JP3640434B2 - Liquid applicators such as writing utensils and cosmetics - Google Patents

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、筆記具、化粧具等の液体塗布具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、インクを直に軸筒内に貯蔵した筆記具や、マニキュア液等の液体化粧料を軸筒内に貯蔵した化粧具等の液体塗布具では、インクやマニキュア液等の吐出量を制御する等の目的で軸筒内部に弁装置が装着されることが多い。この弁の開閉用のノツク機構の一つとしては、軸筒に蛇腹軸部を設け、その蛇腹軸部のスクイズ性を利用して軸方向にノックできるようにしたものがある（実開昭６２−１０９９８０号公報、実公平６−１８６１６号公報参照）。
【０００３】
従来の液体塗布具を図４に示す。この液体塗布具は、顔料等の沈降性のある成分が配合された塗布液を貯蔵する軸筒ａと、この軸筒ａの後端部に設けられた蛇腹軸部ｂと、蛇腹軸部ｂの内面から軸筒ａ内を前方に延びる細径パイプｃと、この細径パイプｃの先端に連結された弁棒ｄと、この弁棒ｄに設けられた太径部ｅにおけるテーパ状の段部ｅ１に当接して軸筒ａ内を密閉し、かつ、弁棒ｄが前方へ移動したときには段部ｅ１が離脱する弁座ｆと、弁棒ｄの段部ｅ１に後端が当接して弁棒ｄを後方に付勢する弁バネｇと、弁バネｇの前端を受けると共に中央部に塗布液孔ｈを有するバネ受ｉと、顔料等の沈降物を撹拌するために軸筒ａ内に遊動自在に装入されたガラスまたは金属球等の撹拌用ボールｊとから主に構成されている。
【０００４】
弁座ｆは、軸筒ａの小径の口元部ａ１に嵌入された太径筒部ｆ１と、太径筒部ｆ１の後端から後方に向けて突出した小径筒部ｆ２とを備える。この小径筒部ｆ２は、図５に示すように、太径筒部ｆ１の後端から後方に延びる複数の腕部ｆ３と、隣り合う腕部ｆ３の間に設けられた開口ｆ４とを有する。
【０００５】
この弁装置によれば、使用者は、蛇腹軸部ｂを前方に押圧して細径パイプｃを介して弁棒ｄを前方に移動させることで、弁座ｆの開口ｆ４、弁棒ｄの段部ｅ１と弁座ｆとの隙間および塗布液孔ｈを介して、塗布液をペン芯ｋに供給できる。一方、蛇腹軸部ｂが使用者の押圧力から解放されると、弁バネｇの付勢力により弁棒ｄが後方に移動するため、段部ｅ１と弁座ｆとが当接して軸筒ａ内は密閉される。
【０００６】
また、沈降または分離した軸筒ａ内の顔料等の沈降物を再撹拌させたいときは、軸筒ａを軸方向に振ることにより、軸筒ａ内で撹拌用ボールｊを遊動させて塗布液の撹拌を行うことができる。軸筒ａ内には細径パイプｃが延在しているため、撹拌用ボールｊとしては、細径パイプｃと軸筒ａの内周面との間に挿入可能な小さいものが要求されるが、撹拌用ボールｊが小さくなると撹拌能力が低下してしまうため、複数個の撹拌用ボールｊを使用する場合もある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記塗布液中の沈降物は、弁座ｆの開口ｆ４と軸筒ａの内周面との間の空間部ｍ（図５参照）にも沈降する。そのため、撹拌用ボールｊは、空間部ｍに入って沈降物を撹拌できるように、腕部ｆ３と腕部ｆ３との間に侵入可能な大きさであることも要求される。しかしながら、撹拌用ボールｊを空間部ｍに挿入可能な大きさに設定しても、使用者がランダムに塗布具を上下に振って撹拌を行うため、図５に示すように、実際には撹拌用ボールｊが腕部ｆ３の後端ｎに衝突して跳ね返る場合が多い。よって、撹拌用ボールｊが前記空間部ｍ内に達しにくいため、空間部ｍ内の沈降物を十分に撹拌できない不具合が生じ得る。また、撹拌用ボールｊと腕部ｆ３の後端ｎとの衝突によって、腕部ｆ３の後端ｎが破損したり、反対に撹拌用ボールｊが削れて塗布液が黒くにじんだりする恐れもある。
【０００８】
また、図５に示すように、塗布具を立てた状態（通常の使用状態）において、弁座ｆの開口ｆ４の下端が、口元部ａ１の後端に形成された軸筒ａ内の段差面ａ２よりも上方に位置するため、軸筒ａ内における開口ｆ４の下端よりも下方の環状の隙間ｐには塗布液が残ってしまう問題点がある。
【０００９】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、弁座周りにおいても確実に塗布液の沈降物を撹拌させ、しかも軸筒内の塗布液を最後まで使い切ることのできる筆記具、化粧具等の液体塗布具を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、次のような構成を有する。
