JP3634973B2 - 情報処理装置用の表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの画像表示部を有する情報処理装置用の表示装置に係り、特に、情報処理装置の作業状況に応じて前記画像表示部の画像表示面の位置を変更して作業性を向上させることが可能な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像表示部を有する情報処理装置において、1つの画像表示部を有する情報処理装置と複数の画像表示部を有する情報処理装置とがある。
【0003】
1つの画像表示部を有する情報処理装置には、前記画像表示部が回転する機構を有する情報処理装置がある。前記情報処理装置は、前記画像表示部が回転することにより作業状況に応じて前記画像表示部の画像表示面を縦長もしくは横長にすることができる情報処理装置が知られている。
【0004】
複数の画像表示部を有する情報処理装置は、例えば、特開平9−305259号公報に記載のように、ヒンジ部により連結された2つの画像表示部が該画像表示部の画像表示面に対し、折りたたんだ状態に回転できる情報処理装置が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の技術では、2つの画像表示部を有する情報処理装置において、前記2つの画像表示部が、例えば、左右配置で該画像表示部の画像表示面が横長固定されたままでは、前記2つの画像表示部が上下配置や前記2つの画像表示部の画像表示面が縦長の方が適している作業状況の場合には対応できないため、作業性が低下するという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、情報処理装置の作業状況に応じて前記画像表示部の画像表示面の位置を変更して作業性を向上することが可能な技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0008】
(1)2つの画像表示部を有する情報処理装置用の表示装置であって、前記2つの画像表示部がそれぞれ他の独立した画面として画像データを表示する第1のモードを設定する第1モード設定手段と、前記2つの画像表示部を1つの画面として画像データを表示する第2のモードを設定する第2モード設定手段と、前記第1のモードと第2モードとを切り替える手段と、それぞれの画像表示部をその表示面内で回転する表示部回転機構と、それぞれの画像表示部をその表示面内で左右に移動する表示部スライド機構と、を備えたものである。
【0009】
(2)前記(1)に記載の情報処理装置用の表示装置であって、2つの画像表示部をその表示面内で一体に回転する回転機構を備えたことを特徴とする。
【0010】
(3)前記(1)に記載の情報処理装置用の表示装置であって、画像表示部のいずれか片方が横長方向の配置で他方が縦長方向に配置することを特徴とする。
【0011】
(4)前記2つの画像表示部が回転した場合、前記2つの画像表示部の回転と同時に前記2つの画像表示部が昇降する手段を有する。
【0012】
(5)前記2つの画像表示部が回転した場合、2つの画像表示部の高さを微調整できる手段を有する。
【0013】
(6)前記2つの画像表示部がそれぞれ他の別々の情報処理装置からの画像データを入力し、表示できる手段を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態(実施例)を詳細に説明する。
【0015】
なお、実施形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0016】
(実施形態1)
図1は、本実施形態1の情報処理装置用の表示装置の外観を示す図であり、図1(a)は、本実施形態の表示装置の正面側から見た斜視図、図1(b)は、本実施形態の表示装置の背面側から見た斜視図である。
【0017】
図1(a)に示すように、本実施形態1の表示装置は、画像表示部100aと、画像表示部100bと、回転子110と、表示装置の本体部120からなっている。
【0018】
画像表示部100a及び画像表示部100bは、情報処理装置から送信された画像データを表示する画像表示部であり、例えば、液晶表示装置からなる。この液晶表示装置及び情報処理装置は図示していない。
【0019】
前記回転子110は、画像表示部100a及び画像表示部100bを支持し、前記本体部120は、前記回転子110を支持する。また、本体部120は、その内蔵されている各部の動作により各種処理を行い、表示を行うための画像データを2つの画像表示部100a及び100bに送信する情報処理部であることもある。また、本体部120は本体部背面傾斜部130を有している。
【0020】
図2及び図3は、本実施形態1の情報処理装置用の表示装置の構成を示す図であり、図は図1(b)のA−A線に沿った断面図、図は、図1(b)のB−B線に沿った断面図である。
【0021】
