JP3642629B2 - プラスチック製コンベアベルト及びこれを使用したコンベア装置 - Google Patents

プラスチック製コンベアベルト及びこれを使用したコンベア装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アセタール樹脂、ABS樹脂等のプラスチックで製造したコンベアベルト及びこのコンベアベルトの製造方法及びこのコンベアベルトを使用したコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、搬送用コンベアベルトとしては織製した織物状のものや、織物に樹脂をコーティングしたもの、スパイラル線材を組み合わせたもの、スパイラル線材とロッドを組み合わせたもの、ベルト構成単位片にロッドを挿通して順次連結させたもの、ロッドの端部間を互いに順次巻き付けて連結させたもの等、色々なものがあって、それぞれの利点、欠点により用途に合わせて多種多様に使用されている。
板をU字型に屈曲させたベルト構成単位片の連結孔にロッドを挿通して形成したものや、ロッドの端部間を順次互いに巻き付けて連結させたものは、搬送面がロッドで形成されているため、大きな空間が得られやすく、洗浄性が良好である。したがって、冷却、乾燥、洗浄等の用途に広く使用されている。
また、ロッドにスプロケットの歯を噛み合わせることができるのでスプロケット駆動が可能という利点がある。
スプロケット駆動とすると、スリップが発生することがなく、ベルトに大きな張力を掛けることなく駆動でき、ロール等のコンベア装置の強度を大きくする必要がないという利点がある。
【0003】
しかし、従来のコンベアベルトには、強度や製作性、使用における耐蝕性等の面からステンレス等の金属の材質が使用されることが多かった。
搬送面の強度を確保するため、ロッドやベルト構成単位片の材質はほとんどの場合ステンレス等の金属が使用されており、板が屈曲した構造のベルト構成単位片を使用する場合や、ロッドの端部間を順次巻き付けて連結させて形成させる場合には、屈曲時や巻き付け時に、その形状に塑性変形する材質である必要があるため、金属が使用されていた。
金属性のコンベアベルトは、強度は優れているが、非常に重く、取付、取り外し、修理等の取扱が悪いという欠点があった。ステンレスを用いても錆の発生を完全に防止できなかった。
また、製作する際に、ロッドの抜けを防止するためにロッド1本ごとを、溶接したり引掛けたり曲げたりして止めなくてはならず、非常に手間がかかるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来技術の問題点に鑑み、重量が軽く、取扱が容易で、錆の発生しない、製造が簡単なコンベアベルト及びこれを使用したコンベア装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
「1. 長さ方向の端部に、巾方向に開口した連結孔を有するベルト構成単位片を、長さ方向に連結孔を連通させて組み合わせて巾方向の両端部に配置し、組み合わせ部に形成される共通孔にロッドを挿通して結合し、それぞれのベルト構成単位片をロッドを軸に回動自在に連結してエンドレス状とし巾方向に配列されたベルト構成単位片の間をロッドで形成したコンベアベルトにおいて、
ロッドの端部を小径として段差を設け、小径部に段差部からほぼベルト構成単位片の連結孔の長さの間隔をおいて凸起を設置し、ロッドの外側の凸起より先端には連結する他のベルト構成単位片の連結孔に挿入する挿入端部を設置し、該凸起をロッドの挿入時に凸起と連結孔の一方または両方を弾性変形させて挿入して連結孔の外側に突き出し、外側の凸起と内側の凸起または段差部の間でベルト構成単位片を回動自在に挾持し、
ベルト構成単位片は、プラスチックで形成されたベルト構成単位片であり、
ロッドが、金属棒状体を芯部とし、その周囲をプラスチックで形成した鞘部とした芯鞘構造のロッドであることを特徴とするプラスチック製コンベアベルト。
2. ベルト構成単位片とロッドの連結が、ロッドの端部近傍にほぼ構成単位片の連結孔の長さと同じか2倍の長さの間隔をおいて設けた2個の凸起の端部側の凸起を、ロッドの挿入時に凸起と連結孔の一方または両方を弾性変形させて挿入して連結孔の外側に突き出し、外側の凸起と内側の凸起でベルト構成単位片を回動自在に挾持した連結である、1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
