JP3657329B2 - 衛星通信システムの回線制御装置 - Google Patents

衛星通信システムの回線制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衛星通信システムの回線制御装置に関し、特に、複数の送信局、複数の受信局、およびシステム制御局を備えた衛星通信システムの回線制御装置に関する。
【0002】
近年、通信衛星を利用してディジタル映像信号を放送形式で伝送するに当たり、信号の占有帯域幅を狭めて、衛星の1トランスポンダで扱うチャネル数を増やす傾向にある。
【0003】
【従来の技術】
従来、衛星通信による1対N型のシステム構成では、送受信に使用する回線(周波数)は予め決められており、通常の運用形態において変更することはない。すなわち、放送衛星を使用した放送局からの映像配信や、自治体に配備されている衛星防災ネットワークの県庁から各市町村への一斉同報通信など、いずれも予め決められた回線を使った通信を行っている。
【0004】
一方、一定量の回線をプールしておき、呼が発生すると回線をプールから取り出して発生した呼に割り当て、通話が終わると割当を解消してプールに戻す、という所謂、デマンドアサイン方式の衛星通信は、1対1型のシステム構成に限られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、1対N型の衛星通信において、送信側が常時送信を行うのではなく、1日のうちに数回、間欠的に送信を行うような場合、送信を行っていない間、送信側に割り当てられた回線は使用されず、無駄なものとなっている。そのため、1対N型の衛星通信においてデマンドアサイン方式を適用したいという要請がある。
【0006】
また、衛星のトランスポンダの利用状態の変更に自由度を持たせるために、回線の変更を簡単に行いたいという要請がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、1対N型の衛星通信にデマンドアサイン方式を適用して周波数の有効利用を図った衛星通信システムの回線制御装置を提供することを第1の目的とする。
【0007】
また、衛星のトランスポンダの利用状態の変更に自由度を持たせることを可能とした衛星通信システムの回線制御装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記目的を達成するために、図1に示すように、各送信局1に設けられ、送信要求を送信する送信要求送信手段1aと、システム制御局2に設けられ、送信要求送信手段1aからの送信要求に応じて回線割当を行う回線割当手段2aと、各送信局1に設けられ、自送信局が回線割当手段2aにより回線を割り当てられた場合に当該回線を介して不特定多数の受信局に主情報を送信する主情報送信手段1bと、システム制御局2に設けられ、回線の割当が行われている送信局のリストを各受信局3に送信する送信局リスト送信手段2bと、各受信局3に設けられ、送信局リスト送信手段2bから送られた送信局リストを基に特定の送信局を選択して、システム制御局2へ当該送信局の受信要求を送信する受信要求送信手段3aと、システム制御局2に設けられ、受信要求送信手段3aからの受信要求に応じて、当該要求のあった受信局に被選択送信局の回線を通知する回線通知手段2cと、各受信局3に設けられ、自受信局に回線通知手段2cから回線が通知された場合に当該回線に従い、主情報送信手段1bからの送信主情報を受信する主情報受信手段3bとを、有することを特徴とする衛星通信システムの回線制御装置が提供される。
【0009】
以上のような構成において、複数の送信局1と複数の受信局3との間に通信衛星を介して主情報提供用回線が設けられ、1対N型のシステムが構成される。また、各送信局1および各受信局3とシステム制御局2との間に、通信衛星を介して制御用回線が設けられる。
【0010】
まず、複数の送信局1のうちの或る送信局の送信要求送信手段1aが送信要求をシステム制御局2に送信する。システム制御局2の回線割当手段2aは、送信要求送信手段1aからの送信要求に応じて当該送信局に回線割当を行う。当該送信局の主情報送信手段1bは、回線割当手段2aにより割り当てられた回線を介して不特定多数の受信局に主情報を送信する。
【0011】
