JP3626836B2

JP3626836B2 - Plunger polishing equipment for hydraulic elevator

Info

Publication number: JP3626836B2
Application number: JP18341897A
Authority: JP
Inventors: 修平武田
Original assignee: Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date: 1997-07-09
Filing date: 1997-07-09
Publication date: 2005-03-09
Anticipated expiration: 2017-07-09
Also published as: JPH1128671A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、油圧式エレベーターのプランジャー摺動面の磨耗や傷を研磨により除去するプランジャー研磨装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図９は、従来一般に使用されている油圧式エレベーターにおいて、プランジャーの摺動面を研磨する方法の一例を示す図である。ジャッキ１のシリンダーの中に、プランジャー２が出入り可能に挿着されている。プランジャー２の頂部には綱車３が取り付けられており、この綱車３に、片側をジャッキ１の底部に固定しもう一方を人が乗るかご４の下部に固定してかごの高さ位置を保持するワイヤーロ一プ５が掛けられている。
【０００３】
プランジャー摺動面の磨耗や傷を研磨により除去する場合、ジャッキ１の上部固定ブラケット６に作業者７が乗り、長尺のサンドペーパー８をプランジャ一２に１回転以上巻き付け、端部を交互に引っ張って研磨する。プランジャー２の研磨位置を変えるには、かご４の上に乗った別の作業者９がプランジャーの位置を変える操作を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の従来の油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置によるプランジャーの研磨は、人手に頼るものであり、作業がしにくく、安定して均一に加工することが困難であるという問題点を有していた。
【０００５】
この発明は上記問題点を解消するためになされたものであり、プランジャー摺動面の磨耗や傷を取り除くための研磨加工作業を、動力や人手を必要とせず、効率良く、自動的かつ容易にできる油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置は、プランジャーに嵌合可能な中空部を有する本体と、該中空部の内周面に軸を傾けて設置され、プランジャーの上下動により従動回転する回転ローラーと、中空部の内周面に設置してプランジャーを研磨する研磨材部と、該研磨材部をプランジャーに押し付ける手段と、を備え、前記本体には、回転ローラーの軸の傾け角度をプランジャーの長軸方向を対称中心として逆向きの角度に設定可能なように、回転ローラーの軸受けとなる溝が両方の角度で形成されている。
これにより、前記回転ローラーの働きで装置を回転させつつ前記研磨材部をプランジャーに押し付けて研磨することにより、プランジャーの摺動面の均一な研磨作業を安定して行うことができるものである。
また、回転ローラーの軸の傾け角度を逆向きの角度に設定可能に形成しているので、装置の回転方向を反転させ、交差した研磨目を得ることができるものである。
【０００７】
また、研磨材部は、プラスチック等の可撓性材料で形成した研磨材押付板に研磨布紙を貼付して形成し、プランジャーの摺動面になじみ易くしたものである。
【０００８】
さらに、研磨材部は、研磨材を一体化した研磨板とし、長期間安定して研磨作業を行うことができるようにしたものである。
【０００９】
また、中空部を有する本体を二分割して形成し、該二分割して形成した本体の一方の端部同士を蝶番により結合し、他端を留め金具により固定可能に形成し、装置の取り付け作業性を良好にしたものである。
【００１１】
また、この発明に係る油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置は、本体に、回転ローラーを支えるローラ支えを装着する筒穴と、その筒穴の底部から外部に貫通しその内壁にねじ山を有する貫通筒穴と、を形成し、該貫通筒穴にばねと調整ねじを挿入し、調整ねじを回すことによりローラ支えの装着位置を変えて回転ローラーの押付力の調整を行う。これにより、装置の回転不良を防止するものである。
【００１２】
さらに、中空部の内周面下部にフェルト帯部を設けることにより、削りカスを取り除くると共に、プランジャーに付着した油を吸収し、回転ローラーの滑べりを防止しプランジャー研磨装置の回転を良好にするものである。
