JP3657889B2 - 充電式電気掃除機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、充電式電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池は、小型で軽量、そして500回以上の繰り返し充放電が可能であるため、携帯型パーソナルコンピュータや携帯電話をはじめとする多くの電子機器に使用されており、需要が増加している。
【0003】
リチウムイオン二次電池のような二次電池が搭載されている充電式電気掃除機は、掃除機本体に二次電池と変圧器を含む充電回路との双方が搭載されているものや、変圧器を含む充電回路を充電ステーションとして掃除機本体とは別に設け、二次電池のみを掃除機本体に設けるものがある。最近では、掃除機本体の軽量化を図って掃除機本体の持ち運び性を向上させたり、あるいは掃除機本体を充電ステーションに楽に載せるために、二次電池と充電制御回路のみを掃除機本体に搭載する場合が増えている。このような充電式電気掃除機の一例を図17〜図19に示す。図17は従来の充電式電気掃除機の概略を示す斜視図で、図18は図17の充電式電気掃除機に含まれる置き台を兼ねる充電器の概略を示す斜視図で、図19は図17の充電式電気掃除機の充電経路を示す回路図である。
【0004】
掃除機本体61は、置き台兼用の充電器62に載置されている。掃除機本体61には、二次電池のパックもしくは単電池からなる二次電池ユニット63が内蔵されている。二次電池ユニット63の両端には、充電器62と電気的に接続するための接続端子64a、64bが接続されている。
【0005】
充電器62は、掃除機本体61を載置するための載置部に形成されている充電用端子65a、65bと、充電用端子65a、65bに接続されている変圧器を含む充電回路66と、充電回路66にスイッチ67及びヒューズ68を介して接続されている電力供給用の端子69a、69bとを備える。充電回路66は、電力供給用の端子69a、69bからの交流あるいは直流を受けて充電用端子65a、65bに直流を出力する役割をなす。
【0006】
掃除機本体61を充電器62の載置部に載置すると、掃除機本体61の接続端子64a、64bと充電器62の充電用端子65a、65bとが物理的に接触して電気的に接続される。次いで、充電器62のスイッチ67をオンにすると、電源から電力供給用の端子69a、69bに交流あるいは直流が入力され、充電回路66で直流に変換された後、この直流電流が充電用端子65a、65bから接続端子64a、64bに出力され、二次電池ユニット63の充電がなされる。
【0007】
このような充電式電気掃除機によると、軽量であるために使い勝手に優れるものの、掃除機本体の転倒や、壁や障害物に衝突する等により、掃除機本体に繰り返し衝撃が加わりやすいため、掃除機本体61の表面に露出している接続端子64a、64bが破損し、接続端子64a、64bと掃除機本体61内部の充電制御回路などの回路とを接続するリード線が掃除機使用中に切断されるという問題が発生している。
【0008】
ところで、電気掃除機により吸引された塵や埃等のゴミの大部分は、内蔵されているゴミパックに捕集されるものの、全てのゴミを完全に捕集するのは難しく、1μm以下のサブミクロン微粒子はゴミパックを通過して排気に混じってしまう。このような微粒子は、糸屑、微生物の死骸、食物などの有機物の微粒子、ガラスや酸化物(例えば、Al23、Fe23、SiO2)などの無機物、FeやAl、Mg、Siなどの金属微粒子の3種類に大別することができる。微粒子は、個々の粒子が独立して存在するのではなく、いくつかの種類の微粒子が凝集して存在する場合が多い。
【0009】
ゴミパックに捕集できなかった凝集微粒子は、掃除機本体の内部に付着して堆積する。掃除機本体には、基板にプリント配線することにより得られ、かつ二次電池の充電電流や放電電流を制御するための電子回路が搭載されている。この電子回路に凝集微粒子が堆積すると、電子回路が短絡する恐れがある。また、掃除機本体内部に堆積した微粒子は、使用中に排気口から外部に排出されることがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、掃除機本体に充電器と電気的に接続するための充電用端子を設ける必要がなく、掃除機内部における充電用端子と内部回路との配線切断事故が皆無で、かつ集塵収納部に捕集できない塵の捕集が可能な充電式電気掃除機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る充電式電気掃除機は、掃除機本体と、
