JP3634143B2 - スピーカ装置及びその防水カバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のドア等に取り付けられるスピーカ装置及びその防水カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来例1のスピーカ装置を示す構成図である。図7は自動車のドアに取り付けられた状態を示している。図において、101はスピーカ装置、102はスピーカ、103は防水カバー、104は自動車のドアを構成する車室内側のパネルであるインナーパネル、105はドアの上側からドアの内部に浸入してきた水滴である。
【0003】
このようにスピーカ装置101は、スピーカ102と防水カバー103とで構成されている。そして、ネジによりインナーパネル104に取り付けられている。
【0004】
スピーカ102において、111は振動板、112は防塵の役割をするダストキャップ、115はスピーカ102を構成する部品を支えるフレーム、116は環状の磁石、117は磁石116が発する磁束を導くプレート、121は磁石116が発する磁束を導くポールピースである。
【0005】
スピーカ102では、振動板111の基端部はボビン(図示せず)の前端部に接着され、振動板111の外周縁部はエッジ(図示せず)の内周縁部に接着されている。また、ダストキャップ112は振動板111の前面中心部に接着されている。また、磁石116はプレート117とポールピース121とで挟持されている。また、プレート117はフレーム115に取り付けられている。
【0006】
防水カバー103は、スピーカ102の裏側のうち、上側のみを覆うように設けられている。
【0007】
このような従来例1のスピーカ装置101では、防水カバー103によって、ドアの上側からドアの内部に浸入してきた水滴105が、スピーカ102にかかることを防止している。また、防水カバー103をスピーカ102の裏側のうち、上側のみを覆うように設けることによって、スピーカ102の裏側の空気圧が高くなり振動板111の動きが妨げられることを防止している。
【0008】
従来例2.
図8は例えば、実公昭61−6702号公報に開示された従来例2のスピーカ装置の構成図である。図8は自動車のドアに取り付けられた状態を示している。図において、131はスピーカ装置、133は防水カバーである。その他の構成要素は図5において同一符号を付して示したものと同一あるいは同等であるため、その説明を省略する。
【0009】
このようにスピーカ装置131は、スピーカ102と防水カバー133とで構成されている。そして、ネジによりインナーパネル104に取り付けられている。
【0010】
防水カバー133は、スピーカ102の裏側全体を覆うように設けられている。この防水カバー133には、防水カバー133の内側と外側とを連通する開口部133aが複数設けられている。この開口部133aは、防水カバー133に形成した切欠きの上縁部を斜め下方へ突出させることにより形成されている。
【0011】
このような従来例2のスピーカ装置131では、防水カバー133によって、ドアの上側からドアの内部に浸入してきた水滴105やドアの下側からドアの内部に浸入してきた水滴が、スピーカ102にかかることを防止している。また、防水カバー133に開口部133aを設けることによって、スピーカ102の裏面の空気圧が高くなり振動板の動きが妨げられることを防止している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1のスピーカ装置は、以上のように、防水カバーをスピーカの裏側のうち、上側にのみ設けるように構成されているので、ドアの下側からドアの内部に浸入してきた水滴がスピーカにかかる恐れがあるという課題があった。
【0013】
また、従来例2のスピーカ装置は、以上のように、切欠きの上縁部を斜め下方へ突出させることにより形成される開口部を防水カバーに設けて、スピーカの裏面側の空気圧が高くなることを防止するように構成されているので、防水カバーの内側と外側とを連通する開口部の面積が小さく、スピーカの裏側の空気圧が高くなり振動板の動きが妨げられる場合があるという課題があった。
