JP3632771B2 - リリーフ圧力調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ポンプより吐出された圧力流体を、供給通路中の絞り通路を介して、車両のパワーステアリングの如きアクチエータに供給し、余剰圧力流体を、戻り通路の開度を調整するリリーフ弁内蔵型流量調整用スプール弁により、前記ポンプ吸入側に還流する流量制御装置において、前記流量調整用スプール弁に内蔵されたリリーフ弁のリリーフ圧力の変動を抑制するとともに、該リリーフ圧力を調整することができるリリーフ圧力調整装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来の流量制御装置は、図5ないし図6に図示されるように構成されていた。
図5ないし図6に図示の流量制御装置では、ベーンポンプ01の吐出口02は、流量調整用スプール弁収納孔04に連通されるとともに、絞り05を介して例えば図示されないパワーステアリングに通ずる供給通路06に連通されている。
【0003】
また前記流量調整用スプール弁収納孔04に流量調整用スプール弁07が摺動自在に嵌装され、該流量調整用スプール弁07でもって前記流量調整用スプール弁収納孔04は、ポンプ吐出口02に通ずる弁室08とパイロット圧力室09とに仕切られ、該パイロット圧力室09は絞り010 を介して供給通路06に連通されている。
【0004】
さらに前記パイロット圧力室09に圧縮コイルスプリング011 が介装されており、弁室08内の油圧力によるスプール押圧力が、パイロット圧力室09内の油圧力によるスプール押圧力と圧縮コイルスプリング011 のスプリング力との和を越えた時に、戻りポート012 が開放され、弁室08内の圧油がベーンポンプ01の吸入口03に還流するようになっている。
【0005】
さらにまた流量調整用スプール弁07には、リリーフ弁013 が内蔵され、該リリーフ弁013 は、流量調整用スプール弁07のパイロット圧力室09側の端部に螺着されたボールシート014 と、前記パイロット圧力室09および流量調整用スプール弁07内の空間015 を連通するように該ボールシート014 に設けられた連通孔016 の開口に当接して該連通孔016 を閉塞しうるボール017 と、該ボール017 を前記ボールシート014 とともに挟持するスプリングガイド018 と、該スプリングガイド018 を介してボール017 を連通孔016 の開口に押圧させるリリーフスプリング019 とよりなっており、パイロット圧力室09内の油圧力により連通孔016 の開口を開放しようとするボール017 への押圧力が、リリーフスプリング019 のセット荷重を越えた時に、パイロット弁圧力室09内の圧油は、連通孔016 、空間015 および貫通孔020 を介してベーンポンプ01の吸入口03に還流し、該パイロット圧力室09内の圧油の排出でもって流量調整用スプール弁07が戻りポート012 を広げるように移動し、かくして、供給通路06内の油圧力が所要のリリーフ圧力以下に保持されるようになっている。
【0006】
【解決しようとする課題】
図5ないし図6に図示の流量制御装置において、供給通路06内のリリーフ圧力を調整するには、リリーフスプリング019 のセット荷重を変えればよく、このために、流量調整用スプール弁07とボールシート014 とに所要の厚さのシム020 を選択的に1枚または複数枚選択的に介装しなければならなかった。
【0007】
従って、ベーンポンプ01の本体に流量調整用スプール弁07を一体的に組込んだ図5ないし図6に図示の流量制御装置では、ポンプ組立体として組上った時点で、リリーフ圧力を調整することが実質的に不可能となり、最終的にリリーフ圧力調整精度を向上させることが困難であった。
【0008】
またリリーフ弁013 の開閉時における流量調整用スプール弁07の振動を減衰させるための絞り010 の径および長さを調整することもできないので、流量調整用スプール弁07の振動減衰特性を変更することができなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用効果】
