JP3630134B2 - チャネル切替方法及びそれを用いた移動通信端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はチャネル切替方法及びそれを用いた移動通信端末に関し、特に物理的なデータフォーマットの変更をネットワーク(無線基地局及び基地局制御局等)と移動通信端末とが同時に行うチャネル切替えに関する。
【0002】
【従来の技術】
CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)方式の移動通信端末においては、通信中にサービスベアラの追加や削除、データ通信レートの変更、または拡散コードの変更等のために、物理的なデータフォーマットの変更を行う場合(以下、これらを総称してチャネル切替えとする)、ネットワーク(無線基地局及び基地局制御局等)と移動通信端末とが同時にチャネル切替えを行わなければならない。
【0003】
例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access:広帯域符号分割多元接続)方式の移動通信端末において、トラフィックデータ通信レートを32kbps→64kbpsに切替える場合の物理的な受信データフォーマットを図4に示す。
【0004】
図4において、レート切替え前のデータフォーマットをCH−A(トラフィックデータレート:32kbps、制御信号を含む物理ビットレート:120kbps)、レート切替え後のデータフォーマットをCH−B(トラフィックデータレート:64kbps、制御信号を含む物理ビットレート:240kbps )とする。
【0005】
Dataはトラフィックデータ、TFCI(Transport Format Combination Indicator)及びTPC(Transmit Power Control)はレイヤ1制御信号、Pilotは基地局との同期判定に使用する制御信号(既知のビットパターン:パイロット信号)である。
【0006】
上述した従来のチャネル切替えのシーケンスを図5に示す。図5において、ネットワークと移動通信端末(MS:Mobile Station)との間で、あるデータフォーマット(CH−A)で通信中に(図5のa1)、別のデータフォーマット(CH−B)に切替えを行う場合、まず、ネットワークから移動通信端末に対して、データフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替えの指示を出す(図5のa2)。この時、ネットワークと移動通信端末とが同時に切替えを行えるように、切替えのタイミング情報も合わせて指示を出す。
【0007】
切替指示を受信した移動通信端末は、応答(ACK:acknowledgement)を返してから(図5のa3)、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う(図5のa5)。
【0008】
一方、ネットワークは応答(ACK)を受信することで、移動通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを確認し、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う(図5のa4)。
【0009】
移動通信端末はデータフォーマット(CH−B)への切替え後、データフォーマット(CH−B)のパイロット信号を使用して受信信号の同期確立判定を行い、同期確立がOK(正常)となった時点で(図5のa6)、データフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替完了をネットワークに対して通知する(図5のa7,a8)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のチャネル切替方法では、図6に示すように、チャネル切替えを失敗することがある。まず、ネットワークから移動通信端末に対して、データフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替えの指示を出す(図6のb1,b2)。この時、ネットワークと移動通信端末とが同時に切替えを行えるように、切替えのタイミング情報も合わせて指示を出す。
【0011】
切替指示を受信した移動通信端末は応答(ACK)を返してから(図6のb3)、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う(図6のb4)。
【0012】
ここで、ネットワークが何らかの原因で応答(ACK)を受信することができなかった場合、移動通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを確認することができないため、ネットワークは切替タイミングが来てもデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行わない。移動通信においては、無線区間におけるフェージングや干渉等によって信号受信に失敗することが頻繁に起こりうる。
【0013】
一方、移動通信端末はデータフォーマット(CH−B)への切替え後、データフォーマット(CH−B)のパイロット信号を使用して受信信号の同期確立判定を行うが、ネットワークはデータフォーマット(CH−A)のままなので、同期確立がNG(異常)となる(図6のb5)。
【0014】
その後、ネットワークはタイマによって、移動通信端末に対してデータフォーマット(CH−B)への切替指示を再送するが(図6のb6,b7)、移動通信端末はすでにデータフォーマット(CH−B)への切替えを行っているので、切替指示を受信することができず、結局、通信が切断されてしまう(図6のb8)。
