JP3660145B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼科医院や眼鏡店等で使用される眼科装置に関する。
【0002】
【従来技術】
被検眼の特性を測定する眼屈折力測定装置、角膜曲率測定装置、非接触式眼圧計等の眼科装置では、検査に際して被検眼の上瞼の開きが十分でなく、測定領域に上瞼が掛かると正確な検査ができなくなる。また、被検眼角膜の広い領域に多数のプラチドリング像を投影し、その反射像を撮像することにより角膜形状を解析する角膜形状解析装置のような撮影装置では、詳細な検査データを得るためにできるだけ上瞼を開かせた状態で撮影することが望ましい。
【0003】
このため、検者は被検眼の前眼部を観察しながらアライメントをした後、瞼の開きが十分でないときは被検者に眼を開けるように指示して検査を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、被検眼を観察しながらの瞼の開き具合の確認は、あくまで検者の判断に委ねられており、その正確性は検者の経験などに依存するものであった。このため、瞼の開きが十分でないことに気が付かずに検査(測定や撮影)を実行してしまうことがあり、検査エラーを招いたり、検査データの信頼性が低下するといった問題があった。特に、できるだけ瞼が開いた状態で検査を実行することが望まれる上記のような角膜形状解析装置の場合、検査に不慣れな被検者では、撮影後の画像を確認しての再撮影が多くなる。
【0005】
また、瞼の開きが十分でないときは被検者に眼を大きく開けてもらうが、眼を開ける動作時には、一旦合せたアライメントがずれることもあり、アライメントの適否と瞼の開き具合の適否の両方を検者が判断することは容易でない。アライメントに関しては、アライメント検出機構を設け、その適否に応じて検査を開始するように自動化を図ることができるが、瞼の開きに拘わりなく検査が自動的に開始されると、信頼性の高い検査が行い難い。
【0006】
本発明は上記従来装置の問題点に鑑み、瞼の開きが不十分な状態での検査による検査エラーや検査のやり直しを低減し、信頼性の高い検査データを得ることができる装置を提供することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0008】
(1) 被検眼前眼部を照明する照明光学系と、被検眼前眼部を観察する観察光学系と、被検眼角膜に投影されたプラチドリング像を検出して角膜形状を測定する検査手段と、被検眼に対して該検査手段のアライメント状態を検出するアライメント状態検出手段と、を具備する眼科装置において、被検眼の上下方向に検出面を持ち、被検眼角膜と略共役な位置に配置され、被検眼前眼部からの反射光を受光する位置検出手段と、該位置検出手段からの出力信号に基づいて被検眼の瞼の位置を経時的に検出する瞼位置検出手段と、該瞼位置検出手段の検出結果に基づいて、上瞼の上昇がほぼ停止状態となり又は下降に転じたことを検出すると、前記アライメント状態が適正であることを条件として前記検査手段のトリガー信号を発し検査を実行する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
(2) 被検眼前眼部を照明する照明光学系と、被検眼前眼部を観察する観察光学系と、被検眼角膜に投影されたプラチドリング像を検出して角膜形状を測定する検査手段と、被検眼に対して該検査手段のアライメント状態を検出するアライメント状態検出手段と、を具備する眼科装置において、被検眼の上下方向に検出面を持ち、被検眼角膜と略共役な位置に配置され、被検眼前眼部からの反射光を受光する位置検出手段と、該位置検出手段からの出力信号に基づいて被検眼の瞼の位置を経時的に検出する瞼位置検出手段と、該瞼位置検出手段の検出結果に基づいて前記アライメント状態が適正であることを条件として、測定する最大の角膜領域より上瞼が上にあるときは前記検査手段のトリガー信号を発し、上瞼が経時的な検出にもかかわらず測定する最大の角膜領域より上にこないときは上瞼の上昇がほぼ停止状態となり又は下降に転じたことを検出すると、前記検査手段のトリガー信号を発し検査を実行する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る装置の概略光学系を示す図であり、角膜形状測定系と眼屈折力測定系を有する装置の例である。
