JP3641486B2 - 運搬用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、運搬用容器に関し、更に詳しくは、複数の容器を上下方向に積み重ねるのに際し、内部に内容物を収容した状態では背を高くした状態で、空となった状態では背を低くした状態で、それぞれ多段に積み重ねることができるようにした運搬用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品を始めとし、商品の保管あるいは運搬用として広く利用されている合成樹脂製の運搬用容器(コンテナ)の中には、内部に内容物を収容して多段に積み重ねる場合に、背を高くした状態で積み重ねる(以下、スタッキングという)とともに、内部が空となった時には、背を低くした状態で積み重ねる(以下、ネスティングという)ようにしたものがある。
【0003】
この種の運搬用容器は、一般にSNコンテナと称されており、内部に内容物を収容していない不使用時に嵩張らないなどの利点がある。
この運搬用容器(SNコンテナ)として、出願人は、先に実願平2−49819号(実開平4−10015号)として、図6に示すようなものを提案した。
【0004】
即ち、運搬用容器の容器本体1は、底板部2及び該底板部2の周縁部から立設される四側壁部3,4,5,6とから上方に開口した箱型に形成され、前記各側壁部3,4,5,6は、上方の自由端に向かって外方に徐々に拡がるよう形成されており、それら開口縁には、矩形枠状に連続したフランジ部7が一体に連接されている。
【0005】
長手側の一方の側壁部4の外面下部には、支脚部8,9が突出して形成されている。これらの支脚部8,9は、異なる形状に、即ち、支脚部9の幅の方が支脚部8の幅よりも幅広に形成されている。また、この側壁部4と相対する側壁部3の内面上部には、底板部2の中央の点Oを中心として前記支脚部8,9と点対称の位置に、それぞれ支脚部8,9を嵌入することができるポケット部10,11が各々形成されている。
【0006】
長手側の他方の側壁部3の外面には、前記側壁部4の場合と同様に支脚部8,9が形成され、側壁部4の内面上部には、前記側壁部3と同様にポケット部10,11がそれぞれ形成されている。
【0007】
一方、短手側の側壁部5の外面下部には、支脚部12,12が突出して形成されている。また、この側壁部5と相対する他方の側壁部6の内面上部には、底板部2の中央の点Oを中心として支脚部12,12と点対称の位置に、それぞれ支脚部12,12を嵌入することができるポケット部13,13が各々形成されている。
【0008】
更に、短手側の他方の側壁部6の外面下部には、前記側壁部5の場合と同様に、支脚部14,14が形成され、この側壁部6と相対する前記側壁部5の内面上部には、底板部2の中央の点Oを中心として支脚部14,14と点対称の位置に、それぞれ支脚部14,14を嵌入することができるポケット部15,15が各々形成されている。
【0009】
なお、側壁部5における支脚部12,12間の間隔の方が、側壁部6における支脚部14,14間の間隔より広くなるようなされている。
これにより、2つの容器本体1を同一の向きで上下方向に重ね合せると、上方に位置する容器本体1の各側壁部3,4,5,6の外面下部に形成した各支脚部8,9,12,14は、下方に位置する容器本体1の上端のフランジ部7の上に位置して、スタッキング状態となる。
【0010】
一方、2つの容器本体1を互いに異なる向きに、すなわち一方の容器本体1を他方の容器本体1に対して180°回転させた状態で上下方向に重ね合せると、上方に位置する容器本体1の各側壁部3,4,5,6の外面下部に形成した各支脚部8,9,12,14は、下方に位置する容器本体1の各側壁部3,4,5,6の内面上部に形成した各ポケット部10,11,13,15の中に、すなわち支脚部8はポケット部10内に、支脚部9はポケット部11内に、支脚部12はポケット部13内に,支脚部14はポケット部15内にそれぞれ没入して、ネスティング状態となるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記実開平4−10015号公報に記載のものを含め一般のSNコンテナでは、これを従来から一般に使用されているスタッキングタイプの容器(スタッキング容器)と組み合わせて使用しようとすると、場合によっては、スタッキングが不可能であったり、大きなガタが発生して積み重ねが非常に不安定となってしまうといった問題点があった。
【0012】
即ち、図7に示すように、SNコンテナ(同図(a))とスタッキング容器(同図(b))とを比較すると、SNコンテナにあっては、空箱をネスティングできるという機能を有する反面、安定してネスティングを行えるようにするため、側壁部の勾配がスタッキング容器の側壁部の勾配より大きく設定されている。つまり、側壁部におけるSNコンテナの上部内寸Aと下部内寸Bとの差a(=A−B)は、スタッキング容器の上部内寸A′と下部内寸B′との差a′(=A′−B′)より大きく(a>a′)なっている。
【0013】