及び図に示すように、回転子回転機構部210と回転子スライド機構部220は、それぞれ可動部210a,220aと固定部210b,220bで構成されている。前記回転子スライド機構部固定部220bは回転子110と結合され、回転子スライド機構部可動部220aは回転子スライド機構部固定部220bとスライド可能に結合される。前記回転子回転機構部可動部210aは、回転子回転機構部固定部210bと回転可能に結合され、回転子回転機構部可動部210aと画像表示部100bと結合されている。このように構成することにより、画像表示100bは、回転子110に対して回転とスライドが可能になる。画像表示部100aも同様の構成となっている。
【0022】
本体部回転機構部230、本体部スライド機構部240、昇降機構部250、チルト機構部(チルトヒンジ)260及びスイベル機構部(スイベルプレート)270は、それぞれ可動部230a、240a、250a、260a、270aと固定部230b、240b、250b、260b、270bで構成されている。本体部120は本体部上部120a、本体部下部120b及び本体部スライド機構部240で構成されている。本体部スライド機構部240は本体部上部120aと結合され、本体部スライド機構部可動部240aはスライド機構部固定部240bと結合され、本体部回転機構部可動部230aは、本体部回転機構部固定部230bと回転可能に結合され、回転子110は本体部回転機構部可動部230aと結合されている。このように構成することにより、回転子110は、本体上部120aに対して回転とスライドが可能になる。
【0023】
次に、回転子110を回転させると同時に回転子110が本体部上部120aに対してスライドする機構について説明する。
【0024】
本体部回転機構部可動部230aは小歯車230a1を備えており、本体上部120aはラック120a1を備えている。回転子110を回転させると、その回転運動をラック120a1と小歯車230a1の組合わせにより、直線運転に変えることができ、本体部スライド機構部240がスライドする。この場合、本体部回転機構部230と本体部スライド機構部240の運動が連結されている。
【0025】
このような機構部は静摩擦力を与えないと、回転やスライドの途中の状態を手で支えなくては維持できないが、本実施形態1では、本体部回転機構部230と本体部スライド機構部240の運動が連結されているので、本体部回転機構部230と本体部スライド機構部240のどちらか片方に静摩擦力を与えるだけで、回転運動とスライド運動の両方の操作性と安全性を向上する。昇降機構部固定部250は本体下部120bと結合され、昇降機構部可動部250aは昇降機構部固定部250bとスライド可能に結合され、本体部上部120aは昇降機構部可動部250aと結合されている。このように構成することにより、本体部上部120aは、本体部下部に対してスライドが可能になり、昇降する。
【0026】
チルト機構部260のチルトヒンジ固定部260bは、本体部スライド機構部120cと結合され、チルトヒンジ可動部260aはチルトヒンジ固定部260bとチルト可動可能に結合され、本体部下部120bはチルトヒンジ可動部260aと結合されている。このように構成することにより、本体部下部120bは本体部スライド機構部240に対して、チルト可動可能となる。このように構成することにより、本体部120は本体部スライド機構部240に対して、チルト可動可能となる。
【0027】
スイベル機構部270のスイベルプレート固定部270bは本体部スライド機構部240に結合され、スベルプレート可動部270aはスイベルプレート固定部270bと回転可能に結合され、スイベルプレート可動部270aは装置設置面に接触している。このように構成することにより、装置全体が首振り運動する。
【0028】
前記画像表示部100a及び画像表示部100bは、図4に示すように、四隅に面取り部200を有している。面取り部200は画像表示部100a及び画像表示部100bが回転した際に、画像表示部100a及び画像表示部100bの対角方向の長さを短くし、画像表示部100a及び画像表示部100bが回転するのに必要なスペースを軽減している。
【0029】
回転子110は、回転子回転機構部210と、回転子スライド機構部220を備えている。回転子回転機構部210は画像表示部100a及び画像表示部100bがそれぞれ同時、もしくは片方ずつ回転することができる機構部であり、画像表示部100a及び画像表示部100bと回転子110を結合する結合部である。回転子スライド機構部220は画像表示部100a及び画像表示部100bがそれぞれスライドすることができる機構部である。
【0030】
本体部120は本体部回転機構部230と、本体部スライド機構部240を備えている。本体部回転機構部230は回転子110が回転することができる機構部であり、回転子110と本体部120を結合する結合部である。本体部スライド機構部240は回転子110がスライドすることができる機構部である。
【0031】
また、本体部120は昇降機構部250と、チルト機構部260とスイベル機構部270を有している。昇降機構部250は、本体部120が昇降することにより画像表示部100a及び画像表示部100bの画面高さを調節できる機構部である。チルト機構部260は本体部120が前後に傾斜することにより画像表示部100a及び画像表示部100bの上下方向の画面角度を調節できる機構部である。スイベル機構部270は本体部120の転倒を防止する突起部であり、本体部120が回転することにより、画像表示部100a及び画像表示部100bの左右方向の画面角度を調節できる機構部である。
