JP3627678B2

JP3627678B2 - VoIP system and test method thereof

Info

Publication number: JP3627678B2
Application number: JP2001184716A
Authority: JP
Inventors: 好彦北御門
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2001-06-19
Filing date: 2001-06-19
Publication date: 2005-03-09
Anticipated expiration: 2021-06-19
Also published as: JP2003008666A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声符号化／再生動作の正常性を確認するための試験を行うＶｏＩＰシステムおよびその試験方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
交換機とインタフェースを行うゲートウエイであるＴＧＷ(Trunk Gateway) の音声符号化／再生動作の試験方法として、正弦波信号を符号化した試験パターンを、ＴＧＷの交換機インタフェース側で折り返し、折り返された信号の受信データのレベル情報をもとに、音声符号化／再生動作の正常性を判断する試験方法が知られている。
【０００３】
ＶｏＩＰ(Voice over IP) システムの音声符号化／再生動作の確認は、一般的には、以下の方法で行っている。
【０００４】
（１）試験データをＴＧＷで折り返し、その試験データと折り返しデータの一致の確認を行う。
（２）ＩＴＵ−Ｔ等で勧告されているテストパターンを、試験サーバからＴＧＷの音声符号化回路へ送信し、その音声符号化回路において、音声符号化アルゴリズムに基づいて音声符号変換を行う。そして、変換後のデータを試験サーバへ送り返し、試験サーバでは、そのデータを期待値パターンと照合して、音声符号化回路の正常性を確認する。この方法と、ＴＧＷにモニタ回路を設けて試験音声を再生し、音声として確認する方法とを組み合わせて、ＴＧＷの音声符号化／再生動作を試験する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、試験サーバとＴＧＷのパケット化回路、および音声符号化回路について音声符号化動作の正常性の確認はできても、音声符号化回路の交換機インタフェース側の確認ができないという問題がある。
【０００６】
さらには、上述した、ＴＧＷにモニタ回路を設け、試験音声を再生させて音声として確認する方法では、その確認を人間が行う必要がある。そのため、複数回線の試験を行う場合等において、試験に時間がかかり、操作性が悪いという問題がある。
【０００７】
本発明は、上述の課題に鑑みなてされたものであり、その目的とするところは、音声正常性の確認のためのデータ照合時間の短縮と操作性を改善したＶｏＩＰシステムおよびその試験方法を提供することである。
【０００８】
すなわち、本発明は、ＶｏＩＰシステムのＴＧＷにおける音声符号化／再生動作の正常性を効率的に確認するための試験方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、ＴＧＷ（ Trunk Gateway ）を介して交換機およびＩＰ（ Internet Protocol ）ネットワークに接続されるとともに、ＩＰパケットを用いて符号化音声信号を転送するＶｏＩＰ（ Voice over IP ）システムであって、前記ＴＧＷは音声符号化部とパケット化部を有する、当該ＶｏＩＰシステムにおいて、前記ＩＰネットワークに接続された試験サーバと、前記ＴＧＷ内の前記交換機側に配された信号折り返し手段と、有音データと無音データからなる所定形式の試験パターンを前記試験サーバに格納する格納手段と、前記信号折り返し手段の動作モードを設定する設定手段とを有し、前記ＴＧＷの正常性を確認するとき、前記試験サーバは、所定のテストデータを前記パケット化部に送信し、前記試験サーバから前記所定のテストパターンを受信したとき、前記パケット化部は、前記テストデータをパケット単位に分割し、かつ前記試験サーバに返信し、前記試験サーバは、前記パケット化部から前記パケット単位に分割された前記テストパターンを受信したとき、前記パケット化部から受信したテストパターンと前記試験サーバから送信したテストパターンとが一致しているか否かを判断し、前記返信されたテストデータと前記所定のテストデータとが一致していると判断されたとき、テストパターンを前記音声符号化部に送信し、前記音声符号化部は、前記試験サーバから前記テストパターンを受信したとき、所定の音声符号化アルゴリズムに基づいて音声符号変換し、前記テストパターンの音声符号変換後、変換後のテストパターンを前記試験サーバに返信し、前記試験サーバは、前記音声符号化部から前記変換後のテストパターンを受信したとき、前記変換後のテストパターンと期待値パターンとを照合し、前記変換後のテストパターンと前記期待値パターンが一致したとき、設定手段は、前記信号折り返し手段を折り返し動作モードに設定し、前記折り返し手段が折り返し動作モードに設定されたとき、前記試験サーバは、前記音声符号化部と前記パケット化部を介して、前記折り返し手段へ前記試験パターンを送信し、前記試験サーバから前記試験パターンを受信したとき、前記信号折り返し手段は、再度、前記音声符号化部と前記パケット化部を介して、前記試験サーバに返信し、前記折り返し手段から前記試験パターンを受信したとき、前記格納手段は、受信した前記試験パターンを格納し、前記格納手段に受信した前記試験パターンが格納されたとき、前記試験サーバは、格納された前記試験パターンに基づいて所定の判定試験を行うことを特徴とする。
【００１０】
請求項２記載の発明は、請求項１記載のＶｏＩＰシステムにおいて、前記試験パターンは、前記ＴＧＷの音声符号化／再生動作の無音区間を示す前記無音データとを組み合わせたパターンからなることを特徴とする。
【００１１】
請求項３記載の発明は、請求項２記載のＶｏＩＰシステムにおいて、前記判定試験では、前記ＴＧＷの音声符号化／再生動作の正常性を確認することを特徴とする。
【００１２】
請求項４記載の発明は、請求項３記載のＶｏＩＰシステムにおいて、前記信号折り返し手段より折り返された前記試験パターンの前記無音区間の幅と前記試験サーバより送出された前記試験パターンの有する無音区間幅との比較結果をもとに、前記正常性の確認を行うことを特徴とする。
【００１３】
請求項５記載の発明は、請求項４記載のＶｏＩＰシステムにおいて、前記比較に際して、前記音声符号化部における音声符号の種類による音声フレーム時間を考慮することを特徴とする。
【００１４】
請求項６記載の発明は、請求項５記載のＶｏＩＰシステムにおいて、前記音声フレーム時間は、前記音声符号化部における符号化遅延、および再符号化遅延を含むことを特徴とする。
【００１５】
