JP3641339B2

JP3641339B2 - Electric fusion device

Info

Publication number: JP3641339B2
Application number: JP00293097A
Authority: JP
Inventors: 正一飯村; 柳二逆井; 肇寺田; 秀樹倍; 卓多胡; 裕嗣渡部; 茂儀永松; 真人日置
Original assignee: Kubota Corp; Tokyo Gas Co Ltd
Current assignee: Kubota Corp; Tokyo Gas Co Ltd
Priority date: 1997-01-10
Filing date: 1997-01-10
Publication date: 2005-04-20
Anticipated expiration: 2017-01-10
Also published as: JPH10196872A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は電気融着装置に関し、特にたとえば地中に敷設されて老化したガス用鋳鉄管の内部に挿入した更生管に分岐サドルを融着するための電気融着装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
老化した既設の鋳鉄管の内部にポリエチレン等の合成樹脂からなる肉薄の更生管を挿入して、鋳鉄管を更生する方法が従来から知られている。図７を参照して、この更生管１に分岐管を接続する場合には、鋳鉄管２に孔２ａを設け、その孔２ａを通して更生管１に樹脂からなる分岐サドル３を接合する。このサドル３の接合面には予め発熱体である電熱線４が埋め込まれ、接合の際にはこの電熱線４を電磁誘導によって発熱させるためのワークコイル５を外部から配置する。そして、発熱した電熱線４周辺の樹脂を溶融して、サドル３を更生管１に融着接合し、その後このサドル３に分岐管を接続する。また、このときサドル３は、鋳鉄管２の下方に配置される基台（図示せず）から上方に延びる支柱に上下方向移動可能に配置される押圧部材によって、更生管１に支持される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、鋳鉄管２の下方の土を掘削してサドル３を支持する基台を配置するための空間を形成しなければならなかったので、作業性が悪いという問題点があった。
また、誘導用のワークコイル５は鋳鉄管２の孔２ａの外縁に載せた状態で配置される。したがって、更生管１の外径が変化すると、ワークコイル５とサドル３に設けられた電熱線４との距離が変化し、電熱線４から一定の熱を生じさせるのが困難である。すなわち、ワークコイル５に一定の電力を供給しても接合時間が長くかかり作業性が悪いという問題点もあった。
【０００４】
それゆえに、この発明の主たる目的は、作業性を向上できる、電気融着装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
第１の発明は、合成樹脂からなりかつ既設の鋳鉄管の内部に挿入される更生管に分岐サドルを誘導融着する電気融着装置であって、鋳鉄管の外面に沿って湾曲された管受容部と、管受容部から管軸を越えて延びるかつ管軸の位置における鋳鉄管の外径と等しいかそれよりも大きい間隔を隔てた２つの脚部とを含むクランプ、２つの脚部の管軸を越えた位置にそれぞれ設けられて鋳鉄管を押す第１押し部材、管の管軸方向にクランプと所定間隔を隔てて設けられてサドルを押す第２押し部材、サドルの外面に配置されるかつ鋳鉄管に設けた孔の径より小さい外径を有するワークコイル、およびワークコイルをサドルに押し付けるワークコイル押えを備える、電気融着装置である。
【０００７】
【作用】
この発明において、サドルを鋳鉄管に支持するための基礎部品であるクランプを鋳鉄管の上方に配置する。
さらに、ワークコイルを、サドルに押し付けた状態で固定することによって、ワークコイルとサドルの融着部との距離を一定にし、サドルの融着面に一定の熱量を供給する。
【０００９】
【発明の効果】
第１の発明によれば、サドルを鋳鉄管に支持する部品を鋳鉄管の上方に配置するので、鋳鉄管の下方の土砂等を掘削する必要がなく、作業性を向上できる。
さらに、この発明によれば、サドルの融着面に一定の熱量を供給できるので、融着時間を均一化でき、融着接合の信頼性および作業性を向上できる。
【００１０】
