JP3626381B2

JP3626381B2 - Ratchet cutter

Info

Publication number: JP3626381B2
Application number: JP34225099A
Authority: JP
Inventors: ラルフ・プッチユ; カルル・プッチユ
Original assignee: クニペックス−ウエルク・ツエー・グスターフ・プッチユ
Priority date: 1990-07-24
Filing date: 1999-12-01
Publication date: 2005-03-09
Anticipated expiration: 2020-03-09
Also published as: DE9010931U1; JP2000176731A; ES2077720T3; EP0468196A1; EP0468196B1; US5218768A; JPH04236977A; JP3401264B2; DE59106654D1

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、可動および固定ハンドルを有し、その際固定ハンドルが、ほぼ円の弓形状に形成されている第一の固定ブレードを形成し、さらに固定ブレードの上方の端部範囲に可動ブレードが、固定ブレードと鋏状に協働するように枢着され、可動ブレードは第一のブレードに平行な平面内を運動しかつこの第一のブレードと協働しかつロックレバーおよび送りレバーを有するラチェット機構と協働し、ラチェット機構は可動ブレードの外周に形成された歯切り部に噛み合い、その際さらにロックレバーが解放位置に運動可能である手動のラチェットカッタ、特にケーブルカッタに関する。
【０００２】
このように形成されたラチェットカッタは、ドイツ特許明細書２８３２５６１から特にケーブル、形材などのための手操作の鋏として知られており、その場合ハンドル要素が固定ブレードに移行しかつその自由端に旋回可能なブレードが支承されている。このブレードは外側の歯切り部を担持しており、この歯切り部は、可動ハンドルにより作用される、送りレバーとロックレバーを有する閉鎖駆動部と協働する。この形状嵌め合い結合をゆるめるために、送りレバーとロックレバーは共通のアンロックスライドと係合している。アンロックスライドを変位させることにより、レバーを歯切り部から押し出し、その結果ブレードの解放を達成できる。この設計で不利なことは、旋回可能なブレードの歯切り部が閉鎖駆動部の範囲から到達するまで長くスライドがアンロック位置に保持されなければならないことである。可動ブレードを解放位置に拘束することは不可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に述べた種類のラチェットカッタを製造技術的に簡単でかつ操作技術的に好都合に形成することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項１に記載の発明により解決される。従属請求項は、発明の対象の有利な発展である。
【０００５】
そのような構成により、使用価値の高い冒頭に述べた種類のラチェットカッタが達成され、このラチェットカッタでは可動ブレードの解放位置の拘束が可能であり、その際構造的な手段が簡単でありかつ目的に叶って形成されている。そのように、送りレバーが離脱するように動かされかつ同時にロックレバーをその解放位置に閉塞するように、ロックレバーが送りレバーをその解放位置で後ろから把持することが行われる。解放機構の煩雑な保持は必要でない。それ故、ラチェットカッタの操作技術的に好都合な片手操作が確保される。この場合、ロックレバーがハンドル突起を有することは特に有利であることが判明している。従って、構成部品の数が最適化されて最小になりかつ重量の減少が達成される。なぜなら、付加的なアンロック要素がなくなるからである。この場合、ハンドル突起がロックレバーの平面内を延びていてかつ側方でカバー板を越えて突出していることは特に有利であることが判明している。これにより、旋回可能なブレードの人間工学上好都合な解放操作が得られる。この形成では、ハンドル突起はラチェットカッタを操作する手の母指範囲に存在し、従って最適な片手操作を保証する。この形成の別の利点は、上に置かれるさらに別の部材（アンロック要素など）を全く必要としないので、いっそう平らな構造方式が得られることに見ることができる。
【０００６】
このラチェットカッタにおいて、さらに別の利点が得られ、その際送りレバーのヒンジピンが旋回ハンドルのヒンジ凹部にならびに支承板とカバー板の間にゆるく受け入れられることにより、旋回ハンドルの支承範囲が固定ハンドルの支承板とカバー板の間に受け入れられる。これにより、ラチェットカッタのいっそう平らな構造形式を達成するための別の進歩がなし遂げられる。上記の形成により、旋回ハンドルの同じ平面に送りレバーを配置することが実現される。この場合、ヒンジ凹部が実質的に半円形であることは特に有利であることが判明している。送りレバーと旋回ハンドルの間の確実な形状嵌め合い結合をなし遂げるために、ヒンジ凹部を１８０ °より大きくするのが特に好都合である。さらに、有利な特徴は、送りレバーが、支承板に形成された受け入れポケット内を延びていることにある。旋回可能なブレードの自由な回転の拘束は、特に送りレバーが、旋回レバーを下から把持しかつロックレバーにより捕らえうる閉塞突起を有することにより達成される。この場合、ユニットである送りレバー／閉塞突起は揺り棒として形成され、その際回転点はヒンジピンの軸中心点に存在する。旋回可能なブレードの解放位置で、ロックレバーが閉塞突起を後方から把持し、その際送りレバーはブレードの歯切り部から離脱状態に保持される。直ちに、閉塞突起がロックレバーをその解放位置に保持する。送りレバーとロックレバーがこの位置で相互に閉塞し合い、これにより解放位置の拘束を達成する。拘束の相殺は、ロックレバーがそのハンドル突起で閉塞突起から離れるように動かされてこれを解放することによりはっきりした意思のときのみ可能である。それから、送りレバーが再び旋回可能なブレードの歯切り部と噛み合う。