請求項７記載の発明は、ＴＧＷ（ Trunk Gateway ）を介して交換機およびＩＰ（ Internet Protocol ）ネットワークに接続されるとともに、ＩＰパケットを用いて符号化音声信号を転送するＶｏＩＰ（ Voice over IP ）システムであって、前記ＩＰネットワークに接続された試験サーバと、有音データと無音データからなる所定形式の試験パターンを前記試験サーバに格納する格納手段と、前記信号折り返し手段の動作モードを設定する設定手段と、前記ＴＧＷは、音声符号化部と、パケット化部と、前記ＴＧＷ内の前記交換機側に配された信号折り返し手段とを有するＶｏＩＰシステムの試験方法において、前記ＴＧＷの正常性を確認するとき、前記試験サーバは、所定のテストデータを前記パケット化部に送信し、前記試験サーバから前記所定のテストパターンを受信したとき、前記パケット化部は、前記テストデータをパケット単位に分割し、かつ前記試験サーバに返信し、前記試験サーバは、前記パケット化部から前記パケット単位に分割された前記テストパターンを受信したとき、前記パケット化部から受信したテストパターンと前記試験サーバから送信したテストパターンとが一致しているか否かを判断し、前記返信されたテストデータと前記所定のテストデータとが一致していると判断されたとき、テストパターンを前記音声符号化部に送信し、前記音声符号化部は、前記試験サーバから前記テストパターンを受信したとき、所定の音声符号化アルゴリズムに基づいて音声符号変換し、前記テストパターンの音声符号変換後、変換後のテストパターンを前記試験サーバに返信し、前記試験サーバは、前記音声符号化部から前記変換後のテストパターンを受信したとき、前記変換後のテストパターンと期待値パターンとを照合し、前記変換後のテストパターンと前記期待値パターンが一致したとき、設定手段は、前記信号折り返し手段を折り返し動作モードに設定し、前記折り返し手段が折り返し動作モードに設定されたとき、前記試験サーバは、前記音声符号化部と前記パケット化部を介して、前記折り返し手段へ前記試験パターンを送信し、前記試験サーバから前記試験パターンを受信したとき、前記信号折り返し手段は、再度、前記音声符号化部と前記パケット化部を介して、前記試験サーバに返信し、前記折り返し手段から前記試験パターンを受信したとき、前記格納手段は、受信した前記試験パターンを格納し、前記格納手段に受信した前記試験パターンが格納されたとき、前記試験サーバは、格納された前記試験パターンに基づいて前記ＴＧＷの音声符号化／再生動作の正常性を確認する所定の判定試験を行うことを特徴とする。
【００１６】
請求項８記載の発明は、請求項７記載のＶｏＩＰシステムの試験方法において、前記判定試験は、前記信号折り返し部より折り返された前記試験パターンの前記無音区間の幅と前記試験サーバより送出された前記試験パターンの有する無音区間幅との比較結果をもとに、前記正常性の確認を行うことを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
［システムの概要］
本発明の一実施の形態として、ＶｏＩＰシステムにおける音声の正常性の確認は、システムに試験サーバを設け、その試験サーバに、後述する試験パターンを送信して行う。また、ＴＧＷの交換機インタフェース側は、折り返し回路を有する。
【００１８】
ここでは、試験サーバからの試験パターン（送信）は、ＲＴＰパケット化され、ＴＧＷのパケット化部を経由して音声符号化部に供給され、通常の音声と同様、音声符号化部で音声符号化処理が行われる。その出力は、ＴＤＳＷ(Time division Switch ：時分割スイッチ) に接続されている折り返し回路で折り返され、再び、音声符号化部へ入力された後、音声符号化部とパケット化部でパケット化される。
【００１９】
なお、試験パターンのＲＴＰパケット化の際、無音区間については、後述するように送信しない。
【００２０】
パケット化部は、パケット化したＲＴＰパケットを試験サーバに送信する。試験サーバは、受信したＲＴＰパケットのシーケンス番号（ＳＱ＃）、およびタイムスタンプ(Time Stamp)を確認する。そして、試験サーバは、受信したＲＴＰパケットのシーケンス番号（ＳＱ＃）、およびタイムスタンプより、そのパケットに、送信した試験パターンと同等の無音区間が存在することを確認する。
【００２１】
本発明に係る音声符号化／再生動作の正常性確認では、上記のパケット化部、および音声符号化部の正常性を確認／保証するため、後述するＰｉｎｇ試験、および音声符号化部における試験例（テストベッド）を事前に行ってから、実際の確認を実行する必要がある。
【００２２】
［システム構成］
以下、本発明の実施の形態に係るＶｏＩＰシステムの構成を説明する。図１は、本実施の形態に係るＶｏＩＰシステムの全体構成を示すブロック図である。同図に示すようにＶｏＩＰシステムは、交換機１１，１２間に設置され、これらの交換機との音声信号のインタフェースや、ＩＰネットワーク２０内でのＲＴＰ(Real-time Transport Protocol)パケットを送受信するＴＧＷ(Trunk Gateway) １３，１４を有する。
【００２３】
交換機１１，１２は、それぞれ端末１１ｂ，１２ｂを収容するとともに、ＴＤＳＷ( 時分割スイッチ) １１ａ，１２ａを有しており、それらのスイッチと通話用回線１６，１７を介して、ＴＧＷ１３，１４に接続されている。
【００２４】
本ＶｏＩＰシステムの制御系には、各ＴＧＷ１３，１４を制御するコール・エージェント(Call Agent)２５が配され、このコール・エージェント２５は、ＳＧＷ(Signaling Gateway) ２３，２４を介して、各交換機１１，１２を制御する。そして、各ＴＧＷ間を接続するＩＰネットワーク２０には、試験サーバ１５が接続されている。
【００２５】
図２は、本実施の形態に係るＶｏＩＰシステムのＴＧＷ１３，１４の内部構成を示すブロック図である。各ＴＧＷ１３，１４は、ＴＧＷ全体の制御を行うＴＧＷ制御部３１、入力信号をパケット化するためのパケット化部３２および音声符号化部３３、時分割スイッチＴＳＷ３４、通信用回線とのインタフェースとなるＩＮＦ部３５を有する。また、ＴＳＷ３４には、後述する折り返し回路３６が接続されている。
【００２６】
図３は、ＴＧＷ１３，１４のパケット化部３２および試験サーバ１５間で音声信号の転送を行う際のＲＴＰパケットのフォーマット例である。同図に示すように、ＲＴＰパケット４１のＲＴＰ部は、シーケンス番号（ＳＱ＃）４３、およびタイムスタンプ(Time)４４を含んで構成される。
【００２７】
［システムの動作］
以下、本実施の形態に係るＶｏＩＰシステムの動作について説明する。最初に、通常のＶｏＩＰシステムの動作を説明する。図１に示す交換機１１，１２の内、一方の交換機（例えば、交換機１１）より、その制御系２１、およびＳＧＷ２３を経由して、呼の接続が要求されると、コール・エージェント２５は、他方の交換機１２へ、ＳＧＷ２４を経由して、その交換機の制御系２２へ着信を要求する。
【００２８】
コール・エージェント２５は、着信側の交換機１２より応答信号が返送されると、発信側交換機１１へ、その応答を返すとともに、その交換機１１と対向するＴＧＷ１３に対して所定の動作の準備を指示する。準備を指示されたＴＧＷ１３は、交換機からのデジタル化された音声信号を効率よく転送するため、その音声信号をＴＧＷ内の音声符号化部３３（図２参照）で符号化する。
【００２９】
このように符号化された音声信号は、パケット化部３２で、図３に示すＲＴＰパケットに変換し、相手側交換機のＴＧＷ１４へ、そのＲＴＰパケットを送信する。
【００３０】
一方、相手側ＴＧＷ１４は、そのパケット化部３２で、ＩＰネットワーク２０を介して送信されてきたＲＴＰパケットを受信し、そのパケットに含まれるシーケンス番号（ＳＱ＃）４３、およびタイムスタンプ４４の正常性を確認する。
【００３１】
このように、音声符号化部３３へ送られた音声は、そこで符号化されてデジタル信号に変換される。その信号は、ＴＳＷ３４、ＩＮＦ部３５を介して、相手交換機へ送られる結果、交換機間の音声通話が可能となる。
【００３２】
このとき、ＴＧＷ１３，１４では、音声信号の無音区間においては、ＩＰネットワーク２０上での転送効率を上げる目的で、その信号をパケット化しない。そして、受信側のＴＧＷは、そのパケット化部３２におけるＲＴＰパケットの受信が途切れると、音声符号化部３３で無音再生の動作を行う。
【００３３】
ＴＧＷは、次にＲＴＰパケットを受信したならば、再び、受信したＲＴＰパケットのペイロード（Ｇ．７ＸＸ）を音声符号化部３３へ送り、音声の再生を再開する。交換機１１，１２間におけるＲＴＰパケットの送受信は、上述したシーケンス番号（ＳＱ＃）４３、およびタイムスタンプ４４により、互いのＴＧＷ１３，１４のパケット化部３２で管理する。
【００３４】
［音声の正常性の確認］
本実施の形態に係るＶｏＩＰシステムにおける音声正常性の確認動作について説明する。図１に示す試験サーバ１５は、所定の信号パターンからなる試験パターンを有する。試験サーバ１５は、本ＶｏＩＰシステム内における音声符号化／再生動作の正常性の確認を指示されたならば、最初に、試験するＴＧＷに対する正常性確認を行う。
