JP3633193B2 - 自動ワインダ - Google Patents

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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、満管になったパッケージを玉揚げした後に、空の巻取管をドラムに配置するための玉揚装置を備えた自動ワインダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動ワインダに備えられる玉揚装置は、給糸パッケージの糸を巻き取る巻取ユニットのパッケージが満管になるとクレードルアームと呼ばれる支持部材から玉揚した後に、巻取管をクレードルアームに装着するものである。そして、クレードルアームに装着された巻取管による糸の巻き取りを行うに際して、巻取管に糸を付け、巻取管にバンチ巻きした後に、糸の本巻きに移行する工程が採られている。
【0003】
巻取管に対する糸付から本巻きへの一連の工程は、図10に示すように、糸Yを綾振りする綾振ドラム60が離れたバンチ巻き位置に巻取管61をクレードルアーム62で回転自在に把持すると共に、巻取管61の大径側の端部とクレードルアーム62のボビンホルダとの間に給糸パッケージの糸の端を挟み、綾振ドラム60の糸出側にあるバンチガイド63で糸Yを巻取管61の大径端61A側にガイドする。そして、玉揚装置のバンチローラ64で巻取管61を低速回転させることで、巻取管61の大径端61Aに重ねて糸Yをバンチ巻きする〔図10(a)と(b)に示す〕。巻取管61のバンチ巻きが終了すると、バンチガイド63による糸Yのガイドを開放して、バンチローラ64を退避した後に、クレードルアーム62の旋回で巻取管61を綾振ドラム60上に下ろすと共に、綾振ドラム60の高速回転により巻取管61を高速回転させることで糸Yの本巻きに移行する〔図10(c)に示す〕。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動ワインダでは、
▲1▼綾振ドラム60上方のバンチ巻き位置で巻取管61をクレードルアーム62に装着しているので、巻取管61をストック位置からクレードルアーム装着位置へ移行する時間が掛かるという問題がある。
▲2▼バンチ巻きのときに巻取紙管61を低速回転させるバンチローラ等の駆動機構を別途設ける必要があり、玉揚装置の軽量化を図れない。
▲3▼バンチ巻きの後に、クレードルアーム62の旋回により巻取管61を綾振ドラム60に下ろすと、バンチ巻きされた糸Yが巻取管61から弛むスナールを発生させる恐れがある。
▲4▼巻取管装着のときに、綾振ドラム60から離れた位置で巻取管61をクレードルアーム62に装着すると、巻取管61のテーパ角度やインクリーズ量が異なる毎に、巻取管61の装着位置が変わるため、玉揚装置の巻取管装着手段をテーパ角度やインクリーズ量が変わる毎に変更する必要があった。
【0005】
本発明は、この問題を解決するためになされたもので、巻取管装着作業の高速化、ひいては玉揚作業の高速化とその作業を行う装置の軽量化を図ることのできる自動ワインダを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動ワインダでは、
請求項1では、巻取管に接触して巻取管を回転駆動させるドラム、巻取管を回転可能に、かつドラムに対し接離可能に支持する支持部材とを有する巻取ユニットを備えるとともに、支持部材に巻取管を装着する動作を行う巻取管装着手段を備え、巻取管とドラムとが接触する位置で巻取管を支持部材に装着するよう巻取管装着手段を制御するものである。
これにより、従来のドラムから離れた位置で巻取管を装着する方式では、パッケージのインクリーズ量や巻取管のテーパ角度が変わると、巻取管を装着する位置が大きく変わることとなり、巻取管装着手段等の変更を余儀なくされるが、ドラムと接触する位置で巻取管を装着するようにすれば、巻取管装着手段を変更することなく、巻取管を装着することが可能となる。したがって、1台の自動ワインダで、異なる角度又はインクリーズ量のパッケージを巻き取っている場合でも、1台の共通の巻取管装着装置(玉揚装置)で巻取管装着作業(玉揚作業)を行うことが可能となる。
