子では、接着部材と接点部の間で基板が撓んだ状態となっているので、第1と第2の接点部が、撓んだ基板側から押圧されることにより、第1と第2の抵抗体に圧接力が作用して、外力を与えることなく、第1と第2の抵抗体を常に電気的な接触状態とすることができる。
【0013】
また、第1と第2の接点部の合計した厚さ寸法が同一であり、外力(荷重)が加えられていないとき、撓んだ基板により第1と第2の接点部(抵抗体)に作用する圧接力(仮に与圧という)は、接着部材が薄い方が厚い場合に比べて大きくなる。
【0014】
従って、第1と第2の接点部間の抵抗値は、基板に加えられた荷重の大きさが同じでも、接着部材が薄い場合の方が厚い場合に比して低くなるが、基板に加えられた荷重が十分大きく、基板の撓みによる圧接力(与圧)を無視できるようになると、第1と第2の接点部間の抵抗値は接着部材の厚さに依存しない値に収束する。よって、基板に加えられた荷重の変化に対する接点部間の抵抗値の変化は、接着部材が薄い方が緩やかになる。
【0015】
上記のような荷重−抵抗値特性を利用すると、感圧装置が検出する荷重の最小値と最大値の幅(感圧装置の仕様)に応じて接着部材の厚さを変えることにより、最小荷重に対応する抵抗値から最大荷重に対応する抵抗値までを調整することができるので、所望の検出範囲内の荷重を適切な抵抗値で検出することができる。
【0016】
また、本発明の感圧装置は、前記第1と第2の基板が両方とも可撓性を有するので、耐衝撃性に優れ、荷重等により基板が破損することがない。
【0017】
また、本発明の感圧装置は、シート状部材からなる前記接着部材には開口が設けられており、この開口の内側で前記第と第2の抵抗体同士を電気的な接触状態とすると共に、前記第1と第2の接点部の合計した厚さ寸法は、前記接着部材が介在する位置での前記第1と第2の基板間より大きい。
よって、第1と第2の接点部の厚さとシート状部材の厚さにより開口より露出する第1と第2の抵抗体同士を外力を加えない場合においても安定した接触状態とすることができる。
【0018】
また、本発明の感圧装置は、前記接着部材が、シート状の基材の両面に粘着層が形成されたものであるので、接着部材の厚さバラツキが少なく、第1と第2の基板の間隔を一定に製造できる。
【0019】
また、本発明の感圧装置は、前記第1と第2の接点部の何れか一方、或いは双方が、前記第1と第2の抵抗体と電気的に接続された導電材料からなる導電体を有している。
このような感圧装置は、第1、第2の抵抗体と外部との電気的な接続を導電体を介して行うことができるので、第1、第2の抵抗体と外部との電気的接続をより確実なものとすることができる。
【0020】
また、本発明の感圧装置は、前記第1と第2の接点部が、それぞれ、第1と第2の前記導電体を有し、第1と第2の導電体は、前記第1と第2の抵抗体を介して互いに対向していると共に、前記第1と第2の抵抗体が対向する領域のほぼ全域に形成されている。
このような感圧装置では、第1と第2の導電体間の電流経路が、第1と第2の抵抗体の対向面と略垂直になり、第1と第2の抵抗体内の最短経路をとるので、第1と第2の抵抗体の電気的接触面の前後において、電流経路の抵抗値を低いものとすることができる。よって、第1と第2の接点部間の抵抗値出力を、接触抵抗による成分が大部分を占めるものとすることができる。
【0021】
さらに、第1と第2の抵抗体の対向面内には、ほぼ全域に電流経路が分布しているので、抵抗値出力は、第1と第2の抵抗体面内の電気特性バラツキを平均化したものとなり、安定する。
【0022】
また、本発明の感圧装置は、前記第1と第2の抵抗体が、それぞれ前記第1と第2の導電体の表面上に形成されており、前記抵抗体の表面積は、前記導電体の表面積と異なる。
このような感圧装置では、導電体と抵抗体の表面積が異なるので、抵抗体を導電体上に重ねて形成する工程において、導電体と抵抗体の表面積が同じ場合と比べて、両者の形成ズレ(例えば印刷ズレ)を大きさの違いにより吸収できるため、抵抗体と導電体との重なり面積を一定に形成することが容易であり、特性のバラツキを抑制することができる。
