JP3630759B2 - ディッケル付tダイ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、シート状物品の押出成形のために押出機の下端に接続されるディッケル付Tダイに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばフィルムを始めとするシート状物品を押出成形するための押出機においては、下端にTダイを接続し、溶融樹脂をこのTダイを介して押し出すことにより、同一断面を有する平板状の成形品を得ている。そして、このTダイとしては、従来より例えば図9ないし図11に示すものがある。
【0003】
図9および図10はそれぞれ従来のディッケル付Tダイの側面図および断面図、また、図11は、従来のディッケル付Tダイの端部の拡大断面図である。符号1はダイ本体で、このダイ本体1は、シート状物品の幅方向に延設された前後一対の部材からなり、これらの部材間には、マニホールド2と呼称される空間が形成されている。また、マニホールド2の上方には、マニホールド2に連通する樹脂注入口3が形成されている。
【0004】
マニホールド2の下部は前後方向に漸次縮径されるとともに、ダイ本体1の下端部にて、例えば図10に示すように、一対のダイリップ4により前後から挟まれて均一厚のスリット5を形成している。このダイリップ4はダイ本体1に上下動自在に支持されており、スリット5の前後方向の幅は、ダイリップ4の上下動により調整することができる。
【0005】
一方、例えば図11に示すように、ダイ本体1およびダイリップ4の両端はそれぞれサイドプレート6により閉鎖され、かつマニホールド2の両端側には、1対のディッケル7が、マニホールド2内をその長手方向に沿って気密的かつ摺動自在にそれぞれ配設されている。その結果、マニホールド2は、ディッケル7を介して、樹脂空間2aと、ダイ本体1、ディッケル7およびサイドプレート6に囲まれた非樹脂空間2bとに分けられる。
【0006】
また、これらディッケル7の上端部には、いずれもサイドプレート6を貫通して延びる連結軸8がダイ本体1の両端側からそれぞれ連結され、かつこれらの連結軸8には、摺動用ネジ9が、連結軸8と同軸をなすようダイ本体1の両端側からそれぞれ螺合されている。そして、この摺動用ネジ9の回動により、マニホールド2内におけるディッケル7の摺動が可能となっている。なお、符号10は、樹脂の漏洩防止のためにサイドプレート6と連結軸8との間に配設されたシール材、符号11は、スリット5の下端に、その長手方向に沿って摺動自在に配設されたシールディッケルである。
【0007】
押出機にて溶融された樹脂は、樹脂注入口3からマニホールド2の樹脂空間2a内に供給され、更にスリット5から押し出されることにより、スリット5の幅に応じた均一厚の板状に成形される。また、成形幅は上記一対のディッケル7の位置により規定される。この場合、摺動用ネジ9を回動させ、ディッケル7を中央側に移動させることによって成形品の幅が小さくなり、かつ両端側に移動させることによって成形品の幅が大きくなる。そのため、同一のダイ本体1を用いて、必要に応じて樹脂の流出幅を変え、成形品の幅を変更することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ディッケル7をマニホールド2内にて円滑に摺動させるためには、マニホールド2の内壁と対向するディッケル7の側面との間に若干のクリアランス(隙間)が必要となる。その結果、上記従来のディッケル付Tダイの場合、溶融され加圧された状態で樹脂空間2a内に供給された樹脂が、この隙間を介して非樹脂空間2b内に侵入する。
【0009】
侵入した樹脂はサイドプレート6に形成された排出孔12等から排出(パージ)された後、新たな樹脂に置換されるが、上記従来のディッケル付Tダイにおいては、侵入した樹脂が上記非樹脂空間2b内などに滞留した状態で長時間高温に曝されるため、樹脂の一部が固化してマニホールド2の内壁に焼き付き、その結果、樹脂の流動性が低下してパージ作業が困難になることがある。