この発明の上述の目的，その他の目的，特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【００１１】
【実施例】
図１に示すこの実施例の電気融着装置１０は、たとえば地中に敷設され老化したガス用の鋳鉄管１２の内部に挿入された更生管１４に、分岐用のサドル１６を融着するためのものであって、鋳鉄管１２の外面に固定されるクランプ１８を含む。
【００１２】
更生管１４は、ポリエチレンやポリ塩化ビニル等の合成樹脂からなり、たとえば図２に示すように、所定形状に折り畳まれた状態で鋳鉄管１２の内部に挿入され、その内部に熱風を吹き込むこと等によって鋳鉄管１２の内壁に沿うように拡径される。したがって、更生管１４は比較的薄く形成され、その剛性は比較的小さい。
【００１３】
図３からよくわかるように、クランプ１８は、鋳鉄管１２の外面に沿って湾曲された略半リング状の管受容部２０を含み、管受容部２０の周方向両端部には、鋳鉄管１２の管軸Ａを越えて下方へ延びる脚部２２が形成される。脚部２２の管軸Ａを越えた位置には、ねじ孔２２ａが形成される。２つの脚部２２の間隔は、鋳鉄管１２の外径とほぼ等しいかそれよりも大きくなるように設定される。また、管受容部２０の中央部上面には、支柱２４を支持するための、穴２６を有する支持部２８が一体的に形成され、支持部２８には、一側面から穴２６に通じるねじ孔３０が形成される。そして、脚部２２のねじ孔２２ａには、その先端が脚部２２の内面側へ突出するようにしてボルト３２が螺合され、その先端には、鋳鉄管１２の外面に圧接される第１押圧部材３６が回転可能に取り付けられる。一方、支持部２８のねじ孔３０には、その先端が穴２６の内面側へ突出するようにしてボルト３４が螺合される。
【００１４】
そして、支持部２８の穴２６に支柱２４の下端を挿入してボルト３４を締め付けることによって、クランプ１８に支柱２４が接続され、この支柱２４にワークコイル押え４０およびサドル押圧部４２が取り付けられる（図１）。
ワークコイル押え４０は、支柱２４を挟持する挟持部４４および挟持部４４と一体に形成されるかつワークコイル４６をサドル１６に押し付ける押え部４８を含む。挟持部４４には、それぞれの挟持片を締め付けてワークコイル押え４０を支柱２４に固定するためのボルト５０が設けられる。
【００１５】
サドル押圧部４２は、支柱２４に固定される第１部分５２（上側）および支柱２４に対して上下方向へ摺動可能に取り付けられる第２部分５４（下側）を含み、第１部分５２と第２部分５４とが高さ調整ボルト５６を介して連結される。
第１部分５２は、略ブロック状に形成され、その長手方向一方端部には、支柱２４を挟持するための挟持部６０が形成され、挟持部６０には、それぞれの挟持片を支柱２４に締め付けるためのボルト６２が設けられる。第１部分５２の長手方向他方端部には、ねじ孔６４が形成される。
【００１６】
第２部分５４は、略ブロック状に形成され、その長手方向一方端部には、支柱２４が挿通される図示しない孔が形成され、長手方向中央部には、高さ調整ボルト５６が挿通される孔６８が形成され、長手方向他方端部には、孔７０が形成される。そして、孔７０には、第２押し部材としての押圧器７２が取り付けられる。
【００１７】
押圧器７２は、孔７０に取り付けられる本体７２ａおよびサドル１６の上端面に当接される当接部７２ｂを含み、当接部７２ｂが本体７２ａの内部において上下方向に摺動可能に支持される。また、本体７２ａの内部には、当接部７２ｂに対して下方へ付勢するためのコイルばね（図示せず）が設けられる。さらに、当接部７２ｂの下部には、当接面を有するフランジ７２ｃが形成される。
【００１８】
そして、第２部分５４の図示しない孔に支柱２４を挿通し、かつ第１部分５２の挟持部６０で支柱２４を挟持した状態で、第１部分５２のねじ孔６４にねじ込まれた高さ調整ボルト５６の下端が、第２部分５４の孔６８に挿通されて第２部分５４の下面に回転可能に係止される。
ワークコイル４６は、図４に示すように、略ドーナツ状のコイル部４６ａを含み、コイル部４６ａの上面の所定位置には、制御部４６ｂが設けられ、制御部４６ｂの一側面には、端子４６ｃが設けられる。また、コイル部４６ａの外径は、図１からよくわかるように鋳鉄管１２に設けられる第１の孔１２ａの径より小さく設定される。
【００１９】