また、従来は、満管パッケージ形成後、一旦、巻取管装着位置に支持部材を移動し、巻取管装着後、支持部材をドラム位置へ移動するという動作を行う必要があったが、満管パッケージ形成後、いきなり支持部材をドラム位置へ移動することができ、玉揚作業の速度アップが可能となる。
【0007】
請求項2では、請求項1のものに、巻取ユニットが複数設けられ、巻取管装着手段が、巻取パッケージを支持部材から外す動作を行う玉揚装置に設けられ、該玉揚装置が要求のあった巻取ユニットに選択的に動作するものである。
これにより、複数の巻取ユニットで、異なる角度又はインクリーズ量のパッケージを巻き取っている場合でも、1台の共通の玉揚装置に設けられた巻取管装着手段で巻取管装着作業(玉揚作業)を行うことが可能となる。
【0008】
請求項3では、請求項1又は請求項2のものに、巻取管装着手段が、巻取管を収納位置から支持部材の巻取管装置位置まで搬送するものである
これにより、巻取管の最終停止位置がドラムで決まるため、巻取管の搬送速度を上げることができ、玉揚作業の速度アップとなる。
【0009】
請求項4では、請求項1から請求項3のいずれかのものに、バンチ巻きが巻取管とドラムとが接触した状態で行われるものである。
これにより、バンチ巻きの際にドラムの回転を利用して巻取管を回転させることができるため、巻取管を回転させる手段を別途設ける必要がない。また、バンチ巻き形成後、巻取管をドラムに接近させることがないため、糸の弛みの発生が防止できる。更に、バンチ巻き形成後、直ちに本巻きに移動することができ、時間短縮(玉揚装置の作業時間短縮)が可能となる。
【0010】
請求項5では、請求項2のものに、玉揚装置に支持部材を巻取管とドラムとが接触する状態まで移動させる位置変更手段を設け、該位置変更手段と支持部材とを、回転自在に相対させるとともに、これら各手段を回転軌跡が互いに交差するように設けたものである。
これにより、満管パッケージの径が異なって満管時の支持部材の位置が異なっても、位置変更手段で支持部材をドラム接触位置へ移動させることができる。しかも、位置変更手段の構成が簡素であり、位置変更手段を、支持部材から満管パッケージを外す手段と兼用させることが可能となる。
【0011】
請求項6では、請求項2又は請求項5のものに、支持部材で支持された巻取管の一端側に糸をガイドしてバンチ巻きを行わせるガイド手段を、前記ドラムの糸入り側に設けたものである。
これにより、巻取管をドラムに接触させた状態でバンチ巻きができるようになる。
【0012】
請求項7では、請求項2、請求項5又は請求項6のものに、巻取管装着手段がエア圧により巻取管を把持する把持部を有しているものである。
これにより、巻取管の形状によらず、巻取管を安定して確実に把持できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態における自動ワインダについて、図1乃至図9を参照して説明する。
【0014】
図1および図2に基づいて、自動ワインダXに備えられる玉揚装置1と、自動ワインダXに並設される複数の巻取ユニット4の全体構成について説明する。
【0015】
図1および図2において、玉揚装置1はフレーム2に配置されたレール3に沿って並設された各巻取ユニット4の真上を走行するもので、各巻取ユニット4のパッケージが満管になったときに点灯するグリーンランプ(満管表示手段)を検出して所定位置に停止して玉揚を行うものである。玉揚装置1には巻取ユニット4側に延びることのできる糸切断・把持部5Aを有する糸把持装置5が設けられており、糸把持装置5はエアシリンダを用いて糸切断・把持部5Aを進退させると共に、糸切断・把持部5Aで糸Yを切断把持する。そして、糸把持装置5は巻取ユニット4の綾振ドラム6の半径方向に旋回自在として玉揚装置1の上部枠1Aに設けられており、把持した糸Yを綾振ドラム6の上側まで引き上げて旋回させる。尚、糸把持装置5の糸切断・把持部5Aを進退させる機構はエアシリンダに限定されず、機械的にスライドさせるものでも良い。この糸把持装置5は、給糸パッケージ20の糸Yを引き上げ、巻取管14の大径端側14Aとクレードルアーム8のボビンホルダ24との間に導くもので、導かれた糸Yは前記間で挟まれることで巻取管14に装着される。
【0016】