【0010】
残留した樹脂を完全にパージするためには分解掃除が望ましいが、通常は樹脂流の動圧を利用したパージ作用でパージを行っている。しかしながら、流動性が低下した樹脂のパージには多量の樹脂を必要とし、特に、幅の狭い成形品を成形した後、幅の広い成形品を成形する場合、あるいは樹脂の種類を変える場合等には、長時間にわたるパージ作業が必要となる。その結果、上記従来のディッケル付Tダイにおいては、パージ作業に使用される無駄な樹脂量(パージ量)が多く、成形品の成形コストが上昇するという問題が生じていた。
【0011】
また、マニホールド2の内壁には個化した樹脂やパージ用の樹脂が残留するため、これらの残留物により成形品にスジや厚みムラが発生する他、これらの残留物が成形中に排出されると、成形品が不良となり歩留まり率が低下するという問題があった。更に、マニホールド2の内壁と対向するディッケル7の側面間の隙間から漏洩した樹脂が、成形中、成形幅以外の部分から落下して成形品に混入する結果、成形品が不良となるという問題もあった。
【0012】
一方、上記問題点解決のため、マニホールド2の内壁と対向するディッケル7の側面との間の隙間を狭くすることにより、この隙間から漏洩する樹脂の量を減少させ、かつディッケル7の摺動に伴うマニホールド2内壁のクリーニング効果を向上させる試みもなされている。しかしながら、この隙間を狭くすると、特にマニホールド2へのディッケルの挿入時において、ディッケル7が円滑に摺動できなくなるという新たな問題が生じていた。
【0013】
また、その原因としては、ダイ本体1が、成形時における高熱溶融樹脂との接触により通常250〜350℃に昇温されているのに対し、ディッケル7の温度が、特にサイドプレート6より外側では室温(通常5〜25℃)となっていることが挙げられる。すなわち、相対的に冷たいディッケル7を挿入すると、ダイ本体1が急激に冷却し、マニホールド2内壁の縮径やダイ本体1自体の変形を引き起こすが、ディッケル7自体は変形しないためマニホールド2やダイ本体1の変形に追従できず、その結果、ディッケル7の更なる摺動が阻害され、マニホールド2内へのディッケル7の更なる挿入が不可能となるのである。
【0014】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、マニホールド2の内壁とディッケル7の対向する側面との間に滞留する樹脂、およびこの隙間から漏洩する樹脂を減少させ、パージ量の少ないディッケル付Tダイを提供するとともに、マニホールド2内にてディッケル7が常時円滑に摺動可能なディッケル付Tダイを提供することをその目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シート状をなす成型品の幅方向に延設された前後一対の部材からなり、これら部材間に形成されたマニホールドおよび該マニホールドに連通する樹脂注入口とを有するダイ本体と、前記ダイ本体の下端部に、前記マニホールドと連通するスリットを前記ダイ本体の長手方向に沿って形成させる前後1対のダイリップと、前記ダイ本体およびダイリップの両端を閉鎖するサイドプレートと、前記マニホールドの両端側に、前記マニホールド内をその長手方向に沿って気密的かつ摺動自在にそれぞれ支持された1対の幅規制用のディッケルとを具備するディッケル付Tダイであって、特に、前記ディッケルが、前記マニホールドと同一断面を有したまま前記サイドプレートを貫通して前記ダイ本体の両端側にそれぞれ延設されるとともに、内周面にネジが螺設された管が、前記ディッケル付Tダイの両端側からそれぞれ前記マニホールドの長手方向に沿って前記ディッケル内に挿入、固定され、この管内に、前記ディッケルを前記マニホールド内にて摺動させる摺動用ネジが螺合され、かつ前記管の周囲には、前記ディッケルを加熱する加熱手段が配設されていることを主たる特徴とするものである。
【0016】
また、前記マニホールドの内壁と対向する前記ディッケルの側面との間に形成される隙間は、例えば0.03mm〜0.10mmと狭くすることが望ましい。