さらに、部品の節約のためにおよび重量を減らすために、ロックレバーと係止レバーが共通のばねにより作用されるようにする。特に、ばねがロックレバーの解放位置と係合位置で係止レバーを開放位置に予め負荷するようにする。この構成により、ラチェットカッタの確実な作用が確保される。工具のロックは、係止レバーがばね力に抗して係止位置に動かされるはっきりした意思のときにのみ行うことができる。可動ブレードがロックレバーの範囲を去るや否や、このロックレバーは係止レバーに支持されるばねのばね力により離脱位置に変位する。最後に、ロックレバーのこの回転運動のときに、ばねがロックレバーの停止縁により連行され、従って係止レバーが解放される。この場合、係止レバーがその重量分布によりばね負荷なしでロック位置に自動的に変位することは有利であることが判明している。可動ブレードがロックレバーから離脱するように移動するや否や（このことは固定および可動ブレードの切刃の変位後始めて行われる）、可動ブレードのさらに続く送りが不可能でありかつ係止レバーがその係止位置に自動的に旋回する。それ故、ケーブルまたは同様なもの離断が行われた後、係止レバーを手で作用させることは必要でない。ラチェットカッタを使用後直ちに安全にそばへ置くことができる。さらに、なお有利なことは、旋回ハンドルが、可動ブレードの歯切り部の一つまたは二つの歯だけの送りに対応する角度にわたって選択的に旋回可能であることである。それ故、ブレードの比較的速いまたはゆっくりした閉鎖の間を選択できる。別の構成では、ラチェットカッタを次のように、すなわち、ラチェット機構が実質的に上方と下方のカバー板の間の（平らな）位置に形成され、その際必要な下方のまたは上方の把持が上方と下方のカバー板のポケットの形成により実現されるように形成する。それ故、そのように実現されたラチェットカッタは比較的平らな構造形式を有する。この操作技術的に最適なラチェットカッタの形成により、今や近づきにくい範囲で作業することもできる。この場合、ロックレバーが、送りレバーを捉えるために受け入れポケットに侵入する鼻部を形成することが特に有利であることが判明している。この送りレバーは、下側に、送りレバーの輪郭を越えて突出する板を有し、この板の厚さが実質的に受け入れポケットの深さに対応している。このとき、旋回可能なブレードの自由な回転の拘束を達成するには、ロックレバーの鼻部が送りレバーの板を受け入れポケットの範囲で後ろから把持すればよく、その際ここでも送りレバーがブレードの歯切り部に対して離脱状態に保持される。この場合、拘束を相殺するためには、もっぱらハンドルの圧縮しか必要でない。最後に、板および相応して受け入れポケットが、全ての運動のときに絶えずブレードと重なっているような大きさで形成されることが特に有利であることが分かっている。
【０００７】
【実施例】
以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する。
【０００８】
図１〜１１に示した第一の実施形態のラチエットカッタ１は、旋回ハンドル２と固定ハンドル３を有し、これらのハンドルはほぼ長方形の支承板４に材料一体的に移行している。この支承板４から出発して、急速にくぼんで走る弧状の切刃６を有する固定ブレード５が形成されている。このブレード５はその上端範囲７に、可動ブレード９を支承するための旋回支承部８を形成しており、可動ブレード９は切刃１０のついた円部分の形状を有する。可動ブレード９は固定ブレード５に対し平行な平面内を運動し、その際平坦な面９′と５′が切断過程で互いに接し合って滑る。平坦な面９′と５′と反対側のブレード９と５の側面には、切刃１０と６が斜角面１０′と６′を有する。可動ブレード９の切刃１０は、旋回支承部８から出発して弧状に、著しくくぼんで走り、やや凸状の範囲に移行して、そして最後にそんなに著しくなくくぼんださらに続く範囲に移行してついには端部範囲１１に到る。可動ブレード９の外周に、この可動ブレードは歯切り部１２が形成されまたは歯区分として形成されている。
【０００９】
歯切り部１２には、送りレバー１３とロックレバー１４を有するラチエット機構１５が噛み合う。ロックレバー１４は、支承板４に配置された支承ピン１６に自由に旋回可能に着座しており、かつその一端にロック鼻部１７を形成しおよびこの対向する端部に側方に支承板４を越えて突出するハンドル１８を形成している。支承ピン１６の範囲を引き入れる凹部１９では、ロックレバー１４に螺旋ばね２０が付設され、この螺旋ばねの一端がロック鼻部１７の範囲で凹部１９の壁に支持されている。他端で、螺旋ばね２０は係止レバー２１を作用させるが、この係止レバーは、支承板４に付設されたピン２２に支承されて、時計方向と反対に開放位置に保持される。係止レバー２１は、旋回ハンドル２に向けられたその端部に係止鼻部２３を形成し、この係止鼻部２３は係止位置で旋回ハンドル２の突起２４の奥に係合し、従って旋回ハンドル２を固定する。係止鼻部２３と反対側の端部に、係止レバー２１は、側方に支承板４を越えて突出する係止ハンドル２５を有する。
【００１０】
送りレバー１３は、支承ピン２６で旋回ハンドル２の円の弓形状のヒンジ凹部２７に支承され、その際ヒンジ凹部２７は１８０ °より大きい。ヒンジピン２６で、レバー２８には、二つの成形されたラチェット歯２９と３０が形成され、これらのラチェット歯は、一端で旋回ハンドル端面に支持されるばね３１の作用を受けてブレード９の歯切り部１２に噛み合う。ヒンジピン２６のレバー２８と反対側に、ヒンジ凹部２７を形成する横断面のいっそう小さい鼻部３２を下から把持する閉塞突起３３が形成されている。この閉塞突起３３は、ラチェット歯２９および３０が歯切り部１２と形状嵌め合い結合をしたときに、停止ピン３４で旋回ハンドル２の側面３５に支持される。送りレバー１３は、旋回ハンドル２の上側から支承板４の凹部３６まで延びている。この場合、旋回ハンドル２の下側と凹部３６の底の間の間隔は、鼻部３２に下から係合する閉塞突起３３の厚さに対応する。
【００１１】
旋回ハンドル２は、旋回ピン３７に支承されている。旋回ハンドル２と固定ハンドル３の間に配置された螺旋ばね３８は、ハンドルを常に、両方のハンドルが広げられる開放位置に押圧しようとしている。