【0032】
図5は本実施形態1の各部の回転及びスライドの動作を説明するための模式図である。画像表示部100a及び画像表示部100bのそれぞれは回転子回転機構部210によって、回転することにより、縦長、及び横長配置にすることができ、回転子スライド機構部220によって、画像表示部100a及び画像表示部100bが回転するのに必要な画像表示部100aと画像表示部100bの相互間の距離を確保することができる。
【0033】
回転子110は、本体部回転機構部230により回転することができ、回転子110が回転することにより、画像表示部100a及び画像表示部100bを上下、もしくは左右に配置することができる。
【0034】
前述により、本実施形態1の情報処理装置の画像表示部100a及び画像表示部100bは良好な視認性を得るために、状況に応じて画像表示部100a及び画像表示部100bを左右もしくは上下に配置することが可能であり、また、画像表示部100a及び画像表示部100bを左右もしくは上下に配置した場合のそれぞれにおいて、画像表示部100a及び画像表示部100bの両方を横長もしくは縦長方向に配置でき、また、画像表示部100a及び画像表示部100bのいずれか片方が横長方向の配置の場合でも、もう片方を縦長方向に配置することが可能である。
【0035】
以上説明したように、本実施形態1によれば、回転子回転機構部210と回転子スライド機構部220を設けることにより、2つの画像表示部100aと100bをそれぞれ独立した画面として画像データを表示する第1モードと、2つの画像表示部100aと100bを一つの画面として画像データを表示する第2モードとを切り替えて、画像データを表示することができるので、視認性を向上することができる。
【0036】
図5(a)は画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100aが横長配置で画像表示部100bが回転中の場合の正面側から見た斜視図である。図5(b)は画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100aが横長配置で画像表示部100bが縦長配置の場合の正面側から見た斜視図である。図5(c)は画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した場合において、画像表示部100a及び、画像表示部100bが縦長配置の場合の正面側から見た斜視図である。図5(d)は画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100a及び、画像表示部100bが横長配置の場合の正面側から見た斜視図である。図5(e)は画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した場合において、画像表示部100a及び、画像表示部100bが縦長配置の場合の背面側から見た斜視図である。図5(f)は画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100a及び、画像表示部100bが横長配置の場合の背面側から見た斜視図である。
【0037】
図5(a)の寸法L1は、画像表示部100bの対角の寸法であり、画像表示部100bが回転した場合に要するスペースを表わす寸法である。面取り部200により、画像表示部100bの対角の寸法を小さくし、画像表示部100bが回転した場合に要するスペースを小さくしており、画像表示部100aが回転した場合、及び回転子110が回転した場合(画像表示部100aと画像表示部100bが一体となって回転した場合)においても同様に回転に要するスペースを小さくしている。
【0038】
図5(c)の寸法L2は画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した場合において、画像表示部100a及び、画像表示部100bが縦長配置の場合の本体部回転機構部230の適切な高さであり、図5(d)の寸法L3は画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100a及び、画像表示部100bが横長配置の場合の本体部回転機構部230の適切な高さである。
【0039】
前記寸法L2、L3は異なり、画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した形態から、寸法L2を変えずに、画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した形態に回転子110を回転した場合、画像表示部100a及び画像表示部100bの高さが高くなり、視認性が低下する。逆に画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した形態から、寸法L3を変えずに、画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した形態に回転子110を回転した場合、本体部回転機構部230の高さが低すぎるために、画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した形態にすることはできない。