3. ベルト構成単位片とロッドの連結が、ロッドの端部近傍にほぼ構成単位片の連結孔の長さと同じ間隔をおいて設けた3個の凸起の外側の凸起をロッドの挿入時に凸起と連結孔の一方または両方を弾性変形させて挿入して外側のベルト構成単位片の外側に突出し、中央の凸起を弾性変形させて内側のベルト構成単位片の外側に突き出し、外側の構成単位片を外側凸起と中央凸起で、内側ベルト構成単位片を中央凸起と内側凸起で夫々挾持した連結である、1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
4. ロッドの端部近傍に設けた2個または3個の凸起が、ロッドの外周面の円周方向に延びる列状の凸起である、1項ないし3項のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
5. ベルト構成単位片とロッドの連結が、ベルト構成単位片の連結孔に設けた凸部とロッドの挿入部に設けた凹部の嵌合による回動自在の連結である、1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
6. ベルト構成単位片とロッドの連結が、ベルト構成単位片の連結孔に設けた凹部とロッドの挿入部に設けた凸部の嵌合による回動自在の連結である、1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
7. ベルト構成単位片の連結孔に設けた凹部が連続状であり、ロッドに設けた凸部が不連続状である、5項または6項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
8. ベルト構成単位片の連結孔に設けた凸部が不連続状であり、ロッドに設けた凹部が連続状である、5項または6項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
9. ベルト構成単位片の連結孔に挿通したロッドの外側端部には連結する他のベルト構成単位片の連結孔に挿入する挿入端部が配設されている、7項または8項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
10. ベルト構成単位とロッドの連結が、ベルト構成単位片の連結孔に、ベルト構成単位片の連結孔より直径の大きいロッドの端部から少し中央側に形成した連結孔の直径以下の環状の溝部を、ロッド端部を連結孔に挿入しロッド端部と連結孔の一方または両方を弾性変形させて連結孔と溝部を嵌合させた連結である、1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
11. 溝部が構成単位片の1個と嵌合する巾を有する溝である、10項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
12. 溝部が構成単位片の2個と嵌合する巾を有する溝である、10項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
13. ロッドの溝部の外側段差部からロッドの外側先端に向かって直径を小さくしたロッドである、10項ないし12項のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
14. ロッドの溝部の外側段差部からロッドの外側先端に向かって直径を小さくしたロッドの先端に長さ方向に切り割りを配置したロッドである、10項ないし13項のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
15. ベルト構成単位片とロッドの鞘部が異なるプラスチック材で形成された、1項ないし14項のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
16. ベルト構成単位片がポリアセタール樹脂で形成され、ロッドの鞘部がABS樹脂で形成された、1項ないし15項のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
17. 構成単位片が連結孔を設けた一対の矩形状の連結片と、この連結片を接合する接合片からなり、連結片は接合片によりその厚み分左右にずれて接合された長さ方向の断面がクランク形状であって、ロッドにより連結されて、配列した構成単位片の外側面が平面を形成する、1項ないし16項のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
