JP3631858B2 - Lpg用気化器 - Google Patents

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はLPG用気化器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関用気化器におけるスロットルバルブの軸受構造として、図2に示すように、スロットルバルブ100を固着したスロットルシャフト101を、単にスロットルボデー102に形成した軸受穴103で直接支承するもの(例えば実開昭56−175540号公報)や、図3に示すように、スロットルバルブ200を固着したスロットルシャフト201を、スロットルボデー202に備えたベアリングからなるラジアル軸受203で支承し、スロットルシャフト201とスロットルボデー202とは比較的大きな寸法を有する隙間204で離間させたもの(例えば実開昭56−103636号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ガソリン燃料を使用する機関においては、そのガソリンが液体であることから、上記図2の従来技術のように、スロットルシャフト101をスロットルボデー102に形成した軸受穴103で直接支承するようにしても該軸受穴103及び該部のスロットルシャフト101からなる軸受部にガソリンが付着してこれが潤滑機能を発揮するためその軸受部での摩耗の懸念は少ないが、LPG燃料を使用する機関においては、そのLPGが気体燃料であることから上記の軸受部での潤滑機能が発揮されず、該軸受部での磨耗を生じやすい。特に産業車両においてはスロットルバルブのアイドル開度と全開開度間での使用が多く、LPG燃料を使用する場合には上記の磨耗が一層顕著になる。このように磨耗が著しくなると、摩耗粉の発生も多くなり、その摩耗粉が軸受穴に詰まり、更に磨耗を増加させ、その軸受穴からのエアー洩れによるA/Fの変化を招く上にスロットルバルブの作動トルクの増加を招く問題を生じる。
【0004】
また、上記図3の従来技術のように、スロットルシャフト201をベアリングからなるラジアル軸受203で支承すれば上記のような軸受部の磨耗を防止できるが、この従来技術においてはスロットルボデー202ではスロットルシャフト201の支承機能を担わせずに大きな隙間204を設けているため、特にLPG燃料のような粘性のない気体燃料の場合には上記隙間204からの洩れが多くなり、この洩れによってA/Fの大きな変化を招く問題がある。
【0005】
そこで本発明は、特にLPG用気化器において、そのスロットルシャフトの軸受部での磨耗とエアー洩れを低減できる軸受構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、スロットルボデーに、これを横断するスロットルシャフトを設け、該スロットルシャフトにスロットルバルブを設けたものにおいて、
スロットルシャフト(4)の両側部である両被支承部(4a)(4b)をスロットルボデー(1)に形成した軸受穴(2)(3)と、該両軸受穴(2)(3)の外側に位置して設けたボールベアリングからなるラジアル軸受(6)(7)で支承し、かつ、前記軸受穴(2)(3)の内周面とスロットルシャフト(4)における被支承部(4a)(4b)の外周面とのクリアランスを50μm以下でかつ被支承部(4a)(4b)が回転できる範囲に設定したことを特徴とするものである。
【0008】
本発明においては、スロットルシャフト(4)が2個の軸受穴(2)(3)と2個のラジアル軸受(6)(7)との計4点で支承される。
また、スロットルシャフト(4)は両ラジアル軸受(6)(7)で支承されてラジアル方向の振動が阻止されるため、その被支承部(4a)(4b)の外周面と軸受穴(2)(3)の内周面との接圧による摩耗が極めて少なくなる。そのため、軸受穴(2)(3)での摩耗粉の発生が少なく、かつこれら間の当初設定した極めて小さなクリアランスを長期に亘って維持できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1において、1はLPG用気化器のスロットルボデーで、その軸受部1aに軸受穴2,3が横断方向に貫通形成されている。4はスロットルバルブ5を固着したスロットルシャフトで、その被支承部4a,4bが上記両軸受穴2,3に貫通している。
【0010】
上記両軸受穴2,3の内径とスロットルシャフト4における被支承部4a,4bの外径は、被支承部4a,4bの外周面が軸受穴2,3の内周面に回動可能に接するように設定されており、具体的にはこれらのクリアランスは50μm以下でかつスロットルシャフト4が回転可能な寸法に設定されている。
【0011】
6,7は上記軸受部1aにおける上記軸受穴2,3の外側に位置して嵌装したボールベアリングからなるラジアル軸受で、そのボール6a,7aを挟持する内輪6b,7bが上記スロットルシャフト4における被支承部4a,4bにすきまばめされ、外軸6c,7cが軸受部1aに圧入嵌着され、スロットルシャフト4を回転可能に支持している。この内輪6b,7bの軸芯と上記軸受穴2,3の軸芯は同芯上に設定されている。
【0012】
図中、8は上記スロットルシャフト4を開閉回動するスロットルレバーを示す。
以上のようであるから、スロットルレバー8を正逆回動すると、スロットルシャフト4が正逆回転し、スロットルバルブ5が開閉制御される。
【0013】
このスロットルシャフト4の回転時においては、該スロットルシャフト4はスロットルボデー1に形成された2個の軸受穴2,3と、ボールベアリングからなる2個のラジアル軸受6,7の計4点でラジアル荷重が支承されて回転する。
【0014】
ラジアル軸受6,7の内輪6b,7bとスロットルシャフト4とは磨耗が生じないため、ラジアル荷重は主にラジアル軸受6,7で支承され、スロットルシャフト4のラジアル方向のガタつきが阻止される。そのため、軸受穴2,3及びスロットルシャフト4における被支承部4a,4bとのクリアランスを極めて小さくしても、該部での磨耗が極めて少なくなる。したがって、摩耗粉の発生を極めて低減し、摩耗粉によるスロットルバルブの作動トルクの悪化を防止できる。
【0015】
また、このようにクリアランスを小さくすることにより、その軸受穴2、3とスロットルシャフト4間の気密性が高くなり、該部からのエアー洩れ量が少なくなり、A/Fの変化が少なくなる。
【0016】
【発明の効果】
以上のようであるから、本発明によれば、スロットルボデーに形成した軸受穴とこれに貫通するスロットルシャフトとの磨耗を極めて少なくしてそのクリアランスを極めて小さく維持できる。そのため、その摩耗粉による軸受穴の詰まりを防止して、磨耗の増加及びスロットルバルブの作動トルクの悪化を防止できる上に軸受穴からのエアー洩れを防止してエアー洩れによるA/Fの変化を防止でき、特に、潤滑性、粘性のないLPG燃料を使用する気化器であってスロットルバルブの全開、全閉の頻度の多い産業車両に用いて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図。
【図2】従来構造の第1例を示す要部断面図。
【図3】従来構造の第2例を示す要部断面図。
【符号の説明】
1…スロットルボデー 2,3…軸受穴
4…スロットルシャフト 4a,4b…被支承部
6,7…ボールベアリングからなるラジアル軸受

Claims (1)

  1. スロットルボデーに、これを横断するスロットルシャフトを設け、該スロットルシャフトにスロットルバルブを設けたものにおいて、
    スロットルシャフトの両側部である両被支承部をスロットルボデーに形成した軸受穴と、該両軸受穴の外側に位置して設けたボールベアリングからなるラジアル軸受で支承し、かつ、前記軸受穴の内周面とスロットルシャフトにおける被支承部の外周面とのクリアランスを50μm以下でかつ被支承部が回転できる範囲に設定したことを特徴とするLPG用気化器。
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