JP3636419B2 - Digital audio broadcast receiver - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動受信に適するデジタルオーディオ放送（ＤＡＢ）の受信機に関し、特にデジタルオーディオ放送により提供されるサービスデータを活用し、好みの番組又は最近のトピックを扱う番組を簡単な操作で提供することができる受信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
上記デジタルオーディオ放送の受信機として直交周波数分割多重方式（ＯＦＤＭ）を採用するものがある。デジタルオーディオ放送では複数の音声プログラムを多重化するためマルチキャリア変調が行われる。受信機では一括で送信された複数の音声プログラムから好みの１つの音声プログラムを選択して聞くことが可能である。この場合、通常のラジオ受信機のように、音声プログラムを順次切り換えて聞き好みのものを選択することが可能である。
【０００３】
デジタルオーディオ放送の受信機では、さらに、音声プログラムと共に音声プログラムを説明するデータも送信されている。このデータを表示させてこれを見て、音声プログラムを聞かずに、この中から一つの音声プログラムを直接的に選択することが可能である。前述のように音声プログラムを選択して聞く例と比較すると、一々音声プログラムを聞かずともよいので時間の短縮の点で有利である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、データ表示を直接見て音声プログラムの選択する例においては、音声プログラムが好みのものがどうかは表示から判断しなければならない。この表示から音声プログラムの内容が判断できなければ、結局、音声プログラムに切り換えなければならず時間の短縮をあまり期待できないという問題がある。
【０００５】
さらに、データ表示からの判断では表示を見なければならないけれど、自動車のような移動体の使用では、データ表示の視認時間は短い方が好ましい。
したがって、本発明は、好みの音声プログラムを短時間で視聴可能なデジタルオーディオ放送の受信機を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のオーディオのサービスが多重化されマルチキャリア変調が行われた放送を受信するデジタルオーディオ放送の受信機において、前記複数のオーディオのサービスのデータフレームのヘッダに位置し前記サービスの制御データを含むＦＩＣ情報を抽出するＦＩＣデコード部と、前記ＦＩＣデコード部から得た前記制御データを解析して前記制御データに含まれる番組情報を求めるＦＩＣ解析部と、前記複数のオーディオのサービスのデータフレームのＦＩＣ情報に続く複数のサブチャンネルの各々のオーディオデータに付随してオーディオデータに関連するデータを含むＰＡＤ情報を解析してＰＡＤ情報に含まれるトピックを求めるＰＡＤ解析部と、前記ＦＩＣ解析部で得られた番組情報及び前記ＰＡＤ解析部で得られたトピックを記憶し、トピックの出現頻度でトピックのソートと、トピックの出現頻度とを記憶するための記憶部と、前記記憶部に記憶されるトピックを一定のタイムスパン内の出現頻度でソートし表示してソートされたトピックを前記記憶部に記憶させる表示操作部と、現在受信している複数のサービスの番組から前記ＰＡＤ解析部より得られたトピックで前記記憶部に記憶され且つソートされたトピックを検索し上位のトピックと一致する場合には対応するトピックの番組を出力させる制御部とを備えることを特徴とするデジタルオーディオ放送の受信機を提供する。
【０００７】
この手段によりＰＡＤ情報に含まれる番組のトピックの出現頻度が高い番組を自動的に得られるようになり、現在何がトップ情報なのかを知ることが可能になる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図１は本発明に係るデジタルオーディオ放送の受信機を説明する図である。本図に示す如く、直交周波数分割多重方式（ＯＦＤＭ）のデジタルオーディオ放送の受信機は、デジタルオーディオ放送を受信するアンテナ１と、アンテナ１に接続され受信信号の送信周波数のダウンコンバートを行ってベースバンドに変換し複数のアンサンブルから任意の１つのアンサンブルを選択する高周波部（ＲＦ）２と、高周波部２に接続されアナログ信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器３（Analog to Digital Converter)と、Ａ／Ｄ変換器３に接続されデジタル信号を高速フーリエ変換して復調を行う復調部４と、復調部４より得られたデータのデーコドを行い複数のサービスのチャンネルから任意の１つのチャンネルを選択するチャンネルデコード部５と、チャンネルデコード部５で選択されたチャンネルについて圧縮されたオーディオデータのデコードを行うオーディオデコード部６と、オーディオデコード部６に接続されデジタル信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器７(Digital to Analog Converter) と、Ｄ／Ａ変換器７の出力信号に後述するビープ音信号を加算する加算部８と、加算部８の出力信号を増幅するパワーアンプ９と、パワーアンプ９に接続され音声信号を音に再生するスピーカ１０とを具備する。
【０００９】
チャンネルデコード部５には復調部４から得たデータのデコードとして誤り訂正等のデコードを行って複数のサービスのチャンネルから任意の１つのチャンネルのサービスを選択するデコード／選択部５１と、復調部４から得たデータのヘッダに存在するＦＩＣ（高速情報チャンネル）のデータをデコードするＦＩＣデコード部５２が設けられる。
【００１０】
制御部１１はマイクロコンピュータであり、これにはＦＩＣデコード部５２からのデータを分析してサービス等を識別するＦＩＣ解析部１１１と、デコード／選択部５１でデコードされたデータに含まれるＰＡＤ情報（プログラム関連データ）を解析してトピックを識別するＰＡＤ解析部１１２が設けられる。
制御部１１はデコード／選択部５１に任意の１つのチャンネルを選択させる制御を行い、さらには高周波部２に任意の１つのアンサンブルを選択させる制御を行う。
【００１１】
記憶部１２はＲＡＭ(Random Access Memory)で構成され、制御部１１のＦＩＣ解析部１１１、ＰＡＤ解析部１１２等で得られた結果を記憶する。
ビープ音形成部１３はビープ音信号を加算部８に加えてスピーカ１０からビープ音を出力する。制御部１１は、後述するが、例えば、好みの番組が放送されていると、ビープ音形成部１３にビープ音を出力させる制御を行う。
【００１２】