【0019】
1は拡散板からなるプラチド板であり、光軸L1を中心にして多数のリング状の透光部と遮光部が形成されている。その各透光部の背後には赤〜赤外の光を発する多数のLED2がリング状の透光部に沿って配置されている。プラチド板1の外側には前眼部照明用光源4が設けられ、光源4は近赤外光により被検眼前眼部を左右方向から略一様に照明する。
【0020】
また、プラチド板1の背後には作動距離検出用の指標投影系10と指標検出系15が設けられている。指標投影系10は赤外の指標投影光源11、レンズ12を備え、光源11からの光はレンズ12によって略平行光束にされ、プラチド板1に開けられた開口を通って被検眼Eの角膜に斜め方向から照射される。指標検出系15の検出光軸は装置の正面の光軸L1に対して指標投影系10の投影光軸と対称となるように設けられており、その検出光軸上にはレンズ16、1次元位置検出素子17が配置されている。指標投影系10により角膜反射光はプラチド板1に開けられた開口を通り、レンズ16を介して1次元位置検出素子17に入射する。被検眼EがZ方向(前後方向)である光軸L1方向に移動すると、被検眼角膜に形成された指標像も位置検出素子17上を移動するため、その偏位から被検眼の作動距離のアライメント状態が検出される。
【0021】
プラチド板1の後方の光軸L1上にはビームスプリッタ5が配置され、その後方には眼屈折力測定系20が配置されている。21はビームスプリッタで、光軸L1と同軸にされる光軸L2上には赤外照明光源22、回転セクター23、投影レンズ24、絞り25が配置されている。回転セクター23にはその回転方向に対して45度方向と135度方向の2種類のスリットが形成されている。光源22によりスリットは照明され、回転セクター23の回転により走査されたスリット光束は投影レンズ24、絞り25、ビームスプリッタ21、及びビームスプリッタ5を介して被検眼Eの角膜近傍で集光した後、眼底に投影される。
【0022】
ビームスプリッタ21の後方の光軸L1には、受光レンズ26、絞り27、受光センサ部28が順に設けられている。絞り27は受光レンズ26の後ろ側焦点位置に配置され、受光センサ部28は受光レンズ26に関して被検眼角膜と略共役な位置に配置される。受光センサ部28は光軸L1を挟んで対称に配置された2対の受光素子(4個の受光素子)を備える。各受光素子は光軸L1を中心に90度間隔でも設けられ、2.5mmの瞳孔径で屈折力を測定できるように配置されている。回転セクター23の回転により被検眼眼底には傾きが異なる2種類のスリット光束が投影される。眼屈折力は、一方のスリット光束が走査されたときの各対の受光素子による位相差信号と、もう一方のスリット光束が走査されたときの各対の受光素子による位相差信号とから、後述する制御部60で算出される(特開平10−108836号公報等を参照)。
【0023】
ビームスプリッタ5によって光軸L1と同軸にされる光軸L3上には、ハーフミラー30、31、レンズ32、固視標33、固視光源34が配置され、レンズ32は光軸方向に移動することによって被検眼Eの雲霧を行う。ハーフミラー31は正面からのアライメント用光を投光する光源36からの光を反射する。光源36からの近赤外光はレンズ35によって略平行光束にされて被検眼に投影される。
【0024】
また、ハーフミラー30の反射側の光軸L4上には、レンズ40、光分割ミラー41、CCDカメラ42が配置されている。CCDカメラ42は前眼部観察用、アライメント用光源36により被検眼角膜に形成される輝点の検出用、及び前眼部に投影されたプラチドリング像の撮影用に使用される。一方、光分割ミラー41の反射側にはレンズ40を介して被検眼角膜と略共役にされる1次元の位置検出素子45が設けられている。この位置検出素子45は上瞼位置検出手段として使用され、図2(a)に示すように、その検出方向が被検眼Eの上下方向(光軸L1の上下方向)となるように配置され、検出面は少なくとも角膜中央から上瞼に掛かる範囲を持つ。