【0014】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、水滴がスピーカにかかる恐れが小さくかつスピーカの裏面側の空気圧が高くなる恐れが小さいスピーカ装置及びその防水カバーを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るスピーカ装置は、磁石の周囲を取り囲む磁石カバーと、磁石カバーと一部分重なりかつフレームの周囲を取り囲むフレームカバーと、磁石と磁石カバーとの間に位置する第1の開口部と、磁石カバーとフレームカバーとの間に位置する第2の開口部とを有する防水カバーを備え、フレームカバーは、磁石カバー側に向かうにしたがって内径が小さくなるように傾斜した円錐筒状部分と、この円錐筒状部分の狭まった内径と同じ内径にて磁石カバー側に延びた円筒状部分とを有し、この円筒状部分が磁石カバーと一部分重なるものである。
【0016】
この発明によれば、磁石カバーが、そのフレームカバー側に第1の庇部を備えているスピーカ装置を提供することもできる。
【0017】
この発明によれば、第1の庇部が、第1の上側庇部と第1の下側庇部とを備え、第1の上側庇部の幅を第1の下側庇部の幅より大きくしているスピーカ装置を提供することもできる。
【0018】
この発明によれば、フレームカバーが、その磁石カバー側に第2の庇部を備えているスピーカ装置を提供することもできる。
【0019】
この発明によれば、第2の庇部が、第2の上側庇部と第2の下側庇部とを備え、第2の下側庇部の幅を第2の上側庇部の幅より大きくしているスピーカ装置を提供することもできる。
【0020】
この発明によれば、フレームカバーが、その磁石カバー側と反対側の下側に水抜き孔を備えているスピーカ装置を提供することもできる。
【0021】
この発明によれば、防水カバーが、磁石カバーからフレームカバーに向かって斜め下方に伸び、磁石カバーとフレームカバーとを連結する連結部を備えているスピーカ装置を提供することもできる。
【0022】
この発明に係るスピーカ装置の防水カバーは、スピーカと組み合わせたときに磁石の周囲を取り囲む磁石カバーと、磁石カバーと一部分重なりかつスピーカと組み合わせたときにフレームの周囲を取り囲むフレームカバーと、スピーカと組み合わせたときに磁石と磁石カバーとの間に位置する第1の開口部と、磁石カバーとフレームカバーとの間に位置する第2の開口部とを備え、フレームカバーは、磁石カバー側に向かうにしたがって内径が小さくなるように傾斜した円錐筒状部分と、この円錐筒状部分の狭まった内径と同じ内径にて磁石カバー側に延びた円筒状部分とを有し、この円筒状部分が磁石カバーと一部分重なるものである。
【0023】
この発明によれば、磁石カバーが、そのフレームカバー側に第1の庇部を備えているスピーカ装置の防水カバーを提供することもできる。
【0024】
この発明によれば、第1の庇部が、第1の上側庇部と第1の下側庇部とを備え、第1の上側庇部の幅を第1の下側庇部の幅より大きくしているスピーカ装置の防水カバーを提供することもできる。
【0025】
この発明によれば、フレームカバーが、その磁石カバー側に第2の庇部を備えているスピーカ装置の防水カバーを提供することもできる。
【0026】
この発明によれば、第2の庇部が、第2の上側庇部と第2の下側庇部とを備え、第2の下側庇部の幅を第2の上側庇部の幅より大きくしているスピーカ装置の防水カバーを提供することもできる。
【0027】
この発明によれば、フレームカバーが、その磁石カバー側と反対側の下側に水抜き孔を備えているスピーカ装置の防水カバーを提供することもできる。
【0028】
この発明によれば、磁石カバーからフレームカバーに向かって斜め下方に伸び、磁石カバーとフレームカバーとを連結する連結部を備えているスピーカ装置の防水カバーを提供することもできる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるスピーカ装置の構成を示す断面図である。図2はこの発明の実施の形態1によるスピーカ装置の防水カバーの構成を示す斜視図である。図1はスピーカ装置が自動車のドアに取り付けられた状態を示している。図において、1はスピーカ装置、2はスピーカ、3は防水カバー、4は自動車のドアを構成する車室内側のパネルであるインナーパネル、5はドアの上側からドアの内部に浸入してきた水滴、6はスピーカ装置1をインナーパネル4に取り付けたときに防水カバー3とインナーパネル4との間に水滴が入ることを防止する、エプラシート(商品名、千代田インテグレ社製)などの発砲体から成るクッションである。
【0030】
このようにスピーカ装置1は、スピーカ2と防水カバー3とで構成されている。そして、ネジによりインナーパネル4に取り付けられている。
【0031】
スピーカ2において、11は振動板、12は防塵の役割をするダストキャップ、13は振動板11を支持するエッジ、14はエッジ13を押さえて固定するガスケット、15はスピーカ2を構成する部品を支えるフレーム、16は環状の磁石、17は磁石16が発する磁束を導くプレート、18はボイスコイル、19はボイスコイル18が巻き回されたボビン、20はボビン19を支持するダンパ、21は磁石が発する磁束を導くポールピースである。