【0023】
また、本発明の感圧装置は、前記抵抗体が、前記導電体の全表面を覆っている。
このような感圧装置では、導電体が外部に露出していないので、導電体と他方の接点部とのショートを防ぐことができる。さらに、導電体は外部環境から遮断されるので、導電体の劣化を防ぐことができる。
【0024】
また、本発明の感圧装置は、前記第1と第2の抵抗体が、同じ材料からなるので、抵抗体材料の種類を少なくすることができ、材料の管理がしやすくなると共に、誤使用の発生を防ぐことができる。
【0025】
また、本発明の感圧装置では、前記抵抗体は、比抵抗が102乃至106(Ω・cm)である材料からなるので、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値が適切な値となり、荷重を正確に検出することができる。
検出をより正確に行うためには、材料の比抵抗が、103乃至105(Ω・cm)であることが好ましい。
【0026】
また、本発明の感圧装置は、前記第1と第2の基板上の何れか一方、或いは双方には、導電材料からなる配線パターンが形成されており、前記配線パターンは、前記第1及び第2の抵抗体と電気的に接続されている。
このような感圧装置は、配線パターンを用いて外部から接点部への電力供給及び第1と第2の接点部間の抵抗値出力(抵抗値におおじた電圧出力)を行うので、別途、リード線などを抵抗体に接続する必要がなく、構造が単純であり、且つ、接点部と外部との電気的接続をより確実なものとすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の感圧装置を図1から図5を用いて説明する。
まず、本発明の第1実施例の構造を説明する。図1と図2は、第1の実施例の平面図と断面図である。なお、第1の基板に形成された部材は実践で、第2の基板に形成された部材は破船で示している。
第1の基板1は、厚さ50〜150μmの可撓性を有する平坦なポリエステル基板からなり、第1の基板1上には、直径10〜20mmの円形である第1の接点部2が形成されている。第1の接点部2は、層状の第1の導電体2a(以下第1の導電体層2a)と層状の第1の抵抗体2b(以下第1の抵抗体層2b)層2bが第1の基板1上に順次積層された2層構造であり、円形に形成された厚さ10μmの第1の導電体層2aは、導電フィラーとする銀粒子を、バインダ樹脂とするポリエステル、ポリウレタン、アクリル等の樹脂中に分散させた導電材料からなる。
【0028】
第1の抵抗体層2bは、比抵抗が104(Ω・cm)程度である高抵抗材料からなり、例えば、酸化チタンや酸化亜鉛等の金属酸化物粒子、或いはカーボンブラックやグラファイト等のカーボン粒子を、バインダ樹脂とするフェノール等熱硬化性樹脂中に分散させたものを用いることができる。
【0029】
第1の抵抗体層2bは、ピンホールの生じることがない十分な厚さ(25μm)に形成され、第1の導電体層2aの表面を覆って第1の接点部2の最表面層となっており、且つ、第1の導電体層2aは、第1の抵抗体層2b面内のほぼ全域に形成された状態となっている。
【0030】
第1の基板1の導電体層2aが設けられた同一面上に形成された第1の配線パターン3は、第1の導電体層2aと同一の材料からなり、第1の導電体層2aと一体に形成されている。
【0031】
接着部材4は、ポリエステルフィルムからなる厚さ5μmの基材4bの両面にアクリル樹脂からなる厚さ12μmの粘着層4cが形成されたものであり、全体の厚さが第1の接点部2の厚さ寸法を2倍したものより薄い。また、所定の位置に直径11〜22mmの略円形の開口(以下貫通孔4a)が設けられており、貫通孔4aは、第1の接点部2よりも大きな径である。
【0032】
第2の基板5及び第2の基板5上に形成された第2の接点部6は、第1の基板1、第1の接点部2と同様の材料、形状、構成であり、第2の接点部6は、層状の第2の導電体6a(以下第2の導電体層6a)と層状の第2の抵抗体6b(以下第2の抵抗体層6b)とからなる。
