JP3628474B2 - 田植機の施肥装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は苗載台及び植付爪を備えて連続的に苗植作業を行う田植機にあって、植付条の側方に施肥を行う田植機の施肥装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
例えば施肥ホッパ内の肥料を送風機の空気送給管からの空気流でもって搬送して施肥を行う装置にあっては、従来空気送給管を大径で剛性を有するものを用いて、本機フレームの一部としてこの空気供給管を使用したり、送風機を直接的にこの空気供給管に連結支持させるなどしていた。そのため空気供給管が必要以上に大径となるなどして、施肥部全体が大形化したり重量が増大化するなどの不都合があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、走行車の後側に連結する植付部には、苗載台及び植付爪と、フロートと、側条作溝器とを設置し、走行車の後部に設ける施肥部は、肥料を入れる施肥ホッパと、肥料を定量供給する肥料繰出ケースと、前記肥料繰出ケースから肥料を搬送ホースを介して前記側条作溝器に排出させるための送風機及びエアタンクとからなり、連続的に苗植作業を行い、かつ植付条の側方に施肥を行う田植機の施肥装置において、前記走行車の車体フレームにベースフレームを取付け、前記ベースフレームに前後横フレームを設置し、前記前後横フレームの両端に左右軸受板を連結し、前記左右軸受板の上部前側及び上部後側を、上部前側横フレーム及び上部後側横フレームにて連結し、前記肥料繰出ケースを設置するための枠フレームは、前記前横フレーム、後横フレーム、上部前側横フレーム、及び上部後側横フレームの4本のフレームと左右軸受板とにより形成し、 前記エアタンクの一端を一方の軸受板にストッパを介して連結し、前記エアタンクの他端を他方の軸受板の外側壁に締結し、樹脂性の前記エアタンクを前記左右軸受板に取外し自在に配置するように構成したものである。したがって、前記施肥ホッパ及び肥料繰出ケース及び前記エアタンクなどを、軽量で高剛性を確保する前記枠フレームを介して相互位置関係に撓みなどによる位置ズレを生じさせることなく良好に保持できる。前記エアタンクを樹脂軽量材にて形成して施肥部の全体構造のコンパクト化と軽量化を図ることができる。
【0004】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は乗用田植機の側面図、図2は同平面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレーム(3)前部上方に搭載させ、ミッションケース(4)前方にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させると共に、前記ギヤ変速ケース(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共に、ステップ(11)を介して作業者が搭乗する車体カバー(12)によって前記ミッションケース(4)等を覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0005】
また、図中(15)は8条植え用の苗載台(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(16)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速回転させるロータリケース(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケース(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケース(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。また前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップリンク(25)及びロワーリンク(26)を含むリンク機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレーム(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)をロワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(17)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように構成する。
【0006】
また、図中(29)は走行変速レバー、(30)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(31)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(34)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条分均平用サイドフロート、(36)は8条用の側条施肥部である。