18. 1項ないし17項のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルトとベルトのロッドに噛み合うスプロケットとからなるコンベア装置。」
に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴は、ベルト構成単位片をプラスチック材で形成し、ロッドを芯部が金属材で鞘部がプラスチック材の芯鞘構造としたことである。
ほとんどの材質がプラスチックであるため、軽量で取扱が容易であり、錆の発生もない。
また、金属性の重いベルトを使用する場合と比較すると、ロールやフレーム等のコンベア装置の強度もそれ程強くする必要はないため、軽量で小型化することができる。従来の重く駆動が困難であったコンベアベルトと異なり巾の広く長いコンベアベルトも容易に駆動することができる。さらに、ロッドが芯鞘構造で、芯部が金属で形成されているため、軽量であるが曲げ強度が高く、搬送面の強度も十分に確保される。
【0007】
本発明の他の特徴は、ベルト構成単位片の連結孔とロッドとを、嵌合により結合することによって、連結孔へのロッドの挿通は勿論のこと、ベルト構成単位片とロッドとの巾方向の移動防止をも同時に行うことである。ベルト構成単位片とロッドとは、ロッドを軸にして回動自在である。
従来は挿通した後、溶接することによって行っていた。
【0008】
本発明の他の特徴は、ベルト構成単位片の連結孔にロッドを挿入して回動自在に連結してエンドレスとしたことである。
ベルト構成単位片とロッドは、ロッドの両端部近傍にほぼ構成単位片の厚さの間隔を置いて2つの凸起を設け、外側の凸起をロッドの挿入時に凸起と連結孔の一方または両方を弾性変形させて挿入して内側のベルト構成単位片の連結孔の外側に突き出し、外側の凸起と内側の凸起の間でベルト構成単位片を挾持し回動自在に連結できる。
この場合はロッドの外側の凸起より先端側に連結する他のベルト構成単位片の外側に位置する連結孔に挿入する挿入端部を設けなければならない。
外側の凸起と内側の凸起の間隔を構成単位片2個分の厚さとし、外側の凸起と内側の凸起の間で2個の構成単位片を挾持することもできる。
【0009】
ロッドの凸起を、構成単位片の厚さの間隔を置いて3個設けて、ロッドの挿入時に外側の凸起を弾性変形させて外側ベルト構成単位片の外側に、中央の凸起を内側のベルト構成単位片の外側に突き出し、外側の構成単位片を外側凸起と中側凸起で挾持し、内側の構成単位片を中側凸起と内側凸起で挾持することができる。
【0010】
ロッドに設ける凸起をロッドの外周面の円周方向に伸びる列状の凸起とすることもできる。
ロッドに設ける内側の凸起の代わりに、ロッドの挿入部分を小径としてロッドの中央部分との間に段差を形成し、この段差部を内側凸起として用いることも出来る。この場合、ロッドの先端側に形成ずる凸起は1個または2個となる。
【0011】
この他、ベルト構成単位の連結孔の内面に設けた凸部または凹部と、ロッドに設けた凹部または凸部をロッドを連結孔に挿入して凸部や凹部を弾性変形させて連結することもできる。例えば、ベルト構成単位片の連結孔の内周面に円周方向に連続する凸部を形成し、ロッドの外周面に円周方向に不連続な凸部を形成するとよい。必ずしも凸部を不連続に形成する必要はないが、不連続に形成したほうが、嵌合させ易さ、回転のスムーズさの点において有利である。また、これとは逆に、ベルト構成単位片の連結孔の内周面に円周方向に不連続な凸部を形成し、ロッドの外周面に円周方向に連続する凹部を形成してもよい。
この場合もロッドと外側と内側の両方のベルト構成単位片と連結してもよく、内側の単位片と連結してもよい。凸部は不連続状でも連続状でもよい。
【0012】
さらに、連結孔より径の大きいロッドの端部からやや中央側に形成したベルト構成単位片の厚みとほぼ同じ巾の溝部を設けロッドを連結孔に押し込んでこの溝部に連結孔を嵌合させることもできる。溝部の巾をベルト構成単位片の2個と嵌合する巾とすれば外側と内側のベルト構成単位片と同時に連結できる。
ロッドの先端を直径を小さくすると押し込み易くなるが、さらに先端に切り割りを入れると押し込みが容易になる。
【0013】