【００１３】
またさらに、本体の下面にベアリングローラーを設けることにより、プランジャー研磨装置がパッキン押さえ上で滑らかに回転するものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
実施の形態１．
図１〜図５は、この発明の実施の形態１を示す油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置の図であり、図１は取り付け前の全体構成図、図２は図１に示す研磨装置をジャッキのプランジャーに取り付けた図である。
【００１５】
図２に示すように、図示を省略されているパッキンを押えるためのパッキン押さえ１０がジャッキ１の上端部に複数のボルトねじ１０ａにより固定されている。この発明の実施の形態１を示すプランジャー研磨装置１１は、プランジャー２に嵌合可能な中空部１１ａを有する中空円筒状の本体１１を二分割した形状の本体１１Ａと１１Ｂとをヒンジ１２により結合し、この部分を支点にして開閉可能に形成されている。本体１１Ａのヒンジ１２を取り付けた部分と反対の側端面にはフック１３が取り付けられている。また、本体１１Ｂのヒンジ１２を取り付けた部分と反対の側端部には、フック１３と共に留め金具の役目をする掛け金１４が取り付けられている。本研磨装置を使用する場合、掛け金１４を取り外し、ヒンジ１２を中心として本体１１Ａ、１１Ｂを回転させて広げた後、パッキン押さえ１０の上でプランジャー２を取り囲み、掛け金１４をフック１３に引っ掛けて取り付ける。
【００１６】
プランジャー研磨装置１１の本体１１Ａ、１１Ｂの下面には、複数のベアリングローラー１５が取り付けられている。プランジャー研磨装置１１の上部には、コイルスプリング１６により常時中心方向に押付けられている研磨材押付板１７が取り付けられており、プランジャー研磨装置１１の水平面１８上をスムーズに移動できるようになっている。研磨材押付板１７には研磨布紙すなわちサンドペーパー１９が貼り付けられている。本体１１Ａ、１１Ｂの上面は蓋２０が設けられている。
【００１７】
プランジャー研磨装置１１の内面には、軸を水平位置から約４５度傾けた状態で回転ローラーであるゴムローラー２１が取り付けられている。ゴムローラー２１は、図４に示すように、ロ一ラー支え２２に固定されている。ロ一ラー支え２２には軸２３が設けられており、本体１１Ａの筒穴２４の中を回動できる構造になっている。
【００１８】
ローラー支え２２には、図５に示すように、ゴムローラー２１の軸端上にコイルスプリング２５により常時押圧された固定ボール２６が付設されており、通常は本体１１Ａに設けた溝２７に係合し、筒穴２４の中で定位置を保つように固定されている。溝２７は水平位置から約４５度傾けた対角線上に一対設けられると共に、筒穴２４の方向から見て９０度の角度をなす位置にも別の一対が設けられている。プランジャー研磨装置１１の内周面の下端部には帯状のフェルト２８が埋め込まれている。
【００１９】
プランジャー研磨装置１１をパツキン押さえ１０の上に取り付けると、サンドペーパー１９、ゴムローラー２１およびフェルト２８は共にプランジャー２の外周面に押し付けられる。また、プランジャー研磨装置１１が、その自重によりパッキン押さえ１０の上にベアリングローラー１５を介して載置され回転することになる。
【００２０】
プランジャー２をジャッキ１から引き上げる方向に動かすと、プランジャー研磨装置１１は自重によりパッキン押さえ１０の上に留まる。この時、プランジャー研磨装置１１は、ゴムローラー２１の取り付け角度の効果により、プランジャー２の摺動面に沿って、上から見て反時計方向に回転する。プランジャー研磨装置１１は、ベアリングローラー１５の働きでパッキン押さえ１０の上をスムーズに回転する。この回転により、プランジャー２の摺動面には、図６に示すように、サンドペーパー１９の傷２９が斜めにつくことになる。
【００２１】
プランジャー２をジャッキ１に対し押し下げる方向に動かすと、プランジャー研磨装置１１はパッキン押さえ１０から押されて留まる。この時、ゴムローラー２１の取り付け角度により、プランジャー研磨装置１１はプランジャー２の摺動面を上から見て時計方向に回転するため、傷２９がつくことになる。
【００２２】
また、ロ一ラー支え２２を手で９０度回転させ、固定ボール２６を別の溝２７に嵌合させ、同様の操作を行うと、ゴムローラー２１の向きの違いにより、本研磨装置は反対方向に回転し、別の向きを有する傷３０がつくことになる。フェルト２８はゴムローラー２１がプランジャー２の摺動面に付着した油を吸収し、滑らないようにするためのものである。
【００２３】