サドル１６は、ポリエチレン等のような合成樹脂からなり、図５からよくわかるように、更生管１４の曲率半径Ｒ₁より大きい曲率半径Ｒ₂を有し、かつ更生管１４より大きい剛性を有する略円板状の座部１６ａを含む。座部１６ａの外周面は、底面側へ向かうにつれて拡径するように傾斜され、座部１６ａの略中央部には、分岐孔１６ｂが形成される。また、座部１６ａの外面には、この分岐孔１６ｂの周縁部から立ち上がって分岐管部１６ｃが形成され、座部１６ａの内面には、所定のキュリー温度を有するワイヤ状の磁性合金ヒータ１６ｄが埋め込まれる。なお、磁性合金ヒータ１６ｄのキュリー温度（磁性体が磁性を失う温度）は、その構成成分の配合割合を変化させることによって調整でき、接合時の最適融着温度を考慮して設定される。
【００２０】
電気融着装置１０を用いてサドル１６を更生管１４に融着接合する際には、まず、鋳鉄管１２の所定個所にホールソー等を用いて第１の孔１２ａを形成し、この第１の孔１２ａを通してサドル１６を更生管１４の外面に位置決めする。続いて、ワークコイル４６を、そのコイル部４６ａの中心にサドル１６の分岐管部１６ｃを挿通して、コイル部４６ａの下面を座部１６ａの外面に当接させる。このとき、コイル部４６ａの外径は第１の孔１２ａの内径以下に設定されるので、コイル部４６ａが鋳鉄管１２の外面に係止されることはない。
【００２１】
次に、クランプ１８（図３）の脚部２２に設けられたボルト３２を緩めて押圧部材３６を後退させた状態で、クランプ１８を鋳鉄管１２の上方からその外面に被せる。続いて、ボルト３２をねじ込んでいく。すると、ボルト３２によって押し出された押圧部材３６が鋳鉄管１２の外面に圧接されるとともに管受容部２０の内面が鋳鉄管１２の外面に圧接され、それによって、クランプ１８が鋳鉄管１２の外面に固定される。
【００２２】
そして、高さ調整ボルト５６（図１）をねじ込むことによってサドル押圧部４２の第２部分５４を降下させ、押圧器７２の当接部７２ｂ（フランジ７２ｃ）をサドル１６の上端面に当接させる。その状態からさらに高さ調整ボルト５６をねじ込んで更生管１４を座部１６ａの内面に沿うように変形させ、座部１６ａの内面と更生管１４の外面とを密着させる。さらに、ワークコイル押え４０の押え部４８を、ワークコイル４６のコイル部４６ａに押圧した状態でボルト５０を用いて固定する。すなわち、コイル部４６ａとサドル１６の磁性合金ヒータ１６ｄとの距離を一定にする。
【００２３】
続いて、ワークコイル４６の端子４６ｃに高周波電源８０を接続し、高周波電源８０をオンしてコイル部４６ａに高周波電流を流す。すると、電磁誘導によって磁性合金ヒータ１６ｄに渦電流が生じ、表皮効果によって磁性合金ヒータ１６ｄが急激に発熱する。磁性合金ヒータ１６ｄの温度がキュリー温度に達すると、磁性合金ヒータ１６ｄの透磁率が小さくなるため電流抵抗が激減し、磁性合金ヒータ１６ｄはそれ以上温度上昇しなくなる。したがって、座部１６ａと更生管１４との接合面は磁性合金ヒータ１６ｄのキュリー温度またはその近傍で加熱され、融着接合される。すなわち、過熱による融着中の樹脂劣化が防止される。
【００２４】
ここで、ワークコイル４６のコイル部４６ａは、サドル１６の座部１６ａの外面に当接するように配置され、磁性合金ヒータ１６ｄとの距離が一定である。したがって、磁性合金ヒータ１６ｄに一定の熱量を供給することができるので、融着時間の均一化を図ることができ、融着接合の信頼性および作業性を向上できる。
【００２５】
更生管１４にサドル１６を融着接合した後、電気融着装置１０を取り外し、図６に示すように更生管１４に更生管１４と分岐管部１６ｃとを連通する第２の孔１４ａを形成する。そして、鋳鉄管１２の外面に鋳鉄等からなるクランプ部材８０を装着する。クランプ部材８０は、半割り円筒状の第１片８０ａおよび第２片８０ｂを含む。第１片８０ａの略中央部には、サドル１６の分岐管部１６ｃを引き出す孔８２が形成され、孔８２の内周面には、シールリング溝８４が形成される。また、第１片８０ａの内面には、鋳鉄管１２の第１の孔１２ａを囲むようにしてシールリング溝８６が形成される。そして、シールリング溝８４および８６のそれぞれにシールリング９０および９２が装着される。したがって、第１片８０ａと第２片８０ｂとをボルト・ナット９４を用いて接合すると、シールリング９０によってサドル１６とクランプ部材８０との隙間がシールされ、シールリング９２によって鋳鉄管１２とクランプ部材８０との隙間がシールされる。
【００２６】
そして、孔８２から引き出した分岐管部１６ｃに継手９６を介して分岐管９８を接続する。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図２】鋳鉄管の内部に更生管を挿入する状態を示す図解図である。