一方、システム制御局2の送信局リスト送信手段2bは、回線の割当が行われている送信局のリストを作成して各受信局3に送信する。送信局リスト送信手段2bから送られた送信局リストを基に、複数の受信局3のうちの或る受信局の受信要求送信手段3aが、特定の送信局を選択して、システム制御局2へ当該送信局の受信要求を送信する。システム制御局2の回線通知手段2cは、受信要求送信手段3aからの受信要求に応じて、当該要求のあった受信局に被選択送信局の回線を通知する。回線を通知された受信局の主情報受信手段3bは、回線通知手段2cから通知された回線に従い、対応送信局の主情報送信手段1bからの送信主情報を受信する。
【0012】
このようにして、1対N型の衛星通信システムにデマンドアサイン方式を適用することが可能になり、周波数を有効利用することができる。
また、デマンドアサイン方式の適用により、送信局に回線が固定されず、回線を容易に変更可能であるので、衛星のトランスポンダの利用状態を容易に変更することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の実施の形態の原理構成を、図1を参照して説明する。本発明の実施の形態は、各送信局1に設けられ、送信要求を送信する送信要求送信手段1aと、システム制御局2に設けられ、送信要求送信手段1aからの送信要求に応じて回線割当を行う回線割当手段2aと、各送信局1に設けられ、自送信局が回線割当手段2aにより回線を割り当てられた場合に当該回線を介して不特定多数の受信局に主情報を送信する主情報送信手段1bと、システム制御局2に設けられ、回線の割当が行われている送信局のリストを各受信局3に送信する送信局リスト送信手段2bと、各受信局3に設けられ、送信局リスト送信手段2bから送られた送信局リストを基に特定の送信局を選択して、システム制御局2へ当該送信局の受信要求を送信する受信要求送信手段3aと、システム制御局2に設けられ、受信要求送信手段3aからの受信要求に応じて、当該要求のあった受信局に被選択送信局の回線を通知する回線通知手段2cと、各受信局3に設けられ、自受信局に回線通知手段2cから回線が通知された場合に当該回線に従い、主情報送信手段1bからの送信主情報を受信する主情報受信手段3bとから構成される。
【0014】
つぎに、こうした本発明の実施の形態を、図2〜図10を参照して詳しく説明する。なお、図2〜図10に示す詳細な構成と、図1に示す原理構成との対応関係については、詳細構成の説明の後に示すことにする。
【0015】
図2は、衛星通信システムの全体構成を示すブロック図である。図中、地上に設けられた地球局11〜16のうち、地球局11,14が通信衛星17を介して送信局として機能し、地球局12,13,15,16が通信衛星17を介して受信局として機能するものとする。送信局から受信局への送信は、主情報提供用回線f1〜f6(図にはf2〜f6を示さず)のいずれかを使用して行われ、1対N型のシステムが構成される。図の例は、地球局11が地球局12,13,15に対して主情報提供用回線f1を介して主情報を提供している状態を示している。また、システム制御局18が通信衛星17を介して制御用回線f7,f8を使用して地球局11〜16と接続されている。制御用回線f7は、システム制御局18から地球局11〜16へ向けた回線であり、制御用回線f8は、地球局11〜16からシステム制御局18へ向けた回線である。図の例は、後に詳述するが、地球局14が送信要求信号を制御用回線f8を使用してシステム制御局18へ送り、システム制御局18は、割当回線情報を制御用回線f7を使用して地球局14へ送っている状態を示している。また、システム制御局18は、送信局リストや受信局数データを制御用回線f7を使用して地球局11,16へ送る。地球局11は、送られた受信局数データを、主情報提供用回線f1で送信している主情報に多重して地球局12,13,15へ送るようにする。
【0016】
なお、本実施の形態では、受信局である地球局12,13,15,16もシステム制御局18への制御用回線f8を使用した送信機能を有している。