【0007】
さらに、図3、図4に示す如く、肥料を入れる施肥ホッパ(37)と、肥料を定量供給する肥料繰出部である肥料繰出ケース(38)と、フロート(34)(35)の側条作溝器(39)にフレキシブル形搬送ホース(40)を介して肥料を排出させるターボブロワー型送風機(41)と、円筒形の空気送給管であるエアタンク(42)とを、前記施肥部(36)に備えると共に、エアタンク(42)右側端に送風機(41)を取付け、8条分8組の肥料繰出ケース(38)…をエアタンク(42)上側に配設させている。
【0008】
さらに、図5、図6、図9に示す如く、前記車体フレーム(3)後端の左右支柱(43)上端間に横架する水平フレーム(44)両側に左右ベースフレーム(45)(45)を取付け、前後方向に略水平に横架させる前記ベースフレーム(45)を介して施肥部(36)を設けると共に、ベースフレーム(45)後端部と車体フレーム(3)間にサイドステー(46)を連結させ、前記ベースフレーム(45)の前後に固設する丸パイプ形の前後横フレーム(47)(48)の両端に左右の軸受板(49)(50)を固定させている。
【0009】
そして、左右軸受板(49)(50)の上部前側を丸パイプ形の横フレーム(51)で、また上部後側を四角パイプ形の横フレーム(52)で一体固定させて、横方向の4本のパイプフレーム(47)(48)(51)(52)と左右軸受板(49)(50)とで剛性を有する箱形の枠フレーム(53)を形成すると共に、前記横フレーム(51)(52)に8組のケース前後ブラケット(54)(55)をそれぞれ固設して、8組の繰出ケース(38)の前側及び後側をケース前後ブラケット(54)(55)にそれぞれボルト止め固定させている。
【0010】
また図10、図11に示す如く、左右軸受板(49)(50)の前側間に前記樹脂性のエアタンク(42)を取外し自在に固定させると共に、該タンク(42)の右端に接続する送風機(41)を、前記フレーム(47)の右端に固設するベース台(56)に枢軸(57)及び回動フレーム(58)を介し前方側に折畳み自在に支持させるもので、前記エアタンク(42)は右端に接着固定するストッパの鍔部(42a)を右軸受板(50)の穴部(50a)に挿入させ、左端を左軸受板(49)の穴部(49a)を介して軸受板(49)の外側に突出させて、軸受板(49)の外側壁にボルト(59)止め固定する冂形状蓋板(60)に、エアタンク(42)の左端をパッキン(61)を介し密閉状に固定して、前記送風機(41)とは別個に樹脂性で軽量なエアタンク(42)の確実な取付けを行うように構成している。
【0011】
図7に示す如く、前記繰出ケース(38)の上面前側の取入口(62)に前記ホッパ(37)の下部出口(63)を嵌着させると共に、前記繰出ケース(38)前面下側に取出口(64)を形成し、着脱自在なキャップ(65)によって取出口(64)を閉塞している。
【0012】
また、前記繰出ケース(38)下面に底蓋(66)を着脱自在に固定させると共に、硬質合成樹脂製の前記底蓋(66)下面に出口(67)を形成するもので、エアタンク(42)に前端部を嵌着させる軟質合成樹脂製の接合パイプ(68)を備え、該パイプ(68)後端に硬質合成樹脂製のホースジョイント(69)前端を着脱自在に嵌着させると共に、前記ジョイント(69)後端に前記搬送ホース(40)を嵌着させ、前記送風機(41)の送風をエアタンク(42)から各パイプ(68)…及びホース(40)に吹出させ、底蓋(66)の出口(67)からジョイント(69)中間に落下する肥料を搬送ホース(40)に移動させるもので、T字形フランジを形成する前記ジョイント(69)中間に入口(70)を上向き開放に形成し、底蓋(66)の出口(67)に嵌合キャップ(71)を固定させ、該キャップ(71)を前記入口(70)の外壁に着脱自在に嵌着させ、出口(67)を入口(70)に接続させると共に、前記エアタンク(42)に取付板(72)を一体固定させ、取付板(72)に前記ジョイント(69)をボルト止め固定させている。
【0013】
また、取入口(73)及び吹出口(74)を有する入口板(75)と、同一円周上に略四角形の複数の繰出口(76)…を有する繰出ロールである繰出板(77)と、排出口(78)を有する出口板(79)を備え、略円形平板製の前記各板(75)(77)(79)を繰出ケース(38)と底蓋(66)の間に多層状に配設させると共に、繰出ケース(38)に繰出軸(80)を略垂直に回転自在に軸支させ、各板(75)(77)(79)の中央部に繰出軸(80)下端側を貫通させ、出口板(79)下面に下方側からバネ(81)を弾圧させ、各板(75)(77)(79)を下方に抜出し自在に繰出軸(80)に支持させ、かつ閉塞レバーによって各板(75)(77)(79)を繰出ケース(38)と底蓋(66)間に弾圧させるもので、入口板(75)と出口板(79)を繰出ケース(38)に係止させ、各板(75)(79)に対して繰出軸(80)を遊転させると共に、繰出板(77)を繰出軸(80)に係合軸支させ、繰出軸(80)によって繰出板(77)を強制的に回転させ、取入口(73)から繰出口(76)に入った肥料を排出口(78)に移動させて出口(67)方向に落下させるように構成している。
【0014】
