JP3658381B2 - 電子写真画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真画像形成装置およびプロセスカートリッジに関する。
【0002】
ここでプロセスカートリッジとしては、プロセス手段としての、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。あるいは、プロセス手段としての、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。さらに、少なくともプロセス手段、現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能にするものをいう。
【0003】
また、電子写真画像形成装置は、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものである。例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子写真ファクシミリおよび電子写真ワードプロセッサ等が含まれる。
【0004】
【従来の技術】
従来、電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体および前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行なうことができるので、格段に操作性を向上することができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】
このようなカートリッジ方式の電子写真画像形成装置では、電子写真画像形成装置機能が一致しているカートリッジのみを装着することができる構造になっている。
【0006】
すなわち、機能が一致していないカートリッジを電子写真画像形成装置装着しようとすると、カートリッジあるいは電子写真画像形成装置本体側で、そのカートリッジを装着することができないようにしている。すなわち、誤挿入防止機能を備えている。これは、装置の仕様、型式等により、カートリッジの機能が異なる。一方、その装置における画像形成に適合しない場合でも、部品の共通化等によって外観の似たカートリッジがある。そのため、万一、互換性を持たないカートリッジの誤装着が行なわれると、良好な画像形成ができないばかりでなく、装置の故障を招く原因となるおそれがある。
【0007】
そこで従来より、電子写真画像形成装置において、カートリッジの非互換機能を具備した構成が提案され、実施されている。例えば、互換性判別のためのセンサを用いる方法、あるいは、適合するプロセスカートリッジの被駆動ギヤのみと噛み合い可能とする駆動機構等が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術によれば、互換性判断のためのセンサを用いると、高価な判別用のセンサを必要とする。また、カートリッジ側にもそのセンサを動作させる部品を取り付ける必要があり、コストの上昇を招く。
【0009】
また、ギヤの噛み合わせにより非互換機能を持たせる構成のものであれば、カートリッジの装着位置近傍で互換性が判別される。そのため、互換性判別のタイミングが遅くなる。
【0010】
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成によって確実にプロセスカートリッジの非互換性を持たせることのできる電子写真画像形成装置およびプロセスカートリッジを提供することを目的とするものである。
【0011】
本発明の他の目的は、信頼性の高いプロセスカートリッジの誤装着防止機能を有するプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置を提供するものである。
【0012】
本発明の他の目的は、電子写真画像形成装置機能が一致しないプロセスカートリッジを、前記電子写真画像形成装置設けられたカートリッジ装着部へ装着することを防止することのできるプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置を提供するものである。
【0013】
本発明の他の目的は、電子写真画像形成装置機能が一致するプロセスカートリッジのみを、前記電子写真画像形成装置設けられたカートリッジ装着部へ装着することのできるプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置を提供するものである。
【0014】
本発明の他の目的は、簡単な構成でもって、電子写真画像形成装置機能が一致しないプロセスカートリッジを、前記電子写真画像形成装置設けられたカートリッジ装着部へ装着することを防止することのできるプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置を提供するものである。
【0015】
本発明の他の目的は、電子写真画像形成装置機能が一致するプロセスカートリッジが、電子写真画像形成装置設けられたカートリッジ装着部へ装着されることは許容し、電子写真画像形成装置機能が一致しないプロセスカートリッジの場合には、プロセスカートリッジの一部が電子写真画像形成装置一部に接触することによって、カートリッジ装着部へ装着することを妨げられるプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置を提供するものである。
【0016】