すなわち、請求項１の発明は、沈降性を有する成分が配合された塗布液を内部に貯蔵する軸筒と、前記沈降性を有する成分を撹拌するために前記軸筒内に遊動自在に配設された撹拌部材と、前記軸筒内の前端部に配設されると共に、軸径方向に突出した太径部を有する弁棒と、前記軸筒の前端開口に嵌着されると共に前記太径部が当接・離脱して弁を閉止・開放させる略筒状の弁座と、前記弁棒の前方に配設されると共に弁の開放時に前記軸筒内から塗布液が供給される塗布体とを備え、前記軸筒の前端部には小径に形成された口元部が設けられ、前記弁座には前記口元部に嵌入された嵌入部と該嵌入部の後端から後方に突出した突出部とが設けられた筆記具、化粧具等の液体塗布具において、前記突出部は、前記嵌入部の後端から後方に延びる複数の腕部と、隣り合う腕部と腕部との間に形成された開口とを有するとともに、前記開口と前記軸筒の内周面との間を撹拌部材が軸方向に移動可能に設定し、前記複数の腕部それぞれの後端部には、後方に向かい尖らせた形状を呈するとともに、該腕部の後端部に後方から衝突した撹拌部材を腕部と隣り合ういずれかの開口と前記軸筒の内周面との間に誘導する傾斜面が設けられたことを特徴とする筆記具、化粧具等の液体塗布具である。
【００１１】
請求項２の発明は、前記突出部の開口の前端は、前記口元部の後端に形成された前記軸筒内の段差面に対して、軸方向において同一位置または前方位置にあることを特徴とする請求項１記載の筆記具、化粧具等の液体塗布具である。
【００１２】
【作用】
請求項１の発明によれば、使用者が塗布具を持って上下に振ることにより、撹拌部材が軸筒内を軸方向に往復運動する中で前記腕部の後端に衝突しても、その腕部の後端部には前記傾斜面が設けられているため、撹拌部材は跳ね返ることなく腕部と腕部との間であって前記開口と軸筒の内周面との間に侵入する。したがって、前記開口と軸筒の内周面との間に溜まった沈降物が撹拌部材により確実に撹拌されるようになる。また、撹拌部材が前記腕部の後端で跳ね返ることがないため、腕部の後端部および撹拌部材の破損や摩耗を低減することができる。
【００１３】
請求項２の発明によれば、前記突出部の開口の前端が、前記軸筒内の段差面に対して、同一位置または前方位置にあるため、塗布具が立った状態つまり通常の塗布具の使用状態において、前記開口の下端が前記段差面と同じ高さ、あるいはそれよりも下方になる。したがって、前記段差面上の塗布液は、軸筒内に残ることなく最後まで使われるようになる。
【００１４】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図は本発明の実施例である筆記具を示したものである。
この実施例の筆記具は、図１に示すように、顔料等の沈降性を有する成分が配合されたインク（塗布液の一例）を内部に貯蔵する軸筒１を備えた筆記具であって、尾端に設けられたノック部２１を軸方向にノックすることにより、内部に設けられた弁を開放させてペン先からインクを流出させるものである。
【００１５】
筆記具は、前記軸筒１と、ノック時には前方に押圧されて筆記具内容積を減少させるノック部２１と、ノック部２１に後端部が連結され軸筒１内を前方に延びる細径パイプ７と、細径パイプ７の前端部に連結されると共に、軸径方向に突出した太径部６ａを有する弁棒６と、軸筒１の前端開口に固着されると共に太径部６ａよりも後方位置で弁棒６を摺動自在に保持し、かつ、非ノック時には太径部６ａが当接しノック時には離脱する弁座２とを備える。さらに、筆記具は、後端が太径部６ａに当接して弁棒６を後方に付勢する弁バネ８と、弁バネ８の前端を支持するように弁座２の前端部に嵌入されると共に、弁棒６の前端部を案内する案内孔３ｃを有するバネ受３と、案内孔３ｃの前方に配置され、かつ、ノック時には太径部６ａと弁座２との隙間および案内孔３ｃと弁棒６との隙間を通じてインクが軸筒１内から供給されるペン芯１０（塗布体の一例）とを備える。
【００１６】
各部の構成を詳細に説明する。軸筒１は、図１に示すように、軟質合成樹脂製で前後両端が開口している。そして、軸筒１における弁座２の後方空間がインクタンク４とされ、その内部には、前記沈降性を有する成分を撹拌するためにインク撹拌用ボール５が遊動自在に配設されている。軸筒１の前端部の口元部１ａは、他の部分よりも小径に形成されている。
【００１７】
ノック部２１は、軸筒１の後端部に嵌着された尾栓２０に一体形成されたものである。ノック部２１は、尾栓２０の内周壁に設けられると共に細径パイプ７の後端に連結した薄肉壁２２と、薄肉壁２２の後面に連結すると共に薄肉壁２２よりも後方で尾栓２０の内周壁を前後に摺動可能なノックキャップ２４とを備える。
【００１８】
薄肉壁２２は、階段状に形成されていて、その横断面視の略中央部には、棒状に前後一対のリブ２３ａ，２３ｂが一体形成される。ノックキャップ２４は、後方に向けてやや縮径したテーパ状の成形品であり、内側に筒状のリブ２４ａを備える。ノックキャップ２４は、そのリブ２４ａが前記リブ２３ｂに嵌合すると共に、カバー部１５の内周壁に突設された突起２５によって尾栓２０内に保持される。前側のリブ２３ａは、インクタンク４に向けて突出しており、細径パイプ７の後端部に連結されている。
【００１９】
弁棒６は、前後方向略中央部に太径部６ａを有し、その太径部６ａの外面に前方へ向いた段部６ｂを有する。太径部６ａの後端は、テーパ状に縮径する段部６ｃとなっており、その段部６ｃの後方には細径部６ｄが延長されている。さらに細径部６ｄの後端には、連結小径部６ｅが形成されている。また、細径部６ｄは、弁座２の後端面を貫通して後方に突出し、その後端の連結小径部６ｅは、細径パイプ７の前端口に圧入され連結される。