【００３５】
すなわち、試験サーバ１５は、図４に示すＰｉｎｇ試験により、ＴＧＷ内のパケット化部３２の正常性を確認する。具体的には、試験サーバ１５が、図中、矢印で示すように、所定のテストデータ５１をパケット化部３２へ送り、パケット化部３２より折り返されたデータ（折り返しデータ）５２を受ける。この折り返しデータ５２がテストデータ５１と一致していれば、パケット化部３２は正常であることが確認される。
【００３６】
試験サーバ１５は、上記のＰｉｎｇ試験により、パケット化部３２の正常性を確認すると、次に、試験対象のＴＧＷ内の音声符号化部３３について、その正常性を確認する。図５は、音声符号化部３３の試験例（テストベッド）を示している。
【００３７】
かかる音声符号化部の試験例（テストベッド）において、試験サーバ１５は、ＩＴＵ−Ｔ等で勧告されているテストパターン５５を、ＴＧＷ内の音声符号化部３３へ送信する。音声符号化部３３では、所定の音声符号化アルゴリズムに基づいて音声符号変換を行い、変換後のデータを試験サーバ１５へ送り返す。そこで、試験サーバ１５は、送り返されたデータを発生パターン５６として、そのパターンと期待値パターン５７とを照合し、それらが一致すれば、音声符号化部３３が正常であると判断する。
【００３８】
このように、本実施の形態に係るＶｏＩＰシステムでは、上述したＰｉｎｇ試験と併せて、音声符号化部３３の正常性を確認するための動作を行い、ＴＧＷ内のパケット化部、および音声符号化部について、交換機インタフェース部を除く部分の正常性を確認する。
【００３９】
ところで、上述した確認方法では、ＴＧＷの音声符号化部３３の内、交換機インタフェース側、およびＴＳＷ３４の確認はできない。そのため、上記とは別の確認手段が必要となる。
【００４０】
そこで、試験サーバ１５は、上記のＰｉｎｇ試験と併せて、ＴＧＷ内のパケット化部３２、および音声符号化部３３の、交換機インタフェース部を除く部分の正常性確認が完了すると、ＴＧＷのＴＧＷ制御部３１に指示を出す。この指示によって、ＴＳＷ３４、および、それに接続された折り返し回路３６が「折り返し」に設定される。
【００４１】
図６は、試験サーバ１５に保有された試験パターンと、ＴＧＷでの受信パターンとの関係を示すタイミング図である。同図の（ａ）は、この試験に使用する試験パターンである。ここでは、シーケンスＳｑ１〜Ｓｑ３それぞれに対応するＡ（ｔ１），Ｂ（ｔ２），Ｃ（ｔ３）と、それに続く無音時間Ｔ＝Ｘの無音区間（無音データ）と、さらにそれに続く、シーケンスＳｑ４〜Ｓｑ６それぞれに対応するＤ（ｔ４），Ｅ（ｔ５），Ｆ（ｔ６）とからなる試験パターンを、これらの順に連続してＴＧＷ１へ送信する。なお、無音区間以外に位置するデータは、有音データである。
【００４２】
ＴＧＷのパケット化部３２、音声符号化部３３は、試験サーバ１５より受信した、上記の試験パターンを、通常の音声信号と同様に扱い、それを交換機インタフェースのデジタル信号として、ＴＳＷ３４へ送出する。
【００４３】
このとき、ＴＳＷ３４、および折り返し回路３６は、上述したように、ＴＧＷ制御部３１によって、「折り返し」に設定されているため、入力信号（試験パターン）は、再び、音声符号化部３３、およびパケット化部３２で、ＲＴＰパケット化され、それが試験サーバ１５に送信される。
【００４４】
その結果、試験サーバ１５は、図６の（ｂ）に示すような遅延時間ｔの遅延を受けた試験パターンを、シーケンスＳｑ１〜無音時間〜Ｓｑ６に対応したＡ'（ｔ１），Ｂ'（ｔ２），Ｃ'（ｔ３）、無音信号、Ｄ'（ｔ４），Ｅ'（ｔ５），Ｆ'（ｔ６）の順に受信する。
【００４５】
具体的には、試験サーバ１５は、ＲＴＰパケットのシーケンス番号（ＳＱ＃）により、パケット順序の正常性をチェックし、さらに、以下の確認動作をする。すなわち、試験パターンの無音区間の長さ（幅）が、有音C （ｔ３）のタイムスタンプから、次の有音Ｄ（ｔ４）までとなっており、折り返して受信したＲＴＰパケットのＣ'（ｔ３），Ｄ'（ｔ４）のタイムスタンプを比較することで、試験サーバ１５から送信した試験パターンが、正常にＴＧＷで折り返されたかどうかを確認する。
【００４６】
換言すれば、試験サーバ１５は、折り返し受信したパケットに、自らが送信した試験パターンと同等の無音区間が存在することを確認する。
【００４７】
このように、試験サーバ１５から送信された試験パターンが、正常にＴＧＷで折り返されたかを確認することで、ＴＧＷのパケット化部３２、音声符号化部３３、およびＴＳＷ３４における音声符号化／再生動作の正常性を確認する。
【００４８】
また、この際、音声符号の種類により、音声化フレーム時間の違いがあり、試験パターンの送信時、および折り返し時という２回の音声符号化処理による影響（音声符号化部３３での符号化遅延、および再符号化の遅延）を考慮する必要がある。
【００４９】
そこで、試験サーバ１５による無音区間の正常性判定の際、折り返し受信したパターンの無音区間数が、試験パターンに対して、
−２≦無音区間数≦＋２ …（１）
の関係にあるか、または、音声符号化アルゴリズムの最上フレーム時間をベースとした、
−２フレーム時間≦｛Ｄ（ｔ４）−Ｃ（ｔ３）｝+ ２フレーム時間 …（２）
のいずれかによる判定により、音声符号化部の音声符号化／再生動作の正常性を確認する。
【００５０】
以上説明したように、本実施の形態によれば、ＴＧＷの交換機インタフェース側に折り返し回路を設け、試験サーバより、有音データと無音区間のデータからなる試験パターンを音声符号化部へ送信して音声符号に変換し、折り返し回路を用いて再び、音声符号変換、およびＲＴＰパケット化した試験パターンを試験サーバへ送り返し、その試験サーバで受信したＲＴＰパケットの受信状況により、つまり、送信パターンの有する無音区間と折り返し受信した試験パターンの無音時間の範囲を比較して、それが一定範囲内にある場合、ＴＧＷの音声符号化／再生動作が正常であると確認することで、ＶｏＩＰシステムの音声正常性の確認に際して、人間による有音音声データの内容確認を行わずに複数回線の試験時間の短縮（データ照合時間の短縮）と、その操作性の改善ができる。
【００５１】
すなわち、上述した３つの試験を行って、ＴＧＷの音声符号化／再生動作の正常性を確認するので、音声符号データの内容チェックを行うことなく、複数回線の試験時間を短縮でき、しかも、人手の介在が不要であるため、操作性の優れたＶｏＩＰシステムの音声正常性の確認を行える。
【００５２】
さらには、本実施の形態に係るシステムでは、音声符号化データの内容を確認しないで、試験パターンの無音区間と折り返しデータの無音区間の長さを単に比較するので、試験サーバに大きなデータ処理能力を必要とせず、試験時間を短縮でき、しかも、システムがオンラインサービス中であっても、そのサービスを停止することなく、個々の回線単位に音声符号化／再生動作の正常性を確認できる。
【００５３】
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能である。例えば、試験サーバ１５は、コール・エージェント２５、ＴＧＷ内のＴＧＷ制御部３１、およびＩＰネットワーク２０内の他サーバを一括してまとめた構成としてもよい。
【００５４】
また、上記実施の形態では、音声符号化方式の種別等については、特に記述していない。従って、本発明は、特定の音声符号化方式にはとらわれず、上記ＶｏＩＰシステムの音声正常性の確認は、全ての音声符号化方式が対象となる。
【００５５】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、音声符号化部とパケット化部を有するＴＧＷを介して交換機およびＩＰネットワークに接続されるとともに、ＩＰパケットを用いて符号化音声信号を転送するＶｏＩＰシステムにおいて、有音データと無音データからなる所定形式の試験パターンを、ＩＰネットワークに接続された試験サーバに格納し、ＴＧＷ内の交換機側に配された信号折り返し手段の動作モードが折り返し動作モードに設定されている場合、試験サーバより音声符号化部とパケット化部を介して、信号折り返し手段へ試験パターンを送り、その信号折り返し手段より、再度、これら音声符号化部とパケット化部を介して、試験サーバで受信した試験パターンに基づいて、ＴＧＷの音声符号化／再生動作の正常性を確認することで、かかる正常性の確認を人間が行わずに、複数回線の試験時間の短縮、その操作性の改善を実現できる。