このため、スタッキング容器の上にSNコンテナを安定して積み重ねられるようにするため、SNコンテナの下部外寸Cとスタッキング容器の下部外寸C′とを等しく(C=C′)すると、このSNコンテナとこの上に積み重ねられるスタッキング容器との間に(A−C′=A−C)のかなり大きなガタが生じて、この積み重ねが不安定となる。逆に、SNコンテナの上にスタッキング容器を安定して積み重ねられるようにするため、SNコンテナの上部外寸Aとスタッキング容器の上部外寸A′とを等しく(A=A′)すると、このSNコンテナの下部内寸Bが勾配の関係でかなり小さくなって、容器としての有効内寸が減少してしまうばかりでなく、SNコンテナの下部外寸Cに余裕がない場合には、これをスタッキング容器上に積み重ねられなくなってしまう。
【0014】
発明は上記に鑑み、容器本体(SNコンテナ)同志で安定したネスティング及びスタッキングを行うことができ、しかも従来から一般に使用されているスタッキング容器と組み合わせて使用しても、容器としての有効内寸の減少を伴うことなく、大きなガタの発生をなくして安定した積み重ねを行うことができるようにしたものを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る運搬用容器とスタッキング容器との組み合わせは、
運搬用容器とスタッキング容器との組み合わせであって、
前記運搬用容器は、
容器本体21と、
前記容器本体21の開口縁に設けられたフランジ部7と、
前記容器本体21の側壁部3、4、5、6の外面下部に形成された支脚部8、9、12、14と、
前記容器本体21の側壁部3、4、5、6の内面上部に、前記支脚部8、9、12、14とそれぞれ点対称位置に形成されたポケット部10、11、13、15と、
前記フランジ部7の内周縁側に、フランジ部7の全周に亘って、矩形枠状に連続して形成され、立上り面22bと平坦面22aとからなる横断面鉤状の一段下がった段部22とを備え、
前記容器本体21を一方の向きで重ね合わせた時に、上位の容器本体21の支脚部8、9、12、14が、下位の容器本体21のフランジ部7の段部の平坦面22a上に位置するとともに、
前記立上り面22bが、支脚部8、9、12、14の外周囲を囲繞して、スタッキング状態となるように構成されるとともに、
前記容器本体21を他方の向きで重ね合わせた時に、上位の容器本体21の支脚部8、9、12、14が、下位の容器本体21のポケット部10、11、13、15内に没入して、ネスティング状態となるように構成した運搬用容器であり、
前記スタッキング容器は、
開口端側に上部フランジ部31を、底部側に下部フランジ部32をそれぞれ有し、
その側壁部の勾配が、前記運搬用容器の容器本体21の側壁部部3、4、5、6の勾配と相違し、
前記運搬用容器の容器本体21の下端形状とほぼ同じ形状を有し、
下部外寸C’が、前記運搬用容器の容器本体21の下部外寸Cに等しく設定され、
重ね合わせた時に、上方に位置するスタッキング容器30の下部フランジ部32の下部22cを、下方に位置するスタッキング容器30の上端開口部内に入り込ませ、下位のスタッキング容器30の上部フランジ部31の上に、上位のスタッキング容器30の下部フランジ部32を位置させることによって、スタッキング状態とするように構成したスタッキング容器30であり、
前記運搬用容器の容器本体21上に、スタッキング容器30を積み重ねる時に、運搬用容器の容器本体21の上端開口部内に、スタッキング容器30の下部が嵌入して、
運搬用容器の容器本体21のフランジ部7に設けた段部22の平坦面22a上に、スタッキング容器30の下部フランジ部32が位置するとともに、
前記スタッキング容器30の下部フランジ部32の外周囲を段部22の立上り面で囲繞するように構成したことを特徴とする
【0016】
【作用】
上記のように構成した本発明によれば、容器本体の下端形状とほぼ同じ形状を有する従来の一般的なスタッキング容器と組み合わせて使用することにより、容器本体の有効内寸が減少してしまうことを防止しつつスタッキング容器の上に容器本体を積み重ね、しかも、運搬用容器の容器本体21上に、スタッキング容器30を積み重ねる時には、運搬用容器の容器本体21の上端開口部内に、スタッキング容器30の下部が嵌入して、運搬用容器の容器本体21のフランジ部7に設けた段部22の平坦面22a上に、スタッキング容器30の下部フランジ部32が位置するとともに、前記スタッキング容器30の下部フランジ部32の外周囲を段部22の立上り面で囲繞することで、大きなガタの発生を防止して、安定した積み重ねを行うことができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1〜図5を参照して説明する。なお、上記図6に示す従来例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0018】
即ち、本実施例の上記従来例と異なる点は、以下の通りである。
