JP3642513B2 - 外科用吻合装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体の表面に形成された開孔に装着し、生体内からの排出物を取り出したり、生体内へ治療目的の液剤を導入するために用いる外科用吻合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の疾患のため外科手術を行い、腸管、尿管、その他これらに類する管を体表まで導き生体表面に造設した瘻孔、或いは創傷により生体表面に形成された創面といった開孔には、生体内から排出される種々の***物、排液を収容し、時には治療、洗浄のため生体内へ液剤を注入するため、いわゆる外科用吻合装置が装着される。人口肛門用装具、人口膀胱用装具はその一例であるが、この外科用吻合装置は生体内から排出される汚物を処理するものであるから、汚物に触れることなく操作を衛生的に行うことができ、使用中汚物が漏れたりすることがないよう信頼性があり、着脱が容易であり、更に生体の表面に直接装着するものであるから肌への感触がよいことが要求される。
【0003】
これらの要求を満たすため、従来種々の外科用吻合装置が提案されているが、その内比較的上述の要求に近いものとして、生体の開孔の周辺に粘着固定し得るようにした接皮部材と、接皮部材の非接皮側に固定した第1のフランジと、第1のフランジと着脱可能な第2のフランジとを備え、第1のフランジと第2のフランジにそれぞれ相互に嵌合可能なリング状の突起又は溝を有する吻合装置が本出願人により提案されている(実公平7−15542号公報)。この吻合装置は、接皮部材でもって第1のフランジを常時生体の開孔の周囲に固定しておき、第1のフランジと第2のフランジとを突起とそれに対応する溝とにより連結し、開孔から排出された***物を第2のフランジに取り付けた袋に収容し、***物が溜まったら第2のフランジを第1のフランジから取り外し、袋内の***物を除去し洗浄して再使用するか新しい第2のフランジと交換するようにし、場合によっては第2のフランジを袋式からキャップ式に代え得るようにしたものである。
【0004】
この種の外科用吻合装置においては、使用中***物が漏れないようにする上で、突起とそれに対応する溝との連結構造が信頼性に関わる重要な部分であり、この信頼性を高めるため、2つの突起とそれに対応する2つの溝とを備えている。突起とそれに対応する溝とを複数設けることによって、1組の突起と溝との連結構造より漏れに対する信頼性は当然高められるが、突起とそれに対応する溝を2つ設けることによってフランジの外周は大きくなる。また、第1のフランジと第2のフランジとを接合する場合、両フランジに設けた円形リング状の嵌合部を相互に押圧する操作を行うが、その際人体の開孔周囲の肌に直接押圧力が加わらないようにするため、第1のフランジと接皮部材との間に指を挿入して第1のフランジを裏側から十分支えられるようにすることが好ましく、そのためにも第1のフランジの外径は比較的大きくとられている。
【0005】
この種の外科用吻合装置において、両フランジの嵌合部を嵌め合わせるため位置合わせする場合、生体の開孔は概ね下半身にあり、また第1のフランジ上に第2のフランジの袋が重なるため、嵌合部を直接目視することが難しく、手探りで両嵌合部間の位置合わせをしなければならないことが多く、なかなか位置が定まり難い。この欠点を解決するため、1のフランジの嵌合部の外側にフランジの外周部によってつば部を形成し、つば部が少なくとも一部に嵌合部の最外周縁に達し指が入る大きさの切り込みを有する吻合装置が本出願人により提案されている(実用新案登録第2534783号公報)。この吻合装置によれば、第1のフランジの外周の切り込みに指を添えて持つことにより第1のフランジの嵌合部の位置を明確に知覚することができ、また、第1のフランジのつば部より第1のフランジと接皮部材との間に指を十分差し込むことにより第1のフランジを裏側から指で支持しながら生体の開孔周辺部に圧迫力を加えることなく両フランジの嵌合部を相互に押圧して嵌め合わせることができる。
【0006】
上述のような従来の外科用吻合装置において、両フランジの嵌合部の位置は正確に認識することはできるものの、一方のフランジの嵌合部に2つの突起がある場合、両嵌合部を噛み合わせることは実際上は必ずしも容易ではない。例えば、一方のフランジの嵌合部に2つの突起がある場合、2つの突起の間に溝がある形状であっても面のように振る舞い、他方のフランジの嵌合部底面が滑って両者は微妙にずれて嵌合ができなくなり、更に2つの突起の形状が完全に同一でなくても大きさが比較的近いと、両嵌合部を位置合わせする際滑って位置が微妙にずれ、突起と溝が1つずれて仮止めのようにその箇所だけ嵌り込んでしまうことがあり、それを外して再び嵌合操作をやり直さなければならないことになる。