【0040】
本実施形態1では、本体部スライド機構部240が本体部回転機構部230が回転すると同時に、本体部回転機構部230の高さが画像表示部100a及び画像表示部100bを上下もしくは左右に配置した場合のそれぞれの本体部回転機構部230の適切な高さになるようにスライドするので、本体部回転機構部230の高さを調節することなく、回転子110を回転させることができる。また、さらに、昇降機構部250によって画像表示部100a及び画像表示部100bの画面高さを微調節することもできる。
【0041】
図5(e)の寸法L4は、本体部120の高さ寸法である。寸法L4を大きくすると、特に、画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100a及び画像表示部100bが横長配置の場合、正面から本体部120の上部が見えてしまう。画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した場合において、寸法L4を画像表示部100a及び画像表示部100bが縦長配置の場合に必要な最低限の高さにすることにより、美観と省スペース性が向上している。
【0042】
図5(f)の寸法L5は、回転子110の長さ寸法である。寸法L5を大きくすると、特に、画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100a及び画像表示部100bが縦長配置の場合、正面から回転子110の両端が見えてしまう。寸法L5を、画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100a及び画像表示部100bが横長配置の場合に必要な最低限の長さにすることにより、美観と省スペース性が向上している。
【0043】
(実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2の画像表示部100a及び画像表示部100bを同時に回転させる場合において、作業性が良くなる形態を説明するための模式図である。図6において、(a)、(b)は画像表示部100a及び画像表示部100bにヒンジ機構部410を備えた形態の画像表示部100a、画像表示部100b及び回転子110の正面図であり、(c)、(d)は画像表示部100a及び画像表示部100bに画像表示部カム機構部430、回転子110に回転子カム機構部440を備えた形態の画像表示部100a、画像表示部100b及び回転子110の背面図である。
【0044】
画像表示部100a及び画像表示部100bにヒンジ機構部410を備えた形態は、画像表示部100a及び画像表示部100bが、ヒンジ機構部410により連結され、回転子回転機構部210により支持されているので、回転子回転機構部210を中心として、それぞれ逆方向(矢印A方向)に同一の角度で回転する。また、画像表示部100a及び画像表示部100bは互いに接する面に設けられた磁石部420を有している。磁石部420により、画像表示部100a及び画像表示部100bが例えば横長配置の場合に、横長配置の状態を維持する為の静トルクを回転子回転機構部210に与えなくても良い。
【0045】
画像表示部100a及び画像表示部100bに画像表示部カム機構部430、回転子110に回転子カム機構部440を備えた形態は、画像表示部100a及び画像表示部100bが矢印B方向に回転し、回転子カム機構部440は矢印C方向に回転する。この形態では、画像表示部100a及び画像表示部100bが同方向に回転するので画像データの回転処理が同一にできる。また、画像表示部カム機構部440は凸部450を有している。凸部450は画像表示部100a及び画像表示部100bの対角線がつながったときに作用する個所にある。凸部450がない場合、画像表示部100a及び画像表示部100bの対角線がつながる角度付近で急激に回転トルクが増加するが、凸部450により、滑らかなトルク分布にすることができる。
【0046】
画像表示100a,100bは、図7(図6(a)に示すC−C線に沿った断面図)に示すように、チルトヒンジ410により、回転可能に結合されている。また、画像表示部100a,100bを縦長もしくは横長に配置した場合、図8(図6(a)に示すD−D線に沿った断面図)に示すように、画像表示部100a,100bの内部に取付けられた磁石Mの磁力により、縦長もしくは横長配置を維持するための保持力を得る。図8において、Sはゴムクッションである。
【0047】
図9(図6(c)に示すE−E線に沿った断面図)に示すように、左右の画像表示部カム機構部430と回転力カム機構440は接触しており、画像表示部100aを回転させると、画像表示部カム機構部430と回転子カム機構部440の接触面の摩擦力により、回転子カム機構部440も回転する。同様に回転子カム機構部440が回転することによって反対側の画像表示部カム機構部430も回転する。このように構成することにより、画像表示部100a,100bは同時に同一方向に回転する。画像表示部カム機構430と回転子カム機構440の接触面の摩擦力を得るための垂直圧力を得るために、左右の回転子スライド機構部可動部をコイルばねCSにより引っ張る。
