JP3649005B2 - 光学式アブソリュートエンコーダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転体の回転角度を絶対量として検出するための光学式アブソリュートエンコーダに関する。特に本発明は、回転スリット板にいわゆるM系列トラックを有するM系列型の光学式アブソリュートエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
M系列とは、図6に示すように、1回転あたり2N(図6の場合、N=4)個の1,0情報(コード)の組み合わせからなる簡単な規則によって作られる確定的系列である。このM系列は、外観上、不規則な系列にも見えるが、この系列の特定位置から連続するN個の1,0コードは、この系列内で1つしか存在しないため、この系列は2N個の重複しない情報を持っている。
本明細書におけるエンコーダのM系列トラック(回転角度検出用トラック)とは、このM系列の「1」を光線の透過部、「0」を遮光部とする2N個の明暗格子を回転スリット板の外周部に設けたものである。
【0003】
従来のM系列型光学式アブソリュートエンコーダの一例として、前述のN=4とした4bitアブソリュートエンコーダについて説明する。
このエンコーダは、図7に示すように、回転体としてのモータ軸11に取付けられ、かつ、外周部に例えば4bitのM系列を持つM系列トラック12及び光量補正用トラック13を有する回転スリット板14と、図8に示すように、回転スリット板14のM系列トラック12及び光量補正用トラック13を介して回転スリット板14の表裏に対向配置された照明用のLED15及び受光素子アレイ16とを備えている。なお、受光素子アレイ16の出力は、回転角度検出及び光量補正等を行うCPUに送られるようになっている。
【0004】
ここで、光量補正用トラック13は回転スリット板14の全周にわたって光を透過させるトラックであり、このトラック13を透過したLED15の透過光を受光素子アレイ16の光量補正用受光素子L(後述する)により受光してLED15の発光光量を補正するために使用される。
【0005】
受光素子アレイ16は、図9に示すように、LED15の照明領域内において、モータ軸11の中心β(0,0)を原点とする半径R11からR12の範囲であってY軸の両側の±θ10の範囲に配置された同一幅の4個の受光素子A,B,C,Dと、半径R13からR14の範囲内であってY軸の両側の±θ11の範囲に配置された1個の受光素子Lとから構成されている。
前記4個の受光素子A,B,C,Dは、4bitM系列の回転角度検出用受光素子(以下、必要に応じてM系列用受光素子という)であり、単一の受光素子Lは光量補正用受光素子である。
【0006】
M系列用受光素子A,B,C,Dは、図10の回路図に示すごとく、電源端子Vccと個々の出力端子A’,B’,C’,D’との間に接続されたホトダイオードまたはホトトランジスタである。これらの出力端子A’,B’,C’,D’には、図11に示す負荷抵抗R1が接続されており、受光素子A,B,C,Dからの光電流信号を電圧信号に変換してCPU17に取込んでいる。なお、CPU17にはデータバス18を介してメモり19が接続されており、このメモリ19には、回転角度とM系列用受光素子A,B,C,Dの受光出力のコードとを対応させた後述の角度−受光出力テーブルが格納されている。
【0007】
同様にして、図10に示す光量補正用受光素子Lも、電源端子Vccと出力端子L’との間に接続されたホトダイオードまたはホトトランジスタである。この出力端子L’にも図11のように負荷抵抗R2が接続されており、光電流信号を電圧信号に変換してCPU17に取込んでいる。
【0008】
次に、従来技術の動作原理について説明する。
まず、LED15から照射された光線は、回転スリット板14のM系列トラック12の透過部及び光量補正用トラック13を介して受光素子アレイ16に到達する。M系列トラック12を透過した光線は、M系列用受光素子A,B,C,Dに到達し、光量補正用トラック13を透過した光線は光量補正用受光素子Lに到達する。
【0009】
M系列用受光素子A,B,C,Dによる回転角度の検出原理を、図12を用いて説明する。この図12は、M系列用受光素子A,B,C,Dの出力と回転体の回転角度との関係を示すものである。
例えば、モータ軸(回転スリット板14の回転軸)の回転角度が0度の場合、受光素子AがM系列トラック12の透過部を検出しているとすると、その出力を1とする。よって、図12の0.0度(番号0)とAとの交点のコードを1とする。また、受光素子BがM系列トラック12の遮光部を検出しているとすると、その出力を0とする。よって、0.0度(番号0)とBとの交点のコードを0とする。同様に、受光素子C,DがM系列トラック12の透過部を検出しているとすると、それらの出力は1であるため、0.0度(番号0)とC,Dとの交点のコードを1とする。すなわち、回転角度検出用受光素子A,B,C,Dの出力コードは、4bitの「1011」となる。
【0010】