【0007】
***物の漏れに対する信頼性の観点からすれば、嵌合部の突起と溝とはそれぞれ2つずつのほうが好ましいことはいうまでもないが、前述のようにフランジが大型となり、装着時違和感があり、また両嵌合部の位置合わせが難しいという問題点がある。その一方で突起が1つの嵌合部の従来の構造では漏れに対する信頼性が今一つ十分ではなく、装着者は***物の漏れに対する不安感を払拭することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、嵌合操作を容易且つ迅速に行うことができ、しかも***物の漏れに対する信頼性の高い外科用吻合装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明においては、一方の側に1つのリング状の突起を有する第1のフランジと一方の側に1つのリング状の溝付き突起を有する第2のフランジとを備え、
第1のフランジのリング状の突起は、1つの第1のリング状係合部と、1つの第2のリング状係合部と、第1のリング状係合部と第2のリング状係合部との間に位置する1つのリング状スリットとを有し、第1のリング状係合部は、リング状スリットに対し凹又は凸のリング状曲面と、そのリング状曲面に続き、リング状スリットと反対側にリング状段付き係合部分とを有し、第2のリング状係合部の先端より肉厚に形成され、第2のリング状係合部は、リング状スリットと反対側に突出し、リング状スリットに対し凸のリング状曲面と凹のリング状曲面との連続するリング状曲面から形成され、スリット側に変形可能なリング状嵌合部分を有し、
第2のフランジのリング状の溝付き突起は、そのリング状の溝内に第1のフランジのリング状の突起を挿入可能に且つ溝内が第1のフランジのリング状の突起の外面形状に相応するように形成され、リング状の溝は、第1のフランジの第1のリング状係合部のリング状段付き係合部分と係合し得るリング状段付き係合部分と、第1のリング状係合部の凹又は凸のリング状曲面と相応する凸又は凹のリング状曲面と、第1のフランジの第2のリング状係合部のリング状嵌合部分と相応する凹のリング状曲面と凸のリング状曲面との連続するリング状曲面から形成され、第2のリング状係合部のリング状嵌合部分と嵌合し得るリング状嵌合部分とを有し、
第1のフランジのリング状の突起の最先端の幅は、第2のフランジのリング状の溝付き突起の溝の開口部の幅より小さく形成され、
第1のフランジのリング状の突起を第2のフランジのリング状の溝付き突起の溝内に挿入したとき、第1のフランジのリング状の突起の第1のリング状係合部はそのリング状段付き係合部分が第2のフランジのリング状段付き係合部分と係合し、第1のフランジのリング状スリットは狭められ、第1のフランジのリング状の突起の第2のリング状係合部はそのリング状嵌合部分が第2のフランジのリング状嵌合部分に押し付けられて嵌め合いを形成し、
第1のフランジと第2のフランジとは、いずれか一方のフランジのリング状の突起又は溝付き突起と反対側に接皮部、他方のフランジのリング状の溝付き突起又は突起と反対側に袋体を有する。
【0010】
本発明においては、第1のフランジのリング状の突起に設けられた第1のリング状係合部はその最先端部分からリング状段付き係合部分に至るスリットに対し凹のリング状曲面、凸のリング状曲面、又は凹と凸のリング状曲面を連続して組み合わせたリング状曲面を有し、第2のリング状係合部はその最先端部分からスリットに対し凸のリング状曲面と凹のリング状曲面とを連続して組み合わせたリング状曲面を有し、第2のフランジのリング状の溝付き突起に設けられたリング状の溝は溝の底面からリング状段付き係合部分に至る溝に対し凹のリング状曲面、凸のリング状曲面、又は凹と凸のリング状曲面を連続して組み合わせたリング状曲面と、溝の底面からリング状段付き係合部分と反対側に溝に対し凸のリング状曲面と凹のリング状曲面とを連続して組み合わせたリング状曲面とを有するように構成するのが好ましい。
【0011】