【0017】
【作用】
本発明によれば、マニホールドの両端側に支持された1対のディッケルが、マニホールドと同一断面を有したままサイドプレートを貫通してダイ本体の両端側にそれぞれ延設されている。従って、樹脂をマニホールド内に供給した際、マニホールドの内壁と対向するディッケルの側面との間の隙間を介してディッケル両端側の空間に侵入、滞留する樹脂は、この空間がないので皆無となる。
【0018】
また、ディッケルを加熱手段にて加熱しつつマニホールド内に挿入することにより、ディッケルとダイ本体との温度差に起因するダイ本体の変形が防止される。従って、前記マニホールドの内壁と対向する前記ディッケルの側面との間の隙間を例えば0.03mm〜0.10mmと狭くした場合でも、前記マニホールド内にて前記ディッケルを円滑に摺動させることが可能となる。
【0019】
しかも、加熱前記マニホールドの内壁と対向する前記ディッケルの側面との間の隙間を例えば0.03mm〜0.10mmとすることにより、この隙間に滞留する樹脂、またはこの隙間から漏洩する樹脂の量が大幅に減少する。従って、成形中における、成形幅以外の部分から漏洩した樹脂の落下も皆無となる。
【0020】
【実施例】
以下、図面に基づき、本発明の実施例について更に詳しく説明する。なお、上記従来のディッケル付Tダイと同様の構成を有する部分については、同一の符号を付してその説明を省略するとともに、必要に応じ、上記従来のディッケル付Tダイの図面を援用する。
【0021】
図1は本発明に係るディッケル付Tダイの側面図、また、図2は、同じくディッケル付Tダイの端部の拡大断面図である。符号1は、シート状物品の幅方向に延設された前後一対の部材からなるダイ本体で、これらの部材間には、上方に樹脂注入口3を有するマニホールド2が形成されている。マニホールド2の下部は、上記図10と同様、前後方向に漸次縮径されるとともに、一対のダイリップ4により、前後方向の幅が調整可能なスリット5が形成されている。
【0022】
また、例えば図2に示すように、ダイ本体1およびダイリップ4の両端はそれぞれサイドプレート16により閉鎖され、かつマニホールド2の両端側には、1対のディッケル17が、マニホールド2内をその長手方向に沿って気密的かつ摺動自在にそれぞれ配設されている。更に、本発明に係るディッケル付Tダイにおいては、ディッケル17が、マニホールド2と同一断面を有したままサイドプレート16を貫通してダイ本体1の両端側にそれぞれ延設され、その結果、ディッケル17は、図1に示すように、ダイ本体1の両端から左右にそれぞれ突出している。
【0023】
しかも、本発明に係るディッケル付Tダイにおいては、図2に示すように、ディッケル17の上端部に、ディッケル付Tダイの両端側からディッケル17の長手方向に沿って所定深さの孔20がそれぞれ形成されている。この孔20には、内周面にネジが螺設された管21が孔20と同軸をなすようそれぞれ挿入され、かつこの管21は、ディッケル17の突出側にそれぞれ設けられた拡径部21aを介して、ディッケル17にそれぞれ固定されている。また、これらの管21には、摺動用ネジ9が、ダイ本体1の両端側からそれぞれ螺合され、この摺動用ネジ9の回動により、マニホールド2内におけるディッケル17の摺動が可能となっている。
【0024】
更に、管21は拡径部21aを除き孔20よりも縮径され、その結果、孔20の内周面と管21の外周面との間には、所定幅の空間Pが形成される。そして、この空間Pには、通電により発熱するヒーター(加熱手段)が配設されている。本実施例の場合、このヒーターには、管21の周囲に巻回された、直径1〜5mm、出力200W〜1000W、望ましくは400W〜700Wで、約350℃までの温度調節が可能なコイルヒーター22が用いられている。
【0025】
また、コイルヒーター22の温度調節には、コイルヒーター22の挿入口部に設けられた、例えば接触式熱電対等の温度センサ(図示せず)が使用されている。なお、符号23は、樹脂の漏洩防止のためにサイドプレート16とディッケル17との間に配設されたシール材である。