本発明の他の目的は、シャッターが電子写真画像形成装置一部に接触することによって、電子写真画像形成装置機能が一致しないプロセスカートリッジを、前記電子写真画像形成装置設けられたカートリッジ装着部へ装着することを防止することのできるプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の電子写真画像形成装置は、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体を保護する感光体保護部を有しており、前記電子写真感光体を保護する保護位置と、前記保護位置から退避して前記電子写真感光体を露出する退避位置との間を移動可能なシャッターと、前記シャッターを前記保護位置から前記退避位置へ移動させるためのシャッター移動部と、を備えたプロセスカートリッジを取り外し可能に装着するためのカートリッジ装部と、前記カートリッジ装着部に前記プロセスカートリッジを装着する際に、前記プロセスカートリッジを案内するための案内手段と、前記プロセスカートリッジが前記案内手段に案内されて、前記カートリッジ装着部へ向って移動する際に、前記シャッター移動部係合して前記シャッターを前記保護位置から前記退避位置へ開くためのシャッター開放手段と、前記電子写真画像形成装置機能が一致しないプロセスカートリッジが入される際に、前記プロセスカートリッジ前記カートリッジ装着部へ向かって移動する移動方向において、前記シャッター移動部と前記シャッター開放手段とが係合する係合位置の上流側でもって、前記シャッター移動部と係合して前記シャッターを前記保護位置から前記退避位置の方向へ移動させる誤挿入防止係合部と、記誤挿入防止係合部と前記シャッター移動部とが係合することによっ前記退避位置方向へ移動した前記シャッターと当接する本体シャッター当接部であって、前記シャッターと当接することによって前記プロセスカートリッジのさらなる前記移動を規制する本体シャッター当接部と、を有することを特徴とする。
【0018】
さらに、前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置内へ挿入するための開口部を有し、前記誤挿入防止係合部は、前記開口部の上方に位置する周縁部であるとよい。
【0019】
前記本体シャッター当接部は、前記電子写真感光体に情報光を照射するための光学系を収納する光学ユニットの外壁の一部、または/および前記光学ユニットの固定台の一部であるとよい。
【0020】
本発明のプロセスカートリッジは、電子写真画像形成装置着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体を保護する感光体保護部を有しており、前記電子写真感光体を保護する保護位置と、前記保護位置から退避して前記電子写真感光体を露出する退避位置との間を移動可能なシャッターと、前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置装着する際に、前記電子写真画像形成装置設けられたシャッター開放手段と係合することによって前記シャッターを前記保護位置から退避位置へ移動させるためのシャッター移動部であって、プロセスカートリッジと機能が一致しない電子写真画像形成装置へプロセスカートリッジが挿入される際に、前記プロセスカートリッジ前記電子写真画像形成装置内へ移動する移動方向において、前記シャッター移動部と前記シャッター開放手段とが係合する係合位置の上流側でもって、前記電子写真画像形成装置設けられた誤挿入防止係合部と係合して前記シャッターを前記保護位置から前記退避位置方向へ移動させるシャッター移動部と、記誤挿入防止係合部と前記シャッター移動部とが係合することによっ前記シャッターが前記退避位置方向へ移動した際に、前記電子写真画像形成装置の前記プロセスカートリッジのさらなる前記移動を規制するために、前記電子写真画像形成装置設けられた本体シャッター当接部と当接する、前記シャッターに設けられたカートリッジシャッター当接部と、を有することを特徴とする。
【0021】
前記シャッター移動部が、前記電子写真画像形成装置シャッター開放手段に係合するカム部であるとよい。
【0022】
前記シャッター移動部が、プロセスカートリッジと機能が一致しない電子写真画像形成装置開口部に配設された干渉手段に係合するように構成されていることを特徴とするとよい。
【0023】
前記シャッター移動部が、プロセスカートリッジと機能が一致しない電子写真画像形成装置開口部の周縁部に干渉するように構成されていることを特徴とするとよい。
【0024】
【作用】
シャッターの開閉動作を利用して、簡単かつ信頼性の高いプロセスカートリッジの誤挿入防止(非互換性)機能を持たせることができる。
【0025】
すなわち、低コストにて、ユーザビリティーの高いプロセスカートリッジの非互換機能を実現できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
〔全体構造〕
図1ないし図10は、本発明の第1ないし第の実施の形態、および、第1ないし第2の参考例による電子写真画像形成装置の全体構成とプロセスカートリッジの装着案内手段である着脱ガイド機構を説明するものである。以下、プロセスカートリッジの長手方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置着脱する方向と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体の表面と平行であり、かつ、記録媒体の搬送方向と交差(略直交)する方向である。また、左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録媒体Pを上から見て右または左である。また、プロセスカートリッジの上面とは、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置装着した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位置する面である。ここで、記録媒体Pとは、例えば、記録紙、OHPシート等が含まれる。
【0028】
図1に示すように、この電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)は、光学手段としての光学系1から画像情報に基づいた情報光をプロセスカートリッジ2内のドラム形状の電子写真感光体である感光体ドラム11へ照射して、感光体ドラム11に静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像剤(トナー)で現像してトナー像を形成する。そして、前記トナー像の形成と同期して、搬送系3のカセット3aから記録媒体Pをピックアップローラ3bおよびこれに圧接する圧接部材3cで一枚ずつ分離給送する。そして、感光体ドラム11に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体Pに転写する。そして、その記録媒体Pを搬送ガイド3fによって定着手段5へと搬送する。
【0029】