【図３】鋳鉄管にクランプを固定した状態を示す図解図である。
【図４】融着用誘導装置であるワークコイルを示す図解図である。
【図５】更生管の外面とサドルの取付面との曲率半径の関係を示す図解図である。
【図６】更生管の分岐構造を示す図解図である。
【図７】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
１０ …電気融着装置
１２ …鋳鉄管
１４ …更生管
１６ …サドル
１６ａ …座部
１８ …クランプ
２２ …脚部
２４ …支柱
３６ …第１押圧部材
４０ …ワークコイル押え
４２ …サドル押圧部
４６ …ワークコイル
４６ａ …コイル部
７２ …押圧器
７２ｂ …当接部
８０ …高周波電源[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an electric fusion wearing location, about the particular example electric fusion wearing location for fusing the branch saddle rehabilitating pipe inserted into the interior of gas cast iron tube aging is laid in the ground.
[0002]
[Prior art]
A method of rehabilitating a cast iron pipe by inserting a thin rehabilitation pipe made of a synthetic resin such as polyethylene into an aged existing cast iron pipe is conventionally known. Referring to FIG. 7, when connecting a branch pipe to the rehabilitated pipe 1, a hole 2a is provided in the cast iron pipe 2, and a branch saddle 3 made of resin is joined to the rehabilitated pipe 1 through the hole 2a. A heating wire 4 as a heating element is embedded in the joining surface of the saddle 3 in advance, and a work coil 5 for heating the heating wire 4 by electromagnetic induction is disposed from the outside when joining. Then, the resin around the heated heating wire 4 is melted, and the saddle 3 is fusion-bonded to the rehabilitation pipe 1, and then the branch pipe is connected to the saddle 3. At this time, the saddle 3 is supported by the rehabilitating pipe 1 by a pressing member that is arranged so as to be movable in the vertical direction from a base (not shown) arranged below the cast iron pipe 2.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the prior art, there has been a problem that workability is poor because a space for laying a base for supporting the saddle 3 by excavating the soil below the cast iron pipe 2 must be formed.