本発明においては、第1のフランジのリング状の突起に設けられた第1のリング状係合部はその最先端部分からリング状段付き係合部分に至るスリットに対し凹のリング状曲面を有し、第2のリング状係合部はその最先端部分からスリットに対し第1の凸、次いでスリットに対し凹、次いでスリットに対し第2の凸の連続したリング状曲面を有するように形成し、第2のフランジのリング状の溝付き突起に設けられたリング状の溝は溝の底面からリング状段付き係合部分に至る溝に対し凹のリング状曲面と、溝の底面からリング状段付き係合部分と反対側に溝に対し第1の凸、次いで溝に対し凹、次いで溝に対し第2の凸の連続したリング状曲面とを有するのが特に有利である。
【0012】
また本発明においては、第1のフランジのリング状の突起に設けられた第1及び第2のリング状係合部の最先端部分の半径方向の幅は、第2のフランジの溝の開口端部分の半径方向の幅より小さいことが好ましい。
【0013】
更に本発明においては、第1のフランジのリング状の突起に設けられたリング状スリットの深さは、第2のリング状係合部のスリットに対し凹のリング状曲面とスリットに対し第2の凸のリング状曲面との移行部に存在する変曲点の位置より浅いことが好ましい。
【0014】
また本発明においては、第1のフランジのつば部に滑り止めを設け、さらに第1のフランジの周辺部につまみ部分を設けるのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例について説明する。
【0016】
図1は本発明の実施例を示し、aは第1のフランジを設置した接皮部材の正面図、bは第2のフランジを設置した袋体の背面図、cは図1aのC−C線に沿う断面図、dは図1bのD−D線に沿う断面図である。1は接皮部材で例えば正方形状をなし中心部に開口2を備え、接皮側には粘着層3を備えている。4は第1のフランジで、薄肉のリング状部分5でもって接皮部材1の非接皮側表面6上に例えば溶着により固定され、接皮部材1の表面に沿って外方に延びている。第1のフランジ4の接皮部材1と反対側には円形のリング状の突起7が設けられ、このリング状の突起7の外側即ちフランジ4の外周縁にリング状のつば部8が形成され、リング状のつば部8は接皮部材1とほぼ平行に外方へ延び、フランジ4の最外周縁9に達している。第1のフランジ4は更にリング状のつば部8の装着状態において上側にリング状のつば部8を直線状に切り取って形成した切込み10を備えている。リング状の突起7の詳細は後述する。
【0017】
21は第2のフランジで、一方の側即ち接皮部材側に円形のリング状の溝付き突起22、他方の側に袋体23を有し、リング状の溝付き突起22の溝24中に第1のフランジのリング状の突起7を挿入することにより、突起7と溝24とが気密に結合されるようになっている。25は第2のフランジ21を持ち易くするために付加したつまみ片である。リング状の溝付き突起22の詳細は後述する。
【0018】
図2は図1に示す実施例の要部の拡大断面図で、aは第2のフランジの要部、bは第1のフランジの要部、cは第1のフランジと第2のフランジとを結合した状態を示し、図1と同等部分には同符号を付してある。第1のフランジ4のリング状の突起7は、第1のリング状係合部11、第2のリング状係合部12、両リング状係合部11、12間に形成されたリング状スリット13とを有する。第1のリング状係合部11は末端部14にリング状段付き係合部分15を有し、スリット13と対向する先端16からリング状段付き係合部分15に至るまでスリット13に対し凹のリング状曲面17でもって形成されている。第1のリング状係合部11と対向する第2のリング状係合部12はスリット13と対向する先端から、スリット13に対し第1の凸のリング状曲面18と、次いでスリット13に対し凹のリング状曲面19と、次いでスリット13に対し第2の凸のリング状曲面110とを介して薄肉のリング状部分5に連なるように形成されている。
【0019】
第2のフランジ21のリング状の溝付き突起22の内面は第1のフランジ4のリング状の突起7の外面に相応するように形成されている。溝24は一方の壁面にリング状段付き係合部分26を有し、溝24の底面27から段付き係合部分26に至るまで溝24に対し凹のリング状曲面28でもって形成され、他方の壁面は、溝24の底面27から溝に対し凸の第1のリング状曲面29と、次いで溝に対し凹のリング状曲面210と、次いで溝に対し第2の凸のリング状曲面211とを介して溝開口部212に至るように形成されている。これらの各リング状曲面は第1のフランジの第2のリング状係合部12の各リング状曲面18、19、110とほぼ相応する形状を持っている。
【0020】