【００１２】
送りレバー１３、ロックレバー１４、係止レバー２１、ブレード９および旋回ハンドル２の頭部範囲は全て同一平面に存在し、全て同じ厚さを有し、かつねじで締めつけられたカバー板３９により覆われる。このことから、三つの平面からなっている非常に平らなサンドイッチ構造形式が生ずる。第一の平面は、そこから延びているブレード５を有する支承板４を形成する。第二の平面は、第一の平面に置かれる上記の同じ厚さの部分品からなっている。最後に、第三の平面がカバー板３９を形成する。
【００１３】
図１に示した作用位置から出発すると、機能は次の通りである。
【００１４】
可動ブレード９は、ブレード９の切刃１０とブレード５の切刃６の間に存在する加工片Ｗを幾分囲み、その際ブレード９はラチェット機構１５と噛み合っている。このとき、ブレード９は、支承板４とカバー板３９の間に設けられたスリット４０内を導かれる。今や、ハンドル２と３の交互の解放と圧縮を継続することにより、可動ブレード９が、その歯切り部１２とラチェット機構１５から形成された押し駆動部により断続的にさらに動かされる。旋回ハンドル２を解放すると、この旋回ハンドルは螺旋ばね３８のばね負荷の下に旋回し、そしてこの変位のときにヒンジ凹部２７を介して、送りレバー１３をブレード９の送り方向と反対に動かし、その際歯部２９と３０がばね３１の負荷の下に歯切り部１２の上をラチェット状にそれる。このとき、閉塞突起３３が旋回ハンドル２の側面３５にある停止位置を離れ、そして今や支承板４の凹部３６の壁に支持される。ハンドル２と３を圧縮すると、送りレバー１３がブレード９を閉鎖位置に動かし、その際両方の切刃６と１０の間の内法幅が減少する。この過程の間、ロックレバー１４が歯部１２の上をラチェット状に動いて、ブレード９を旋回して戻らないようにロックする。このことは例えば弾性的な加工片の場合にまたは旋回ハンドル２の解放のときにも起こりうる。このとき、多かれ少なかれ旋回ハンドル２を遠くへ解放することにより、一つの歯または二つの歯に対応する異なる送りを達成できる。内法幅Ｌがゼロまたはいっそう小さくなるや否や、加工片Ｗが切刃６と１０により分割される。可動ブレード９がロックレバー１４から離脱するや否や、このロックレバーはばね予応力の作用の下にブレード９の旋回範囲に変位し、この変位のときに螺旋ばね２０を連行し、そしてそれ故係止レバー２１を解放する。今や、この係止レバーはその重量分布により自動的にロック位置に旋回し、そのロック位置ではロック鼻部２３が旋回ハンドル２の突起２４を捉えてこれを閉塞する。係止の解放は、係止ハンドル２５により係止レバー２１が戻るように旋回されるときだけ可能である。しかしながら、ラチェットカッタ１のロックは、可動ブレード９がなおロックレバー１４と係合しているときも可能である。このとき、もっぱら係止レバー２１を螺旋ばね２０のばね力に抗して手で旋回させなければならない。
【００１５】
歯切り部１２とラチェット機構１５の間の噛み合いの解放は、ハンドル２と３の圧縮された状態で行うことができる。このとき、ロックレバー１４をハンドル１８により螺旋ばね２０のばね力に抗して歯部１２から離脱するように旋回させる。それから、旋回ハンドル２が解放され、その際閉塞突起３３の停止ピン３４が、ロック鼻部１７の範囲に存在するロックレバー１４の側壁に支持される。今や、ブレード９は両方向に自由に回転可能である。図９に示した状況が明らかにするように、送りレバー１３とロックレバー１４の相互の閉塞により解放位置の拘束が行われる。このことは、ロックレバー１４がその後ばね力の下に時計方向に戻るように変位しようとすることにより明らかである。しかしながら、この回転モーメントには、送りレバー１３が同様にばね力の下に噛み合い位置に旋回しようとする力が対抗している。この両方の逆方向の回転モーメントが、停止ピン３４とロックレバー１４の側壁との間の接点で相殺される。それ故、その結果が両レバー１３と１４の逆方向の閉塞である。図１０から認められるように、この拘束はハンドル２と３の圧縮のときにも保たれたままである。解放位置をゆるめる操作は、簡単な仕方で行われる。ロックレバー１４をハンドル１８により螺旋ばね２０のばね力に対して、ロックレバー１４が停止ピン３４を解放するまで旋回させ、そしてそれにより送りレバー１３が再び歯切り部１２に対する噛み合い位置に戻るように旋回することができる。これによって、ロックレバー１４も再び噛み合い位置に戻るように変位することができる。
【００１６】
図１２〜１５による第二の実施形態のラチェットカッタ１′の構成は、実質的に第一の実施形態のラチェットカッタ１の構成に対応しているが、その際同じ構成部品に対する参照数字はこの実施形態でも適合する。
【００１７】
この場合、ラチェットカッタ１′のロックは、揺り棒として形成された係止レバー２１′により行われ、この係止レバーはリベットまたは同様なものを用いて旋回ハンドル２に旋回運動可能に支承されている。係止レバー２１′は、一方では旋回ハンドル２のハンドル範囲に突出する係止ハンドル２５を有しかつ他方では係止突起２３′を有する。この係止レバーは、係止位置で縁側に配置されたカバー板３９′の凹部４５に内側へ旋回する。螺旋ばね３８により外側へ旋回しようとするハンドル２は、係止位置で係止突起２３′の端面を介して、対応して成形された凹部４５の停止肩部に支持される。ラチェットカッタ１′のロックを解除するために、係止レバー２１′を母指の操作により開放位置にもたらすが、その際係止突起２３′がカバー板３９′の凹部４５から出て来て、従って旋回ハンドル２を解放する。
【００１８】
図１３に見ることができるように、ラチェット機構１５′は同様に送りレバー１３′とロックレバー１４′からできている。この場合、支承板４の凹部３６′は第一の実施形態よりいっそう大きく形成されている。ロック鼻部１７の範囲には、ロックレバー１４′に、凹部３６′に突出する鼻部４６が形成されている。
【００１９】