【0033】
第2の基板5の第2の導電体操6aが設けられたと同じ面上に形成された第2の配線パターン7は、第1の配線パターン3と同じ材料からなり、第2の導電体層6aと一体に形成されている。
【0034】
接着部材4は、第1と第2の基板1、5間に介在し、第1と第2の基板1、5を粘着層4cにより接着するとともに、第1と第2の基板1、5の間隔を保持している。
【0035】
第1の接点部2は、接着部材4の貫通孔4aの内側において、第2の接点部6と一致するように重ねられて、第2の接点部6と共に互いの位置に固定されている。このとき、第1の抵抗体層2bは、第2の抵抗体層6bと互いの面内全域で接触している。また、第1と第2の接点部2、6は、周囲を接着部材4と第1、第2の基板1、5とにより囲まれた状態となっている。
【0036】
また、第1と第2の接点部2、6の合計した厚さ寸法は、接着部材4よりも厚いので、平たん状の第1と第2の基板1、5は、接着部材4と第1、第2の接点部2、6の間で撓みを生じている。
即ち、第1と第2の接点部2、6の合計した厚さ寸法は、接着部材4が介在する位置での第1と第2の基板間隔よりも大きく形成されている。
このことにより、第1と第2の基板1、5は、撓みにより互いに第1と第2の接点部2、6を加圧する力を生じるので、第1と第2の抵抗体層2b、6bには圧接力(仮に与圧と呼ぶ)が作用した状態となっている。
【0037】
第1と第2の配線パターン3、7は、第1と第2の接点部2、6を介して電気的に接続されており、第1と第2の接点部2、6への電力供給及び第1と第2の接点部2、6間の抵抗値出力を行うために、外部と接続されている。
【0038】
次ぎに、本発明の第2の実施例の構造を図3と図4を用いて説明する
1の基板11及び第1の基板上に形成された第1の接点部12は、第1の実施例と同様な材料、形状、構成であるが、第1の導電体層12aと第1の抵抗体層12bは、第1の接点部12の中央付近で2分割されている。2分割された第1の導電体層12aを隔てる幅寸法は、1〜2mm程度と第1の接点部12の厚さ寸法と比べて非常に大きいが、第1の接点部12の径と比べると十分小さいものとなっている。また、2分割された第1の抵抗体層12bは、それぞれに第1の導電体層12aの全表面を覆っている。
【0039】
第1の基板上11の第1の接点部12が形成されたと同じ面には、第1の導電体層12aと同一材料からなる第1の配線パターン13と第2の配線パターン17が形成されており、2分割された第1の導電体層12aは、それぞれ、第1、または第2の配線パターン13、17と一体に形成されている。
【0040】
第2の基板15上には、第1の実施例と同一材料、形状、構成である第2の接点部16のみが形成されており、第2の導電体層16aと第2の抵抗体層16bが積層されて第2の接点部16を構成している。接着部材14は、第1の実施例と同様に、基材14bと両面の粘着層14cとからなり、開口(以下貫通孔14a)が設けられている。第1と第2の基板11、15は、第1の実施例と同様に、接着部材14により接着されて、第1と第2の接点部12、16は、第1の実施例と同様の状態で配設されている。
【0041】
第1と第2の配線パターン13、17は、第1と第2の接点部12、16を介して電気的に接続されており、第1と第2の接点部12、16への電力供給及び第1と第2の接点部12、16間の抵抗値出力を行うために外部と接続されている。
【0042】
次に、上記第1と第2の実施例の、特に接点部2、6、12、16の製造方法を説明する。
導電体層2a、6a、12a、16aの作製は、配線パターン13、17の作製と同時に行い、バインダ樹脂を含有する有機溶剤中に導電フィラーを分散させた導電インクを、スクリーン印刷法により基板1、5、11、15上にパターン形成した後、導電インクを乾燥させて有機溶剤を揮発させるものである。
【0043】