本実施例において、運搬用容器(SNコンテナ)の容器本体21は、例えばポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂からなり、底板部2と、この底板部2の周縁部から立設される四側壁部3,4,5,6とから上方に向け徐々に拡がって開口する箱形に形成され、各側壁部3,4,5,6の上端開口縁に一体に連接されたフランジ部7の内周縁側には、平坦面22aと立上り面22bとからなる横断面鉤状の一段下がった段部22が矩形枠状に連続して設けられている。この段部22は、ここに容器本体21の下端部を嵌入させることができる大きさに設定されている。
【0019】
即ち、容器本体21,21同志をスタッキング状態にする時には、2つの容器本体21,21を同一の向きで上下方向に重ね合せるのであるが、この時、上方に位置する容器本体21の各側壁部3,4,5,6の外面下部に形成した各支脚部8,9,12,14の下端面は、下方に位置する容器本体21のフランジ部7に設けた段部22の平坦面22aの上面に当接し、立上り面22bが各支脚部8,9,12,14の下端部の外周囲を囲繞してスタッキング状態となるようになっている。
【0020】
なお、図4は、フランジ部7に設けた段部22の平坦面22aの上面に支脚部8を当接させた状態を示しているが、他も同様である。
この実施例では、このスタッキング状態を、長手方向及び短手方向の双方からのスライド方式によって行うことができる。例えば、下方に位置する容器本体21の段部22の平坦面22aの上面に、上方に積み重ねる容器本体21の長手方向一端側の支脚部8,9を一旦載せておき、この状態で立上り面22bを案内として支脚部8,9を滑らせつつ、容器本体21を長手方向に沿ってスライドさせることによって、スタッキング状態にすることができる。
【0021】
そして、各ポケット部10,11,13,15は、その上端が前記段部22の平坦面22a内で開口し、これによって、ネフティングが容易に行えるようなされている。
【0022】
即ち、容器本体21,21同志をネスティング状態にする時には、2つの容器本体21,21を互いに異なる向きにして上下方向に重ね合せるのであるが、この時、段部22内を案内として、この内部に上位に位置する容器本体21の下端部を嵌入させる。すると、容器本体21の各側壁部3,4,5,6の外面下部に形成した各支脚部8,9,12,14は、下方に位置する容器本体21の各側壁部3,4,5,6の内面上部に形成した各ポケット部10,11,13,15にほぼ対応する位置に位置し、僅かにずらすことによって、支脚部8をポケット部10内に、支脚部9をポケット部11内に、支脚部12をポケット部13内に,支脚部14をポケット部15内にそれぞれ没入させて、ネスティング状態とすることができる。
【0023】
なお、図5は、支脚部8をポケット部10内に没入させた状態を示しているが、他も同様である。
次に、上記構成の容器本体21と従来から一般に使用されているスタッキングタイプの容器(スタッキング容器)とを組み合わせて使用する場合について説明する。
【0024】
ここで使用されるスタッキング容器30は、開口端側に上部フランジ部31を、底部側に下部フランジ部32をそれぞれ有し、上方に位置するスタッキング容器30の下部フランジ部32の下部を下方に位置するスタッキング容器30の上端開口部内に入り込ませ、下位のスタッキング容器30の上部フランジ部31の上に上位のスタッキング容器30の下部フランジ部32を位置させることによって、スタッキングするようにしたものである。
【0025】
ここに、前記容器本体21は、スタッキング容器30とほぼ同じ下部形状を有して、有効内寸が減少してしまうことがないよう、即ち図7における下部内寸C=C′に設定されている。
【0026】
これにより、スタッキング容器30の上に容器本体21を積み重ねる時には、通常のスタッキング容器同志の場合とほぼ同様に、図5に示すように、スタッキング容器30の上端開口部内に容器本体21の下部が嵌入して、スタッキング容器30の上部フランジ部31の上に容器本体21の各支脚部8,9,12,14が位置する。
そして、容器本体21の上にスタッキング容器30を積み重ねる時には、図4に示すように、容器本体21の上端開口部内にスタッキング容器30の下部が入り込み、容器本体21に設けた段部22の平坦面22aの上にスタッキング容器30の下部フランジ部32が位置し、しかもこの下部フランジ部32の外周囲を段部22の立上り面で囲繞することで、両者21,30の間にガタが発生しないようになっている。
【0027】
即ち、この時、側壁部の勾配の関係で、容器本体21の上部内周面とスタッキング容器30の下部外周面との間にかなり大きな隙間が生じることになるが、ここに大きな隙間が生じても、スタッキング容器30の下部フランジ部32の周囲を僅かな嵌合隙間を持って容器本体21の段部22の立上り面22bで囲繞することによって、大きなガタの発生を防止して、積み重ねた際の安定性を確保することができる。
【0028】