表示操作部１４は制御部１１のＦＩＣ解析部１１１、ＰＡＤ解析部１１２等の出力結果に基づいてユーザがアンサンブルの選択、サービスの選択の操作、好みの番組の選択条件の設定操作等を行えるように表示、操作を行う。
図２は表示操作部１４におけるアンサンブルの選択の操作例を説明する図である。本図に示す如く、受信前には表示操作部１４のアンサンブルの選択表示には、操作ボタンＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄが表示される。タッチスイッチにより任意の１つの操作ボタン、例えば操作ボタンＢを押して、アンサンブルの選択が行われる。この場合、操作ボタンＢが明るく表示され、他の操作ボタンは暗く表示される。
【００１３】
図３は表示操作部１４におけるサービスの選択の操作例を説明する図である。表示操作部１４でアンサンブル設定後に、表示画面の下部の進むのボタンを押すと、本図に示すサービスの選択表示が行われる。例えば、選択されたアンサンブルＢに含まれるサービスの種類としてラジオ局ａ、ラジオ局ｂ、ラジオ局ｃ、ラジオ局ｄ、ラジオ局ｅ、ラジオ局ｆの番組が提供可能であることが表示される。ユーザはこれらの中から任意の１つのラジオ局のサービスをタッチスイッチにより選択可能である。さらに、ラジオ局の番組登録のボタンを押すことにより、現在聞いているラジオ局の番組の情報が記憶部１２に記憶される。
【００１４】
図４は受信されるアンサンブルを説明する図である。本図に示す如く、アンサンブルは、例として、１９０〜２３０ＭＨｚ帯又は１４５２〜１４９２ＭＨｚ帯において、アンサンブルＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄが設けられ、これらは操作ボタンのＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄに対応する。各アンサンブルは一定の周波数間隔に位置し、各々のアンサンブルには１．５ＭＨｚ帯域を有する１シンボルに多数の被変調マルチキャリアで構成される。
【００１５】
図５はデジタルオーディオ放送のサービスとデータフレームとの関係例を示す図である。本図に示す如く、例えば、１つのアンサンブルＢには、複数のサービスとして、ラジオ局ａ、ラジオ局ｂ、ラジオ局ｃ等のサービスが含まれる。各サービスには少なくとも１以上のサービスコンポーネントが含まれ、本図の場合にはラジオ局ａにはサービスコンポーネントとしてオーディオａ’と、データｃ’と、ＴＭＣｅ’と、が含まれる。ここに、例えば、データｃ’は天気予報のデータ等であり、ＴＭＣは交通メッセージ（交通渋滞）チャンネルのデータである。なお、データｃ’と、ＴＭＣｅ’とは表示操作部１４に表示される。
【００１６】
また、ラジオ局ｂにはサービスコンポーネントとしてオーディオａ’又はｂ’と、データｃ’と、ＴＭＣｅ’とが含まれる。ラジオ局ｃにはサービスコンポーネントとしてオーディオｄ’と、ＴＭＣｅ’とが含まれる。他のラジオ局（省略）についても同様である。
次に、デジタルオーディオ放送のデータフレームはヘッダにＦＩＣ（高速情報チャンネル）と、その後にＭＳＣ（主サービスチャンネル）とを具備する。ＦＩＣは、階層構造を有し、複数のＦＩＢ（高速情報ブロック）で構成され、ＦＩＢのデータフィールドは複数のＦＩＧ（高速情報グループ）からなり、ＦＩＧはヘッダとＦＩＧデータフィールドとで構成される。このＦＩＧデータフィールドには、時間、日付、タイプ、ラベル、データの配列、トラヒック・メッセージ（ＴＭＣ）制御等が含まれている。これらには、ラジオ局の番組の識別ラベルも含まれる。
【００１７】
なお、ＦＩＣはインタリーブされないが、ＭＳＣは複数のＣＩＦ（共通インタリーブフレーム）に区分されてインタリーブが行われる。
ＭＳＣは多数のＳｕｂＣｈ（サブチャンネル）に区分けされ、各ＳｕｂＣｈは前述の１シンボルに対応する。前述の各サービスコンポーネントは各ＳｕｂＣｈで構成される。例えば、オーディオのサブコンポーネントはニュース、天気予報等のスピーチ（会話）の場合と比較して音楽の場合にはＳｕｂＣｈの構成数が増加し、音楽の場合でもモノラルと比較してステレオの場合にはＳｕｂＣｈの構成数が増加する。
【００１８】
また、デジタルオーディオ放送には伝送モードによりデータフレームの構成が、下記表の如く、異なる。
【００１９】
【表１】

【００２０】
図６は図５のＳｕｂＣｈの構成例を示す図である。本図に示す如く、ＳｕｂＣｈにはヘッダ、ＣＲＣ(Cyclic Redundancy Check Code)、オーディオデータ、長さ調整のスタッフ(stuff) 、Ｘ−ＰＡＤ、スケールファクタ(SCF) ＣＲＣ、Ｆ−ＰＡＤが設けられる。ここに、Ｆ−ＰＡＤ（プログラム関連データ）はＳｕｂＣｈのダイナミックレンジ制御に関するデータである。Ｘ−ＰＡＤ（プログラム関連データ）にはＳｕｂＣｈに含まれるトピックとして音楽の曲名、歌手名、ニュースの事件名（強盗事件名、スポーツ名等）等の内容概略説明のデータがある。
【００２１】
次に、制御部１１は、図３に示す如く、表示操作部１４の表示でラジオ局の番組登録のボタンが押されると、ＦＩＣ解析部１１１から得た番組情報を記憶部１２に登録し始める。
図７は番組自動選択モードの初期条件設定の例を説明する図である。図３の下部の進むボタンを押すと、表示操作部１４に、本図に示す番組自動選択モードの初期条件設定のための表示が現れる。この表示には、通知ｏｎ／ｏｆｆのボタン、自動出力ｏｎ／ｏｆｆのボタン、優先順位設定ｏｎ／ｏｆｆのボタン、リターンｏｎ／ｏｆｆのボタン及びリセットｏｎ／ｏｆｆのボタンがある。これらのｏｎ／ｏｆｆボタンが好みに合わせて押される。
【００２２】
制御部１１は、通知ｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎの場合には登録番組の開始の都度ビープ音を出力させる。制御部１１は、自動出力ｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎの場合には異なる番組を聞いていて登録番組の放送が開始された場合にはこの登録番組を放送しているラジオ局に切り換える。制御部１１は、優先順位設定ｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎの場合には同時刻に複数の登録番組が放送される場合にはそれらのうち優先順位の高い登録番組を放送しているラジオ局に切り換える。制御部１１は、リターンｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎの場合には選択された登録番組の終了後に終了番組から元の番組の放送を行っていた放送局に戻す。制御部１１は、リセットｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎの場合にはｏｎに設定されたボタンをｏｆｆに切り換える。さらに、制御部１１は、以上のボタンがｏｆｆの場合には以上の動作を禁止する。