上記のように、この発明の実施の形態１によれば、ゴムローラー２１をその軸２３を傾けた状態でプランジャー研磨装置１１の内周面に設けたことにより、外部から動力を供給することなく、自動的にプランジャー研磨装置１１が回転し、均一で安定したプランジャー研磨作業を行うことができる。また、電動モーター等の動力源を使わない簡易な構造なので、外形サイズがパッキン押さえ１０より大きくならない小形のものが実現可能であり、取り付けが自在にできる。
【００２４】
実施の形態２．
なお、上記実施の形態１における研磨材押付板１７を、若干のたわみをもつプラスチック材料で形成することができる。これにより、実施の形態１と同様の効果を得ることができる他、研磨材押付板１７のたわみにより、サンドペーパー１９がプランジャー２の摺動面になじみ易くなり、ブランジャー２の摺動面の研磨をより均一に安定して行うことができる。
【００２５】
実施の形態３．
図７は、図４に示した実施の形態において研磨材押付板１７とサンドペーパー１９とに分けられていた部分を一体化し、研磨材入りの研磨板３１にしたものである。長尺のプランジャー２の研磨作業を行うことにより研磨板３１が磨耗しても、コイルスプリング１６が研磨板３１を押し出して、常に良好な研磨状態を保つ。
【００２６】
本実施の形態によれば、研磨板それ自体を研磨材としたので、サンドペーパー１９を取り替えずに、長期間安定して研磨作業を行うことができる。また、長尺のプランジャーの時にも、プランジャー研磨装置１１を取外してサンドペーパー１９の取替えをする必要がなくなるので、作業時間を短縮し作業能率を向上することができる。
【００２７】
実施の形態４．
また、図８に示すように、図４に示す本体１１Ａの筒穴２４の底部から外部に貫通した細い貫通筒穴３２を設けると共に、ローラー支え２２の外側にプランジャー状の軸３３を延長して設け、貫通筒穴３２の中を摺動及び回転できる構造にしてもよい。貫通筒穴３２の外側付近にはねじ山３４が設けられ、調整ねじ３５がねじ込まれている。調整ねじ３５とローラー支え２２の軸３３の間にはコイルスプリング３６が挿入されており、ロ一ラー支え２２を介してゴムローラー２１をプランジャー２に押し付ける働きをしている。軸３３の端面にはマイナス状の切り欠きが設けられている。
【００２８】
調整ねじ３５を回すことにより、コイルスプリング３６の長さが変化し、ゴムローラー２１の押付力を調整することができる。調整ねじ３５を回して取り外し、コイルスプリング３６を取り出した後、貫通筒穴３２の外側からマイナスドライバーでロ一ラー支え２２を回転することにより、ゴムローラー２１の向きを変えることができる。
【００２９】
本実施の形態の構造によれば、プランジャー２を軸方向に動かすことにより、プランジャー研磨装置１１を回転させる力がゴムローラー２１の軸の傾きと押付力により得られる。押付力の調整は調整ねじ３５を調整することにより容易に行うことができる。また、ゴムローラー２１の角度変更がプランジャー研磨装置１１をプランジャー２から取り外さずにできるので、作業効率を向上することができる。
【００３０】
【発明の効果】
この発明は、以上述べたように構成されているので、以下に示す効果を奏する。
【００３１】
１）回転ローラーをその軸を傾けた状態でプランジャー研磨装置本体の内周面に設けたことにより、外部からの動力供給を必要とせず、自動的に装置が回転し、プランジャーの摺動面の均一な研磨作業を安定して行うことができる。また、電動モーター等を使わない簡易な構造にでき、装置サイズを小さし、取り付けを容易にすることができる。
【００３２】
２）研磨材押付板を、若干のたわみをもつプラスチック等の可撓性材料で形成することにより、研磨材押付板のたわみにより、研磨布紙がプランジャーの摺動面になじみ易くなり、ブランジャーの摺動面の研磨をより均一に安定して行うことができる。
【００３３】
３）研磨材押付板自体を研磨材とすることにより、プランジャー研磨装置を取り外して研磨布紙の取り替えをする必要がなく、長期間安定して研磨作業を行うことができ、作業時間を短縮し能率を向上することができる。
【００３４】
４）中空部を有する本体を二分割し、蝶番と留め金具により固定可能に形成したことにより、研磨装置の取り付け作業性を良好にできる。
【００３５】
５）回転ローラーの軸の傾け角度を逆向きの角度に設定可能に形成することにより、装置の回転方向を反転させ、交差した良質の研磨目を得ることができる。
【００３６】
６）ロ一ラー支えを装着する筒穴の底部にねじ山を有する貫通筒穴を設け、該貫通筒穴にばねと調整ねじを設け、回転ローラーの押付力の調整を行うことにより、装置の回転不良を防止し、かつ、回転ローラーの角度変更を容易に行うことができ、作業効率を向上することができる。
【００３７】
７）中空部の内周面下部にフェルト帯部を設けたことにより、削りカスを取り除くと共に、プランジャーに付着した油を吸収し、回転ローラーの滑べりを防止し、プランジャー研磨装置を確実に回転させ、均一で安定した研磨作業を行うことができる。
【００３８】