【0025】
図3は制御系の要部構成を示すブロック図である。図1に示した光学系が配置される測定ユニット50は、装置の基台51上を水平方向に摺動可能な移動台52に対して、X方向(左右方向)、Y方向(上下方向)、Z方向(前後方向)にそれぞれX駆動系55、Y駆動系56、Z駆動系57により駆動される。なお、移動台52はジョイスティック53の操作によって基台51上を摺動される。各駆動系55、56、57はそれぞれモータ、スライド機構等から構成され、装置全体を制御する制御部60によりその駆動が制御される。
【0026】
61は画像処理部であり、観察時にはCCDカメラ42に撮像されるアライメント指標像を検出し、その検出結果を制御部60に入力する。制御部60は入力された指標検出信号に基づいて被検眼に対する装置(測定ユニット50)の上下左右のアライメント状態を判定する。また、撮影用のトリガ信号が入力されると、画像処理部61はCCDカメラ42に撮像されたプラチドリング画像を取り込み、角膜形状解析用の所定の画像処理を施す。62はCCDカメラ42により撮影される観察用の前眼部像や解析結果等を表示するカラーディスプレイである。また、制御部60には上瞼位置検出用の位置検出素子45、作動距離検出用の位置検出素子17、音声発生部63、測定モードを選択するスイッチ等が設けられたスイッチ部64、眼屈折力測定系20が接続されている。
【0027】
次に以上のような装置における動作を説明する。装置は測定モード切換用のスイッチにより、眼屈折力測定モードと角膜形状解析モードが選択できる。以下、それぞれの検査について説明する。
【0028】
<眼屈折力測定>
照明光源4により照明された前眼部像はCCDカメラ42により撮像され、その像はディスプレイ62に映し出される。検者はディスプレイ62に表示され前眼部像を観察しながら、ジョイスティック53等を操作して粗くアライメントする。光源36により形成される指標像が画像処理部61により検出されるようになると、制御部60はXY方向が所定のアライメント状態となるように、X駆動系55、Y駆動系56の駆動を制御して測定ユニット50を移動する。また、位置検出素子17により作動距離検出用の指標が検出できるようになると、制御部60はその検出信号に基づいてZ駆動系の駆動を制御して、Z方向が適正の状態になるように測定ユニット50を前後移動する。XYZ方向のアライメント状態がそれぞれ適正になると、被検眼の調節を排除するための雲霧動作(測定準備動作)を開始する。続いて、位置検出素子45からの検出信号に基づいて瞼の開き具合の適否判定を行う。
【0029】
この適否判定について説明する。前眼部照明用光源4により照明された前眼部からの反射光は、ビームスプリッタ5によって光軸L1と同軸にされる光軸L3上には、ハーフミラー30、レンズ40、光分割ミラー41を経て位置検出素子45に入射する。図2(b)はアライメント完了時に位置検出素子45から出力される信号を模式的に示した図である。図から分かるように、前眼部が照明された状態では、瞳孔、虹彩、上瞼の順に各輝度は高くなるので、各輝度情報の比較により上瞼部分を検出でき、エッジ検出処理等により基準位置からの位置情報を得ることができる。基準位置は上下左右のアライメント光軸上にとることにより、測定光束が通過する測定領域に瞼が入っているかの判別がし易くなる。すなわち、本形態の眼屈折力測定では2.5mmの瞳孔径で測定できる構成としているので、上瞼が半径1.25mm+αの測定可能領域より上の位置にあれば瞼の開き具合が適正と判定され、それ以下であれば不十分と判定される。
【0030】
瞼の開きが不十分である場合には、音声発生部63より「眼を大きく開けて下さい」等の音声指示がなされる。また、ディスプレイ62上にもその旨が表示されるので、検者が被検者に指示しても良い。被検者が眼を開けることにより、瞼の開き具合が適正と判定されると(この間も、XYZ方向の移動が自動的に行われる)、制御部60はトリガ信号を自動的に発し、眼屈折力測定系20による測定を実行する。この測定実行中に被検者の疲労で上瞼が上記の測定可能領域に下がってくるときがある。この場合には、制御部60は測定を中断し、被検者に対して注意を促す指示を音声発生部63より行い、測定を待機状態とする。上瞼が測定可能領域より上に移動したことが検出されると、測定を自動的に再開する(又は再度測定をやり直す)。