図3はシステム制御局18の内部構成を示すブロック図である。図中、地球局11〜16からの送信信号は、アンテナ21、給電部22、低雑音増幅部23、受信周波数変換部24、復調部25、受信信号処理部26を経てネットワーク管理処理部27へ入力される。ネットワーク管理処理部27へ入力される信号としては、送信局からの送信要求信号、送信停止信号、および受信局からの受信要求信号、受信停止信号がある。ネットワーク管理処理部27では、図4〜図6を参照して後述するような処理を行い、回線割当信号、回線通知信号、送信局リスト、受信局数データを出力する。この出力は、送信信号処理部28、変調部29、送信周波数変換部30、高出力増幅部31、給電部22を経て、アンテナ21から地球局12,13,15,16へ送信される。回線割当信号は送信局へ、回線通知信号は受信局へ、送信局リスト、受信局数データは全局へ向け出力される。これら出力信号は、情報のヘッドにアドレスを付けて送出され、受信側で、そのアドレスを基に自局向けか否かを識別するようにしている。
【0017】
図4は、ネットワーク管理処理部27で実行される、送信要求や受信要求に対する処理の手順を示すフローチャートである。以下、図に示すステップ番号に沿って説明する。
【0018】
〔S1〕回線要求を受信する。
〔S2〕その要求が送信要求であればステップS3へ進み、受信要求であればステップS8へ進む。送信要求は、これから送信を開始したいので、使用してよい回線を新たに設定して欲しいという送信局からの要求であり、送信局の識別コードとともに送られる。受信要求は、これから所定の送信局からの主情報受信を開始したいので、その送信局が送信している回線を教えて欲しいという受信局からの要求であり、受信局の識別コードおよびその所定の送信局の識別コードとともに送られる。
【0019】
〔S3〕送信要求を送っている送信局を、識別コードから認識する。
〔S4〕使用していない空き回線があるか否かを調べ、有ればステップS5へ、無ければステップS7へ進む。
【0020】
〔S5〕空き回線を、送信局が使用してよい回線として割り当て、送信要求をして来た送信局にその回線を通知する。
〔S6〕新たに割り当てた回線と送信局とを送信局リストに書き込む。なお、システム制御局18は、この送信局リストを定期的に、各局に送信する。受信局が制御用回線f7に合わせていない場合(主情報提供用回線f1〜f6のいずれかに合わせている場合)、その受信局には送信できないが、定期的に繰り返し送信することにより、主情報の受信終了後、その受信局が制御用回線f7に合わせたときに、送信局リストが送られる。
【0021】
〔S7〕空き回線がなく、割当が不可能である旨を、送信要求をして来た送信局に通知する。
〔S8〕受信要求を送っている受信局を、識別コードから認識する。
【0022】
〔S9〕受信局によって受信要求されている送信局を、識別コードから認識する。
〔S10〕ステップS9で認識された送信局が送信に使用している回線を検索する。
【0023】
〔S11〕ステップS10で検索された回線を、受信要求をしている受信局へ通知する。
〔S12〕送信局毎の受信局数を記録している受信局数データの更新を行う。なお、システム制御局18は、この受信局数データを定期的に、各局に送信する。この定期的送信は、受信局が制御用回線f7に合わせていない場合(主情報提供用回線f1〜f6のいずれかに合わせている場合)、その受信局には送信できない。この場合は、受信局数データを受信した送信局が、主情報提供用回線f1〜f6のいずれかを使用して送信している主情報に受信局数データを多重することによって、そうした受信局に送るようにする。
【0024】
図5はネットワーク管理処理部27での送信停止に関する処理手順を示すフローチャートである。以下、図に示すステップ番号に沿って説明する。
〔S21〕送信局から送信停止をする旨を知らせる信号を受信する。
【0025】
〔S22〕送信停止を求めてきた送信局を識別コードから認識する。
〔S23〕送信停止を求めてきた送信局に停止確認を通知するとともに、その送信局に割り当ててあった回線を開放し、空き回線とする。
【0026】
〔S24〕送信局リストから該当局を削除する。なお、この送信局リストを定期的に、各局に送信する。制御用回線f7に合わせていない受信局は、制御用回線f7に合わせたときに受信する。
【0027】
図6はネットワーク管理処理部27での受信停止に関する処理手順を示すフローチャートである。以下、図に示すステップ番号に沿って説明する。
〔S31〕受信局から受信停止をする旨を知らせる信号を受信する。
【0028】
〔S32〕受信停止を求めてきた受信局を識別コードから認識する。