図3、図8に示す如く、前記エンジン(2)出力をPTO軸(82)を介し入力する駆動軸(83)を左支柱(43)に設けると共に、該駆動軸(83)の後端にクランク板(84)を設けている。また、前記枠フレーム(53)にブラケット(85)及び軸(86)を介して単一の調量部材である繰出量調節レバー(87)を支持させると共に、支軸(88)を介して調節リンク(89)及び支点リンク(90)を設け、前記レバー(87)のネジ部(87a)に調節リンク(89)を連結させ、支点リンク(90)に調節支点(91)を取付け、該支点(91)に駆動アーム(92)を軸支させる。
【0015】
また、前記横フレーム(52)に軸受板(93)を介して繰出駆動軸(94)を回転自在に軸支させ、該駆動軸(94)に揺動アーム(95)を固定させ、前記駆動アーム(92)に長さ調節自在な伸縮ロッド(96)を介して揺動アーム(95)を連結させると共に、前記クランク板(84)を駆動アーム(92)に入力ロッド(97)を介して連結させ、PTO軸(82)からの駆動力を繰出駆動軸(94)に伝えるように構成している。
【0016】
さらに、前記繰出軸(80)に連結するクラッチ軸(98)の一方向クラッチ(99)に連係ロッド(100)及びリンク(101)を介して繰出駆動軸(94)を連結させて、クラッチ軸(98)を一方向に間欠的に回転させると共に、前記繰出軸(80)をクラッチ軸(98)に継断自在に連結させるユニットクラッチ(図示省略)のクラッチアーム(102)を、前記植付部(15)の苗載台(16)上側背面部に設ける植付け条止め用ユニットクラッチレバー(103)にクラッチワイヤを介して連結させている。
【0017】
図12、図13にも示す如く、前記繰出駆動軸(94)の回転を停止させるドッグクラッチ式の施肥クラッチ(104)を備えるもので、前記駆動軸(94)に遊転支持させて前記揺動アーム(95)に一体連結させる固定側クラッチ(105)と、前記駆動軸(94)の多角形部(94a)に軸方向にスライド自在に支持させて固定側クラッチ(105)の爪穴(106)にクラッチ爪(107)を係脱自在に係合させる可動側クラッチ(108)と、前記可動側クラッチ(108)をスライド操作して爪穴(106)とクラッチ爪(107)の係合及び解除を行うクラッチレバー(109)と、前記可動側クラッチ(108)の検出片(110)との接触によってこの施肥クラッチ(104)の切を検出するクラッチ切検出スイッチ(111)とを設け、単一のレバー(109)による施肥クラッチ(104)の切操作によって施肥部(36)の全駆動を停止させるように構成している。
【0018】
而して、左右の軸受板(49)(50)間の4本の横フレーム(47)(48)(51)(52)で剛性良好に囲まれる多角形空間内に、前記繰出ケース(38)の底蓋(66)部やエアタンク(42)やジョイント(69)などを安全且つ安定良好に配置させて、各条の施肥量を安定維持させると共に、衝突による破損も防止するもので、また各3本の横フレーム(48)(51)(52)及び(47)(48)(51)で区画される三角形空間内に、前記底蓋(66)及びエアタンク(42)・ジョイント(69)をそれぞれ配置させて、これらの保持をより効果的なものとさせるものである。
【0019】
なお、図4仮想線に示す如く、左右の軸受板(49)(50)間には左右の中軸受板(49a)(50a)など適宜数の中軸受板を必要に応じて設けても良い。
【0020】
図14に示すものは、前記施肥ホッパ(37)を昇降可能とさせる構成を示すもので、左右ベースフレーム(45)(45)に固設する4角形ベース(112)に各軸受(113)を介して4本の昇降ネジ(114)を回転自在に立設させ、これら4本の昇降ネジ(114)に固設するスプロケット(115)…間にチェン(116)を巻回させ、4本の昇降ネジ(114)のうちの1本に1組のウォームギヤ(117)を介して昇降ハンドル(118)を連結させて、該ハンドル(118)操作で4本の昇降ネジ(114)を同一方向に回動させるように設けると共に、前記繰出ケース(38)を支持する横フレーム(51)(52)に左右の昇降板(119)(119)を固設し、左右各2本の昇降ネジ(114)に結合する結合体(120)を左右の昇降板(119)(119)にそれぞれ固設して、前記ハンドル(118)の操作でもって施肥ホッパ(37)を上昇及び下降させ、上昇時に施肥ホッパ(37)内の残留肥料の取出しや保守点検を容易とさせるように構成している。
【0021】
図15に示すものは、施肥ホッパ(37)の上部側壁を蛇腹式可動壁(120)に形成して、高さの変更によってタンク容量を拡大させて施肥作業時の肥料補給回数を低減などさせるもので、施肥ホッパ(37)の下部固定側壁(120a)に肥料残量警報センサ(121)を設置すると共に、本機側或いはホッパ(37)の固定本体部に適宜固定するホッパ蓋(122)にピン或いはボルトなど取付部材(123)を介して可動壁(120)上端を支持させて、その位置保持を図るように構成している。
【0022】