８）本体の下面にベアリングローラーを設けたことにより、プランジャー研磨装置がパッキン押さえ上で滑らかに回転し、均一で安定した研磨作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態１を示す油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置の全体構成図である。
【図２】図１の研磨装置をジャッキのプランジャーに取り付けた状態を示す図である。
【図３】研磨装置の本体の片側部分の斜視図である。
【図４】図１のＡＡ断面図である。
【図５】図４のゴムローラーとロ一ラー支え付近のＢＢ断面図である。
【図６】この発明のプランジャー研磨装置によりプランジャー表面にできる加工傷の一例を示す図である。
【図７】この発明の実施の形態３を示すプランジャー研磨装置の要部断面図である。
【図８】この発明の実施の形態４を示すプランジャー研磨装置の要部断面図である。
【図９】従来一般に使用されている、油圧式エレベーターのプランジャー摺動面を研磨する方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
１ジャッキ、２プランジャー、３綱車、４かご、５ワイヤーロ一プ、６ブラケット、７作業者、８サンドペーパー、９作業者、１０パッキン押さえ、１１研磨装置、１１Ａ，１１Ｂ本体、１２ヒンジ、１３フック、１４掛け金、１５ベアリングローラー、１６コイルスプリング、１７研磨材押付板、１８水平面、１９サンドペーパー、２０蓋、２１ゴムローラー、２２ローラー支え、２３軸、２４筒穴、２５コイルスプリング、２６固定ボール、２７溝、２８フエルト、２９傷、３０傷、３１研磨板、３２貫通筒穴、３３軸、３４ねじ山、３５調整ねじ、３６コイルスプリング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a plunger polishing apparatus for removing abrasion and scratches on a plunger sliding surface of a hydraulic elevator by polishing.
[0002]
[Prior art]
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a method for polishing a sliding surface of a plunger in a hydraulic elevator generally used conventionally. A plunger 2 is inserted into the cylinder of the jack 1 so as to be able to enter and exit. A sheave 3 is attached to the top of the plunger 2. One side of the sheave 3 is fixed to the bottom of the jack 1 and the other is fixed to the lower part of the car 4. A wire rope 5 is hung.
[0003]
When abrasion or scratches on the plunger sliding surface are removed by polishing, an operator 7 rides on the upper fixing bracket 6 of the jack 1 and winds a long sandpaper 8 around the plunger 1 one turn or more, and alternately turns the ends. Pull on to polish. In order to change the polishing position of the plunger 2, another worker 9 riding on the car 4 performs an operation of changing the position of the plunger.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Plunger polishing by the conventional hydraulic elevator plunger polishing apparatus having the above-described configuration is dependent on human hands, and is difficult to work and difficult to process stably and uniformly. It was.