【0032】
このようにスピーカ2は、フレーム15と、磁石16とを備えている。
【0033】
スピーカ2では、振動板11の基端部はボビン19の前端部に接着され、振動板11の外周縁部はエッジ13の内周縁部に接着されている。また、ダストキャップ12は振動板11の前面中心部に接着されている。また、磁石16はプレート17とポールピース21とで挟持されている。また、プレート17はフレーム15に取り付けられている。また、ボビン19はダンパ20によって支持され、ポールピース21とプレート17との間隙に配置されている。また、ダンパ20はフレーム15に取り付けられている。
【0034】
防水カバー3において、31はスピーカ2と組み合わせたときに磁石16の周囲を取り囲む磁石カバー、32は磁石カバー31の内側にわずかに入り込むことにより磁石カバー31と一部分重なりかつスピーカ2と組み合わせたときにフレーム15の周囲を取り囲むフレームカバー、33はスピーカ2と組み合わせたときに磁石16と磁石カバー31との間に位置する第1の開口部、34は磁石カバー31とフレームカバー32との間に位置する第2の開口部、35は磁石カバー31のフレームカバー32側に設けられた第1のベゼル部(第1の庇部)、36はフレームカバー32の磁石カバー31側に設けられた第2のベゼル部(第2の庇部)、37はフレームカバー32の磁石カバー31側と反対側の下側に設けられた水抜き孔、38は磁石カバー31とフレームカバー32とを連結する連結部、39は防水カバー3をネジによりインナーパネル4に取り付けるためのネジ止め孔である。
【0035】
このように防水カバー3は、磁石カバー31と、フレームカバー32と、第1の開口部33と、第2の開口部34と、第1のベゼル部35と、第2のベゼル部36と、水抜き孔37と、連結部38とを備えている。
【0036】
磁石カバー31は、フレームカバー32側に向かうにしたがって内径がわずかに大きくなる略円筒状部分から成っている。防水カバー3をスピーカ2と組み合わせたときに、磁石カバー31のフレームカバー32側端部はプレート17の周囲に位置し、もう一方の端部はポールピース21の端面の周囲に位置している。
【0037】
フレームカバー32は、磁石カバー31側に向かうにしたがって内径が小さくなるように傾斜している円錐筒状部分32aと、円錐筒状部分32aの磁石カバー31側端部に位置し、円錐筒状部分32aが狭まった内径と同じ内径でさらに磁石カバー31側に伸びている円筒状部分32bと、円錐筒状部分32aの磁石カバー31側端部と反対側の端部に位置し、インナーパネル4に取り付けたときにインナーパネル4と密着する取付部分32cとから成っている。防水カバー3をスピーカ2と組み合わせたときに、フレームカバー32の円錐筒状部分32aの磁石カバー31側端部はフレーム15とプレート17との接面の周囲に位置し、フレームカバー32の円筒状部分32bの磁石カバー31側端部は磁石16の周囲に位置している。フレームカバー32の円筒状部分32bは磁石カバー31と一部分重なっており、重なり合う長さは、5mm〜20mmである。フレームカバー32には、円錐筒状部分32aと取付部分32cとの境界に、幅5mm〜10mmのクッション6が貼り付けられている。
【0038】
磁石カバー31の内径は、防水カバー3と組み合わせて使用するスピーカ2の磁石16の外径より大きい。また、磁石カバー31のフレームカバー32側に設けられた第1のベゼル部35の外径は、フレームカバー32の内径より小さい。また、フレームカバー32の磁石カバー31側に設けられた第2のベゼル部36の内径は、磁石カバー31の外径より小さい。第1のベゼル部35とフレームカバー32との間隔及び第2のベゼル部36と磁石カバー31との間隔は、5mm〜20mmである。フレームカバー32の内径は防水カバー3と組み合わせて使用するスピーカ2のフレーム15の外径より大きい。
【0039】
第1のベゼル部35は、磁石カバー31の内面におけるフレームカバー32側端部又はその近傍に位置している。第1のベゼル部35は、磁石カバー31の上部に位置する第1の上側ベゼル部(第1の上側庇部)35aと、磁石カバー31の下部に位置する第1の下側ベゼル部(第1の下側庇部)35bとから成っている。第1の上側ベゼル部35aの幅は第1の下側ベゼル部35bの幅より大きい。
【0040】