本発明は、このような難点を克服した流量制御装置の改良に係り、ポンプより吐出された圧力流体を供給通路中の絞り通路を介してアクチエータに供給し、余剰圧力流体を戻り通路の開度を調整するリリーフ弁内蔵型流量調整用スプール弁により前記ポンプの吸入側に還流する流量制御装置において、前記流量調整用スプール弁のパイロット圧力室と前記アクチエータ装置供給通路とを連通するリリーフ通路に絞りを介装し、該絞りを、流量制御装置ハウジング外から可変調整可能に構成したことを特徴とするものである。
【0010】
本発明では、前記したように流量調整用スプール弁のパイロット圧力室と前記アクチエータ供給通路とを連通するリリーフ通路に絞りを介装し、該絞りを、流量制御ハウジング外から可変調整可能に構成したため、前記流量調整用スプール弁に内蔵されたリリーフ弁のリリーフスプリングセット荷重を変えることなく、リリーフ弁動作時のリリーフ通路の流路抵抗を調節して、リリーフ圧力を調整することができるとともに、該流量調整用スプール弁の振動減衰性を変更することができる。
【0011】
また本発明においては、前記可変絞りを、前記流量制御装置ハウジングを貫通して先端部が前記リリーフ通路に出没自在に突出し該ハウジングに螺合される調整ロッドと、該調整ロッドを固定するロックナットとで構成したため、前記リリーフ圧力を微妙に調整できるとともに、該可変絞りを確固と一定に保持でき、しかも前記可変絞りを簡単な構造にしてコストダウンを図ることができる。
【0012】
さらに本発明では、前記リリーフ通路を、前記調整ロッドの延長線に配置された主リリーフ通路と、調整ロッドの先端部近傍にて該調整ロッドの中心線に対し斜に傾斜して前記流量調整用スプール弁の制御圧力室に連通する傾斜リリーフ通路とで構成したため、前記リリーフ通路の構造も簡略化して、この面でのコストダウンを図ることもできる。
【0013】
このように本発明においては、前記流量制御装置を分解することなく、リリーフ弁動作時のリリーフ通路の流路抵抗を調整して、リリーフ圧力を容易に調整することができるので、流量制御装置の組上げ後の調整作業を大巾に簡略化して、生産性を著しく向上できる。
【0014】
また本発明によれば、リリーフ圧力を微妙に調整できるので、流量制御装置の調整精度を向上でき、均質な流量制御装置を容易に生産することができる。
【0015】
【実 施 例】
以下図1ないし図2に図示された本発明をパワーステアリング用流量制御装置に適用した一実施例について説明する。
ポンプ回転数感応型パワーステアリング用流量制御装置1のハウジング2には、図示されないエンジンからベルト等によって駆動されるベーン油圧ポンプ3が一体に組込まれ、該油圧ポンプ3の吐出流量は、エンジンの回転数、すなわち油圧ポンプ3の回転数に比例して増減するようになっている。
【0016】
またハウジング2においては、ベーン油圧ポンプ3の吐出通路4に連通する流量調整用スプール収納孔5が形成され、該流量調整用スプール収納孔5に流量調整用スプール6が摺動自在に嵌装され、該流量調整用スプール収納孔5は前記流量調整用スプール6によって、弁室7とパイロット圧力室8とに仕切られている。
【0017】
さらに流量調整用スプール収納孔5の右方のパイロット圧力室8には、弁室7に向い流量調整用スプール6に押圧する圧縮コイルスプリング9が介装されるとともに、流量調整用スプール6には、パイロット圧力室8内の圧力がリリーフ圧力以上の圧力になった時に、パイロット圧力室8内の圧油をベーン油圧ポンプ3の吸入口に連通する戻り通路11に排出させるリリーフ弁10が内蔵されていて、パイロット圧力室8内の圧力を下げている。
【0018】