[0005]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and polishing work for removing wear and scratches on the plunger sliding surface is efficient, automatic and easy without requiring any power or manpower. It is an object of the present invention to obtain a plunger polishing apparatus for a hydraulic elevator that can be made.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The hydraulic elevator of the plunger polishing apparatus according to the invention comprises a body having a fittable hollow plunger, disposed inclined to the axis on the inner peripheral surface of the hollow portion, the follower by vertical movement of the plunger A rotating roller that rotates , an abrasive part that is installed on the inner peripheral surface of the hollow part to polish the plunger, and a means for pressing the abrasive part against the plunger. Grooves serving as bearings for the rotating roller are formed at both angles so that the angle of inclination can be set to an opposite angle with the long axis direction of the plunger as the center of symmetry.
Accordingly, the polishing portion is pressed against the plunger while polishing the device while rotating the device by the action of the rotating roller, and thereby the polishing operation of the plunger sliding surface can be stably performed. is there.
In addition, since the tilt angle of the axis of the rotating roller is formed so as to be set to an opposite angle, the rotating direction of the apparatus can be reversed to obtain intersecting polished eyes.
[0007]
Further, the abrasive part is formed by attaching an abrasive cloth paper to an abrasive pressing plate made of a flexible material such as plastic, so that the abrasive part can be easily adapted to the sliding surface of the plunger.
[0008]
Further, the abrasive part is a polishing plate integrated with an abrasive so that the polishing operation can be performed stably for a long period of time.
[0009]
In addition, the main body having a hollow part is formed by dividing it into two parts, one end of the main part formed by dividing the two parts is connected by a hinge, and the other end is formed so as to be fixed by a fastener, and the apparatus is attached. The workability is improved.
[0011]
Further, the plunger polishing apparatus for a hydraulic elevator according to the present invention includes a cylindrical hole for mounting a roller support for supporting a rotating roller in the main body, and a through hole that penetrates from the bottom of the cylindrical hole to the outside and has a thread on its inner wall. A cylindrical hole is formed, and a spring and an adjusting screw are inserted into the through-cylinder hole, and the adjusting force is adjusted by changing the mounting position of the roller support by turning the adjusting screw . This prevents a rotation failure of the apparatus.
[0012]
Furthermore, by providing a felt belt part at the lower part of the inner peripheral surface of the hollow part, the shavings are removed, the oil adhering to the plunger is absorbed, the sliding of the rotating roller is prevented, and the plunger polishing apparatus is rotated. It is what makes it good.
[0013]
Furthermore, by providing a bearing roller on the lower surface of the main body, the plunger polishing apparatus rotates smoothly on the packing retainer.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1 FIG.
1 to 5 are views of a plunger polishing apparatus for a hydraulic elevator according to Embodiment 1 of the present invention. FIG. 1 is an overall configuration diagram before installation, and FIG. 2 is a jack for the polishing apparatus shown in FIG. It is the figure attached to the plunger.
[0015]
As shown in FIG. 2, a packing presser 10 for holding a packing (not shown) is fixed to the upper end portion of the jack 1 by a plurality of bolt screws 10 a. In the plunger polishing apparatus 11 showing Embodiment 1 of the present invention, a hollow cylindrical main body 11 having a hollow portion 11a that can be fitted to the plunger 2 is divided into two main bodies 11A and 11B by a hinge 12. It is formed so that it can be opened and closed with this part as a fulcrum. A hook 13 is attached to the side end surface of the main body 11A opposite to the portion to which the hinge 12 is attached. In addition, a latch 14 that serves as a fastener together with the hook 13 is attached to the side end of the main body 11B opposite to the portion to which the hinge 12 is attached. When using this polishing apparatus, the latch 14 is removed, the main bodies 11A and 11B are rotated and spread around the hinge 12, the plunger 2 is surrounded on the packing presser 10, and the latch 14 is hooked on the hook 13. Install.