図１３によると、送りレバー１３′は、ヒンジピン２６′で、旋回ハンドル２の円の弓形状のヒンジ凹部に支承され、その際ヒンジピン２６′で、レバー２８′には成形された三つの係止歯４７〜４９が形成されており、これらの係止歯は、端支持部が旋回ハンドル端面の孔３１′にあるばね３１の作用の下にブレード９の歯切り部１２に噛み合う。端部側にレバー２８′は***５０を有する。この***５０は、送りレバー１３′の旋回運動のときにばね３１がレバー２８′におけるその支持を失わないように阻止する。送りレバー１３′の下側に、この送りレバーに、送りレバー１３′の輪郭を越えて突出している板５１が形成されている。その厚さは、実質的に凹部３６′の深さに対応する。
【００２０】
ラチェットカッタ１′の作用の仕方は、第一の実施形態の作用の仕方に対応する。
【００２１】
歯切り部１２とラチェット機構１５′の間の噛み合いの解放は、この実施形態では次のように行われる。
【００２２】
ハンドル２と３の圧縮された状態で、ロックレバー１４′をそのハンドル１８により、一方ではロックレバー１４′にかつ他方では支承板４に支持される螺旋ばね２０′のばね力に抗して歯切り部１２から離脱するように旋回させる。今や、旋回ハンドル２が解放され、その際送りレバー１３′の板５１がその停止縁５２で、ロックレバー１４′の係止鼻部１７の範囲に配置された鼻部４６に支持される。この支持により、送りレバー１３′がヒンジピン２６′の軸中心点を中心として旋回し、従って同様に歯切り部から離脱することになる。今や、ブレード９が両方向に自由に回転可能である。図１４から見ることができるように、送りレバー１３′とロックレバー１４′の相互の閉塞は、結果として、受入れポケット３６′の範囲で行われる解放位置の拘束を伴う。解放位置をゆるめることは、両方のハンドル２と３の簡単な圧縮により行われる。ばね圧の下で上方に向かって（図面で）予応力を受けたロックレバー１４′は、ハンドル２、３が圧縮されたときに、板５１とのロック後方把持から自動的に移動する。
【００２３】
図１３と１４から見ることができるように、板５１はラチェット機構１５′の全ての運動のときに絶え間なくブレード９により少なくとも部分的に覆われる。この手段により、送りレバー１３′の範囲で高い安定性が達成される。
【００２４】
上記の記載、図面および請求の範囲に開示された本発明の特徴は、個々にも任意の組み合わせでも本発明の実現のために重要である。全ての開示された特徴は本発明の本質である。
【００２５】
【発明の効果】
本発明のラチェットカッタは以上述べたように構成されているので、使用価値が高く、可動ブレードの解放位置の拘束が可能であり、その際構造的な手段が簡単でありかつ目的に叶って形成されている。従って、解放機構の煩雑な保持は必要がなく、ラチェットカッタの操作技術的に好都合な片手操作が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図１】圧縮された操作位置にある、カバー板を除去したときの本発明によるラチェットカッタの第一の実施形態の正面図である。
【図２】図１による部分拡大図である。
【図３】旋回ハンドルの送りレバーを受け入れるヒンジ凹部の範囲を示す斜視図である。
【図４】図１の矢印ｘによるラチェットカッタの側面図である。
【図５】図１の矢印ｙによる別の側面図である。
【図６】ラチェットカッタの背面図である。
【図７】図１に対応する絵であるが、無負荷にされた操作位置にある状態を示す図である。
【図８】図７の部分拡大図である。
【図９】旋回ハンドルの無負荷位置にある可動ブレードの解放位置の拡大図である。
【図１０】図９に対応する図であるが、旋回ハンドルの負荷された位置を示す。
【図１１】ロック位置の拡大図であるが、可動ブレードがロックレバーの範囲から移動しそして係止レバーが自動的にロック位置に変位した状態を示す。
【図１２】圧縮されかつ固定された操作位置にあるラチェットカッタの第二の実施形態の正面図である。
【図１３】ラチェット機構の部分拡大図である。
【図１４】図１３に対応する図であるが、その際しかしロックレバーが可動ブレードから離脱して保持されている。
【図１５】ラチェット機構の範囲を示す斜視図である。
【符号の説明】
１，１′ ラチェットカッタ
２可動ハンドル
３固定ハンドル
４支承板
５第一の固定ブレード
７固定ブレードの上方の端部範囲
９可動ブレード
１２歯切り部
１３，１３′ 送りレバー
１４，１４′ ロックレバー
１５，１５′ ラチェット機構
１８ハンドル突起
２０ばね
２１係止レバー
２６，２６′ ヒンジピン
２７，２７′ ヒンジ凹部
３３，５１閉塞突起
３６，３６′ 受け入れポケット
３９，３９′ カバー板[0001]
[Industrial application fields]
The present invention has a movable and fixed handle, wherein the fixed handle forms a first fixed blade that is formed in a substantially circular arcuate shape, and further the movable blade is in the upper end region of the fixed blade. A ratchet pivotally mounted to cooperate in a hooked manner with the stationary blade, the movable blade moving in a plane parallel to the first blade and cooperating with the first blade and having a lock lever and a feed lever In cooperation with the mechanism, the ratchet mechanism relates to a manual ratchet cutter, in particular a cable cutter, which meshes with a gear cut formed on the outer periphery of the movable blade and further allows the lock lever to move to the release position.