〔S33〕受信停止を求めてきた受信局に停止確認を通知する。
〔S34〕受信局数データから当該送信局の分を削除する。なお、この受信局数データを定期的に、各局に送信する。制御用回線f7に合わせていない受信局へは、受信局数データを受信した送信局が、受信局数データを主情報に多重して主情報提供用回線f1〜f6のいずれかを使用して送信する。
【0029】
図7は、地球局11,14などの送信局の内部構成を示すブロック図である。図中、システム制御局18から制御用回線f7を介して送られた送信信号は、アンテナ41、給電部42、低雑音増幅部43、受信周波数変換部44、復調部45を経て、受信信号処理部46へ入力される。受信信号処理部46は、後述のように送信要求をシステム制御局18へ送った結果、自局向けの回線割当信号を受信すると、送信信号処理部49へ回線指定を行うと同時に、端末装置47へ「回線指定可」を通知する。また、システム制御局18から自局向けの回線割当不可信号を受信すると、端末装置47へ「回線指定不可」を通知する。さらに、受信信号処理部46は、システム制御局18から送信局リストや受信局数データを受信すると、それらを端末装置47へ転送する。
【0030】
端末装置47は表示装置48を持ち、システム制御局18から送られた受信局数データや回線指定可否情報を表示する。端末装置47は、主情報に受信局数データを多重して送信信号処理部49へ送るとともに、送信要求信号や送信停止信号を送信信号処理部49へ送る。
【0031】
送信信号処理部49は、送信要求信号を端末装置47から受信すると、自局の識別コードとともに送信要求信号を出力し、変調部50、送信周波数変換部51、高出力増幅部52、給電部42を経て、アンテナ41から制御用回線f8を介してシステム制御局18へ送信する。また、送信信号処理部49は、受信信号処理部46から回線指定を行われると、変調部50に対して指定された回線(周波数)を設定する。具体的には、図8に示すように、送信信号処理部49から、指定回線を示すf設定信号が、変調部50の一部である周波数シンセサイザ50aへ送られ、指定回線に対応する周波数の信号が周波数シンセサイザ50aから変調部50へ送られる。変調部50はこれをキャリアとして、受信局数データが多重された主情報を変調する。その結果、例えば主情報提供用回線f1を使用した送信が行われることになる。
【0032】
送信信号処理部49は、送信停止信号を端末装置47から受信すると、主情報提供用回線f1を使用した主情報の送信を止め、変調部50に対して制御用回線f8に回線設定するように指令する。そして、制御用回線f8を介してシステム制御局18へ送信停止を通知する。
【0033】
図9は、地球局12,13,15,16などの受信局の内部構成を示すブロック図である。図中、システム制御局18から制御用回線f7を介して送られた送信信号は、アンテナ61、給電部62、低雑音増幅部63、受信周波数変換部64、復調部65を経て、受信信号処理部66へ入力される。復調部65はこの段階では制御用回線f7に合わせてある。この状態において送信局リストがシステム制御局18から定期的に送られ、これは受信端末装置67へ送られる。受信信号処理部66は、後述のように受信要求をシステム制御局18へ送った結果、自局向けの回線通知信号を受信すると、復調部65へ回線指定を行う。具体的には、図10に示すように、受信信号処理部66から、指定回線を示すf設定信号が、復調部65の一部である周波数シンセサイザ65aへ送られ、指定回線に対応する周波数の信号が周波数シンセサイザ65aから復調部65へ送られる。復調部65はこれをキャリアとして、変調波を復調する。その結果、例えば主情報提供用回線f1を使用した受信が行われることになる。そして、復調された信号は受信信号処理部66において、本来の主情報と、受信局数データとに分離されて受信端末装置67へ送られる。
【0034】
受信信号処理部66は、後述のように送信信号処理部69から受信停止信号を受けると、復調部65に制御用回線f7の設定を指令する。
受信端末装置67は表示装置68を持ち、システム制御局18から送られた送信局リストを受信局数データとともに表示する。オペレータが表示装置68に表示された送信局リストの中からカーソルにて受信したい送信局を指定すると、受信端末装置67は、自動的に受信要求信号を送信信号処理部69へ送る。受信端末装置67は受信停止信号を送信信号処理部69へ送ることも行う。