The induction work coil 5 is arranged in a state of being placed on the outer edge of the hole 2 a of the cast iron pipe 2. Therefore, when the outer diameter of the rehabilitation pipe 1 changes, the distance between the work coil 5 and the heating wire 4 provided on the saddle 3 changes, and it is difficult to generate a certain amount of heat from the heating wire 4. That is, there is a problem that even if a constant power is supplied to the work coil 5, the joining time is long and workability is poor.
[0004]
Another object of the invention, the workability can be improved is to provide an electric fusion wearing location.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
A first invention is an electric fusion apparatus that is made of synthetic resin and inductively welds a branch saddle to a rehabilitation pipe that is inserted into an existing cast iron pipe, the pipe being curved along the outer surface of the cast iron pipe A clamp comprising: a receiving portion; and two legs extending from the tube receiving portion beyond the tube axis and spaced apart by a distance equal to or greater than the outer diameter of the cast iron pipe at the position of the tube axis. A first push member that pushes the cast iron pipe provided at a position beyond the pipe axis, a second push member that pushes the saddle and that is provided at a predetermined distance from the clamp in the pipe axis direction of the pipe, and is disposed on the outer surface of the saddle. And a work coil having an outer diameter smaller than the diameter of the hole provided in the cast iron pipe, and a work coil presser for pressing the work coil against the saddle.
[0007]
[Action]
In the invention of this, the clamp is a base component for supporting the saddle on cast iron pipes arranged above the cast iron pipe.
Furthermore, it supplies the word Kukoiru, by fixing in a state pressed against the saddle, and the distance between the fused portion of the work coil and the saddle constant, a constant amount of heat to the fusing surface of the saddle.
[0009]
【The invention's effect】
According to the first invention, since the component that supports the saddle on the cast iron pipe is disposed above the cast iron pipe, it is not necessary to excavate the earth and sand below the cast iron pipe, and workability can be improved.
Furthermore, according to the present invention, since a certain amount of heat can be supplied to the fusion surface of the saddle, the fusion time can be made uniform, and the reliability and workability of fusion bonding can be improved.
[0010]
The above object, other objects, features and advantages of the present invention will become more apparent from the following detailed description of embodiments with reference to the drawings.
[0011]
【Example】
An electrofusion apparatus 10 according to this embodiment shown in FIG. 1 is used for fusing a branch saddle 16 to a rehabilitation pipe 14 inserted into an aged cast iron pipe 12 laid in the ground and aged, for example. And includes a clamp 18 fixed to the outer surface of the cast iron pipe 12.
[0012]
The rehabilitation pipe 14 is made of a synthetic resin such as polyethylene or polyvinyl chloride. For example, as shown in FIG. 2, the rehabilitation pipe 14 is inserted into the cast iron pipe 12 in a folded state, and hot air is blown into the inside thereof. Thus, the diameter is expanded along the inner wall of the cast iron pipe 12. Accordingly, the rehabilitation tube 14 is formed relatively thin and its rigidity is relatively small.
[0013]
As can be clearly seen from FIG. 3, the clamp 18 includes a substantially semi-ring-shaped tube receiving portion 20 that is curved along the outer surface of the cast iron tube 12. A leg portion 22 is formed that extends downward beyond the tube axis A. A screw hole 22a is formed at a position beyond the tube axis A of the leg 22. The distance between the two leg portions 22 is set to be approximately equal to or larger than the outer diameter of the cast iron pipe 12. A support portion 28 having a hole 26 for supporting the support column 24 is integrally formed on the upper surface of the central portion of the tube receiving portion 20, and the support portion 28 has a screw hole that communicates with the hole 26 from one side surface. 30 is formed. Then, a bolt 32 is screwed into the screw hole 22a of the leg portion 22 so that the tip thereof protrudes toward the inner surface side of the leg portion 22, and the tip is pressed against the outer surface of the cast iron pipe 12. The pressing member 36 is rotatably attached. On the other hand, the bolt 34 is screwed into the screw hole 30 of the support portion 28 so that the tip of the screw hole 30 protrudes toward the inner surface side of the hole 26.