【００５６】
また、本発明によれば、試験サーバは、音声符号化データの内容を確認しないで、試験パターンの無音区間と折り返しデータの無音区間の長さを単に比較しているため、試験サーバに大きなデータ処理能力を必要とせず、試験時間を短縮できる。
【００５７】
さらには、システムがオンラインサービス中であっても、そのサービスを停止することなく、個々の回線単位に音声符号化／再生動作の正常性を確認できるという効果がある。
【００５８】
他の発明に係るＶｏＩＰシステムの試験方法によっても、音声符号化部とパケット化部を有するＴＧＷを介して交換機およびＩＰネットワークに接続されるとともに、ＩＰパケットを用いて符号化音声信号を転送するＶｏＩＰシステムの試験方法において、ＴＧＷ内の交換機側に配された信号折り返し部の動作モードが折り返し動作に設定されている場合、ＩＰネットワークに接続された試験サーバより、ＴＧＷ内の音声符号化部とパケット化部を介して、信号折り返し部へ、有音データと所定時間幅の無音区間を示す無音データとを組み合わせたパターンからなる試験パターンを送信し、その信号折り返し部より、再度、音声符号化部とパケット化部を介して送信された試験パターンを試験サーバで受信し、受信した試験パターンに基づいてＴＧＷの音声符号化／再生動作の正常性を確認することで、複数回線の試験時間の短縮、その操作性の改善を伴った、ＴＧＷの音声符号化／再生動作の正常性を確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るＶｏＩＰシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図２】実施の形態に係るＶｏＩＰシステムのＴＧＷの内部構成を示すブロック図である。
【図３】ＲＴＰパケットのフォーマット例を示す図である。
【図４】Ｐｉｎｇ試験を示す図である。
【図５】音声符号化部の試験例（テストベッド）を示す図である。
【図６】試験パターンと受信パターンの関係を示すタイミング図である。
【符号の説明】
１１，１２交換機
１１ｂ，１２ｂ端末
１３，１４ＴＧＷ(Trunk Gateway)
１５試験サーバ
１６，１７通話用回線
２０ＩＰネットワーク
２３，２４ＳＧＷ(Signaling Gateway)
２５コール・エージェント
３１ＴＧＷ制御部
３２パケット化部
３３音声符号化部
３４時分割スイッチ
３５ＩＮＦ部
３６折り返し回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a VoIP system that performs a test for confirming the normality of a voice encoding / playback operation and a test method therefor.
[0002]
[Prior art]
As a test method for voice encoding / playback operation of the TGW (Trunk Gateway), which is a gateway that interfaces with the exchange, a test pattern that encodes a sine wave signal is folded back on the TGW exchange interface side, and the folded signal is received. A test method for determining the normality of a voice encoding / playback operation based on data level information is known.
[0003]
The voice encoding / playback operation of the VoIP (Voice over IP) system is generally confirmed by the following method.
[0004]
(1) The test data is turned back by TGW, and the test data and the turn-back data are checked for coincidence.
(2) A test pattern recommended by ITU-T or the like is transmitted from the test server to the TGW speech coding circuit, and the speech coding circuit performs speech code conversion based on the speech coding algorithm. Then, the converted data is sent back to the test server, and the test server verifies the normality of the speech encoding circuit by comparing the data with the expected value pattern. This method is combined with a method of providing a monitor circuit in the TGW to reproduce test audio and confirming it as audio to test the audio encoding / reproducing operation of the TGW.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional technology, although the normality of the speech coding operation can be confirmed for the test server, the TGW packetization circuit, and the speech coding circuit, it cannot be confirmed on the exchange interface side of the speech coding circuit. There's a problem.
[0006]
Furthermore, in the above-described method in which a monitor circuit is provided in the TGW and the test sound is reproduced and confirmed as sound, it is necessary for the person to confirm the sound. For this reason, when testing a plurality of lines, there is a problem that the test takes time and operability is poor.
[0007]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a VoIP system and a test method thereof that shortens data collation time for voice normality confirmation and improves operability. Is to provide.