抵抗体層2b、6b、12b、16bの作製は、熱硬化性樹脂からなるバインダ樹脂を含有する有機溶剤中に金属酸化物粒子、或いはカーボン粒子を分散させた抵抗インクを、スクリーン印刷法により導電体層2a、6a、12a、16a上に重ねて印刷した後、抵抗インクを乾燥させて、有機溶剤を揮発させるものである。以上で、接点部2、6、12、16の製造が完了する。
【0044】
次に、第1の実施例における接点部2、6への電力供給及び接点部2、6間の抵抗値出力について説明する。
第1の配線パターン3から第1の接点部2に印加された電流は、第1の導電体層2aを流れ、第1と第2の抵抗体層2b、6bの電気的な接触面を貫いて、第2の導電体層2aから第2の配線パターン7に至る。
【0045】
このとき、電流経路が、第1と第2の抵抗体2b、6bの対向面とほぼ垂直となり、第1と第2の抵抗体2b、6b内の最短経路をとるので、抵抗値出力は、接触抵抗によるものが大部分を占める。さらに、電流経路は、第1と第2の抵抗体の対向面内のほぼ全域に分布しているので、抵抗値出力は、第1と第2の抵抗体層2b、6b面内の電気特性バラツキを平均化したものとなっている。
【0046】
続いて、第2の実施例における接点部12、16への電力供給及び接点部12、16間の抵抗値出力について説明する。
第1の配線パターン13から第1の接点部12に印加された電流は、2分割された一方の第1の導電体層12aを流れ、第1と第2の抵抗体層12b、16bの電気的な接触面を貫いて、第2の導電体層16aに至り、第2の導電体層16aを流れてから、再び第1と第2の抵抗体層12b、16bの電気的な接触面を貫いて、2分割された他方の第1の導電体層12aから第2の配線パターン17に至る。
【0047】
第2の実施例の抵抗値出力特性は、第1の実施例の特性に加えて、電流が第1と第2の抵抗体層12b、16bの電気的な接触面を2回貫くので、第1と第2の抵抗体層12b、16bの電気的な接触状態が変化すると、抵抗値出力の変化は、第1の実施例に比べて2倍となる。
【0048】
なお、以上説明した第1と第2の実施例では、導電体体層2a、6a、12a、16a材料として、導電フィラーとする銀粒子をバインダ樹脂とするポリエステル、ポリウレタン等の樹脂中に分散させたものを用いたが、導電フィラーは、カーボンと銀の混合体やカーボンでも良く、材料の比抵抗が抵抗体層2b、6b、12b、16bの材料と比べて無視できる値である限り、導電体層2a、6a、12a、16aの材料及び製造方法は限定されるものではない。
【0049】
また、第1と第2の実施例では、抵抗体層2b、6b、12b、16b材料として、金属酸化物やカーボン材料をバインダ樹脂とするフェノール等熱硬化性樹脂中に分散させたものを用いたが、比抵抗が、102乃至106(Ω・cm)(好ましくは103乃至105(Ω・cm)であれば、抵抗体層2b、6b、12b、16bの材料及び製造方法は限定されるものではない。
【0050】
なお、第1と第2の実施例では、ピンホールなく作製した抵抗体層2b、6b、12b、16bにより導電体層2a、6a、12a、16aを覆う構造としたが、これは、導電体層2a、6a、12a、16aが含有する銀のマイグレーションを防ぐためであり、導電体層2a、6a、12a、16aがマイグレーションを起こしにくい材料からなる場合、導電体層2a、6a、12a、16aが抵抗体層2b、6b、12b、16bよりも大きく、抵抗体層2b、6b、12b、16bから露出した構造でも良い。ただし、この場合には、露出する導電体層を接着部材で覆うなどして、両導電体層同士が加圧によっても接しないようにする工夫が必要である。以上のような構造の他にも、第1の抵抗体層2b、12bと第2の抵抗体層6b、16bが常に電気的な接触状態にあるものであれば、本発明の感圧装置の構造は限定されるものではない。
また、上記実施例では、抵抗体と導電体を、それぞれ抵抗体層2b、6b、12b、16b、導電体層2a、6a、12a、16aとして層状に形成したが、これらの形状も層状に限られるものではない。
【0051】
(比較例)
図5は、比較例とする感圧装置の断面図を示している。