[0002]
A ratchet cutter formed in this way is known from German Patent Specification 28 32 561, in particular as a hand-operated scissor for cables, profiles, etc., in which case the handle element is transferred to a stationary blade and its free A pivotable blade is supported at the end. The blade carries an outer gear cut, which cooperates with a closing drive having a feed lever and a lock lever, acted on by a movable handle. In order to loosen this form-fit connection, the feed lever and the lock lever are engaged with a common unlock slide. By displacing the unlock slide, the lever can be pushed out of the gear cut, so that release of the blade can be achieved. The disadvantage of this design is that the slide must be held in the unlocked position for a long time until the pivotable blade gearing reaches from the range of the closing drive. It is impossible to restrain the movable blade in the release position.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to form a ratchet cutter of the kind mentioned at the outset, which is simple in terms of manufacturing technology and convenient in terms of operation technology.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
This problem is solved by the invention described in claim 1. The dependent claims are advantageous developments of the subject matter of the invention.
[0005]
Such a configuration achieves a ratchet cutter of the type mentioned at the beginning, which has a high value in use, in which the release position of the movable blade can be constrained, in which the structural means are simple and the purpose It is formed to come true. As such, the lock lever is gripped from behind in the release position so that the feed lever is moved away and at the same time closes the lock lever in its release position. No complicated holding of the release mechanism is necessary. Therefore, a one-handed operation that is advantageous in terms of operation technology of the ratchet cutter is ensured. In this case, it has been found to be particularly advantageous for the lock lever to have a handle projection. Thus, the number of components is optimized and minimized and weight reduction is achieved. This is because there is no additional unlocking element. In this case, it has proved to be particularly advantageous if the handle projection extends in the plane of the lock lever and projects laterally beyond the cover plate. This provides an ergonomic expedient release operation of the pivotable blade. In this configuration, the handle projection is in the thumb range of the hand operating the ratchet cutter, thus ensuring optimal one-handed operation. It can be seen that another advantage of this formation is that a flatter construction scheme is obtained, since no further components (such as unlocking elements) are required on it.
[0006]
In this ratchet cutter, another advantage is obtained, in which the hinge pin of the feed lever is loosely received in the hinge recess of the swivel handle and between the support plate and the cover plate, so that the support range of the swivel handle is fixed to the support plate of the fixed handle And accepted between cover plate. This provides another advancement to achieve a flatter form of ratchet cutter. With the above formation, it is possible to arrange the feed lever on the same plane of the turning handle. In this case, it has proved particularly advantageous that the hinge recess is substantially semicircular. It is particularly advantageous for the hinge recess to be larger than 180 ° in order to achieve a positive shape-fit connection between the feed lever and the pivot handle. A further advantageous feature is that the feed lever extends in a receiving pocket formed in the bearing plate. Restriction of the free rotation of the pivotable blade is achieved in particular by the feed lever having a closing projection that can be gripped from below and caught by the lock lever. In this case, the feed lever / occlusion protrusion as a unit is formed as a rocking bar, and the rotation point is at the axial center point of the hinge pin. At the release position of the pivotable blade, the lock lever grips the closing projection from the rear, while the feed lever is held in a disengaged state from the gear cutting portion of the blade. Immediately, the closing protrusion holds the lock lever in its released position. The feed lever and the lock lever close together at this position, thereby achieving the release position constraint. The restraint can only be canceled if the lock lever is moved with its handle projection away from the closing projection and releases it. Then, the feed lever is engaged with the gear cutting portion of the blade which can be turned again. Furthermore, in order to save parts and reduce weight, the locking lever and the locking lever are acted upon by a common spring. In particular, the spring preloads the locking lever in the release position at the release and engagement positions of the lock lever. With this configuration, a reliable operation of the ratchet cutter is ensured. The tool can only be locked with a clear intention to move the locking lever to the locking position against the spring force. As soon as the movable blade leaves the range of the lock lever, the lock lever is displaced to the disengaged position by the spring force of the spring supported by the locking lever. Finally, during this rotational movement of the lock lever, the spring is entrained by the stop edge of the lock lever and thus the locking lever is released. In this case, it has proved advantageous for the locking lever to automatically displace to the locked position without spring loading due to its weight distribution. As soon as the movable blade moves away from the lock lever (this is only done after the fixed and movable blades have been displaced), no further feed of the movable blade is possible and the locking lever It automatically turns to the locked position. Therefore, it is not necessary to manually actuate the locking lever after the cable or the like has been disconnected. The ratchet cutter can be safely placed immediately after use. Furthermore, it is still advantageous that the pivot handle is selectively pivotable over an angle corresponding to the feed of only one or two teeth of the movable blade gear cut. It is therefore possible to choose between a relatively fast or slow closing of the blade. In another configuration, the ratchet cutter is formed as follows, i.e., the ratchet mechanism is formed in a (flat) position substantially between the upper and lower cover plates, with the required lower or upper grips being It is formed so as to be realized by forming a pocket of the lower cover plate. Therefore, the ratchet cutter so realized has a relatively flat construction type. With the formation of a ratchet cutter that is optimal in terms of operation technology, it is now possible to work within a range that is difficult to approach. In this case, it has been found to be particularly advantageous for the locking lever to form a nose that enters the receiving pocket in order to catch the feeding lever. The feed lever has a plate on the lower side that projects beyond the contour of the feed lever, the thickness of the plate substantially corresponding to the depth of the receiving pocket. At this time, in order to achieve free rotation restraint of the pivotable blade, the nose portion of the lock lever only needs to grip the plate of the feed lever from the back within the range of the receiving pocket, and the feed lever is again in this case It is held in a detached state with respect to the gear cutting portion. In this case, only the compression of the handle is necessary to cancel the constraint. Finally, it has been found to be particularly advantageous for the plate and correspondingly the receiving pocket to be sized so as to constantly overlap the blade during all movements.
[0007]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to embodiments shown in the drawings.