【0026】
一方、本実施例では、マニホールド2の内壁と対向するディッケル17の側面との間の隙間を、0.03mm〜0.10mmの範囲としている。ここで、この隙間を0.03mm以上とした理由は、隙間が0.03mm未満となると、マニホールド2の内壁に対する擦過なしにディッケル17を摺動させることが、加工精度の点から困難となるためである。
【0027】
また、この隙間を0.10mm以下とした理由は、この隙間を少なくとも0.10mm以下とすることにより、パージ量が実用上問題のない値に抑制され、かつマニホールド2とディッケル17間に滞留した樹脂の落下も防止できるためである。
【0028】
成形品を製造する場合には、まず、コイルヒーター22に通電し、ダイ本体1とディッケル17との温度差が可能な限り小さくなるようコイルヒーター22の出力を調節しつつ、摺動用ネジ9を回動させ、マニホールド2の幅が目的とする成形幅と一致するまでディッケル17を摺動させる。そして、押出機にて溶融された樹脂を樹脂注入口3からマニホールド2内に供給し、更にスリット5から押し出すことにより、目的の成形幅で、かつスリット5の幅に応じた均一厚の板状に成形された成形品が得られる。成形品の成形幅は上記一対のディッケル17の位置により規定され、かつディッケル17の位置は摺動用ネジ9の回動により変更可能なため、同一のダイ本体1を用いて、必要に応じて樹脂の流出幅を変え、成形幅を変更することができる。
【0029】
特に、本発明に係るディッケル付Tダイにおいては、ディッケル17が、マニホールド2と同一断面を有したままサイドプレート16を貫通して両端側にそれぞれ延設されているため、樹脂をマニホールド2内に供給した際、マニホールド2の内壁と対向するディッケル17の側面との間の隙間を介してディッケル17両端側の空間に侵入、滞留する樹脂は、この空間がないので皆無となる。その結果、樹脂のパージ量が減少して成形品の成形コストが低下する。
【0030】
更に、パージ後におけるパージ用の樹脂の残留も皆無となるため、成形中におけるこの残留樹脂の排出と、それに伴う不良成形品の発生が防止される。
【0031】
また、マニホールド2の内壁と対向するディッケル17の側面との間の隙間が0.03mm〜0.10mmであるため、この隙間に滞留する樹脂、またはこの隙間から漏洩する樹脂の量が大幅に減少する。例えば、Tダイを分解して観察すると、マニホールド2の内壁には、毛管現象にて侵入した樹脂網が見られるだけである。その結果、成形中における、成形幅以外の部分からの漏洩樹脂の落下がなくなり、それに伴う不良成形品の発生が防止される。すなわち、本発明に係るディッケル付Tダイの使用により、不良成形品の発生に伴う歩留まり率の低下を抑制することが可能となる。
【0032】
しかも、マニホールド2の内壁と対向するディッケル17の側面との対向面積が相対的に大きく、かつ両者間の隙間が0.03mm〜0.10mmと小さいため、特に成形品の幅を変更した際には、マニホールド2の内壁に対するディッケル17の摺動によるマニホールド2の内壁のクリーニング効果が期待できる。すなわち、マニホールド2の内壁に付着した樹脂がディッケル17の摺動に伴い剥離するため、マニホールド2の内壁が清浄に保たれ、成形品における厚みのばらつきが改善される。
【0033】
一方、本発明に係るディッケル付Tダイにおいては、ディッケル17とダイ本体1との温度差が最小となるよう、ディッケル17の温度をコイルヒーター22にて調節しつつディッケル17をマニホールド2内に挿入させている。そのため、マニホールド2に挿入されたディッケル17によるダイ本体1の急激な冷却と、それに伴うマニホールド2内壁の縮径やTダイ1自体の変形が防止される。従って、ディッケル17の摺動も阻害されずに済む。
【0034】
その結果、マニホールド2の内壁と対向するディッケル17の側面との間の隙間を例えば上記のように0.03mm〜0.10mmと狭くした場合でも、ディッケル17をマニホールド2内にて常時円滑に摺動させることが可能となる。
【0035】