第2のベゼル部36は、フレームカバー32の内面における円錐筒状部分32aと円筒状部分32bとの境界に位置している。第2のベゼル部36は、フレームカバー32の上部に位置する第2の上側ベゼル部(第2の上側庇部)36aと、フレームカバー32の下部に位置する第2の下側ベゼル部(第2の下側庇部)36bとから成っている。第2の下側ベゼル部36bの幅は第2の上側ベゼル部36aの幅より大きい。
【0041】
次に動作について説明する。
ドアの上側からドアの内部に浸入してきた水滴5がフレームカバー32の円錐筒状部分32aの上側外面(図1中、aで示す面)に落下すると、水滴は円錐筒状部分32aの傾斜面を流れ落ちる。水滴がフレームカバー32の円筒状部分32bに到達すると、水滴は円筒状部分32bの外周面を伝って円筒状部分32bの下側に流れ落ち、フレームカバー32の円筒状部分32bの下側外面(図1中、bで示す面)に到達する。
【0042】
フレームカバー32の円錐筒状部分32aの上側外面に落下した水滴は、以上のように移動するため、第1,第2の開口部33,34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さい。
【0043】
また、ドアの上側からドアの内部に浸入してきた水滴5が磁石カバー31の上側外面(図1中、cで示す面)に落下すると、水滴は磁石カバー31の外周面を伝って磁石カバー31の下側に流れ落ち、磁石カバー31の下側外面(図1中、dで示す面)に到達する。
【0044】
磁石カバー31の上側外面に落下した水滴は、以上のように移動するため、第1,第2のの開口部33,34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さい。
【0045】
磁石カバー31の上側外面に落下した水滴5の一部分がその面で跳ね返っても、磁石カバー31の上面において磁石カバー31の上部に第1の上側ベゼル部35aを設け、フレームカバー32の内面においてフレームカバー32の上部に第2の上側ベゼル部36aを設け、第1のベゼル部35とフレームカバー32との間隔及び第2のベゼル部36と磁石カバー31との間隔を5mm〜20mmとしているため、跳ね返った水滴が、上側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さい。
【0046】
磁石カバー31の下側外面に到達した水滴がフレームカバー32の円筒状部分32bの下側内面(図1中、eで示す面)に落下し、フレームカバー32の円筒状部分32bの下側内面に落下した水滴の一部分がその面で跳ね返っても、磁石カバー31の上面において磁石カバー31の下部に第1の下側ベゼル部35bを設け、フレームカバー32の内面においてフレームカバー32の下部に第2の下側ベゼル部36bを設け、第1のベゼル部35とフレームカバー32との間隔及び第2のベゼル部36と磁石カバー31との間隔を5mm〜20mmとしているため、跳ね返った水滴が、下側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さい。
【0047】
磁石カバー31の上面に設けられた第1の上側ベゼル部35aの幅を第1の下側ベゼル部35bの幅より大きくし、フレームカバー32の内面に設けられた第2の下側ベゼル部36bの幅を第2の上側ベゼル部36aの幅より大きくしているため、水滴が磁石カバー31の上側外面に溜まり、上側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さく、水滴がフレームカバー32の円筒状部分32bの下側内面に溜まり、下側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さい。
【0048】
また、ドアの下側からドアの内部に浸入してきた水滴がフレームカバー32の円錐筒状部分32aの下側外面(図1中、fで示す面)に当たると、水滴は円錐筒状部分32aの傾斜面を流れ落ちる。
【0049】
フレームカバー32の円錐筒状部分32aの下側外面に当たった水滴は、以上のように移動するため、第1,第2の開口部33,34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さい。
【0050】
また、ドアの下側からドアの内部に浸入してきた水滴が磁石カバー31の下側外面あるいはフレームカバー32の円筒状部分32bの下側内面に当たり、水滴の一部分がその面で跳ね返っても、磁石カバー31の上面において磁石カバー31の下部に第1の下側ベゼル部35bを設け、フレームカバー32の内面においてフレームカバー32の下部に第2の下側ベゼル部36bを設け、第1のベゼル部35とフレームカバー32との間隔及び第2のベゼル部36と磁石カバー31との間隔を5mm〜20mmとしているため、跳ね返った水滴が、下側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さい。