[0016]
A plurality of bearing rollers 15 are attached to the lower surfaces of the main bodies 11 </ b> A and 11 </ b> B of the plunger polishing apparatus 11. An abrasive pressing plate 17 that is always pressed toward the center by a coil spring 16 is attached to the upper portion of the plunger polishing apparatus 11 so that it can move smoothly on the horizontal surface 18 of the plunger polishing apparatus 11. ing. Abrasive cloth, that is, sandpaper 19 is affixed to the abrasive pressing plate 17. A lid 20 is provided on the upper surfaces of the main bodies 11A and 11B.
[0017]
A rubber roller 21 that is a rotating roller is attached to the inner surface of the plunger polishing apparatus 11 in a state where the shaft is inclined at about 45 degrees from the horizontal position. The rubber roller 21 is fixed to a roller support 22 as shown in FIG. The roller support 22 is provided with a shaft 23 so that the roller support 22 can rotate in the cylindrical hole 24 of the main body 11A.
[0018]
As shown in FIG. 5, a fixed ball 26 that is always pressed by a coil spring 25 is attached to the roller support 22 on the shaft end of the rubber roller 21, and normally engages with a groove 27 provided in the main body 11A. However, it is fixed so as to maintain a fixed position in the cylindrical hole 24. A pair of grooves 27 are provided on a diagonal line inclined by about 45 degrees from the horizontal position, and another pair is also provided at a position that forms an angle of 90 degrees when viewed from the direction of the tube hole 24. A belt-like felt 28 is embedded in the lower end portion of the inner peripheral surface of the plunger polishing apparatus 11.
[0019]
When the plunger polishing device 11 is mounted on the packing presser 10, the sandpaper 19, the rubber roller 21 and the felt 28 are all pressed against the outer peripheral surface of the plunger 2. Further, the plunger polishing device 11 is placed on the packing presser 10 by the weight of the plunger polishing device 11 via the bearing roller 15 and rotates.
[0020]
When the plunger 2 is moved in the direction of pulling up from the jack 1, the plunger polishing device 11 stays on the packing retainer 10 due to its own weight. At this time, the plunger polishing apparatus 11 rotates counterclockwise as viewed from above along the sliding surface of the plunger 2 due to the effect of the mounting angle of the rubber roller 21. The plunger polishing apparatus 11 smoothly rotates on the packing retainer 10 by the action of the bearing roller 15. By this rotation, the scratches 29 of the sandpaper 19 are obliquely attached to the sliding surface of the plunger 2 as shown in FIG.
[0021]
When the plunger 2 is moved in the direction of pushing down the jack 1, the plunger polishing device 11 is pushed from the packing holder 10 and remains. At this time, depending on the mounting angle of the rubber roller 21, the plunger polishing device 11 rotates in the clockwise direction when the sliding surface of the plunger 2 is viewed from above, so that the scratch 29 is made.
[0022]
Further, when the roller support 22 is rotated by 90 degrees by hand and the fixed ball 26 is fitted in another groove 27 and the same operation is performed, the polishing apparatus is moved in the opposite direction due to the difference in the direction of the rubber roller 21. Will cause a wound 30 with a different orientation. The felt 28 is for the rubber roller 21 to absorb oil adhering to the sliding surface of the plunger 2 and prevent it from slipping.
[0023]
As described above, according to the first embodiment of the present invention, the rubber roller 21 is provided on the inner peripheral surface of the plunger polishing apparatus 11 with the shaft 23 inclined, thereby supplying power from the outside. However, the plunger polishing apparatus 11 automatically rotates, and a uniform and stable plunger polishing operation can be performed. In addition, since it has a simple structure that does not use a power source such as an electric motor, a small size whose outer size is not larger than the packing presser 10 can be realized and can be attached freely.
[0024]
Embodiment 2. FIG.
In addition, the abrasive pressing plate 17 in the first embodiment can be formed of a plastic material having a slight deflection. As a result, the same effect as in the first embodiment can be obtained, and the deflection of the abrasive pressing plate 17 makes the sandpaper 19 easy to conform to the sliding surface of the plunger 2, and the sliding surface of the blanker 2. Can be more uniformly and stably performed.
[0025]
Embodiment 3 FIG.