この実施例の場合、容器本体21の上にスタッキング容器30を積み重ねる場合、及びその逆の場合においても、前述と同様に、スライド方式によってこれを行うことができる。例えば、容器本体21の上にスタッキング容器30を積み重ねる場合には、容器本体21の段部22の平坦面22aの上面にスタッキング容器30の下部フランジ部32の端部を一旦載せておき、この状態で立上り面22bを案内として下部フランジ部32を滑らせつつ、スタッキング容器30をスライドさせる。逆に、スタッキング容器30の上に容器本体21を積み重ねる場合には、スタッキング容器30の上部フランジ部31の上に容器本体21の例えば長手方向一端部側の支脚部8,9を一旦載せておき、この状態で立上り面22bを案内として支脚部8,9を滑らせつつ、容器本体21を長手方向に沿ってスライドさせることによって、この積み重ねを行うことができる。
【0029】
なお、上記実施例は、容器本体を同一向きに重ね合わせた時にスタッキング状態に、異なる向きで重ね合わせた時にネスティング状態になるようにした例を示しているが、容器本体を同一向きに重ね合わせた時にネスティング状態に、異なる向きで重ね合わせた時にスタッキング状態になるようにしたもの、更にはスライド方式を採用しないものにも適用できることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は上記のような構成であるので、容器本体同志で安定したネスティング及びスタッキングを行うことができ、しかも容器本体の下端形状とほぼ同じ形状を有する従来の一般的なスタッキング容器と組み合わせて使用することにより、容器本体の有効内寸が減少してしまうことを防止しつつ、大きなガタの発生を防止して、安定した積み重ねを行うことができる。このため、従来のスタッキング容器からSNコンテナの切り替えを連続的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】容器本体同志をスタッキングさせ、その上にスタッキング容器を積み重ねた状態を示す要部断面図である。
【図5】容器本体同志をネスティングさせ、これをスタッキング容器の上に積み重ねた状態を示す要部断面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【図7】SNコンテナとスタッキング容器の側壁部の形状の違いの説明に付する断面図である。
【符号の説明】
3,4,5,6 側壁部
7 フランジ部
8,9,12,14 支脚部
10,11,13,15 ポケット部
21 容器本体
22 段部
22a 平坦面
22b 立上り面
30 スタッキング容器
31 上部フランジ部
32 下部フランジ部

Claims (1)

  1. 運搬用容器とスタッキング容器との組み合わせであって、
    前記運搬用容器は、
    容器本体21と、
    前記容器本体21の開口縁に設けられたフランジ部7と、
    前記容器本体21の側壁部3、4、5、6の外面下部に形成された支脚部8、9、12、14と、
    前記容器本体21の側壁部3、4、5、6の内面上部に、前記支脚部8、9、12、14とそれぞれ点対称位置に形成されたポケット部10、11、13、15と、
    前記フランジ部7の内周縁側に、フランジ部7の全周に亘って、矩形枠状に連続して形成され、立上り面22bと平坦面22aとからなる横断面鉤状の一段下がった段部22とを備え、
    前記容器本体21を一方の向きで重ね合わせた時に、上位の容器本体21の支脚部8、9、12、14が、下位の容器本体21のフランジ部7の段部の平坦面22a上に位置するとともに、
    前記立上り面22bが、支脚部8、9、12、14の外周囲を囲繞して、スタッキング状態となるように構成されるとともに、
    前記容器本体21を他方の向きで重ね合わせた時に、上位の容器本体21の支脚部8、9、12、14が、下位の容器本体21のポケット部10、11、13、15内に没入して、ネスティング状態となるように構成した運搬用容器であり、
    前記スタッキング容器は、
    開口端側に上部フランジ部31を、底部側に下部フランジ部32をそれぞれ有し、
    その側壁部の勾配が、前記運搬用容器の容器本体21の側壁部部3、4、5、6の勾配と相違し、
    前記運搬用容器の容器本体21の下端形状とほぼ同じ形状を有し、
    下部外寸C’が、前記運搬用容器の容器本体21の下部外寸Cに等しく設定され、
    重ね合わせた時に、上方に位置するスタッキング容器30の下部フランジ部32の下部22cを、下方に位置するスタッキング容器30の上端開口部内に入り込ませ、下位のスタッキング容器30の上部フランジ部31の上に、上位のスタッキング容器30の下部フランジ部32を位置させることによって、スタッキング状態とするように構成したスタッキング容器30であり、
    前記運搬用容器の容器本体21上に、スタッキング容器30を積み重ねる時に、運搬用容器の容器本体21の上端開口部内に、スタッキング容器30の下部が嵌入して、
    運搬用容器の容器本体21のフランジ部7に設けた段部22の平坦面22a上に、スタッキング容器30の下部フランジ部32が位置するとともに、
    前記スタッキング容器30の下部フランジ部32の外周囲を段部22の立上り面で囲繞するように構成したことを特徴とする運搬用容器とスタッキング容器との組み合わせ。
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