【0051】
以上のように、この実施の形態1によれば、防水カバー3を、スピーカ2と組み合わせたときに磁石16の周囲を取り囲む磁石カバー31と、磁石カバー31と一部分重なりかつスピーカ2と組み合わせたときにフレーム15の周囲を取り囲むフレームカバー32とを備えるように構成したので、ドアの上側からドアの内部に浸入してきた水滴だけでなく、ドアの下側からドアの内部に浸入してきた水滴が、スピーカにかかる恐れが小さいという効果が得られる。さらに、この実施の形態1によれば、防水カバー3を、スピーカ2と組み合わせたときに磁石16と磁石カバー31との間に位置する第1の開口部33と、磁石カバー31とフレームカバー32との間に位置する第2の開口部34とを備えるように構成したので、第1の開口部33及び第2の開口部34により防水カバー3の内側と外側とを連通する開口部の面積が大きく、スピーカ2の裏側の空気圧が高くなる恐れが小さいという効果がある。
【0052】
また、この実施の形態1によれば、磁石カバー31の上面においてフレームカバー32側に第1のベゼル部35を設け、フレームカバー32の内面において磁石カバー31側に第2のベゼル部36を設けたので、磁石カバー31の上側外面で跳ね返った水滴が、上側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さく、またフレームカバー32の下側内面で跳ね返った水滴が、下側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さいという効果が得られる。
【0053】
また、この実施の形態1によれば、磁石カバー31の上面に設けられた第1の上側ベゼル部35aの幅を第1の下側ベゼル部35bの幅より大きくし、フレームカバー32の内面に設けられた第2の下側ベゼル部36bの幅を第2の上側ベゼル部36aの幅より大きくしたので、磁石カバー31の上側外面に溜まった水滴が、上側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さく、フレームカバー32の円筒状部分32bの下側内面に溜まった水滴が、下側の第2の開口部34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さいという効果が得られる。
【0054】
また、この実施の形態1によれば、水抜き孔37を、フレームカバー32の磁石カバー31側と反対側の下側に設けたので、防水カバー3の内部に入った水滴を水抜き孔37から排出することができる効果が得られる。
【0055】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2によるスピーカ装置の防水カバーの構成を示す正面図である。図4は図3中のIV−IV線に沿った断面図である。図5は右半分が図3中のV−V線に沿った断面を示し、左半分が図3中のV−V線に垂直な方向から眺めた側面を示す部分断面図である。図6は図3中の破線で囲んだVI部分を拡大して示す斜視図である。図において、43は防水カバー、48は磁石カバー31とフレームカバー32とを連結する連結部である。
【0056】
連結部48において、48aは磁石カバー31からフレームカバー32に向かって斜め下方に伸びる第1の連結部(連結部)、48bは磁石カバー31からフレームカバー32に向かって垂直方向に伸びる第2の連結部である。
【0057】
その他の構成要素は図1及び図2において同一符号を付して示したものと同一あるいは同等であるため、その説明を省略する。
【0058】
第1の連結部48aは、円周方向(図3中のX方向)における断面がL字形状をしている。
【0059】
フレームカバー32の円筒状部分32bには、第1の連結部48aによりせき止められた水滴を、防水カバー3の外側に流し出すための排水溝32dが設けられている。
【0060】
次に動作について説明する。
ドアの上側からドアの内部に浸入してきた水滴5が磁石カバー31の上側外面に落下すると、大部分の水滴は磁石カバー31の外周面を伝って磁石カバー31の下側に流れ落ち、磁石カバー31の下側外面に到達する。一方、一部の水滴は第1の連結部48aでせき止められ、磁石カバー31からフレームカバー32に向かって斜め下方に伸びる第1の連結部48aの斜面を流れ、フレームカバー32の円筒状部分32bに設けられた排水溝32dから防水カバー3の外側に流れ出る。