しかして前記リリーフ弁10は、流量調整用スプール6の右端に螺着されたボールシート12と、前記パイロット圧力室8および流量調整用スプール6内の空間13を連通するようにボールシート12に設けられた連通孔14の開口に当接して該連通孔14を閉塞しうるボール15と、該ボール15をボールシート12とともに挟持するスプリングガイド16と、該スプリングガイド16を介してボール15を連通孔14の開口に押圧させるリリーフスプリング17とよりなっており、パイロット圧力室8内の油圧力により連通孔14の開口を開放しようとするボール15への押圧力が、リリーフスプリング17のセット荷重を越えた時に、パイロット圧力室8内の圧油は、連通孔14、空間13および貫通孔18を介してベーン油圧ポンプ3の戻り通路11に排出され、パイロット圧力室8内の圧力を下げるようになっている。
【0019】
またハウジング2には、図示されないパワーステアリング装置への圧油を供給するための円筒状の圧油供給孔19が、流量調整用スプール収納孔5と平行に形成され、該圧油供給孔19は図示されないコネクタやパイプを介してパワーステアリング装置に接続されている。
【0020】
さらに流量調整用スプール収納孔5の弁室7と圧油供給孔19とは、絞り通路20とこれと並列の連通路21とで接続され、該圧油供給孔19には、右方の基端部が円筒状のアウタバレル22が嵌合されている。
【0021】
さらにまたアウタバレル22の先端部上方は平面状に欠除され、該欠除部23に開口したアウタバレル22の中心線と平行な係止孔24が形成され、該係止孔24の右方延長線上に位置してハウジング2に主リリーフ通路25が形成され、矩形状薄鋼板を円筒状に形成したスプリングピン26が、係止孔24と主リリーフ通路25とに嵌着されており、該スプリングピン26でもって、アウタバレル22が圧油供給孔19に固定されるようになっている。
【0022】
しかもアウタバレル22には、その左方から所定の深さにアウタバレル22の外周円筒面の中心と同心状の中心孔27が形成され、中心孔27と連通路21とを連通する連通孔28が設けられるとともに、中心孔27と欠除部23とを連通する可変オリフィス29が設けられている。
【0023】
またアウタバレル22の中心孔27には制御スプール30が摺動自在に嵌装され、キャップ31で中心孔27が塞がれ、アウタバレル22の中心孔27にてアウタバレル22と制御スプール30とに、圧縮コイルスプリング32が介装されており、圧縮コイルスプリング32のスプリング力により制御スプール30は、キャップ31に押付けられるようになっている。
【0024】
さらに主リリーフ通路25は右方に向って一旦縮径された後、順次段階的に拡径され、該主リリーフ通路25の右端部に調整ロッド33の先端部34が遊嵌しうるように、調整ロッド33がハウジング2に螺着され、調整ロッド33は、該調整ロッド33に螺合されているロックナット35でもって固定されるようになっている。
【0025】
さらにまた主リリーフ通路25とパイロット圧力室8とを連通する傾斜リリーフ通路36は、調整ロッド33の先端部34より右方に位置して主リリーフ通路25に開口している。
【0026】
しかも制御スプール30とキャップ31とに挟まれた制御圧力室37は、制御スプール30に設けられた図示されない油通路とアウタバレル22に設けられた油通路38とハウジング2に設けられた油通路39とを介してベーン油圧ポンプ3の吐出口に連通されており、制御圧力室37には中心孔27内の圧油の圧力よりも高圧の圧油が導入されるようになっている。
【0027】
図1ないし図2に図示の実施例は前記したように構成されているので、ベーン油圧ポンプ3が停止した状態では、流量調整用スプール6は圧縮コイルスプリング9のスプリング力により左方へ押されて、吐出通路4と戻り通路11とは流量調整用スプール6でもって遮断され、また制御スプール30は圧縮コイルスプリング32のスプリング力により左方へ押されて、可変オリフィス29は全開されている。
【0028】
そしてベーン油圧ポンプ3が回転を始めて、所定の低速回転数に達する迄の区域では、吐出通路4と戻り通路11とは遮断されたままとなり、ベーン油圧ポンプ3から吐出された全圧油は、弁室7から絞り通路20を介して圧油供給孔19内の欠除部23に流入するとともに、弁室7から連通路21、連通孔28、中心孔27および可変オリフィス29を介して欠除部23に流入する。
【0029】