ロッドと連結孔の径については、ロッドに設けた凸起、凸部段差部の径が最も大きく、次いで連結孔の径が中間であり、ロッドの径が連結孔の内径より小となっている。
ベルト構成単位とロッド鞘部のプラスチック材を異なる硬さのプラスチック材質で形成すると、嵌合時に凸部等が欠けたりする事故がなくなって望ましい。柔らかい材質の方が圧縮変形するからである。
ベルト構成単位片とロッドと、どちらを硬い材質で、どちらを柔らかい材質で形成するかは特に限定されないが、ロッドの強度を向上させるため、ロッドに硬い材質を使用するのが望ましい。
例えば、ベルト構成単位片をポリアセタール樹脂で形成し、ロッドの鞘部をABS樹脂で形成するのである。
【0014】
構成単位片を連結孔を設けた一対の矩形状の連結部材と、この連結部材を接合する斜形部材からなり、連結部材は斜形部材によりその厚み分左右にずれて接合された長さ方向の断面がクランク形状とすると順次外側面が平面となるように連結することができ、各構成単位片は一端をロッドの凸起等により挾持して連結されると他端は挾持連結でなくても連結される利点がある。即ち、連結孔1個分の間隔で2列形成し、内側に位置する1個のベルト構成単位片の移動を防止することで、結果的に2個のベルト構成単位片の移動を防止することができる。
【0015】
このコンベアベルトは巾方向の両端部でベルト構成単位片を連結したロッドの中間部がコンベアベルトのベルト部分を形成するので、このロッドにスプロケットを嵌合させることができる。
【0016】
本発明で弾性変形させて連結するとは、ベルト構成単位片の連結孔とロッドとの所定の嵌合位置に、連結孔の弾性変形である撓み広がりとロッドの弾性変形である圧縮縮みを利用して嵌合させることである。
すなわち、連結孔とロッドとは、実際の寸法のままでは、嵌合させることができないが、嵌合位置に向かって圧力をかけて押し込むことによって、弾性変形を発生させて嵌合位置に嵌合させるのである。
勿論、所定位置に嵌合した時点では弾性変形は回復しており、また、ロッドとベルト構成単位片との嵌合部間には隙間があって、回動自在となっている。
【0017】
従来の金属性のもののように溶接する必要がなく、ワンタッチで組み立てできるのである。修理も同様に簡単である。例えば、1本のロッドが破損したとしても、分解して破損したロッドのみを新品のロッドに容易に交換し、修理することができる。
これは、ロッドとベルト構成単位片とプラスチックで形成されているから可能である。
すなわち、プラスチックは、弾性変形の限界が大きく、ある程度の強度、硬さ、剛性があり、摩擦係数が小さい、という性質が重要なのである。
金属では、弾性変形する範囲が小さいために、はめ合わせることが困難であり永久変形を生じ易い。
また、大きく弾性変形する材質でも、強度や剛性がなければ連結部の強度が弱くて使用できない。また、摩擦係数が大きいものは、押し込み難く、はめ合わせることが困難であり、たとえはめ合わせることができても、ロッドとベルト構成単位片とがスムーズに回転できないため使用できない。柔らかいゴム等は好ましくないのである。
【0018】
連結するときは、連結孔の内面側でロッドの凸部を圧縮させつつ押し込み、ベルト構成単位片を凸部の上を通過させて連結させるのである。
弾性変形させる必要量を、どの程度に設定するかは、連結孔やロッドの直径、プラスチックの諸物性や、嵌合させるために押し込む力、嵌合部の強度をどの程度にするかによって、適宜決定すればよい。
最も内側の列の凸部については、ベルト構成単位片を内側に移動するのを保持するのみで、ベルト構成単位片を通過させる必要はないので、径は連結孔が通過できない大きさであれば自由に設定できる。
【0019】
凸部を形成する列数については、特に限定されず、例えば、個々の連結孔用に2列ずつ合計3列或いは4列形成してもよいし、連結孔2個分の間隔、すなわち共通孔の間隔で2列形成してもよい。
ベルト構成単位片の形状については、長さ方向に2箇所、巾方向に貫通する連結孔が形成され、長さ方向に順次組み合わせて共通孔を形成できる形状であればよい。
また、ロッドの間に補助ロッドを配置したり、ロッド間にスパイラル線材を掛け渡すことも可能である。搬送面を細かくできるため、細かい搬送物を搬送する場合に有効である。
【0020】
本発明のコンベアベルトを使用したコンベア装置としては、本発明のコンベアベルトをロール間等に掛け渡して使用していればよく、そのほかは特に限定されないが、ロッドのピッチと噛み合うスプロケットで駆動させるとスリップが発生せず好ましい。