比較例は、本発明の実施の形態と同様に、第1と第2の基板21、25、第1と第2の基板21、25上にそれぞれ形成されて対向する第1と第2の接点部22、26とを有し、第1、第2の接点部22、26は、それぞれ、第1、第2の導電体層22a、26aと第1、第2の抵抗体層22b、26bの二層構造であるが、第1の抵抗体層22bと第2の抵抗体層26bは、基板21、25に荷重が加わらない限り、間隙Sを介して対向しており、間隙Sの幅は、第1と第2の基板21、25間に介在するスペーサ24の厚さ寸法により保持されている。
【0052】
次に、本発明の感圧装置の荷重−抵抗値特性について説明する。第1と第2の実施例の荷重−抵抗値特性は、定性的に同様であり、以下、本発明の部材を示す符号は、簡単のため、第1の実施例のものを用いる。
図6は、本発明と比較例の荷重−抵抗値特性を定性的に示す両対数グラフである。両対数グラフでは、縦軸と横軸の1目盛ごとにケタ数が1桁変わる。
【0053】
まず、図6のグラフに示す比較例の荷重−抵抗値特性を説明する。
比較例では、基板21、25に加えられる荷重がないとき、図5に示すように、第1と第2の抵抗体層22b、26bは間隙Sを介して対向しているので、第1と第2の接点部間22、26間の抵抗値は無限大である。
【0054】
比較例では、第1と第2の基板21、25に荷重が加えられても、荷重が微小であれば、第1と第2の抵抗体層22b、26bは接触することがなく、抵抗値は無限大のままである。第1と第2の基板21、26にしきい値を越える荷重Nuが加えられると、第1と第2の抵抗体層22b、26bは接触して、荷重Nuに対応した抵抗値Ruが出力される。
このような感圧装置では、しきい値までの荷重は検出することができないので、ゼロ近傍を含む小さい荷重の検出には適していない。
【0055】
次に、図6のグラフに示す本発明の荷重−抵抗値特性を説明する。
図2と図4に示すように、本発明の感圧装置は、第1と第2の抵抗体層2b、6bが常に電気的な接触状態にあるので、基板1、5に荷重が加えられないときでも、第1と第2の接点部間2、6間で測定される抵抗値は有限な値R0をとる。
【0056】
そして、第1と第2の基板1、5に荷重N1が加えられると、それが微小な荷重であっても、荷重N1の大きさに応じて第1と第2の抵抗体層2b、6bを圧接する力が増加して、これにともなって第1と第2の抵抗体層2b、6b同士の接触面積も増加して接触抵抗が低下するので、出力抵抗値はR0から減少して荷重N1に対応する値R1となる。
【0057】
さらに、荷重N1に対応する抵抗値R1は、抵抗体層2b、6b材料の比抵抗が高いほど高くなるので、抵抗体層2b、6bの材料を選ぶことにより、抵抗値R1を測定に適した値とすることができる。よって、荷重N1を精度良く検出することができる。
【0058】
また、本発明の感圧装置は、図2、4に示すように、接着部材4と接点部2、6の間で第1と第2の基板1、5が撓んでおり、このたわみにより外力が加えられくとも第1と第2の基板1、5が、第1と第2の接点部2、6を押圧することにより、第1と第2の抵抗体層2b、6bに圧接力(与圧)を及ぼしている。第1と第2の基板1、5が第1と第2の抵抗体層2b、6bに及ぼす圧接力は、接着部材4が薄い方が厚い場合に比べて大きくなるので、第1と第2の接点部2、6間の抵抗値は、基板に加えられた荷重の大きさが同じでも、接着部材4が薄い場合の方が低くなる。
【0059】
しかし、基板に加えられた荷重が十分大きく、基板の撓みにより生じる力(与圧)を無視できるようになると、第1と第2の接点部2、6間の抵抗値は接着部材の厚さに依存しない値に収束する。よって、荷重の変化に対する抵抗値の変化は、接着部材4が薄い方が緩やかになる。
【0060】
荷重N1(最小値)からN2(最大値)までを検出する感圧装置において、荷重N1に対応する抵抗値R1が適切な値となるように、抵抗体層2b、6b材料が選ばれている。このとき、荷重N2が大きく、荷重N1からN2までの幅が広いとき、薄い接着部材4を用いることにより、荷重の変化に対する抵抗値の変化を緩やかにして、荷重N1に対応する抵抗値R1から荷重N2に対応する抵抗値R2までを、測定に適した抵抗値の範囲に含めることができる。
