JP3653331B2 - 自動噴霧装置のノズル支持機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み可能なノズルブームを有するノズル体を取り付ける構成の自動噴霧装置(灌水装置、防除装置等)のノズル支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動灌水装置(灌水ロボット)や自動防除装置(防除ロボット)等、人手によらず、自動走行駆動する自走式走行装置となっている自動噴霧装置であって、ノズルを具備するブーム、即ちノズルブームを折り畳み可能に装着したノズル体を取り付けたものは公知となっている。従来は、図5の従来のノズル体Nの取付構造を示す斜視図のように、自動噴霧装置に、何段階かの高さに螺子孔23aを穿設したノズル取付部23を具備し、これらの螺子孔23aを選択して、ノズル体N’を高さ調節しつつ、ノズル体N’の基端取付部N’aを螺子24にて螺子止めして取り付けていた。また、ノズルブームN’bは、非噴霧作業時には折り畳んだ状態とするが、折り畳んだ状態のノズルブームN’bの先端側を支持するノズル受けが具備されているのも公知となっている。このノズル受けは、従来、高さ調節はできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のノズル体の取付構成では、高さ調節の度に螺子を外し、一々ノズル体をノズル取付部より外さなければならない。また、高さは、螺子孔の穿設位置に限定される。更に、ノズル受けは従来、高さ調節ができず、従って、収容時のノズルブーム折り畳み時には、ノズル体は、ノズル受けの高さに対応する高さに戻さなければならず、次に噴霧作業を行う時には、またノズル体の高さ調節作業を必要とするのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の不具合を解消すべく、次のような自動噴霧装置のノズル支持機構を構成するものである。即ち、折り畳み可能なノズルブームを有するノズル体を、摺動可能及び締止可能に縦状のノズル取付軸に取り付けるとともに、折り畳んだ状態のノズルブーム先端側を支持するためのノズル受けを、摺動可能及び締止可能に縦状のノズル受け軸に取り付ける。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面より説明する。図1は本発明に係る自動噴霧装置の側面図、図2は同じく平面図、図3は同じく後面図、図4は本発明の自動噴霧装置のノズル支持機構を示す斜視図である。
【0006】
まず、図1乃至図4図示の自動噴霧装置について説明する。走行車体1に、左右の前輪3・3と左右の後輪2・2が懸架されており、後部には走行駆動モーターMが横設されていて、そのモーター軸に付設する駆動スプロケットより後輪2付設のスプロケットに対してチェーンC1を巻装し、また、前輪3と後輪2との間にて、走行車体1にトルクキーパー4が枢支されていて、該後輪2よりトルクキーパー4にチェーンC2を巻回し、更に該トルクキーパー4より前輪3にチェーンC3を巻回して、該走行駆動モーターMの駆動力にて、後輪2及び前輪3を走行駆動する。
【0007】
前輪3及び後輪2は、レール上を走行可能な形状となっている。本実施例の自動噴霧装置は、レール上を走行するもので、例えば、レールに沿って配置しておいた苗床に灌水を施すのに使用する。走行車体1の前後には、方向切換スイッチ5・5が突設されているが、レールの終端には、該方向切換スイッチ5を押当する部材が配設されていて、これに押当して方向切換スイッチ5がONすると、走行駆動モーターMの駆動方向が逆転し、即ち、前輪3及び後輪2の回転方向が逆転して、進行方向が前後に切り換えられるのである。
【0008】
走行車体1の上部構造について説明する。前部より後方にハンドル6を延設しており、そのハンドル6の左右中央付近より、軸受け6a・6aを垂設して、該軸受け6a・6a間にホースリール7を軸支している。ホースリール7の芯軸にはスプロケットが付設されていて、前記トルクキーパー4よりチェーンC4を巻回して、走行駆動モーターMの駆動力にて、車体の走行駆動に伴ってホースリール7を回転させるものとなっている。但し、ホースの巻取速度を一定に保持するには、ホースの巻取量に応じてホースリール7の回転速度を変化させなければならないが、トルクキーパー4の働きで、ホースリール7を一定トルクにて回転でき、これを可能としている。なお、ホースリール7に巻き取られるホースを押圧すべく、ホース押え8が該ホースリール7の近傍に配設されている。
【0009】
ホースは、車体後方に配設されるトラバーサ17に挟持されて案内され、ホースリール7に巻き取られる。該トラバーサ17は、ホースリール7の回転とともに左右に往復移動するので、ホースは、ホースリール7に均等に巻き取られる。このトラバーサ17の駆動機構が、走行車体1上部の後部に立設した制御駆動ケース13内に内設されている。これについて説明すると、まず、制御駆動ケース13に回転可能なトラバーサ軸14が横設されており、該トラバーサ軸14は螺子杆となっていて、該トラバーサ軸14表面の螺子に嵌合するスベリ子を有するスベリ子受け15が該トラバーサ軸14上に遊嵌され、該スベリ子受け15は、トラバーサ軸14が回転するのに伴って、該トラバーサ軸14上を左右に往復摺動するものとなっている。このスベリ子受け15より、該トラバーサ17が後方に延設されていて、トラバーサ17が左右往復摺動するようになっている。また該スベリ子受け15より下方には、長さ調節可能に傾斜調節軸16・16が延設されていて、該傾斜調節軸16・16の長さ調節にて、該スベリ子受け15の前後傾斜角度が調節され、即ち、トラバーサ17の前後傾斜角度が調節されるようになっている。