【００２３】
図８は登録番組とその優先順位を説明する図である。本図の左側に示す如く、図３に示す表示操作部１４でラジオ局の番組登録のボタンが押される度に記憶部１２には現在聞いている番組が登録、蓄積される。そして、制御部１１は現在受信している複数のサービスの番組でこれらの登録番組を検索し、検索された登録番組（例えば、図中の「番組２」）に対応するサービスの番組を選択して出力させる。制御部１１の検索は、具体的には、現在受信しているラジオ局ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、ｆの番組をａ₀ 、ｂ₀ 、ｃ₀ 、ｄ₀ 、ｅ₀ 、ｆ₀ と、登録番組１、２…ｎとし、番組をａ₀ 、ｂ₀ 、ｃ₀ 、ｄ₀ 、ｅ₀ 、ｆ₀ のいずれか１つが登録番組１、２…ｎのいずれか１つと一致するかを検索し、例えば、番組ａ₀ が登録番組２と一致すれば、番組ａ₀ が出力される。
【００２４】
図７の優先順位設定ｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎになる場合には、表示操作部１４は、図８の右側のように登録番組を表示し且つ同時刻の登録番組（ｋ、ｐ）を点滅表示してユーザに登録番号に優先順位を付けさせる。この場合、番組ｋの優先順位を１位に、番組ｐの優先順位を２位に設定されるとする。制御部１１は検索結果又は２つ以上の該当する登録番組がある場合には優先順位が高い登録番組（番組ｋ）に対応する番組を出力させる。なお、この設定がｏｆｆの場合で同時刻に２以上の番組有る場合には手動で番組を選択するようにしてもよい。
【００２５】
図９は制御部１１の一連の動作を説明するフローチャートである。本図に示す如く、ステップＳ１において、制御部１１は、表示操作部１４における通知ｏｎ／ｏｆｆのボタン、自動出力ｏｎ／ｏｆｆのボタン、優先順位設定ｏｎ／ｏｆｆのボタン、リターンｏｎ／ｏｆｆのボタン及びリセットｏｎ／ｏｆｆのボタンの初期設定条件をモニタする。
【００２６】
ステップＳ２において、制御部１１はＦＩＣ解析部１１１の解析結果から文字列の番組情報を入力する。
ステップＳ３において、制御部１１は現在受信している番組に登録番組が含まれるかを検索し、含まれなければステップＳ４に進む。
ステップＳ４、５において、現在聞いている番組がユーザの好みであるかを判断し、好みであれば登録し、登録番組を蓄積する。制御部１１は図３に示すラジオ局の番組登録のボタンを押されると、現在聞いている番組を好みの番組と判断し、この番組を記憶部１２に登録させる。なお、現在聞いている番組が好みでなければ、図３において他のサービス（ラジオ局）のボタンを押して好みの番組を探してもよい。
【００２７】
ステップＳ６、７において、制御部１１はリセットｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎならば、ステップＳ５で記録部１２に登録した番組をリセットする。これにより、ユーザの好みが変わったり、ユーザ自体が変わった場合にも初期条件設定を新たに行うことができ、柔軟に対応可能になる。
ステップＳ８、９において、ステップＳ３において一致すれば、制御部１１は通知ｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎならば、ビープ音を出力して登録番組開始を知らせる。これにより、ユーザの好みの番組が開始したことを知らせることができる。番組が何らかの原因で遅延しても有効である。
【００２８】
ステップＳ１０、１１、１２おいて、制御部１１は自動出力ｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎならば、登録番組を出力する。ユーザが手動で切り換える動作が不要になる。番組が何らかの原因で遅延しても有効である。
ステップＳ１３、１４、１５において、制御部１１は優先順位設定ｏｎ／ｏｆｆのボタンがｏｎならば、同時刻に複数の好みの番組があるときユーザによって決められた優先順位の高い番組を出力させる。好みが競合しても、ユーザが手動で切り換える動作が不要になる。
【００２９】
ステップＳ１６、１７、１８において、制御部１１は登録番組終了後には自動切換の直前の元の番組のラジオ局に戻す。自動切換前のラジオ局が最善でなくても次善の好みのラジオ局である場合が多いので、これに戻して切換の手動動作を低減する。
以上のように本実施例によれば、ユーザが好みの音声プログラムを短時間に且つデータ表示の短い視認時間で聞くことが可能になり、このため複雑な操作が不要となりユーザの選択範囲が広がる。
【００３０】
図１０は図７における番組自動選択モードの初期条件設定の別の例を説明する図である。本図に示す如く、表示操作部１４におけるサービスの選択の表示を行う時に、ＰＡＤ（プログラム関連データ）情報記憶のボタンを押すと、図５で説明したＳｕｂＣｈの各々についてＸ−ＰＡＤのトピックとその出現頻度とが記憶部１２に記憶される。
【００３１】
図１１はＰＡＤ情報による番組自動選択モードの初期条件設定の例を説明する図である。図１０の下部の進むボタンを押すと、表示操作部１４に、本図に示すＰＡＤ情報による番組自動選択モードの初期条件設定のための表示が現れる。この表示には、タイムスパンの設定のボタン、ソート順位の閾値設定のボタン、ソート設定ｏｎ／ｏｆｆのボタン、通知ｏｎ／ｏｆｆのボタン、自動出力ｏｎ／ｏｆｆのボタン、リターンｏｎ／ｏｆｆのボタン及びリセットｏｎ／ｏｆｆのボタンがある。これらのｏｎ／ｏｆｆボタンがユーザの好みに合わせて押される。
【００３２】
通知ｏｎ／ｏｆｆのボタン、自動出力ｏｎ／ｏｆｆのボタン、リターンｏｎ／ｏｆｆのボタン、リセットｏｎ／ｏｆｆのボタンの説明は図７の説明と同様であるので省略する。
図１２は図１１のタイムスパンの設定の例を説明する図である。図１１においてタイムスパンの設定のボタンが押されると、表示操作部１４に本図に示すタイムスパンの設定の表示が現れる。この表示では、例えば、日単位、週単位、月単位でタイムスパンを設定することができ、この例ではタイムスパンを２週間に設定している。
【００３３】
図１３はソート順位の閾値設定の例を説明する図である。図１１においてソート順位の閾値設定のボタンが押されると、表示操作部１４に本図に示すソート順位の閾値設定の表示が現れる。ソート順位の閾値はＰＡＤに出現するトピックの出現頻度の上位のトピックを選択する閾値である。この例では閾値を５とし、上位５つのトピックに絞っている。
【００３４】
