JP3641552B2 - スイッチ取付具及びこれを組み込んだ電装部組立品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納スペースの少ない狭い電装部組立品にスイッチを収納固定するのに有益なスイッチ取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
セパレートタイプエアコンの室内機の場合を例に説明する。室内機の場合、正面から見て右端部に近い方に通常、電装部があり、その左側は熱交換器、送風ファン、空気通路となっている。電装部には電子制御部品を搭載した制御回路基板等を樹脂ケースに収めた電装部組立品と送風ファンのモータ等が配置されている。そして、室内機と室外機とを電力線及び信号線で接続するのも、やはりこの電装部である。
【0003】
最近の室内機には吸湿剤のローターを使用して暖房時に加湿機能を持たせているものもある。この場合、吸湿ローターや送風機などが必要になってくるが、これらも従来の電装部に配置されるため、いよいよ、本来の電装部品の電装部組立品に使えるスペースが狭くなっている。さらにやがては吸湿ローターで冷凍サイクルとは別に除湿機能をも持たせた機種の開発も行われており、ますますもって電装部品の配置スペースが苦しくなっている。
【0004】
さらに昨今の地球温暖化問題で、省エネルギーが叫ばれ、エアコン不使用時の待機時電力削減のため、電源スイッチを追加しなければとの要求がある。ところが、この電源スイッチは電流容量が大きいため、形状も大きく、かつ操作にも大きな力がいるため、頑丈に固定する必要がある。
【0005】
電装部組立品の樹脂ケースに電源スイッチ用のスペースを取り、固定用のボスを作るなどの余裕はない。せいぜい制御回路基板に搭載した電子制御部品の配置を工夫して電源スイッチの空間スペースを作り出すのが、精一杯である。
【0006】
さていかにしてこの電源スイッチを頑丈に固定するか。まず考えられるのは専用の取付部を持ったスイッチを作ることである。この場合、スイッチメーカーの標準品ではないため、費用も手配の日数もよけいにかかり、サービスパーツ等の少数量の手配が困難になってくる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は収納するのに、空間スペースしか取れない場所に、スイッチを頑丈に固定しようとするものである。このためにスイッチ取付具を用いるものであるが、このスイッチ取付具をいかにうまく取り付けるかであり、この電装部組立品に関するものである。さらに万一、スイッチ等の電装部品から火災が発生しても、容易に周囲の樹脂部品に延焼しにくくするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の樹脂製スイッチ取付具は上記課題を解決するために、スイッチを組み込むスイッチ組込部と、電子制御部品を搭載した制御回路基板のハンダ面側と該制御回路基板のケース内側との間に挿入する挿入部と、前記制御回路基板端部を挟み込む構造の係合凹部と、前記ケースに設けたボスに固定するボス固定部とを備えたものである。
【0009】
また、前記ボス固定部が前記ボスの外周部に接し、挿入するボス囲部と、該ボス囲部の一部に係止爪を有する可撓性アームを備え、該ボス囲部を該ボスに挿入すると該係止爪が該ボスの凹部に嵌まり抜け止めとなる仮固定構造と、該ボス囲部と前記ボスとが重ねられ同一の締結部材で固定される同心穴とを備えたものである。
【0010】
また、前記スイッチ組込部は前記スイッチの側壁に接するスイッチ囲部と、前記スイッチの底面に接する当たり止めとを備え、該スイッチ囲部に係止爪を有する可撓性アームを備え、前記スイッチを前記スイッチ囲部に挿入したとき、前記係止爪が前記スイッチの外壁部に嵌まり抜け止めとなる仮固定構造とを備えたものである。
【0011】