このようなコンベア装置は、大きな空間を得ることができ、洗浄、乾燥、冷却等の用途に広く利用できる。例えば、パンの冷却用コンベアに好適である。
【0021】
【実施例】
次に本発明を実施例について具体的に説明する。
【0022】
図1は本発明のコンベアベルトの一部を示す平面図であり、1はコンベアベルト、2はベルト構成単位片である。ベルト構成単位片は、長さ方向に設けられた一対の矩形状の連結片17とこの連結片を巾方向に厚み分ずらして接合する接合片18とからなり、長さ方向の断面がクランク状となっている。連結片には連結孔が配設されている。
このベルト構成単位片を長さ方向に組み合わせて配列する。この実施例では、ベルト構成単位片2として、クランク型に屈曲した形状のベルト構成単位片を使用した。このベルト構成単位片2を長さ方向、図面では上下に組み合わせて、コンベアベルト1を形成する。
本実施例では、上側連結片がベルト内側に、下側連結片がベルト外側になるように配置して、下側連結片を次のベルト構成単位片の上側連結片と組み合わせたが、これに限定されるものではなく、上側連結片を外側に、下側連結片を内側に組み合わせてもよい。
ベルト構成単位片2の内側に屈曲した上側連結片には上側連結孔3aが形成され、外側に屈曲した下側連結片には下側連結孔3bが形成されており、上部のベルト構成単位片の下側連結孔3bと次のベルト構成単位片の下側連結片の連結孔3aとが組み合わされて共通孔が形成される。
この共通孔にロッド4が挿通され、連結されている。
ロッド4は金属棒の芯部5とプラスチックの鞘部6で形成されている。
また、本実施例ではベルト構成単位片2とロッド4との離脱防止と位置の維持を、ロッドに設けた連結孔より径の大きい凸起を弾性変形させて連結孔に押し込んで嵌合させることによって行っている。
接着等によっても接合できるが、本実施例のように押し込んで嵌合すれば、ワンタッチでできるため組み立てが簡単で望ましい。
【0023】
図2は図1に示した実施例の嵌合部の平面拡大図である。説明のため図面の上側のベルト構成単位片を2a、下側のベルト構成単位片を2bとした。
ロッドの外周面の円周方向に外側の凸起7aと内側の凸起7bの2列形成し、外側の凸起7aを弾性変形させて連結孔3aに押し込み凸起7aと7bの間でベルト構成単位片2bの上側連結片を挾持している。凸起の直径は連結孔の直径より大きい。
このように連結させるには、まず、ロッド4を下側のベルト構成単位片2bの上側連結孔3aに挿入する。
当然、凸部7aの部分で連結孔が当たってしまうが、構わずに押し込む。すなわち、上側連結孔3aの内面で外側の凸部7aを圧縮させつつ、上側連結孔3aが外側の凸部7a上を通過して、外側の凸部7aと内側の凸部7bの間にベルト構成単位片が嵌合するまで押し込むのである。圧縮された外側の凸部7aは上側連結孔3aを通過した後は、連結孔より大きいものとの直径に回復して、ベルト構成単位片の上側連結孔3aの外側への移動を防止する。すなわち、外側の凸部7aの圧縮変形は弾性変形である。
勿論、連結孔が圧縮変形してもよく、両方が圧縮変形してもよい。
本実施例では、下側のベルト構成単位片2bの上側連結孔3aのみを嵌合させて、上側のベルト構成単位片2aの下側連結孔3bはロッド4に挿通させただけであるが、同様にして上側のベルト構成単位片2aの上側連結孔が次のロッドと嵌合されているため、移動は発生しない。したがって、クランク状のベルト構成単位片を用いると1個の連結孔を連結するたけで、結果的に2個のベルト構成単位片の移動を防止することができ、外側の凸部7a上を連結孔が通過する回数を1回で済ますことができる利点がある。外側の凸部7aは弾性回復するとは言っても、通過させる回数が多いと、どうしてもつぶれが発生する危険性があるため、変形回数が少ないほうが好ましい。
【0024】
図3は図1に示した実施例のロッドの凸起部の平面図であり、図4はその断面図である。ロッドの外周面の円周方向に外側の凸起7aと内側の凸起7bが形成されている。端部から外側の凸起7aまでと、外側の凸起7aから内側の凸起7bまでの間隔は、連結孔の長さと等しいか、それより少し長い間隔とする。外側の凸起7aの直径の大きさと巾は、凸起の高さと巾、すなわち弾性変形させる量をどの程度にするかによって決定される。前述したように、凸起が圧縮された後、回復してベルト構成単位片の外側への移動が防止できるように、連結孔の大きさ、ロッドの直径、プラスチックの諸物性、押し込む力、連結部の強度をどの程度にするか等を考慮して決定する。