図2cに示すように、第1のフランジのリング状の突起7を第2のフランジのリング状の溝付き突起22の溝24内に挿入すると、第1のフランジの第1のリング状係合部11のリング状段付き係合部分15と第2のフランジの段付き係合部分26とが係合し、一方、第1のフランジのリング状スリット13が多少狭められ、第1のフランジの第2のリング状係合部12の各リング状曲面18,19、110が第2のフランジの各リング状曲面29、210、211とそれぞれ嵌合し、この嵌合曲面が両フランジ間に気密結合を形成し、第1のフランジのリング状突起7のリング状段付き係合部分15と第2のフランジのリング状溝付き突起22のリング状段付き係合部分26との係合作用によってリング状突起7とリング状溝付き突起22とは外れないように結合される。
【0021】
図3a、bは、図2に示す第1のフランジのリング状の突起、第2のフランジのリング状の溝付き突起の好ましい態様を説明するため、各部分を拡大して示す断面図で、図2と同等部分には同符号を付してある。第1のフランジのリング状の突起7の第1のリング状係合部11の半径方向の最大厚みpと第2のリング状係合部12の先端の半径方向の厚みoはp>oの関係にあり、p/oの値が1.5以上になるように定めるのが有利である。更に第2のリング状係合部12の半径方向の最大厚みqと、p>q>oの関係になるように定めると有利である。また第1のフランジのリング状段付き係合部分15のスリット側末端部からリング状スリット13までの半径方向の厚みnは、上述のoとはn>oの関係に定めるのが有利である。この厚みの相互関係により、第2のリング状係合部12の変形が容易になり、第1のリング状係合部はスリット側には変形し難くなり、両フランジ4、21間の突起の溝に対する挿入が容易となると共に、突起と溝との対向面間に嵌合のための相互押圧力を有利に作用させることができる。なお、第1のフランジの第2のリング状係合部12のスリットに対し凹のリング状曲面の曲率を適宜変えることでq≧pとすることもできる。この場合、第2のリング状係合部の半径方向の厚みがやや厚くなる。
【0022】
両フランジの各リング状段付き係合部分15、26の角度は、図示の状態でほぼ水平方向に延びるのが好ましく、それより深いと製造し難く、係合、係合の外しがし難く、浅いと外れ易い。
【0023】
第1のフランジ4のリング状の突起7のスリット13の深さrは、第2のリング状係合部12の凹のリング状曲面19とそれに続く凸の第2のリング状曲面110との間の変曲点112の深さsより浅いことが有利である。rがsに等しいかsより大きくなると、係合及び嵌合の程度が小さくなる。スリット13の幅tは第1のフランジのリング状の突起7を第2のフランジのリング状の溝付き突起22に挿入する際、挿入が可能なようにスリットが縮まる程度の寸法に定めればよく、幅を大きくして、挿入した際第2のリング状係合部による第2のフランジの溝の壁面に対する押圧力が加わらなかったり、装着時に加わる力によって第2のリング状係合部が大きく変形して係合が外れるようであってはならない。このような嵌合状態が維持されるためには、上記のスリット幅tと深さr以外に、第2のフランジの溝に対するリング状曲面28の半径方向の幅wが、嵌合したときにそのリング状曲面28に対向する第1のフランジの突起の部分の嵌合しない状態における幅(=p+u)より小さいことが必要である。wがp+uより大きい場合には、第1のフランジの第2係合部12の先端の変形が起きないため、互いに密着するのに十分な押圧力が生じず、密封性が不充分となる。また、第1のフランジのリング状の突起7の最先端の幅uは第2のフランジのリング状の溝付き突起の溝24の開口部212の幅vより小さいことが必要である。
【0024】
次に図4について本発明の外科用吻合装置の操作方法を説明する。なお図示の都合上各フランジの左半分のみを示すが、右半分も同様である。aに示すように、第1のフランジ4を有する接皮部材1をその開口2が生体の開孔41と一致するようにして粘着層3でもって生体の皮膚表面42に貼り付け、第2のフランジ21を切込み10(図1参照)を目安にして第1のフランジ4のリング状の突起7に第2のフランジ21のリング状の溝付き突起22をほぼ対向させる。次にbに示すように、第1のフランジ4のリング状の突起7上に第2のフランジ21のリング状の溝付き突起22の溝開口部212を置くと、第1のフランジのリング状の突起7の先端は、その幅が溝付き突起22の溝開口部212の幅より小さいから、即座に第2のフランジ21の溝開口部212内に嵌り込む。