また、本発明の電装部組立品は前記制御回路基板を内蔵した前記ケースに、スイッチを仮固定した樹脂製スイッチ取付具の、挿入部を前記制御回路基板のハンダ面側と該制御回路基板のケース内側との間に挿入し、前記係合凹部に前記制御回路基板端部を挟み込み、前記ボス固定部を前記ケースに設けたボスに仮固定し、金属板で前記スイッチ取付具周辺を覆い、前記金属板と前記スイッチ取付具とを前記ケースに固定したものである。
【0012】
本発明の樹脂製スイッチ取付具によれば、スイッチ組込部にスイッチを組み込み、挿入部を電子制御部品を搭載した制御回路基板のハンダ面側と該制御回路基板のケース内側との間に挿入し、係合凹部に前記制御回路基板端部を挟み込み、ボス固定部を前記ケースに設けたボスに固定するものであるから、ボス固定部1箇所が固定されているのみであるが、挿入部と係合凹部のため、回転することなく、頑丈にスイッチを固定できる。
【0013】
一般に電装部組立品のケースは樹脂製である。しっかりした構造となり、火災に強い金属製であってもよいが、例えば制御回路基板のハンダ面側などの活電部(充電部)からの距離などのために大きなスペースを必要とするからである。
【0014】
樹脂製ケースにすると、不導体のため逆にスペースが小さくなり、内蔵物と接触しがちになる。もともとスペースに余裕がない上に、樹脂製なるが故に、撓みが生じるからである。例えば制御回路基板のハンダ面側をケースが押すことになると、ハンダ面側に突出している、基板に搭載された電子部品の足を押すことになり、ハンダで固着された電子部品が外れるなどの事故が発生する。そしてこのハンダ不良は押す力がなくなると、正常にハンダ付けされているようになり、検査で発見しにくいものである。
【0015】
そこで本発明のスイッチ取付具の挿入部を電子制御部品を搭載した制御回路基板のハンダ面側と該制御回路基板のケース内側との間に挿入することで、この問題を解決できると共に、この挿入部のため、スイッチ取付具の回転を防止している。
【0016】
また、スイッチを組み込んだ樹脂製スイッチ取付具のボス固定部のボス囲部をケースのボスに挿入すると、可撓性アームの係止爪がボスの凹部に嵌まり抜け止めとなり仮固定される。したがって、スイッチを組み込んだ樹脂製スイッチ取付具がケースに仮固定され、電装部組立品を移動させても、落ちることはない。このとき、ボス囲部とボスとは重ねられ、同心穴となっているので、後ほど締結部材で固定できる。
【0017】
また、スイッチ組込部のスイッチ囲部をスイッチの側壁部に接して挿入すると、可撓性アームの係止爪がスイッチの外壁部に嵌まり抜け止めとなり、仮固定される。
【0018】
また、本発明の電装部組立品は制御回路基板を内蔵したケースに、スイッチを仮固定した樹脂製スイッチ取付具を仮固定しておき、金属板で前記スイッチ取付具周辺を覆い、金属板とスイッチ取付具とをケースに固定するものである。
【0019】
前述のようにスイッチ取付具がケースに仮固定されているので、金属板とスイッチ取付具をケースに同一の締結部品で固定することもできる。金属板でスイッチ取付具周辺を覆うのは、万一、電装部品から火災が発生しても、容易に周囲の樹脂部品に延焼しにくくするものである。電装部組立品近辺は樹脂部品が多いからである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明に係る樹脂製スイッチ取付具及び電装部組立品の実施の形態について、以下に説明する。なお、本発明は下記の実施の形態に限定されるものではない。
【0021】
図1(a)は本発明実施の形態に係る電源スイッチ1を組み込んだ樹脂製スイッチ取付具2を電装部組立品の樹脂ケース3に組み込んだ状態を示す外観斜視図であり、図1(b)に示す板金カバー4をさらに重ねてネジ止めするものである。
【0022】
図2は図1(a)に示す本発明実施の形態に係る電源スイッチ1を組み込んだ樹脂製スイッチ取付具2を取り出し裏面側より見た外観斜視図である。
【0023】