【００２０】
弁座２は、軸筒１の口元部１ａの端面に当接する鍔部２ａと、口元部１ａに嵌入された太径筒部（嵌入部に相当）２ｂと、この太径筒部２ｂの後端からインクタンク４内に突出した小径筒部（突出部に相当）２ｃと、太径筒部２ｂと小径筒部２ｃとを連通する弁孔２ｅとを備える。
【００２１】
この小径筒部２ｃは、図２（ａ）〜同（ｃ）に示すように、太径筒部２ｂの後端から後方に延びる複数の腕部２ｃ１と、隣り合う腕部２ｃ１と腕部２ｃ１との間に形成された開口２ｆと、複数の腕部２ｃ１の後端部を連結すると共に、弁棒６の細径部６ｄを摺動自在に保持する保持孔２ｄを備えた連結筒部２ｇとを有する。
【００２２】
複数の腕部２ｃ１は、周方向４箇所に配置されて形成されており、それぞれの後端部には、該後端部に後方から衝突した撹拌用ボール５を開口２ｆと軸筒１の内周面との間に誘導する左右一対の傾斜面２ｈ，２ｈが設けられている。この左右一対の傾斜面２ｈ，２ｈは、各腕部２ｃ１の後端部を後方に向けて尖らせる形状を呈していて、腕部２ｃ１の後端部に衝突した撹拌用ボール５は、左右一対の傾斜面２ｈによって、腕部２ｃ１を挟む左右いずれかの開口２ｆの側方に振り分けられる。
【００２３】
小径筒部２ｃの開口２ｆの前端は、図３に示すように、口元部１ａの後端に形成された軸筒１内の段差面１ｂに対して、軸方向において前方位置にある。なお、この開口２ｆの前端は、軸方向において前記段差面１ｂと面一になるようにしてもよい。
【００２４】
弁孔２ｅの前端開口縁には、弁棒６の段部６ｃが当接・離脱可能になっており、非ノック時にはインクタンク４と太径筒部２ｂ内との連通が遮断される一方、ノック時には弁棒６が前方に移動してインクタンク４と太径筒部２ｂ内とが開口２ｆを介して連通する。
【００２５】
弁バネ８は、弁棒６の前側略半分に嵌装されると共に前端が太径部６ａの段部６ｂに当接することにより、弁棒６を前方に常時付勢している。
【００２６】
バネ受３は、弁座２の鍔部２ａに当接した鍔部３ａと、この鍔部３ａの内側中心部に形成された前記案内孔３ｃと、弁座２の太径筒部２ｂの前部に嵌入される嵌合部３ｂとを備える。案内孔３ｃは、弁棒６前端の外径よりも大きな内径を有する円孔、あるいは、該円孔の内面に弁棒６に摺接するリブを複数形成したものなどである。
【００２７】
軸筒１の口元部１ａの外周面には、図１に示すように、弁座２およびバネ受３の鍔部２ａ，３ａを口元部１ａの前端面との間で挟持した先軸９が螺着されている。先軸９の中心孔には、その内面の所要位置（円周方向の１２０°毎の位置）から中心に向って半径方向に突出したリブ９ａが形成されている。
【００２８】
ペン芯１０は、先軸９のリブ９ａによって把持されており、フェルト、スラバー、毛筆などで構成される。このペン芯１０の後端面は、バネ受３の案内孔３ｃに対向している。先軸９の軸方向の略中央位置には、中間径部９ｂが形成されており、この中間径部９ｂの内孔部にはスポンジ体１１が装着されている。そして、スポンジ体１１の中心孔には、ペン芯１０の後端が嵌入される。なお、軸筒１の前方の先軸９の外周部にはキャップ（図示略）が着脱自在に嵌着される。
【００２９】
以上のような構成を有する本実施例によれば、ノック部２１のノックキャップ２４を軸方向にノツクして薄肉壁２２を変形させることにより、細径パイプ７を押圧して前進させる。この細径パイプ７の前進により、弁棒６は、弁座２の保持孔２ｄおよびバネ受３の案内孔３ｃに支持された状態で、弁バネ８を圧縮させながら前進する。この弁棒６の前進により、弁座２の弁孔２ｅの前端開口縁から弁棒６の段部６ｃが離脱する。この弁の開放、および、薄肉壁２２の変形によるインクタンク４の内容積減少により、インクタンク４内のインクは、開口２ｆおよび弁孔２ｅを介して弁座２の太径筒部２ｂ内に流入し、バネ受３の案内孔３ｃと弁棒６の前端部との隙間からスポンジ体１１を経てペン芯１０に供給される。
【００３０】
一方、使用者が筆記具を上下に振ってインクの撹拌を行うとき、撹拌用ボール５が軸筒１内を軸方向に往復運動する中で腕部２ｃ１の後端に衝突しても、撹拌用ボール５は、図３に示すように、前記傾斜面２ｈにより跳ね返ることなく、腕部２ｃ１と腕部２ｃ１との間であって開口２ｆと軸筒１の内周面との間に侵入する。したがって、開口２ｆと軸筒１の内周面との間に溜まった沈降物を撹拌用ボール５により確実に撹拌することができる。また、撹拌用ボール５が跳ね返ることがないことから、撹拌用ボール５および弁座２の破損や摩耗を低減できる。
【００３１】
また、弁座２における開口２ｆの前端が、軸筒１内の段差面１ｂに対して前方位置にあるため、図３に示すように、筆記具が立った状態つまり通常の筆記具の使用状態において、開口２ｆの下端が段差面１ｂよりも下方になる。したがって、段差面１ｂ上のインクを軸筒１内に残すことなく最後まで使うことができる。
【００３２】
なお、本実施例は、本発明の好適な実施の態様であり、本発明の技術的範囲はこの実施例に何ら限定されない。
【００３３】
【発明の効果】