【0015】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、チャネル切替シーケンスの成功率を上げることができるチャネル切替方法及びそれを用いた移動通信端末を提供することにある。
【0016】
また、本発明の他の目的は、チャネル切替え時のユーザデータのエラー発生確率を低減することができるチャネル切替方法及びそれを用いた移動通信端末を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明によるチャネル切替方法は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式の移動通信において少なくとも通信中のサービスベアラの追加及び削除とデータ通信レートの変更と拡散コードの変更とのうちのいずれかによるネットワークと移動通信端末との間のチャネル切替シーケンスを行うためのチャネル切替方法であって、
前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定とチャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定とを同時に行って前記ネットワークが前記チャネル切替えを行ったかどうかを判定し、前記ネットワークと前記移動通信端末とのチャネル切替タイミングを合わせている。
【0018】
本発明による移動通信端末は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式の移動通信において少なくとも通信中のサービスベアラの追加及び削除とデータ通信レートの変更と拡散コードの変更とのうちのいずれかによるネットワークとの間のチャネル切替シーケンスを行う移動通信端末であって、
前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期判定を行う第1の受信機と、前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期判定を行う第2の受信機とを備え、
前記第1及び第2の受信機が同時に前記データ受信及び同期判定を行って前記ネットワークが前記チャネル切替えを行ったかどうかを判定し、前記ネットワークとのチャネル切替タイミングを合わせている。
【0019】
すなわち、本発明のチャネル切替方法は、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)方式の移動通信端末において、1つ以上のフィンガ部と同期判定部とを持つ2系統の受信部を構成し、チャネル切替え時において、切替え前及び切替え後のそれぞれのチャネル設定でデータ受信及び同期判定を行うことによって、ネットワークがチャネル切替えを行ったかどうかを判定し、ネットワークと移動通信端末とのチャネル切替タイミングを合わせることが可能となるので、通信中のサービスベアラの追加や削除、データ通信レートの変更、または拡散コードの変更等によるチャネル切替シーケンスの成功率を上げることが可能となる。
【0020】
また、本発明のチャネル切替方法では、CDMA方式の移動通信端末に1つ以上のフィンガ部と同期判定部とを持つ2系統の受信部を構成し、チャネル切替え時において、切替え前及び切替え後のそれぞれのチャネル設定でデータ受信及び同期判定を行い、同期判定結果がNG(異常)である受信部のユーザデータを破棄し、同期判定結果がOK(正常)である受信部のユーザデータのみを処理することで、CDMA方式の移動通信端末において、チャネル切替え時のユーザデータのエラー発生確率を低減することが可能となる。
【0021】
より具体的に説明すると、本発明のチャネル切替方法では、ネットワークから移動通信端末に対して、データフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替えの指示が出されると、切替指示を受信した移動通信端末は、応答(ACK:acknowledgement)を返してから、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う。
【0022】
但し、移動通信端末の受信部を受信部#1と受信部#2との二つに分けて、送信部及び受信部#1のみデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行い、受信部#2はデータフォーマット(CH−A)のまま保持する。また、ネットワークと移動通信端末とが同時に切替えを行えるように、切替えのタイミング情報も合わせて指示が出される。
【0023】
ここで、ネットワークが何らかの原因で、例えば無線区間におけるフェージングや干渉等によって応答(ACK)を受信することができなかった場合、移動通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを確認することができないため、ネットワークは切替タイミングが来てもデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行わない。
【0024】
一方、移動通信端末の受信部#1はデータフォーマット(CH−B)への切替え後、データフォーマット(CH−B)のパイロット信号を使用して受信信号の同期確立の判定を行うが、ネットワークはデータフォーマット(CH−A)のままなので、同期確立がNGとなる。
【0025】
データフォーマット(CH−B)へのチャネル切替えを行った受信部#1の同期がNGとなった場合、チャネル切替えを行わずに、データフォーマット(CH−A)のまま保持した受信部#2がデータフォーマット(CH−A)のパイロット信号を使用して受信信号の同期判定を行う。