定着手段5は、駆動ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵するとともに支持体5cによって回転可能に支持された筒状シートで構成された定着回転体5dとを有する。そして、通過する記録媒体Pに熱および圧力を印加して転写トナー像を定着する。この記録媒体Pを排出ローラ3dで搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出する。
【0030】
電子写真画像形成装置の装置本体100には、開閉部材101と搬送系3、定着手段5やプロセスカートリッジ(以下、「カートリッジ」という。)2を駆動するための駆動手段が配設されている。この駆動手段は、駆動源としてのモーター(図示せず)からの駆動力をギヤ列(図示せず)によって各回転体を駆動する。
【0031】
カートリッジ2への駆動力も前述のギヤ列を介して大ギヤ(図示せず)に伝えられる。さらに、この大ギヤを経てカートリッジ2に伝達させる。大ギヤとカートリッジ2の間の駆動力の伝達は本体カップリング110とドラムカップリング15との噛合によって行なわれる。ここで本体カップリング110(図6参照)は、大ギヤの回転軸に同軸に形成された断面が略正3角形のねじれた穴を有する。また、ドラムカップリング15(図3参照)は、感光体ドラム11の一端部に固定されたギヤフランジに感光体ドラム11の回転軸と同軸線上に設けられた、断面が略正3角形のねじれた凸部を有する。このカップリング結合により、駆動力の伝達と、大ギヤと感光体ドラム11の調心、位置出しが行なわれる(特開平10−240103号公報参照)。
【0032】
(プロセスカートリッジの内部構成)
プロセスカートリッジ2は、電子写真感光体である感光体ドラム11と、これに作用するプロセス手段として、感光体ドラム11に形成された静電潜像を現像するための現像手段20を有する。
【0033】
図2に示すように、カートリッジ2は、感光層を有する感光体ドラム11を回転し、帯電手段としての帯電ローラ12へ電圧印加して前記感光体ドラム11の表面を一様に帯電する。この帯電した感光体ドラム11に対して光学系1からの画像情報に基づいた情報光(光像)Lを露光開口部10aを通して露光する。これによって、感光体ドラム11表面に静電潜像を形成する。そして、該静電潜像を現像手段20によって現像する。
【0034】
現像手段20は、固定磁石21aを内蔵した現像剤担持体である現像ローラ21を回転させるとともに、現像ブレード22によって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ21の表面に形成する。そして、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム11に転移させることによって、トナー像を形成する。
【0035】
そして、転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体Pに転写する。その後、クリーニングブレード13aによって感光体ドラム11に残留したトナーを掻き落とす。そして、除去したトナーをスクイシート13bによってすくい取り、除去トナー収納部13cへ集める。このような構成のクリーニング手段13によって感光体ドラム11上の残留トナーを除去する。
【0036】
このように、カートリッジ2は、感光体ドラム11を回転可能に支持し、クリーニング手段13および帯電ローラ12を設けたクリーニング枠体14と、現像ローラ21、トナー収容部23a、トナー撹拌部材23b、および、現像室23cを設けた現像枠体24とを有する。そして、現像枠体24は、現像手段20の現像ローラ21が感光体ドラム11に対し所定の間隔をあけて平行に対向できるようにクリーニング枠体(ドラム枠体)14に対し回動可能に支持されている。そして、現像ローラ21と感光体ドラム11との間の間隔保持を行なうスペーサ(図示せず)を現像ローラ21の両端部に配置してある。
【0037】
図3に示すように、現像枠体24の両側面にはホルダー部材31、32が配設されている。このホルダー部材31、32は、現像枠体24をクリーニング枠体14に回転可能に吊るための結合穴が形成された吊り腕を持つ。現像枠体24とクリーニング枠体14の間には間隔を保持するために所定の加圧力がバネ(図示せず)によって与えられている。
【0038】
カートリッジ2は、現像枠部材24aと蓋部材24bを溶着して一体化した現像枠体24と、クリーニング枠体14とをホルダー部材31、32によって結合して構成している。このカートリッジの長手方向両側面には、図3および図4に示すように、図1の置本体100に対して矢印Xで示す方向にカートリッジを着脱可能に装着するための装着ガイド41、42が設けられている。また、感光体ドラム11の回転軸と同軸線上に有り、装置本体100に設けられた位置決め手段で支持される位置決めガイド43、44が設けられている。位置決めガイド43、44は左右で直径の異なる円筒ボスである。そして、反駆動側の位置決めガイド44にはカートリッジの装着方向後方に伸ばした装着補助ガイド44aが設けられている。
【0039】
装着ガイド41、42には、装置本体100に設けられた移動ガイド111(案内手段、図6参照)で受けられる下面41a、42aと、装着ガイド41、42のカートリッジ挿入方向(X方向)の先端側には先端部41b、42bが設けられている。この先端部41b、42bは下面41a、42aとつながる円弧を上面とつながる円弧より大きくしてある。
【0040】
また、前記下面41a、42aの挿入方向の後端角部に設けられた後端下角部41c、42cには、下面41a、42aとの挟角を鋭角にした斜面部41d、42dが設けられている。そして、上面の挿入方向後端部は上面と直交する直交面41e、42eを有する。装着ガイド41、42の後端は、カートリッジ2の重心位置より後方まで設けてある。そして、装着ガイド41、42でカートリッジ2を支持すると、カートリッジは常に前下がりな姿勢を維持する。なお、装着ガイド41、42は枠体14の側面で位置決めガイド43、44の上方に設けてある。
【0041】
カートリッジ2には、図2に示すように、感光体ドラム11の転写ローラ4に対向する転写開口部10bと露光開口部10aとを一体的に覆うことができるシャッターであるドラムシャッター50がクリーニング枠体(ドラム枠体)14に回転可能に設けられている。なお、シャッター50は本実施の形態に限定されずに、例えば、転写開口部10bのみあるいは露光開口部10aのみを開閉可能に覆うものであってもよい。