図１４はトピックの出現頻度を説明する図である。図１０の表示操作部１４の表示でＰＡＤ情報記憶のボタンが押されると、制御部１１はＰＡＤ解析部１１２から文字列のＰＡＤ情報を入力して記憶部１２にトピックとして記憶させ、設定されたタイムスパン内で図１４に示す如くトピックの出現頻度を記憶させる。
図１５はトピックのソートの例を説明する図である。本図に示す如く、表示操作部１４では記憶部１２のトピックとそのトピックに、出現頻度を基に、出現順位が付けられる。図１１の表示操作部１４でソート設定のボタンが押されると、本図に示す如く、出現順位に基づいてトピックがソートされる。さらに図１１の表示操作部１４でソート順位の閾値設定のボタンが押されると図１５に示すように閾値以上のトピックが選択される。この選択されたトピックは、制御部１１の番組の検索に用いられる。すなわち、選択されたトピックと一致する番組がある場合には他の番組を聞いているときでも、選択されたトピックに対応する番組に切り換えられる。また、ソートされたトピックの順位に閾値を設けて上位の出現頻度のトピックに絞るのは現在のトップ情報を優先して聞けるようにするためである。また、下位のトピックにより頻繁に番組が切り換わるのを回避するためである。
【００３５】
図１６は制御部１１の一連の別の動作を説明するフローチャートである。本図に示す如く、ステップＳ２１、２２は図９のステップＳ１、２と同様である。
ステップＳ２３において、制御部１１のＰＡＤ解析部１１２は文字列のＰＡＤ情報を入力してトピックを抽出する解析を行う。
ステップＳ２４において、制御部１１は、現在受信している番組のトピックとソートされたトピックとが一致するかを判断し、一致しなければステップＳ２５に進む。
【００３６】
ステップＳ２５、２６、２７において、制御部１１はタイムスパン内のトピックを記憶部１２に記憶させる。記憶部１２ではトピックを出現頻度に基づいてソートが行われ、ソートされたトピックが上位トピックに絞られる。これにより、最近のよくかかる音楽（曲名）、ニュース等の番組が優先的に選択される。
ステップＳ２９、３０は図９のステップＳ６、７と同様である。
【００３７】
ステップ３１、３２、３３、３４、３５、３８、３９、４０は図９のステップＳ８、９、１０、１１、１２、１６、１７、１８と同様である。
ステップＳ３６、３７において、現在のトピックがソートされたトピックの順位よりも高いかを判断し、高ければ、高い順位のトピックの番組を出力する。例えば、現在出現頻度４位のスポーツＢの番組を聞いていて出現頻度１位の曲名Ａの番組が始まればこの番組に切り換わる。このように出現頻度が高い番組を選択するのに、ユーザが手動で切り換える動作が不要になる。
【００３８】
結果として、出現頻度が高い最近の音声プログラムを短時間に且つデータ表示の短い視認時間で聞くことが可能になり、このため複雑な操作が不要となりユーザの選択範囲が広がる。
図１７はトピックのソートの別の例を説明する図である。本図に示す如く、制御部１４により記憶部１２ではラジオ局ａ、ｂ、ｃ、ｄ、ｅ、ｆ毎にトピックのソートが行われ、ソートされたトピックが出現頻度の上位のものに絞られる。このようにラジオ局毎に絞ったトピックは、現在聞いているラジオ局の番組のトピックの順位よりも他のラジオ局の番組のトピックの順位が高いかを判断し順位の高いラジオ局に切り換えるために使用される。例えば、現在ラジオ局ａの番組ａ₄ を聞いていて他のラジオ局ｂで番組ｂ₂ が始まり、番組ｂ₂ の出現順位が番組ａ₄ よりも高い場合には番組ｂ₂ に切り換わる。
【００３９】
図１８は図１７のトピックのソートを説明するフローチャートである。本図に示す如く、図１６と異なるのはステップＳ５７、５８、ステップＳ６６、６７であり、その他のステップは同様である。
ステップＳ５７、５８において、記憶部１２ではラジオ局毎にソートが行われ、ラジオ局毎に上位のトピックを絞る。
【００４０】
ステップＳ６６、６７において、制御部１１は、現在のトピックよりも他のラジオ局のトピックが高い順位にあるかを判断し、順位の高いトピックのラジオ局の番組を出力する。
このように、ラジオ局毎に高いトピックの番組を選択するようにしても、前述のように、ラジオ局全体で高いトピックの番組を選択しても同様の作用効果を得ることができる。
【００４１】
【発明の効果】
以上の説明により本発明によれば、ＦＩＣ情報に含まれる番組情報を用いて好みの番組が自動的に得られるようになり、操作が非常に簡単になり、さらにＰＡＤ情報に含まれる番組のトピックの出現頻度が高い番組を自動的に得られるようになり、現在何がトップ情報なのかを知ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係るデジタルオーディオ放送の受信機を説明する図である。
【図２】 表示操作部１４におけるアンサンブルの選択の操作例を説明する図である。
【図３】 表示操作部１４におけるサービスの選択の操作例を説明する図である。
【図４】 受信されるアンサンブルを説明する図である。
【図５】 デジタルオーディオ放送のサービスとデータフレームとの関係例を示す図である。
【図６】 図５のＳｕｂＣｈの構成例を示す図である。
【図７】 番組自動選択モードの初期条件設定の例を説明する図である。
【図８】 登録番組の優先順位を説明する図である。
【図９】 制御部１１の一連の動作を説明するフローチャートである。
【図１０】 図７における番組自動選択モードの初期条件設定の別の例を説明する図である。
【図１１】 ＰＡＤ情報による番組自動選択モードの初期条件設定の例を説明する図である。
【図１２】 図１１のタイムスパンの設定の例を説明する図である。
【図１３】 ソート順位の閾値設定の例を説明する図である。
【図１４】 トピックの出現頻度を説明する図である。
【図１５】 トピックのソートの例を説明する図である。
【図１６】 制御部１１の一連の別の動作を説明するフローチャートである。
【図１７】 トピックのソートの別の例を説明する図である。
【図１８】 図１７のトピックのソートを説明するフローチャートである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital audio broadcast (DAB) receiver suitable for mobile reception, and in particular, provides service data provided by digital audio broadcast and provides programs that handle favorite programs or recent topics with a simple operation. It relates to a receiver that can.