しかもこの所定の低速回転数に達する迄は、弁室7内の圧油圧力の上昇により圧縮コイルスプリング9のスプリング力に打勝って流量調整用スプール6は右方へ移動するが、吐出通路4と戻り通路11とは遮断されたままとなるため、ベーン油圧ポンプ3の回転数に略比例したベーン油圧ポンプ3の全吐出圧油が、図示されないパワーステアリング装置へ供給される。
【0030】
またベーン油圧ポンプ3の回転数が、この所定低速回転数を越えて所定の中速回転数に達する迄は、流量調整用スプール収納孔5の弁室7内の圧油の上昇で、流量調整用スプール6がさらに右方へ移動し、吐出通路4と戻り通路11とは連通し、その連通開口面積は、ベーン油圧ポンプ3の流量増加に対応して増大するため、ベーン油圧ポンプ3の回転数の変動に無関係に略一定流量の圧油がパワーステアリング装置へ供給される。
【0031】
さらにベーン油圧ポンプ3の回転数が所定の中速回転数を越えると、制御圧力室37内の圧油圧力から中心孔27内の圧油圧力を差引いた圧力差が拡大し、その圧力差による制御スプール30の右方向の押圧力が圧縮コイルスプリング32のスプリング力に打勝ち、制御スプール30が右方へ移動し、可変オリフィス29の開口面積が絞られ、弁室7から連通路21、連通孔28、中心孔27および可変オリフィス29を介して欠除部23に流入する圧油流量が低下するので、ベーン油圧ポンプ3が所定中速回転数から所定の高速回転数に達する迄は、ベーン油圧ポンプ3の回転数増加に対応してパワーステアリング装置への供給油量は減少する。
【0032】
さらにまたベーン油圧ポンプ3の回転数が所定高速回転数に達すると、制御圧力室37の圧油圧力から中心孔27内の圧油圧力を差引いた圧力差の増大で、制御スプール30が右方へさらに移動して、可変オリフィス29が完全に閉塞され、パワーステアリング装置へは絞り通路20を通過した圧油のみが供給され、パイロット圧力室8には絞り通路20、主リリーフ通路25、傾斜リリーフ通路36を介して弁室7内の圧油が導入され、このパイロット圧力室8へ導入された圧油の圧力は、絞り通路20と、主リリーフ通路25、先端部34間の可変絞り40とで2段に絞られて弁室7内の圧油圧力よりも低下するので、弁室7とパイロット圧力室8との圧力差で流量調整用スプール6がさらに右方へ移動し、戻り通路11の還流流量が増加し、かくしてパワーステアリング装置への供給油量は、所定低速回転数から所定中速回転数の区域におけるパワーステアリング装置への一定供給油量よりも低い水準の一定油量に保持される。
【0033】
そしてパワーステアリング装置への圧油圧力、換言すれば圧油供給孔19の欠除部23内の圧油圧力が最大値に到達した場合には、欠除部23に主リリーフ通路25、可変絞り40および傾斜リリーフ通路36を介して連通されたパイロット圧力室8内の圧油圧力もこれに対応して上昇し、リリーフ弁10が開放してパイロット圧力室8内の圧油は連通孔14、空間13および貫通孔18を介して戻り通路11に排出されるので、流量調整用スプール6が右方へ移動し、ベーン油圧ポンプ3から吐出通路4を介して弁室7に流入した圧油は戻り通路11に戻され、圧油供給孔19の欠除部23内の圧油は前記最大値を越えることがない。
【0034】
また欠除部23とパイロット圧力室8とは可変絞り40を介して連通されているので、リリーフ弁10の開放時においては、欠除部23の圧油圧力に比べてパイロット圧力室8内の圧油圧力は低い圧力に保持されているが、ロックナット35を緩めた後、調整ロッド33を螺回させて、先端部34を主リリーフ通路25の奥深く進入または退出させることにより、欠除部23からパイロット圧力室8迄の流路抵抗を増大または縮小させて、欠除部23からパイロット圧力室8への圧油圧力の低下量を増加または減少させ、リリーフ弁10のリリーフ圧力を或る範囲内で微妙に調整することができる。
【0035】
実験によると、可変絞り40の長さを0〜5mmの範囲変化させた場合、リリーフ圧力を約10%程度、変化させることができる。また可変絞り40の厚さが0.25mm相違すると、リリーフ圧力は、約15%程度、変化する。
【0036】
さらに可変絞り40の長さを0〜5mmの範囲変化させた場合には、リリーフ弁10はチャタリングを発生せず、流量調整用スプール6は不安定な振動を避けることができた。