【0042】
図2ないし図5に示すように、シャッター50は、感光体ドラム11が転写ローラ4と当接する転写開口部10bを覆うことができる感光体保護部であるドラム保護部51と、クリーニング枠体14の露光開口部10a付近で回転可能に支持されるための回転軸52と、回転軸52の両端でクリーニング枠体14と摺動する摺動部53、54とを有している。そして、両端の摺動部53、54をつなぐ部分では、摺動部53、54より太い大径部55と、シャッター50が閉じた状態のときに露光開口部10aを塞ぐ露光シャッター部56が設けてある。さらに、シャッター50は、ドラム保護部51の両端部と回転軸52の外側で両者をつなぐ左右2箇所に設けた連結部57、および、回転軸52の右端に配置されカートリッジ2の上側に突出したシャッター移動部であるカム部58が設けられている。また、さらに、右側の連結部57に設けられ、シャッター50の長手方向で外側に延びたリブ57aが設けられている。そして、リブ57aは装置本体100のシャッターガイドに受けられ、シャッター50が開いた姿勢を保持する。
【0043】
このシャッター50にはネジリコイルバネ53a(図5)のバネ力によって、シャッター50が感光体ドラム11を覆う方向に付勢力が加えられている。これによりカートリッジ2が装置本体100より取り出されている状態では、図2の2点破線で示すように、シャッター50が転写開口部10bを覆う閉じた状態を維持する。そして、カートリッジ2が、装置本体100内にあって画像形成動作可能な状態では、後述するドラムシャッター開閉機構によって回転し、図2の実線で示すような転写開口部10bを露出させ感光体ドラム11と転写ローラ4が当接可能な開口姿勢をとる。
【0044】
すなわち、シャッター50は、前記感光体を保護する感光体保護部を有して、前記感光体を保護する保護位置と、前記保護位置から退避して前記感光体を露出する退避位置との間を移動可能である。
【0045】
次に、カートリッジ2の装着動作を、図6ないし図10を用いて説明する。
【0046】
装置本体100の開閉部材101を完全に開くと(全開状態)、カーリッジ2を着脱するための本体開口部200が現れる。この状態では図6に示すように、装置本体100内の左右の移動ガイド111がカートリッジ2の挿入方向奥側に下がった姿勢で現れる。移動ガイド111の挿入方向上流側には補助ガイド112が左右に略対称に本体側板102に固定されている。
【0047】
カートリッジ2には前述のように位置決めガイド43、44と、カートリッジ2の着脱方向に沿った形状をしたリブ状の装着ガイド41、42が設けられている。さらに現像枠体24の底面から突出する突起部31a、32aが長手方向両端のホルダー部材31、32に設けられている(図4参照)。
【0048】
カートリッジ2が装置本体100の開口部から挿入されていくと、カートリッジ2の装着ガイド41、42を装置本体100内の左右の移動ガイド(以下、「ガイド」という。)111と補助ガイド112で受ける。
【0049】
なお、カートリッジ2は、クリーニング枠体14を前方にして、また、現像枠体24を後方にして、感光体ドラム11と交差する方向で装置本体100に装着される。このときに、シャッター50はクリーニング枠体14の前方へ退避する。すなわち、シャッター50は装着方向前方へ退避する。
【0050】
図8に示すように、カートリッジ2が装置本体100内に挿入された状態で、現像枠体24の下面が装置本体100内の当接リブ113と接するポイントは、カートリッジ2の重心位置より挿入方向で後方に設定してある。そのため、カートリッジ2は装着方向側(上流側)になる現像枠体24を持ち上げた姿勢をとる。このため、本体開口部200から挿入されたカートリッジ2は装着ガイド41、42の先端41b、42bの下側をガイド111のガイド溝111a、現像枠体24の下面を前述の当接リブ113で支持される。また、装着ガイド41、42の下角部41c、42cは持ち上げられている。
【0051】
ガイド111は、開閉部材101の開閉動作に連動して装置本体100の奥へ移動する。このため、ガイド111の後端(開閉部材側端面)にカートリッジ2が係合すると、ガイド111が装置本体100の内部へ逃げてしまう。そこで、ガイド111のガイド溝111aへカートリッジ2の装着ガイド41、42を入れることができなくなる。これを防ぐために、カートリッジ2の装着方向(X方向)においてガイド111の上流側に、本体側板102に固定され、かつガイド111の後端に連なる着脱補助部を構成する補助ガイド112を設けている。この補助ガイド112によって上述の問題が解決され、カートリッジ2の装着ガイド41、42は確実にガイド溝111aへ案内される。
【0052】
ここまで開閉部材101の回転に連動してカートリッジ2が移動する状態を説明してきた。次に、その移動に伴なうシャッター50の開閉動作を説明する。
【0053】
シャッター50の開閉動作は、図6、図7、図8に示すようにカートリッジ2を装置本体100に装着する段階では行なわず、カートリッジ2が開閉部材101の回転に伴ない装置本体100の内部を移動する段階(図9および図10参照)で行なう。
【0054】
すなわち、開閉部材101を閉じる動作でカートリッジ2が移動する段階でシャッター50を開く。
【0055】
開閉部材101の閉動作に連動してカートリッジ2が奥へ移動すると、カートリッジ2に回転可能に支持されているシャッター50が回転し、図2に示す転写開口部10bと露光開口部10aを露出してカートリッジ2を画像形成可能な状態にする。
【0056】
詳しく説明すると、開閉部材101の閉動作に連動してカートリッジ2が移動すると、図8に示すように、装置本体100内の所定の位置で光学系1を載せたシャッター開放手段である光学ユニット103またはその固定台である支持台103aにシャッター50のカム部58が接する。そして、シャッターバネ53aの弾性力に抗いながらシャッター50を時計回りに回転させる。これによって、転写および露光開口部を露出させ始める。
【0057】