【0010】
このトラバーサ駆動機構において、トラバーサ軸14に対しては、前記のホースリール7の芯軸付設のスプロケットより、トラバーサ軸14付設のスプロケットに対してチェーンC5が巻回されていて、ホースリール7の回転に伴ってトラバーサ軸13が回転し、トラバーサ17が左右往復摺動するようになっているのである。該チェーンC5、前記のチェーンC4、そして、ホースリール7のスプロケット部分は、チェーンカバー12にて覆われている。
【0011】
制御駆動ケース13内において、該トラバーサ軸14の上方には制御ボックス18が配設されており、また、該制御ボックス11の後背面にはバッテリー受け19を取り付けて、該バッテリー受け19にて、走行駆動モーターMの電源であるバッテリーBを保持している。該バッテリーBの上方位置において、ハンドル6には、スイッチパネル6bが配設されている。
【0012】
走行車体1上部の前部には、電磁弁9が立設され、また、前端には、ノズル取付軸10が立設されている。該ノズル取付軸10には、左右方向に灌水用のノズルを有するブームNbを延設するノズル体Nの基端に具備される取付管Naを外嵌し、ノブ螺子11にて係止可能としている。即ち、ノブ螺子11を緩めてノズル体Nの取付管Naをノズル取付軸10に沿って摺動させて、ノズル体Nの高さ調節し、高さが定まったら、ノブ螺子11を締めるのである。
【0013】
また、該ノズルNは、左右に延設されるブームNb部分を後方に(平面視垂直状に)折り畳めるようになっており、折り畳んだ状態の時に、ブームNbの先端側を支持できるように、走行車体1上部の後方には、該制御駆動ケース12を跨ぐようにノズル受け20が配設されている。該ノズル受け20は、左右に立設した縦状のノズル受け軸21・21に、ノズル受け20の左右に形成した管部20a・20aを外嵌して構成しており、該管部20aは、ノズル受け軸21上に摺動自在で、高さ調節可能となっており、蝶螺子22にて締止される。そして、該管部20aの上端と下端には、外側方に向けてL字形の受け具20b・20bを突設して、ノズル体Nより後方に折り畳んだ状態のブームNbを支持できる。前記の如く、ノブ螺子11の締止位置調節にてノズル体Nの高さを調節するのに対応して、該ノズル受け19も、蝶螺子22の締止位置調節にて受け具20bの高さを調節できるのである。
【0014】
該自動噴霧装置は、以上のような構成で、ノズル体Nをノズル取付軸10に取り付け、ブームNb・Nbを左右に延設して、ノズルより水或いは薬液を噴射しながら、レール上を走行するものであり、走行に伴って、ホースリール7の回転にてホースを巻き取り、或いは繰り出すようになっていて、自動的に噴霧作業がなされるのである。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、自動噴霧装置のノズル支持機構を、以上のように構成したので、次のような効果を奏する。即ち、ノズル体は、ノブ螺子を緩めてノズル取付軸に対して摺動させることで簡単に高さ調節ができ、ノブ螺子を使った締止位置も任意なので、ノズルの高さも限定されず、幅広く噴霧高さを設定できる。また、ノズル体をどの高さに設定していても、ノズル受けの高さも任意に、かつ容易に設定できるので、ノズル体の高さに合わせてノズル受けの高さを調節し、その状態でノズルブームを折り畳んで、該ノズル受けに支持させればよく、収容時等の非噴霧作業時に、一々ノズル受けの高さに合わせてノズル体を着脱する必要はなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動噴霧装置の側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく後面図である。
【図4】本発明の自動噴霧装置のノズル支持機構を示す斜視図である。
【図5】従来のノズル体Nの取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
N ノズル体
Na 取付管
Nb ノズルブーム
1 走行車体
10 ノズル取付軸
11 ノブ螺子
20 ノズル受け
20a 管部
20b 受け具
21 ノズル受け軸
22 蝶螺子

Claims (1)

  1. 折り畳み可能なノズルブームを有するノズル体を、摺動可能及び任意の位置に締止可能に縦状のノズル取付軸に取り付けるとともに、折り畳んだ状態のノズルブーム先端側を支持するためのノズル受けを、摺動可能及び任意の位置に締止可能に縦状のノズル受け軸に取り付けることを特徴とする自動噴霧装置のノズル支持機構。
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