JP3626273B2

JP3626273B2 - Wipes

Info

Publication number: JP3626273B2
Application number: JP06374296A
Authority: JP
Inventors: 芳郎花村; 嗣彦森永; 智和田
Original assignee: Dainihon Jochugiku Co Ltd
Current assignee: Dainihon Jochugiku Co Ltd
Priority date: 1996-02-26
Filing date: 1996-02-26
Publication date: 2005-03-02
Anticipated expiration: 2016-02-26
Also published as: JPH09224896A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、拭き掃除具に関し、さらに詳細には、不織布、乾燥したクロス、布製雑巾あるいは紙製化学雑巾など（以下、これら不織布、乾燥したクロス、布製雑巾あるいは紙製化学雑巾などを総称して「シート状清掃体」と称す。）を取り付けて拭き掃除を行うための拭き掃除具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、基台部の下部に弾性体を配設し、この弾性体にシート状清掃体を捲回して、当該シート状清掃体により床面、窓ガラス面あるいは天井面などの被清掃面の埃や汚れを拭き取る拭き掃除具が数多く提案されており、例えば、図１に示すような拭き掃除具が知られている。
【０００３】
この図１に示す拭き掃除具１００は略長方体状の基台部１０２を備えており、この基台部１０２の上面には、全方向に自在に方向変換できるような任意の構造のジョイント部１０４を介して、操作ハンドル１０６が取り付けられている。
【０００４】
また、基台部１０２の底面には、当該底面の全面に略長方体状の弾性体１０８が取り付けられている。この弾性体１０８は、ゴムやプラスチックの発泡体などにより成形されたものであり、その底面は平板状に形成されている。
【０００５】
そして、図２に示すように、基台部１０２に適宜の係止具（図示せず）により弾性体１０８の底面全体を覆うようにしてシート状清掃体１２０を捲回して装着し、操作ハンドル１０６により基台部１０２を床面、窓ガラス面あるいは天井面などの被清掃面Ｐ上で摺動させることにより、被清掃面Ｐ上の汚れや埃など（以下、これら汚れや埃などを総称して「被清掃物質」と称す。）をシート状清掃体１２０に付着させ、当該被清掃物質を捕集するようになされている。
【０００６】
なお、シート状清掃体１２０を弾性体１０８の底面を覆うように捲回して装着しているのは、拭き掃除具１００を凹凸のある被清掃面Ｐ上で摺動させたときに、弾性体１０８の弾性変形により被清掃面Ｐの凹凸にシート状清掃体１２０を追従させて清掃可能にするとともに、拭き掃除具１００の操作ハンドル１０６を把持して清掃する清掃者へ被清掃面Ｐの凹凸から伝達される衝撃を緩和するためである。
【０００７】
しかしながら、上記した従来の拭き掃除具１００においては、例えば、拭き掃除具１００を被清掃面Ｐ上で前進させると、図２に示すように、被清掃面Ｐ上の被清掃物質１１２は、弾性体１０８の前縁部１０８ａにより掻き取られるようにして（スクレープされるようにして）、弾性体１０８の前縁部１０８ａの前方の被清掃面Ｐ上に集められ、そのまま残留し、弾性体１０８の内方向へあまり進入することができない。
【０００８】
また、拭き掃除具１００を被清掃面Ｐ上で後進させた際にも、上記と同様な現象が生じるものであり、被清掃面Ｐ上の被清掃物質１１２は、弾性体１０８の後縁部１０８ｂにより掻き取られるようにして、弾性体１０８の後縁部１０８ｂの後方の被清掃面Ｐ上に集められ、そのまま残留し、弾性体１０８の内方向へあまり進入することができない。
【０００９】
このような従来の拭き掃除具１００を用いて清掃する際に、操作ハンドル１０６を持って前進・後進操作を繰り返しながら被清掃面１１０を摺動移動させる、所謂、ジグザグ操作を行うと、前進操作から後進操作に切り換わる際には、弾性体１０８の前縁部１０８ａに集められた被清掃物質１１２がそのまま被清掃面Ｐ上に取り残される。
【００１０】
また、後進操作から前進操作に切り換わる際にも、上記と同様な現象が生じるものであり、弾性体１０８の後縁部１０８ｂに集められた被清掃物質１１２がそのまま被清掃面Ｐ上に取り残されることになってしまっていた。
【００１１】
即ち、被清掃物質１１２は拭き掃除具１００の前部および後部に残留してしまうという問題点があるとともに、またシート状清掃体１２０における弾性体１０８の前縁部１０８ａおよび後縁部１０８ｂに対応する部位のみに被清掃物質１１２の付着が集中し、シート状清掃体１２０が部分的にしか清掃作用（被清掃物質１１２の付着・捕集作用）を発揮することができないという問題点があった。