また、摺動用ネジ9は管21を介してコイルヒーター22と離間しているため、コイルヒーター22による直接的な加熱に伴う例えば摺動用ネジ9の局部的な変形等の問題が発生することもない。
【0036】
一方、マニホールド2の内壁と対向するディッケル17の側面との間の隙間を0.03mm近傍にまで小さくする場合には、マニホールド2およびディッケル17には高い加工精度が要求される。このような場合には、マニホールド2の形状を例えば図3に示すように設定することが望ましい。
【0037】
図3は、ダイ本体1の断面図で、マニホールド2は、端面視して円形状断面を有する上部2cと、上部2cから、前後方向の幅が同一となるよう上部2cの径方向に沿って垂下するスリット状のランド部(下部)2dとから構成されている。マニホールド2をこのような単純な形状とすることにより、マニホールド2およびディッケル17を高精度かつ比較的容易に加工することが可能となる。
【0038】
また、サイドプレート16とディッケル17との間における樹脂の漏洩をより確実に防止するためには、シール材20として、シールメタルを使用することが望ましい。シールメタルの形状の例を図4ないし図6に示す。ここで、図4および図5はそれぞれシールメタルの正面図および縦断面図、図6はシールメタルの構造を示す、シールメタルの分解状態における斜視図である。
【0039】
シールメタル30は、ディッケル17の上部が挿通可能とされた上部ブロック31と、後述するようにシールメタル30をサイドプレート16に嵌合した際にマニホールド2内に配設されたディッケル17の下部側面をそれぞれ前後から覆う一対の下部ブロック32とから構成されている。そして、これら上部ブロック31と下部ブロック32とは、上部ブロック31の下端から下方に突出して設けられた一対の係止片33と、下部ブロック32の上端から上方に突出して設けられた各一片の係止片34との係合により、一体的に組み立てられている。
【0040】
また、シールメタル30には、シールメタル30をサイドプレート16に嵌合させた際にマニホールド2に連通するよう、ディッケル17と同一断面を有する連通口35が設けられている。更に、上部ブロック31と下部ブロック32には互いの接合面を介して上下に延びるネジ穴36が、連通口35を挟んで2対形成され、かつこれらネジ穴36内にはそれぞれネジ(図示せず。)が配設されている。その結果、シールメタル30は、これらネジの配設に伴い前記接合面間に形成された若干の空間Sの作用により、前記接合面を介して上下方向に若干の伸縮性を有している。
【0041】
一方、上部ブロック31の側面には、複数のスリット37が連通口35と平行に延設され、その結果、シールメタル30は、これらスリット37の存在により、シールメタル30をサイドプレート16に嵌合した際に、前後方向に若干の伸縮性を有している。
【0042】
シールメタル30を使用する場合には、まず、サイドプレート16の外側の端面にそれぞれ形成された凹部(図示せず。)内に、シールメタル30を、その正面が外(左右)側を向き、かつ連通口35がマニホールド2に連通するよう、外側からそれぞれ嵌合し、更に、ディッケル17を、外側から連通口35を経てマニホールド2内に挿通させる。
【0043】
この場合、連通口35はディッケル17と同一断面を有するためディッケル17は連通口35内に圧入されることになるが、上述の通りシールメタル30は上下方向および前後方向に若干の伸縮性を有しているため、シールメタル30はディッケル17の周囲に密着する。しかも、シールメタル30の左右方向の厚み(図5中符号H)は数cm(本実施例では4cm)程度もあるため、上述した密着性とこの厚みとにより、ディッケル17の周囲はシールメタル30により確実にシールされ、サイドプレート16とディッケル17との間における樹脂の漏洩がより確実に防止される。
【0044】