以上の説明の通り、本発明によれば、筆記具、化粧具等の液体塗布具において、弁座周りにおいても確実に塗布液の沈降物を撹拌させ、しかも軸筒内の塗布液を最後まで使い切ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施例の筆記具の縦断面図である。
【図２】本実施例に係る弁座の拡大図であって、（ａ）は後方から見た図、（ｂ）は側方から見た後部側面図、（ｃ）は（ａ）におけるIIｃ−IIｃ断面図である。
【図３】実施例に係る弁座周辺を示す縦断面図である。
【図４】従来例の液体塗布具の縦断面図である。
【図５】従来例の液体塗布具の前部の拡大断面図である。
【符号の説明】
１ 軸筒
１ａ 口元部
１ｂ 段差面
２ 弁座
２ｂ 太径筒部（嵌入部に相当）
２ｃ 小径筒部（突出部に相当）
２ｃ１ 腕部
２ｆ 開口
２ｈ 傾斜面
５ 撹拌用ボール（撹拌部材の一例）
６ 弁棒
６ａ 太径部
１０ ペン芯（塗布体の一例）[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a liquid applicator such as a writing instrument and a cosmetic tool.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a liquid applicator such as a writing instrument in which ink is stored directly in the shaft cylinder or a liquid cosmetic such as a nail polish liquid stored in the shaft cylinder, the discharge amount of the ink or nail polish liquid is controlled. For this purpose, a valve device is often mounted inside the shaft tube. As one of the valve opening / closing knock mechanisms, a bellows shaft portion is provided in a shaft cylinder, and the squeeze property of the bellows shaft portion can be used for knocking in the axial direction (Japanese Utility Model Sho 62). -109980 and Japanese Utility Model Publication No. 6-18616).
[0003]
A conventional liquid applicator is shown in FIG. This liquid applicator includes a shaft cylinder a that stores a coating liquid in which a component such as a pigment is mixed, a bellows shaft portion b provided at the rear end portion of the shaft tube a, and a bellows shaft portion b. A small diameter pipe c extending forward from the inner surface of the shaft cylinder a, a valve rod d connected to the tip of the small diameter pipe c, and a tapered step in a large diameter portion e provided on the valve rod d The rear end is in contact with the stepped portion e1 of the valve stem d and the valve seat f from which the stepped portion e1 is detached when the valve stem d moves forward, contacting the portion e1. A valve spring g that urges the valve rod d rearward, a spring receiver i that receives the front end of the valve spring g and has a coating liquid hole h in the center, and a shaft cylinder a for stirring sediments such as pigments. And a stirring ball j such as a glass or a metal ball, which is inserted in a freely movable manner.