【0061】
磁石カバー31の上側外面に落下した水滴は、以上のように移動するため、第1,第2の開口部33,34から防水カバー3の内部に入る恐れが小さい。
【0062】
以上のように、この実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0063】
また、この実施の形態2によれば、磁石カバー31からフレームカバー32に向かって斜め下方に伸びる第1の連結部48aを備えているため、第1の連結部48aでせき止められた水滴を防水カバー3の外側に流し出すことができる効果が得られる。
【0064】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、磁石の周囲を取り囲む磁石カバーと、磁石カバーと一部分重なりかつフレームの周囲を取り囲むフレームカバーと、磁石と磁石カバーとの間に位置する第1の開口部と、磁石カバーとフレームカバーとの間に位置する第2の開口部とを有する防水カバーを備え、フレームカバーは、磁石カバー側に向かうにしたがって内径が小さくなるように傾斜した円錐筒状部分と、この円錐筒状部分の狭まった内径と同じ内径にて磁石カバー側に延びた円筒状部分とを有し、この円筒状部分が磁石カバーと一部分重なるようにスピーカ装置を構成したので、水滴がスピーカにかかる恐れが小さく、かつスピーカの裏側の空気圧が高くなる恐れが小さいという効果がある。
【0065】
この発明によれば、磁石カバーが、そのフレームカバー側に第1の庇部を備えるようにスピーカ装置を構成すれば、水滴が第2の開口部から防水カバーの内部に入る恐れが小さいという効果がある。
【0066】
この発明によれば、第1の庇部が、第1の上側庇部と第1の下側庇部とを備え、第1の上側庇部の幅が第1の下側庇部の幅より大きくなるようにスピーカ装置を構成すれば、磁石カバーの上側外面に溜まった水滴が上側の第2の開口部から防水カバーの内部に入る恐れが小さいという効果がある。
【0067】
この発明によれば、フレームカバーが、その磁石カバー側に第2の庇部を備えるようにスピーカ装置を構成すれば、水滴が第2の開口部から防水カバーの内部に入る恐れが小さいという効果がある。
【0068】
この発明によれば、第2の庇部が、第2の上側庇部と第2の下側庇部とを備え、第2の下側庇部の幅が第2の上側庇部の幅より大きくなるようにスピーカ装置を構成すれば、フレームカバーの下側内面に溜まった水滴が下側の第2の開口部から防水カバーの内部に入る恐れが小さいという効果がある。
【0069】
この発明によれば、フレームカバーが、その磁石カバー側と反対側の下側に水抜き孔を備えるようにスピーカ装置を構成すれば、防水カバーの内部に入った水滴を水抜き孔から排出することができる効果がある。
【0070】
この発明によれば、防水カバーが、磁石カバーからフレームカバーに向かって斜め下方に伸び、磁石カバーとフレームカバーとを連結する連結部を備えるようにスピーカ装置を構成すれば、連結部でせき止められた水滴を防水カバーの外側に流し出すことができる効果がある。
【0071】
この発明によれば、スピーカと組み合わせたときに磁石の周囲を取り囲む磁石カバーと、磁石カバーと一部分重なりかつスピーカと組み合わせたときにフレームの周囲を取り囲むフレームカバーと、スピーカと組み合わせたときに磁石と磁石カバーとの間に位置する第1の開口部と、磁石カバーとフレームカバーとの間に位置する第2の開口部とを備え、フレームカバーは、磁石カバー側に向かうにしたがって内径が小さくなるように傾斜した円錐筒状部分と、この円錐筒状部分の狭まった内径と同じ内径にて磁石カバー側に延びた円筒状部分とを有し、この円筒状部分が磁石カバーと一部分重なるようにスピーカ装置の防水カバーを構成したので、スピーカと組み合わせてスピーカ装置を構成した場合に、水滴がスピーカにかかる恐れが小さく、かつスピーカの裏側の空気圧が高くなる恐れが小さいスピーカ装置を得ることができる効果がある。
【0072】
この発明によれば、磁石カバーが、そのフレームカバー側に第1の庇部を備えるようにスピーカ装置の防水カバーを構成すれば、スピーカと組み合わせてスピーカ装置を構成した場合に、水滴が第2の開口部から防水カバーの内部に入る恐れが小さいスピーカ装置を得ることができる効果がある。
【0073】
この発明によれば、第1の庇部が、第1の上側庇部と第1の下側庇部とを備え、第1の上側庇部の幅が第1の下側庇部の幅より大きくなるようにスピーカ装置の防水カバーを構成すれば、スピーカと組み合わせてスピーカ装置を構成した場合に、磁石カバーの上側外面に溜まった水滴が上側の第2の開口部から防水カバーの内部に入る恐れが小さいスピーカ装置を得ることができる効果がある。