また、抵抗値R1、R2を共に測定に適した範囲に含める範囲内で、接着部材4の厚さを変えると、荷重の変化に対する抵抗値の変化量を調整することができる。
【0061】
本発明の感圧装置は、例えば、車載用のシートセンサーや、カメラのズームスイッチに用いることができる。
本発明の感圧装置を車載用のシートセンサーに用いる場合、複数個をシートクッション内に埋め込み、シートベース(人の体重を受ける着座台)面内に配置して、シートベース面内の各位置に加わる荷重の大きさを検出する。荷重大きさの面内分布から、着席者の体格を特定することが可能となるので、車両衝突時におけるエアバックの作動を着席者の体格に応じて調整し、エアバックの噴出衝撃による着席者の負傷を防ぐことができる。
【0062】
また、車載用のシートセンサは、高温下で荷物等によって荷重が加え続けられる可能性があるが、本発明の感圧装置は、接点部2、6間に間隙がないので、高温下で、基板1、が間隙におち込んで大きくたわみ変形されることがないため従来基板材料として用いられていたような、ポリエチレンナフタレート等の高価な耐熱材料が不要となり、安価なポリエチレンテレフタレート等の基板を用いることができる。よって、基板1、5への負担が少なく、長寿命化が可能となる。
【0063】
また、本発明の感圧装置は、第1と第2の基板1、5の両方が可撓性を有するので、クッション内に埋め込まれても、着席者に違和感を与えることがない。
【0064】
なお、上記実施例では、第1と第2の基板1、5の両方が可撓性を有するもので説明したが、本発明の感圧装置をカメラのズームスイッチに用いる場合、第1、第2の基板1、5のどちらかは、基台上に載置されるので、第1、第2の基板1、5のうち基台側をリジッド基板としても良い。
また、上記実施例では、パラツキの少ない安定した抵抗値出力を得るために、貫通孔4a、14aを略円形としたが、この形状は円形に限らず六角形等の多核形形状や他の形状でもよい。さらに、貫通孔4a、14aは完全に閉じていなくとも、接点部(抵抗体層)を実質的に取り囲んでいるような例えばC字状(貫通孔4a、14aから接着部材4、14の端部に至る細い切り欠きを設ける)のものでもよい。
【0065】
【発明の効果】
本発明の感圧装置は、第1、第2の接点部が、それぞれ最表面に高抵抗材料からなる第1、第2の抵抗体を有しており、前記第1と第2の抵抗体とを常に電気的な接触状態に保持した状態で、前記第1と第2の抵抗体に作用する圧接力を前記第1と第2の接点部間の電気抵抗値として検出する。
このような感圧装置は、高抵抗材料からなる第1及び第2の抵抗層が常に電気的な接触状態にあるので、基板に荷重が加えられないときでも、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値は有限な値をとる。第1と第2の基板の少なくとも一方に荷重が加えられると、微小な荷重であっても、荷重に応じて第1と第2の抵抗体に作用する圧接力が増加して、第1と第2の抵抗体の電気的な接触面積が増加することにより接触抵抗が低下するので、第1と第2の接点部間で測定される抵抗値は荷重に応じた値となる。よって、ゼロ近傍を含む様々な大きさの荷重を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感圧装置の第1の実施例を説明する平面図である。
【図2】図1の2−2線での断面図である。
【図3】本発明の感圧装置の第2の実施例を説明する平面図である。
【図4】図3の4−4線での断面図である。
【図5】比較例とする感圧装置の断面図である。
【図6】本発明の感圧装置の荷重―抵抗値特性を示すグラフである。
【図7】従来の感圧装置の断面図である。
【符号の説明】
1、11 第1の基板
2、12 第1の接点部
2a、12a 第1の導電体層
2b、12b 第1の抵抗体層
3、13 第1の配線パターン