【0035】
送信信号処理部69は受信要求信号を受信端末装置67から受信すると、自局の識別コードおよびカーソルにて指定された送信局の識別コードとともに受信要求信号を出力し、変調部70、送信周波数変換部71、高出力増幅部72、給電部62を経て、アンテナ61から制御用回線f8を介してシステム制御局18へ送信する。また、送信信号処理部69は、受信停止信号を受信端末装置67から受信すると、受信信号処理部66に対して主情報提供用回線f1を使用した主情報の受信を止めさせる。そして、システム制御局18へ受信停止を通知する。
【0036】
以上の構成において、図1の送信局1が図7に示す送信局に対応し、図1の送信要求送信手段1aや主情報送信手段1bが図7の端末装置47および送信信号処理部49に対応し、図1のシステム制御局2が図3に示すシステム制御局に対応し、図1の回線割当手段2aや送信局リスト送信手段2bや回線通知手段2cが図3のネットワーク管理処理部27および送信信号処理部28に対応し、図1の受信局3が図9に示す受信局に対応し、図1の受信要求送信手段3aが図9の受信端末装置67および送信信号処理部69に対応し、図1の主情報受信手段3bが図9の受信端末装置67および受信信号処理部66に対応する。
【0037】
このように構成された本発明の実施の形態の動作を、図11〜図13を参照して説明する。
図11は、送信要求および受信要求に対する動作を示すシーケンス図である。以下、図中のステップ番号に沿って説明する。
【0038】
〔S41〕送信局の端末装置47から送信要求が出力されると、端局部からシステム制御局18へ送信要求信号が制御用回線f8を介して送られる。送信要求信号は、送信局識別コード「001」と送信要求識別コード「01」とから成る。
【0039】
〔S42〕システム制御局18は、空き回線があれば回線割当を行う。この場合、回線f1が割り当てられ、送信局へ制御用回線f7を介して知らされる。送信局は制御用回線f7を介して常時受信を行っている。送信局の端局部は端末装置47へ「回線割当可」を通知する。
【0040】
〔S43〕送信局では送信周波数(回線)を制御用回線f8から、割り当てられた主情報提供用回線f1へ変更し、主情報送信を開始する。
〔S44〕受信局では受信要求を出す前は、制御用回線f7を介してシステム制御局18から定期的に送られる送信局リストを受信している。そして、送られた送信局リストを基に、受信したい送信局を決定する。受信局の受信端末装置67から、識別コード「001」の送信局から主情報を受信したいという受信要求を受けると、端局部はシステム制御局18へ受信要求信号を制御用回線f8を介して送る。受信要求信号は、受信局識別コード「002」と受信要求識別コード「02」と送信局識別コード「001」とからなる。
【0041】
〔S45〕システム制御局18は、送信局識別コード「001」に対応する送信局が送信している回線f1を見つけ出して、受信局へ制御用回線f7を介して知らせる。
【0042】
〔S46〕受信局では、受信周波数(回線)を制御用回線f7から、通知された主情報提供用回線f1へ変更し、主情報受信を開始する。
図12は、送信停止要求および受信停止要求に対する動作を示すシーケンス図である。以下、図中のステップ番号に沿って説明する。
【0043】
まず、送信停止要求の場合には、
〔S51〕送信局の端末装置47から送信停止要求が出力されると、端局部は主情報送信を停止し、送信周波数(回線)を主情報提供用回線f1から制御用回線f8へ変更する。
【0044】
〔S52〕送信局はシステム制御局18へ送信停止信号を制御用回線f8を介して送る。送信停止信号は、送信局識別コード「001」と送信停止識別コード「03」とから成る。
【0045】
〔S53〕システム制御局18は送信局へ停止確認信号を制御用回線f7を介して送る。
つぎに、受信停止要求の場合には、
〔S54〕送信局が主情報提供用回線f2を使用して主情報送信をしているとする。
【0046】
〔S55〕受信局の受信端末装置67から受信停止要求が出力されると、端局部は主情報受信を停止し、受信周波数(回線)を主情報提供用回線f2から制御用回線f7へ変更する。
【0047】
