JP3638695B2 - 永久磁石回転子 - Google Patents

永久磁石回転子 Download PDF

Info

Publication number
JP3638695B2
JP3638695B2 JP01088296A JP1088296A JP3638695B2 JP 3638695 B2 JP3638695 B2 JP 3638695B2 JP 01088296 A JP01088296 A JP 01088296A JP 1088296 A JP1088296 A JP 1088296A JP 3638695 B2 JP3638695 B2 JP 3638695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
core
magnet
shaft
circumferential direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01088296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09205747A (ja
Inventor
桂三 渡辺
伸太郎 小市
豊 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP01088296A priority Critical patent/JP3638695B2/ja
Publication of JPH09205747A publication Critical patent/JPH09205747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3638695B2 publication Critical patent/JP3638695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーボモータ等の回転電気機器に用いる永久磁石回転子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4(A)は、サーボモータに用いられる従来の永久磁石回転子の形態の一部を切り欠いて示した側面図であり、(B)は、この永久磁石回転子の正面図(シャフトの軸線方向から見た図)である。両図に示すように、従来の永久磁石回転子は、シャフト101にコア102が固定され、さらにコア102の外周に複数の永久磁石103…が固定された構造を有している。複数の永久磁石103…は、コア102の外周に周方向に並ぶように配置されてコア102の外周面に接着剤により接着されている。しかしながら永久磁石103は機械的強度が弱い上、永久磁石回転子が回転すると永久磁石103には強い遠心力が働いて、永久磁石103の接着が外れるおそれがある。そこで、隣接する永久磁石103,103の間の谷間を埋めるように棒状の絶縁スペーサ104…を配置し、永久磁石103…及絶縁スペーサ104…の外周をケプラー糸(E.Iデュポンの登録商標)で巻回して巻回層105を構成し、その巻回層105にエポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸させて複数の永久磁石103をコア102に対して固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように絶縁スペーサ104及びケプラー糸の巻回層105を用いて、永久磁石103をコア102に固定すると、永久磁石回転子の部品点数が増える上、永久磁石回転子の製造工程が増える問題があった。
【0004】
本発明の目的は、巻回層を用いることなく、永久磁石がコアから外れるのを阻止することができる永久磁石回転子を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、簡単に製造できる永久磁石回転子を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、回転特性に影響を与えることなく、少ない部品点数で永久磁石を固定することができる永久磁石回転子を提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的は、2種類の積層鋼板を用いて構成したコアを用いることによって、少ない製造工程で製造できる永久磁石回転子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数枚の鋼板を積層して構成されてシャフトに固定されるコアと、コアの外周に周方向に並ぶように接着された複数の永久磁石とからなる永久磁石回転子を改良の対象にする。
【0009】