更にまた、押出成形に伴いディッケル17の側面に付着した炭化物のマニホールド2内部への侵入と、それに伴うマニホールド2内部の傷つきを防止する目的で、図4ないし図6に符号38で示すように、連通口35の周囲をシールメタル30の正面側で漸次拡径させてテーパ面とし、このテーパ面38に、図7および図8に示すような、テーパ面38と同一形状をなす帯状のスクレーパを着脱自在に係止させてもよい。ここで、スクレーパ40には、テーパ面38に係止させた場合に連通口35の中心側となる端面に刃体41が設けられている。
【0045】
そして、押出成形後、ディッケル17を両端側へと移動させる際に、テーパ面38にスクレーパ40を係止させておくことにより、ディッケル17の両端側への移動に伴いディッケル17の側面と刃体41とが当接する。従って、押出成形に伴いディッケル17の側面に付着した炭化物が刃体41によりこそげ取られ、その結果、前記炭化物のマニホールド2内部への侵入と、それに伴うマニホールド2内部の傷つきが防止できる。
【0046】
なお、上記実施例では、マニホールド2の内壁と対向するディッケル17の側面との間の隙間を0.03mm〜0.10mmとした場合について説明したが、これは、成形時における高熱溶融樹脂との接触による熱膨張差に伴う、マニホールド2の内壁とディッケル17の側面との間における「かじり」あるいは過剰な隙間の発生を防止し、寸法精度を維持する目的で、ダイ本体1とディッケル17とを、同一または熱膨張率の近い材質で構成した場合に有用な値である。すなわち、この隙間は上記数値に限定されるものではなく、例えば、ディッケル17を例えば銅等のような熱膨張率の大きい金属製とした場合には、この隙間をより大きく設定する必要がある。
【0047】
また、マニホールド2内におけるディッケル17の摺動に伴い、金属面同士の摺動摩擦による傷の発生が考えられる場合には、ダイ本体1側を相対的に硬化させ、ディッケル17の表面を相対的に軟化させることにより対応する。ダイ本体1の硬化には、母材焼き入れや硬化クロームメッキの他、窒化処理、PVD(物理蒸着)処理、HIP(熱間静水圧プレス)処理、CVD(化学蒸着)処理、またはショットピーニング等の表面改質、あるいは母材自体をHRC40以上の素地仕上げとする等の方法がある。
【0048】
ディッケル17の表面を軟化させるには、ディッケル17の軟金属化の他、ディッケル17本体はダイ本体1と同一材質とし、表面のみを相対的に軟質な材質で被覆する方法がある。また、後者としては、ディッケル17本体の表面に銅筒を巻く方法や、軟金属コーティング等が挙げられる。更に、ディッケル17における歪の発生を防止する目的で、ディッケル17の表面に、ディッケル17を構成する素材の素地面を使用してもよい。
【0049】
また、上記実施例では加熱手段としてコイルヒーター22を用いたが、空間Pに、通電により発熱する面状ヒーターを挿入、配設し、加熱手段として用いてもよい。上記した各種ヒーター以外の公知の加熱手段を適宜選択して使用することも可能である。
【0050】
一方、樹脂として、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重合樹脂のような樹脂を使用した場合には、ディッケル17が例えばS45C等の一般鋼であると、その素地面が腐食する恐れがある。このような場合には、ディッケル17の素材として、例えばマルテンサイト系18Cr−1C合金(SUS440C相当)、あるいは析出硬化系17Cr−4Ni−4Cu−Nb合金(SUS630相当)等の耐蝕性を有する合金を使用し、ディッケル17の腐食を防止する。
【0051】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係るディッケル付Tダイにおいては、樹脂をマニホールド内に供給した際、該マニホールドの内壁と対向するディッケルの側面との間の隙間を介して前記ディッケル両端側の空間に侵入、滞留する樹脂は、この空間がないので皆無となる。その結果、樹脂のパージ量が減少して成形品の成形コストが低下する。
【0052】
更に、パージ作業後におけるパージ用の樹脂の残留も皆無となるため、成形中におけるこの残留樹脂の排出と、それに伴う不良成形品の発生が防止される。
【0053】