[0008]
The lathe cutter 1 of the first embodiment shown in FIGS. 1 to 11 has a swivel handle 2 and a fixed handle 3, and these handles are transferred to a substantially rectangular support plate 4 integrally with the material. Starting from this support plate 4, a fixed blade 5 is formed which has an arcuate cutting edge 6 which runs in a recess. The blade 5 has a swivel support portion 8 for supporting the movable blade 9 in the upper end range 7, and the movable blade 9 has a circular shape with a cutting edge 10. The movable blade 9 moves in a plane parallel to the fixed blade 5, with the flat surfaces 9 'and 5' sliding against each other during the cutting process. On the side surfaces of the blades 9 and 5 opposite the flat surfaces 9 'and 5', the cutting edges 10 and 6 have beveled surfaces 10 'and 6'. The cutting edge 10 of the movable blade 9 starts from the swivel bearing 8 and runs arcuately in a significantly depressed area, transitioning to a slightly convex area and finally moving to a further area that is not significantly recessed. Eventually the end range 11 is reached. On the outer periphery of the movable blade 9, the movable blade is formed with a gear cutting portion 12 or as a tooth section.
[0009]
A ratchet mechanism 15 having a feed lever 13 and a lock lever 14 meshes with the gear cutting portion 12. The lock lever 14 is freely pivotably seated on a support pin 16 disposed on the support plate 4, and a lock nose 17 is formed at one end thereof, and the support plate 4 is formed laterally at the opposite end. A handle 18 that protrudes beyond is formed. In the recess 19 into which the range of the support pin 16 is drawn, a spiral spring 20 is attached to the lock lever 14, and one end of the spiral spring is supported by the wall of the recess 19 in the range of the lock nose 17. At the other end, the helical spring 20 acts on a locking lever 21, which is supported by a pin 22 attached to the support plate 4 and held in the open position opposite to the clockwise direction. The locking lever 21 forms a locking nose 23 at its end directed to the turning handle 2, and this locking nose 23 engages behind the protrusion 24 of the turning handle 2 at the locking position, Therefore, the turning handle 2 is fixed. At the end opposite to the locking nose 23, the locking lever 21 has a locking handle 25 that protrudes beyond the support plate 4 on the side.
[0010]
The feed lever 13 is supported by a bearing pin 26 in a circular arcuate hinge recess 27 of the swivel handle 2, with the hinge recess 27 being greater than 180 °. At the hinge pin 26, the lever 28 is formed with two shaped ratchet teeth 29 and 30, and these ratchet teeth are acted upon by a spring 31 supported at one end of the swivel handle end face to cut the blade 9. Engage with part 12. On the side opposite to the lever 28 of the hinge pin 26, a closing projection 33 is formed that grips a nose 32 having a smaller cross section forming the hinge recess 27 from below. The closing protrusion 33 is supported on the side surface 35 of the swivel handle 2 by the stop pin 34 when the ratchet teeth 29 and 30 are in shape fitting and coupling with the gear cutting portion 12. The feed lever 13 extends from the upper side of the turning handle 2 to the recess 36 of the support plate 4. In this case, the distance between the lower side of the turning handle 2 and the bottom of the recess 36 corresponds to the thickness of the closing projection 33 that engages the nose 32 from below.
[0011]
The turning handle 2 is supported by a turning pin 37. The helical spring 38 arranged between the swivel handle 2 and the fixed handle 3 always tries to push the handle into the open position where both handles are spread out.
[0012]
The feed lever 13, the lock lever 14, the locking lever 21, the blade 9 and the swivel handle 2 all have the same head area, all covered with a cover plate 39 having the same thickness and tightened with screws. Is called. This results in a very flat sandwich structure consisting of three planes. The first plane forms a bearing plate 4 with a blade 5 extending therefrom. The second plane consists of the above-mentioned parts of the same thickness placed on the first plane. Finally, the third plane forms the cover plate 39.
[0013]
Starting from the operating position shown in FIG. 1, the functions are as follows.
[0014]
The movable blade 9 somewhat surrounds the workpiece W existing between the cutting edge 10 of the blade 9 and the cutting edge 6 of the blade 5, where the blade 9 is engaged with the ratchet mechanism 15. At this time, the blade 9 is guided through a slit 40 provided between the support plate 4 and the cover plate 39. Now, by continuing the alternate release and compression of the handles 2 and 3, the movable blade 9 is intermittently further moved by the push drive formed by its gear cutting 12 and ratchet mechanism 15. When the swivel handle 2 is released, the swivel handle swivels under the spring load of the helical spring 38, and during this displacement, through the hinge recess 27, the feed lever 13 is moved opposite to the feed direction of the blade 9, At this time, the tooth portions 29 and 30 are displaced in a ratchet shape on the gear cutting portion 12 under the load of the spring 31. At this time, the closing projection 33 leaves the stop position on the side surface 35 of the turning handle 2 and is now supported by the wall of the recess 36 of the support plate 4. When the handles 2 and 3 are compressed, the feed lever 13 moves the blade 9 to the closed position, whereby the internal width between both cutting edges 6 and 10 is reduced. During this process, the lock lever 14 moves in a ratchet shape on the tooth portion 12 and locks the blade 9 so as not to pivot and return. This can occur, for example, in the case of elastic workpieces or when the pivoting handle 2 is released. At this time, different feeds corresponding to one tooth or two teeth can be achieved by releasing the swivel handle 2 more or less far. As soon as the inner width L is zero or even smaller, the workpiece W is divided by the cutting edges 6 and 10. As soon as the movable blade 9 is disengaged from the lock lever 14, the lock lever is displaced into the swivel range of the blade 9 under the action of the spring prestress, at which time the helical spring 20 is entrained and hence engaged. The stop lever 21 is released. Now, the locking lever automatically pivots to the locked position due to its weight distribution, and the lock nose 23 catches the projection 24 of the pivoting handle 2 and closes it at the locked position. The release of the lock is possible only when the lock lever 21 is pivoted back by the lock handle 25. However, the ratchet cutter 1 can also be locked when the movable blade 9 is still engaged with the lock lever 14. At this time, the locking lever 21 must be swung by hand against the spring force of the spiral spring 20.
