JP3631327B2 - 液体容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液量表示管を備え、液体を上開口から注入し、下開口から吐出する自然吐出式の液体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液体容器は外装ケース内に上下開口を有する内容器を設け、外装ケースの上端に肩部材を結合し、下端に底部材を結合し、底部材の下部に空間部を備えた台座(7)を設け、内容器の下開口に液通路を備え、この液通路に液通路常閉の開閉弁ユニットを接続し、この開閉弁ユニットの液通路の吐出口を底部材の下側で台座の空間部に向けて設けると共に内容器の外側で外装ケース内側前面に液量表示管を立設し、この液量表示管の下端を中空パイプを介して開閉弁ユニットの液通路に接続し内容器の上開口より液体を注入し、吐出口より内容器内の液体を自然吐出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成の液体容器では、特にコーヒー、紅茶等をいれて使用する場合があるが、長期使用に際して液量表示管内にコーヒー、紅茶等のカスが付着して液量表示管内が見にくく内容器内の液体量を確認することができなくなり、この液量表示管内の掃除をするには液体容器の台座部分より順次解体しなければできないという問題点があった。
【0004】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、液量表示管内を容易に掃除することができると共に液量表示管の下部の結合部分が本体に対して無理嵌め結合して、確実に固定保持することができる。また、液量表示管へのゴミ等の侵入を確実に防ぐことができる液体容器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る液体容器は、外装ケース2内に上下開口を有する内容器3を設け、外装ケースの上端に肩部材4を結合し、下端に底部材6を結合し、底部材の下部に空間部を備えた台座7を設け、内容器の下開口に液通路を備え、この液通路に液通路常閉の開閉弁ユニット8を接続し、この開閉弁ユニットの液通路の吐出口を底部材の下側で台座の空間部に向けて設けると共に内容器の外側に液量表示管9を立設し、この液量表示管の下端を中空パイプ16を介して開閉弁ユニットの液通路に接続し、内容器の上開口より液体を注入し、吐出口より内容器内の液体を自然吐出する液体容器1であって、上記液量表示管9の下端と中空パイプ16との間にジョイント部材18を設け、このジョイント部材内に液体通路を設け、この液体通路を通して液量表示管内と中空パイプ内とを連通すると共に、ジョイント部材18に上部無理嵌め部21と下部無理嵌め部22とを設け、底部材6の前面に切り欠き部13を設け、この切り欠き部の端に上方突起片14を、下部奥に下方突起片15を設け、上部無理嵌め部及び下部無理嵌め部をそれぞれ底部材の切り欠き部の上方突起片及び下方突起片に引っかけ嵌め込みで無理嵌め結合する一方、肩部材4に液量表示管の上端と連通する液路を設け、この液路の開放口を肩部材4上端に設け、この開放口に閉塞栓11を着脱自在に装着している。
【0006】
【発明の実施例の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づき説明する。
液体容器1は外装ケース2に囲まれた内容器3と、外装ケース2上端に結合の肩部材4と、肩部材の上端に着脱自在に装着した蓋体5と、外装ケース2下端に結合の底部材6と、底部材の下部に空間を隔てて設けた台座7と、内容器内の液体を吐出する開閉弁ユニット8と、内容器内の液量を表示する液量表示管9とから構成されている。
【0007】
外装ケース2は薄い鉄板を円筒状に折り曲げてハゼ折りした後、上下端を内側に折り曲げて、下端内側にネジ輪を結合している。外装ケースの正面には後述の液量表示管を透視できるように上下に細長い長孔を穿設してその表面に透明シールを貼り付けている。
【0008】
内容器3はガラス又はステンレス製の真空二重壁に形成されており、上開口を液体が注入しやすいように広口とし、下開口を細口としている。この下開口の周りには後述の開閉弁ユニットの液通路の先端部を下開口に挿入したとき液漏れのないようにシール材10を張り合わせている。
【0009】
肩部材4は外装ケースの上端に無理嵌め結合しており、中央に内容器の上開口と連通する中央口を形成している。肩部材4は前面に後述の液量表示管の上端と連通する液路を上下方向に設け、この液路の上端の開放口に閉塞栓11を着脱自在に装着している。
【0010】
蓋体5は肩部材4の中央口に着脱自在に装着し中央を開口した下蓋と、下蓋を覆いかつ下蓋の開口と連通し中央を開口した上蓋と、下蓋の開口を開閉する開閉レバーとからなっている。
【0011】
底部材6は外装ケース2下端のネジ輪に螺着しており、中央に締め上げ部材12を螺着し、前面に一部を切り欠いた切り欠き部13を形成している。この締め上げ部材12は上端を内容器の底部に当接して内容器を押し上げている。
底部材の前面の切り欠き部13は図3乃至図4に示すように切り欠き部の端に上方突起片14と下部奥に下方突起部15とを形成している。この底部材の切り欠き部は底部材の周方向に複数設けてもよい。底部材の下端前方には後述の開閉弁ユニットを設けている。
【0012】
開閉弁ユニット8は液通路を形成するL字状に折れ曲がったユニットパイプと、ユニットパイプ内で液通路を閉鎖、開放する開閉弁と、開閉弁を外部前面より操作する操作レバーとからなっている。開閉弁ユニット8のユニットパイプは一端をシール材10を介して内容器内と連通し、他端を吐出口として後述の台座の空間部に向けて形成している。
開閉弁ユニット8のユニットパイプは途中において後述の液量表示管に連通する中空パイプ16を接続している。
17は底部材6及び開閉弁ユニット8の下側を覆ったカバーである。
【0013】
液量表示管9は透明なガラスまたはプラスチック製の中空のパイプよりなり、上端を肩部材の液路に連通し、下端をジョイント部材18を介して中空パイプ16に連通している。ジョイント部材18は図4に示すように上方の管台座部19と、この管台座部の下端より後方に延びた中空パイプ連結部20と、底部材の切り欠き部13の上方突起片14に上側から引っかけ嵌め込む上部無理嵌め部21と底部材の切り欠き部13の下方突起片15に下側から引っかけ嵌め込む下部無理嵌め部22とからなっている。
中空パイプ連結部20は一端を管台座部19の底より貫通し、多端を中空パイプ連結部の後端に貫通した中空部を形成し、この中空部を介して中空パイプ内と液量表示管内とを連通している。