[0004]
The valve seat f includes a large-diameter cylinder part f1 fitted into the small-diameter mouth part a1 of the shaft cylinder a, and a small-diameter cylinder part f2 protruding rearward from the rear end of the large-diameter cylinder part f1. As shown in FIG. 5, the small-diameter cylindrical portion f2 has a plurality of arm portions f3 extending rearward from the rear end of the large-diameter cylindrical portion f1, and an opening f4 provided between the adjacent arm portions f3.
[0005]
According to this valve device, the user presses the bellows shaft portion b forward and moves the valve stem d forward through the small-diameter pipe c, so that the opening f4 of the valve seat f, the valve stem d The coating liquid can be supplied to the pen core k through the gap between the stepped portion e1 and the valve seat f and the coating liquid hole h. On the other hand, when the bellows shaft portion b is released from the pressing force of the user, the valve rod d moves rearward by the urging force of the valve spring g, so that the step portion e1 and the valve seat f come into contact with each other and the shaft cylinder a The inside is sealed.
[0006]
Further, when it is desired to re-stir the sediment such as the pigment in the shaft cylinder a that has settled or separated, the stirring ball j is moved freely in the shaft cylinder a by shaking the shaft cylinder a in the axial direction. Can be stirred. Since the small-diameter pipe c extends in the shaft cylinder a, the stirring ball j is required to be a small one that can be inserted between the small-diameter pipe c and the inner peripheral surface of the shaft cylinder a. However, when the stirring ball j becomes small, the stirring ability decreases, and therefore, a plurality of stirring balls j may be used.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the sediment in the coating liquid also settles in a space m (see FIG. 5) between the opening f4 of the valve seat f and the inner peripheral surface of the shaft cylinder a. For this reason, the stirring ball j is also required to have a size capable of entering between the arm part f3 and the arm part f3 so that the sediment can be stirred by entering the space m. However, even if the stirring ball j is set to a size that can be inserted into the space m, the user randomly shakes the applicator up and down to perform stirring. In many cases, the ball j hits the rear end n of the arm part f3 and rebounds. Therefore, since the stirring ball j does not easily reach the space part m, there may occur a problem that the sediment in the space part m cannot be sufficiently stirred. Further, the collision between the stirring ball j and the rear end n of the arm portion f3 may cause damage to the rear end n of the arm portion f3, or conversely, the stirring ball j may be scraped off and the coating solution may bleed black. .
[0008]
Further, as shown in FIG. 5, in the state where the applicator is stood (normal use state), the lower end of the opening f4 of the valve seat f is a stepped surface in the shaft cylinder a formed at the rear end of the mouth portion a1. Since it is located above a2, there is a problem that the coating liquid remains in the annular gap p below the lower end of the opening f4 in the shaft cylinder a.
[0009]
The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and is a writing instrument that can reliably stir the sediment of the coating liquid around the valve seat and use up the coating liquid in the shaft cylinder to the end. An object of the present invention is to provide a liquid applicator such as a cosmetic tool.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention has the following configuration.
That is, the invention of claim 1 is a shaft cylinder that stores therein a coating liquid containing a component having settling properties, and is freely disposed in the shaft tube to stir the components having settling properties. The agitating member, a valve rod having a large-diameter portion projecting in the axial radial direction and disposed at the front end portion in the shaft cylinder, and fitted to the front end opening of the shaft cylinder and the large diameter A substantially cylindrical valve seat that closes and opens the valve by contacting and disengaging the part, and an application body that is disposed in front of the valve stem and that is supplied with coating liquid from the shaft cylinder when the valve is opened A front end portion of the shaft cylinder is provided with a small-diameter mouth portion, and the valve seat has a fitting portion fitted into the mouth portion and a protrusion projecting rearward from the rear end of the fitting portion. writing instrument parts and is provided, in liquid applicator such as a cosmetic device, the front Symbol protrusion extending rearwardly from the rear end of the fitting portion Moving a plurality of arms, as well as organic and formed opening between the arms and the arm portion adjacent stirring members between the inner circumferential surface of the front Symbol opening and the barrel is axially that set possible, wherein the plurality of arm portions each of the rear end portion, with exhibits shape sharpened toward the rear, adjacent to the arm portion a stirring member that has collided from behind the rear end portion of the arm portion writing instrument, wherein the inclined surfaces to induce between the inner peripheral surface of the barrel and either the apertures are provided, a liquid applicator such as a cosmetic tool.
[0011]
The invention according to claim 2 is characterized in that the front end of the opening of the protruding portion is at the same position or the front position in the axial direction with respect to the stepped surface in the shaft cylinder formed at the rear end of the mouth portion. A liquid applicator such as a writing instrument or a cosmetic tool according to claim 1.
[0012]
[Action]
According to the invention of claim 1, even if the user collides with the rear end of the arm portion while reciprocating in the axial direction in the shaft cylinder by shaking the applicator up and down, Since the inclined surface is provided at the rear end portion of the arm portion, the stirring member does not rebound and enters between the arm portion and the arm portion and between the opening and the inner peripheral surface of the shaft tube. To do. Therefore, the sediment accumulated between the opening and the inner peripheral surface of the shaft tube is reliably stirred by the stirring member. Further, since the stirring member does not rebound at the rear end of the arm portion, damage and wear of the rear end portion of the arm portion and the stirring member can be reduced.