この状態でcに示すように第1のフランジ4のつば部8の下に指43を差込んで支え、第2のフランジ21に上から指44により押圧力を加えると、先ず第2のフランジ21の溝のリング状曲面211が第1のフランジ4の第2のリング状係合部12のリング状曲面18から曲面19にかけて乗り、一方第2のフランジ21の段付き係合部分26より先端に至る部分が第1のフランジ4の第1のリング状係合部11上に乗り、更に押し込むと、リング状曲面18はリング状曲面211に対しては凹の関係にあるから、dに示すように第2のフランジ21のリング状曲面210、29が順次第1のフランジ4の第2のリング状係合部12のリング状曲面18、曲面19上を滑り落ち、最終段階では図2cに示すようにリング状スリット13が多少閉じられ、リング状段付き係合部分26はリング状段付き係合部分15を乗り越えて下側に回り込み係合し合うと共に、第2のリング状係合部12の反発力によって第2のリング状係合部の曲面18、19、110と溝のリング状曲面29、210、211との間に嵌め合いを形成する。
【0025】
上述の実施例においては、第1のフランジの第2のリング状係合部が先端からリング状スリットに対し凸、凹、凸の連続したリング状曲面を有し、それに対応するように、第2のフランジのリング状の溝付き突起に設けられたリング状の溝が溝の底面から一方の側において溝に対し凸、凹、凸の連続したリング状曲面を有する構成によれば、2つの凸、凹、凸の長い曲面同士で接触させるものであるから、第1のフランジのリング状の突起と第2のフランジのリング状の溝付き突起とを互いに密着させるに十分な接触面積を確保することができ、十分な密封性と係合性即ち外れ難さを実現することができる。即ち、嵌合面を直線状に形成すれば係合部を溝に挿入することは容易となるが、係合部分に十分な接触面積を得ることができず、密封性、係合性に劣り、接触面積を増加させるため係合部、溝の内面を溝に対し凹に形成すると、係合部を溝に挿入する際係合部の先端が溝の開口部に当り、ここに引っ掛かって滑らかに溝内へ挿入し難くなる。この点、本発明によれば、第1のフランジの第2の係合部の先端部分がスリットに対し凸になっているため先端部分の幅を細く形成することができ、溝内に挿入し易く、挿入された後は前述のようにスムースに溝内に嵌り込む。しかも上述のように嵌合面に大きな接触面積を持たせることができ、密封性、係合性においても優れたものを得ることができ、***物、廃液に対して良好にシールを行い、外れに対しても強固である。
【0026】
図5a、b、cは、本発明の第1のフランジのリング状突起と第2のフランジのリング状溝付き突起のそれぞれ異なる実施例の断面図である。これらの実施例において、第1のフランジのリング状の突起が第1のリング状係合部、第2のリング状係合部及び両リング状係合部間に形成されたリング状スリット、第1のリング状係合部がリング状段付き係合部分を有すること、第2のフランジがリング状の溝付き突起を有し、その溝がリング状段付き係合部分を有し、第1のフランジのリング状の突起が第2のフランジのリング状の溝付き突起の溝に挿入されるよになっている点は前述の実施例と同様であり、これらの同等部分には同符号を付してある。
【0027】
図5aにおいて、第1のリング状係合部11は、スリット13と対向する先端16からリング状段付き係合部分15に至るまでスリット13に対し凸のリング状曲面51で形成され、第2のリング状係合部12はスリット13と対向する先端から、スリット13に対し凹のリング状曲面52、次いで凸のリング状曲面53を介して薄肉のリング状部分5に連なるように形成されている。第2のフランジの溝付き突起22の内面は同様に第1のフランジ4のリング状の突起7の外面に相応するように形成され、溝24の底面27から段付き係合部分26に至るまで溝24に対し凸のリング状曲面54で形成され、他方の壁面は溝24の底面27から溝に対し凹のリング状曲面55と、次いで溝に対し凸のリング状曲面56とを介して溝開口部212に至るように形成されている。
【0028】
図5bにおいて、第1のリング状係合部11は、スリット13と対向する先端16からリング状段付き係合部分15に至るまでスリット13に対し凹のリング状曲面61、次いで凸のリング状曲面62、更に凹のリング状局面63の連続した3曲面で形成され、第2のリング状係合部12はスリット13と対向する先端から、スリット13に対し凸のリング状曲面64、次いで凹のリング状曲面65、更に凸のリング状曲面66を介して薄肉のリング状部分5に連なるように形成されている。第2のフランジの溝付き突起22の内面は同様に第1のフランジ4のリング状の突起7の外面に相応するように形成され、溝24の底面27から段付き係合部分26に至るまで溝24に対し凹のリング状曲面67、次いで凸のリング状曲面68、更に凹のリング状曲面69の連続した3曲面で形成され、他方の壁面は溝24の底面27から溝に対し凸のリング状曲面610、次いで溝に対し凹のリング状曲面611、更に溝に対し凸のリング状局面612を介して溝開口部212に至るように形成されている。