また、ディッケルを加熱手段にて加熱しつつマニホールド内に挿入することにより、ディッケルとダイ本体との温度差に起因するダイ本体の変形が防止される。従って、前記マニホールドの内壁と対向する前記ディッケルの側面との間の隙間を例えば0.03mm〜0.10mmと狭くした場合でも、前記マニホールド内にて前記ディッケルを円滑に摺動させることが可能となる。
【0054】
しかも、この間の隙間を例えば0.03mm〜0.10mmとすることにより、この隙間に滞留する樹脂、またはこの隙間から漏洩する樹脂の量が大幅に減少する。従って、成形中における、成形幅以外の部分から漏洩する樹脂の落下頻度も皆無となる。すなわち、本発明に係るディッケル付Tダイの使用により、不良成形品の発生に伴う歩留まり率の低下を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディッケル付Tダイの側面図である。
【図2】本発明に係るディッケル付Tダイの端部の拡大断面図である。
【図3】本発明に係るディッケル付Tダイに使用されるマニホールドの形状の例を示すダイ本体の断面図である。
【図4】本発明に係るシートメタルの形状の例を示す矢印IVに沿った正面図である。
【図5】本発明に係るシートメタルの形状の例を示すV−V線に沿った縦断面図である。
【図6】本発明に係るシールメタルの構造を示す、シールメタルの分解状態における斜視図である。
【図7】本発明に係るスクレーパの形状の例を示す矢印VIIに沿った正面図である。
【図8】本発明に係るスクレーパの形状の例を示す矢印VIIIに沿った側面図である。
【図9】従来のディッケル付Tダイの矢印IXに沿った側面図である。
【図10】従来のディッケル付TダイのX−X線に沿った断面図である。
【図11】従来のディッケル付Tダイの端部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ダイ本体
2 マニホールド
2c 上部
2d ランド部(下部)
3 樹脂注入口
4 ダイリップ
5 スリット
6,16 サイドプレート
7,17 ディッケル
9 摺動用ネジ
21 管
22 コイルヒーター(加熱手段)
30 シールメタル
40 スクレーパ

Claims (13)

  1. シート状をなす成型品の幅方向に延設された前後一対の部材からなり、これら部材間に形成されたマニホールドおよび該マニホールドに連通する樹脂注入口とを有するダイ本体と、
    前記ダイ本体の下端部に、前記マニホールドと連通するスリットを前記ダイ本体の長手方向に沿って形成させる前後1対のダイリップと、
    前記ダイ本体およびダイリップの両端を閉鎖するサイドプレートと、
    前記マニホールドの両端側に、前記マニホールド内をその長手方向に沿って気密的かつ摺動自在にそれぞれ支持された1対の幅規制用のディッケルとを具備し、
    前記ディッケルが、前記マニホールドと略同一断面を有したまま前記サイドプレートを貫通して前記ダイ本体の両端側にそれぞれ延設されるとともに、内周面にネジが螺設された管が、前記ディッケル付Tダイの両端側からそれぞれ前記マニホールドの長手方向に沿って前記ディッケル内に挿入、固定され、この管内に、前記ディッケルを前記マニホールド内にて摺動させる摺動用ネジが螺合され、かつ前記管の周囲には、前記ディッケルを加熱する加熱手段が配設されていることを特徴とするディッケル付Tダイ。
  2. 前記マニホールドの内壁と対向する前記ディッケルの表面との間に、0.03mm〜0.10mmの隙間が形成されていることを特徴とする請求項1記載のディッケル付Tダイ。
  3. 前記マニホールドが、端面視して円形状断面を有する上部と、該上部から、前後方向の幅が同一となるよう前記上部の径方法に沿って垂下するスリット状の下部とからなることを特徴とする請求項1または2記載のディッケル付Tダイ。
  4. 前記加熱手段が、通電により発熱するヒーターであることを特徴とする請求項1,2または3記載のディッケル付Tダイ。