[0013]
According to the invention of claim 2, since the front end of the opening of the projecting portion is at the same position or the front position with respect to the step surface in the shaft tube, the applicator stands up, that is, in a normal applicator. In use, the lower end of the opening is at the same height as the stepped surface or below it. Accordingly, the coating liquid on the step surface is used to the end without remaining in the shaft cylinder.
[0014]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
The drawing shows a writing instrument which is an embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 1, the writing instrument of this embodiment is a writing instrument including a shaft cylinder 1 that stores therein an ink (an example of a coating liquid) in which a component having a sedimentation property such as a pigment is blended. By knocking the knock portion 21 provided at the end in the axial direction, the valve provided inside is opened to allow ink to flow out from the pen tip.
[0015]
The writing instrument includes the shaft tube 1, a knock part 21 that is pressed forward to reduce the volume of the writing tool when knocked, and a small-diameter pipe 7 that has a rear end connected to the knock part 21 and extends forward in the shaft cylinder 1. The valve rod 6 is connected to the front end portion of the small-diameter pipe 7 and has a large-diameter portion 6a protruding in the axial radial direction, and is fixed to the front-end opening of the shaft tube 1 and is positioned rearward of the large-diameter portion 6a. And a valve seat 2 that slidably holds the valve stem 6 and that contacts the large-diameter portion 6a when not knocked and is released when knocked. Further, the writing instrument is fitted into the front end portion of the valve seat 2 so as to support the front end of the valve spring 8 and the valve spring 8 that urges the valve rod 6 rearward with the rear end contacting the large diameter portion 6a. At the same time, a spring receiver 3 having a guide hole 3c for guiding the front end portion of the valve stem 6 is disposed in front of the guide hole 3c, and at the time of knocking, a clearance between the large diameter portion 6a and the valve seat 2 and a guide hole 3c A pen core 10 (an example of an application body) that is supplied with ink from the shaft cylinder 1 through a gap with the valve stem 6 is provided.
[0016]
The configuration of each part will be described in detail. As shown in FIG. 1, the shaft tube 1 is made of a soft synthetic resin and is open at both front and rear ends. A space behind the valve seat 2 in the shaft cylinder 1 is an ink tank 4, and an ink agitation ball 5 is movably disposed inside the ink tank 4 in order to agitate the component having sedimentation. The mouth portion 1a at the front end portion of the shaft tube 1 is formed with a smaller diameter than the other portions.
[0017]
The knock portion 21 is integrally formed with the tail plug 20 fitted to the rear end portion of the shaft tube 1. The knock portion 21 is provided on the inner peripheral wall of the tail plug 20 and is connected to the rear end of the thin pipe 7. The knock portion 21 is connected to the rear surface of the thin wall 22 and is connected to the rear surface of the thin wall 22 and behind the thin wall 22. And a knock cap 24 slidable back and forth on the inner peripheral wall.
[0018]
The thin wall 22 is formed in a step shape, and a pair of front and rear ribs 23a and 23b are integrally formed in a bar shape at a substantially central portion in a cross-sectional view. The knock cap 24 is a tapered molded product having a slightly reduced diameter toward the rear, and includes a cylindrical rib 24a on the inner side. The knock cap 24 is held in the tail plug 20 by a protrusion 25 projecting from the inner peripheral wall of the cover portion 15 while the rib 24a is fitted into the rib 23b. The front rib 23 a protrudes toward the ink tank 4 and is connected to the rear end portion of the small-diameter pipe 7.
[0019]
The valve stem 6 has a large diameter portion 6a at a substantially central portion in the front-rear direction, and has a step portion 6b facing forward on the outer surface of the large diameter portion 6a. The rear end of the large-diameter portion 6a is a step portion 6c that has a tapered diameter, and a small-diameter portion 6d is extended behind the step portion 6c. Further, a connecting small diameter portion 6e is formed at the rear end of the small diameter portion 6d. Further, the small diameter portion 6d penetrates the rear end surface of the valve seat 2 and protrudes backward, and the connecting small diameter portion 6e at the rear end is press-fitted into the front end port of the small diameter pipe 7 and connected.
[0020]
The valve seat 2 includes a flange portion 2a that contacts the end surface of the mouth portion 1a of the shaft tube 1, a large-diameter tube portion (corresponding to a fitting portion) 2b fitted into the mouth portion 1a, and a rear portion of the large-diameter tube portion 2b. A small-diameter cylindrical portion (corresponding to a protruding portion) 2c protruding from the end into the ink tank 4 and a valve hole 2e communicating the large-diameter cylindrical portion 2b and the small-diameter cylindrical portion 2c are provided.