[0015]
The engagement between the gear cutting portion 12 and the ratchet mechanism 15 can be released in a state where the handles 2 and 3 are compressed. At this time, the lock lever 14 is turned by the handle 18 so as to be separated from the tooth portion 12 against the spring force of the spiral spring 20. Then, the swivel handle 2 is released, at which time the stop pin 34 of the closing projection 33 is supported on the side wall of the lock lever 14 that is present in the area of the lock nose 17. Now the blade 9 can freely rotate in both directions. As the situation shown in FIG. 9 becomes clear, the release position is restrained by the mutual closing of the feed lever 13 and the lock lever 14. This is evident by the fact that the lock lever 14 then tries to displace back in the clockwise direction under the spring force. However, this rotational moment is countered by the force with which the feed lever 13 tries to turn to the meshing position under the spring force. Both of these reverse rotational moments are canceled by the contact between the stop pin 34 and the side wall of the lock lever 14. Therefore, the result is a reverse blockage of both levers 13 and 14. As can be seen from FIG. 10, this constraint remains maintained during the compression of the handles 2 and 3. The operation of loosening the release position is performed in a simple manner. The lock lever 14 is pivoted by the handle 18 against the spring force of the helical spring 20 until the lock lever 14 releases the stop pin 34, so that the feed lever 13 is again returned to the meshing position with respect to the gear cut 12. You can turn. As a result, the lock lever 14 can also be displaced so as to return to the meshing position again.
[0016]
The configuration of the ratchet cutter 1 ′ according to the second embodiment according to FIGS. 12 to 15 substantially corresponds to the configuration of the ratchet cutter 1 according to the first embodiment. The embodiment is also applicable.
[0017]
In this case, the ratchet cutter 1 ′ is locked by a locking lever 21 ′ formed as a rocking bar, and this locking lever is supported by the swivel handle 2 so as to be able to swivel using a rivet or the like. Yes. The locking lever 21 ′ has on the one hand a locking handle 25 protruding into the handle range of the swivel handle 2 and on the other hand a locking projection 23 ′. This locking lever pivots inwardly into the recess 45 of the cover plate 39 'arranged on the edge side at the locking position. The handle 2 to be rotated outward by the spiral spring 38 is supported by the stop shoulder portion of the correspondingly formed recess 45 through the end face of the locking projection 23 'at the locking position. In order to unlock the ratchet cutter 1 ', the locking lever 21' is brought into the open position by the operation of the thumb, and at this time, the locking projection 23 'comes out of the recess 45 of the cover plate 39', Accordingly, the turning handle 2 is released.
[0018]
As can be seen in FIG. 13, the ratchet mechanism 15 'is likewise made up of a feed lever 13' and a lock lever 14 '. In this case, the recess 36 'of the support plate 4 is formed larger than that of the first embodiment. In the area of the lock nose 17, a nose 46 is formed on the lock lever 14 ′ so as to protrude into the recess 36 ′.
[0019]
According to FIG. 13, the feed lever 13 'is supported by a hinge pin 26' in a circular arc-shaped hinge recess of the swivel handle 2, in which case the lever 28 'has three molded latches. Teeth 47 to 49 are formed, and these locking teeth mesh with the gear cutting part 12 of the blade 9 under the action of the spring 31 whose end support part is in the hole 31 ′ of the end face of the turning handle. On the end side, the lever 28 ′ has a ridge 50. This ridge 50 prevents the spring 31 from losing its support on the lever 28 'during the pivoting movement of the feed lever 13'. A plate 51 is formed on the lower side of the feed lever 13 'so as to project beyond the contour of the feed lever 13'. Its thickness substantially corresponds to the depth of the recess 36 '.
[0020]
The manner of operation of the ratchet cutter 1 'corresponds to the manner of operation of the first embodiment.
[0021]
In this embodiment, the mesh release between the gear cutting portion 12 and the ratchet mechanism 15 'is performed as follows.
[0022]
In the compressed state of the handles 2 and 3, the lock lever 14 ′ is toothed against the spring force of the spiral spring 20 ′ supported by the handle 18, on the one hand on the lock lever 14 ′ and on the other hand on the support plate 4. It is made to turn so that it may detach | leave from the cut part 12. FIG. Now, the swivel handle 2 is released and the plate 51 of the feed lever 13 'is now supported at its stop edge 52 by a nose 46 arranged in the area of the locking nose 17 of the lock lever 14'. With this support, the feed lever 13 'pivots about the axial center point of the hinge pin 26', and thus similarly disengages from the gear cutting portion. The blade 9 can now freely rotate in both directions. As can be seen from FIG. 14, the mutual closing of the feed lever 13 'and the lock lever 14' results in a release position constraint which takes place in the area of the receiving pocket 36 '. Loosening the release position is done by simple compression of both handles 2 and 3. The lock lever 14 'prestressed upward (in the drawing) under the spring pressure automatically moves from the lock rear grip with the plate 51 when the handles 2, 3 are compressed.
[0023]
As can be seen from FIGS. 13 and 14, the plate 51 is continuously covered at least partially by the blade 9 during all movements of the ratchet mechanism 15 '. By this means, high stability is achieved in the range of the feed lever 13 '.
[0024]
The features of the invention disclosed in the above description, drawings and claims are important for the realization of the invention both individually and in any combination. All the disclosed features are the essence of the present invention.
[0025]
【The invention's effect】
Since the ratchet cutter according to the present invention is configured as described above, it is highly useful and can restrain the release position of the movable blade. In this case, the structural means is simple and formed according to the purpose. Has been. Accordingly, it is not necessary to hold the release mechanism in a complicated manner, and a one-handed operation that is advantageous in terms of the operation technique of the ratchet cutter is ensured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a first embodiment of a ratchet cutter according to the present invention when the cover plate is removed, in a compressed operating position.