玉揚装置1の右部枠1Bには、糸把持装置5で把持された糸Yを綾振ドラム6の一端側に寄せてガイドする糸寄装置7(ガイド手段)と、巻取ユニット4の各クレードルアーム8(支持部材)を綾振ドラム6に対し接近、離間するよう旋回させるとともに、巻取管14を支持するためのクレードルアーム8の一対のボビンホルダ24間を開閉させるオープナー9(位置変更手段)と、糸把持装置5で把持された糸Yを巻取ユニット4のヤーンクリアラ10(糸監視装置)に挿入する糸挿入レバー11(糸挿入部材)とが設けられている。玉揚装置1の左部枠1Cには、フレーム2に設けられた巻取管収納部12から巻取管14を把持して綾振ドラム6まで運ぶチャッカー15(巻取管装着手段)が設けられている。
【0017】
各巻取ユニット4は給糸パッケージ20(ここでは、精紡ボビン)から解舒した糸Yを巻取管14に巻取るもので、チャッカー15で運ばれる巻取管14を回転自在に把持する一対のクレードルアーム8と、各クレードルアーム8で把持された巻取管14を回転させる綾振ドラム6とを備えている。
【0018】
各クレードルアーム8は綾振ドラム6に向けて旋回されると共に、綾振ドラム6の軸方向に揺動自在に巻取ユニット4の本体上部に軸支されており、巻取管14を回転可能に支持するためのボビンホルダ24を有している。各ボビンホルダ24は巻取管14の大径端14Aと小径端14Bとを支持する。
【0019】
また、綾振ドラム6は巻取ユニット4の制御器21により駆動される駆動モータ22に連結されている。巻取ユニット4の制御器21は巻取スイッチ手段23のON/OFFに基づいて綾振ドラム6を高速又は低速で回転させる。巻取スイッチ手段23は、図3にも示すように、玉揚装置1の右部枠1Bに回転自在に設けられた電磁石23Aと、回転された電磁石23Aに対向するように各巻取ユニット4の前面に設けられたリードスイッチ23Bとからなり、玉揚装置1の制御器(図示しない)からの信号入力により励磁される電磁石23Aの励磁をリードスイッチ23Bで検知する。そして、巻取ユニット4の制御器21はリードスイッチ23Bが検出する励磁回数(1〜3回)に応じて、切断された糸Yを満管パッケージ28に巻き取るための低速回転、巻取管14にバンチ巻きをするための低速回転、及び巻取管14に本巻きするための高速回転の順に綾振ドラム6を回転させて、綾振ドラム6に接触される巻取管14による糸Yの巻取りを自動スタートさせる。尚、巻取スイッチ手段23は電磁石23Aとリードスイッチ23Bからなる構成に限定されるものでない。
【0020】
各巻取ユニット4の綾振ドラム6から給糸パッケージ20に向かう糸Yの給糸側には、切断された糸Yを継ぐ糸継装置25と、糸切断部10Aを有して糸Yのスラブ等の欠陥を検出するヤーンクリアラ10と、切断された給糸パッケージ20側の糸Yを吸引捕捉するヤーントラップ26とを備えている。27は満管パッケージ28を綾振ドラム6の上からクレードルアーム8の背後に配置されたコンベアー等の搬送装置29まで案内するパッケージガイドである。ヤーンクリアラ10の上下には、糸走行中に糸Yがヤーンクリアラ10から飛び出すのを防止するたの押さえ板10cが設けられている(図5に示す)。
【0021】
図3ないし図11に基づいて、玉揚装置1の右部枠1Bおよび左部枠1Cに設けられたオープナー9(位置変更手段)、糸挿入レバー11、糸寄装置7(ガイド手段)およびチャッカー15(巻取管装着手段)の具体的な構成について説明する。
【0022】
図3および図4により、玉揚装置1の右部枠1Bに設けられたオープナー9は、満管パッケージ28を開放し、巻取管14をクレードルアーム8に装着するためにクレードルアーム8を旋回および開閉させるものである。オープナー9は、右部枠1Bから綾振ドラム6に並行して突出する回転軸30に固定されたオープナーレバー31を有し、オープナーレバー31の先端にはクレードールアーム8に設けられたクレードルレバー32に相対して当接されるオープナーハンド33が固定されている。
【0023】