[0002]
[Prior art]
Some digital audio broadcast receivers employ an orthogonal frequency division multiplexing (OFDM). In digital audio broadcasting, multicarrier modulation is performed to multiplex a plurality of audio programs. The receiver can select and listen to one preferred audio program from a plurality of audio programs transmitted in a batch. In this case, like a normal radio receiver, it is possible to sequentially switch the audio program and select a desired one.
[0003]
In the digital audio broadcasting receiver, data describing the audio program is transmitted together with the audio program. It is possible to directly select one voice program from these without displaying the data and watching it, and listening to the voice program. Compared to the example of selecting and listening to an audio program as described above, it is not necessary to listen to the audio program one by one, which is advantageous in terms of time reduction.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the example in which the audio program is selected by looking directly at the data display, it must be determined from the display whether the audio program is preferred. If the contents of the audio program cannot be determined from this display, there is a problem that the time must be switched to the audio program after all, so that the time reduction cannot be expected much.
[0005]
Furthermore, although the display must be seen in the judgment from the data display, it is preferable that the visual display time of the data display is short when using a moving body such as an automobile.
Therefore, an object of the present invention is to provide a digital audio broadcast receiver that can view a favorite audio program in a short time .
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a digital audio broadcast receiver that receives a broadcast in which a plurality of audio services are multiplexed and subjected to multicarrier modulation, and is located in a header of a data frame of the plurality of audio services. FIC decoding unit for extracting FIC information including data, FIC analyzing unit for analyzing the control data obtained from the FIC decoding unit to obtain program information included in the control data, and data of the plurality of audio services A PAD analysis unit that analyzes PAD information including data related to audio data accompanying audio data of each of the plurality of subchannels following the FIC information of the frame, and obtains a topic included in the PAD information; and the FIC analysis unit Program information obtained in step 1 and the topic obtained in the PAD analysis unit. Storage unit for storing topics, sorting topics by topic appearance frequency, and topic appearance frequency, and sorting and displaying topics stored in the storage unit by appearance frequency within a certain time span A display operation unit for storing the sorted topics in the storage unit, and topics stored and sorted in the storage unit by topics obtained from the PAD analysis unit from programs of a plurality of services currently received And a control unit that outputs a program of the corresponding topic when it matches a higher-order topic, a digital audio broadcast receiver is provided.
[0007]
By this means, it becomes possible to automatically obtain a program having a high frequency of appearance of program topics included in the PAD information, and it is possible to know what is currently top information.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a diagram for explaining a digital audio broadcast receiver according to the present invention. As shown in this figure, an orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) digital audio broadcast receiver is connected to an antenna 1 that receives digital audio broadcast and down-converts the transmission frequency of a received signal connected to the antenna 1. A high-frequency unit (RF) 2 that converts to a band and selects an arbitrary ensemble from a plurality of ensembles, and an A / D converter 3 (Analog to Digital Converter) that is connected to the high-frequency unit 2 and converts an analog signal into a digital signal And a demodulator 4 connected to the A / D converter 3 for performing fast Fourier transform on the digital signal and demodulating the data obtained from the demodulator 4 to select any one channel from a plurality of service channels. A channel decoding unit 5 for selecting a channel, and a compressed audio for the channel selected by the channel decoding unit 5. An audio decoding unit 6 for decoding audio data, a D / A converter 7 (Digital to Analog Converter) connected to the audio decoding unit 6 for converting a digital signal into an analog signal, and an output signal of the D / A converter 7 Are provided with an adder 8 for adding a beep sound signal to be described later, a power amplifier 9 for amplifying an output signal of the adder 8, and a speaker 10 connected to the power amplifier 9 for reproducing an audio signal into sound.
[0009]
The channel decoding unit 5 performs decoding such as error correction as decoding of the data obtained from the demodulating unit 4 and selects a service of any one channel from a plurality of service channels, and the demodulating unit 4 An FIC decoding unit 52 is provided for decoding FIC (high-speed information channel) data present in the header of the data obtained from.
[0010]
The control unit 11 is a microcomputer, which includes an FIC analysis unit 111 that analyzes data from the FIC decoding unit 52 to identify services and the like, and PAD information included in the data decoded by the decoding / selection unit 51 ( A PAD analysis unit 112 for analyzing the program related data) and identifying the topic is provided.
The control unit 11 performs control for causing the decode / selection unit 51 to select any one channel, and further performs control for causing the high frequency unit 2 to select any one ensemble.
[0011]
The storage unit 12 includes a RAM (Random Access Memory), and stores the results obtained by the FIC analysis unit 111, the PAD analysis unit 112, and the like of the control unit 11.
The beep sound generation unit 13 adds a beep sound signal to the addition unit 8 and outputs a beep sound from the speaker 10. As will be described later, for example, when a favorite program is broadcast, the control unit 11 controls the beep sound forming unit 13 to output a beep sound.
[0012]
The display operation unit 14 allows the user to select an ensemble, select a service, set a selection condition for a favorite program, and the like based on output results from the FIC analysis unit 111 and the PAD analysis unit 112 of the control unit 11. To display and operate.
FIG. 2 is a diagram for explaining an operation example for selecting an ensemble in the display operation unit 14. As shown in the figure, operation buttons A, B, C, and D are displayed in the ensemble selection display of the display operation unit 14 before reception. An ensemble is selected by pressing any one operation button, for example, the operation button B, with the touch switch. In this case, the operation button B is displayed brightly, and the other operation buttons are displayed darkly.
[0013]
FIG. 3 is a diagram for explaining an operation example of service selection in the display operation unit 14. When the forward button at the bottom of the display screen is pressed after the ensemble is set on the display operation unit 14, the service selection display shown in the figure is performed. For example, it is displayed that programs of radio station a, radio station b, radio station c, radio station d, radio station e, and radio station f can be provided as the types of services included in the selected ensemble B. The user can select a service of any one radio station from these by using a touch switch. Further, by pressing a radio station program registration button, information on the radio station program currently being listened to is stored in the storage unit 12.
[0014]
FIG. 4 is a diagram for explaining the received ensemble. As shown in the figure, the ensemble is provided with ensembles A, B, C, and D, for example, in the 190 to 230 MHz band or the 1452 to 1492 MHz band, and these correspond to the operation buttons A, B, C, and D, respectively. . Each ensemble is located at a certain frequency interval, and each ensemble is composed of a large number of modulated multicarriers in one symbol having a 1.5 MHz band.