4、14 接着部材
4a、14a 貫通孔(開
4b、14b 基材
4c、14c 粘着層
5、15 第2の基板
6、16 第2の接点部
6a、16a 第2の導電体層
6b、16b 第2の抵抗体層
7、17 第2の配線パターン

Claims (11)

  1. 絶縁材からなる第1の基板と、該第1の基板上に形成された第1の接点部と、高抵抗材料からなり、前記第1の接点部を構成すると共に前記第1の接点部の最表面に設けられた第1の抵抗体と、絶縁材からなり前記第1の基板と対向する第2の基板と、該第2の基板上に形成され、前記第1の接点部と対向する第2の接点部と、高抵抗材料からなり、前記第2の接点部を構成すると共に前記第2の接点部の最表面に設けられた第2の抵抗体と、前記第1と第2の基板間に介在して前記第1と第2の基板を接着する接着部材とを有し、該接着部材は、絶縁性のシート状部材からなり、前記第1と第2の抵抗体から外れた位置で前記第1と第2の抵抗体の周囲を囲むように形成され、前記第1と第2の基板は、何れか一方、或いは両方が可撓性を有すると共に、互いの間隔が、前記接着部材が介在する位置と比べて前記第1、第2の接点部が形成された位置で大きくなっており、前記第1と第2の抵抗体とを常に電気的な接触状態とし、前記第1と第2の接点部を何れか一方側、或いは両方から加圧することによって前記第1と第2の抵抗体間に作用する圧接力を、前記第1と第2の接点部間の電気抵抗値として検出することを特徴とする感圧装置。
  2. 前記第1と第2の基板は、両方とも可撓性を有することを特徴とする請求項1に記載の感圧装置。
  3. シート状部材からなる前記接着部材には開口が設けられており、この開口の内側で前記第1と第2の抵抗体同士を電気的な接触状態とすると共に、前記第1と第2の接点部の合計した厚さ寸法は、前記接着部材が介在する位置での前記第1と第2の基板間隔よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の感圧装置。
  4. 前記接着部材は、シート状の基材の両面に粘着層が形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の感圧装置。
  5. 前記第1と第2の接点部の何れか一方、或いは双方が、前記第1と第2の抵抗体と電気的に接続された導電体を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の感圧装置。
  6. 前記第1と第2の接点部が、それぞれ、第1と第2の前記導電体を有し、第1と第2の導電体は、前記第1と第2の抵抗体を介して互いに対向していると共に、前記第1と第2の抵抗体が対向する領域のほぼ全域に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の感圧装置。
  7. 前記第1と第2の抵抗体は、それぞれ前記第1と第2の導電体の表面上に形成されており、前記抵抗体の表面積は、前記導電体の表面積と異なることを特徴とする請求項5に記載の感圧装置。
  8. 前記抵抗体は、前記導電体の全表面を覆っていることを特徴とする請求項6または7に記載の感圧装置。
  9. 前記第1と第2の抵抗体は、同じ材料からなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の感圧装置。
  10. 前記抵抗体は、比抵抗が10 乃至10 (Ω・cm)である材料からなることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の感圧装置。
  11. 前記第1と第2の基板上の何れか一方、或いは双方には、導電材料からなる配線パターンが形成されており、前記配線パターンは、前記第1及び第2の接点部と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の感圧装置。
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