【0031】
また、通常、眼屈折力測定は同一被検眼で複数回(3〜5回程度)の連続測定を行うので、制御部60はXYZのアライメント検出情報に従って測定ユニットを自動追尾させるとともに、位置検出素子45により検出される上瞼位置の適否を測定実行の都度判定する。図4は上瞼の検出位置を時系列的に示した図であり、上瞼が下垂れぎみの被検者の例である。このような被検者の場合、開眼の指示により瞼を上げるが、しばらくすると疲労により下がってきてしまう。従って、連続測定は、図に示す測定可能位置Dより上瞼が上側に位置しているP1〜P2の間で行うが、この間で期待する回数に達しなければ、再び開眼の指示を行った後のP3〜P4の間で追加測定を行う。
【0032】
なお、本形態ではXYZ方向のアライメント検出によりトリガ信号を自動的に発して測定を行う構成で説明したが、ディスプレイ62に表示されるレチクルとアライメント輝点を観察しながら、ジョイスティック53の操作でアライメントした後、測定開始スイッチ54を押すことで測定開始のトリガ信号を発する構成でも良い。この場合、制御部60は測定の準備動作である雲霧動作を実行した後、上瞼の位置が図4に示した例でP1以前であれば、測定実行は待機状態とし、上瞼が測定可能な位置Dより上に移動したことが検出された時点で測定を開始する。このようにすると測定のタイミングを逃さずに測定エラーの発生を低減することができる。
【0033】
<角膜形状解析>
眼屈折力測定と異なる部分を中心に説明する(図6参照)。眼屈折力測定の場合と同様に、装置はアライメント検出情報に基づいてXYZ方向のアライメントを自動的に行う。アライメントが完了したら、位置検出素子45により検出される上瞼位置が撮影に適する位置にあるか否かを判定し、撮影可能と判定されればプラチドリングが投影された前眼部像の撮影(画像処理部61が持つフレームメモリへ静止画像として取り込む)を自動的に行う。プラチドリングの投影による角膜形状解析では最大直径11mm程の角膜領域を測定するので、この領域(半径5.5mm+α)より上に瞼があれば測定可能と判断される。しかし、被検者によっては開眼指示を行ってもこの領域より上に瞼を位置させることが難しい場合がある。この場合には上瞼の動きをモニタし、瞼が最上位置になったことを検知して撮影を行う。
【0034】
上瞼の最上位置の検知について図5を使用して説明する。図5は開眼の指示により上瞼が移動したときの位置を時系列的に示した図である。制御部60は上瞼位置を経時的(一定時間間隔ごとに)にサンプリングして記憶しながら、サンプリングされた時刻t(n)での上瞼位置P(n)に対して、その1つ前のサンプリング時刻t(n−1)での上瞼位置P(n−1)との変化を順次求める。ここで、P(n)−P(n−1)≧mであるならば、上方向に瞼が移動中と見なせ、P(n)−P(n−1)<mであるならば、上瞼の移動はほぼ停止状態(または下降に転じている)と見なせる。但し、mは上瞼の移動を判定するために設定された所定の変化量で、m>0の定数とする。
【0035】
したがって、一定時間間隔ごとにサンプリングした位置データの変化が所定の変化量以上かそれ未満かで、その被検者にとって上瞼が最上位置に来たかどうかが判定できる。プラチドリングを角膜に投影して形状解析をする場合には、できるだけ角膜の広い範囲に亘ってリング像を得ることが望ましいので、装置は上瞼が最上位置に来たことが検知されると、そのタイミングでトリガ信号を自動的に発して撮影を行う。これにより被検者にとって最も上瞼を開けた状態の撮影像をタイミング良く得ることができる。
【0036】
撮影像はフレームメモリに取り込まれ、画像処理部61によりプラチドリング像のエッジが検出される。制御部60はその検出データに基づいて所定の演算処理を行って角膜形状を解析する。解析結果は例えばトポグラフとしてディスプレイ62に表示される。
【0037】