カートリッジ2が奥へ移動するにつれて、シャッター50のカム部58は光学ユニット103または支持台103aの角部と接した後、カム部58の先端の頂点部を光学ユニット103または支持台103aの下面に当接させながら移動していく(図9)。カートリッジ2が搬送系3のフレーム3eに向かって下がるにつれて、シャッター50はその開角を大きくしていく。
【0058】
開閉部材101の回転に連動したガイド111の移動が止まり、それに伴なうカートリッジ2の移送が終了する。すると、図10に示すように、シャッター50は所定の開角となる。そして、開口部10bと開口部10a(図2)を露出させ、カートリッジ2が画像形成動作可能な状態になる。
【0059】
〔第1の実施の形態〕
図11は第1の実施の形態を示す。これは、上記の全体構造を有する電子写真画像形成装置に、不適正な、すなわち、電子写真画像形成装置の機能と機能が一致しないカートリッジ2aが挿入されるのを防ぐための誤挿入防止機構を設けている。この誤挿入防止機構は、装置本体100の開口部200の上方の周縁に、リブ、壁等の誤挿入防止係合部(干渉手段)104を設けている。そして、不適正なカートリッジ2aを挿入したときには、シャッター50aのカム部(シャッター移動部)58aが誤挿入防止係合部104に係合して回転駆動される。これによって、挿入直後のシャッター50aが開く。
【0060】
適正な、すなわち、電子写真画像形成装置の機能と機能が一致するカートリッジ2のシャッター50のカム部58(シャッター移動部)は、不適正なカートリッジ2aのシャッター50aのカム部58aとは長手方向の異なる位置に設けられている。そこでカム部58は、係合部104に係合することなく、装置本体100の奥まで挿入される。そしてカム部58は、前述のように開閉部材101を閉じる動作に連動してシャッター開放手段である光学ユニット103、または、その支持台103aに係合して、シャッター50を適正位置で開く。すなわち、機能が一致するカートリッジ2の装置本体100への装着を許容する。ここで、光学ユニット103は、ポリゴンミラー103−1、レンズ103−2、ミラー103−3によって構成される光学系1を搭載するユニットである。この光学ユニット103は、支持台103aに支持されている。そして、光学ユニット103には開口103eが設けられている。開口103eは、感光体ドラム11に照射するレーザー光Lを出射するためのものである。
【0061】
なお、誤挿入防止壁を設けて、適正なカートリッジ2のカム部58の軌跡上のみ除かれた開口部を形成してもよい。
【0062】
不適正なカートリッジ2aが装置本体100の開口部200から挿入(装着)されると、その直後にシャッター50aのカム部58aが係合部104に当接する。そして、バネ53aのバネ圧に抗いながらシャッター50aを時計回りに回転させ、転写開口部10bと露光開口部10aを開放させ始め、シャッター50aは開放状態となる。
【0063】
このように、不適正なカートリッジ2aは、挿入直後に開口し、開口したシャッター50aは前記光学ユニット103の側面103c、あるいは、支持台103aに突き当たる。そのため、不適正なカートリッジ2aのそれ以上の挿入は阻止される。
【0064】
不適正なカートリッジ2aが装置本体100内へ収まり切らず、開閉部材101も閉じない。そのため、画像形成動作が不可能な状態となる。
【0065】
他方、適正なカートリッジ2を挿入する際は、前述のように、シャッター50のカム部58の挿入軌跡上で、係合部104は干渉しない構成である。そのため、シャッター50を適正位置で開く動作を行ない、画像形成動作可能な状態になる。
【0066】
電子写真画像形成装置の装置本体の開口に誤挿入防止用の壁等を設けて適正なカートリッジのシャッターのカム部のみ通過できる構成にする替わりに、シャッターのカム部の数を増やして対応してもよい。すなわち、シャッターのカム部を長手方向に複数設けることで、上記と同様の誤挿入防止機構を持たせてもよい。
【0067】
本実施の形態によれば、カートリッジのシャッターのカム部の位置をカートリッジ長手方向で異なる配置にする。これによって、カートリッジの外枠構成等は大きく変えることがない。また、非互換性を検出するためのセンサを用いる場合のように部品点数を増やすことがない。さらに、簡単かつ安価な構成でカートリッジの非互換性を持たせて、ユーザビリティーおよび低価格化に貢献できる。
【0068】
〔第2の実施の形態〕
図12ないし図14は第2の実施の形態を示す。
【0069】
この実施の形態は、不適正なカートリッジが挿入されるのを防ぐための誤挿入防止機構として、装置本体100の開口部200の上縁にリブ、壁等の誤挿入防止係合部105を設けた。そして、図12に示す適正なカートリッジ2のシャッター50のカム部58はその開口部を通過自在とする。そして、図13に示す不適正なカートリッジ2bのシャッター50bに設けた長尺なカム部58bは係合部105に係合して回転駆動される。これによってシャッター50bが開く。
【0070】
すなわち、適正なカートリッジ2のシャッター50のカム部58は、係合部105に係合することなく、装置本体100の奥まで挿入される。そしてシャッター50は、前述のように開閉部材101を閉じる動作に連動して開く。
【0071】
不適正なカートリッジ2bを装置本体100へ挿入する際には、カートリッジ2bのシャッター50bのカム部58bが長尺である。そのために、係合部105に当接し、カートリッジ2bを挿入直後に、シャッター50bは開口動作を行なう。そして、光学ユニット103の側面(外壁)103c、または、支持台103aに突き当たり、それ以上の挿入は阻止される。
【0072】
なお、図14に示すように、カートリッジ2bを適正なカートリッジとして装着する装置本体100bには、カートリッジ2bのシャッター50bのカム部58bを通過させるに充分な開口部が設けられている。そして、開閉部材101bを閉じる動作によって、ガイド111bとともにカートリッジ2bが奥へ挿入される過程で、光学系1bの光学ユニット103または支持台103aにカム部58bが摺接する。これによって、適正な位置でシャッター50bが開かれる。そして、前述のように保護部51b等が開口する。
【0073】
カートリッジのシャッターのカム部の形状を変更するだけで、カートリッジの片側互換性を実現できる。
【0074】
すなわち、第1の実施の形態と同等の作用、効果を有するだけでなく、片側のみ非互換性を必要とする場合に有効である。