【0014】
ジョイント部材18の上部無理嵌め部21と下部無理嵌め部22とは、図3、図4に示すように、底部材6の内側で切り欠き部13の上下方向より底部材に無理嵌め結合している。従って、底部材に対してジョイント部材は、底部材の上下両側から引っかけ嵌め込むようにしているので、確実に固定することができ、又、液量表示管内の掃除に対して上方からの押圧力に抗することができるような底部材の上側の引っかけ部分のある箇所であればその箇所に引っかけ嵌め込むようにしてもよい。
台座7は後部を底部材の後部に結合しており、前面の空間部に開閉弁ユニット8のユニットパイプの吐出口から吐出される液体を受けるコップ等を載置できるようにしている。
【0015】
【発明の効果】
以上のごとく本発明においては外装ケース内に上下開口を有する内容器を設け、外装ケースの上端に肩部材を結合し、下端に底部材を結合し、底部材の下部に空間部を備えた台座を設け、内容器の下開口に液通路を備え、この液通路に液通路常閉の開閉弁ユニットを接続し、この開閉弁ユニットの液通路の吐出口を底部材の下側で台座の空間部に向けて設けると共に内容器の外側に液量表示管を立設し、この液量表示管の下端を中空パイプを介して開閉弁ユニットの液通路に接続し、内容器の上開口より液体を注入し、吐出口より内容器内の液体を自然吐出する液体容器であって、上記液量表示管の下端と中空パイプとの間にジョイント部材を設け、このジョイント部材内に液体通路を設け、この液体通路を通して液量表示管内と中空パイプ内とを連通すると共に、ジョイント部材に上部無理嵌め部と下部無理嵌め部とを設け、底部材の前面に切り欠き部を設け、この切り欠き部の端に上方突起片を、下部奥に下方突起片を設け、上部無理嵌め部及び下部無理嵌め部をそれぞれ底部材の切り欠き部の上方突起片及び下方突起片に引っかけ嵌め込みで無理嵌め結合する一方、肩部材に液量表示管の上端と連通する液路を設け、この液路の開放口を肩部材上端に設け、この開放口に閉塞栓を着脱自在に装着しているので、液量表示管内を容易に掃除することができると共に液量表示管の下部の結合部分が本体に対して無理嵌め結合して、確実に固定保持することができる。また、液量表示管へのゴミ等の侵入を確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB部拡大図である。
【図4】本発明の要部を示す拡大分解斜視図である。
【符号の説明】
1…液体容器
2…外装ケース
3…内容器
4…肩部材
5…蓋体
6…底部材
7…台座
8…開閉弁ユニット
9…液量表示管
10…シール材
11…閉塞栓
12…締め上げ部材
13…切り欠き部
14…上方突起片
15…下方突起片
16…中空パイプ
17…カバー
18…ジョイント部材
19…管台座部
20…中空パイプ連結部
21…上部無理嵌め部
22…下部無理嵌め部
Claims (1)
- 外装ケース(2)内に上下開口を有する内容器(3)を設け、外装ケースの上端に肩部材(4)を結合し、下端に底部材(6)を結合し、底部材の下部に空間部を備えた台座(7)を設け、内容器の下開口に液通路を備え、この液通路に液通路常閉の開閉弁ユニット(8)を接続し、この開閉弁ユニットの液通路の吐出口を底部材の下側で台座の空間部に向けて設けると共に内容器の外側に液量表示管(9)を立設し、この液量表示管の下端を中空パイプ(16)を介して開閉弁ユニットの液通路に接続し、内容器の上開口より液体を注入し、吐出口より内容器内の液体を自然吐出する液体容器(1)であって、上記液量表示管(9)の下端と中空パイプ(16)との間にジョイント部材(18)を設け、このジョイント部材内に液体通路を設け、この液体通路を通して液量表示管内と中空パイプ内とを連通すると共に、ジョイント部材(18)に上部無理嵌め部(21)と下部無理嵌め部(22)とを設け、底部材(6)の前面に切り欠き部(13)を設け、この切り欠き部の端に上方突起片(14)を、下部奥に下方突起片(15)を設け、上部無理嵌め部及び下部無理嵌め部をそれぞれ底部材の切り欠き部の上方突起片及び下方突起片に引っかけ嵌め込みで無理嵌め結合する一方、肩部材(4)に液量表示管の上端と連通する液路を設け、この液路の開放口を肩部材(4)上端に設け、この開放口に閉塞栓(11)を着脱自在に装着することを特徴とした液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18924996A JP3631327B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 液体容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18924996A JP3631327B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 液体容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1028651A JPH1028651A (ja) | 1998-02-03 |
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Family Applications (1)
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JP18924996A Expired - Fee Related JP3631327B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 液体容器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3631327B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4670346B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2011-04-13 | タイガー魔法瓶株式会社 | 液体容器 |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP18924996A patent/JP3631327B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1028651A (ja) | 1998-02-03 |
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