オープナーレバー31は回転軸30に設けられた揺動機構34により綾振ドラム9の軸方向に揺動自在にされており、カム(図示しない)により綾振ドラム6に対して接近、離間する方向に旋回される。クレードルレバー32はクレードルアーム8の背後に片持ち固定されてオープナー9に向かって延びており、クレードルアーム8と一体に旋回されると共に、綾振ドラム6の軸方向に揺動される。また、オープナーレバー31はクレードルアーム8に向かって延びており、回転されるオープナーハンド33の回転軌跡aを旋回されるクレードルレバー31の回転軌跡bに交差させると共に、これら軌跡aとbとで形成される重なり領域A(図3の斜線部分A)を大きくして回転軸30に固定されている。
そして、オープナー9は玉揚装置1の枠に収納された、綾振ドラム6から離れた待機位置からカムにより綾振ドラム6に向けて回転し、その回転の途中でオープナーハンド33がクレードルレバー32と係合し、クレードルアーム8を巻取管14が綾振ドラム6に接触するに十分な位置まで旋回させる。また、オープナーハンド33をクレードルレバー32と係合した状態でオープナー9を綾振ドラム6の軸方向に揺動させると、クレードルアーム8のボビンホルダ24間が開閉して、クレードルアーム8からの満管パッケージ28の取外し(玉揚)とクレードルアーム8への巻取管14の装着を可能とする。
【0024】
このように、オープナーハンド33の回転軌跡aとクレードルレバー32の回転軌跡bとを交差させて、これら軌跡aとbとで形成される重なり領域Aを大きくすると、オープナーハンド33とクレードルレバー32とを当接させて回転できる範囲を大きくできるので、径の大きなサイズのパッケージが満管になったときにクレードルアーム8が大きく旋回されても、オープナーハンド33をクレードルレバー32に当接させつつオープナー9の揺動でクレードルアーム8を開閉でき、径の小さいサイズから大きいサイズに至る全てのサイズの満管パッケージ28をクレードルアーム8から取外して玉揚することが可能となる。
また、オープナー9はクレードルアーム8を旋回させると共に、クレードルアーム8を開閉する機能を兼ね備えるので、簡単な構造でクレードルアーム8から満管パッケージ28を取外し(玉揚)又はクレードルアーム8に巻取管14を装着できる。
【0025】
図3により、玉揚装置1の右部枠1Bに設けられている糸挿入レバー11は、糸把持装置5で綾振ドラム6の上側に引き上げられる給糸パッケージ20の糸Yをヤーンクリアラ10に挿入するものである。糸挿入レバー11は右部枠1Bに回転自在に軸支されており、ヤーンクリアラ10の上側で対向するように延びている。糸挿入レバー11の先端にはヤーンクリアラ10側に突出して糸Yに接触できる糸挿入部11Aを有している。そして、糸挿入レバー11をヤーンクリアラ10に向けて回転することで、図5に示すように、糸挿入部11Aが糸把持装置5で把持された糸Yに触って、糸Yを押さえ板10を越えてヤーンクリアラ10のスリット10B内に挿入する。
このように、ヤーンクリアラ10のスリット10B内に糸Yを挿入する糸挿入レバー11である糸挿入手段を設けると、糸飛出し防止用の押さえ板10cが設けられていても、給糸パッケージ20の糸Yをヤーンクリアラ10に確実に挿入することができる。
【0026】
図6および図7により、玉揚装置1の右部枠1Bに設けられた糸寄装置7はバンチ巻きするために糸Yを寄せてガイドするもので、糸Yの給糸側(綾振ドラム6の糸入り側)に配置されている。糸寄装置7は糸把持装置5で綾振ドラム6の上側に引き上げられた糸Yを綾振ドラム6に接触された巻取管14の大径端14A側に寄せる糸寄レバー35を有し、糸寄レバー35はリンク機構36を介して綾振ドラム6と巻取管14との間に近接又は離間するように移動自在にされている。糸寄レバー35は綾振ドラム6へ接近する回転により糸Yを引っ掛ける糸引掛部35Aを有し、この綾振ドラム6への回転の後に、糸引掛部35Aをリンク機構36により綾振ドラム6に相対させる状態で、綾振ドラム6の軸方向に並行移動されてバンチガイド37まで糸Yを寄せる。バンチガイド37は巻取管14の大径端14Aを把持するクレードルアーム8に設けられており、綾振ドラム6の糸入り側に突出して糸Yを巻取管14の大径端14Aから小径端14Bに向かう所定位置(バンチ巻き位置、巻取管装着位置)でガイドする糸ガイド部37Aを有している。
【0027】