【0075】
以下、前述した実施の形態1および2をまとめると次のとおりである。
【0076】
記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において感光体ドラム11と、前記感光体ドラム11に作用するプロセス手段(少なくとも、帯電手段12、クリーニング手段13、現像手段20のいずれか一つ)と、前記感光体ドラム11を保護する感光体保護部(ドラム保護部51)を有して、前記感光体ドラム11を保護する保護位置と、前記保護位置から退避して前記感光体ドラム11を露出する退避位置との間を移動可能なシャッター50と、前記シャッター50を前記保護位置から前記退避位置へ移動させるためのシャッター移動部(カム部58)と、を備えたプロセスカートリッジ(以下、「カートリッジ」という。)2を取り外し可能に装着するためのカートリッジ装着部114と、前記装着部114に前記カートリッジ2を装着する際に、前記カートリッジ2を案内するための案内手段(ガイド111)と、前記カートリッジ2が前記案内手段(ガイド111)に案内されて、前記装着部114へ向かう移動路に沿って移動する際に、前記シャッター移動部(カム部58)に係合して前記シャッター50を前記保護位置から前記退避位置へ開くためのシャッター開放手段(光学ユニット103、支持台103a)と、装置本体100、100bと機能が一致しないカートリッジ2、2aが前記装置本体100、100bへ挿入される際に、前記カートリッジ2、2aを前記装着部114に装着する装着方向において、前記シャッター移動部(カム部58)と前記シャッター開放手段(光学ユニット103、支持台103a)とが係合する係合位置の上流側でもって、前記シャッター移動部(カム部58)と係合して前記シャッター50を開く誤挿入防止係合部104、105と、前記シャッター移動部(カム部58)が前記誤挿入防止係合部104、105と係合することによって、前記退避位置方向へ移動した前記シャター50と当接する本体シャッター当接部(光学ユニット103、支持台103a)であって、前記シャッター50と当接することによって前記カートリッジ2の挿入を規制する本体シャッター当接部(光学ユニット103、支持台103a)と、を有する電子写真画像形成装置である。
【0077】
ここで、誤挿入防止係合部104、105は、前記装置本体100に設けられた前記カートリッジ2、2aを前記装置本体100内へ挿入するための開口部200の上方に位置する周縁部200aである。
【0078】
また前記シャッター当接部(光学ユニット103、支持台103a)は、前記感光体ドラム11に情報光を照射するための光学系を収納する光学ユニット103の外壁103cの一部、または/および、前記光学ユニット支持台103aの一部である。
【0079】
また、電子写真画像形成装置の装置本体100に着脱可能なプロセスカートリッジ2において、感光体ドラム11と、前記感光体ドラム11に作用するプロセス手段(少なくとも、帯電手段12、クリーニング手段13、現像手段20のいずれか一つ)と、前記感光体ドラム11を保護する感光体保護部(ドラム保護部51)を有して、前記感光体ドラム11を保護する保護位置と、前記保護位置から退避して前記感光体ドラム11を露出する退避位置との間を移動可能なシャッター50と、前記カートリッジ2を前記装置本体100に装着する際に、前記装置本体100に設けられたシャッター開放手段(光学ユニット103、支持台103a)と係合することによって前記シャッター50を前記保護位置から退避位置へ移動させるためのシャッター移動部(カム部58)であって、カートリッジ2、2aと機能が一致しない装置本体100へカートリッジが挿入される際に、前記カートリッジ2を前記装置本体100へ装着する装着方向において、前記シャッター移動部(カム部58)と前記シャッター開放手段(光学ユニット103、支持台103a)とが係合する係合位置の上流側でもって、前記装置本体100に設けられた誤挿入防止係合部104、105と係合して前記シャッター50を前記保護位置から前記退避位置へ移動させるシャッター移動部(カム部58)と、前記シャッター移動部(カム部58)が前記誤挿入防止係合部104、105と係合することによって、前記シャッター50が前記退避位置方向へ移動した際に、前記装置本体100への前記カートリッジ2、2aの挿入を規制するために、前記装置本体100に設けられた本体シャッター当接部(光学ユニット103、支持台103a)と当接する、前記シャッター50に設けられたカートリッジシャッター当接部50fと、を有するプロセスカートリッジである。ここでカートリッジシャッター当接部50fは、シャッター50の外側表面の一部である(図2)。
【0080】
〔第3の実施の形態〕
図15は第3の実施の形態を示す。これは、不適正なカートリッジ2cの誤挿入を阻止し、適正なカートリッジ2のみを挿入するための誤挿入防止用案内手段である挿入ガイド106を装置本体100に設けたものである。
【0081】
適正なカートリッジ2の底部の、例えば突起部31a、32a(図4)には、挿入ガイド106に干渉することなく挿入軌跡を実現するための誤挿入防止用案内部である凹形状を設けてある。そして、不適正なカートリッジ2cが挿入されたときのみ、移動路が変更され、本体開口部200近傍にてドラムシャッター50cが開口してドラム保護部51c等が開き、それ以上の挿入を防止する。
【0082】
プロセスカートリッジの底部に切欠け等を設けるだけでよい。そのため、カートリッジの枠体の大きさや形状を大きく変更する必要がないという利点がある。その他の点は第1の実施の形態と同様である。
【0083】
〔第参考例
図16は第参考例を示す。これは、不適正なカートリッジが挿入されるのを防ぐための誤挿入防止機構として、装置本体100の上部に誤挿入防止用磁気手段である磁性体107を設けてある。そして、不適正なカートリッジ2dを挿入したときには、シャッター50dに設けられた誤挿入防止用磁気部材である磁石59dが磁性体107によって吸引されて回転駆動される。これによってシャッター50dが開く。
【0084】
適正なカートリッジ2のシャッター50は、磁性体107による磁気吸引力を受けることなく、装置本体100の奥まで挿入される。そしてシャッター50は、前述のように開閉部材101を閉じる動作に連動して開く。
【0085】
〔第参考例