【0037】
このように、ハウジング2を分解して流量調整用スプール6をハウジング2から取出さずに、リリーフ圧力を頗る容易にかつ微妙に調整することができる。
【0038】
図1ないし図2に図示の実施例では、主リリーフ通路25内の円筒面と、調整ロッド33の先端部34の円筒面とで可変絞り40を構成したが、図3に図示するように、調整ロッド33の先端部41を円錐台面状に形成し、主リリーフ通路25の円筒面と調整ロッド33の先端部41を円錐台面とで可変絞り42を構成してもよく、図3に図示の実施例でも、図1ないし図2の実施例と同様な作用効果を奏することができる。
【0039】
また図4に図示するように、調整ロッド33の先端部43の径を傾斜リリーフ通路36と連通する部分の主リリーフ通路25の径に一致させるように、先端部43を形成し、先端部43で傾斜リリーフ通路36の開口部を可変絞り44に構成してもよく、前記した実施例と同様な作用効果を奏することができる。
【0040】
前記実施例では、流量制御装置は、ポンプ回転数の変化に対応して流量を変化させた可変流量型流量制御装置であったが、定流量型流量制御装置にも勿論適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をパワーステアリング用流量制御装置に適用した一実施例の縦断側面である。
【図2】図1の要部拡大縦断側面図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部拡大縦断側面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例の要部拡大縦断側面図である。
【図5】従来の流量制御装置の概略説明図である。
【図6】図5の要部拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1…ポンプ回転数感応型パワーステアリング用流量制御装置、2…ハウジング、3…ベーン油圧ポンプ、4…吐出通路、5…流量調整用スプール収納孔、6…流量調整用スプール、7…弁室、8…パイロット圧力室、9…圧縮コイルスプリング、10…リリーフ弁、11…戻り通路、12…ボールシート、13…空間、14…連通孔、15…ボール、16…スプリングガイド、17…リリーフスプリング、18…貫通孔、19…圧油供給孔、20…絞り通路、21…連通路、22…アウタバレル、23…欠除部、24…係止孔、25…主リリーフ通路、26…スプリングピン、27…中心孔、28…連通孔、29…可変オリフィス、30…制御スプール、31…キャップ、32…圧縮コイルスプリング、33…調整ロッド、34…先端部、35…ロックナット、36…傾斜リリーフ通路、37…制御圧力室、38, 39…油通路、40…可変絞り、41…先端部、42…可変絞り、43…先端部、44…可変絞り。

Claims (3)

  1. ポンプより吐出された圧力流体を供給通路中の絞り通路を介してアクチエータに供給し、余剰圧力流体を戻り通路の開度を調整するリリーフ弁内蔵型流量調整用スプール弁により前記ポンプの吸入側に還流する流量制御装置において、前記流量調整用スプール弁のパイロット圧力室と前記アクチエータ供給通路とを連通するリリーフ通路に絞りを介装し、該絞りを、流量制御装置ハウジング外から可変調整可能に構成したことを特徴とするリリーフ圧力調整装置。
  2. 前記可変絞りは、前記流量制御装置ハウジングを貫通して先端部が前記リリーフ通路に出没自在に突出し該ハウジングに螺合される調整ロッドと、該調整ロッドを固定するロックナットとからなることを特徴とする請求項1記載のリリーフ圧力調整装置。
  3. 前記リリーフ通路は、前記調整ロッドの延長線に配置された主リリーフ通路と、調整ロッドの先端部近傍にて該調整ロッドの中心線に対し斜に傾斜して前記流量調整用スプール弁の制御圧力室に連通する傾斜リリーフ通路とからなることを特徴とする請求項2記載のリリーフ圧力調整装置。
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