そして、糸寄装置7は糸寄レバー35を綾振ドラム6に向けて回転させることで、糸引掛部35Aで綾振ドラム6の上側に引き上げられた糸Yを引掛けてバンチガイド37の糸ガイド部37Aと共にバンチ巻き位置にガイドする。また、糸Yを糸寄レバー35とバンチガイド37とでガイドすると、糸把持装置5の旋回によりバンチガイド37の上側に延びてクレードルアーム8の間にある糸Yがクレードルアーム8のボビンホルダ24の内側近傍を上下に横切るように位置する。この状態で、巻取管14がクレードルアーム8のボビンホルダ24で把持されると、ボビンホルダ24の内側近傍を横切る糸Yが巻取管14の大径端14Aとボビンホルダ24とで挟持されて、巻取管14に給糸パッケージ20の糸Yが装着される。
【0028】
糸寄装置7の糸寄レバー35とバンチガイド37とを、糸Yの給糸側(綾振ドラム6の糸入り側)に配置すると、巻取管14を綾振ドラム6に接触させてバンチ巻きを行うことができる。したがって、綾振ドラム6を低速回転することで巻取管14も低速回転されて、巻取管14の大径端14A側にバンチ巻きすることができ、バンチ巻きのために巻取管14を回転させる駆動機構(ローラや駆動モータ等)を設ける必要がない。また、巻取管14を綾振ドラム6に接触させた状態でバンチ巻きを行うことができるので、バンチ巻きの後にクレードルアーム8を綾振ドラム6に下ろす必要がなく糸Yの弛みによるスナールを防止できると共に、糸寄レバー35を綾振ドラム6から離間させて、綾振ドラム6を低速回転から高速回転させるだけで糸Yの本巻きに連続して移行できる。
【0029】
図3、図8および図9により、玉揚装置1の左部枠1Cに設けられたチャッカー15は巻取管収納部12から巻取管14を把持して、各クレードルアーム8の間に運ぶものである。チャッカー15は巻取管14の軸方向に設けられた2つのエアシリンダ40(把持部)と、各エアシリンダ40とで巻取管14を把持するチャック爪41と、各エアシリンダ40とチャック爪41とを間隔を隔てて保持するチャックレバー42とで構成されている。チャッカー15のチャックレバー42は玉揚装置1の左部枠1Cに回転自在に軸支されており、糸Yの給糸側から綾振ドラム6に向かって延びている。チャック爪41は巻取管14の外周形状に沿うようにチャックレバー42の先端に設けられている。各エアシリンダ40に対するエアは、糸把持装置5のエアシリンダの供給源から供給されるようになっている。尚、チャッカー15の把持部はエアシリンダ40に限られず、エア圧の給排によりストロークして巻取管14を把持する機構であれば、如何なるものであっても良い。
そして、チャッカー15はカムにより巻取管収納部12に向けて回転されて、巻取収納部12の取出口端にある巻取管14を各エアシリンダ40とチャック爪41の間に介在させる。この状態で、各エアシリンダ40にエアを供給することで、このロッド40Aをチャック爪41に向けて伸長して巻取管14を把持して、更なる回転により綾振ドラム6に接触するまで運び、オープナー9で開かれたクレードルアーム8の間に巻取管14を位置させる(図3に示す)。
【0030】
このように、巻取管14を把持するチャッカー15にエアシリンダ40を用いると、コーン形状の巻取管14のテーパ角度が異なっていても、巻取管14の形状に対応してロッド40Aが伸長するので、巻取管14のテーパ角度に対応してチャック爪41の角度調整等を必要とすることなく、確実に各種の巻取管14を把持して綾振ドラム6に接触するまで運ぶことができる。
また、チャッカー15による巻取管14の把持がエアシリンダ40に供給されるエア圧により決定されるので、巻取管14を把持するチャック力(保持力)の調整が自由にでき、且つ巻取管14に対する強く安定したチャック力を得ることができると共に、各エアシリンダ40に対するエアの給排により素早く巻取管14を把持して、又は離すことができる。
【0031】
次に、本発明の実施形態における自動ワインダで満管パッケージ28を玉揚げする一連の手順(方法)について説明する。
【0032】
巻取ユニット4の綾振ドラム6で高速回転されている巻取パッケージが満管になると、図2に示すように、ヤーンクリアラ10の糸切断部10Aを作動させて糸Yを切断すると共に、切断された給糸パッケージ20側の糸Y先端をヤーントラップ26により吸引捕捉する。この巻取ユニット4の作動と同時に、玉揚装置1が走行してグリーンランプが点灯するユニット4の満管パッケージ28の真上に停止する。
【0033】