【0026】
受信部#2の同期判定がOKとなった場合、移動通信端末は送信部及び受信部#1を再びデータフォーマット(CH−B)からデータフォーマット(CH−A)へ切替える。この場合、同期判定がNGの時の受信部#1の受信データは破棄し、同期判定OKの受信部#2の受信データのみを処理することによって、受信エラーフリーの通信を続けることが可能となる。
【0027】
その後、ネットワークはタイマによって、移動通信端末に対してデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替指示を再送する。再び、切替指示を受信した移動通信端末は応答(ACK)を返してから、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う。但し、先ほどと同様に、移動通信端末の受信部を受信部#1と受信部#2との二つに分けて、送信部及び受信部#1のみデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行い、受信部#2はデータフォーマット(CH−A)のまま保持する。
【0028】
一方、ネットワークは応答(ACK)を受信することで、移動通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを確認し、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う。
【0029】
移動通信端末の受信部#1はデータフォーマット(CH−B)への切替え後、データフォーマット(CH−B)のパイロット信号を使用して受信信号の同期確立の判定を行い、今度はネットワークもデータフォーマット(CH−B)へ切替えているので、同期確立がOKとなる。データフォーマット(CH−B)へのチャネル切替えを行った受信部#1の同期がOKとなった場合、データフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替完了をネットワークに対して通知する。
【0030】
同時に、チャネル切替えを行わずに、データフォーマット(CH−A)のまま保持した受信部#2もデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う。この場合、データフォーマット(CH−A)を保持したまま受信した時の受信部#2の受信データは破棄し、同期判定がOKの受信部#1の受信データのみを処理することによって、受信エラーフリーの通信を続けることができる。
【0031】
上記のチャネル切替方法を実現するために、移動通信端末において二つの受信部(受信部#1及び受信部#2)を持つ必要がある。CDMA移動通信端末においては、一般に、マルチパス受信やソフトハンドオーバを行うために、複数のフィンガ受信機を持っているため、1つ以上のフィンガ受信機にパイロット信号を使用した同期判定部を組合わせた受信部を二つ構成することで実現することが可能となる。各フィンガ受信機はチャネル切替え時以外の場合、通常の動作を行う(マルチパス受信やソフトハンドオーバ等)。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による移動通信端末の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による移動通信端末はアンテナ1と、無線部2と、受信部(#1)3−1と、受信部(#2)3−2と、合成部4と、データ処理部5と、送信部6と、制御部7とから構成されている。
【0033】
無線部2はアンテナ1を介して図示せぬ無線基地局からの無線信号を受信すると、その信号に対して周波数のダウンコンバート、データの直交復調、A/D(アナログ/ディジタル)変換等を行い、チップレートの受信データを受信部(#1)3−1及び受信部(#2)3−2へ渡す。また、無線部2は送信部6からのチップレートの送信データをD/A(ディジタル/アナログ)変換し、データの直交変調、周波数のアップコンバート等を行い、無線信号として無線基地局へ送信する。
【0034】
受信部(#1)3−1は1つ以上のフィンガ(#1〜#m)(1≦m)部31−1〜31−mと、合成部32−1と、同期判定部33−1とから構成されている。
【0035】
フィンガ(#1〜#m)部31−1〜31−mは無線部2からのチップレートの受信データに対して逆拡散や位相補正を行い、シンボルレートの受信データを生成して合成部32−1へ渡す。この場合、フィンガ(#1〜#m)部31−1〜31−mは逆拡散コードやシンボルレート等のチャネル設定パラメータを制御部7からもらう。
【0036】
合成部32−1はフィンガ(#1〜#m)部31−1〜31−mからのシンボルレートの受信データを合成し、パイロットシンボル(既知のシンボル)を同期判定部33−1へ、データシンボルを合成部4へ渡す。この場合、合成部32−1は受信データのフォーマット(シンボルレート、パイロットシンボル数、データシンボル数等)、合成するフィンガ情報を制御部7からもらう。但し、m=1の場合、合成部32−1は必要ない。
【0037】
同期判定部33−1は合成部32−1からのパイロットシンボルを既知のシンボルパターンと比較して同期判定を行い、その判定結果を合成部4及び制御部7へ報告する。例えば、同期判定部33−1はTpl[sec]の間にNpl個以上のパイロットシンボルが誤っていたら同期NG(異常)と判定する等を行い、上記のパラメータを制御部7からもらう。
【0038】
また、同期判定部33−1は合成部32−1からのパイロットシンボルではなく、各フィンガ(#1〜#m)部31−1〜31−mからのパイロットシンボルで同期判定を行ってもよい。
【0039】