[0021]
As shown in FIGS. 2A to 2C, the small-diameter cylindrical portion 2c includes a plurality of arm portions 2c1 extending rearward from the rear end of the large-diameter cylindrical portion 2b, and adjacent arm portions 2c1 and 2c1. The connecting cylinder portion 2g provided with a holding hole 2d for slidably holding the narrow-diameter portion 6d of the valve stem 6 while connecting the opening 2f formed between and the rear end portions of the plurality of arm portions 2c1. And have.
[0022]
The plurality of arm portions 2c1 are formed at four locations in the circumferential direction. At each rear end portion, a stirring ball 5 colliding with the rear end portion from the rear is provided in the opening 2f and the shaft tube 1 inside. A pair of left and right inclined surfaces 2h, 2h that are guided between the peripheral surface and the peripheral surface are provided. The pair of left and right inclined surfaces 2h, 2h has a shape that sharpens the rear end of each arm 2c1 rearward, and the stirring ball 5 that collides with the rear end of the arm 2c1 Are distributed to the side of the left or right opening 2f sandwiching the arm 2c1.
[0023]
As shown in FIG. 3, the front end of the opening 2f of the small-diameter cylindrical portion 2c is in the front position in the axial direction with respect to the step surface 1b in the axial tube 1 formed at the rear end of the mouth portion 1a. The front end of the opening 2f may be flush with the step surface 1b in the axial direction.
[0024]
A step portion 6c of the valve stem 6 can be brought into contact with and separated from the opening edge of the front end of the valve hole 2e, and communication between the ink tank 4 and the large-diameter cylindrical portion 2b is blocked when not knocked. When knocking, the valve stem 6 moves forward, and the ink tank 4 communicates with the inside of the large diameter cylindrical portion 2b through the opening 2f.
[0025]
The valve spring 8 is fitted in substantially half of the front side of the valve stem 6 and its front end abuts against the stepped portion 6b of the large-diameter portion 6a, thereby constantly biasing the valve stem 6 forward.
[0026]
The spring receiver 3 includes a flange portion 3a that is in contact with the flange portion 2a of the valve seat 2, the guide hole 3c formed in the inner center portion of the flange portion 3a, and the front of the large-diameter cylindrical portion 2b of the valve seat 2 And a fitting portion 3b fitted into the portion. The guide hole 3c is a circular hole having an inner diameter larger than the outer diameter of the front end of the valve rod 6 or a plurality of ribs that are in sliding contact with the valve rod 6 on the inner surface of the circular hole.
[0027]
On the outer peripheral surface of the mouth portion 1a of the shaft cylinder 1, as shown in FIG. 1, there is a tip shaft 9 that sandwiches the flanges 2a and 3a of the valve seat 2 and the spring receiver 3 between the front end surface of the mouth portion 1a. It is screwed. The center hole of the front shaft 9 is formed with a rib 9a protruding radially from the required position (position at every 120 ° in the circumferential direction) of the inner surface toward the center.
[0028]
The pen core 10 is held by the rib 9a of the tip shaft 9, and is composed of felt, a rubber, a brush, or the like. The rear end surface of the pen core 10 faces the guide hole 3 c of the spring receiver 3. An intermediate diameter portion 9b is formed at a substantially central position in the axial direction of the tip shaft 9, and a sponge body 11 is attached to an inner hole portion of the intermediate diameter portion 9b. Then, the rear end of the pen core 10 is fitted into the center hole of the sponge body 11. A cap (not shown) is detachably fitted to the outer peripheral portion of the front shaft 9 in front of the shaft tube 1.
[0029]
According to the present embodiment having the above-described configuration, the small-diameter pipe 7 is pushed forward by knocking the knock cap 24 of the knock portion 21 in the axial direction to deform the thin wall 22. By the advance of the small diameter pipe 7, the valve rod 6 advances while compressing the valve spring 8 while being supported by the holding hole 2d of the valve seat 2 and the guide hole 3c of the spring receiver 3. By the advancement of the valve stem 6, the step 6c of the valve stem 6 is detached from the front end opening edge of the valve hole 2e of the valve seat 2. Due to the opening of the valve and the reduction of the inner volume of the ink tank 4 due to the deformation of the thin wall 22, the ink in the ink tank 4 passes into the large-diameter cylindrical portion 2b of the valve seat 2 through the opening 2f and the valve hole 2e. It flows in and is supplied to the pen core 10 through the sponge body 11 from the gap between the guide hole 3 c of the spring receiver 3 and the front end of the valve stem 6.
[0030]
On the other hand, when the user stirs the writing instrument up and down to stir the ink, even if the stirrer ball 5 collides with the rear end of the arm 2c1 while reciprocating in the axial cylinder 1, As shown in FIG. 3, the ball 5 enters between the arm portion 2 c 1 and the arm portion 2 c 1 and between the opening 2 f and the inner peripheral surface of the shaft tube 1 without being rebounded by the inclined surface 2 h. Therefore, the sediment accumulated between the opening 2 f and the inner peripheral surface of the shaft cylinder 1 can be reliably stirred by the stirring ball 5. Moreover, since the stirring ball 5 does not rebound, damage and wear of the stirring ball 5 and the valve seat 2 can be reduced.