以上のように測定の種類によって開眼が必要な上瞼の位置が異なるので、前眼部照明の反射光から瞼の位置を検出できることは装置の自由度が増して都合が良い。特に本形態のように異なる測定を1台の装置で行う構成の場合には、瞼位置検出系を共用できて好適である。
【0038】
また、角膜形状解析の場合には、角膜に投影されるプラチドリング像の反射光の状態から上瞼の位置を検出しても良い。すなわち、上瞼がプラチドリング像にかかるとリングパターン像は検出されなくなるので、検出されるリングパターン像から上瞼の位置を判断することができる。
【0039】
以上の実施形態はさらに種々の変容が可能である。例えば、上瞼位置検出には位置検出素子45の代わりに観察用のCCDカメラ42を利用することができる。CCDカメラ42からは1/60秒毎に奇数フィールドと偶数フィールドの映像信号が交互に出力されるので、何れかの信号をメモリに記憶してその輝度変化から瞼の位置を随時検出していく。この場合、全ての領域の信号を必要としないので、縦方向は位置検出素子45と同じように中心から上瞼をカバーできる範囲をとり、横方向は中心を挟んで数画素分の範囲をとる。瞼位置の検出は横方向の輝度信号を平均処理して得れば良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、瞼の開きが不十分な状態での検査実行による検査エラーや検査のやり直しを低減し、また、信頼性の高い検査データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の概略光学系を示す図である。
【図2】(a)上瞼位置を検出する位置検出素子の配置を示す図である。
(b)アライメントが完了時に位置検出素子から出力される信号を模式的に示した図である。
【図3】制御系の要部構成を示すブロック図である
【図4】上瞼の検出位置を時系列的に示した図である。
【図5】開眼の指示により上瞼が移動したときの位置を時系列的に示した図である。
【図6】角膜形状解析におけるフローチャートと示す図である。
【符号の説明】
1 プラチド板
4 前眼部照明用光源
20 眼屈折力測定系
42 CCDカメラ
45 前眼部照明用光源
60 制御部
61 画像処理部
Claims (2)
- 被検眼前眼部を照明する照明光学系と、被検眼前眼部を観察する観察光学系と、被検眼角膜に投影されたプラチドリング像を検出して角膜形状を測定する検査手段と、被検眼に対して該検査手段のアライメント状態を検出するアライメント状態検出手段と、を具備する眼科装置において、被検眼の上下方向に検出面を持ち、被検眼角膜と略共役な位置に配置され、被検眼前眼部からの反射光を受光する位置検出手段と、該位置検出手段からの出力信号に基づいて被検眼の瞼の位置を経時的に検出する瞼位置検出手段と、該瞼位置検出手段の検出結果に基づいて、上瞼の上昇がほぼ停止状態となり又は下降に転じたことを検出すると、前記アライメント状態が適正であることを条件として前記検査手段のトリガー信号を発し検査を実行する制御手段と、を備えたことを特徴とする眼科装置。
- 被検眼前眼部を照明する照明光学系と、被検眼前眼部を観察する観察光学系と、被検眼角膜に投影されたプラチドリング像を検出して角膜形状を測定する検査手段と、被検眼に対して該検査手段のアライメント状態を検出するアライメント状態検出手段と、を具備する眼科装置において、被検眼の上下方向に検出面を持ち、被検眼角膜と略共役な位置に配置され、被検眼前眼部からの反射光を受光する位置検出手段と、該位置検出手段からの出力信号に基づいて被検眼の瞼の位置を経時的に検出する瞼位置検出手段と、該瞼位置検出手段の検出結果に基づいて前記アライメント状態が適正であることを条件として、測定する最大の角膜領域より上瞼が上にあるときは前記検査手段のトリガー信号を発し、上瞼が経時的な検出にもかかわらず測定する最大の角膜領域より上にこないときは上瞼の上昇がほぼ停止状態となり又は下降に転じたことを検出すると、前記検査手段のトリガー信号を発し検査を実行する制御手段と、を備えたことを特徴とする眼科装置。
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