図17および図18は第参考例を示す。これは、図17に示すように、ドラムシャター50を駆動するために、シャッター50の天面に位置する部分にシャッター移動用磁気部材である磁石59を設けたものである。図18に示す不適正なカートリッジ2eの磁石59eは、カートリッジ長手方向で異なる位置に設けられている。
【0086】
光学ユニット103または支持台103aが非磁性体の場合は、光学ユニット103の入口近傍に、カートリッジ2の磁石59に対向するように、シャッター開放用磁気手段である逆極性の磁性体108を配置構成する。
【0087】
なお、光学ユニット103または支持台103aが磁性体であれば、磁性体108を省略することができる。
【0088】
また、装置本体100の開口近傍には、不適正なカートリッジ2eの磁石59eに対向する天井面に、誤挿入防止用磁気手段である逆極性の磁性体109を設けて、挿入直後のカートリッジ2eのシャッター50eを磁気吸引力によって開く。
【0089】
これは、カートリッジ2を装置本体100へ挿入し、ドラムシャッター50の開閉を行なうためのカム部58の働きを、磁気吸引力で置き換えたものである。図17に示すように、カートリッジ2が装置本体100へ挿入され、カートリッジ2のシャッター50が光学ユニット103の下へ入り込むと同時に、カートリッジ2に回転可能に支持されているシャッター50は磁気吸引力により光学ユニット103へ吸引されて回転し、転写開口部と露光開口部を露出してカートリッジ2を画像形成可能な状態にする。
【0090】
他方、図18に示すように、装置本体100へ不適正なカートリッジ2eを挿入すると、カートリッジ2eの装着ガイドが装置本体100のガイド111へ入る位置でカートリッジ2eのシャッター50eが磁石59eと磁性体109による磁気吸引力によって開口する。
【0091】
さらに、カートリッジ2eが奥へ挿入されると、開口したシャッター50eは光学ユニット103、または、支持台103aの角部や垂直な面に突き当たり、カートリッジ2eのそれ以上の挿入は阻止される。
【0092】
カートリッジ2eが装置本体100内へ収まり切らず、開閉部材101も閉じないため、画像形成動作不可能な状態となる。
【0093】
各参考例は、カム等による機械的なドラムシャッター開口に制約等がある場合に、磁気吸引力を代用するもので、省スペース化、小型化等にも大きく貢献できる。
【0094】
本発明を応用した前記各実施の形態は、上述のとおり構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0095】
装置本体の機能と一致しないカートリッジが装着されたときには、装置本体の開口部近傍で開いたシャッターが装置本体の内部構造に突き当たり、それ以上挿入できないようにする。これによって、装置本体側とカートリッジ側において設計上の大きな変更を伴なわずに、比較的低コストで確実な非互換性を持たせることができる。また、ユーザビリティーの向上に貢献できる。
【0096】
なお、ここで機能が一致していない場合とは、例えば、画像形成のプロセススピードの不一致、現像剤の残量を検出するための残検機能の有無、あるいは、ファクシミリ用のプロセスカートリッジと、レーザービームプリンタ用のカートリッジの相違、および、カートリッジにメモリーが搭載されている場合に、装置本体にメモリーとの交信を行なう機能を備えていない場合等が挙げられる。
【0097】
なお、前述した実施の形態では、シャッター開放手段と本体シャッター当接部とを兼用した。すなわち、いずれも、光学ユニット103の外壁103c、または、その支持台103aである。しかしながら、本発明では、これに限定されずに、シャッター開放手段と本体シャッター当接部は兼用しなくてもよい。例えば、いずれか一方を装置本体100に設けられた固定壁にしてもよい。また、両者は光学ユニット103、支持台103aに限定されるものではなくて、例えば、装置本体100に設けられた固定壁であってもよい。また、シャッター移動部はカム部58に限定されずに、例えばリンク機構の一部であってもよい。
【0098】
換言すれば、簡単で低コストな構成によって非互換性を持たせることで、電子写真画像形成装置の部品の共有化を促進し、製造コストを削減することができる。
【0099】
従来のように非互換性を持たせるための判別用センサ等を必要とせず、また、プロセスカートリッジのみならず装置本体の構造を複雑化させることもない。そして、多品種間の組立工程や組立装置の共通化、さらには梱包形態の流用も実現可能である。
【0100】
【発明の効果】
本発明によれば、信頼性の高い、プロセスカートリッジの誤装着防止を実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子写真画像形成装置の全体構成を説明する図である。
【図2】 図1のプロセスカートリッジを示す模式断面図である。
【図3】 図1のプロセスカートリッジを右側(紙面後方)からみた斜視図である。
【図4】 図1のプロセスカートリッジを左側(紙面手前)からみた斜視図である。
【図5】 ドラムシャッターのみを示す斜視図である。
【図6】 装置本体にプロセスカートリッジを挿入する第1工程を説明する図である。
【図7】 装置本体にプロセスカートリッジを挿入する第2工程を説明する図である。
【図8】 装置本体にプロセスカートリッジを挿入する第3工程を説明する図である。
【図9】 装置本体の開閉部材を閉じる動作に連動してプロセスカートリッジを挿入する第4工程を説明する図である。
【図10】 装置本体の開閉部材を閉じる動作に連動してプロセスカートリッジを最終位置に挿入する第5工程を説明する図である。
【図11】 第1の実施の形態を説明する図である。
【図12】 第2の実施の形態において適正なプロセスカートリッジを挿入する場合を示す図である。
【図13】 第2の実施の形態において不適正なプロセスカートリッジを挿入する場合を示す図である。
【図14】 第2の実施の形態における片側互換性を説明する図である。
【図15】 第3の実施の形態を説明する図である。
【図16】 第参考例を説明する図である。
【図17】 第参考例において適正なプロセスカートリッジを挿入する場合を示す図である。
【図18】 第参考例において不適正なプロセスカートリッジを挿入する場合を示す図である。
【符号の説明】
1、1b 光学系