[0014]
And the support | pillar 24 is connected to the clamp 18 by inserting the lower end of the support | pillar 24 in the hole 26 of the support part 28, and fastening the volt | bolt 34, and the work coil presser 40 and the saddle press part 42 are attached to this support | pillar 24 ( FIG. 1).
The work coil presser 40 includes a holding part 44 that holds the column 24 and a presser part 48 that is formed integrally with the holding part 44 and presses the work coil 46 against the saddle 16. The clamping portion 44 is provided with bolts 50 for fastening the respective clamping pieces to fix the work coil presser 40 to the support column 24.
[0015]
The saddle pressing portion 42 includes a first portion 52 (upper side) fixed to the support column 24 and a second portion 54 (lower side) attached to the support column 24 so as to be slidable in the vertical direction. The second portion 54 is connected via a height adjustment bolt 56.
The first portion 52 is formed in a substantially block shape, and at one end portion in the longitudinal direction thereof, a holding portion 60 for holding the support column 24 is formed, and each holding piece is attached to the support column 24 in the holding portion 60. A bolt 62 for tightening is provided. A screw hole 64 is formed at the other end in the longitudinal direction of the first portion 52.
[0016]
The second portion 54 is formed in a substantially block shape, and a hole (not shown) through which the column 24 is inserted is formed at one end portion in the longitudinal direction, and a height adjusting bolt 56 is inserted in the central portion in the longitudinal direction. A hole 68 is formed, and a hole 70 is formed at the other end in the longitudinal direction. A presser 72 as a second pressing member is attached to the hole 70.
[0017]
The pressing device 72 includes a main body 72a attached to the hole 70 and a contact portion 72b that contacts the upper end surface of the saddle 16, and the contact portion 72b is supported so as to be slidable in the vertical direction inside the main body 72a. . In addition, a coil spring (not shown) for urging the contact portion 72b downward is provided inside the main body 72a. Further, a flange 72c having a contact surface is formed at the lower part of the contact portion 72b.
[0018]
Then, the height adjustment screwed into the screw hole 64 of the first portion 52 in a state where the support column 24 is inserted into a hole (not shown) of the second portion 54 and the support portion 24 of the first portion 52 is clamped. The lower end of the bolt 56 is inserted into the hole 68 of the second portion 54 and is rotatably locked to the lower surface of the second portion 54.
As shown in FIG. 4, the work coil 46 includes a substantially donut-shaped coil portion 46a. A control portion 46b is provided at a predetermined position on the upper surface of the coil portion 46a. A terminal is provided on one side of the control portion 46b. 46c is provided. Moreover, the outer diameter of the coil part 46a is set smaller than the diameter of the 1st hole 12a provided in the cast iron pipe 12 so that FIG. 1 may understand well.
[0019]
The saddle 16 is made of a synthetic resin such as polyethylene and has a radius of curvature R ₂ larger than the radius of curvature R _{1 of the} rehabilitated tube 14 and a rigidity greater than that of the rehabilitated tube 14 as can be seen from FIG. A disc-shaped seat portion 16a is included. The outer peripheral surface of the seat portion 16a is inclined so as to increase in diameter toward the bottom surface side, and a branch hole 16b is formed at a substantially central portion of the seat portion 16a. A branch pipe portion 16c is formed on the outer surface of the seat portion 16a so as to rise from the peripheral edge of the branch hole 16b. A wire-like magnetic alloy heater 16d having a predetermined Curie temperature is formed on the inner surface of the seat portion 16a. Embedded. The Curie temperature of the magnetic alloy heater 16d (the temperature at which the magnetic body loses magnetism) can be adjusted by changing the blending ratio of its constituent components, and is set in consideration of the optimum fusion temperature at the time of joining.