図3〜図10はスイッチ取付具2の図面であり、それぞれ図3は上面図、図4は底面図、図5は図3を下方から見た側面図、図6は図3を左方から見た側面図、図7は図3のD−D断面図、図8は図3のC−C断面図、図9は図3のA−A断面図、図10は図3のB−B断面図である。
【0024】
図11はケース3のボス5の部分をケース3の内面側より見た斜視図であり、図12はケース3のボス5の部分をケース3の外面側より見た斜視図である。図13は図1(a)のE−E断面図である。但し板金カバー4をネジ6で固定した状態の断面図である。
【0025】
図1(a)において、制御回路基板7に搭載した電子制御部品の配置を工夫して電源スイッチ1を設置するための空間スペースを電装部組立品の図に示す位置にやっと作り出したのである。さていかにしてこの電源スイッチ1を頑丈に固定するか、種々検討の末、図3〜図10に示す樹脂製スイッチ取付具2を開発し、図1、図2、図13に示すように設置できた。
【0026】
以下図面を参照しながら、樹脂製スイッチ取付具2について詳細に説明する。電源スイッチ1は図7、図8の断面部分にて表されるスイッチ組込部8に取り付けられる。図3、図8に示すようにスイッチ組込部8は電源スイッチ1の側壁に接するスイッチ囲部9と、電源スイッチ1の底面が当たって止まる当たり止め10とからなり、スイッチ囲部9の2つの辺にはそれぞれスイッチ組込部係止爪11を有するスイッチ組込部可撓性アーム12を備えている。
【0027】
電源スイッチ1を底面側からスイッチ囲部9に挿入すると、スイッチ組込部可撓性アーム12は挿入時外側に開き、電源スイッチ1の底面が当たり止め10に当たると、スイッチ組込部可撓性アーム12が内側に戻り、スイッチ組込部係止爪11が電源スイッチ1の操作面側の外壁に嵌まり抜け止めとなって、電源スイッチ1は樹脂製スイッチ取付具2のスイッチ組込部8に仮固定される。
【0028】
このようにして電源スイッチ1が組み込まれた樹脂製スイッチ取付具2を電装部組立品の樹脂ケース3の狭い収納空間スペースに固定するために、樹脂製スイッチ取付具2にボス固定部13を設けている。
【0029】
ボス固定部13は図11、図12に示すケース3のボス5の外周部に接し、挿入するボス囲部14と、ボス囲部14をボス5に挿入するとボス係止爪18がボス5の凹部17に嵌まり抜け止めとなる仮固定構造と、ボス囲部14とボス5とが重ねられ同一の締結部材で固定されるために同心穴となっているボス固定穴19とを備えている。
【0030】
ボス囲部14はボス囲半円筒15と、可撓性を持ったアームとするため壁面内部を刳り貫いたボス囲壁16とからなり、ボス囲壁16にボス係止爪18を備えている。ボス5の凹部17は図11、図12、図13より理解されると思うが、ケース3の外面からボス5の穴に対応する部分が肉盗みされている。
【0031】
次に樹脂製スイッチ取付具2の挿入部20について説明する。制御回路基板7のハンダ面側71をケース3が押すことになると、ハンダ面側71に突出している、制御回路基板7に搭載された電子部品の足を押すことになり、ハンダで固着された電子部品が外れるなどの事故が発生する。これを防止するために、図1(a)にて制御回路基板7のハンダ面側71とケース3の内側との間に樹脂製スイッチ取付具2の挿入部20を挿入することにより、この問題を解決している。
【0032】
電源スイッチ1が組み込まれた樹脂製スイッチ取付具2を電装部組立品の樹脂ケース3の狭い収納空間スペースに固定するために、樹脂製スイッチ取付具2にボス固定部13を設けている。
【0033】
ボス固定部13は図11、図12に示すケース3のボス5の外周部に接し、挿入するボス囲部14と、ボス囲部14をボス5に挿入するとボス係止爪18がボス5の凹部17に嵌まり抜け止めとなる仮固定構造と、ボス囲部14とボス5とが重ねられ同一の締結部材で固定されるために同心穴となっているボス固定穴19とを備えている。
【0034】