2、2a、2b、2c、2d、2e プロセスカートリッジ
3 搬送系
4 転写ローラ
5 定着手段
11 感光体ドラム
12 帯電手段
13 クリーニング手段
14 クリーニング枠体(ドラム枠体)
20 現像手段
21 現像ローラ
22 現像ブレード
23a トナー収容部
24 現像枠体
31、32 ホルダー部材
41、42 装着ガイド
43、44 位置決めガイド
50、50a、50b、50c、50d、50e ドラムシャッター(シャッター)
50f カートリッジシャッター当接部
51、51b、51c ドラム保護部(感光体保護部)
52 回転軸
56 露光シャッター部
58、58a、58b、58c カム部(シャッター移動部)
59、59d、59e 磁石
100、100b 置本
101、101b 開閉部材
102 本体側板
103、103b 光学ユニット(シャッター開放手段、本体シャッター当接部)
103a 支持台
103c 側面(外壁)
104、105 誤挿入防止係合部
106 挿入ガイド
107、108、109 磁性体
111、111b ガイド(案内手段)
112 補助ガイド
113 当接リブ
114 カートリッジ装着部
200 本体開口部(開口部)

Claims (7)

  1. 記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
    電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体を保護する感光体保護部を有しており、前記電子写真感光体を保護する保護位置と、前記保護位置から退避して前記電子写真感光体を露出する退避位置との間を移動可能なシャッターと、前記シャッターを前記保護位置から前記退避位置へ移動させるためのシャッター移動部と、を備えたプロセスカートリッジを取り外し可能に装着するためのカートリッジ装部と、
    前記カートリッジ装着部に前記プロセスカートリッジを装着する際に、前記プロセスカートリッジを案内するための案内手段と、
    前記プロセスカートリッジが前記案内手段に案内されて、前記カートリッジ装着部へ向って移動する際に、前記シャッター移動部係合して前記シャッターを前記保護位置から前記退避位置へ開くためのシャッター開放手段と、
    前記電子写真画像形成装置機能が一致しないプロセスカートリッジが入される際に、前記プロセスカートリッジ前記カートリッジ装着部へ向かって移動する移動方向において、前記シャッター移動部と前記シャッター開放手段とが係合する係合位置の上流側でもって、前記シャッター移動部と係合して前記シャッターを前記保護位置から前記退避位置の方向へ移動させる誤挿入防止係合部と、
    記誤挿入防止係合部と前記シャッター移動部とが係合することによっ前記退避位置方向へ移動した前記シャッターと当接する本体シャッター当接部であって、前記シャッターと当接することによって前記プロセスカートリッジのさらなる前記移動を規制する本体シャッター当接部と、
    を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. さらに、前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置内へ挿入するための開口部を有し、前記誤挿入防止係合部は、前記開口部の上方に位置する周縁部であることを特徴とする請求項1記載の電子写真画像形成装置。
  3. 前記本体シャッター当接部は、前記電子写真感光体に情報光を照射するための光学系を収納する光学ユニットの外壁の一部、または/および前記光学ユニットの固定台の一部であることを特徴とする請求項1または2記載の電子写真画像形成装置。
  4. 電子写真画像形成装置着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、
    前記電子写真感光体を保護する感光体保護部を有しており、前記電子写真感光体を保護する保護位置と、前記保護位置から退避して前記電子写真感光体を露出する退避位置との間を移動可能なシャッターと、
    前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置装着する際に、前記電子写真画像形成装置設けられたシャッター開放手段と係合することによって、前記シャッターを前記保護位置から退避位置へ移動させるためのシャッター移動部であって、プロセスカートリッジと機能が一致しない電子写真画像形成装置へプロセスカートリッジが挿入される際に、前記プロセスカートリッジ前記電子写真画像形成装置内へ移動する移動方向において、前記シャッター移動部と前記シャッター開放手段とが係合する係合位置の上流側でもって、前記電子写真画像形成装置設けられた誤挿入防止係合部と係合して前記シャッターを前記保護位置から前記退避位置方向へ移動させるシャッター移動部と、
    記誤挿入防止係合部と前記シャッター移動部とが係合することによっ前記シャッターが前記退避位置方向へ移動した際に、前記電子写真画像形成装置の前記プロセスカートリッジのさらなる前記移動を規制するために、前記電子写真画像形成装置設けられた本体シャッター当接部と当接する、前記シャッターに設けられたカートリッジシャッター当接部と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 前記シャッター移動部が、前記電子写真画像形成装置シャッター開放手段に係合するカム部であることを特徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記シャッター移動部が、プロセスカートリッジと機能が一致しない電子写真画像形成装置開口部に配設された干渉手段に係合するように構成されていることを特徴とする請求項または5に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記シャッター移動部が、プロセスカートリッジと機能が一致しない電子写真画像形成装置開口部の周縁部に干渉するように構成されていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項記載のプロセスカートリッジ。
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