〔S56〕受信局はシステム制御局18へ受信停止信号を制御用回線f8を介して送る。受信停止信号は、受信局識別コード「002」と受信停止識別コード「04」とから成る。
【0048】
〔S57〕システム制御局18は受信局へ停止確認信号を制御用回線f7を介して送る。
図13は、回線割当が不可能な場合の動作を示すシーケンス図である。以下、図中のステップ番号に沿って説明する。
【0049】
〔S61〕送信局の端末装置47から送信要求が出力されると、端局部からシステム制御局18へ送信要求信号が制御用回線f8を介して送られる。
〔S42〕システム制御局18は、空き回線を探したが見つからない場合、回線割当が不可能である旨を送信局へ制御用回線f7を介して知らせる。送信局の端局部は端末装置47へ「回線割当不可」を通知する。
【0050】
以上のようにして、1対N型の衛星通信システムにデマンドアサイン方式を適用することが可能になる。
上述した実施の形態では、受信局が制御用回線f8を使用してシステム制御局18へ受信要求信号を送信することができる構成となっている。こうした構成にすることにより、システム制御局18で送信局毎の受信局数を把握し、それを各送受信局に提供することができる。また、受信局のオペレータが、送信局の送信周波数を意識することなく、簡単に送信局の回線に接続することができる。
【0051】
なお、上述した実施の形態に代わって、受信局が送信機能を有していない構成にしてもよい。ただしその場合には、受信局数の提供サービスや、送信周波数を意識しない送信回線接続は不可能となるが、送信局リストに送信周波数情報さえ含まれていれば、受信局のオペレータが、送信回線接続をすることは可能である。
【0052】
さらに、図3のシステム制御局18のネットワーク管理処理部27が、送信局の主情報送信時間を計測して、送信局に対する回線使用料の課金に利用するようにしてもよい。具体的には、ネットワーク管理処理部27が、送信局に対して回線割当信号を送出した時点から、送信局から送信停止信号を受信した時点までの時間を計測する。この際、図7の送信局の送信信号処理部49が、自局の主情報送信時間を計測して、上記のシステム制御局18による計測時間が正しいかどうか(送信局に対する回線使用料の課金の正当性)の判定に使用するようにしてもよい。具体的には、送信信号処理部49が、受信信号処理部46によって回線指定が行われた時点から、端末装置47から送信停止信号を受信した時点までの時間を計測する。
【0053】
さらにまた、図3のシステム制御局18のネットワーク管理処理部27が、受信局の主情報受信時間を計測して、受信局に対する受信の課金に利用するようにしてもよい。具体的には、ネットワーク管理処理部27が、受信局に対して回線通知信号を送出した時点から、受信局から受信停止信号を受信した時点までの時間を計測する。この際、図9の受信局の受信信号処理部66が、自局の主情報受信時間を計測して、上記のシステム制御局18による計測時間が正しいかどうか(受信局に対する受信料の課金の正当性)の判定に使用するようにしてもよい。具体的には、受信信号処理部66が、システム制御局18から回線通知信号を受信した時点から、送信信号処理部69より受信停止信号を受信した時点までの時間を計測する。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、送信局の要求に応じて回線が割り当てられ、割当回線に関する情報が受信局に常時知らされ、受信局はその情報に基づき回線選択を行う。したがって、1対N型の衛星通信システムにデマンドアサイン方式を適用することが可能になり、周波数を有効利用することができる。
【0055】
また、デマンドアサイン方式の適用により、送信局に回線が固定されず、回線を容易に変更可能であるので、衛星のトランスポンダの利用状態を容易に変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】衛星通信システムの全体構成を示すブロック図である。
【図3】システム制御局の内部構成を示すブロック図である。
【図4】ネットワーク管理処理部で実行される、送信要求や受信要求に対する処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】ネットワーク管理処理部での送信停止に関する処理手順を示すフローチャートである。