次に樹脂製スイッチ取付具2の係合凹部21について説明する。この係合凹部21はボス固定部13からスイッチ組込部8を介して挿入部20に至る構造体の裏面に設けた複数個の補強リブ22の一部を切り欠いた部分で、電源スイッチ1が組み込まれた樹脂製スイッチ取付具2を電装部組立品の樹脂ケース3に固定するとき、制御回路基板7の端部を挟み込み固定すると共に、制御回路基板7のハンダ面側71に接する部分は挿入部20の一部をも構成している。
【0035】
制御回路基板7を内蔵した電装部組立品のケース3に、電源スイッチ1を仮固定した樹脂製スイッチ取付具2の挿入部20を制御回路基板7のハンダ面側71とケース3の内側との間に挿入し、樹脂製スイッチ取付具2の係合凹部21で制御回路基板7の端部を挟み込み、樹脂製スイッチ取付具2のボス固定部13をケース3に設けたボス5に仮固定する。
【0036】
この状態でも、電源スイッチ1を仮固定した樹脂製スイッチ取付具2はケース3に仮固定されているため、特に落ちる心配はない。この後、図1(b)に示す金属板である板金カバー4の丸穴23を樹脂製スイッチ取付具2の位置合わせ突起24に、角穴25を樹脂製スイッチ取付具2に仮固定された電源スイッチ1の操作部に合わせて、固定穴26をボス固定穴19に重ねて、ネジ6で固定する。
【0037】
板金カバー4で電装部組立品、特に前記スイッチ取付具周辺を覆うのは、万一電装部品から火災が発生しても、容易に周囲の樹脂部品に延焼しにくくするものである。エアコンの室内機は樹脂部品が多いからである。
【0038】
樹脂製スイッチ取付具2はボス固定部13をケース3に設けたボス5にネジ6で固定されたのみであるが、頑丈に固定される。電源スイッチ1を組み込んだ樹脂製スイッチ取付具2は挿入部20が所定の長さでケース3の内側と制御回路基板7との間に挿入され、係合凹部21で制御回路基板7の端部を挟み込んでいるから、樹脂製スイッチ取付具2が回転することもない。
【0039】
電源スイッチ1は操作部を押しても、樹脂製スイッチ取付具2の当たり止め10のため止まり、手前に引いても、板金カバー4で止まる。電源スイッチ1を水平方向に上下左右に力を加えても、樹脂製スイッチ取付具2のスイッチ囲部9で止まり動かない。以上のようにして電源スイッチ1が組み込まれた樹脂製スイッチ取付具2を電装部組立品の樹脂ケース3の狭い収納空間スペースに頑丈に固定している。
【0040】
【発明の効果】
本発明に係る樹脂製スイッチ取付具はスイッチ組込部にスイッチを組み込み、挿入部を電子制御部品を搭載した制御回路基板のハンダ面側と該制御回路基板のケース内側との間に挿入し、係合凹部に前記制御回路基板端部を挟み込み、ボス固定部を前記ケースに設けたボスに固定するものであるから、ボス固定部1箇所が固定されているのみであるが、挿入部と係合凹部のため、回転することなく、頑丈にスイッチを固定できる。
【0041】
また、スイッチを組み込んだ樹脂製スイッチ取付具のボス固定部のボス囲部をケースのボスに挿入すると、可撓性アームの係止爪がボスの凹部に嵌まり抜け止めとなり仮固定される。したがって、スイッチを組み込んだ樹脂製スイッチ取付具がケースに仮固定され、電装部組立品を移動させても、落ちることはない。このとき、ボス囲部とボスとは重ねられ、同心穴となっているので、後ほど締結部材で固定できる。
【0042】
また、スイッチ組込部のスイッチ囲部をスイッチの側壁部に接して挿入すると、可撓性アームの係止爪がスイッチの外壁部に嵌まり抜け止めとなり、仮固定される。
【0043】
また、本発明の電装部組立品は制御回路基板を内蔵したケースに、スイッチを仮固定した樹脂製スイッチ取付具を仮固定しておき、金属板で前記スイッチ取付具周辺を覆い、金属板とスイッチ取付具とをケースに固定するものである。
【0044】