【0029】
図5cにおいて、第1のリング状係合部は、スリットと対向する先端からリング状段付き係合部分に至るまでスリットに対し凹のリング状曲面71で形成され、第2のリング状係合部はスリットと対向する先端から、スリットに対し凹のリング状曲面72、次いで凸のリング状曲面73、更に凹のリング状曲面74を介して薄肉のリング状部分5に連なるように形成されている。第2のフランジの溝付き突起22の内面は同様に第1のフランジ4のリング状の突起7の外面に相応するように形成され、溝24の底面27から段付き係合部分26に至るまで溝24に対し凹のリング状曲面75で形成され、他方の壁面は溝24の底面27から溝に対し凹のリング状曲面76、次いで溝に対し凸のリング状曲面77、更に溝に対し凹のリング状曲面78を介して溝開口部212に至るように形成されている。
【0030】
図5に示した実施例についても前述の実施例の各部分の大きさについて述べた種々の条件は成立する。これらの形状によれば、第1のフランジのリング状の突起と第2のフランジのリング状の溝付き突起の溝とを互いに密着させるのに十分な接触面積を確保でき、嵌合部分の密封性が向上する。
【0031】
図6は第1のフランジの異なる実施例の、aは背面図、bはそのB-B線に沿う拡大断面図である。第1図と同等部分には同符号を付してある。第1のフランジ4のつば部8は、その下面に滑り止め81、その外周縁につまみ部分82を設けることができる。滑り止め81は、第1のフランジ4の開口83を中心に同心円状に形成したリング状凸部として、つば部の下面、即ち接皮側に複数設けることができる。滑り止めの形状としてはこれ以外に、つば部の下面に凹凸を形成するものであれば特に限定されず、点状、筋状等フランジ成形の際に一体化したものとして設けることができる。また、ゴムのようなエラストマーを上記のような適当な形状でつば部の下面に、接着、熱溶着等でも設置可能である。つまみ部分82は、つば部の外周縁に第2のフランジ21のつまみ片25に対応する位置に設けるのが好ましく、こうすることで嵌合の際にフランジの位置合わせが容易になる。また、このつまみ部分はつば部の下面と同様に下面に滑り止め84を設けることができる。このように、第1のフランジのつば部とつまみ部分の下面に滑り止めを設けることで、フランジの操作時に手が滑り難く、フランジの嵌合、取外しがやり易くなる。なお、図6の実施例では滑り止めを第1のフランジのつば部とつまみ部分の下面のみに設けた例を示したが、これと同様な方法で、滑り止めを第1のフランジのつば部とつまみ部分の上面に設けることもできる。
【0032】
第1、第2のフランジとしては、エチレン・アクリル酸エチルコポリマー、エチレン・酢酸ビニルコポリマー、エチレン・アクリル酸メチルコポリマー、エチレン・メタクリル酸メチルコポリマー、ポリエチレン、塩化ビニル、エチレン・アクリル酸コポリマー、エチレン・メタクリル酸コポリマー、塩素化ポリエチレン等を用いることができる。特に好適なものとしては、本出願人により提案されたメタロセン触媒を使用して製造したポリオレフィン系プラスチック(特開平10−192318号公報)などを用いることができる。
【0033】
第1のフランジと接皮部材との結合は、第1のフランジ側から熱溶着する方法、接皮部材の一部を形成するフィルムと第1のフランジとを高周波ウエルダー又は超音波ウエルダーによって溶着し、次いでフィルムを接皮部材に貼付する方法、接着剤による方法などがある。第2のフランジと袋体との結合にも同様に、熱溶着、高周波溶着、超音波溶着、接着剤による接着等を用いることができる。なお、袋体の代りに用途に応じてキャップ、栓などを設けてもよい。
【0034】
接皮部材には従来外科用吻合装置に使用されてきた種々の素材を用いることができる。即ち、親水性ポリマーと疎水性ポリマーとからなる皮膚保護剤を発泡シート又はフィルム又は不織布に貼り合わせたもの、このように形成した接皮部材の非接皮側の最外周縁に装着状態において周囲の皮膚との間に跨り得るようにリング状の粘着補強テープを設けたもの、発泡シート又はフィルム又は不織布に粘着剤を塗布したものを使用することができる。発泡シート、フィルム、不織布としては、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニルコポリマー、エチレン・アクリル酸エチルコポリマー、エチレン・アクリル酸メチルコポリマー、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリエステル、ナイロン等の材料を単独で、又は組み合わせて使用することができる。