[0015]
FIG. 5 is a diagram showing an example of the relationship between a digital audio broadcast service and a data frame. As shown in the figure, for example, one ensemble B includes services such as a radio station a, a radio station b, and a radio station c as a plurality of services. Each service includes at least one service component. In the case of this figure, the radio station a includes an audio a ′, data c ′ , and TMCe ′ as service components. Here, for example, data c ′ is weather forecast data and the like, and TMC is data of a traffic message (traffic jam) channel. The data c ′ and TMCe ′ are displayed on the display operation unit 14.
[0016]
The radio station b includes audio a ′ or b ′, data c ′ , and TMCe ′ as service components. Radio station c includes audio d ′ and TMCe ′ as service components. The same applies to other radio stations (omitted).
Next, the data frame of the digital audio broadcast has an FIC (High Speed Information Channel) in the header and an MSC (Main Service Channel) after that. The FIC has a hierarchical structure and is composed of a plurality of FIBs (high-speed information blocks). The FIB data field is composed of a plurality of FIGs (high-speed information groups), and the FIG is composed of a header and a FIG data field. The FIG data field includes time, date, type, label, data arrangement, traffic message (TMC) control, and the like. These include radio station program identification labels.
[0017]
Although the FIC is not interleaved, the MSC is divided into a plurality of CIFs (common interleaved frames) and interleaved.
The MSC is divided into a number of SubChs (subchannels), and each SubCh corresponds to one symbol described above. Each service component described above is composed of each SubCh. For example, the number of sub-channels for audio subcomponents increases in the case of music compared to the case of speech (conversations) such as news and weather forecasts, and in the case of stereo as compared to monaural as well. The number of SubCh components increases.
[0018]
Also, in digital audio broadcasting, the structure of data frames differs depending on the transmission mode as shown in the table below.
[0019]
[Table 1]

[0020]
FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration example of the SubCh of FIG. As shown in the figure, the SubCh is provided with a header, CRC (Cyclic Redundancy Check Code), audio data, length adjustment stuff, X-PAD, scale factor (SCF) CRC, and F-PAD. Here, F-PAD (program-related data) is data related to the dynamic range control of SubCh. X-PAD (program-related data) includes data that outlines contents such as music song names, singer names, news case names (robbery case names, sports names, etc.) as topics included in SubCh.
[0021]
Next, as shown in FIG. 3, when the radio station program registration button is pressed on the display / operation unit 14, the control unit 11 starts to register the program information obtained from the FIC analysis unit 111 in the storage unit 12. .
FIG. 7 is a diagram for explaining an example of initial condition setting in the program automatic selection mode. When the forward button at the bottom of FIG. 3 is pressed, a display for setting initial conditions in the program automatic selection mode shown in the figure appears on the display operation unit 14. This display includes a notification on / off button, an automatic output on / off button, a priority setting on / off button, a return on / off button, and a reset on / off button. These on / off buttons are pressed to your liking.
[0022]
When the notification on / off button is on, the control unit 11 outputs a beep sound every time a registered program is started. When the automatic output on / off button is on, the control unit 11 listens to a different program and starts broadcasting the registered program, and switches to the radio station that broadcasts the registered program. When the priority setting on / off button is on, the control unit 11 broadcasts a plurality of registered programs at the same time to a radio station that broadcasts a registered program with a higher priority among them. Switch. When the return on / off button is on, the control unit 11 returns to the broadcasting station that was broadcasting the original program from the end program after the selected registered program ends. When the reset on / off button is on, the control unit 11 switches the button set to on to off. Further, the control unit 11 prohibits the above operation when the above button is off.
[0023]
FIG. 8 is a diagram for explaining registered programs and their priorities. As shown on the left side of the figure, every time the radio station program registration button is pressed in the display operation unit 14 shown in FIG. 3, the currently listened program is registered and stored in the storage unit 12. Then, the control unit 11 searches for these registered programs from a plurality of service programs currently received, and selects a service program corresponding to the searched registered program (for example, “program 2” in the figure). Output. Specifically, the control unit 11 searches for the programs of the radio stations a, b, c, d, e, and f that are currently received by a ₀ , b ₀ , c ₀ , d ₀ , e ₀ , f _0. Registered program 1, 2,... N, and whether one of the programs a ₀ , b ₀ , c ₀ , d ₀ , e ₀ , f ₀ matches any one of the registered programs 1, 2,. searching, for example, program a ₀ is if they match with the registered program 2, program a ₀ is output.
[0024]
When the priority order setting on / off button in FIG. 7 is turned on, the display operation unit 14 displays the registered program as shown on the right side of FIG. 8 and blinks the registered program (k, p) at the same time. Display and let the user prioritize registration numbers. In this case, it is assumed that the priority order of the program k is set to the first place and the priority order of the program p is set to the second place. When there is a search result or two or more corresponding registered programs, the control unit 11 outputs a program corresponding to the registered program (program k) having a higher priority. When this setting is off and there are two or more programs at the same time, the program may be manually selected.
[0025]
FIG. 9 is a flowchart for explaining a series of operations of the control unit 11. As shown in the figure, in step S1, the control unit 11 performs a notification on / off button, an automatic output on / off button, a priority setting on / off button, and a return on / off button in the display operation unit 14. And monitor the initial setting condition of the reset on / off button.
[0026]
In step S <b> 2, the control unit 11 inputs character string program information from the analysis result of the FIC analysis unit 111.
In step S3, the control unit 11 searches whether or not the registered program is included in the currently received program. If not, the process proceeds to step S4.
In steps S4 and S5, it is determined whether the currently listened program is the user's preference, if it is a preference, it is registered and the registered program is accumulated. When the program registration button of the radio station shown in FIG. 3 is pressed, the control unit 11 determines that the currently listened program is a favorite program, and registers this program in the storage unit 12. If the program currently being listened to is not preferred, the user may search for a favorite program by pressing a button of another service (radio station) in FIG.
[0027]
If the reset on / off button is on in steps S6 and S7, the control unit 11 resets the program registered in the recording unit 12 in step S5. As a result, even when the user's preference changes or when the user itself changes, initial condition setting can be newly performed, and it becomes possible to respond flexibly.
In Steps S8 and S9, if they match in Step S3, if the notification on / off button is on, the control unit 11 outputs a beep sound to notify the start of the registered program. Thereby, it can be notified that the user's favorite program has started. Even if the program is delayed for some reason, it is effective.
[0028]
In steps S10, 11, and 12, if the automatic output on / off button is on, the control unit 11 outputs a registered program. An operation for manual switching by the user becomes unnecessary. Even if the program is delayed for some reason, it is effective.