前述のようにスイッチ取付具がケースに仮固定されているので、金属板とスイッチ取付具をケースに同一の締結部品で固定することもできる。金属板でスイッチ取付具周辺を覆うのは、万一、電装部品から火災が発生しても、容易に周囲の樹脂部品に延焼しにくくするものである。電装部組立品近辺は樹脂部品が多いからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態に係る(a)スイッチ取付具を電装部組立品の樹脂ケースに組み込んだ状態を示す外観斜視図、(b)板金カバーの外観斜視図である。
【図2】図1(a)の電源スイッチを組み込んだ樹脂製スイッチ取付具を裏面側より見た外観斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るスイッチ取付具の上面図である。
【図4】図3の底面図である。
【図5】図3を下方から見た側面図である。
【図6】図3を左方から見た側面図である。
【図7】図3のD−D断面図である。
【図8】図3のC−C断面図である。
【図9】図3のA−A断面図である。
【図10】図3のB−B断面図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るケースのボスの部分をケースの内面側より見た斜視図である。
【図12】図11をケースの外面側より見た斜視図である。
【図13】板金カバーを付しネジで固定した図1(a)のE−E断面図である。
【符号の説明】
1 電源スイッチ
2 樹脂製スイッチ取付具
3 ケース
4 板金カバー(金属板)
5 ボス
7 制御回路基板(71:ハンダ面側)
8 (樹脂製スイッチ取付具の)スイッチ組込部
9 (スイッチ組込部の)スイッチ囲部
10 (スイッチ組込部の)当たり止め
11 スイッチ組込部係止爪
12 スイッチ組込部可撓性アーム
13 ボス固定部
14 ボス囲部
16 ボス囲壁(可撓性アーム)
17 (ボスの)凹部
18 ボス係止爪
19 ボス固定穴(同心穴)
20 (樹脂製スイッチ取付具の)挿入部
21 (樹脂製スイッチ取付具の)係合凹部
Claims (4)
- スイッチを組み込むスイッチ組込部と、電子制御部品を搭載した制御回路基板のハンダ面側と該制御回路基板のケース内側との間に挿入する挿入部と、前記制御回路基板端部を挟み込む構造の係合凹部と、前記ケースに設けたボスに固定するボス固定部とを備えたスイッチ取付具。
- 前記ボス固定部が前記ボスの外周部に接し、挿入するボス囲部と、該ボス囲部の一部に係止爪を有する可撓性アームを備え、該ボス囲部を該ボスに挿入すると該係止爪が該ボスの凹部に嵌まり抜け止めとなる仮固定構造と、該ボス囲部と前記ボスとが重ねられ同一の締結部材で固定される同心穴とを備えた請求項1に記載のスイッチ取付具。
- 前記スイッチ組込部は前記スイッチの側壁に接するスイッチ囲部と、前記スイッチの底面に接する当たり止めとを備え、該スイッチ囲部に係止爪を有する可撓性アームを備え、前記スイッチを前記スイッチ囲部に挿入したとき、前記係止爪が前記スイッチの外壁部に嵌まり抜け止めとなる仮固定構造とを備えた請求項1に記載のスイッチ取付具。
- 前記制御回路基板を内蔵した前記ケースに、スイッチを仮固定した請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の樹脂製スイッチ取付具であって、
挿入部を前記制御回路基板のハンダ面側と該制御回路基板のケース内側との間に挿入し、前記係合凹部に前記制御回路基板端部を挟み込み、前記ボス固定部を前記ケースに設けたボスに仮固定し、金属板で前記スイッチ取付具周辺を覆い、前記金属板と前記スイッチ取付具とを前記ケースに固定した電装部組立品。
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- 1998-08-05 JP JP22125298A patent/JP3641552B2/ja not_active Expired - Fee Related
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