【0074】
この発明によれば、フレームカバーが、その磁石カバー側に第2の庇部を備えるようにスピーカ装置の防水カバーを構成すれば、スピーカと組み合わせてスピーカ装置を構成した場合に、水滴が第2の開口部から防水カバーの内部に入る恐れが小さいスピーカ装置を得ることができる効果がある。
【0075】
この発明によれば、第2の庇部が、第2の上側庇部と第2の下側庇部とを備え、第2の下側庇部の幅が第2の上側庇部の幅より大きくなるようにスピーカ装置の防水カバーを構成すれば、スピーカと組み合わせてスピーカ装置を構成した場合に、フレームカバーの下側内面に溜まった水滴が下側の第2の開口部から防水カバーの内部に入る恐れが小さいスピーカ装置を得ることができる効果がある。
【0076】
この発明によれば、フレームカバーが、その磁石カバー側と反対側の下側に水抜き孔を備えるようにスピーカ装置の防水カバーを構成すれば、スピーカと組み合わせてスピーカ装置を構成した場合に、防水カバーの内部に入った水滴を水抜き孔から排出することができるスピーカ装置を得ることができる効果がある。
【0077】
この発明によれば、磁石カバーからフレームカバーに向かって斜め下方に伸び、磁石カバーとフレームカバーとを連結する連結部を備えるようにスピーカ装置の防水カバーを構成すれば、スピーカと組み合わせてスピーカ装置を構成した場合に、連結部でせき止められた水滴を防水カバーの外側に流し出すことができるスピーカ装置を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるスピーカ装置の構成を示す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるスピーカ装置の防水カバーの構成を示す斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態2によるスピーカ装置の防水カバーの構成を示す正面図である。
【図4】図3中のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】右半分が図3中のV−V線に沿った断面を示し、左半分が図3中のV−V線に垂直な方向から眺めた側面を示す部分断面図である。
【図6】図3中の破線で囲んだVI部分を拡大して示す斜視図である。
【図7】従来例1のスピーカ装置を示す構成図である。
【図8】従来例2のスピーカ装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 スピーカ装置、2 スピーカ、3,43 防水カバー、15 フレーム、16 磁石、31 磁石カバー、32 フレームカバー、33 第1の開口部、34 第2の開口部、35 第1のベゼル部(第1の庇部)、35a 第1の上側ベゼル部(第1の上側庇部)、35b 第1の下側ベゼル部(第1の下側庇部)、36 第2のベゼル部(第2の庇部)、36a 第2の上側ベゼル部(第2の上側庇部)、36b 第2の下側ベゼル部(第2の下側庇部)、37 水抜き孔、48a 第1の連結部(連結部)。
Claims (2)
- フレームと磁石とを有するスピーカと、
上記磁石の周囲を取り囲む磁石カバーと、該磁石カバーと一部分重なりかつ上記フレームの周囲を取り囲むフレームカバーと、上記磁石と上記磁石カバーとの間に位置する第1の開口部と、上記磁石カバーと上記フレームカバーとの間に位置する第2の開口部とを有する防水カバーとを備え、
上記フレームカバーは、上記磁石カバー側に向かうにしたがって内径が小さくなるように傾斜した円錐筒状部分と、この円錐筒状部分の狭まった内径と同じ内径にて上記磁石カバー側に延びた円筒状部分とを有し、この円筒状部分が上記磁石カバーと一部分重なる
ことを特徴とするスピーカ装置。 - スピーカと組み合わせたときに磁石の周囲を取り囲む磁石カバーと、該磁石カバーと一部分重なりかつスピーカと組み合わせたときにフレームの周囲を取り囲むフレームカバーと、スピーカと組み合わせたときに磁石と上記磁石カバーとの間に位置する第1の開口部と、上記磁石カバーと上記フレームカバーとの間に位置する第2の開口部とを備え、
上記フレームカバーは、上記磁石カバー側に向かうにしたがって内径が小さくなるように傾斜した円錐筒状部分と、この円錐筒状部分の狭まった内径と同じ内径にて上記磁石カバー側に延びた円筒状部分とを有し、この円筒状部分が上記磁石カバーと一部分重なる
ことを特徴とするスピーカ装置の防水カバー。
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