満管になったパッケージ28の真上に停止した玉揚装置1は、図3に示すように、巻取スイッチ手段23の電磁石23Aをリードスイッチ23Bに対向させると共に、玉揚装置1の制御器により電磁石23Aを励磁する。巻取スイッチ手段23の電磁石23Aが励磁されると、リードスイッチ23Bが励磁を検出して巻取ユニットの制御器21に出力する。このリードスイッチ23Bの出力を受けた制御器21は、駆動モータ22を駆動することで綾振ドラム6を低速回転させて、切断された満管パッケージ28側の糸Yを満管パッケージ28に巻き取らせる。所定時間が経過して、切断された糸Yが満管パッケージ28に巻き取られると、巻取ユニット4の制御器21は駆動モータ22の駆動を停止して綾振ドラム6の回転を止める。
【0034】
切断された糸Yを満管パッケージ28に巻き取ると、オープナー9を旋回させることでオープナーハンド33をクレードルレバー32に当接させ、更にオープナー9を揺動させることで、クレードルアーム8を開いて満管パッケージ28を取外して(玉揚して)、図2に示すパッケージガイド27を介して搬送装置29に載置して、所定の場所に運ぶ。
【0035】
クレードルアーム8から満管パッケージ28を取外した(玉揚)後にオープナー9の揺動を解除すると、オープナー9がクレードルアーム8と共に綾振ドラム6に向けて、巻取管14を綾振ドラム6に接触させて把持できるに十分な位置まで旋回させると共に、再びオープナー9を揺動させることでクレードルアーム8を開く。クレードルアーム8を綾振ドラム6まで旋回させると、図2に示すように、玉揚装置1の糸把持装置5をヤーントラップ26まで延ばして、このヤーントラップ26で吸引捕捉されている給糸パッケージ20の糸Yの先端を切断するとともに把持して引き取り、糸把持装置5を上昇させることで綾振ドラム6の前方を通る上側まで引き上げる。そして、綾振ドラム6の上側まで糸Yを引き上げた糸把持装置5をクレードルアーム8に向けて旋回させることで、糸Yを各クレードルアーム8の間に介在させると共に、図5に示すように、ヤークリアラ10のスリット10Bの入口側に当接させる。この状態で、玉揚装置1の糸挿入レバー11をヤーンクリアラ10に向けて回転させると、糸挿入部11Aが糸Yに触れて、ヤーンクリアラ10のスリット10B内に糸Yが挿入される。
【0036】
そして、玉揚装置1の糸寄レバー35を綾振ドラム6に向けて回転することで、糸引掛部35Aで綾振ドラム6の糸入り側にある糸Yを引掛けて、バンチガイド37の糸ガイド部37Aとで糸Yをバンチ巻き位置にガイドする。また、糸寄レバー35とバンチガイド37とで糸Yをガイドすると、各クレードルアーム8の間に介在する糸Yがクレードルアーム8のボビンホルダ24の内側近傍を横切るように位置される。バンチ巻き位置に糸Yを寄せると、図3および図8に示すように、チャッカー15を綾振ドラム6に向けて回転させることで、巻取管収納部12の取出口端にある巻取管14を各エアシリンダ40とチャック爪41との間に介在させる。この状態で、各エアシリンダ40にエアを供給してロッド40Aを伸長することで、各エアシリンダン40のロッド40A先端とチャック爪41とで巻取管14を把持する。チャッカー15で巻取管14を把持した後に、更に綾振ドラム6に向けて回転させることで、巻取管14を綾振ドラム6に接触させ、オープナー9で開かれたクレードルアーム8のボビンホルダ24の間に巻取管14を配置する。巻取管14を綾振ドラム6に接触させた状態で、オープナー9の揺動を解除してクレードルアーム8のボビンホルダ24により巻取管14の大径端14Aと小径端14Bとを回転自在に把持する。これにより、クレードルアーム8のボビンホルダ24の内側近傍を横切る糸Yが巻取管14の大径端14Aとボビンホルダ24とで挟持されて、バンチ巻き可能な状態とする。巻取管14がクレードルアーム8のボビンホルダ24で把持されると、チャッカー15の各エアシリンダ40のエアを排気して巻取管14の把持を解除すると共に、このチャッカー15と糸挿入レバー11とを玉揚装置1に向けて回転することで退避させて、糸把持装置5の糸Yの把持を解除する。
【0037】