前記掃除機本体内に配置された集塵収納部と、
前記掃除機本体内に配置され、塵を前記集塵収納部に吸引するための吸気を行う駆動手段と、
前記掃除機本体の内壁もしくは底部内面に前記駆動手段からの排気と接するように配置され、辺部に曲率が付いている箱型形状を有するコイルカバーと、
前記コイルカバー内に収容され、外部からの磁力によって誘導起電力を発生する受電コイルと、
前記掃除機本体内に配置され、前記起電力を用いて充電される二次電池と
を具備することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る充電式電気掃除機について説明する。
【0013】
この充電式電気掃除機は、集塵収納部と、塵を前記集塵収納部に吸引するための吸気を行う駆動手段と、前記集塵収納部を通過した気体の経路内に直接またはコイルカバーで覆われた状態で配置され、外部からの磁力によって誘導起電力を発生する受電コイルと、前記起電力を用いて充電される二次電池とを具備する。
【0014】
ここで、集塵収納部とは、集めた塵を収納しておく部分であり、例えば、袋状のものや、容器等を使用することができる。
【0015】
受電コイルに磁力を供給する手段としては、例えば、前記受電コイルと電磁的に結合して前記受電コイルに誘導起電力を生じさせる給電コイルを含む充電器を使用することができる。
【0016】
本発明に係る充電式電気掃除機によれば、充電器に掃除機本体をセットして掃除機本体の受電コイルと充電器の給電コイルとを電磁的な結合が可能な状態に設定した後、充電器の給電コイルに電流を流すと、給電コイルに磁界が形成される。磁束が変化するように給電コイルに電流を流すと、この給電コイルと電磁的に結合している受電コイルに誘起起電力が生じ、得られる電力によって二次電池を充電することができる。したがって、掃除機本体と充電器とを電気的に接続することなしに充電を行うことができるため、掃除機本体の表面に充電器接続端子を設ける必要がなくなり、掃除機使用中に充電器接続端子が破損するのを回避することができ、掃除機本体内部における充電器接続端子と内部回路との配線切断を防止することができる。
【0017】
また、受電コイルに誘導電流が誘起されると、磁界が形成されるため、集塵収納部内に捕集できなかったサブミクロンオーダーのゴミ(塵)がコイルカバーに吸い寄せられ、コイルカバー表面でゴミを捕集することができる。よって、集塵収納部内に捕集できないサブミクロンオーダーのゴミを充電のたびにコイルカバー表面に捕集することができるため、電子回路にゴミが堆積するのを抑制することができ、回路の短絡発生率を低くすることができる。さらに、掃除機本体内に浮遊する塵の量を少なくすることができるため、掃除機本体から排気と共に外部に排出される塵の量を低減することができる。
【0018】
本発明に係る充電式電気掃除機では、駆動手段として、例えば、モータ(例えば、ユニバーサルモータ)を用いた真空吸引機を使用することができる。受電コイルは、駆動手段から排出される排気の経路内に配置することが望ましい。このような配置にすることによって、掃除機としての吸引能力を損なうことなく、塵の捕集を行うことが可能になる。
【0019】
受電コイルは、掃除機本体の底部内面か、掃除機本体の走行方向に対して最後尾の壁の内面に配置することが好ましい。このような構成にすると、掃除機本体を充電器にセットするのが容易になり、使い勝手が良くなる。また、掃除機本体の走行方向に対して最後尾の壁の内面に受電コイルを配置することによって、掃除機本体の引き回し性が向上するのみならず、走行性能が安定して急な方向転換時や走行時に本体が転倒するのを防止することができる。その結果、掃除機本体が外部から受ける衝撃頻度が減少するため、掃除機内部の電子回路を構成するCPU、抵抗・コンデンサなどの受動部品、配線などへの影響が減少し、掃除機自体の信頼性を大きく向上することができる。一方、掃除機本体の底部内面に配置する際には、最後尾側に配置することが好ましい。このような配置にすることによって、掃除機本体の引き回し性と急な方向転換などに対応した走行中の安定性をさらに向上することができる。