[0031]
Further, since the front end of the opening 2f in the valve seat 2 is in a front position with respect to the stepped surface 1b in the shaft cylinder 1, as shown in FIG. 3, in a state where the writing instrument stands, that is, in a normal writing instrument use state, The lower end of the opening 2f is below the step surface 1b. Therefore, the ink on the stepped surface 1b can be used to the end without leaving in the shaft cylinder 1.
[0032]
In addition, a present Example is a suitable embodiment of this invention, and the technical scope of this invention is not limited to this Example at all.
[0033]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a liquid applicator such as a writing instrument or a cosmetic tool, the deposit of the application liquid is reliably stirred even around the valve seat, and the application liquid in the shaft cylinder is used up to the end. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a writing instrument of the present embodiment.
FIG. 2 is an enlarged view of a valve seat according to the present embodiment, where (a) is a view seen from the rear, (b) is a rear side view seen from the side, and (c) is IIc in (a). It is -IIc sectional drawing.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing the periphery of a valve seat according to an embodiment.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of a conventional liquid applicator.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view of a front portion of a conventional liquid applicator.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Shaft cylinder 1a Mouth part 1b Step surface 2 Valve seat 2b Large diameter cylinder part (equivalent to insertion part)
2c Small-diameter cylindrical part (equivalent to the protruding part)
2c1 Arm 2f Opening 2h Inclined surface 5 Stirring ball (an example of a stirring member)
6 Valve stem 6a Large diameter part 10 Pen core (an example of application body)

Claims (2)

沈降性を有する成分が配合された塗布液を内部に貯蔵する軸筒と、前記沈降性を有する成分を撹拌するために前記軸筒内に遊動自在に配設された撹拌部材と、前記軸筒内の前端部に配設されると共に、軸径方向に突出した太径部を有する弁棒と、前記軸筒の前端開口に嵌着されると共に前記太径部が当接・離脱して弁を閉止・開放させる略筒状の弁座と、前記弁棒の前方に配設されると共に弁の開放時に前記軸筒内から塗布液が供給される塗布体とを備え、前記軸筒の前端部には小径に形成された口元部が設けられ、前記弁座には前記口元部に嵌入された嵌入部と該嵌入部の後端から後方に突出した突出部とが設けられた筆記具、化粧具等の液体塗布具において、
前記突出部は、前記嵌入部の後端から後方に延びる複数の腕部と、隣り合う腕部と腕部との間に形成された開口とを有するとともに、前記開口と前記軸筒の内周面との間を撹拌部材が軸方向に移動可能に設定し、
前記複数の腕部それぞれの後端部は、後方に向かい尖らせた形状を呈するとともに、該後端部に後方から衝突した撹拌部材を腕部と隣り合ういずれかの開口と前記軸筒の内周面との間に誘導する傾斜面が設けられたことを特徴とする筆記具、化粧具等の液体塗布具。A shaft cylinder that stores therein a coating liquid in which a component having settling properties is blended, a stirring member that is slidably disposed in the shaft tube for stirring the component having settling properties, and the shaft tube A valve rod having a large-diameter portion protruding in the axial radial direction and being fitted to the front-end opening of the shaft tube, and the large-diameter portion abutting and separating from the valve A substantially cylindrical valve seat for closing / opening, and an application body that is disposed in front of the valve stem and that is supplied with a coating liquid from the inside of the shaft cylinder when the valve is opened , the front end of the shaft cylinder A writing instrument and a makeup provided with a mouth part formed in a small diameter at the part, and a fitting part fitted into the mouth part and a protruding part projecting backward from the rear end of the fitting part on the valve seat In liquid applicators such as tools,
The protrusion includes a plurality of arms extending rearward from the rear end of the insertion portion, as well as organic and formed opening between the arms and the arm portion adjacent the front Symbol opening and said barrel stirring member between the inner circumferential surface is set to move available-axially,
Said plurality of arm portions each rear end, with exhibits shape sharpened toward the rear, either of the stirring member that has collided from behind the rear end portion adjacent to the arm portion apertures and of said barrel A liquid applicator such as a writing instrument or a cosmetic tool, characterized in that an inclined surface is provided between the inner peripheral surface and the inner peripheral surface. 前記突出部の開口の前端は、前記口元部の後端に形成された前記軸筒内の段差面に対して、軸方向において同一位置または前方位置にあることを特徴とする請求項１記載の筆記具、化粧具等の液体塗布具。  The front end of the opening of the protruding portion is at the same position or a front position in the axial direction with respect to a step surface in the shaft cylinder formed at the rear end of the mouth portion. Liquid applicators such as writing instruments and cosmetics.

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