このように、満管パッケージ28の玉揚げから巻取管14の装着の一連の動作が終了すると、玉揚装置1の制御器は再び巻取スタート手段23の電磁石23Aを励磁する。巻取スイッチ手段23の電磁石23Aが励磁されると、リードスイッチ23Bが検出して巻取ユニット4の制御器21に出力すると共に、リードスイッチ23Bからの出力を受けた制御器21は、駆動モータ22を駆動させることで綾振ドラム6を低速回転させる。そして、綾振ドラム6が低速回転されると、綾振ドラム6に接触している巻取管14も低速回転されて、給糸パッケージ20からの糸Yが糸寄レバー35とバンチガイド37でガイドされながら巻取管14の大径端14Aにバンチ巻きされる。このとき、給糸パッケージ20からの糸Yは糸寄レバー35とバンチガイド37で巻取管14の大径端14Aのバンチ巻き位置にガイドされて、この範囲で重ね巻きされる。
【0038】
綾振ドラム6を低速回転してバンチ巻きを行った後に、巻取管14に対する本巻きのために、図6に示すように、糸寄装置7の糸寄レバー35を綾振ドラム6から退避するように回転させて、この糸引掛部35Aから糸Yを綾振ドラム6に開放する。そして、糸Yの本巻きを自動スタートするために、玉揚装置1の制御器により巻取スイッチ手段23の電磁石23Aを励磁する。巻取スイッチ手段23の電磁石23Aが励磁されると、この励磁をリードスイッチ23Bが検出して巻取ユニット4の制御器21に出力する。このリードスイッチ23Bからの出力を受けた制御器21は駆動モータ22を制御して綾振ドラム6を低速回転から連続して高速回転させる。これにより、綾振ドラム6が巻取管6の軸方向に糸Yを綾振りさせながら巻取管14を高速回転させて糸Yの本巻きを自動スタートさせる。尚、この糸Yの本巻きは、クレードルアーム8の旋回角度を検出して、クレードルアーム8が所定の旋回角度に達したときに定径巻きが行われたものとして、或いは綾振ドラム6の回転数を計数して、所定回転数に達したときに定長巻きが行われたとしてグリーンランプを点灯させ、玉揚装置1が満管パッケージ28の玉揚を行うようになっている。
【0039】
このように、巻取管14を綾振ドラム6に接触させて、綾振ドラム6を低速回転させた後に連続して高速回転させることで、巻取管14のバンチ巻きと本巻きを連続して行うことができ、バンチ巻きから本巻きに至る時間の短縮を図ることができる。特に、バンチ巻きのための糸寄装置7を綾振ドラム6の糸入り側に配置すると、バンチ巻きに際して巻取管14を接触する綾振ドラム6の回転を利用して低速回転できるので、バンチ巻きのための駆動機構(ローラや駆動モータ等)を必要とせず、玉揚装置1の軽量化を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明の自動ワインダによれば、
請求項1では、巻取管を装着する位置がドラムと接触する位置としたので、パッケージのインクリーズ量や巻取管のテーパ角度が変わっても巻取管装着手段を変更することなく、巻取管を装着することが可能となる。したがって、1台の自動ワインダで、異なる角度又はインクリーズ量のパッケージを巻き取っている場合でも、1台の共通の巻取管装着装置(玉揚装置)で巻取管装着作業(玉揚作業)を行うことが可能となる。
また、従来は、満管パッケージ形成後、一旦、巻取管装着位置に支持部材を移動し、巻取管装着後、支持部材をドラム位置へ移動するという動作を行う必要があったが、満管パッケージ形成後、いきなり支持部材をドラム位置へ移動することができ、玉揚作業の速度アップが可能となる。
【0041】
請求項2では、請求項1の効果に加えて、巻取管装着手段を玉揚装置に設けて、要求のあった巻取ユニットに玉揚装置とともに選択に動作するようにしたので、複数の巻取ユニットで、異なる角度又はインクリーズ量のパッケージを巻き取っている場合でも、1台の共通の玉揚装置に設けられた巻取管装着手段で巻取管装着作業(玉揚作業)を行うことが可能となる。
【0042】
請求項3では、請求項1又は請求項2の効果に加えて、巻取管装着手段が、巻取管を支持部材の巻取管装置位置まで搬送するので、巻取管の最終停止位置がドラムで決まるため、巻取管の搬送速度を上げることができ、玉揚作業の速度アップとなる。
【0043】
請求項4では、請求項1から請求項3のいずれの効果に加えて、バンチ巻きが巻取管とドラムとが接触した状態で行うようにしたので、バンチ巻きの際にドラムの回転を利用して巻取管を回転させることができるため、巻取管を回転させる手段を別途設ける必要がない。また、バンチ巻き形成後、巻取管をドラムに接近させることがないため、糸の弛みの発生が防止できる。更に、バンチ巻き形成後、直ちに本巻きに移動することができ、時間短縮(玉揚装置の作業時間短縮)が可能となる。