[0008]
That is, an object of the present invention is to provide a test method for efficiently confirming the normality of the voice encoding / playback operation in the TGW of the VoIP system.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The invention described in claim 1 is a VoIP ( Voice over IP ) system that is connected to an exchange and an IP ( Internet Protocol ) network via a TGW ( Trunk Gateway ) and transfers an encoded voice signal using an IP packet. The TGW includes a voice encoding unit and a packetizing unit. In the VoIP system, the test server connected to the IP network, and a signal return unit arranged on the exchange side in the TGW, A storage unit that stores a test pattern of a predetermined format composed of sound data and silence data in the test server; and a setting unit that sets an operation mode of the signal return unit. When checking the normality of the TGW, The test server transmits predetermined test data to the packetizing unit, and the predetermined test pattern is transmitted from the test server. When the packet is received, the packetizing unit divides the test data into packet units and returns the packet to the test server, and the test server divides the test data into the packet units from the packetizing unit. When a pattern is received, it is determined whether or not the test pattern received from the packetization unit matches the test pattern transmitted from the test server, and the returned test data and the predetermined test data are When it is determined that they match, a test pattern is transmitted to the speech encoding unit, and the speech encoding unit receives the test pattern from the test server based on a predetermined speech encoding algorithm. Voice code conversion is performed, and after the voice code conversion of the test pattern, the converted test pattern is returned to the test server, and the test pattern is returned. When the server receives the converted test pattern from the speech encoding unit, the server collates the converted test pattern with the expected value pattern, and when the converted test pattern matches the expected value pattern The setting means sets the signal return means to the return operation mode, and when the return means is set to the return operation mode, the test server passes through the speech encoding unit and the packetizing unit, and When the test pattern is transmitted to the loopback means and the test pattern is received from the test server, the signal loopback means returns again to the test server via the voice encoding section and the packetizing section. When the test pattern is received from the folding means, the storage means stores the received test pattern, and When the test pattern received to pay means is stored, the test server, and performs a predetermined determination test based on the test pattern stored.
[0010]
A second aspect of the present invention is the VoIP system according to the first aspect, wherein the test pattern is a pattern in which the silent data indicating the silent period of the voice encoding / playback operation of the TGW is combined. To do.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the VoIP system according to the second aspect, the normality of the voice encoding / reproducing operation of the TGW is confirmed in the determination test.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the VoIP system according to the third aspect, the width of the silent section of the test pattern folded by the signal folding means and the silent section width of the test pattern sent from the test server The normality is confirmed on the basis of the comparison result.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, in the VoIP system according to the fourth aspect, in the comparison, a voice frame time according to a voice code type in the voice coding unit is considered.
[0014]
A sixth aspect of the present invention is the VoIP system according to the fifth aspect, wherein the voice frame time includes a coding delay and a re-coding delay in the voice coding unit.
[0015]
The invention described in claim 7 is a VoIP ( Voice over IP ) system that is connected to an exchange and an IP ( Internet Protocol ) network via a TGW ( Trunk Gateway ) and transfers an encoded voice signal using an IP packet. A test server connected to the IP network; storage means for storing a test pattern in a predetermined format comprising voice data and silence data in the test server; and setting means for setting an operation mode of the signal loopback means And when the TGW confirms the normality of the TGW in a test method of a VoIP system having a voice encoding unit, a packetizing unit, and a signal loopback unit arranged on the exchange side in the TGW. The test server transmits predetermined test data to the packetization unit, and the predetermined test data is transmitted from the test server. When receiving a pattern, the packetizing unit divides the test data into packet units and returns the test data to the test server, and the test server divides the test data into the packet units from the packetizing unit. Is received, the test pattern received from the packetizing unit and the test pattern transmitted from the test server are matched to determine whether the returned test data and the predetermined test data match. When it is determined that the test pattern has been received, the test pattern is transmitted to the speech encoding unit. When the speech encoding unit receives the test pattern from the test server, the speech pattern is transmitted based on a predetermined speech encoding algorithm. Code conversion, after the voice code conversion of the test pattern, return the converted test pattern to the test server, Test server, upon receiving the test pattern of the converted from the voice encoding unit, collates the expected pattern and the test pattern of the converted test pattern and the expected pattern of the converted matches The setting means sets the signal return means to the return operation mode, and when the return means is set to the return operation mode, the test server passes through the speech encoding unit and the packetizing unit, When the test pattern is transmitted to the loopback means and the test pattern is received from the test server, the signal loopback means returns again to the test server via the voice encoding unit and the packetizing unit. And when the test pattern is received from the folding means, the storage means stores the received test pattern, When the received test pattern is stored in the storage means, the test server performs a predetermined determination test for confirming the normality of the voice encoding / playback operation of the TGW based on the stored test pattern It is characterized by that.
[0016]
According to an eighth aspect of the present invention, in the VoIP system test method according to the seventh aspect, the judgment test is sent from the test server and the width of the silent section of the test pattern folded from the signal folding unit. The normality is confirmed based on a comparison result with a silent section width of the test pattern.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[System Overview]
As an embodiment of the present invention, voice normality confirmation in a VoIP system is performed by providing a test server in the system and transmitting a test pattern to be described later to the test server. Further, the exchange interface side of the TGW has a folding circuit.
[0018]
Here, the test pattern (transmission) from the test server is RTP-packetized, supplied to the voice encoding unit via the TGW packetization unit, and is encoded by the voice encoding unit in the same way as normal speech. Processing is performed. The output is looped back by a loop circuit connected to a TDSW (Time division Switch), input again to the speech coding unit, and then packetized by the speech coding unit and the packetizing unit. .
[0019]
When the test pattern is converted into RTP packets, the silent section is not transmitted as will be described later.
[0020]
The packetizing unit transmits the packetized RTP packet to the test server. The test server confirms the sequence number (SQ #) and time stamp (Time Stamp) of the received RTP packet. Then, the test server confirms from the sequence number (SQ #) of the received RTP packet and the time stamp that there is a silent section equivalent to the transmitted test pattern in the packet.
[0021]
In the normality confirmation of the speech encoding / reproducing operation according to the present invention, in order to confirm / guarante the normality of the packetizing unit and the speech encoding unit, a Ping test described later and a test example in the speech encoding unit It is necessary to perform the actual confirmation after performing (test bed) in advance.
[0022]
[System configuration]
Hereinafter, the configuration of the VoIP system according to the embodiment of the present invention will be described. FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of the VoIP system according to the present embodiment. As shown in the figure, the VoIP system is installed between the exchanges 11 and 12, and interfaces for voice signals with these exchanges and a TGW (TGW (Real-time Transport Protocol) packet for transmitting and receiving RTP (Real-time Transport Protocol) packets within the IP network 20. Trunk Gateway) 13,14.
[0023]
The exchanges 11 and 12 accommodate terminals 11b and 12b, respectively, and have TDSWs (Time Division Switches) 11a and 12a, which are connected to the TGWs 13 and 14 via these switches and call lines 16 and 17, respectively. Has been.
[0024]
The control system of the VoIP system is provided with a call agent 25 that controls the TGWs 13 and 14, and the call agent 25 is connected to each exchange 11 via SGWs (Signaling Gateways) 23 and 24. , 12 are controlled. A test server 15 is connected to the IP network 20 that connects the TGWs.
[0025]
FIG. 2 is a block diagram showing an internal configuration of the TGWs 13 and 14 of the VoIP system according to the present embodiment. Each TGW 13, 14 has a TGW control unit 31 that controls the entire TGW, a packetizing unit 32 and a voice encoding unit 33 for packetizing an input signal, a time division switch TSW 34, and an INF that serves as an interface with a communication line Part 35. The TSW 34 is connected to a folding circuit 36 described later.
[0026]
FIG. 3 is a format example of an RTP packet when a voice signal is transferred between the packetizing unit 32 of the TGWs 13 and 14 and the test server 15. As shown in the figure, the RTP portion of the RTP packet 41 includes a sequence number (SQ #) 43 and a time stamp (Time) 44.
[0027]
[System Operation]
Hereinafter, the operation of the VoIP system according to the present embodiment will be described. First, the operation of a normal VoIP system will be described. When a call connection is requested from one of the exchanges 11 and 12 shown in FIG. 1 (for example, the exchange 11) via the control system 21 and the SGW 23, the call agent 25 Is requested to the control system 22 of the exchange via the SGW 24.