[0020]
When the saddle 16 is fusion-bonded to the rehabilitation pipe 14 using the electric fusion apparatus 10, first, a first hole 12 a is formed at a predetermined location of the cast iron pipe 12 using a hole saw or the like, and the first hole 12 a is formed. The saddle 16 is positioned on the outer surface of the rehabilitation pipe 14 through the hole 12a. Subsequently, the work coil 46 is inserted through the branch pipe portion 16c of the saddle 16 at the center of the coil portion 46a, and the lower surface of the coil portion 46a is brought into contact with the outer surface of the seat portion 16a. At this time, since the outer diameter of the coil portion 46a is set to be equal to or smaller than the inner diameter of the first hole 12a, the coil portion 46a is not locked to the outer surface of the cast iron pipe 12.
[0021]
Next, in a state where the bolt 32 provided on the leg portion 22 of the clamp 18 (FIG. 3) is loosened and the pressing member 36 is retracted, the clamp 18 is put on the outer surface of the cast iron pipe 12 from above. Subsequently, the bolt 32 is screwed. Then, the pressing member 36 pushed out by the bolt 32 is pressed against the outer surface of the cast iron pipe 12 and the inner surface of the pipe receiving portion 20 is pressed against the outer surface of the cast iron pipe 12, whereby the clamp 18 is brought into contact with the outer surface of the cast iron pipe 12. Fixed.
[0022]
Then, by screwing the height adjustment bolt 56 (FIG. 1), the second portion 54 of the saddle pressing portion 42 is lowered, and the contact portion 72b (flange 72c) of the pressing device 72 is brought into contact with the upper end surface of the saddle 16. . From this state, the height adjusting bolt 56 is further screwed to deform the rehabilitating tube 14 along the inner surface of the seat 16a, and the inner surface of the seat 16a and the outer surface of the rehabilitating tube 14 are brought into close contact with each other. Further, the presser part 48 of the work coil presser 40 is fixed using the bolt 50 in a state where the presser part 48 is pressed against the coil part 46 a of the work coil 46. That is, the distance between the coil portion 46a and the magnetic alloy heater 16d of the saddle 16 is made constant.
[0023]
Subsequently, a high frequency power supply 80 is connected to the terminal 46c of the work coil 46, the high frequency power supply 80 is turned on, and a high frequency current flows through the coil portion 46a. Then, an eddy current is generated in the magnetic alloy heater 16d by electromagnetic induction, and the magnetic alloy heater 16d rapidly generates heat by the skin effect. When the temperature of the magnetic alloy heater 16d reaches the Curie temperature, the magnetic resistance of the magnetic alloy heater 16d is reduced, so that the current resistance is drastically reduced and the temperature of the magnetic alloy heater 16d does not increase any more. Therefore, the joint surface between the seat portion 16a and the rehabilitation pipe 14 is heated at or near the Curie temperature of the magnetic alloy heater 16d and is fusion bonded. That is, resin degradation during fusion due to overheating is prevented.
[0024]
Here, the coil portion 46a of the work coil 46 is disposed so as to contact the outer surface of the seat portion 16a of the saddle 16, and the distance from the magnetic alloy heater 16d is constant. Accordingly, since a certain amount of heat can be supplied to the magnetic alloy heater 16d, the fusion time can be made uniform, and the reliability and workability of the fusion bonding can be improved.