【0044】
請求項5では、請求項2の効果に加えて、玉揚装置に支持部材を巻取管とドラムとが接触する状態まで移動させる位置変更手段を設け、該位置変更手段と支持部材とを、回転自在に相対させるとともに、これら各手段を回転軌跡が互いに交差するように設けたので、満管パッケージの径が異なって満管時の支持部材の位置が異なっても、位置変更手段で支持部材をドラム接触位置へ移動させることができる。しかも、位置変更手段の構成が簡素であり、位置変更手段を、支持部材から満管パッケージを外す手段と兼用させることが可能となる。
【0045】
請求項6では、請求項2又は請求項5の効果に加えて、支持部材で支持された巻取管の一端側に糸をガイドしてバンチ巻きを行わせるガイド手段を、前記ドラムの糸入り側に設けたので、巻取管をドラムに接触させた状態でバンチ巻きができるようになる。
【0046】
請求項7では、請求項2、請求項5又は請求項6の効果に加えて、巻取管装着手段がエア圧により巻取管を把持する把持部を有しているので、巻取管の形状によらず、巻取管を安定して確実に把持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動ワインダの巻取ユニットと玉揚装置の正面図である。
【図2】自動ワインダの巻取ユニットと玉揚装置の側面図である。
【図3】玉揚装置のオープナー、糸挿入レバーおよびチャッカーの構成を示す右側面図である。
【図4】オープナーの構成を示す、図3のC−C矢視図である。
【図5】糸挿入レバーとヤーンクリアラの関係を示す、図3のD−D矢視図である。
【図6】糸寄装置の構成を示す、図1のB−B矢視図である。
【図7】糸寄装置の構成を示す、図6のE−E断面図である。
【図8】チャッカーの構成を示す側面図である。
【図9】チャッカーの構成を示す上面図である。
【図10】従来技術におけるバンチ巻きと本巻きの作動を説明するための図である。
【符号の説明】
1 玉揚装置
4 巻取ユニット
5 糸把持装置
6 綾振ドラム
7 糸寄装置(ガイド手段)
8 クレードルアーム(支持部材)
9 オープナー(位置変更手段)
10 ヤーンクリアラ
11 糸挿入レバー
14 空ボビン
15 チャッカー(巻取管装着手段)
20 給糸パッケージ
21 巻取ユニットの制御器
23 巻取スイッチ手段
26 ヤーントラップ
28 満管パッケージ
40 エアシリンダ(把持部)

Claims (7)

  1. 巻取管に接触して巻取管を回転駆動させるドラム、巻取管を回転可能に、かつドラムに対し接離可能に支持する支持部材とを有する巻取ユニットを備えるとともに、支持部材に巻取管を装着する動作を行う巻取管装着手段を備え、巻取管とドラムとが接触する位置で巻取管を支持部材に装着するよう巻取管装着手段を制御する自動ワインダ。
  2. 巻取ユニットが複数設けられ、巻取管装着手段が、巻取パッケージを支持部材から外す動作を行う玉揚装置に設けられ、該玉揚装置が要求のあった巻取ユニットに選択的に動作するものである請求項1記載の自動ワインダ。
  3. 巻取管装着手段が、巻取管を収納位置から支持部材の巻取管装置位置まで搬送するものである請求項1又は請求項2記載の自動ワインダ。
  4. バンチ巻きが巻取管とドラムとが接触した状態で行われる請求項1から請求項3いずれかに記載の自動ワインダ。
  5. 玉揚装置に支持部材を巻取管とドラムとが接触する状態まで移動させる位置変更手段を設け、該位置変更手段と支持部材とを、回転自在に相対させるとともに、これら各手段を回転軌跡が互いに交差するように設けたことを特徴とする請求項2に記載の自動ワインダ。
  6. 支持部材で支持された巻取管の一端側に糸をガイドしてバンチ巻きを行わせるガイド手段を、前記ドラムの糸入り側に設けたことを特徴とする請求項2又は請求項5に記載の自動ワインダ。
  7. 巻取管装着手段がエア圧により巻取管を把持する把持部を有していることを特徴とする請求項2、請求項5又は請求項6のいずれかに記載の自動ワインダ。
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