[0028]
When a response signal is returned from the terminating exchange 12, the call agent 25 returns the response to the originating exchange 11, and instructs the TGW 13 facing the exchange 11 to prepare for a predetermined operation. . Instructed to prepare, the TGW 13 encodes the voice signal by the voice coding unit 33 (see FIG. 2) in the TGW in order to efficiently transfer the digitized voice signal from the exchange.
[0029]
The voice signal encoded in this way is converted into the RTP packet shown in FIG. 3 by the packetizing unit 32, and the RTP packet is transmitted to the TGW 14 of the partner exchange.
[0030]
On the other hand, the counterpart TGW 14 receives the RTP packet transmitted via the IP network 20 at the packetizing unit 32, and normality of the sequence number (SQ #) 43 and time stamp 44 included in the packet. Confirm.
[0031]
Thus, the voice sent to the voice encoding unit 33 is encoded there and converted into a digital signal. The signal is sent to the other exchange via the TSW 34 and the INF unit 35, so that a voice call between the exchanges becomes possible.
[0032]
At this time, the TGWs 13 and 14 do not packetize the signal in the silent section of the voice signal for the purpose of improving the transfer efficiency on the IP network 20. Then, when reception of the RTP packet in the packetizing unit 32 is interrupted, the receiving TGW performs a silent reproduction operation in the voice encoding unit 33.
[0033]
When the TGW next receives the RTP packet, the TGW again sends the payload (G.7XX) of the received RTP packet to the speech encoding unit 33, and resumes the speech reproduction. Transmission / reception of RTP packets between the exchanges 11 and 12 is managed by the packetizing units 32 of the TGWs 13 and 14 using the sequence number (SQ #) 43 and the time stamp 44 described above.
[0034]
[Check audio normality]
A voice normality confirmation operation in the VoIP system according to the present embodiment will be described. The test server 15 shown in FIG. 1 has a test pattern composed of a predetermined signal pattern. When the test server 15 is instructed to confirm the normality of the voice encoding / reproducing operation in the VoIP system, first, the test server 15 confirms the normality for the TGW to be tested.
[0035]
That is, the test server 15 confirms the normality of the packetizing unit 32 in the TGW by the Ping test shown in FIG. Specifically, the test server 15 sends predetermined test data 51 to the packetizing unit 32 and receives data (wrapped data) 52 returned from the packetizing unit 32 as indicated by arrows in the figure. If the loopback data 52 matches the test data 51, it is confirmed that the packetizer 32 is normal.
[0036]
When the test server 15 confirms the normality of the packetization unit 32 by the Ping test, the test server 15 next confirms the normality of the speech encoding unit 33 in the TGW to be tested. FIG. 5 shows a test example (test bed) of the speech encoding unit 33.
[0037]
In the test example (test bed) of the speech encoding unit, the test server 15 transmits a test pattern 55 recommended by ITU-T or the like to the speech encoding unit 33 in the TGW. The voice encoding unit 33 performs voice code conversion based on a predetermined voice encoding algorithm, and sends the converted data back to the test server 15. Therefore, the test server 15 uses the returned data as the generation pattern 56, compares the pattern with the expected value pattern 57, and determines that the speech encoding unit 33 is normal if they match.
[0038]
As described above, in the VoIP system according to the present embodiment, in addition to the Ping test described above, an operation for confirming the normality of the speech encoding unit 33 is performed, and the packetizing unit in the TGW and the speech encoding are performed. Check the normality of the parts except the exchange interface part.
[0039]
By the way, in the confirmation method described above, the exchange interface side and the TSW 34 in the speech encoding unit 33 of the TGW cannot be confirmed. Therefore, a confirmation means different from the above is required.
[0040]
Therefore, the test server 15 completes the normality confirmation of the portion other than the exchange interface unit of the packetizing unit 32 and the voice encoding unit 33 in the TGW together with the above Ping test, and the TGW control unit of the TGW. 31 is instructed. By this instruction, the TSW 34 and the folding circuit 36 connected thereto are set to “folding”.
[0041]
FIG. 6 is a timing chart showing the relationship between the test pattern held in the test server 15 and the reception pattern at the TGW. (A) of the figure is a test pattern used for this test. Here, A (t1), B (t2), C (t3) corresponding to each of the sequences Sq1 to Sq3, the subsequent silent period (silent data) of the silent time T = X, and the subsequent sequences Sq4 to Sq4 A test pattern composed of D (t4), E (t5), and F (t6) corresponding to each of Sq6 is sequentially transmitted to TGW1 in this order. Note that data located outside the silent section is sound data.
[0042]
The TGW packetizer 32 and voice encoder 33 handle the above test pattern received from the test server 15 in the same way as a normal voice signal, and send it to the TSW 34 as a digital signal of the exchange interface.
[0043]
At this time, since the TSW 34 and the loopback circuit 36 are set to “loopback” by the TGW control unit 31 as described above, the input signal (test pattern) is again transmitted to the voice encoding unit 33 and the packet. The converting unit 32 converts the packet into an RTP packet and transmits it to the test server 15.
[0044]
As a result, the test server 15 converts the test pattern subjected to the delay time t as shown in FIG. 6B to A ′ (t1) and B ′ (t2) corresponding to the sequences Sq1 to Sq6. ), C ′ (t3), silence signal, D ′ (t4), E ′ (t5), and F ′ (t6).
[0045]
Specifically, the test server 15 checks the normality of the packet order based on the sequence number (SQ #) of the RTP packet, and further performs the following confirmation operation. That is, the length (width) of the silent section of the test pattern is from the time stamp of the sound C (t3) to the next sound D (t4), and C ′ ( By comparing the time stamps of t3) and D ′ (t4), it is confirmed whether or not the test pattern transmitted from the test server 15 is normally returned by the TGW.
[0046]
In other words, the test server 15 confirms that the silently received packet has a silent section equivalent to the test pattern transmitted by itself.
[0047]
As described above, by confirming whether or not the test pattern transmitted from the test server 15 is normally returned by the TGW, the voice encoding / reproducing operation in the packetizing unit 32, the voice encoding unit 33, and the TSW 34 of the TGW is performed. Check the normality of.
[0048]
At this time, there is a difference in the voice frame time depending on the type of the voice code, and the influence of the two voice coding processes, that is, when the test pattern is transmitted and when it is turned back (the coding delay in the voice coding unit 33). , And re-encoding delay).
[0049]
Therefore, when the test server 15 determines the normality of the silent section, the number of silent sections of the loop-back received pattern is
-2 ≤ number of silent sections ≤ +2 (1)
Or based on the top frame time of the speech coding algorithm,
−2 frame time ≦ {D (t4) −C (t3)} + 2 frame time (2)
The normality of the speech encoding / reproducing operation of the speech encoding unit is confirmed by the determination by either of the above.
[0050]
As described above, according to the present embodiment, a turn-back circuit is provided on the TGW exchange interface side, and a test pattern composed of voice data and silent section data is transmitted from the test server to the voice encoding unit. The voice code is converted into the voice code, and the test pattern converted into the voice code and RTP packet is sent back to the test server again by using the return circuit. The test pattern receives the RTP packet received by the test server. Compare the interval and the silent time range of the received test pattern, and if it is within a certain range, confirm that the voice encoding / playback operation of the TGW is normal, so that the voice normality of the VoIP system Test time for multiple lines without checking the contents of voiced voice data by humans (data verification time And shortening), it can improve the operability.