受信部(#2)3−2は1つ以上のフィンガ(#m+1〜#n)(1≦m、m+1<n)部31−(m+1)〜31−nと、合成部32−2と、同期判定部33−2とから構成されている。
【0040】
フィンガ(#m+1〜#n)部31−(m+1)〜31−nは無線部2からのチップレート受信データに対して逆拡散や位相補正を行い、シンボルレートの受信データを生成して合成部32−2へ渡す。この場合、フィンガ(#m+1〜#n)部31−(m+1)〜31−nは逆拡散コードやシンボルレート等のチャネル設定パラメータを制御部7からもらう。
【0041】
合成部32−2はフィンガ(#m+1〜#n)部31−(m+1)〜31−nからのシンボルレートの受信データを合成し、パイロットシンボル(既知のシンボル)を同期判定部33−2へ、データシンボルを合成部4へ渡す。この場合、合成部32−2は受信データのフォーマット(シンボルレート、パイロットシンボル数、データシンボル数等)、合成するフィンガ情報を制御部7からもらう。但し、m=1の場合、合成部32−2は必要ない。
【0042】
同期判定部33−2は合成部32−2からのパイロットシンボルを既知のシンボルパターンと比較して同期判定を行い、その判定結果を合成部4及び制御部7へ報告する。例えば、同期判定部33−2はTpl[sec]の間にNpl個以上のパイロットシンボルが誤っていたら同期NGと判定する等を行い、上記のパラメータを制御部7からもらう。
【0043】
また、同期判定部33−2は合成部32−2からのパイロットシンボルではなく、各フィンガ(#m+1〜#n)部31−(m+1)〜31−nからのパイロットシンボルから同期判定を行ってもよい。
【0044】
合成部4は受信部(#1)3−1(合成部32−1)、受信部(#2)3−2(合成部32−2)からの受信データシンボルを合成し、データ処理部5へ渡す。但し、合成部4は同期判定部33−1や同期判定部33−2からの同期判定結果がNGでれば、その受信部(#1)3−1、受信部(#2)3−2からの受信データシンボルを合成しない。
【0045】
また、合成部4は制御部7からの指示にしたがって、合成せずに受信部(#1)3−1または受信部(#2)3−2のどちらか一方の受信データシンボルをデータ処理部5へ渡す場合やどちらもデータ処理部5へ渡さない場合もある。
【0046】
さらに、合成部4は受信SIR(Signal to Interference power Ratio)の測定やTPC(Transmit Power Control)による送信電力制御等の機能も持つが、本発明とは直接関係しないので、その説明については省略する。
【0047】
データ処理部5は合成部4からの受信データシンボルの処理を行い、受信した制御データ(レイヤ3メッセージ等)を制御部7へ送り、送信データを送信部6へ送る。この場合、データ処理部5は制御部7から送信する制御データ(レイヤ3メッセージ等)をもらったり、ユーザデータ(トラフィックデータ)の送受信の処理も行う。
【0048】
送信部6はデータ処理部5からの送信データのエラー訂正符号化、物理チャネルへのマッピング、拡散等を行い、その結果を無線部2へ渡す。
【0049】
制御部7は上記の各ブロックの制御を行う。すなわち、制御部7は受信部(#1)3−1、受信部(#2)3−2各々へ、チャネル設定用パラメータ(逆拡散コードや受信データのシンボルレート、パイロットシンボル数、ユーザデータシンボル数等)、合成するフィンガ情報、同期判定用のパラメータ等を設定し、受信部(#1)3−1、受信部(#2)3−2各々から同期判定結果をもらう。
【0050】
また、制御部7は合成部4に対して、受信部(#1)3−1、受信部(#2)3−2各々からの受信データシンボルを合成するか、合成せずにどちらか一方の受信データシンボルを選択するか、またはどちらも選択しないかを設定することができる。
【0051】
さらに、制御部7はデータ処理部5との間で、制御データ(レイヤ3メッセージ等)のやり取りを行い、送信部6に対してチャネル設定用パラメータ(拡散コードや送信ユーザデータのシンボルレート等)、符号化用のパラメータ等を設定する。
【0052】
図2は本発明の一実施例によるチャネル切替動作を示すシーケンスチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例によるチャネル切替動作について説明する。
【0053】
まず、ネットワークから移動通信端末に対して、データフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替えの指示を出す(図2のC1〜C3)。この時、ネットワークと移動通信端末とが同時に切替えを行えるように、切替えのタイミング情報も合わせて指示を出す。
【0054】
切替指示を受信した移動通信端末は応答(ACK)を返してから(図2のC4)、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う。但し、移動通信端末の受信部を受信部(#1)3−1と受信部(#2)3−2との二つに分けて、送信部6及び受信部(#1)3−1のみデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行い(図2のC5,C6)、受信部(#2)3−2はデータフォーマット(CH−A)のまま保持する(図2のC7)。
【0055】
ここで、ネットワークが何らかの原因で、例えば無線区間におけるフェージングや干渉等によって応答(ACK)を受信することができなかった場合、移動通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを確認することができないため、ネットワークは切替タイミングが来てもデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行わない。