【0048】
(実施形態3)
図10は、本発明の実施形態3の画像表示部100a及び画像表示部100bが互いに外側もしくは内側に向くように傾斜するために、回転機構部を設けた回転子(510)を正面側から見た斜視図である。
【0049】
図10に示すように、本発明の実施形態3の回転子510は、前記回転子110を支持する支持部520a、支持部520b、本体部結合部530、及び連結部540に分割したものである。支持部520aは前記画像表示部100aを支持する支持部であり、支持部520bは画像表示部100bを支持する支持部であり、本体部結合部530は、前記本体部120と結合する結合部であり、連結部540は、支持部520aと本体部結合部530を連結する連結部である。支持部520aと連結部540は回転機構部550により回転可能に結合され、連結部540と本体部結合部530は回転機構部560により回転可能に結合され、支持部520bと本体部結合部530は回転機構部570により回転可能に結合されている。また、回転子510は、回転子110と同様に支持部520a、支持部520bに回転子回転機構部210と、回転子スライド機構部220を備えている。また、本体部結合部530は、凹部580を有している。
【0050】
図11(図10に示すF−F線に沿った断面図)に示すように、回転子機構570の回転機構部固定部570bは本体部結合部530と結合され、回転機構部可能部570aは前記回転機構部固定部570bと回転可能に結合され、支持部520bは前記回転機構部可動部570aと結合されている。このように構成することにより、支持部520bは、本体部結合部530に対して回転可能になる。回転機構部550及び回転機構部560も同様の構成になっている。
【0051】
(実施形態4)
図12は、本発明の実施形態4の画像表示部100a及び画像表示部100bを互いに内側に向くように前側に傾斜させた形態を説明するための模式図である。図12において、(a)、(b)、(c)は画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100a、画像表示部100bが横長配置で互いに内側に向くように前側に傾斜させた形態の正面側から見た斜視図、背面側から見た斜視図、平面図である。
【0052】
図12(a)、(b)、(c)に示すように、回転機構部560、570により、画像表示部100a及び画像表示部100bを互いに内側に向くように前側に傾斜させることにより、画像表示部100a及び画像表示部100bの画像表示面が作業者の方向に向くので、視認性を向上することができる。また、凹部580により、画像表示部100a及び画像表示部100bを互いに内側に向くように前側に傾斜させた場合においても、画像表示部100a及び画像表示部100b間の寸法L6を最小にすることができる。
【0053】
(実施形態5)
図13は、本発明の実施形態5の画像表示部100a及び画像表示部100bを互いに外側に向くように後側に傾斜させた形態を説明するための模式図である。図13において、(a)、(b)、(c)は画像表示部100a及び画像表示部100bを左右に配置した場合において、画像表示部100a、画像表示部100bが横長配置で互いに外側に向くように後側に傾斜させた形態の正面側から見た斜視図、背面側から見た斜視図、平面図である。
【0054】
図13(a)、(b)、(c)に示すように、回転機構部560、570により、画像表示部100a及び画像表示部100bを互いに外側に向くように後側に傾斜させることにより、画像表示部100a及び画像表示部100bの画像表示面を左右方向に向けることができる。これにより、画像表示部100a及び画像表示部100bがそれぞれ他の別々の情報処理装置からの画像データを入力し、表示させて左右の作業者のそれぞれの独立した画像表示装置として使用できる。
【0055】
(実施形態6)
図14は、本発明の実施形態6の画像表示部100aを後側に傾斜させた形態を説明するための模式図である。図14において、(a)、(b)、(c)は画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した場合において、画像表示部100a及び画像表示部100bが横長配置の場合から、画像表示部100aを後側に傾斜させた形態の正面側から見た斜視図、背面側から見た斜視図、右側面図である。
【0056】
図14(a)、(b)、(c)に示すように、回転機構部550、560により、画像表示部100aを後側に傾斜させることにより、画像表示部100a及び画像表示部100bの画像表示面を前後方向に向けることができる。また、本体部背面傾斜部130により、本体部120に遮られることなく、画像表示部100aを後側に傾斜させることができる。これにより、画像表示部100a及び画像表示部100bがそれぞれ他の別々の情報処理装置からの画像データを入力し、表示させて前後の作業者のそれぞれの独立した画像表示装置として使用できる。
【0057】
(実施形態7)