本実施例では、ロッドの直径と連結孔の直径を等しく6mmとしたのに対して、外側の凸起7aの直径を6.4mmとした。凸起の高さは0.2mmである。巾は0.2mmとした。内側の凸起7bの直径、巾についてはベルト構成単位片の内側への移動を防止するのみで、連結孔を通過させることはないので、大きく設定しても構わない。本実施例では直径を7mm、巾0.5mmとした。
勿論、ロッドを軸にしてベルト構成単位片が自由に回動可能でなくてはならない。また、ロッド径については、連結孔よりも小さくすることもできる。
【0025】
図4の断面図からもロッドの直径と連結孔の直径が等しく、これにより大きい外側の凸起7aと、さらに大きい内側の凸起7bが形成されているのが理解できる。また、ロッドが芯部5と鞘部6からなる芯鞘構造であることも理解できる。芯部の直径は、搬送面の強度を確保するように、ロッド径やロッド長、搬送物の重量を考慮して決定するが、本実施例では、ロッド長を600mmとしたのに対して、芯部をステンレス材質で直径2mmとした。
【0026】
図5はベルト構成単位片の側面図である。
本実施例では、下側連結孔3bを多少長孔とした。ベルト構成単位とロッドを順次組み合わせて無端状に形成する場合、最後に下側連結孔をロッドに挿入することになるが、どうしてもロッドを湾曲させながら挿入しなくてはならない。本実施例のように最後のベルト構成単位片の下側連結孔を長孔にするとロッドの挿入が容易になるという利点がある。
【0027】
図6は他の実施例の連結部の平面図である。
本実施例では、ロッドの外側の凸起と内側の凸起の間に下側ベルト構成単位片の上側連結孔と下側連結孔の両方を挾持させている。このように挾持することにより下側連結孔をも強力に保持できる。
【0028】
図7は他の実施例の嵌合部の平面図である。
本実施例では、中央の凸起7cと内側凸起7bの間に上側連結孔を連結させて、外側の凸起7aと中央の凸起7cの下側連結孔を連結させている。下側連結孔をも強力に保持でき、凸起7cによりベルト構成単位片同志の摩耗を防止できる。また、本実施例では断面クランク状の構成単位片ではなく、断面が長方形の構成単位片を使用した。ベルトの外側面を平面にすることはできないが構成単位片の製造が簡単であり、また片方の連結孔を長孔にしなくても連結ができる利点がある。
【0029】
図8は他の実施例の嵌合部の平面図である。
本実施例では、ロッド端部に小径部8を設けた段付きロッドとし、その段部9でベルト構成単位片の内側への移動を防止した。下側ベルト構成単位片はロッドの凸起と段差部で挾持される。
【0030】
図9は他の実施例の嵌合部の平面図である。
本実施例では、ベルト構成単位片の連結孔の内周面に円周方向に連続する凹部11を形成し、ロッドの外周面に円周方向に不連続な凸部を形成し、これらの凹凸を嵌合させた。必ずしも凹部を不連続に形成する必要はないが、不連続に形成したほうが、嵌合させ易さ、回動のスムーズさの点において有利である。
【0031】
図10は図9に示した実施例のロッドの嵌合部の平面図である。ロッドの外周面に円周方向に不連続な凸部10が形成されていることが理解できる。
図11は図9に示した実施例のベルト構成単位片の嵌合部の断面図である。
ベルト構成単位片の連結孔の内周面に円周方向に連続する凹部11が形成されていることが理解できる。
【0032】
図12は他の実施例の嵌合部の平面図である。
本実施例では、ロッドの端部から少し内側に、ベルト構成単位片の連結孔より少し直径の小さい環状溝部12を形成し、この環状溝部12と連結孔を連結させた。外側の肩部13aと内側の肩部13bでベルト構成単位片を挾持して該単位片の移動を防止する。また、本実施例では、ロッドを、環状溝部の外側の肩部13aから最端部14に向かって直径を小さくし、最端部の直径を連結孔の直径より小さく形成することにより、連結孔に対するロッド端部の押し込みを容易にした。また、ロッド端部から環状溝部の外側の肩部付近までの深さの、直径方向の切り割り溝15を形成しているため、押し込み時に、この溝15が収縮して、より嵌合しやすく形成されている。
【0033】
図13は図12に示した実施例のロッドの嵌合部の平面図である。