【0056】
一方、移動通信端末の受信部(#1)3−1はデータフォーマット(CH−B)への切替え後、データフォーマット(CH−B)のパイロット信号を使用して受信信号の同期確立判定を行うが、ネットワークはデータフォーマット(CH−A)のままなので、同期確立がNGとなる(図2のC8)。
【0057】
データフォーマット(CH−B)へのチャネル切替えを行った受信部(#1)3−1の同期がNGとなった場合、チャネル切替えを行わずに、データフォーマット(CH−A)のまま保持した受信部(#2)3−2がデータフォーマット(CH−A)のパイロット信号を使用して受信信号の同期判定を行う。
【0058】
受信部(#2)3−2の同期判定がOK(正常)となった場合(図2のC9)、移動通信端末は送信部6及び受信部(#1)3−1を再びデータフォーマット(CH−B)からデータフォーマット(CH−A)へ切替える(図2のC10,C11)。この場合、同期判定がNGの時の受信部(#1)3−1の受信データを破棄し、同期判定OKの受信部(#2)3−2の受信データのみを処理することによって、受信エラーフリーの通信を続けることができる。
【0059】
その後、ネットワークはタイマ(図示せず)によって、移動通信端末に対してデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替指示を再送する(図2のC12,C13)。再び切替指示を受信した移動通信端末は応答(ACK)を返してから、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う。
【0060】
但し、先ほどと同様に、移動通信端末の受信部を受信部(#1)3−1と受信部(#2)3−2との二つに分けて、送信部6及び受信部(#1)3−1のみデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行い(図2のC16,C17)、受信部(#2)3−2はデータフォーマット(CH−A)のまま保持する(図2のC18)。
【0061】
一方、ネットワークは応答(ACK)を受信することで、移動通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを確認し、切替タイミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う(図2のC15)。
【0062】
移動通信端末の受信部(#1)3−1はデータフォーマット(CH−B)への切替え後、データフォーマット(CH−B)のパイロット信号を使用して受信信号の同期確立判定を行い、今度はネットワークもデータフォーマット(CH−B)へ切替えているので、同期確立がOKとなる。
【0063】
データフォーマット(CH−B)へのチャネル切替えを行った受信部(#1)3−1の同期がOKとなった場合(図2のC19)、データフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替完了をネットワークに対して通知する(図2のC20)。同時に、チャネル切替えを行わずに、データフォーマット(CH−A)のまま保持した受信部(#2)3−2もデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う(図2のC21)。
【0064】
この場合、データフォーマット(CH−A)を保持したまま受信した時の受信部(#2)3−2の受信データは破棄し、同期判定がOKの受信部(#1)3−1の受信データのみを処理することによって、受信エラーフリーの通信を続けることができる。
【0065】
上記のチャネル切替方法を実現するために、移動通信端末において、二つの受信部[受信部(#1)3−1及び受信部(#2)3−2]を持つ必要がある。CDMA方式の移動通信端末においては、一般に、マルチパス受信やソフトハンドオーバを行うために複数のフィンガ受信機を持っているため、1つ以上のフィンガ受信機にパイロット信号を使用した同期判定部を組合わせた受信部を二つ構成することで実現することができる。各フィンガ受信機はチャネル切替え時以外の時に、通常の動作を行う(マルチパス受信やソフトハンドオーバ等)。
【0066】
図3は本発明の一実施例によるチャネル切替え時の動作を示すフローチャートである。これら図1及び図3を参照して本発明の一実施例によるチャネル切替え時の動作について説明する。
【0067】
移動通信端末があるデータフォーマット(CH−A)でネットワークと通信中の場合(図3ステップS1)、ネットワークから別のデータフォーマット(CH−B)への切替指示(レイヤ3メッセージ)を受信すると(図3ステップS2)、移動通信端末はネットワークへデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替指示に対する応答(Ack)を送信する(図3ステップS3)。
【0068】
その後、移動通信端末において、送信部6及び受信部(#1)3−1はデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替えを行い、受信部(#2)3−2はデータフォーマット(CH−A)を保持する(図3ステップS4)。
【0069】
この後、移動通信端末は受信部(#1)3−1で同期確立がOKになると(図3ステップS5)、ネットワークへデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替完了(レイヤ3メッセージ)を送信する(図3ステップS6)。
【0070】