本発明では、複数の鋼板は、周方向に等しい間隔をあけて配置された複数の突出片を外周に一体に有する第1の種類の鋼板と、周方向に等しい間隔をあけて配置された複数の永久磁石位置決め片を外周に一体に有する第2の種類の鋼板とから構成する。そして、第1の種類の鋼板が複数枚まとめて積層されて構成される第1のコア部分と第2の種類の鋼板が複数枚まとめて積層されて構成される第2のコア部分とを複数の突出片と複数の永久磁石位置決め片とがシャフトの軸線方向に重なるようにして、交互に積層してコアを構成する。これにより、第1のコア部分の複数の突出片によって周方向に等しい間隔をあけて配置される複数の突出部構成部分が構成され、シャフトの軸線方向に並ぶ複数の突出部構成部分によって、周方向に等しい間隔をあけて並ぶ複数の磁石挟持用突出部の1つが構成される。そして、隣接する2つの磁石挟持用突出部の間に1つの永久磁石を挟持する。また、第1の種類の鋼板の突出片は、磁石挟持用突出部が周方向に並んで隣接する2つの磁石挟持用突出部の間にシャフトの軸線方向からの永久磁石の挿入が可能でしかも径方向外側への永久磁石の移動を阻止するように永久磁石の外面と係合する形状に形成する。更に、複数の突出片と複数の永久磁石位置決め片とにより永久磁石の下側両角部をシャフトの軸線方向に案内するガイド手段を構成する。本発明によれば、2種類の鋼板を用意するだけで、磁石挟持用突出部及びガイド手段をコアと一体に設けることができて、永久磁石の固定を確実なものとすることができる。
本発明の前提となる発明では、間に永久磁石を挟むようにシャフトの径方向外側に突出する複数の磁石挟持用突出部をコアに設ける。磁石挟持用突出部はコアに一体に設けてもよいが、嵌合構造等を用いて磁石挟持用突出部をコアに設けるようにしてもよい。複数の磁石挟持用突出部は、周方向に並んで隣接する2つの磁石挟持用突出部の間にシャフトの軸線方向からの永久磁石の挿入が可能でしかも径方向外側への永久磁石の移動を阻止するように永久磁石の外面と係合する形状を有するように構成する。
【0010】
このようにすれば、隣接する2つの磁石挟持用突出部の間にシャフトの軸線方向から永久磁石を挿入することにより、永久磁石をコアの外周に接着しただけでも、磁石挟持用突出部が永久磁石のシャフトの径方向外側に移動するのを阻止することができる。したがって本発明によれば、磁石挟持用突出部による挟持と接着だけで永久磁石をコアの外周に簡単に固定できる。そのため、従来のように絶縁スペーサや巻回層を用いることなく、永久磁石がコアから外れるのを阻止できる永久磁石回転子を得ることができる。
【0011】
隣接する2つの磁石挟持用突出部の間に挟持される永久磁石は、1つの一体成形された永久磁石でもよく、また複数の分割永久磁石を組み合わさせて構成してもよい。複数の分割永久磁石を用いる場合には、それらをシャフトの軸線方向に並べて配置する。この場合、磁石挟持用突出部を各分割永久磁石を挟持できるように構成するのは勿論である。
【0012】
複数の磁石挟持用突出部と永久磁石の外面との間には、永久磁石の挿入を可能にするための隙間が形成される。この隙間を接着剤で充填すれば、永久磁石の固定を補強することができて、永久磁石が径方向外側に移動するのを確実に防ぐことができる。磁石挟持用突出部が、隣接する2つの永久磁石の対向する側面の間に位置する基部と隣接する2つの永久磁石の外面と係合する係合部とから構成される場合には、係合部を覆うように接着剤を塗布する。このようにすると接着剤が永久磁石の外面と係合部との間に形成される隙間に毛細管現象によって浸入するので、その隙間に接着剤を簡単に充填することができる。
【0013】
磁石挟持用突出部を用いて永久磁石を挟持する場合、磁石挟持用突出部の軸線方向の長さを長くすればするほど、より確実に永久磁石を挟持して、永久磁石の径方向外側への移動を阻止できる。しかしながら、磁石挟持用突出部の軸線方向の長さがあまり長くなると高調波の発生により回転子の回転にむらが発生する可能性が高くなることが分かった。そこで、回転子の回転をできるだけスムーズにして回転むらを減らすためには、1つの磁石挟持用突出部をシャフトの軸線方向に間隔をあけて配置した複数の突出部構成部分から構成するのが好ましい。このようにすると、磁石挟持用突出部の軸線方向の実質の長さを長くすることなく、永久磁石をしっかりと挟持することができて、高調波の発生を抑制して、回転むらを減少させることができる。
【0014】
複数の突出部構成部分をコアと一体に形成するには、コアを形成する複数枚の鋼板の一部の鋼板に、突出部構成部分を形成するための複数の突出片を周方向に等しい間隔をあけて一体に設ければよい。このようにすれば、鋼板の打ち抜きだけで突出部構成部分を形成する突出片を形成できる。また突出片を周方向に等しい間隔で設けると、コアを組み立てる際に鋼板の回し積みが可能になる。
【0015】
なお永久磁石の保護のために、コアに取付けた永久磁石の外側を全体的に非磁性体材料でモールドしてもよい。またコアに取付けた永久磁石の外周全体を熱収縮チューブで包み、この熱収縮チューブを加熱により収縮させて永久磁石の外周を全体に覆うようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1(A)は、サーボモータに用いられる本発明の永久磁石回転子の実施の形態の一部を切り欠いて示した側面図であり、(B)は、この永久磁石回転子の正面図(シャフトの軸線方向から見た図)である。両図に示すように、永久磁石回転子は、シャフト1にコア2が固定され、さらにコア2の外周に複数の永久磁石3…が固定された構造を有している。
【0017】
コア2は2種類の形状の珪素鋼板を積層して構成されている。なおこの2種類の鋼板の形状については後に詳しく説明するが、これら2種類の鋼板を所定枚数づつ積層することにより、コア2は2つの第1のコア部分2a,2aと3つの第2のコア部分2b…とが交互に積層されて構造になっている。コア2は、中央部にシャフト1が圧入される貫通孔を有しており、その貫通孔にシャフト1が圧入されている。
【0018】