【0035】
上述の例では第1のフランジは接皮部材に取り付け、第2のフランジは袋体に取り付けたが、その逆に、即ち第1のフランジは袋体に取り付け、第2のフランジは接皮部材に取り付けるようにしてもよい。また上述の例では第1のフランジの第1のリング状係合部は開口に対し外側に、第2のリング状係合部は開口側に位置するものを示したが、その逆も可能である。しかしながら、開口に近い側に嵌合を司る第2のリング状係合部を位置せしめたほうが***物の漏れを抑制する機能面から有利である。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果を得ることができる。
▲1▼ 第1のフランジの突起をリング状スリットを介して第1のリング状係合部と第2のリング状係合部とに分け、第1のリング状係合部にはリング状段付き係合部分により主として係合機能、第2のリング状係合部にはスリット側への変形による嵌合機能を持たせることにより、両フランジ間の気密結合を可能にし、汚物の漏れ防止を確実にした。
▲2▼ 第1のフランジと第2のフランジとの間に1つのリング状の突起と1つのリング状の溝付き突起とで結合機構を形成することにより、両フランジの突起と溝とを対向させたとき、リング状の突起がリング状の溝内に前後に滑ることなく嵌り込むため、両フランジの位置合わせが極めて容易である。
▲3▼ 両フランジ間に1組のリング状の突起と溝付き突起とを設けるだけであるから、両フランジの外周が大とならず、装着時に違和感を抱くことがない。
▲4▼ 両フランジの外周を従来より小さくできるから、一方のフランジに下側から指を差込んで支えるためのつば部を設けても外周はそれほど大きくならない。
▲5▼ 両フランジの位置合わせ、両フランジの着脱が簡単となり、全般的に操作が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは第1のフランジを設置した接皮部材の正面図、bは第2のフランジを設置した袋体の背面図、cはaのC−C断面図、dはbのD−D断面図である。
【図2】本発明の要部の拡大断面図である。
【図3】本発明の要部の拡大断面図である。
【図4】本発明の操作方法の説明図である。
【図5】a、b、cはそれぞれ本発明の異なる実施例の要部の拡大断面図である。
【図6】本発明の第1のフランジの異なる実施例の、aは背面図、bはそのB-B線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
1 接皮部材
2 開口
3 粘着層
4 第1のフランジ
5 リング状部分
6 接皮部材の表面
7 リング状の突起
8 つば部
9 フランジの最外周縁
10 切込み
11 第1のリング状係合部
12 第2のリング状係合部
13 リング状スリット
14 リング状係合部の末端部
15 リング状段付き係合部分
16 リング状係合部の先端
17 リング状曲面
18 リング状曲面
19 リング状曲面
110 リング状曲面
112 変曲点
21 第2のフランジ
22 リング状の溝付き突起
23 袋体
24 溝
25 つまみ片
26 リング状段付き係合部分
27 底面
28 リング状曲面
29 リング状曲面
210 リング状曲面
211 リング状曲面
212 溝開口部
51〜56 リング状曲面
61〜612 リング状曲面
71〜78 リング状曲面
81 滑り止め
82 つまみ部分
83 第1のフランジの開口
84 滑り止め

Claims (7)

  1. 一方の側に1つのリング状の突起を有する第1のフランジと一方の側に1つのリング状の溝付き突起を有する第2のフランジとを備え、
    第1のフランジのリング状の突起は、1つの第1のリング状係合部と、1つの第2のリング状係合部と、第1のリング状係合部と第2のリング状係合部との間に位置する1つのリング状スリットとを有し、第1のリング状係合部は、リング状スリットに対し凹又は凸のリング状曲面と、そのリング状曲面に続き、リング状スリットと反対側にリング状段付き係合部分とを有し、第2のリング状係合部の先端より肉厚に形成され、第2のリング状係合部は、リング状スリットと反対側に突出し、リング状スリットに対し凸のリング状曲面と凹のリング状曲面との連続するリング状曲面から形成され、スリット側に変形可能なリング状嵌合部分を有し、