[0025]
After the saddle 16 is fused and joined to the rehabilitation pipe 14, the electric fusion device 10 is removed, and a second hole 14a that connects the rehabilitation pipe 14 and the branch pipe portion 16c is formed in the rehabilitation pipe 14 as shown in FIG. To do. Then, a clamp member 80 made of cast iron or the like is attached to the outer surface of the cast iron pipe 12. The clamp member 80 includes a half piece cylindrical first piece 80a and a second piece 80b. A hole 82 for pulling out the branch pipe portion 16c of the saddle 16 is formed in a substantially central portion of the first piece 80a, and a seal ring groove 84 is formed in the inner peripheral surface of the hole 82. Further, a seal ring groove 86 is formed on the inner surface of the first piece 80a so as to surround the first hole 12a of the cast iron pipe 12. Then, seal rings 90 and 92 are mounted in the seal ring grooves 84 and 86, respectively. Therefore, when the first piece 80a and the second piece 80b are joined using the bolt and nut 94, the gap between the saddle 16 and the clamp member 80 is sealed by the seal ring 90, and the cast iron pipe 12 and the clamp member are sealed by the seal ring 92. The gap with 80 is sealed.
[0026]
Then, the branch pipe 98 is connected to the branch pipe portion 16 c drawn from the hole 82 via the joint 96.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an illustrative view showing one embodiment of the present invention;
FIG. 2 is an illustrative view showing a state in which a rehabilitation pipe is inserted into a cast iron pipe.
FIG. 3 is an illustrative view showing a state in which a clamp is fixed to a cast iron pipe.
FIG. 4 is an illustrative view showing a work coil which is a fusion induction device.
FIG. 5 is an illustrative view showing a relationship of a curvature radius between an outer surface of the rehabilitation pipe and a mounting surface of the saddle.
FIG. 6 is an illustrative view showing a branch structure of a rehabilitation pipe.
FIG. 7 is an illustrative view showing a conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Electrofusion apparatus 12 ... Cast iron pipe 14 ... Rehabilitation pipe 16 ... Saddle 16a ... Seat 18 ... Clamp 22 ... Leg 24 ... Leg 36 ... First press member 40 ... Work coil presser 42 ... Saddle press part 46 ... Workpiece Coil 46a ... Coil part 72 ... Presser 72b ... Contact part 80 ... High frequency power supply

Claims

合成樹脂からなりかつ既設の鋳鉄管の内部に挿入される更生管に分岐サドルを誘導融着する電気融着装置であって、
前記鋳鉄管の外面に沿って湾曲された管受容部と、前記管受容部から前記管軸を越えて延びるかつ前記管軸の位置における前記鋳鉄管の外径と等しいかそれよりも大きい間隔を隔てた２つの脚部とを含むクランプ、
前記２つの脚部の前記管軸を越えた位置にそれぞれ設けられて前記鋳鉄管を押す第１押し部材、
前記管の管軸方向に前記クランプと所定間隔を隔てて設けられて前記サドルを押す第２押し部材、
前記サドルの外面に配置されるかつ前記鋳鉄管に設けた孔の径より小さい外径を有するワークコイル、および
前記ワークコイルを前記サドルに押し付けるワークコイル押えを備える、電気融着装置。 An electrofusion apparatus for induction-welding a branch saddle to a rehabilitation pipe made of synthetic resin and inserted into an existing cast iron pipe,
A tube receiving portion that is curved along the outer surface of the cast iron pipe, and an interval that extends from the tube receiving portion beyond the tube axis and is equal to or greater than the outer diameter of the cast iron pipe at the position of the tube axis. A clamp comprising two legs spaced apart,
A first pressing member that is provided at a position beyond the tube axis of the two leg portions and presses the cast iron pipe;
A second pushing member that is provided at a predetermined interval from the clamp in the tube axis direction of the tube and pushes the saddle;
An electrofusion apparatus comprising: a work coil disposed on an outer surface of the saddle and having an outer diameter smaller than a diameter of a hole provided in the cast iron pipe; and a work coil presser that presses the work coil against the saddle .