ロッドが、環状溝部の外側の肩部13aから最端部14に向かって直径を小さく、最端部の直径が連結孔の直径より小さく形成されていること、ロッド端部から環状溝部の外側の肩部付近までの深さの、直径方向の切り割り溝15が形成されていることが理解できる。
【0034】
なお、本実施例ではベルト構成単位片はポリアセタール樹脂でロッドの芯部はステンレスで、鞘部はABS樹脂で形成した。勿論、これに限定されるものではなくベルト構成単位片とロッド鞘部はプラスチック材で、ロッドの芯部は金属で形成すれば特に問題はないが、本実施例のようにベルト構成単位片とロッド鞘部とを、異なるプラスチック材で形成すると摩耗しにくいという利点がある。ベルト構成単位片、ロッドは、例えば成型で製造できる。本実施例は2面スライド方式で成型した。
【0035】
【発明の効果】
本発明のコンベアベルトは以上説明したように、重量が軽く、取扱が容易で、洗浄性がよく、錆が発生せず、製造がワンタッチででき、簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコンベアベルト平面図である。
【図2】図1の実施例の結合部の平面図である。
【図3】図1に示した実施例のロッドの連結部を示す平面図である。
【図4】ロッドの断面図である。
【図5】ベルト構成単位片の側面図である。
【図6】他の実施例の連結部の平面図である。
【図7】他の実施例の連結部の平面図である。
【図8】他の実施例の連結部の平面図である。
【図9】他の実施例の連結部の平面図である。
【図10】図9に示した実施例のロッドの嵌合部の平面図である。
【図11】図9に示した実施例のベルト構成単位片の嵌合部の断面図である。
【図12】他の実施例の連結部の平面図である。
【図13】図12に示した実施例のロッドの連結部の平面図である。
【符号の説明】
1 コンベアベルト
2 ベルト構成単位片
3a 上側連結孔
3b 下側連結孔
4 ロッド
5 芯部
6 鞘部
7a 外側の凸部
7b 内側の凸部
7c 中間の凸部
8 小径部
9 段部
10 不連続な凸部
11 連続する凹部
12 環状溝部
13a 外側の肩部
13b 内側の肩部
14 最端部
15 溝
16 切り欠き部
17 連結片
18 接合片

Claims (18)

  1. 長さ方向の端部に、巾方向に開口した連結孔を有するベルト構成単位片を、長さ方向に連結孔を連通させて組み合わせて巾方向の両端部に配置し、組み合わせ部に形成される共通孔にロッドを挿通して結合し、それぞれのベルト構成単位片をロッドを軸に回動自在に連結してエンドレス状とし巾方向に配列されたベルト構成単位片の間をロッドで形成したコンベアベルトにおいて、
    ロッドの端部を小径として段差を設け、小径部に段差部からほぼベルト構成単位片の連結孔の長さの間隔をおいて凸起を設置し、ロッドの外側の凸起より先端には連結する他のベルト構成単位片の連結孔に挿入する挿入端部を設置し、該凸起をロッドの挿入時に凸起と連結孔の一方または両方を弾性変形させて挿入して連結孔の外側に突き出し、外側の凸起と内側の凸起または段差部の間でベルト構成単位片を回動自在に挾持し、
    ベルト構成単位片は、プラスチックで形成されたベルト構成単位片であり、
    ロッドが、金属棒状体を芯部とし、その周囲をプラスチックで形成した鞘部とした芯鞘構造のロッドであることを特徴とするプラスチック製コンベアベルト。
  2. ベルト構成単位片とロッドの連結が、ロッドの端部近傍にほぼ構成単位片の連結孔の長さと同じか2倍の長さの間隔をおいて設けた2個の凸起の端部側の凸起を、ロッドの挿入時に凸起と連結孔の一方または両方を弾性変形させて挿入して連結孔の外側に突き出し、外側の凸起と内側の凸起でベルト構成単位片を回動自在に挾持した連結である、請求項1に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  3. ベルト構成単位片とロッドの連結が、ロッドの端部近傍にほぼ構成単位片の連結孔の長さと同じ間隔をおいて設けた3個の凸起の外側の凸起をロッドの挿入時に凸起と連結孔の一方または両方を弾性変形させて挿入して外側のベルト構成単位片の外側に突出し、中央の凸起を弾性変形させて内側のベルト構成単位片の外側に突き出し、外側の構成単位片を外側凸起と中央凸起で、内側ベルト構成単位片を中央凸起と内側凸起で夫々挾持した連結である、請求項1に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  