FIG. 2 is a partially enlarged view according to FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing a range of a hinge recess for receiving a feed lever of a turning handle.
FIG. 4 is a side view of the ratchet cutter taken along arrow x in FIG.
FIG. 5 is another side view according to the arrow y in FIG. 1;
FIG. 6 is a rear view of the ratchet cutter.
FIG. 7 is a diagram corresponding to FIG. 1, but showing a state in an operating position in which no load is applied;
FIG. 8 is a partially enlarged view of FIG. 7;
FIG. 9 is an enlarged view of a released position of the movable blade in a no-load position of the turning handle.
FIG. 10 is a view corresponding to FIG. 9 but showing the loaded position of the pivot handle.
FIG. 11 is an enlarged view of the lock position, showing a state where the movable blade is moved from the range of the lock lever and the locking lever is automatically displaced to the lock position.
FIG. 12 is a front view of a second embodiment of a ratchet cutter in a compressed and fixed operating position.
FIG. 13 is a partially enlarged view of the ratchet mechanism.
FIG. 14 is a view corresponding to FIG. 13, but at that time the lock lever is detached from the movable blade and held.
FIG. 15 is a perspective view showing a range of a ratchet mechanism.
[Explanation of symbols]
1, 1 'Ratchet cutter 2 Movable handle 3 Fixed handle 4 Bearing plate 5 First fixed blade 7 End range above the fixed blade 9 Movable blade 12 Gearing portion 13, 13' Feed lever 14, 14 'Lock lever 15 15 'Ratchet mechanism 18 Handle projection 20 Spring 21 Locking lever 26, 26' Hinge pin 27, 27 'Hinge recess 33, 51 Closure projection 36, 36' Receiving pocket 39, 39 'Cover plate

Claims

旋回ハンドル（２）および固定ハンドル（３）を有し、その際固定ハンドル（３）が、ほぼ円の弓形状に形成されている固定ブレード（５）を形成し、さらに前記固定ブレード（５）に可動ブレード（９）が、固定ブレード（５）と鋏状に協働するように枢着され、可動ブレード（９）は固定ブレード（５）に平行な平面内を運動しかつこの固定ブレード（５）と協働しかつロックレバー（１４，１４′）および送りレバー（１３，１３′）を有するラチェット機構（１５，１５′）と協働し、ラチェット機構（１５，１５′）は可動ブレード（９）の外周に形成された歯切り部（１２）に噛み合い、その際さらに送りレバー（１３，１３′）がヒンジピン（２６，２６′）により取り付けられ、ロックレバー（１４，１４′）が解放位置に運動可能である手動のラチェットカッタ（１，１′）において、
送りレバー（１３，１３′）の前記ヒンジピン（２６，２６′）が、旋回ハンドル（２）の前端に近い旋回ハンドル（２）の旋回ピン（３７）よりさらに前方の先端部に近い端部位置に設けられ、送りレバー（１３，１３´）のレバー部分（２８）が前記ヒンジピン（２６，２６′）から旋回ハンドル（２）の旋回ピン（３７）に対して固定ハンドル（３）と反対方向に延在しており、同時に送りレバー（１３，１３′）は、ばね（３１）により送りレバー（１３，１３′）の歯（２９，３０）が可動ブレード（９）の歯切り部（１２）に噛み合うように付勢され、その際前記ばね（３１）は一端で前記送りレバー（１３，１３′）のレバー部分（２８）に当接し、他端が旋回ピン（３７）に対して固定ハンドル（３）と反対側でかつ旋回ピン（３７）より後方にある旋回ハンドル（２）の部分に支持されていることを特徴とするラチェットカッタ。The fixed handle (3) has a swivel handle (2) and a fixed handle (3), wherein the fixed handle (3) forms a fixed blade (5) which is formed in a substantially circular arc shape, and further said fixed blade (5) The movable blade (9) is pivotally mounted to cooperate with the fixed blade (5) in a bowl-like manner, and the movable blade (9) moves in a plane parallel to the fixed blade (5) and the fixed blade ( 5) in cooperation with a ratchet mechanism (15, 15 ') having a lock lever (14, 14') and a feed lever (13, 13 '), the ratchet mechanism (15, 15') being a movable blade (9) meshes with the gear cutting portion (12) formed on the outer periphery, and at that time, the feed lever (13, 13 ') is further attached by the hinge pin (26, 26'), and the lock lever (14, 14 ') is In the release position In dynamic possible that manual ratchet cutter (1, 1 '),
End position of the hinge pin (26, 26 ') of the feed lever (13, 13') closer to the front end than the pivot pin (37) of the pivot handle (2) near the front end of the pivot handle (2) The lever portion (28) of the feed lever (13, 13 ') is opposite to the fixed handle (3) from the hinge pin (26, 26') to the pivot pin (37) of the pivot handle (2). At the same time, the feed lever (13, 13 ') has the teeth (29, 30) of the feed lever (13, 13') moved by the spring (31) to the gear cutting part (12) of the movable blade (9). The spring (31) is in contact with the lever portion (28) of the feed lever (13, 13 ') at one end, and the other end is fixed to the swivel pin (37). On the side opposite the handle (3) and the pivot pin Ratchet cutter, characterized in that it is supported on the pivot portion of the handle (2) at the back than (37).

送りレバー（１３，１３´）はヒンジピン（２６，２６′）に関してレバー部分（２８）と反対側に延びる閉塞突起（３３）を有することを特徴とする、請求項１に記載のラチェットカッタ。Ratchet cutter according to claim 1, characterized in that the feed lever (13, 13 ') has a closing projection (33) extending opposite the lever part (28) with respect to the hinge pin (26, 26').