コア2は、外周部に周方向に等しい間隔をあけて並ぶ複数の磁石挟持用突出部2c…を有している。磁石挟持用突出部2cは、周方向に並んで隣接する2つの磁石挟持用突出部2c,2cの間にシャフト1の軸線方向からの永久磁石3の挿入が可能でしかも径方向外側への永久磁石3の移動を阻止するように永久磁石3の外面3bと係合する形状を有している。この例では、シャフト1の軸線方向に沿って並ぶ2つの第1のコア部分2a,2aに形成された突出部構成部分2d,2dによって、1つの磁石挟持用突出部2cが構成されている。1つの磁石挟持用突出部2cを構成する突出部構成部分2dの数及び突出部構成部分2dの軸線方向の長さは、高調波が大きく発生することなく、しっかりと永久磁石3を固定できる値の範囲内に設定されている。この例では、永久磁石3が2つ永久磁石(分割永久磁石3A,3A)によって構成されているため、2つの突出部構成部分2dはそれぞれ分割永久磁石3A,3Aの軸線方向の中心部に位置するように設けられている。
【0019】
各突出部構成部分2dは、基部2d1 と係合部2d2 とから構成されている。基部2d1 は隣接する2つの永久磁石3,3の対向する側面3a,3aの間に位置するように形成されている。別の見方をすると、基部2d1 は、周方向に隣接する2つの基部2d1 の間に永久磁石3,3を挟み込むような形状を有している。また係合部2d2 は、隣接する2つの永久磁石3,3の外面3b,3bと係合するように形成されている。
【0020】
突出部構成部分2dを有する第1のコア部分2aは、図2に示す形状の第1の種類の珪素鋼板2e…が複数枚まとめて積層されて構成されている。第1の種類の鋼板2eは、環状部2fと、この環状部2fの外周部に周方向に等しい間隔をあけて一体に形成された複数の突出片2g…とから構成されている。この鋼板2eは、珪素鋼板を打ち抜き(プレス)することにより形成されている。環状部2fは中心に円形の孔を有しており、突出片2gは基部構成部2g1 と係合部構成部2g2 とから構成されている。第1の種類の鋼板2e…が積層されて、複数の突出片2g…が重なることによって突出部構成部分2dが形成される。そして、突出片2g…の基部構成部2g1 …により突出部構成部分2dの基部2d1 が形成され、突出片2g…の係合部構成部2g2 …により突出部構成部分2dの係合部2d2 が形成される。本実施例によれば、鋼板2eを打ち抜き(プレス)により形成する際に、同時に突出片2g…を形成できるので、永久磁石3をコア2の外周に固定するために用いる磁石挟持用突出部をコア2の製造工程で簡単に形成できる。なお突出片2g…は、周方向に等しい間隔で設けられているので、鋼板の回し積みが可能である。
【0021】
第2のコア部分2bは、図3に示す形状の第2の種類の鋼板2h…が複数枚まとめて積層されて構成されている。第2の種類の鋼板2hは、環状部2iと、この環状部2iの周方向に等しい間隔をあけて配置された永久磁石位置決め片2j…とから構成されている。環状部2iは、第1の種類の鋼板2eの環状部2fと同様に中心に円形の孔を有している。永久磁石位置決め片2jは、第1の種類の鋼板2eの基部構成部2g1 の根元の部分と同じ形状を有している。永久磁石位置決め片2jと基部構成部2g1 とが重なることにより、1つの永久磁石3の下側(コア2側の)両角部をシャフト1の軸線方向に案内するガイド手段が構成される。
【0022】
本実施例では、1つの永久磁石3がシャフト1の軸線方向に並ぶ2つ分割永久磁石3A,3Aにより構成されている。複数の永久磁石3…は、N極とS極とが交互に配置されるように周方向に並べられている。1つの永久磁石3を構成する2つの分割永久磁石3A,3Aは、同じ極性になるように着磁されている。分割永久磁石3Aは周方向に隣接する2つの突出部構成部分2d,2dによって挟持されている。
【0023】
永久磁石3…は、いわゆるカマボコ形状に近い形状を有しており、その底面3cはコア2の外周面に添うように湾曲しており、エポキシ系の接着剤によりコア2の外周に接着されている。また側面3aは、突出部構成部分2dの基部2d1 に沿うことができるような形状を有している。また外面3bは、底面3cよりも曲率半径が小さい湾曲面をなしている。
【0024】
突出部構成部分2dの係合部2d2 と永久磁石3の外面3bの一部を覆うようにエポキシ系の接着剤が塗布されて接着剤充填部4が形成されている。この接着剤充填部4を形成する際に、接着剤が突出部構成部分2dの係合部2d2 と永久磁石3の外面3b及び側面3aとの間に形成される隙間に浸入する。これによって永久磁石3が突出部構成部分2dに対しても接合されることになり、永久磁石の固定が補強される。
【0025】
本実施例では、磁石挟持用突出部2cを2つの突出部構成部分2d,2dによって構成したが、高調波の発生を気にしないですむ用途に用いる磁石回転子であれば、磁石挟持用突出部を軸線方向の長さが十分に長い1つの突出部構成部分によって構成してもよい。また本実施例では、永久磁石3を2つの分割永久磁石3A,3Aにより構成したが、永久磁石を1つの一体永久磁石により構成しても構わない。
【0026】