[0051]
That is, since the normality of the TGW voice encoding / playback operation is confirmed by performing the three tests described above, the test time for a plurality of lines can be shortened without checking the contents of the voice code data. Therefore, the voice normality of the VoIP system with excellent operability can be confirmed.
[0052]
Furthermore, in the system according to the present embodiment, since the length of the silent section of the test pattern and the silent section of the loopback data is simply compared without checking the content of the speech encoded data, the test server has a large data processing capability. Therefore, even if the system is in online service, the normality of the voice encoding / reproducing operation can be confirmed for each line without stopping the service.
[0053]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the invention. For example, the test server 15 may have a configuration in which the call agent 25, the TGW control unit 31 in the TGW, and other servers in the IP network 20 are collectively collected.
[0054]
Moreover, in the said embodiment, the classification | category of the audio | voice coding system etc. are not described in particular. Therefore, the present invention is not limited to a specific voice coding system, and the voice normality confirmation of the VoIP system is applicable to all voice coding systems.
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the VoIP system is connected to the exchange and the IP network via the TGW having the voice encoding unit and the packetizing unit, and transfers the encoded voice signal using the IP packet. , A test pattern in a predetermined format consisting of sound data and silence data is stored in a test server connected to the IP network, and the operation mode of the signal return means arranged on the exchange side in the TGW is set to the return operation mode. If it is, the test server sends a test pattern to the signal return means via the speech encoding unit and the packetizing unit, and again from the signal return means via the speech encoding unit and the packetizing unit, Based on the test pattern received by the test server, by confirming the normality of the voice encoding / playback operation of the TGW, Without human confirmation Cal health, reduced test time for plural lines, the improvement of the operability can be realized.
[0056]
Further, according to the present invention, since the test server simply compares the length of the silent section of the test pattern and the silent section of the loopback data without confirming the content of the speech encoded data, a large amount of data is sent to the test server. Processing time is not required and test time can be shortened.
[0057]
Furthermore, even if the system is in online service, the normality of the voice encoding / playback operation can be confirmed for each line without stopping the service.
[0058]
The VoIP system testing method according to another invention also connects to an exchange and an IP network via a TGW having a voice encoding unit and a packetizing unit, and transfers an encoded voice signal using an IP packet. In the system testing method, when the operation mode of the signal return unit arranged on the exchange side in the TGW is set to the return operation, the voice encoding unit and the packet in the TGW are received from the test server connected to the IP network. A test pattern consisting of a combination of sound data and silent data indicating a silent section of a predetermined time width is transmitted to the signal folding unit via the coding unit, and the voice coding unit again from the signal folding unit. And the test pattern transmitted via the packetizer is received by the test server and based on the received test pattern By checking the normality of the speech coding / reproducing operation of the TGW, shortening the test time of multiline, accompanied by improvement of its operability, we can confirm the normality of the speech coding / reproducing operation of the TGW.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an overall configuration of a VoIP system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing an internal configuration of a TGW of the VoIP system according to the embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating a format example of an RTP packet.
FIG. 4 is a diagram showing a Ping test.
FIG. 5 is a diagram illustrating a test example (test bed) of a speech encoding unit.
FIG. 6 is a timing chart showing a relationship between a test pattern and a reception pattern.
[Explanation of symbols]
11, 12 Exchange 11b, 12b Terminal 13, 14 TGW (Trunk Gateway)
15 Test server 16, 17 Call line 20 IP network 23, 24 SGW (Signaling Gateway)
25 call agent 31 TGW control unit 32 packetizing unit 33 voice encoding unit 34 time division switch 35 INF unit 36 loopback circuit

Claims

ＴＧＷ（Trunk Gateway）を介して交換機およびＩＰ（Internet Protocol）ネットワークに接続されるとともに、ＩＰパケットを用いて符号化音声信号を転送するＶｏＩＰ（Voice over IP）システムであって、前記ＴＧＷは音声符号化部とパケット化部を有する、当該ＶｏＩＰシステムにおいて、
前記ＩＰネットワークに接続された試験サーバと、
前記ＴＧＷ内の前記交換機側に配された信号折り返し手段と、
有音データと無音データからなる所定形式の試験パターンを前記試験サーバに格納する格納手段と、
前記信号折り返し手段の動作モードを設定する設定手段とを有し、
前記ＴＧＷの正常性を確認するとき、前記試験サーバは、所定のテストデータを前記パケット化部に送信し、
前記試験サーバから前記所定のテストパターンを受信したとき、前記パケット化部は、前記テストデータをパケット単位に分割し、かつ前記試験サーバに返信し、
前記試験サーバは、
前記パケット化部から前記パケット単位に分割された前記テストパターンを受信したとき、前記パケット化部から受信したテストパターンと前記試験サーバから送信したテストパターンとが一致しているか否かを判断し、
前記返信されたテストデータと前記所定のテストデータとが一致していると判断されたとき、テストパターンを前記音声符号化部に送信し、
前記音声符号化部は、
前記試験サーバから前記テストパターンを受信したとき、所定の音声符号化アルゴリズムに基づいて音声符号変換し、
前記テストパターンの音声符号変換後、変換後のテストパターンを前記試験サーバに返信し、
前記試験サーバは、前記音声符号化部から前記変換後のテストパターンを受信したとき、前記変換後のテストパターンと期待値パターンとを照合し、
前記変換後のテストパターンと前記期待値パターンが一致したとき、設定手段は、前記信号折り返し手段を折り返し動作モードに設定し、
前記折り返し手段が折り返し動作モードに設定されたとき、前記試験サーバは、前記音声符号化部と前記パケット化部を介して、前記折り返し手段へ前記試験パターンを送信し、
前記試験サーバから前記試験パターンを受信したとき、前記信号折り返し手段は、再度、前記音声符号化部と前記パケット化部を介して、前記試験サーバに返信し、
前記折り返し手段から前記試験パターンを受信したとき、前記格納手段は、受信した前記試験パターンを格納し、
前記格納手段に受信した前記試験パターンが格納されたとき、前記試験サーバは、格納された前記試験パターンに基づいて所定の判定試験を行うことを特徴とするＶｏＩＰシステム。A VoIP (Voice over IP) system that is connected to an exchange and an IP (Internet Protocol) network via a TGW (Trunk Gateway) and transfers an encoded voice signal using an IP packet, the TGW being a voice code In the VoIP system having a conversion unit and a packetization unit,
A test server connected to the IP network;
A signal return means arranged on the exchange side in the TGW;
Storage means for storing a test pattern of a predetermined format consisting of voiced data and silent data in the test server;
Setting means for setting an operation mode of the signal folding means ,
When confirming the normality of the TGW, the test server sends predetermined test data to the packetizer,
When the predetermined test pattern is received from the test server, the packetization unit divides the test data into packet units, and returns the packet to the test server,
The test server
When receiving the test pattern divided in units of packets from the packetization unit, determine whether the test pattern received from the packetization unit and the test pattern transmitted from the test server match,
When it is determined that the returned test data and the predetermined test data match, a test pattern is transmitted to the speech encoding unit,
The speech encoding unit is
When the test pattern is received from the test server, voice code conversion is performed based on a predetermined voice coding algorithm,
After the voice code conversion of the test pattern, return the converted test pattern to the test server,
When the test server receives the converted test pattern from the speech encoding unit, the test server compares the converted test pattern with an expected value pattern,
When the converted test pattern matches the expected value pattern, the setting means sets the signal folding means to the folding operation mode,
When the loopback unit is set to the loopback operation mode, the test server transmits the test pattern to the loopback unit via the voice encoding unit and the packetizing unit,
When the test pattern is received from the test server, the signal return means returns again to the test server via the voice encoding unit and the packetizing unit,
When the test pattern is received from the folding means, the storage means stores the received test pattern,
The VoIP system according to claim 1 , wherein when the received test pattern is stored in the storage means, the test server performs a predetermined determination test based on the stored test pattern .