続いて、移動通信端末は受信部(#2)3−2をデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)へ切替え(図3ステップS7)、データフォーマット(CH−B)でネットワークと通信を行う(図3ステップS8)。
【0071】
一方、移動通信端末は受信部(#1)3−1で同期確立がNGになると(図3ステップS5)、受信部(#2)3−2の同期確立がOKであれば(図3ステップS9)、送信部6及び受信部(#1)3−1をデータフォーマット(CH−B)からデータフォーマット(CH−A)へ切替えた後、ステップS1へ戻ってデータフォーマット(CH−B)への切替指示の再送待ちとなる。
【0072】
これに対し、移動通信端末は受信部(#2)3−2の同期確立がNGであれば(図3ステップS9)、ステップS1へ戻ってデータフォーマット(CH−B)への切替指示の再送待ちとなる。
【0073】
このように、本実施例では、CDMA方式の移動通信端末に1つ以上のフィンガ(#1〜#m)部31−1〜31−m及びフィンガ(#m+1〜#n)部31−(m+1)〜31−nと同期判定部33−1,33−2とを持つ2系統の受信部(#1)32−1及び受信部(#2)32−2を構成し、チャネル切替え時において、切替え前及び切替え後のそれぞれのチャネル設定でデータ受信及び同期判定を行うことによって、ネットワークがチャネル切替えを行ったかどうかを判定し、ネットワークと移動通信端末とのチャネル切替タイミングを合わせることができる。
【0074】
よって、本実施例では、CDMA方式の移動通信端末において、通信中のサービスベアラの追加や削除、データ通信レートの変更、または拡散コードの変更等によるチャネル切替シーケンスの成功率を上げることができる。
【0075】
また、本実施例では、CDMA方式の移動通信端末に2系統の受信部(#1)32−1及び受信部(#2)32−2を構成し、チャネル切替え時において、切替え前及び切替え後のそれぞれのチャネル設定でデータ受信及び同期判定を行い、同期判定結果がNGである受信部のユーザデータを破棄し、同期判定結果がOKである受信部のユーザデータのみを処理している。これによって、CDMA方式移動通信端末において、チャネル切替え時のユーザデータのエラー発生確率を低減することができる。
【0076】
尚、請求項の記載に関連して本発明はさらに次の態様をとりうる。
【0077】
(1)ネットワークとの間でチャネル切替えを行う移動通信端末であって、
前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期判定を行う第1の受信機と、
前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期判定を行う第2の受信機とを有し、
前記第1及び第2の受信機が同時に前記データ受信及び同期判定を行うようにし、
前記チャネル切替えが、前記移動通信端末が通信中に行われる物理的なスロットフォーマットの変更であることを特徴とする移動通信端末。
【0078】
(2)前記チャネル切替え後のチャネル設定パラメータで受信したデータの同期判定結果が正常の時に前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了したと判定することを特徴とする(1)記載の移動通信端末。
【0079】
(3)前記チャネル切替え後のチャネル設定パラメータで受信したデータの同期判定結果が異常かつ前記チャネル切替え前のチャネル設定パラメータで受信したデータの同期判定結果が正常の時に前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了していないと判定することを特徴とする(1)記載の移動通信端末。
【0080】
(4)前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了したと判定した時に前記チャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を停止し、前記チャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を継続することを特徴とする(1)または(2)記載の移動通信端末。
【0081】
(5)前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了していないと判定した時に前記チャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を停止し、前記チャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を継続することを特徴とする(1)または(3)記載の移動通信端末。
【0082】
(6)前記同期判定の結果が異常であるユーザデータを破棄し、前記同期判定の結果が正常であるユーザデータのみを処理することを特徴とする(1)から(5)のいずれか記載の移動通信端末。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のチャネル切替方法は、ネットワークと移動通信端末とのチャネル切替えを行う際に、ネットワークからチャネル切替えが指示された時にチャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定とチャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定とを同時に行うことによって、チャネル切替シーケンスの成功率を上げることができるという効果が得られる。
【0084】