4. ロッドの端部近傍に設けた2個または3個の凸起が、ロッドの外周面の円周方向に延びる列状の凸起である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  5. ベルト構成単位片とロッドの連結が、ベルト構成単位片の連結孔に設けた凸部とロッドの挿入部に設けた凹部の嵌合による回動自在の連結である、請求項1に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  6. ベルト構成単位片とロッドの連結が、ベルト構成単位片の連結孔に設けた凹部とロッドの挿入部に設けた凸部の嵌合による回動自在の連結である、請求項1に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  7. ベルト構成単位片の連結孔に設けた凹部が連続状であり、ロッドに設けた凸部が不連続状である、請求項5または6に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  8. ベルト構成単位片の連結孔に設けた凸部が不連続状であり、ロッドに設けた凹部が連続状である、請求項5または6に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  9. ベルト構成単位片の連結孔に挿通したロッドの外側端部には連結する他のベルト構成単位片の連結孔に挿入する挿入端部が配設されている、請求項7または8に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  10. ベルト構成単位とロッドの連結が、ベルト構成単位片の連結孔に、ベルト構成単位片の連結孔より直径の大きいロッドの端部から少し中央側に形成した連結孔の直径以下の環状の溝部を、ロッド端部を連結孔に挿入しロッド端部と連結孔の一方または両方を弾性変形させて連結孔と溝部を嵌合させた連結である、請求項1に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  11. 溝部が構成単位片の1個と嵌合する巾を有する溝である、請求項10に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  12. 溝部が構成単位片の2個と嵌合する巾を有する溝である、請求項10に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  13. ロッドの溝部の外側段差部からロッドの外側先端に向かって直径を小さくしたロッドである、請求項10ないし12のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  14. ロッドの溝部の外側段差部からロッドの外側先端に向かって直径を小さくしたロッドの先端に長さ方向に切り割りを配置したロッドである、請求項10ないし13のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  15. ベルト構成単位片とロッドの鞘部が異なるプラスチック材で形成された、請求項1ないし14のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  16. ベルト構成単位片がポリアセタール樹脂で形成され、ロッドの鞘部がABS樹脂で形成された、請求項1ないし15のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  17. 構成単位片が連結孔を設けた一対の矩形状の連結片と、この連結片を接合する接合片からなり、連結片は接合片によりその厚み分左右にずれて接合された長さ方向の断面がクランク形状であって、ロッドにより連結されて、配列した構成単位片の外側面が平面を形成する、請求項1ないし16のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルト。
  18. 請求項1ないし17のいずれか1項に記載されたプラスチック製コンベアベルトとベルトのロッドに噛み合うスプロケットとからなるコンベア装置。
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