【0020】
一方、充電器においては、室内の壁と平行になる面に給電コイルを配置することが望ましい。
【0021】
掃除機本体と充電器とを電気的に接続して充電を行う従来の方式では、掃除機本体を充電台に載置するため、充電台の載置部のスペースを十分に確保する必要がある。充電台は、部屋や廊下などの隅に置かれていることが多いため、充電台の設置場所が清掃区域である場合が多く、大きな充電台は掃除する際に邪魔になる可能性が高い。室内の壁と平行になる面に給電コイルを配置することによって、充電器の設置面積を小さくすることができるため、掃除の邪魔になり難くなる。また、充電器は、壁に取り付けたり、床上に置いたり、あるいは壁に埋め込むことができる。壁に取り付けるか、あるいは埋め込むと、充電器の設置面積をさらに小さくすることができるため、好ましい。
【0022】
また、充電器において、室内の床と平行になる面に給電コイルを配置する場合でも、掃除機本体と床との間に存在する空間内に収納可能な寸法にすると、充電器の設置面積を小さくすることができ、掃除の邪魔になり難くすることができる。
【0023】
コイルカバーは、少なくとも受電コイルと対向している領域が、金属及びプラスチックのうち少なくとも一方の材料から形成されることが望ましい。金属としては、例えば、FeやNiのような磁化する金属を挙げることができる。磁化する金属を含むコイルカバーは、受電コイルに形成される磁界の磁束密度を強めることができ、誘導起電力を発生しやすくすることができると共に、ゴミの捕集能力を高めることができる。一方、プラスチックとしては、例えば、ポリエチレン系樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂など、いずれでも良く、種類は問わない。また、これらのプラスチック材料にγ−Fe23、Fe34、BaFe1219、Fe、Ni、Co、Cr、NiFe24、MnFe24などの磁性粉体を添加することによりプラスチックに磁性を持たせるとさらに好ましい。
【0024】
ところで、集塵収納部を通過した気体にはサブミクロンオーダーのゴミ(塵)が含まれており、掃除機を駆動させると、このような塵を含む気体は、コイルカバーを擦るように流れるため、プラスチックを含むコイルカバーによると、気体との摩擦によりコイルカバーに静電気を生じさせることができる。その結果、帯電したサブミクロンオーダーの塵が静電気によりコイルカバーに付着するため、掃除機を使用している際、コイルカバーで塵を捕集することができる。コイルカバーによる捕集率を向上させる観点からは、金属よりも樹脂の方が好ましい。
【0025】
コイルカバーの形状は、例えば、箱型、椀型等にすることができる。中でも、箱型で、かつ辺部に曲率が付いていることが望ましい。なお、ここでいう箱型は、矩形の箱に限らず、円形のもの、楕円形のもの、多角形状のもの等が包含される。辺部に曲率が付いている箱型形状にすることによって、集塵収納部を通過した気体がコイルカバーの表面に沿って流れ、静電気を発生させやすくなるため、コイルカバーによるゴミ捕集率を向上することができる。また、辺部に曲率が付いている方がコイルカバーの掃除がしやすく、しかも辺部で手を切る心配がないために安全性に優れている。
【0026】
コイルカバーの表面をシートで被覆するか、もしくは液体材料を塗布すると、シート及び塗布層にゴミを捕集することができ、シートや塗布層を交換するという簡単な操作でコイルカバーの掃除を済ませることができる。
【0027】
本発明に係る充電式電気掃除機は、充放電制御回路、交流直流変圧回路、あるいは直流直流変圧回路のような二次電池用充放電制御回路をさらに備えることができる。充放電制御回路は、受電コイルと共にコイルカバーで被覆されるか、もしくはコイルカバーの周囲に配置されることが好ましい。このような構成にすると、集塵収納部を通過した気体に混じったゴミをコイルカバーに優先的に捕集することができるため、充放電回路への堆積量を少なくすることができる。
【0028】