このような回転角度とM系列用受光素子A,B,C,Dの出力コードとの関係はテーブル(便宜上、角度−受光出力テーブルという)として前記メモリ19に予め格納されている。CPU17は、受光素子A,B,C,Dの出力コードを監視しており、例えば出力コードが「1011」の場合は上記テーブルを参照して回転角度が0度であると判断する。
また、モータの回転により回転スリット板14が回転して各受光素子A,B,C,Dの出力コードが「0101」になると、図12のテーブルからモータが22.5度回転したことが判明する。
【0011】
しかしながら、このような光学系では、モータの運転状況に起因する発熱や寿命等の影響でLED15により安定光量で受光素子アレイ16(回転スリット板14)を照明することができないため、M系列のコードを正しく検出することができない場合がある。
そこで、従来のM系列型光学式アブソリュートエンコーダでは、回転スリット板14に光量補正用トラック13を別途設けると共に、このトラック13を介して照射されるLED15の発光光量の変化分を光量補正用受光素子Lにより常時検出し、LED15に流す順電流をCPU17により制御している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上記従来技術では、図9に示したようにLED15の照明領域内に光量補正用受光素子Lを別途配置する必要があるため、M系列用受光素子の配置スペースが少なくなり、必然的にこれらの受光素子の受光面積が小さくなる。従って、M系列用受光素子から得られる光電流も小さくなるので、この光電流信号を電圧信号としてCPUに取込むためには、図11に示した負荷抵抗R1を大きな値にしなければならない。
しかしながら、負荷抵抗R1が大きくなると、M系列用受光素子の応答速度が遅くなるという新たな問題を生じていた。
【0013】
そこで本発明は、負荷抵抗の増加を伴わずに回転角度検出用の受光素子から十分に大きな光電流信号を得るようにした光学式アブソリュートエンコーダを提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、発光手段と、この発光手段から照射された光線の透過部及び遮光部からなる回転角度検出用トラックを有し、かつ、回転角度の検出対象である回転体の軸を中心として回転する回転スリット板と、前記発光手段から照射されて前記透過部を透過した光線を受光する受光手段と、この受光手段の受光出力に基づいて回転体の回転角度を演算する演算処理手段とを備えるとともに、
前記受光手段が、回転体の回転方向に沿って配置された複数の回転角度検出用受光素子と、前記発光手段の発光光量を補正するための光量補正用受光素子とを有する光学式アブソリュートエンコーダにおいて、
前記回転角度検出用受光素子及び光量補正用受光素子は、前記回転スリット板の透過部を透過した光線の照明領域内において回転体の回転方向に沿って順次並置されることを特徴としている。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光学式アブソリュートエンコーダにおいて、前記回転角度検出用受光素子及び光量補正用受光素子は、回転体の軸を中心としたほぼ扇形の領域内に並置されるものである。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の光学式アブソリュートエンコーダにおいて、回転体の各回転角度を前記回転角度検出用受光素子の受光出力のコードに対応させたテーブルを予め作成して記憶しておき、前記演算処理手段は、測定された前記コードに対応する回転角度を前記テーブルに基づいて求めるものである。
【0017】
請求項4記載の発明は、請求項1,2または3記載の光学式アブソリュートエンコーダにおいて、回転体の各回転角度を複数の前記光量補正用受光素子の受光出力の和である基準光量相当値に対応させたテーブルを予め作成して記憶しておき、前記演算処理手段は、測定された前記受光出力の和を前記基準光量相当値と比較してその結果に応じ前記発光手段の発光光量を調整するものである。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1,2,3または4記載の光学式アブソリュートエンコーダにおいて、前記回転角度検出用受光素子及び光量補正用受光素子には受光出力を得るための負荷抵抗がそれぞれ個別に接続され、これらの負荷抵抗により変換された電圧が前記演算処理手段にそれぞれ入力されるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。なお、この実施形態も4bitのM系列型光学式アブソリュートエンコーダに関するものであり、従来技術と同一の構成要素には同一の参照符号を付すこととする。
【0020】
図1はエンコーダの主要部の構成を示す斜視図であり、この実施形態では回転スリット板22及び受光素子アレイ20の構成が従来技術と大きく異なっている。
まず、回転スリット板22は、M系列トラック(回転角度検出用トラック)12のみを有し、図7に示したような別個独立の光量補正用トラック13を有しない構造である。つまり、この実施形態では、M系列トラック12が光量補正用トラック13を兼用している。
【0021】
次に、受光素子アレイ20の構成を説明すると、図2はLED15の照明領域内の受光素子アレイ20の主要部を示しており、モータ軸11の中心α(0,0)を原点とする半径R1からR2までの範囲であってY軸の両側の±θ1の範囲内に、回転角度検出用受光素子としてのM系列用受光素子A,B,C,Dと光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4とが扇状に配置されている。これらの8個の受光素子の配置は、図2の左側から、L1,L2,A,B,C,D,L3,L4の順番である。
【0022】
図3は本実施形態の主要部の回路図であり、ホトダイオードまたはホトトランジスタからなるM系列用受光素子A,B,C,Dの接続は、従来の図10と同様である。
一方、同じくホトダイオードまたはホトトランジスタからなる光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4は、電源端子Vccと出力端子L’との間に互いに並列接続されている。
【0023】
また、図4に示すごとく、M系列用受光素子A,B,C,Dの出力端子A’,B’,C’,D’には負荷抵抗R3が接続され、光量補正用受光素子Lの出力端子L’には負荷抵抗R2が接続されている。これらの負荷抵抗R3,R2により各受光素子A,B,C,D,Lからの光電流信号が電圧信号に変換され、CPU17に電圧信号として入力されるようになっている。
【0024】
次に、この実施形態の動作原理を説明する。
まず、LED15から照射された光線は、回転スリット板22のM系列トラック12の透過部を介して、M系列用受光素子A,B,C,D及び光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4に到達する。
【0025】
図5は、各受光素子A,B,C,D及びL1,L2,L3,L4の出力、受光素子L1,L2,L3,L4の出力の和と、回転角度との関係を示すテーブルである。
例えば、モータ軸の回転角度が0度の場合、受光素子AがM系列トラック12の透過部を検出していると、その出力は1となり、図5の0.0度(番号0)とAとの交点のコードは1となる。また、受光素子BがM系列トラックの遮光部を検出していると、その出力は0となり、0.0度(番号0)とBとの交点のコードは0となる。同様にして、受光素子C,DがM系列トラック12の透過部を検出しているとそれらの出力は1であるから、回転角度検出用受光素子A,B,C,Dの出力コードは、4bitの「1011」となる。
【0026】
同様にして、回転角度が0度の場合に、受光素子L1のみがM系列トラック12の透過部を検出していると、その出力は1であり、他の受光素子L2,L3,L4の出力はすべて0となる。このため、図5における0.0度(番号0)とL1,L2,L3,L4との交点のコードは「1000」となる。
【0027】
このような回転角度とM系列用受光素子A,B,C,D及び光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4の各出力、並びに、光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4の出力の和との関係は、角度−受光出力テーブルとして前記メモリ21に予め格納されている。
ここで、光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4の出力の和は、前述の回転角度0度の例で言えば1+0+0+0=1である。この出力の和は、それぞれの回転角度における基準光量相当値としての意味を持つ。
【0028】
CPU17は、受光素子A,B,C,Dの出力コードを監視しており、例えば「1011」の場合には上記テーブルを参照して回転体の回転角度が0度であると判断する。
また、このときの光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4の出力の和は、図5のテーブルによれば1であるから、基準光量相当値が1であることが判明する。従って、実際に受光素子L1,L2,L3,L4により測定した受光量相当値が例えば0.9である場合、上記の基準光量相当値よりも小さく、LED15の発光光量が不足しているので、CPU17はLED15の順電流が大きくなるように制御を行う。また、受光素子L1,L2,L3,L4により測定した受光量相当値が例えば1.1である場合、上記の基準光量相当値よりも大きく、LED15の発光光量が過剰であるので、CPU17はLED15の順電流が小さくなるように制御を行う。
【0029】
更に、モータが回転して回転スリット板22が22.5度回転すると、M系列コードは左方向に1つシフトするため、M系列用受光素子A,B,C,Dの出力コードは「0101」となり、CPU17は図5のテーブルから回転角度が22.5度であると判断する。このとき、光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4の出力はそれぞれ1,1,1,0であるため、その和である基準光量相当値は3となる。
【0030】