If the priority setting on / off button is on in steps S13, S14, S15, the control unit 11 outputs a program with a high priority determined by the user when there are a plurality of favorite programs at the same time. Even if the preferences conflict, the user's manual switching operation becomes unnecessary.
[0029]
In steps S16, 17, and 18, the control unit 11 returns to the radio station of the original program immediately before the automatic switching after the registered program ends. Even if the radio station before automatic switching is not the best, it is often the suboptimal favorite radio station, so that the manual operation of switching is reduced by returning to this.
As described above, according to the present embodiment, the user can listen to a favorite audio program in a short time and in a short viewing time of data display, so that a complicated operation is unnecessary and the user's selection range is expanded. .
[0030]
FIG. 10 is a diagram for explaining another example of initial condition setting in the program automatic selection mode in FIG. As shown in this figure, when the button for storing PAD (program related data) information is pressed when displaying the selection of the service in the display operation unit 14, the topic of X-PAD and each of the SubCh described in FIG. The appearance frequency is stored in the storage unit 12.
[0031]
FIG. 11 is a diagram for explaining an example of initial condition setting in the program automatic selection mode based on PAD information. When the forward button at the bottom of FIG. 10 is pressed, a display for initial condition setting of the program automatic selection mode based on the PAD information shown in the figure appears on the display operation unit 14. This display includes a time span setting button, sort order threshold setting button, sort setting on / off button, notification on / off button, automatic output on / off button, return on / off button, There is a reset on / off button. These on / off buttons are pressed according to the user's preference.
[0032]
The description of the notification on / off button, the automatic output on / off button, the return on / off button, and the reset on / off button is the same as in FIG.
FIG. 12 is a diagram for explaining an example of setting the time span of FIG. When the time span setting button is pressed in FIG. 11, the display of the time span setting shown in the figure appears on the display operation unit 14. In this display, for example, the time span can be set in units of days, weeks, and months. In this example, the time span is set to 2 weeks.
[0033]
FIG. 13 is a diagram for explaining an example of setting the threshold value of the sort order. When the sort order threshold value setting button is pressed in FIG. 11, the display of the sort order threshold value setting shown in FIG. The threshold of the sort order is a threshold for selecting a topic having a higher appearance frequency of topics appearing in the PAD. In this example, the threshold is set to 5, and the top five topics are narrowed down.
[0034]
FIG. 14 is a diagram for explaining the appearance frequency of topics. When the PAD information storage button is pressed on the display operation unit 14 in FIG. 10, the control unit 11 inputs the PAD information of the character string from the PAD analysis unit 112, stores it as a topic in the storage unit 12, and is set Within the time span , the appearance frequency of the topic is stored as shown in FIG.
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of topic sorting. As shown in the figure , the display operation unit 14 assigns the appearance order to the topic in the storage unit 12 and the topic based on the appearance frequency. When the button of the sorting setting is pressed by the display operation unit 14 of FIG. 11, as shown in the figure, the topic is sorted based on the appearance order. Threshold or more topics are selected so as to further the button of the threshold setting of the sorting order in the display operation unit 14 of FIG. 11 is pressed is shown in FIG. 15. The selected topic is used for searching for a program in the control unit 11. That is, when there is a program that matches the selected topic, the program is switched to the program corresponding to the selected topic even when other programs are being listened to. In addition, the reason why a threshold is set to the rank of the sorted topics and narrowed down to the topic having the highest appearance frequency is to give priority to listening to the current top information. Another reason is to avoid frequent switching of programs due to lower topics.
[0035]
FIG. 16 is a flowchart for explaining a series of other operations of the control unit 11. As shown in this figure, steps S21 and S22 are the same as steps S1 and S2 in FIG.
In step S23, the PAD analysis unit 112 of the control unit 11 performs analysis for inputting a PAD information of a character string and extracting a topic.
In step S24, the control unit 11 determines whether the topic of the currently received program matches the sorted topic, and if not, proceeds to step S25.
[0036]
In steps S25, 26, and 27, the control unit 11 causes the storage unit 12 to store topics within the time span. In the storage unit 12, the topics are sorted based on the appearance frequency, and the sorted topics are narrowed down to upper topics. As a result, programs such as recent music (song titles) and news are preferentially selected.
Steps S29 and S30 are the same as steps S6 and S7 in FIG.
[0037]
Steps 31, 32, 33, 34, 35, 38, 39, and 40 are the same as steps S8, 9, 10, 11, 12, 16, 17, and 18 of FIG.
In steps S36 and S37, it is determined whether or not the current topic is higher than the sorted topic rank. If it is higher, the program of the topic with the higher rank is output. For example, if the program of the sport B whose appearance frequency is 4th is being listened and the program of the song name A whose appearance frequency is 1st is started, the program is switched to this program. In order to select a program having a high appearance frequency in this way, an operation of manual switching by the user is not necessary.
[0038]
As a result, it is possible to listen to a recent voice program with a high appearance frequency in a short time and with a short visual recognition time of data display, so that a complicated operation is not required and a user's selection range is expanded.
FIG. 17 is a diagram for explaining another example of topic sorting. As shown in the figure, the control unit 14 sorts the topics for each radio station a, b, c, d, e, and f in the storage unit 12, and the sorted topics are narrowed down to those having the highest appearance frequency. . In this way, the topic narrowed down for each radio station is to determine whether the topic rank of the program of the other radio station is higher than the rank of the topic of the program of the radio station currently being listened to, and to switch to the radio station with a higher rank. Used for. For example, if you are currently listening to the program a ₄ radio stations a program b ₂ begins with other radio stations b, it switched to the program b ₂ in the case the appearance rank of the program b ₂ is higher than the program a _4.
[0039]
FIG. 18 is a flowchart for explaining the sorting of topics in FIG. As shown in the figure, steps S57 and 58 and steps S66 and 67 are different from those in FIG. 16, and the other steps are the same.
In steps S57 and S58, the storage unit 12 performs sorting for each radio station, and narrows down the top topics for each radio station.
[0040]
In steps S66 and 67, the control unit 11 determines whether the topic of the other radio station is higher in rank than the current topic, and outputs the program of the radio station having the higher rank.
As described above, even if a program with a high topic is selected for each radio station, or as described above, a program with a high topic can be selected for the entire radio station.