本発明に係る充電式電気掃除機は、手動式もしくは自走式にすることができる。自走式の掃除機では、掃除機本体が自動的に壁などに沿って移動して掃除が行われるため、手動で掃除機本体を移動させて掃除を行う場合に比べて本体が壁に衝突する頻度が高くなる。このため、掃除機本体と充電器とを電気的に接続して充電を行う従来の方式によると、掃除機本体表面に設けられている充電器用接続端子が破損しやすく、充電器用接続端子とロボット内部の充電制御回路との接続が断線しやすい。本発明に係る充電式電気掃除機によると、掃除機本体に充電器と電気的に接続するための端子を設ける必要がないため、自走式にした際における掃除機の信頼性を向上させることが可能である。
【0029】
本発明に係る充電式電気掃除機の一例を図1〜図5を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る充電式電気掃除機の一例の概略構成を示す部分断面図で、図2は図1の掃除機本体の概略構成を示す部分断面図で、図3は図2の掃除機本体のIII−III線に沿う断面図で、図4は図1の掃除機本体の最後尾における受電コイルの配置を示す模式図で、図5は図1の掃除機本体に用いられるコイルカバーを示す上面図で、図6は図1の充電式電気掃除機の充電経路を示す回路図である。
【0030】
掃除機本体1の底面には、前輪2と、1対の後輪3とが設けられている。掃除機本体1は、ホース4と、集塵収納部としてのダストカップ5と、ホース4から塵や埃等のゴミをダストカップ5に吸引するための吸気を行う駆動手段とを具備する。駆動手段は、吸引機としてのファン6と、ファン6を駆動するためのモータ7とを備える。吸引ダクト8は、一端がホース4の出口に接続され、かつ他端がダストカップ5の入口5aに接続されている。吸気ダクト9は、ダストカップ5とファン6の間に介装されている。第1のフィルタ10は、ダストカップ5の出口5bに配置され、第2のフィルタ11は、吸気ダクト9内に配置され、さらに第3のフィルタ12は、吸気ダクト9とファン6の間に配置されている。
【0031】
二次電池(例えば、リチウム二次電池)の組電池を含む電池パック13は、ダストカップ5とモータ7の間に配置されている。ファン6からの排気を外部に放出するための排気口14は、本体の両側面に開口されている。
【0032】
受電手段は、掃除機本体1の走行方向に対して最後尾の壁の内面に配置された複数の受電コイル(二次コイル)15と、各受電コイル15に挿入されるコア16と、交流直流変換回路、直流直流変圧回路および充放電制御回路からなる制御回路17と、受電コイル15及び充放電制御回路17を覆うコイルカバー18とを備える。電池パック13の両端は充放電制御回路17の出力端に接続されている。この充放電制御回路17は交流を入力として動作するものであり、この入力回路には受電コイル15が接続されている。コア16は、外部の磁界の変化を受電コイル15に効率良く伝えて大きな交流電力を生じさせるために設けられており、透磁率の大きな物質から形成されていることが望ましい。コイルカバー18は、矩形の箱型で、図5に示すように辺部19に曲率が付いている。また、コイルカバー18は、例えば、鉄、ステンレス、アルミニウム、ニッケル、プラスチックから形成されている。また、電池パック13の両端には、二次電池から電力を取り出すための出力端子20a、20bが接続されている。
【0033】
充電器21は、床上に設置されている。充電器21は、外装ケース22と、ケース22のうち壁23と平行な面に配置されている複数の給電コイル(一次コイル)24と、各給電コイル24内に挿入されるコア25と、制御回路26とを備える。給電コイル24のコア25は、給電コイル24で生じる磁束密度の変化を効率良く外部に放出するために設けられており、透磁率の大きな物質から形成されていることが望ましい。給電コイル24は、スイッチ27及びヒューズ28を介して供給端子29a、29bに接続されている。供給端子29a、29bは、充電用電源に接続される。充電用電源に供給する交流の周波数に制限はないが、周波数を高くすると同じ形状のコイルでより多くのエネルギーを転送することができるため、装置を小型化できる。また、商用電源をそのまま用いれば構成が簡単になり安価な装置が実現できる。
【0034】
まず、充電方法について説明する。
【0035】
図1に示すように、掃除機本体1の最後尾を充電器21のケース22と接触させ、受電手段の受電コイル15と充電器21の給電コイル24とを電磁的な結合が可能な状態に設定する。充電器21のスイッチ27をオンにして供給端子29a、29bから給電コイル24に交流電力を供給すると、発生する磁束密度は印加された交流の周波数に応じて変化する。磁束密度の変化は、給電コイル側のコア25と受電コイル側のコア16を介して受電コイル15に伝わり、充放電制御回路17の入力として供給するための電力を発生させる。この電力を用いて電池パック13を充電することができる。したがって、掃除機本体1と充電器21とを電気的に接続することなしに電池パック13の充電を行うことができるため、掃除機本体1の表面に充電器との接続端子を設ける必要がなくなり、掃除機を使用中に端子が破損するのを回避することができ、掃除機本体1内における接続端子と内部回路との断線を防止することができ、信頼性を向上することができる。また、受電コイル15及び給電コイル24双方のコア16,25にフェライトのような絶縁体を用い、両コア16,25の距離を最短にすると、電気的な絶縁を保ったままで、効率よく電力を転送することができる。
【0036】
次いで、掃除機本体1の使用中の動作について説明する。
【0037】
モータ7を駆動してファン6の羽根車を回転させると、ホース4から空気と共に塵や埃等のゴミが吸引される。吸引された空気とゴミは、吸引ダクト8を通過して入口5aからゴミパック5内に入り、大部分のゴミはゴミパック5に捕集される。ゴミパック5により捕集できなかったサブミクロンサイズのゴミは、ゴミパック5を通過する空気に含まれる。この空気は、第1のフィルタ10、ゴミパック5の出口5b、第2のフィルタ11、吸気ダクト9及び第3のフィルタ12を通過した後、ファン6の外部に排出される。排気には、フィルタによっても捕集できないサブミクロンサイズのゴミが含まれているが、このゴミは充電時及び掃除機使用中にコイルカバー18で捕集することが可能である。以下、コイルカバー18によるゴミ捕集について説明する。
【0038】
充電時には、受電コイル15に誘導起電力が生じて電流が流れているため、受電コイル15に磁界が形成される。このため、ファン6からの排気に含まれるサブミクロンサイズのゴミは、磁力によってコイルカバー18に吸い寄せられ、コイルカバー18表面に付着し、コイルカバー18で捕集することができる。また、掃除機を使用中、コイルカバー18の表面を擦れるように流れるファン6からの排気によって、コイルカバー18の表面に静電気が生じる。その結果、掃除機を使用中、サブミクロンサイズのゴミをコイルカバー18で捕集することができる。コイルカバー18の辺部19に曲率を付けることによって、排気がコイルカバー18の表面に沿って流れやすくなり、コイルカバー18に静電気がより発生しやすくなり、掃除機を使用中のコイルカバー18でのゴミ捕集率をさらに高くすることができる。また、コイルカバー18をプラスチックから形成しても、コイルカバー18に静電気をより発生しやすくすることができる。
【0039】
従って、排気に含まれるサブミクロンサイズのゴミを充電及び掃除機使用中にコイルカバー18表面に捕集することができるため、電子回路に堆積するゴミの量を少なくすることができ、回路の短絡発生率を低くすることができる。さらに、掃除機本体1内に浮遊するゴミを少なくすることができるため、図3に示すように、掃除機本体1の側面に形成されている排気口14を通して排気を外部に放出した際、排気と一緒に排出されるゴミの量を低減することができる。
【0040】
なお、前述した図1〜6においては、充放電制御回路17をコイルカバー18で被覆した例を説明したが、充放電制御回路17はコイルカバー18の周囲に配置することができる。この配置例を図7、図8に示す。図7は、充放電制御回路17をコイルカバー18の上方に配置した例で、図8は充放電制御回路17をコイルカバー18の側面と対向するように配置した例である。
【0041】
また、前述した図1においては、充電器21を床上に設置した例を説明したが、例えば図9に示すように室内の壁23に充電器21を埋め込むことができる。
【0042】
また、前述した図1においては、コイルカバー18を含む受電手段を掃除機本体1の最後尾の壁の内面に設置した例を説明したが、受電手段の配置は受電コイル15に誘導起電力を生じさせることが可能であれば特に限定されず、例えば図10〜図11のようにすることができる。図10は、受電手段を掃除機本体1の最後尾側の底部内面に配置した例である。この場合、充電器21においては、床と平行になる面に給電コイル24を配置することが望ましい。また、このような充電器21を掃除機本体1と床との間の空間内に設置すると、充電器21の設置面積を小さくすることができる。一方、図11は、受電手段を掃除機本体1の側面に配置した例である。
【0043】
また、前述した図1〜11においては、ファン6からの排気を掃除機本体1の外部に排出するフィルタ方式に適用した例を説明したが、ファン6からの排気を掃除機本体1の内部に循環させるサイクロン方式にも同様に適用することができる。
【0044】
また、前述した図1〜図11においては、電池パック13に組電池を使用した例を説明したが、単電池を使用することが可能である。
【0045】
前述した図1〜図11においては、手動の電気掃除機に適用した例を説明したが、本発明に係る充電式電気掃除機は、自走式にも適用することができる。自走形式の充電式電気掃除機の一例を図12〜図16を参照して詳細に説明する。
【0046】
図12は、自走形式の充電式電気掃除機の一例の概略構成を示す側面図で、図13は図12の充電式電気掃除機の掃除機本体を示す背面図で、図14は図12の充電式電気掃除機の掃除機本体を示す上面図で、図15は図12の充電式電気掃除機の掃除機本体を使用中の吸気と排気の流れを説明するための側面図である。
【0047】
掃除機本体であるロボット掃除機41の底部内面には、前方車輪42及び後方車輪43が設けられている。前方車輪42と後方車輪43の間には吸込口44が設けられ、吸込口44には回転ブラシ45が嵌め込まれている。吸込口44と連通している吸引ダクト46の出口には、ゴミパック47が連結されている。ゴミパック47の後方には、吸気ダクト48を介してファン6及びモータ7が接続されている。電池パック13は、後方車輪43の上方に配置されている。複数の受電コイル(二次コイル)15は、ロボット掃除機41の走行方向に対して最後尾の壁の内面に配置されている。各受電コイル15には、コア16が挿入されている。コイルカバー18は、受電コイル15を被覆している。充放電制御回路17は、受電コイル15及びコイルカバー18を備える受電手段と後方車輪43との間に配置されている。障害物センサー49は、前方車輪42の上方に配置されている。CCDカメラ50は、ロボット掃除機41の前方及び後方にそれぞれ配置されている。排気口51は、ロボット掃除機41の走行方向に対して最後尾の壁に開口されている。
【0048】
充電器としての充電ステーション52は、床上に設置されている。充電ステーション52は、外装カバー53と、外装カバー53に設けられた識別マーク54と、カバー53のうち壁23と平行な面に配置されている複数の給電コイル(一次コイル)24と、各給電コイル24内に挿入されるコア25と、変圧器を含む充電回路26とを備える。給電コイル24は、スイッチ及びヒューズを介して供給端子に接続されている。供給端子は、充電用電源に接続される。
【0049】
まず、充電方法について説明する。
【0050】
電池パック13の充電容量が十分にある場合、ロボット掃除機41は、プログラムに従って掃除を行うことが可能である。電池パック13の残存容量が所定値まで減少すると、残存容量検出回路からロボット掃除機41に信号が送られ、ロボット掃除機41は、自走して充電ステーション52に向かう。充電ステーション52の位置の認識は、充電ステーション52に付いた識別マーク54をロボット掃除機41の後方に設置されているCCDカメラ50で認識することにより行われる。充電ステーション52に到達すると、姿勢修正プログラムが作動し、ロボット掃除機41の受電コイル15と充電ステーション52の給電コイル24とが互いに対向して電磁的結合が可能な状態となるようにロボット掃除機41の位置が補正される。受電コイル15と給電コイル24とが互いに対向することにより充電ステーション52のスイッチがONになり、商用電源からの電力が供給端子から充電回路26に入力され、所望の周波数に変換される。この交流は、給電コイル24に送られ、給電コイル24における磁束密度の変化がコア25及び受電コイル側のコア16を介して受電コイル15に伝えられる。その結果、受電コイル15に誘導起電力が生じる。受電コイル15に誘起された交流は、充放電制御回路17で直流出力に変換された後、電池パック13の充電に使用される。
【0051】
次いで、ロボット掃除機41の使用中の動作について説明する。
【0052】
ロボット掃除機41をプログラムに従って自走させると共に、モータ7を駆動してファン6の羽根車を回転させると、回転ブラシ45の隙間から空気と共に塵や埃等のゴミが吸引される。吸引された空気とゴミは、吸引ダクト46を通過してゴミパック47内に入り、大部分のゴミはゴミパック47に捕集される。ゴミパック47により捕集できなかったサブミクロンサイズのゴミは、ゴミパック47を通過する空気に含まれる。この空気は、吸気ダクト48を通過した後、ファン6の外部に排出される。排気には、サブミクロンサイズのゴミが含まれているが、このゴミは充電時及び掃除機使用中にコイルカバー18で捕集することが可能である。以下、コイルカバー18によるゴミ捕集について説明する。
【0053】
充電時には、受電コイル15に誘導起電力が生じて電流が流れているため、受電コイル15に磁界が形成される。このため、ファン6からの排気に含まれるサブミクロンサイズのゴミ(塵)は、磁力によってコイルカバー18に吸い寄せられ、コイルカバー18表面に付着し、コイルカバー18で捕集することができる。また、掃除機を使用中、コイルカバー18の表面を擦れるように流れるファン6からの排気によって、コイルカバー18の表面に静電気が生じる。その結果、掃除機を使用中、サブミクロンサイズのゴミをコイルカバー18で捕集することができる。コイルカバー18の辺部19に曲率を付けるか、もしくはコイルカバー18をプラスチックから形成することによって、コイルカバー18に静電気がより発生しやすくなり、掃除機を使用中のコイルカバー18でのゴミ捕集率をさらに高くすることができる。
【0054】
従って、排気に含まれるサブミクロンサイズのゴミを充電時及び掃除機使用中にコイルカバー18表面に捕集することができるため、電子回路に堆積するゴミの量を少なくすることができ、回路の短絡発生率を低くすることができる。さらに、掃除機41内部に浮遊するゴミを少なくすることができるため、排気口51から排出されるゴミの量を低減することができる。
【0055】
なお、前述した図12においては、コイルカバー18を含む受電手段をロボット掃除機41の最後尾の壁の内面に設置した例を説明したが、受電手段の配置は受電コイル15に誘導起電力を生じさせることが可能であれば特に限定されず、例えば図16のようにすることができる。図16は、受電手段をロボット掃除機41の最後尾側の底部内面に配置した例である。この場合、充電ステーションにおいては、床と平行になる面に給電コイルを配置することが望ましい。また、このような充電ステーションをロボット掃除機41と床との間の空間内に設置すると、充電ステーションの設置面積を小さくすることができる。
【0056】
前述した図1に示す充電式電気掃除機において、コイルカバーによるゴミの捕集能力を調べるため、以下のような実験を行った。
【0057】
エポキシ樹脂から形成したコイルカバーを用いる充電式電気掃除機(以下、例1とする)と、鉄から形成したコイルカバーを用いる充電式電気掃除機(以下、例2とする)とを用意した。
【0058】
ボードに、50%のAl23粉末及び50%のγ−Fe23粉末からなる混合粉体を散布した。Al23粉末とγ−Fe23粉末の粒度分布は、それぞれ、最小粒径が1μm以下で、最大粒径が350μmである。なお、ボードは、予め洗浄されたものを使用し、ボード面積は、例1及び例2の場合で同じに設定した。例1及び例2の充電式電気掃除機について、2時間充電を行った後、ボード上のAl23粉末及びγ−Fe23粉末を5分間清掃した。その後、掃除機本体1の蓋を開け、コイルカバー18の表面に付着している粉体を採取し、重量を測定した。例1の充電式電気掃除機のコイルカバーによる粉体の捕集量を100とした際、例2充電式電気掃除機のコイルカバーによる粉体の捕集量は、16であった。
【0059】
なお、前述した実施例においては、受電コイルをコイルカバーで被覆した例を説明したが、本発明に係る充電式電気掃除機においては、コイルカバーで被覆していない受電コイルを使用することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る充電式電気掃除機によれば、掃除機本体側に充電器と接続するための充電用端子を形成する必要がなく、掃除機内部における充電端子と内部回路との配線切断事故を防止することができ、掃除機の信頼性を向上することができ、そのうえ集塵収納部に捕集できない微細な塵を捕集することが可能である等の顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充電式電気掃除機の一例の概略構成を示す部分断面図。
【図2】図1の掃除機本体の概略構成を示す部分断面図。
【図3】図2の掃除機本体のIII−III線に沿う断面図。
【図4】図1の掃除機本体の最後尾における受電コイルの配置を示す模式図
【図5】図1の掃除機本体に用いられるコイルカバーを示す上面図。
【図6】図1の充電式電気掃除機の充電経路を示す回路図。
【図7】図1の充電式電気掃除機における充放電制御回路の別な配置方法を示す断面図。
【図8】図1の充電式電気掃除機における充放電制御回路のさらに別な配置方法を示す断面図。
【図9】図1の充電式電気掃除機における充電器の別な設置方法を示す部分断面図。
【図10】図1の充電式電気掃除機におけるコイルカバー及び充電器の別な設置方法を示す部分断面図。
【図11】図1の充電式電気掃除機におけるコイルカバーの別な設置方法を示す部分断面図。
【図12】本発明に係る自走形式の充電式電気掃除機の一例の概略構成を示す側面図。
【図13】図12の充電式電気掃除機の掃除機本体を示す背面図。
【図14】図12の充電式電気掃除機の掃除機本体を示す上面図。
【図15】図12の充電式電気掃除機の掃除機本体における吸気と排気の流れを説明するための側面図。
【図16】図12の充電式電気掃除機におけるコイルカバーの別な設置方法を示す部分断面図。
【図17】従来の充電式電気掃除機の概略を示す斜視図。
【図18】図17の充電式電気掃除機に含まれる置き台を兼ねる充電器の概略を示す斜視図。
【図19】図17の充電式電気掃除機の充電経路を示す回路図。
【符号の説明】
1…掃除機本体、
4…ホース、
5…ゴミパック、
6…ファン、
7…モータ、
8…吸引ダクト、
9…吸気ダクト、
10〜12…第1〜第3のフィルタ、
14…排気口、
15…受電コイル、
16…コア、
17…充放電制御回路、
18…コイルカバー
21…充電器、
22…ケース、
24…給電コイル、
25…コア、
26…充電回路。

Claims (5)

  1. 掃除機本体と、
    前記掃除機本体内に配置された集塵収納部と、
    前記掃除機本体内に配置され、塵を前記集塵収納部に吸引するための吸気を行う駆動手段と、
    前記掃除機本体の内壁もしくは底部内面に前記駆動手段からの排気と接するように配置され、辺部に曲率が付いている箱型形状を有するコイルカバーと、
    前記コイルカバー内に収容され、外部からの磁力によって誘導起電力を発生する受電コイルと、
    前記掃除機本体内に配置され、前記起電力を用いて充電される二次電池と
    を具備することを特徴とする充電式電気掃除機。
  2. 前記コイルカバーは、辺部に曲率が付いている矩形箱型、円形箱型、楕円形箱型もしくは多角形箱型の形状を有することを特徴とする請求項1記載の充電式電気掃除機。
  3. 前記コイルカバーの少なくとも前記受電コイルと対向する領域は、Fe、ステンレス、Ni、Al及びプラスチックよりなる群から選択される1種類以上の材料から形成されることを特徴とする請求項1ないし2いずれか1項記載の充電式電気掃除機。
  4. 前記コイルカバーの少なくとも前記受電コイルと対向する領域は、磁性粉体が添加されたプラスチック材料から形成されることを特徴とする請求項1ないし2いずれか1項記載の充電式電気掃除機。
  5. 前記コイルカバーは、前記掃除機本体の底部内面か、前記掃除機本体の走行方向に対して最後尾の壁の内面に、前記駆動手段からの排気と接するように配置されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の充電式電気掃除機。
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