【図6】ネットワーク管理処理部での受信停止に関する処理手順を示すフローチャートである。
【図7】送信局の内部構成を示すブロック図である。
【図8】変調部の動作を説明する図である。
【図9】受信局の内部構成を示すブロック図である。
【図10】復調部の動作を説明する図である。
【図11】送信要求および受信要求に対する動作を示すシーケンス図である。
【図12】送信停止要求および受信停止要求に対する動作を示すシーケンス図である。
【図13】回線割当不可時の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 送信局
1a 送信要求送信手段
1b 主情報送信手段
2 システム制御局
2a 回線割当手段
2b 送信局リスト送信手段
2c 回線通知手段
3 受信局
3a 受信要求送信手段
3b 主情報受信手段

Claims (9)

  1. 複数の送信局、複数の受信局、およびシステム制御局を備えた衛星通信システムの回線制御装置において、
    前記各送信局に設けられ、送信要求を送信する送信要求送信手段と、
    前記システム制御局に設けられ、前記送信要求送信手段からの送信要求に応じて回線割当を行う回線割当手段と、
    前記各送信局に設けられ、自送信局が前記回線割当手段により回線を割り当てられた場合に当該回線を介して前記各受信局に主情報を送信する主情報送信手段と、
    前記システム制御局に設けられ、回線の割当が行われている送信局のリストを前記各受信局に送信する送信局リスト送信手段と、
    前記各受信局に設けられ、前記送信局リスト送信手段から送られた送信局リストを基に特定の送信局を選択して、前記システム制御局へ当該送信局の受信要求を送信する受信要求送信手段と、
    前記システム制御局に設けられ、前記受信要求送信手段からの受信要求に応じて、当該要求のあった受信局に前記被選択送信局の回線を通知する回線通知手段と、
    前記各受信局に設けられ、自受信局に前記回線通知手段から回線が通知された場合に当該回線に従い、前記主情報送信手段からの送信主情報を受信する主情報受信手段と、
    を有することを特徴とする衛星通信システムの回線制御装置。
  2. 前記送信要求送信手段は、自送信局の識別コードを含んだ送信要求を送信することを特徴とする請求項1記載の衛星通信システムの回線制御装置。
  3. 前記受信要求送信手段は、自受信局の識別コードおよび相手送信局の識別コードを含んだ受信要求を送信することを特徴とする請求項1記載の衛星通信システムの回線制御装置。
  4. 前記システム制御局に設けられ、前記受信要求送信手段からの受信要求を基に、送信局毎の受信局数を求め、前記各受信局に通知する受信局数通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の衛星通信システムの回線制御装置。
  5. 前記各受信局に設けられ、前記受信局数通知手段から通知された受信局数を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の衛星通信システムの回線制御装置。
  6. 前記システム制御局に設けられ、前記受信要求送信手段からの受信要求を基に、送信局毎の受信局数を求め、前記各送信局に通知する受信局数通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の衛星通信システムの回線制御装置。
  7. 前記各送信局に設けられ、前記受信局数通知手段から通知された受信局数を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項6記載の衛星通信システムの回線制御装置。
  8. 前記各送信局に設けられ、前記受信局数通知手段から通知された受信局数を、自送信局の前記主情報送信手段が送信する主情報に多重して送信する受信局数多重送信手段をさらに有することを特徴とする請求項6記載の衛星通信システムの回線制御装置。
  9. 前記各受信局に設けられ、前記送信局リスト送信手段から送信された送信局リストを表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の衛星通信システムの回線制御装置。
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