図15は、本発明の実施形態7の画像表示部100aを前側に傾斜させ、折りたたんだ形態を説明するための模式図である。図15において、(a)、(b)(c)、(d)は画像表示部100a及び画像表示部100bを上下に配置した場合において、画像表示部100a及び画像表示部100bが縦長配置の場合から、画像表示部100aを前側に傾斜させ、折りたたんだ形態の正面側から見た斜視図、背面側から見た斜視図、正面図、右側面図である。
【0058】
図15(a)、(b)(c)、(d)に示すように、回転機構部550、560により、画像表示部100aを前側に傾斜させることにより、画像表示部100aを折りたたむことができるので、非使用時、運搬時に省スペース化できる。
【0059】
以上説明したように、本実施形態1〜7の情報処理装置用の表示装置によれば、2つの画像表示部の画像表示面を横長もしくは縦長に配置でき、また、2つの画像表示部を上下もしくは左右に配置できるので様々な作業条件下において、画像表示部を最適な配置にすることができる。
【0060】
また、2つの画像表示部を左右もしくは前後に外側に傾斜させて、二人の作業者のそれぞれの画像表示装置として使用することができる。
【0061】
以上、本発明を実施形態(実施例)に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更し得ることはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、2つの画像表示部の画像表示面を左右もしくは上下に配置することが可能であり、また、当該画像表示面を左右もしくは上下に配置した場合のそれぞれにおいて、当該画像表示面の両方を横長もしくは縦長方向に配置でき、また、該画像表示面のいずれか片方が横長方向の配置の場合でも、もう片方を縦長方向に配置することが可能である。これにより、情報処理装置の作業状況に応じて前記画像表示部の画像表示面の位置を変更することができるので、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の情報処理装置用の表示装置の外観を示す図である。
【図2】図1(b)に示すA−A線に沿った断面図である。
【図3】図1(b)に示すB−B線に沿った断面図である。
【図4】本実施形態1の画像表示部の回転動作を説明するための模式図である。
【図5】本実施形態1の画像表示部の回転方法を説明するための模式図である。
【図6】本発明の実施形態2の二つの画像表示部を同時に回転させる場合において、作業性が良くなる形態を説明するための模式図である。
【図7】図6(a)に示すC−C線に沿った断面図である。
【図8】図6(a)に示すD−D線に沿った断面図である。
【図9】図6(c)に示すE−E線に沿った断面図である。
【図10】本発明の実施形態3の二つ画像表示部が互いに外側もしくは内側に向くように傾斜するために、回転機構部を設けた回転子を正面側から見た斜視図である。
【図11】図10に示すF−F線に沿った断面図である。
【図12】本発明の実施形態4の二つの画像表示部を互いに内側に向くように前側に傾斜させた形態を説明するための模式図である。
【図13】本発明の実施形態5の二つの画像表示部を互いに外側に向くように後側に傾斜させた形態を説明するための模式図である。
【図14】本発明の実施形態6の一つの画像表示部を後側に傾斜させた形態を説明するための模式図である。
【図15】本発明の実施形態7の一つの画像表示部を前側に傾斜させ、折りたたんだ形態を説明するための模式図である。
【符号の説明】
100a・100b…画像表示部、110…回転子、120…本体部、130…本体部背面傾斜部、200…面取り部、210…回転子回転機構部、220…回転子スライド機構部、230…本体部回転機構部、240…本体部スライド機構部、250…昇降機構部、260…チルト機構部、270…スイベル機構部、410…ヒンジ機構部、420…磁石部、430…画像表示部カム機構部、440…回転子カム機構部、450…凸部、510…回転子、520a,520b…支持部、530…本体部結合部、540…連結部、550,560,570…回転機構部、580…凹部。

Claims (3)

  1. 2つの画像表示部を有する情報処理装置用の表示装置であって、前記2つの画像表示部がそれぞれ他の独立した画面として画像データを表示する第1のモードを設定する第1モード設定手段と、前記2つの画像表示部を1つの画面として画像データを表示する第2のモードを設定する第2モード設定手段と、前記第1のモードと第2モードとを切り替える手段と、それぞれの画像表示部をその表示面内で回転する表示部回転機構と、それぞれの画像表示部をその表示面内で左右に移動する表示部スライド機構と、を備えたことを特徴とする情報処理装置用の表示装置。
  2. 2つの画像表示部をその表示面内で一体に回転する回転機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置用の表示装置。
  3. 画像表示部のいずれか片方が横長方向の配置で他方が縦長方向に配置することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置用の表示装置。
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