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a favorite program can be automatically obtained by using program information included in FIC information, the operation becomes very simple, and the topic of the program included in PAD information. It is possible to automatically obtain a program with a high frequency of occurrences, and to know what is currently top information.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 illustrates a digital audio broadcast receiver according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining an operation example of selecting an ensemble in the display operation unit 14;
FIG. 3 is a diagram for explaining an operation example of service selection in the display operation unit 14;
FIG. 4 is a diagram illustrating a received ensemble.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a relationship between a digital audio broadcast service and a data frame.
FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration example of SubCh in FIG. 5;
FIG. 7 is a diagram for explaining an example of initial condition setting in a program automatic selection mode.
FIG. 8 is a diagram illustrating the priority order of registered programs.
9 is a flowchart illustrating a series of operations of the control unit 11. FIG.
FIG. 10 is a diagram for explaining another example of initial condition setting in the program automatic selection mode in FIG. 7;
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of setting initial conditions in a program automatic selection mode based on PAD information.
12 is a diagram for explaining an example of setting a time span in FIG. 11;
FIG. 13 is a diagram for explaining an example of setting a threshold value for sorting order;
FIG. 14 is a diagram for explaining the appearance frequency of a topic.
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of topic sorting.
FIG. 16 is a flowchart illustrating a series of different operations of the control unit 11;
FIG. 17 is a diagram illustrating another example of topic sorting.
FIG. 18 is a flowchart for explaining the sorting of topics in FIG. 17;

Claims (11)

複数のオーディオのサービスが多重化されマルチキャリア変調が行われた放送を受信するデジタルオーディオ放送の受信機において、In a digital audio broadcast receiver that receives a broadcast in which a plurality of audio services are multiplexed and multi-carrier modulation is performed,
前記複数のオーディオのサービスのデータフレームにおける複数のサービスの番組に対応する各々のサブチャンネルのオーディオデータに関連するＰＡＤ情報を解析してＰＡＤ情報に含まれる文字列を求めるＰＡＤ解析部と、A PAD analysis unit that analyzes PAD information related to audio data of each subchannel corresponding to a plurality of service programs in a data frame of the plurality of audio services to obtain a character string included in the PAD information;
前記ＰＡＤ解析部で得られた文字列とその文字列の出現頻度とを記憶する記憶部と、A storage unit for storing the character string obtained by the PAD analysis unit and the appearance frequency of the character string;
現在受信している複数のサービスの番組のＰＡＤ情報に含まれる文字列と前記記憶部に記憶された出現頻度が上位の文字列とが一致する場合に、一致した文字列に対応する番組を出力させる制御部とを備えることを特徴とするデジタルオーディオ放送の受信機。When a character string included in PAD information of a program of a plurality of services currently received matches an upper character string whose appearance frequency is stored in the storage unit, a program corresponding to the matched character string is output. A digital audio broadcast receiver. 前記記憶部は、所定のタイムスパン内の前記ＰＡＤ解析部で得られる文字列とその文字列の出現頻度とを記憶することを特徴とする請求項１に記載のデジタルオーディオ放送の受信機。2. The digital audio broadcast receiver according to claim 1, wherein the storage unit stores a character string obtained by the PAD analysis unit within a predetermined time span and an appearance frequency of the character string. 前記制御部は、現在受信している各番組のＰＡＤ情報に含まれる文字列と前記記憶部に記憶された出現頻度がより上位の文字列とが複数一致する場合に、出現頻度が上位の文字列に対応する番組を出力することを特徴とする請求項１又は２に記載のデジタルオーディオ放送の受信機。When the control unit matches a plurality of character strings included in the PAD information of each currently received program with a higher-order character string stored in the storage unit, the control unit displays a character having a higher appearance frequency. 3. The digital audio broadcast receiver according to claim 1, wherein a program corresponding to the column is output. 前記制御部は、一致した文字列に対応する番組の出力許可又は禁止の制御を行うことを特徴とする請求項１〜３のいずれか一つに記載のデジタルオーディオ放送の受信機。The digital audio broadcast receiver according to claim 1, wherein the control unit controls whether to permit or prohibit the output of a program corresponding to the matched character string. 前記記憶部に記憶された出現頻度が上位の文字列は、出現頻度の閾値に基づいて選択されることを特徴とする請求項１〜４のいずれか一つに記載のデジタルオーディオ放送の受信機。5. The digital audio broadcast receiver according to claim 1, wherein a character string having a higher appearance frequency stored in the storage unit is selected based on a threshold value of the appearance frequency. . 前記タイムスパンは、外部から任意に設定されることを特徴とする請求項２〜５のいずれか一つに記載のデジタルオーディオ放送の受信機。6. The digital audio broadcast receiver according to claim 2, wherein the time span is arbitrarily set from the outside. 前記出現頻度の閾値は、外部から任意に設定されることを特徴とする請求項５に記載のデジタルオーディオ放送の受信機。6. The digital audio broadcast receiver according to claim 5, wherein the appearance frequency threshold is arbitrarily set from the outside. 通知音を出力する通知音出力部を備え、It has a notification sound output unit that outputs a notification sound,
前記制御部は、現在受信している各番組のＰＡＤ情報に含まれる文字列と前記記憶部に記憶された出現頻度が上位の文字列とが一致する場合に、前記通知音出力部から通知音を出力させることを特徴とする請求項１〜６のいずれか一つに記載のデジタルオーディオ放送の受信機。The control unit outputs a notification sound from the notification sound output unit when a character string included in the PAD information of each program currently received matches an upper character string having an appearance frequency stored in the storage unit. The digital audio broadcast receiver according to claim 1, wherein the digital audio broadcast receiver is output. 前記制御部は、前記通知音の出力許可又は禁止の制御を行なうことを特徴とする請求項８記載のデジタルオーディオ放送の受信機。9. The digital audio broadcast receiver according to claim 8, wherein the control unit controls whether to permit or prohibit the output of the notification sound. 前記制御部は、一致した文字列に対応する番組が終了した場合に、前記対応する番組を出力する前の番組に戻すことを特徴とする請求項１〜９のいずれか一つに記載のデジタルオーディオ放送の受信機。The digital control according to any one of claims 1 to 9, wherein when the program corresponding to the matched character string ends, the control unit returns to the program before outputting the corresponding program. Audio broadcast receiver. 前記制御部は、前記記憶部に記憶された文字列と文字列の出現頻度とをリセットする制御を行うことを特徴とする請求項１〜１０のいずれか一つに記載のデジタルオーディオ放送の受信機。The digital audio broadcast reception according to claim 1, wherein the control unit performs control to reset a character string stored in the storage unit and an appearance frequency of the character string. Machine.

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