FIG. 7 shows a polishing plate 31 containing an abrasive material, in which the parts divided into the abrasive pressing plate 17 and the sandpaper 19 in the embodiment shown in FIG. 4 are integrated. Even if the polishing plate 31 is worn by polishing the long plunger 2, the coil spring 16 pushes out the polishing plate 31 and always maintains a good polishing state.
[0026]
According to the present embodiment, since the polishing plate itself is used as the abrasive, the polishing operation can be performed stably for a long period of time without replacing the sandpaper 19. Further, even when the plunger is long, it is not necessary to remove the plunger polishing device 11 and replace the sandpaper 19, so that the working time can be shortened and the working efficiency can be improved.
[0027]
Embodiment 4 FIG.
Further, as shown in FIG. 8, a thin through cylinder hole 32 penetrating outside from the bottom of the cylinder hole 24 of the main body 11A shown in FIG. 4 is provided, and a plunger-like shaft 33 is extended outside the roller support 22. It is also possible to provide a structure that can slide and rotate in the through cylinder hole 32. A thread 34 is provided near the outside of the through-hole 32 and an adjustment screw 35 is screwed in. A coil spring 36 is inserted between the adjustment screw 35 and the shaft 33 of the roller support 22 and functions to press the rubber roller 21 against the plunger 2 via the roller support 22. A negative notch is provided on the end surface of the shaft 33.
[0028]
By turning the adjusting screw 35, the length of the coil spring 36 changes, and the pressing force of the rubber roller 21 can be adjusted. After removing the adjustment screw 35 and taking out the coil spring 36, the direction of the rubber roller 21 can be changed by rotating the roller support 22 with a flathead screwdriver from the outside of the through cylinder hole 32.
[0029]
According to the structure of the present embodiment, by moving the plunger 2 in the axial direction, the force for rotating the plunger polishing apparatus 11 is obtained by the inclination of the shaft of the rubber roller 21 and the pressing force. The pressing force can be easily adjusted by adjusting the adjusting screw 35. In addition, since the angle of the rubber roller 21 can be changed without removing the plunger polishing apparatus 11 from the plunger 2, the working efficiency can be improved.
[0030]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0031]
1) By providing a rotating roller on the inner peripheral surface of the plunger polishing device body with its axis tilted, the device rotates automatically without the need for external power supply, and the plunger slides. A uniform polishing operation of the surface can be performed stably. In addition, a simple structure that does not use an electric motor or the like can be achieved, the apparatus size can be reduced, and attachment can be facilitated.
[0032]
2) By forming the abrasive pressing plate with a flexible material such as plastic having a slight deflection, the abrasive cloth becomes easy to conform to the sliding surface of the plunger due to the deflection of the abrasive pressing plate. Polishing of the sliding surface of the jar can be performed more uniformly and stably.
[0033]
3) By using the abrasive pressing plate itself as the abrasive, there is no need to remove the plunger polishing device and replace the abrasive cloth, making it possible to perform the polishing operation stably for a long period of time and reduce the work time. The efficiency can be improved.
[0034]
4) Since the main body having the hollow portion is divided into two parts and formed so as to be fixed by a hinge and a clasp, the attachment workability of the polishing apparatus can be improved.
[0035]
5) By forming the tilt angle of the axis of the rotating roller so as to be set to an opposite angle, the rotating direction of the apparatus can be reversed, and high quality polished eyes that intersect can be obtained.
[0036]
6) A through-cylinder hole having a thread is provided at the bottom of the cylinder hole for mounting the roller support, and a spring and an adjustment screw are provided in the through-cylinder hole, thereby adjusting the pressing force of the rotating roller. It is possible to prevent rotation failure and to easily change the angle of the rotating roller, thereby improving work efficiency.
[0037]
7) By providing a felt belt part at the lower part of the inner peripheral surface of the hollow part, the shavings are removed and the oil adhering to the plunger is absorbed to prevent sliding of the rotating roller, thereby ensuring the plunger polishing device. It is possible to perform a uniform and stable polishing operation.
[0038]
8) By providing the bearing roller on the lower surface of the main body, the plunger polishing apparatus rotates smoothly on the packing presser, and a uniform and stable polishing operation can be performed.