前記試験パターンは、前記ＴＧＷの音声符号化／再生動作の無音区間を示す前記無音データとを組み合わせたパターンからなることを特徴とする請求項１記載のＶｏＩＰシステム。2. The VoIP system according to claim 1, wherein the test pattern is a pattern that is combined with the silence data indicating a silence period of the voice encoding / playback operation of the TGW.

前記判定試験では、前記ＴＧＷの音声符号化／再生動作の正常性を確認することを特徴とする請求項２記載のＶｏＩＰシステム。The VoIP system according to claim 2, wherein in the determination test, normality of the voice encoding / reproducing operation of the TGW is confirmed.

前記信号折り返し手段より折り返された前記試験パターンの前記無音区間の幅と前記試験サーバより送出された前記試験パターンの有する無音区間幅との比較結果をもとに、前記正常性の確認を行うことを特徴とする請求項３記載のＶｏＩＰシステム。The normality is confirmed based on a comparison result between the width of the silent section of the test pattern folded by the signal folding means and the silent section width of the test pattern sent from the test server. The VoIP system according to claim 3.

前記比較に際して、前記音声符号化部における音声符号の種類による音声フレーム時間を考慮することを特徴とする請求項４記載のＶｏＩＰシステム。5. The VoIP system according to claim 4, wherein in the comparison, a voice frame time according to a voice code type in the voice coding unit is taken into consideration.

前記音声フレーム時間は、前記音声符号化部における符号化遅延、および再符号化遅延を含むことを特徴とする請求項５記載のＶｏＩＰシステム。The VoIP system according to claim 5, wherein the voice frame time includes a coding delay and a re-coding delay in the voice coding unit.

ＴＧＷ（ Trunk Gateway ）を介して交換機およびＩＰ（ Internet Protocol ）ネットワークに接続されるとともに、ＩＰパケットを用いて符号化音声信号を転送するＶｏＩＰ（ Voice over IP ）システムであって、前記ＩＰネットワークに接続された試験サーバと、有音データと無音データからなる所定形式の試験パターンを前記試験サーバに格納する格納手段と、前記信号折り返し手段の動作モードを設定する設定手段と、前記ＴＧＷは、音声符号化部と、パケット化部と、前記ＴＧＷ内の前記交換機側に配された信号折り返し手段とを有するＶｏＩＰシステムの試験方法において、
前記ＴＧＷの正常性を確認するとき、前記試験サーバは、所定のテストデータを前記パケット化部に送信し、
前記試験サーバから前記所定のテストパターンを受信したとき、前記パケット化部は、前記テストデータをパケット単位に分割し、かつ前記試験サーバに返信し、
前記試験サーバは、
前記パケット化部から前記パケット単位に分割された前記テストパターンを受信したとき、前記パケット化部から受信したテストパターンと前記試験サーバから送信したテストパターンとが一致しているか否かを判断し、
前記返信されたテストデータと前記所定のテストデータとが一致していると判断されたとき、テストパターンを前記音声符号化部に送信し、
前記音声符号化部は、
前記試験サーバから前記テストパターンを受信したとき、所定の音声符号化アルゴリズムに基づいて音声符号変換し、
前記テストパターンの音声符号変換後、変換後のテストパターンを前記試験サーバに返信し、
前記試験サーバは、前記音声符号化部から前記変換後のテストパターンを受信したとき、前記変換後のテストパターンと期待値パターンとを照合し、
前記変換後のテストパターンと前記期待値パターンが一致したとき、設定手段は、前記信号折り返し手段を折り返し動作モードに設定し、
前記折り返し手段が折り返し動作モードに設定されたとき、前記試験サーバは、前記音声符号化部と前記パケット化部を介して、前記折り返し手段へ前記試験パターンを送信し、
前記試験サーバから前記試験パターンを受信したとき、前記信号折り返し手段は、再度、前記音声符号化部と前記パケット化部を介して、前記試験サーバに返信し、
前記折り返し手段から前記試験パターンを受信したとき、前記格納手段は、受信した前記試験パターンを格納し、
前記格納手段に受信した前記試験パターンが格納されたとき、前記試験サーバは、格納された前記試験パターンに基づいて前記ＴＧＷの音声符号化／再生動作の正常性を確認する所定の判定試験を行うことを特徴とするＶｏＩＰシステムの試験方法。 A VoIP ( Voice over IP ) system that is connected to an exchange and an IP ( Internet Protocol ) network via a TGW ( Trunk Gateway ) and transfers an encoded voice signal using an IP packet, and is connected to the IP network The test server, storage means for storing a test pattern of a predetermined format consisting of voiced data and silent data in the test server, setting means for setting the operation mode of the signal return means, and the TGW In a test method for a VoIP system, comprising: a conversion unit, a packetization unit, and a signal return unit disposed on the exchange side in the TGW.
When confirming the normality of the TGW, the test server sends predetermined test data to the packetizer,
When the predetermined test pattern is received from the test server, the packetization unit divides the test data into packet units, and returns the packet to the test server,
The test server
When receiving the test pattern divided in units of packets from the packetization unit, determine whether the test pattern received from the packetization unit and the test pattern transmitted from the test server match,
When it is determined that the returned test data and the predetermined test data match, a test pattern is transmitted to the speech encoding unit,
The speech encoding unit is
When the test pattern is received from the test server, voice code conversion is performed based on a predetermined voice coding algorithm,
After the voice code conversion of the test pattern, return the converted test pattern to the test server,
When the test server receives the converted test pattern from the speech encoding unit, the test server compares the converted test pattern with an expected value pattern,
When the converted test pattern matches the expected value pattern, the setting means sets the signal folding means to the folding operation mode,
When the loopback unit is set to the loopback operation mode, the test server transmits the test pattern to the loopback unit via the voice encoding unit and the packetizing unit,
When the test pattern is received from the test server, the signal return means returns again to the test server via the voice encoding unit and the packetizing unit,
When the test pattern is received from the folding means, the storage means stores the received test pattern,
When the received test pattern is stored in the storage means, the test server performs a predetermined determination test for confirming the normality of the voice encoding / playback operation of the TGW based on the stored test pattern. A test method for a VoIP system.

前記判定試験は、前記信号折り返し部より折り返された前記試験パターンの前記無音区間の幅と前記試験サーバより送出された前記試験パターンの有する無音区間幅との比較結果をもとに、前記正常性の確認を行うことを特徴とする請求項７記載のＶｏＩＰシステムの試験方法。 The determination test is based on a result of comparison between the width of the silent section of the test pattern folded from the signal folding section and the silent section width of the test pattern sent from the test server. The VoIP system test method according to claim 7, wherein the VoIP system is confirmed.