また、本発明の他のチャネル切替方法は、上記の同期判定の結果が異常であるユーザデータを破棄し、上記の同期判定の結果が正常であるユーザデータのみを処理することによって、チャネル切替え時のユーザデータのエラー発生確率を低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による移動通信端末の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるチャネル切替動作を示すシーケンスチャートである。
【図3】本発明の一実施例によるチャネル切替え時の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来のレート切替え前及びレート切替え後のデータフォーマットを示す図である。
【図5】従来例によるチャネル切替動作を示すシーケンスチャートである。
【図6】従来例によるチャネル切替えを失敗した時の動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線部
3−1 受信部(#1)
3−2 受信部(#2)
4 合成部
5 データ処理部
6 送信部
7 制御部
31−1〜31−m フィンガ(#1〜#m)部
31−(m+1)〜31−n フィンガ(#m+1〜#n)部
32−1,32−2 合成部
33−1,33−2 同期判定部
Claims (8)
- CDMA(Code Division Multiple Access)方式の移動通信において少なくとも通信中のサービスベアラの追加及び削除とデータ通信レートの変更と拡散コードの変更とのうちのいずれかによるネットワークと移動通信端末との間のチャネル切替シーケンスを行うためのチャネル切替方法であって、
前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定とチャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定とを同時に行って前記ネットワークが前記チャネル切替えを行ったかどうかを判定し、前記ネットワークと前記移動通信端末とのチャネル切替タイミングを合わせることを特徴とするチャネル切替方法。 - 前記チャネル切替えは、前記移動通信端末が通信中に行われる物理的な通信フォーマットの変更であることを特徴とする請求項1記載のチャネル切替方法。
- 前記チャネル切替え後のチャネル設定パラメータで受信したデータの同期判定結果が正常の時に前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了したと判定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のチャネル切替方法。
- 前記チャネル切替え後のチャネル設定パラメータで受信したデータの同期判定結果が異常となりかつ前記チャネル切替え前のチャネル設定パラメータで受信したデータの同期判定結果が正常の時に前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了していないと判定することを特徴とする請求項1または請求項2記載のチャネル切替方法。
- 前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了したと判定した時に前記チャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を停止し、前記チャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を継続することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のチャネル切替方法。
- 前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了していないと判定した時に前記チャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を停止し、前記チャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を継続することを特徴とする請求項1と請求項2と請求項4とのいずれか記載のチャネル切替方法。
- 前記同期判定の結果が異常であるユーザデータを破棄し、前記同期判定の結果が正常であるユーザデータのみを処理することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載のチャネル切替方法。
- CDMA(Code Division Multiple Access)方式の移動通信において少なくとも通信中のサービスベアラの追加及び削除とデータ通信レートの変更と拡散コードの変更とのうちのいずれかによるネットワークとの間のチャネル切替シーケンスを行う移動通信端末であって、
前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え前のチャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期判定を行う第1の受信機と、前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え後のチャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期判定を行う第2の受信機とを有し、
前記第1及び第2の受信機が同時に前記データ受信及び同期判定を行って前記ネットワークが前記チャネル切替えを行ったかどうかを判定し、前記ネットワークとのチャネル切替タイミングを合わせることを特徴とする移動通信端末。
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