[Brief description of the drawings]
1 is an overall configuration diagram of a plunger polishing apparatus for a hydraulic elevator showing Embodiment 1 of the present invention;
FIG. 2 is a view showing a state in which the polishing apparatus of FIG. 1 is attached to a plunger of a jack.
FIG. 3 is a perspective view of one side portion of the main body of the polishing apparatus.
4 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
5 is a BB cross-sectional view of the vicinity of the rubber roller and roller support of FIG. 4;
FIG. 6 is a view showing an example of a processing scratch formed on the plunger surface by the plunger polishing apparatus of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a principal part of a plunger polishing apparatus showing Embodiment 3 of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a principal part of a plunger polishing apparatus showing Embodiment 4 of the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing an example of a method for polishing a plunger sliding surface of a hydraulic elevator that is generally used conventionally.
[Explanation of symbols]
1 Jack, 2 Plunger, 3 Sheave, 4 Car, 5 Wire rope, 6 Bracket, 7 Worker, 8 Sandpaper, 9 Worker, 10 Packing presser, 11 Polishing device, 11A, 11B Main body, 12 Hinge, 13 hook, 14 latch, 15 bearing roller, 16 coil spring, 17 abrasive pressing plate, 18 horizontal surface, 19 sandpaper, 20 lid, 21 rubber roller, 22 roller support, 23 shaft, 24 cylinder hole, 25 coil spring, 26 Fixed ball, 27 groove, 28 felt, 29 scratch, 30 scratch, 31 polishing plate, 32 through cylinder hole, 33 shaft, 34 thread, 35 adjustment screw, 36 coil spring

Claims

プランジャーに嵌合可能な中空部を有する本体と、
該中空部の内周面に軸を傾けて設置され、プランジャーの上下動により従動回転する回転ローラーと、
中空部の内周面に設置してプランジャーを研磨する研磨材部と、
該研磨材部をプランジャーに押し付ける手段と、
を備え、
前記本体には、回転ローラーの軸の傾け角度をプランジャーの長軸方向を対称中心として逆向きの角度に設定可能なように、回転ローラーの軸受けとなる溝が両方の角度で形成されている油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置。A body having a hollow portion that can be fitted to the plunger;
A rotating roller that is installed on an inner peripheral surface of the hollow portion with an axis inclined, and is rotated by a vertical movement of a plunger ;
An abrasive part for polishing the plunger installed on the inner peripheral surface of the hollow part;
Means for pressing the abrasive part against the plunger;
Equipped with a,
Grooves serving as bearings for the rotary roller are formed at both angles so that the tilt angle of the axis of the rotary roller can be set to an opposite angle with the long axis direction of the plunger as the center of symmetry. Plunger polishing device for hydraulic elevator.

中空部を有する本体を二分割して形成し、該二分割して形成した本体の一方の端部同士を蝶番により結合し、他端を留め金具により固定可能に形成した請求項１に記載の油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置。2. The body according to claim 1, wherein the main body having a hollow part is formed by being divided into two parts, one end parts of the two main parts formed by the two parts are joined together by a hinge, and the other end is fixed by a fastener. Plunger polishing device for hydraulic elevator.

本体に、回転ローラーを支えるローラ支えを装着する筒穴と、その筒穴の底部から外部に貫通しその内壁にねじ山を有する貫通筒穴と、を形成し、
該貫通筒穴にばねと調整ねじを挿入し、調整ねじを回すことによりローラ支えの装着位置を変えて回転ローラーの押付力の調整を行う請求項１又は２に記載の油圧式エレベーターのプランジャー研磨装置。 In the main body, a cylindrical hole for mounting a roller support that supports the rotating roller, and a through cylindrical hole that penetrates from the bottom of the cylindrical hole to the outside and has a thread on its inner wall ,
Insert the spring and the adjusting screw in the through tube bore, hydraulic elevator plunger according to claim 1 or 2 by changing the mounting position of the roller bearing by turning the adjustment screw to adjust the pressing force of the rotating rollers Polishing equipment.