次にこの磁石回転子の製造方法について説明する。まず第1の種類の鋼板2eと第2の種類の鋼板2hとを積層してコア2を作る。次に、このコア2に一体に設けた複数の磁石挟持用突出部2cの隣接する2つの磁石挟持用突出部2cの間に永久磁石3を挿入する。この例では、分割永久磁石3A,3Aを軸線方向の異なる方向から挿入する。なお永久磁石の挿入に先だって、コア2の外周及び永久磁石3の底面3cの少なくとも一方には熱硬化性の接着剤が塗布されている。その後、複数の磁石挟持用突出部2cと永久磁石3の外面3bとの間の隙間に接着剤を充填するために、突出部構成部分2dの係合部2d2 と永久磁石3の外面3bの一部を覆うようにエポキシ系の接着剤を塗布する。次に、永久磁石3が固定されたコア2を炉に入れて加熱し、熱硬化性の接着剤を硬化させる。そして最後にコア2の中央に形成された貫通孔にシャフト1を圧入する。
【0027】
なお永久磁石3が固定されたコア2の外周を合成樹脂製の熱収縮チューブで覆う場合には、コア2にシャフト1を圧入する前後に、永久磁石が固定されたコア2の外周に熱収縮チューブを被せた後、加熱処理を行って熱収縮チューブを収縮させる。また永久磁石3が固定されたコア2の外周をモールド層で覆う場合には、コア2にシャフト1を圧入する前に、モールド処理を行う。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、2種類の鋼板を積層することにより、磁石挟持用突出部及びガイド手段を一体に備えたコアを構成すると、少ない製造工程で永久磁石回転子を簡単に製造することができ、永久磁石の固定を確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は、サーボモータに用いられる本発明の永久磁石回転子の実施の形態の一例の一部切り欠き側面図であり、(B)はこの永久磁石回転子の正面図である。
【図2】 図1の永久磁石回転子に用いる第1の種類の鋼板の平面図である。
【図3】 図1の永久磁石回転子に用いる第2の種類の鋼板の平面図である。
【図4】 (A)は、サーボモータに用いられる従来の永久磁石回転子の実施の形態の一例の一部切り欠き側面図であり、(B)はこの永久磁石回転子の正面図である。
【符号の説明】
1 シャフト
2 コア
2a 第1のコア部分
2b 第2のコア部分
2c 磁石挟持用突出部
2d 突出部構成部分
2d1 基部
2d2 係合部
3 永久磁石
3a 側面
3b 外面

Claims (1)

  1. 複数枚の鋼板を積層して構成されてシャフトに固定されるコアと、前記コアの外周に周方向に並ぶように接着された複数の永久磁石とからなる永久磁石回転子であって、
    前記複数枚の鋼板は、周方向に等しい間隔をあけて配置された複数の突出片を外周に一体に有する第1の種類の鋼板と、周方向に等しい間隔をあけて配置された複数の永久磁石位置決め片を外周に一体に有する第2の種類の鋼板とからなり、
    前記第1の種類の鋼板が複数枚まとめて積層されて構成される第1のコア部と前記第2の種類の鋼板が複数枚まとめて積層されて構成される第2のコア部分とが前記複数の突出片と前記複数の永久磁石位置決め片とが前記シャフトの軸線方向に重なるようにして、交互に積層されて前記コアが構成され、
    前記第1のコア部分の前記複数の突出片によって、周方向に等しい間隔をあけて配置される複数の突出部構成部分が構成され、
    前記シャフトの軸線方向に並ぶ複数の突出部構成部分によって、周方向に等しい間隔をあけて並ぶ複数の磁石挟持用突出部の1つが構成され、
    隣接する2つの前記磁石挟持用突出部の間に1つの永久磁石が挟持され、
    前記第1の種類の鋼板の前記突出片は、前記磁石挟持用突出部が周方向に並んで隣接する2つの前記磁石挟持用突出部の間に前記シャフトの軸線方向からの前記永久磁石の挿入が可能でしかも前記径方向外側への前記永久磁石の移動を阻止するように前記永久磁石の外面と係合する形状を有しており、
    前記複数の突出片と前記複数の永久磁石位置決め片とにより前記永久磁石の下側両角部を前記シャフトの軸線方向に案内するガイド手段が構成されていることを特徴とする永久磁石回転子。
JP01088296A 1996-01-25 1996-01-25 永久磁石回転子 Expired - Fee Related JP3638695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01088296A JP3638695B2 (ja) 1996-01-25 1996-01-25 永久磁石回転子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01088296A JP3638695B2 (ja) 1996-01-25 1996-01-25 永久磁石回転子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09205747A JPH09205747A (ja) 1997-08-05
JP3638695B2 true JP3638695B2 (ja) 2005-04-13

Family

ID=11762698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01088296A Expired - Fee Related JP3638695B2 (ja) 1996-01-25 1996-01-25 永久磁石回転子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3638695B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100548765B1 (ko) * 1999-04-15 2006-02-06 오티스엘리베이터 유한회사 영구자석 회전자