    第2のフランジのリング状の溝付き突起は、そのリング状の溝内に第1のフランジのリング状の突起を挿入可能に且つ溝内が第1のフランジのリング状の突起の外面形状に相応するように形成され、リング状の溝は、第1のフランジの第1のリング状係合部のリング状段付き係合部分と係合し得るリング状段付き係合部分と、第1のリング状係合部の凹又は凸のリング状曲面と相応する凸又は凹のリング状曲面と、第1のフランジの第2のリング状係合部のリング状嵌合部分と相応する凹のリング状曲面と凸のリング状曲面との連続するリング状曲面から形成され、第2のリング状係合部のリング状嵌合部分と嵌合し得るリング状嵌合部分とを有し、
    第1のフランジのリング状の突起の最先端の幅は、第2のフランジのリング状の溝付き突起の溝の開口部の幅より小さく形成され、
    第1のフランジのリング状の突起を第2のフランジのリング状の溝付き突起の溝内に挿入したとき、第1のフランジのリング状の突起の第1のリング状係合部はそのリング状段付き係合部分が第2のフランジのリング状段付き係合部分と係合し、第1のフランジのリング状スリットは狭められ、第1のフランジのリング状の突起の第2のリング状係合部はそのリング状嵌合部分が第2のフランジのリング状嵌合部分に押し付けられて嵌め合いを形成し、
    第1のフランジと第2のフランジとは、いずれか一方のフランジのリング状の突起又は溝付き突起と反対側に接皮部、他方のフランジのリング状の溝付き突起又は突起と反対側に袋体を有する
    ことを特徴とする外科用吻合装置。
  2. 第1のフランジのリング状の突起に設けられた第1のリング状係合部はその最先端部分からリング状段付き係合部分に至るスリットに対し凹のリング状曲面、凸のリング状曲面、又は凹と凸のリング状曲面を連続して組み合わせたリング状曲面を有し、第2のリング状係合部はその最先端部分からスリットに対し凸のリング状曲面と凹のリング状曲面とを連続して組み合わせたリング状曲面を有し、第2のフランジのリング状の溝付き突起に設けられたリング状の溝は溝の底面からリング状段付き係合部分に至る溝に対し凹のリング状曲面、凸のリング状曲面、又は凹と凸のリング状曲面を連続して組み合わせたリング状曲面と、溝の底面からリング状段付き係合部分と反対側に溝に対し凸のリング状曲面と凹のリング状曲面とを連続して組み合わせたリング状曲面とを有することを特徴とする請求項1記載の外科用吻合装置。
  3. 第1のフランジのリング状の突起に設けられた第1のリング状係合部はその最先端部分からリング状段付き係合部分に至るスリットに対し凹のリング状曲面を有し、第2のリング状係合部はその最先端部分からスリットに対し第1の凸、次いでスリットに対し凹、次いでスリットに対し第2の凸の連続したリング状曲面を有し、第2のフランジのリング状の溝付き突起に設けられたリング状の溝は溝の底面からリング状段付き係合部分に至る溝に対し凹のリング状曲面と、溝の底面からリング状段付き係合部分と反対側に溝に対し第1の凸、次いで溝に対し凹、次いで溝に対し第2の凸の連続したリング状曲面とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の外科用吻合装置。
  4. 第1のフランジのリング状の突起に設けられた第1及び第2のリング状係合部の最先端部分の半径方向の幅は、第2のフランジの溝の開口端部分の半径方向の幅より小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の外科用吻合装置。
  5. 第1のフランジのリング状の突起に設けられたリング状スリットの深さは、第2のリング状係合部のスリットに対し凹のリング状曲面とスリットに対し第2の凸のリング状曲面との移行部に存在する変曲点の位置より浅いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の外科用吻合装置。
  6. 第1のフランジのつば部に滑り止めを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の外科用吻合装置。
  7. 第1のフランジの周辺部につまみ部分を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の外科用吻合装置。
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