図16及び図17に示すものは、8条用施肥ホッパ(37)の左右最外側の1条分のホッパ(37a)を前方に折畳み可能に設けて施肥部(36)の左右幅を縮小するように設けた構成例を示すもので、左右最外側のユニットクラッチのクラッチアーム(102)とレバー(103)とを連結するクラッチワイヤ(124)のアウタ受け(125)を、折畳み側の可動フレーム(52a)に固設して、従来の如く本機固定側にアウタ受け(125)を設けるものに比べ、左右最外側のホッパ(37a)折畳み時には、その都度クラッチワイヤ(124)先端のクラッチアーム(102)との連結体(124a)を取外しすることなく容易に折畳みするように構成したものである。
【0023】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように、請求項1に係る発明は、走行車(1)の後側に連結する植付部(15)には、苗載台(16)及び植付爪(17)と、フロート(34)(35)と、側条作溝器(39)とを設置し、走行車(1)の後部に設ける施肥部(36)は、肥料を入れる施肥ホッパ(37)と、肥料を定量供給する肥料繰出ケース(38)と、前記肥料繰出ケース(38)から肥料を搬送ホース(40)を介して前記側条作溝器(39)に排出させるための送風機(41)及びエアタンク(42)とからなり、連続的に苗植作業を行い、かつ植付条の側方に施肥を行う田植機の施肥装置において、前記走行車(1)の車体フレーム(3)にベースフレーム(45)を取付け、前記ベースフレーム(45)に前後横フレーム(47)(48)を設置し、前記前後横フレーム(47)(48)の両端に左右軸受板(49)(50)を連結し、前記左右軸受板(49)(50)の上部前側及び上部後側を、上部前側横フレーム(51)及び上部後側横フレーム(52)にて連結し、前記肥料繰出ケース(38)を設置するための枠フレーム(53)は、前記前横フレーム(47)、後横フレーム(48)、上部前側横フレーム(51)、及び上部後側横フレーム(52)の4本のフレームと左右軸受板(49)(50)とにより形成し、前記エアタンク(42)の一端を一方の軸受板(50)にストッパ(42a)を介して連結し、前記エアタンク(42)の他端を他方の軸受板(49)の外側壁に締結し、樹脂性の前記エアタンク(42)を前記左右軸受板(49)(50)に取外し自在に配置するように構成した。したがって、前記施肥ホッパ(37)及び肥料繰出ケース(38)及び前記エアタンク(42)などを、軽量で高剛性を確保する前記枠フレーム(53)を介して相互位置関係に撓みなどによる位置ズレを生じさせることなく良好に保持できる。前記エアタンク(42)を樹脂軽量材にて形成して施肥部(36)の全体構造のコンパクト化と軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の全体側面図である。
【図2】乗用田植機の全体平面図である。
【図3】植付部の側面図である。
【図4】施肥ホッパ部の背面説明図である。
【図5】施肥ホッパ部の平面説明図である。
【図6】施肥ホッパ部の側面説明図である。
【図7】施肥繰出部の断面説明図である。
【図8】施肥駆動部の説明図である。
【図9】枠フレーム部の側面説明図である。
【図10】枠フレーム部の平面説明図である。
【図11】エアタンクの取付説明図である。
【図12】施肥クラッチ部の説明図である。
【図13】施肥クラッチ部の斜視説明図である。
【図14】施肥部の昇降構造を示す説明図である。
【図15】施肥ホッパの蛇腹構造を示す説明図である。
【図16】折畳み構造の施肥部の平面説明図である。
【図17】ユニットクラッチワイヤ部の取付説明図である。
【符号の説明】
(1)走行車
(3)車体フレーム
(15)植付部
(16)苗載台
(17)植付爪
(34)(35)フロート
(36)施肥部
(37)施肥ホッパ
(38)肥料繰出ケース
(39)側条作溝器
(41)送風機
(42)エアタンク
(42a)ストッパ(鍔部)
(47)(48)(51)(52)横フレーム
(49)(50)軸受板
(53)枠フレーム
(59)ボルト

Claims (1)

  1. 走行車の後側に連結する植付部には、苗載台及び植付爪と、フロートと、側条作溝器とを設置し、
    走行車の後部に設ける施肥部は、肥料を入れる施肥ホッパと、肥料を定量供給する肥料繰出ケースと、前記肥料繰出ケースから肥料を搬送ホースを介して前記側条作溝器に排出させるための送風機及びエアタンクとからなり、
    連続的に苗植作業を行い、かつ植付条の側方に施肥を行う田植機の施肥装置において、
    前記走行車の車体フレームにベースフレームを取付け、前記ベースフレームに前後横フレームを設置し、前記前後横フレームの両端に左右軸受板を連結し、
    前記左右軸受板の上部前側及び上部後側を、上部前側横フレーム及び上部後側横フレームにて連結し、
    前記肥料繰出ケースを設置するための枠フレームは、前記前横フレーム、後横フレーム、上部前側横フレーム、及び上部後側横フレームの4本のフレームと左右軸受板とにより形成し、 前記エアタンクの一端を一方の軸受板にストッパを介して連結し、前記エアタンクの他端を他方の軸受板の外側壁に締結し、樹脂性の前記エアタンクを前記左右軸受板に取外し自在に配置するように構成したことを特徴とする田植機の施肥装置。
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