  5. 前記ダイ本体のうち少なくとも前記マニホールドの内壁以外の部分と、前記ディッケルのうち少なくともその表面以外の部分とが、互いに同一の素材で構成されていることを特徴とする請求項1,2,3または4記載のディッケル付Tダイ。
  6. 前記ディッケルの表面が前記ディッケルを構成する素材の素地面であることを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載のディッケル付Tダイ。
  7. 前記ディッケルの表面が前記マニホールドの内壁と比較して相対的に軟質な材質で被覆されていることを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載のディッケル付Tダイ。
  8. 前記サイドプレートに、前記ディッケルが挿通可能なシールメタルが嵌合され、かつ前記シールメタルが、前記ディッケルの挿通に伴い前記ディッケルの周囲に密着して前記ディッケルの周囲をシールすることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7記載のディッケル付Tダイ。
  9. 前記シールメタルの端面に、前記ディッケルの挿通に伴い前記ディッケルの側面と当接する帯状のスクレーパが支持されていることを特徴とする請求項記載のディッケル付Tダイ。
  10. 前記スクレーパが、前記シールメタルの端面に着脱自在に支持されていることを特徴とする請求項記載のディッケル付Tダイ。
  11. シート状をなす成型品の幅方向に延設された前後一対の部材からなり、これら部材間に形成されたマニホールドおよび該マニホールドに連通する樹脂注入口とを有するダイ本体と、
    前記ダイ本体の下端部に、前記マニホールドと連通するスリットを前記ダイ本体の長手方向に沿って形成させる前後1対のダイリップと、
    前記ダイ本体およびダイリップの両端を閉鎖するサイドプレートと、
    前記マニホールドの両端側に、前記マニホールド内をその長手方向に沿って気密的かつ摺動自在にそれぞれ支持された1対の幅規制用のディッケルとを具備し、
    前記ディッケルが、前記マニホールドと略同一断面を有したまま前記サイドプレートを貫通して前記ダイ本体の両端側にそれぞれ延設され、かつ前記ディッケル内には、前記デ ィッケルを加熱する加熱手段が配設されているとともに、前記サイドプレートに、前記ディッケルが挿通可能なシールメタルが嵌合され、かつ前記シールメタルが、前記ディッケルの挿通に伴い前記ディッケルの周囲に密着して前記ディッケルの周囲をシールすることを特徴とするディッケル付Tダイ。
  12. シート状をなす成型品の幅方向に延設された前後一対の部材からなり、これら部材間に形成されたマニホールドおよび該マニホールドに連通する樹脂注入口とを有するダイ本体と、
    前記ダイ本体の下端部に、前記マニホールドと連通するスリットを前記ダイ本体の長手方向に沿って形成させる前後1対のダイリップと、
    前記ダイ本体およびダイリップの両端を閉鎖するサイドプレートと、
    前記マニホールドの両端側に、前記マニホールド内をその長手方向に沿って気密的かつ摺動自在にそれぞれ支持された1対の幅規制用のディッケルとを具備し、
    前記ディッケルが、前記マニホールドと略同一断面を有したまま前記サイドプレートを貫通して前記ダイ本体の両端側にそれぞれ延設され、かつ前記ディッケル内には、前記ディッケルを加熱する加熱手段が配設されているとともに、前記サイドプレートに、前記ディッケルが挿通可能なシールメタルが嵌合され、かつ前記シールメタルが、前記ディッケルの挿通に伴い前記ディッケルの周囲に密着して前記ディッケルの周囲をシールし、更に、前記シールメタルの端面には、前記ディッケルの挿通に伴い前記ディッケルの側面と当接する帯状のスクレーパが支持されていることを特徴とするディッケル付Tダイ。
  13. 前記スクレーパが、前記シールメタルの端面に着脱自在に支持されていることを特徴とする請求項12記載のディッケル付Tダイ。
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