JP3704010B2 (ja) * 1999-12-07 2005-10-05 本田技研工業株式会社 永久磁石式モータ及び永久磁石固定方法
DE10216098A1 (de) * 2002-04-12 2003-10-23 Bosch Gmbh Robert Rotor für eine elektrische Maschine
JP5501572B2 (ja) * 2008-04-25 2014-05-21 株式会社ジェイテクト モーターのローター及び電動パワーステアリング装置
JP2009268200A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Yaskawa Electric Corp ロータコアおよびモータ
JP2010187427A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Panasonic Corp 同期回転機の回転子
DE102009045101A1 (de) * 2009-09-29 2011-04-14 Robert Bosch Gmbh Elektrische Maschine mit minimiertem Rastmoment
JP5889534B2 (ja) * 2011-02-01 2016-03-22 日本電産テクノモータ株式会社 ブラシレスdcモータ
JP5863694B2 (ja) * 2013-03-28 2016-02-17 三菱電機株式会社 永久磁石埋込型電動機、圧縮機及び冷凍空調装置
CN105515237B (zh) * 2014-09-22 2019-01-18 珠海格力电器股份有限公司 磁性转子及其制造方法以及用于其的磁瓦的制造方法
JP6328598B2 (ja) 2015-10-22 2018-05-23 ファナック株式会社 同期電動機の永久磁石回転子
JP7435142B2 (ja) * 2020-03-26 2024-02-21 株式会社アイシン モータ、アクチュエータ、及びモータに備えられるロータの製造方法
CN114552829A (zh) * 2020-11-20 2022-05-27 群光电能科技(台州)有限公司 马达

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09205747A (ja) 1997-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3638695B2 (ja) 永久磁石回転子
KR100339434B1 (ko) 모터 및 그 제조방법
US6043583A (en) Motor structure
US5893205A (en) Rotor for a reluctance machine, and method of making
JP5128538B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機
CN103312065B (zh) 具有永磁激励的转子,具有转子的电机和转子制造方法
US7619341B2 (en) Rotor of rotating electric machine
JP6044488B2 (ja) コイルインシュレータの固定方法および固定構造、ステータ、ならびに、回転電機
JP4674679B2 (ja) バリアブルリラクタンスレゾルバの固定子構造
JP2009077469A (ja) 埋込磁石型モータとその製造方法
JP3681487B2 (ja) モールドモータ
JP3515280B2 (ja) 回転電機の固定子の製造方法
US7915767B2 (en) Linear synchronous motor
EP3276793A1 (en) Rotor assembly, in particular for an electric motor of the ipm-pmasr type, and electric motor comprising said rotor assembly
JP2001518277A (ja) 同期電気装置の回転子軸
EP3276801A1 (en) Method of manufacturing a rotor assembly, in particular for an electric motor of the ipm-pmasr type
US5323074A (en) Armature core
JP3157431B2 (ja) 小形モータ
EP2413472B1 (en) Segmented core motor stator
JP2001025191A (ja) 電動機のロータ及びその製造方法
KR0137842B1 (ko) 동기형 모터의 스테이터 및 그 조립방법
JP2001103698A (ja) 電動機の固定子
JP3305199B2 (ja) モータ用ロータ
JPH0650939B2 (ja) 電動機の固定子製造方法
JP6705385B2 (ja) 回転電機のロータ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees