JP3644122B2 - 大気乾燥冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は大気を徐々に冷却し最終段で氷点下に冷却して取り出す冷却装置において、最終段で空気中の水分が氷結することがないようにする大気乾燥冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧縮された高温の大気を乾燥冷却する大容量の冷却装置としては、種々の冷媒を用いた多段の熱交換器を組み込んで、圧縮空気を徐々に冷却し、更に、出口側に設けた最終の熱交換器としての伝熱管内の冷媒と熱交換させてから0℃以下の低温空気として取り出すようにすることが、大気を氷点下レベルまで冷却するのに有利であるとされ、そのため、従来では、図5に一例を示す如く、横型とした胴体1の内部に、一端の入口2側から他端の出口3側に、冷媒として、比較的高温のエチレングリコール水溶液5を用いた熱交換器4と、冷媒として冷却水7を用いた熱交換器6と、冷媒として比較的低温のエチレングリコール水溶液9を用いた熱交換器8とを多段に配設し、更に、出口3側に最終段の熱交換器としての伝熱管10を配設して、該伝熱管10の前側位置に、エチレングリコール12を伝熱管10に向けて噴き付けるスプレー装置11を配設した構成の大気乾燥冷却装置が採用されている。13は圧縮機である。
【0003】
上記従来の大気乾燥冷却装置では、圧縮機13で圧縮された高温の圧縮空気Aが入口2から取り入れられると、先ず、1段目の熱交換器4を通過するときに冷却され、次いで、2段目の熱交換器6を通過するときに冷却された後、3段目の熱交換器8を通過するときに0℃〜10℃位まで冷却され、更に、伝熱管10を通過するときの熱交換で−30℃という氷点下レベルまで冷却されて、出口3より取り出されるようにしてある。
【0004】
上記多段の熱交換器4,6,8を経て冷却された空気が伝熱管10と接触して氷点下レベルまで冷却されるとき、空気中の水分が氷結して伝熱管10の表面に付着することにより伝熱管10の表面に着氷が生じ、伝熱管同士の間隔が狭くなり流路が塞がると共に伝熱性能が悪くなるという事態が発生する。
【0005】
そのため、従来の大気乾燥冷却装置では、伝熱管10の前に、伝熱管10に対しスプレー装置11よりエチレングリコール12を噴射することにより伝熱管10に接触する空気を乾燥させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の大気乾燥冷却装置は、横型で且つ出口側の伝熱管10の前にエチレングリコールを噴射するスプレー装置11を設置しているものであるため、スプレー装置11から噴射されたエチレングリコール12が胴体1内で行き届かない場所が生じて、空気とエチレングリコールとを充分に接触させることができずに有効に除湿できず、伝熱管10の表面に着氷するおそれがあり、又、横型のため広い設置スペースを必要としていた。
【0007】
そこで、本発明は、伝熱管の部分で熱交換されて冷却される前の段階で空気を効果的に除湿乾燥させて伝熱管に着氷を生じさせることを防止し、且つ設置スペースを小さくできるような大気乾燥冷却装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、下端に圧縮空気の入口を有し且つ上端に出口を有する竪型の胴体内の下部に、上記圧縮空気入口から供給した高温の圧縮空気を順次熱交換して冷却するための熱交換器を多段に配設し、更に、胴体内の上端の出口側に、上記圧縮空気を氷点下に冷却する最終段の熱交換器としての伝熱管を設け、且つ上記圧縮空気を氷点下レベルに冷却する伝熱管の前に、空気を除湿するためのエチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を設けてなり胴体内下部の上記多段の熱交換器にて熱交換された圧縮空気を除湿し乾燥させてから上記最終段の熱交換器としての伝熱管へ導くようにした構成とする。
【0009】
これにより最終段階で氷点下レベルまで冷却する伝熱管の前の段階で圧縮空気は除湿器にてエチレングリコールと充分に接触させられて効果的に除湿されるため、伝熱管の部分で氷点下に冷却される空気は乾燥されていて伝熱管に着氷することがなくなる。
【0010】
エチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を、中央部の開口よりエチレングリコールをオーバーフローさせてカーテン状に流下させる第1オーバーフロープレートと、該第1オーバーフロープレートから流下されたエチレングリコールを受けて周辺部よりオーバーフローさせてカーテン状に流下させる第2オーバーフロープレートと、該第2オーバーフロープレートから流下したエチレングリコールを受ける受皿とからなる構成とすることにより、第1オーバーフロープレートからオーバーフローするエチレングリコールと、第2オーバーフロープレートからオーバーフローするエチレングリコールを、上昇する圧縮空気が蛇行しながら通過することから、空気の除湿が充分に行われる。
【0011】
又、除湿器における第1オーバーフロープレートと第2オーバーフロープレートのいずれか一方又は双方に、円周方向へ延びるスリットを設けた構成とすることにより、エチレングリコールと空気との接触を増やして除湿効果をより高めることができる。
【0012】
更に、エチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を、周辺部を多孔板とし且つ中央部分のエチレングリコールの受け部に円周方向に延びる複数のスリットを設けてなるプレートを用いたものと、該受け部から流下するエチレングリコールを受ける受皿とからなる構成とすることにより、構造簡単で且つエチレングリコールと空気との接触効率を高めることができることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図1及び図2は本発明の実施の一形態を示すもので、胴体1を、一端を下、他端を上となるよう竪型に配置して、下端を入口2、上端を出口3とし、上記胴体1内に、入口2から出口3側の方向に、図5に示す従来の冷却装置の場合と同様に、冷媒としてエチレングリコール水溶液又はプロピレングリコール水溶液5を用い且つCaCl2 溶液、NaCl溶液をブラインとして搬送されるようにした熱交換器4と、冷媒として冷却水7を用いた熱交換器6と、冷媒としてエチレングリコール水溶液9を用い且つCaCl2 溶液、NaCl溶液をブラインとする熱交換器8の順に多段に設置し、且つ出口3側に最終段の熱交換器として多数本の伝熱管10を配設して、伝熱管10内を流れる冷媒により熱交換できるようにしてある構成において、上記伝熱管10と熱交換器8との間に、冷却される圧縮空気中の水分を除去して圧縮空気を乾燥させるための除湿器14を設ける。
【0015】
除湿器14は、種々の構成とすることができるが、図1及び図2はその一形態を示すもので、エチレングリコール注入管15より注入されるエチレングリコール12を受けて中央部より均一にオーバーフローさせるようにするため、中央部の開口17周辺に堰18を設けてなる第1オーバーフロープレート16を、胴体1の内側面に接合させると共に、該第1オーバーフロープレート16の下方位置に、第1オーバーフロープレート16の中央部よりオーバーフローしてカーテン状に流下するエチレングリコール12を受けて周辺部より均一にオーバーフローさせるため周辺部に堰20を設けてなる第2オーバーフロープレート19を、胴体1の内側面に支持材21にて固定して、周囲を空気Aが上昇できるようにし、更に、上記第2オーバーフロープレート19の下方位置に、該第2オーバーフロープレート19からオーバーフローして流下するエチレングリコール12を受けて回収管23より回収できるようにする受皿22を胴体1の内側面に固定した構成としてある。
【0016】
圧縮機13により圧縮された高温の圧縮空気Aが入口2より胴体1内に供給されると、破線矢印の如く出口3側へ向けて上昇させられるが、この間に先ず、第1段目のエチレングリコール水溶液5を冷媒とする熱交換器4を通過するときに冷却され、次いで、冷却水7を冷媒とする第2段目の熱交換器6を通過するときに冷却され、続いてエチレングリコール水溶液9を冷媒とする第3段目の熱交換器8で更に冷却される。因に、入口2から供給される高温の圧縮空気の温度が180℃位とすると、第1段目の熱交換器4で約50〜100℃位まで冷却され、第2段目の熱交換器6で約30〜50℃位まで冷却され、第3段目の熱交換器8で0〜10℃位にまで冷却される。
【0017】
上記第3段目の熱交換器8で0〜10℃位まで冷却された空気は、第4段目の熱交換器として機能する伝熱管10の位置に達し、該伝熱管10内を流れる冷媒との熱交換により氷点下レベルまで冷却される。かかる最終段階の熱交換器としての伝熱管10の部分で空気が氷点下まで冷却されると、空気中の水分が氷結して伝熱管10の表面に付着する事態が生じるので、これを防止するため、0℃レベルで熱交換を行う伝熱管10の前段階で除湿して乾燥させるようにする。
【0018】
本発明の冷却装置における除湿器14は、第1オーバーフロープレート16と第2オーバーフロープレート19と受皿22とを3段構造とした構成としてあるので、除湿剤としてのエチレングリコール12を、第1オーバーフロープレート16の中央部の開口17よりオーバーフローさせて流下させることにより筒状にエチレングリコール12のカーテン12aを作ることができ、更に、第2オーバーフロープレート19の周辺部からオーバーフローさせることにより筒状にエチレングリコール12のカーテン12aを作ることができる。したがって、図2に示すように、破線矢印の如く上昇する圧縮空気Aは、受皿22の中央部を通り上昇した後、第2オーバーフロープレート19からオーバーフローするエチレングリコール12のカーテン12aを必ず通過しなければ上昇できないことから、確実に除湿され、更に、上方の第1オーバーフロープレート16の中央部開口17から流下するエチレングリコール12のカーテン12aを通過することにより除湿される。これにより伝熱管10に達する0℃レベルの圧縮空気A中の水分は、エチレングリコール12との効果的な接触によって除去され、伝熱管10での熱交換において氷結することがなくなり、伝熱管10の表面に着氷が生じることを防止することができる。
【0019】
次に、図3(イ)(ロ)は本発明の他の実施の形態を示すもので、図2に示した除湿器14と同様な構成において、第1オーバーフロープレート16に、周方向に不連続のスリット24を設け、該各スリット24からもカーテン状にエチレングリコール12が流下して第2オーバーフロープレート19に受けられるようにしたものである。図中、図2と同一のものには同一符号が付してある。
【0020】
かかる構成にすると、第1オーバーフロープレート16から流下するエチレングリコール12のカーテン12aが半径方向に部分的に二重になるので、この二重に流下するエチレングリコール12を圧縮空気Aが通過することになって、より効果的に除湿が行われることになる。
【0021】
なお、第2オーバーフロープレート19の外周部に同様のスリットを設ければ、第2オーバーフロープレート19から流下するエチレングリコール12を部分的に二重にできて更に空気との接触効率を高められて有利であり、この場合に第1オーバーフロープレート16と第2オーバーフロープレート19のいずれか一方のみに上記スリット24を設けるようにしてもよい。
【0022】
図4(イ)(ロ)は本発明の更に他の実施の形態を示すもので、除湿器14として、図2、図3に示した第1オーバーフロープレート16と第2オーバーフロープレート19を2段に設けたことに代えて、周辺部に多数の小孔26を設け且つ中央部にエチレングリコール12の受け部27を設け、該受け部27に複数のスリット28を円周方向に設けたプレート25を用い、注入管15より注入されるエチレングリコール12が各スリット28からカーテン状に流下するようにして受皿22にて受けられるようにし、一方、圧縮空気Aは破線矢印の如く流下するエチレングリコール12を通過して周辺部の多数の小孔26を通って上昇するようにしたものである。
【0023】
この実施の形態によっても、圧縮空気Aとエチレングリコール12との接触が充分に行われて、圧縮空気A中の水分を除去できて効果的に除湿することができる。
【0024】
なお、上記実施の形態では、熱交換器4,6,8を3段に設置した場合を例示したが、3段以外でもよいこと、又、除湿器14へ注入するエチレングリコール12は、エチレングリコール濃縮ユニットより供給し、除湿器14から回収されたエチレングリコール12は回収タンクに一旦貯えた後、ポンプでエチレングリコール濃縮ユニットへ戻して循環させるようにしてもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の大気乾燥冷却装置によれば、次の如き優れた効果を奏し得る。
(1)下端に圧縮空気の入口を有し且つ上端に出口を有する竪型の胴体内の下部に、上記圧縮空気入口から供給した高温の圧縮空気を、順次熱交換して冷却するための熱交換器を多段に配設し、更に、胴体内の上端の出口側に、上記圧縮空気を氷点下に冷却する最終段の熱交換器としての伝熱管を設け、且つ上記圧縮空気を氷点下レベルに冷却する伝熱管の前に、空気を除湿するためのエチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を設けてなり、胴体内下部の上記多段の熱交換器にて熱交換された圧縮空気を除湿し乾燥させてから上記最終段の熱交換器としての伝熱管へ導くようにした構成としてあるので、多段の熱交換器を通過して0℃位まで冷却された空気を、カーテン状に流下するエチレングリコールと効果的に接触させることができて確実に除湿させることができ、これにより最終段で空気中の水分が氷結することがなくなって、伝熱管の表面に着氷を生じさせることを防止できる。又、竪型としたことから、上記のように除湿用のエチレングリコールをカーテン状に流下させることができる除湿器を設置することが可能になるばかりでなく、設置スペースを従来の横型に比して大幅に節約することができる。
(2)更に、エチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を、中央部の開口よりエチレングリコールをオーバーフローさせてカーテン状に流下させる第1オーバーフロープレートと、該第1オーバーフロープレートから流下されたエチレングリコールを受けて周辺部よりオーバーフローさせてカーテン状に流下させる第2オーバーフロープレートと、該第2オーバーフロープレートから流下したエチレングリコールを受ける受皿とからなる構成とすることにより圧縮空気がエチレングリコールと2段階に接触できて除湿効果を高めることができる。
(3)又、除湿器における第1オーバーフロープレートと第2オーバーフロープレートのいずれか一方又は双方に、円周方向へ延びるスリットを設けた構成とすることにより、オーバーフローするエチレングリコールのほかにスリットからもカーテン状にエチレングリコールを流下させることができて、エチレングリコールのカーテンを同じ高さ位置で二重にもすることができ、空気との接触効率をより高め得られて除湿効果を高めることができる。
(4)エチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を、周辺部を多孔板とし且つ中央部分のエチレングリコールの受け部に円周方向に延びる複数のスリットを設けてなるプレートを用いたものと、該受け部から流下するエチレングリコールを受ける受皿とからなる構成とすることにより、圧縮空気とエチレングリコールとの接触が充分に行われて圧縮空気中の水分を除去できて、効果的に除湿することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の大気乾燥冷却装置の実施の一形態の概略を示す側面図である。
【図2】図1の除湿器の拡大断面図である。
【図3】除湿器の他の形態を示すもので、(イ)は切断側面図、(ロ)は(イ)のB−B断面図である。
【図4】除湿器の更に他の形態を示すもので、(イ)は切断側面図、(ロ)は(イ)のC−C断面図である。
【図5】従来の大気乾燥冷却装置の概略を示す側面図である。
【符号の説明】
1 胴体
2 入口
3 出口
4 熱交換器
6 熱交換器
8 熱交換器
10 伝熱管
12 エチレングリコール
13 圧縮機
14 除湿器
15 注入管
16 第1オーバーフロープレート
17 開口
19 第2オーバーフロープレート
22 受皿
23 回収管
24 スリット
25 プレート
26 小孔
27 受け部
28 スリット

Claims (4)

  1. 下端に圧縮空気の入口を有し且つ上端に出口を有する竪型の胴体内の下部に、上記圧縮空気入口から供給した高温の圧縮空気を順次熱交換して冷却するための熱交換器を多段に配設し、更に、胴体内の上端の出口側に、上記圧縮空気を氷点下に冷却する最終段の熱交換器としての伝熱管を設け、且つ上記圧縮空気を氷点下レベルに冷却する伝熱管の前に、空気を除湿するためのエチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を設けてなり胴体内下部の上記多段の熱交換器にて熱交換された圧縮空気を除湿し乾燥させてから上記最終段の熱交換器としての伝熱管へ導くようにしたことを特徴とする大気乾燥冷却装置。
  2. エチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を、中央部の開口よりエチレングリコールをオーバーフローさせてカーテン状に流下させる第1オーバーフロープレートと、該第1オーバーフロープレートから流下されたエチレングリコールを受けて周辺部よりオーバーフローさせてカーテン状に流下させる第2オーバーフロープレートと、該第2オーバーフロープレートから流下したエチレングリコールを受ける受皿とからなる構成とする請求項1記載の大気乾燥冷却装置。
  3. 除湿器における第1オーバーフロープレートと第2オーバーフロープレートのいずれか一方又は双方に、円周方向へ延びるスリットを設けた請求項2記載の大気乾燥冷却装置。
  4. エチレングリコールをカーテン状に流下させると共に上昇する圧縮空気をカーテン状に流下するエチレングリコール中を通して接触させるようにしてある除湿器を、周辺部を多孔板とし且つ中央部分のエチレングリコールの受け部に円周方向に延びる複数のスリットを設けてなるプレートを用いたものと、該受け部から流下するエチレングリコールを受ける受皿とからなる構成とする請求項1記載の大気乾燥冷却装置。
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