従って、実際に光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4により測定した受光量相当値が例えば2.7である場合、上記の基準光量相当値よりも小さく、LED15の発光光量が不足しているので、CPU17はLED15の順電流が大きくなるように制御を行う。また、光量補正用受光素子L1,L2,L3,L4により測定した受光量相当値が例えば3.1である場合、上記の基準光量相当値よりも大きく、LED15の発光光量が過剰であるので、CPU17はLED15の順電流が小さくなるように制御を行うものである。
【0031】
この実施形態によれば、回転スリット板22がM系列トラック12のみを有し、従来必要であった光量補正用トラックが不要になるので、回転スリット板の構造が簡素化され、その小形軽量化が可能になる。
なお、M系列のbit数は、上記実施形態における4に限定されないことは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、回転スリット板の回転角度検出用トラックの透過光を用いて回転角度の検出と発光手段の光量補正とを行うようにし、従来のように受光素子アレイ上の照明領域内に回転角度検出用受光素子とは分離独立して光量補正用受光素子を配置する必要がなくなったため、従来と同一の照明領域内に配置される回転角度検出用受光素子の受光面積を、例えば2倍程度に大きくすることができる。
これにより、従来よりも大きな光電流を得ることができ、CPUに受光信号を取込むための負荷抵抗を小さくすることが可能になって受光素子の応答速度も向上する。
更に、回転スリット板の小形軽量化が可能である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の主要部の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態における受光素子の配置説明図である。
【図3】本発明の一実施形態における主要な回路図である。
【図4】本発明の一実施形態における主要な回路図である。
【図5】本発明の一実施形態における角度−受光出力テーブルの説明図である。
【図6】M系列の説明図である。
【図7】従来技術の回転スリット板の説明図である。
【図8】従来技術の主要部の構成を示す斜視図である。
【図9】従来技術における受光素子の配置説明図である。
【図10】従来技術の主要な回路図である。
【図11】従来技術の主要な回路図である。
【図12】従来技術における角度−受光出力テーブルの説明図である。
【符号の説明】
11 モータ軸
12 M系列トラック(回転角度検出用トラック)
15 LED
17 CPU
18 データバス
20 受光素子アレイ
21 メモリ
22 回転スリット板
A,B,C,D M系列用受光素子(回転角度検出用受光素子)
A’,B’,C’,D’,L’ 出力端子
Vcc 電源端子
L1,L2,L3,L4 光量補正用受光素子
R2,R3 負荷抵抗

Claims (5)

  1. 発光手段と、
    この発光手段から照射された光線の透過部及び遮光部からなる回転角度検出用トラックを有し、かつ、回転角度の検出対象である回転体の軸を中心として回転する回転スリット板と、
    前記発光手段から照射されて前記透過部を透過した光線を受光する受光手段と、
    この受光手段の受光出力に基づいて回転体の回転角度を演算する演算処理手段とを備えるとともに、
    前記受光手段が、回転体の回転方向に沿って配置された複数の回転角度検出用受光素子と、前記発光手段の発光光量を補正するための光量補正用受光素子とを有する光学式アブソリュートエンコーダにおいて、
    前記回転角度検出用受光素子及び光量補正用受光素子は、前記回転スリット板の透過部を透過した光線の照明領域内において回転体の回転方向に沿って順次並置されることを特徴とする光学式アブソリュートエンコーダ。
  2. 請求項1記載の光学式アブソリュートエンコーダにおいて、前記回転角度検出用受光素子及び光量補正用受光素子は、回転体の軸を中心としたほぼ扇形の領域内に並置されることを特徴とする光学式アブソリュートエンコーダ。
  3. 請求項1または2記載の光学式アブソリュートエンコーダにおいて、
    回転体の各回転角度を前記回転角度検出用受光素子の受光出力のコードに対応させたテーブルを予め作成して記憶しておき、前記演算処理手段は、測定された前記コードに対応する回転角度を前記テーブルに基づいて求めることを特徴とする光学式アブソリュートエンコーダ。
  4. 請求項1,2または3記載の光学式アブソリュートエンコーダにおいて、
    回転体の各回転角度を複数の前記光量補正用受光素子の受光出力の和である基準光量相当値に対応させたテーブルを予め作成して記憶しておき、前記演算処理手段は、測定された前記受光出力の和を前記基準光量相当値と比較してその結果に応じ前記発光手段の発光光量を調整することを特徴とする光学式アブソリュートエンコーダ。
  5. 請求項1,2,3または4記載の光学式アブソリュートエンコーダにおいて、
    前記回転角度検出用受光素子及び光量補正用受光素子には受光出力を得るための負荷抵抗がそれぞれ個別に接続され、これらの負荷抵抗により変換された電圧が前記演算処理手段にそれぞれ入力されることを特徴とする光学式アブソリュートエンコーダ。
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