【００１２】
こうした問題点に鑑みて、特開平６−３１１９５４号公報に開示された拭き掃除具が提案されている。
【００１３】
この特開平６−３１１９５４号公報に開示された拭き掃除具は、基台部に配設されたスポンジなどの発泡体により構成される略長方体状の弾性体が、中央部において突出するように形成されており、被清掃物質の弾性体の内方向への進入を可能としている。
【００１４】
ところが、上記した従来の拭き掃除具１００および特開平６−３１１９５４号公報に開示された拭き掃除具においては、基台部に配設された弾性体が、いずれも略長方体状のスポンジなどの発泡体により構成されているため、被清掃面の凹凸に十分に追従することができないという根本的な欠点が指摘されていた。
【００１５】
本願出願人は、上記した問題点および根本的な欠点を解決することのできる拭き掃除具として、特願平７−３１７０２８号に開示された拭き掃除具を提案している。
【００１６】
図３および図４には、この特願平７−３１７０２８号に開示された拭き掃除具２００の構成が示されており、拭き掃除具２００は、基台部２０２に配設する弾性体として、略長方体状の弾性体に代えて、基板部２０４ａに多数の可撓性薄片２０４ｂを立設した弾性体２０４を備えている。弾性体２０４は、ゴムまたはその発泡体、あるいは軟質のプラスチックまたはその発泡体、あるいは熱可塑性エラストマーなどのような、柔軟で弾性力を有する素材を一体成形することにより構成されるものである。
【００１７】
可撓性薄片２０４ｂの配列パターンを説明すると、各可撓性薄片２０４ｂは、所定の間隙を開けて、かつ各操作方向（矢印Ａ方向および矢印Ｂ方向）に対して斜めに配置されている。
【００１８】
さらに詳細には、弾性体２０４の中心線Ｏ_１を中心として略左右対称に、あるいは中心線Ｏ_２を中心として略上下対称に配置されている。
【００１９】
そして、図４上において左右方向に延長する各列の可撓性薄片２０４ｂは、各列間において相互に平行するように間隔を開けるとともに、清掃方向に対して斜めになるように配置され、さらに、概ね互いに隣合う列の可撓性薄片２０４ｂが逆方向に傾くように配置されている。また、互いに隣合う列の可撓性薄片２０４ｂを逆方向に傾くように配置する際に、相互に半ピッチずらして配置している。従って、この図４に示す配列パターンの可撓性薄片２０４ｂを備えた弾性体２０４を配設した拭き掃除具２００によれば、多数の可撓性薄片２０４ｂがそれぞれ独立して可撓するので、被清掃面の細かい凹凸にも十分に追従することができるとともに、拭き掃除具２００の操作方向と相対的に逆方向に移動する被清掃物質が、各可撓性薄片２０４ｂに誘導されて弾性体２０４の内方向へ誘導されることになり、シート状清掃体２０６の被清掃面との接触面全体を有効に利用して、被清掃物質を付着させることができる。
【００２０】
このため、拭き掃除具２００の進行方向前方に被清掃物質が残留することがなくなるとともに、シート状清掃体２０６の被清掃面との接触部位全面を有効に利用して被清掃物質を付着・捕集することができるようになり、清掃効率を著しく向上できるとしている。
【００２１】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、被清掃物質としては、粒状の埃の他に、衣服や寝具などから発生する細かい繊維状の埃が極めて多く存在するのが一般的である。
【００２２】
こうした繊維状埃は非常に軽いため、特願平７−３１７０２８号に開示された拭き掃除具によっても、この繊維状埃を弾性体の内方向へ十分には誘導することが困難であり、拭き掃除具の前部および後部に残留してしまうという問題点が指摘されていた。
【００２３】
本発明は、従来の技術の有するこのような種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、拭き掃除具の進行方向前方に粒状埃のみならず繊維状埃も残留させることがないようにするとともに、シート状清掃体の広い範囲で埃を付着させるようにした拭き掃除具を提供しようとするものである。
【００２４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による拭き掃除具は、基台部の底面側に弾性体を配設し、上記弾性体にシート状清掃体を捲回して、上記シート状清掃体により被清掃面の被清掃物質を捕集する拭き掃除具において、上記弾性体は、上記基台部に装着される基板部と、上記基板部から突出形成された多数の可撓性薄片とを有し、上記可撓性薄片は上記基台部の中央部に位置する可撓性薄片が最も突出して形成され、上記基台部の前縁部から後縁部に至る上記可撓性薄片の上記シート状清掃体への当接部の軌跡が、上記基台部の前縁部から上記基台部の中央部へ順次突出するとともに、上記基台部の後縁部から上記基台部の中央部へ順次突出し、上記基台部の中央部が最も突出した略階段状に形成されるようにしたものである。
【００２５】
また、本発明による拭き掃除具は、上記多数の可撓性薄片を、所定の間隔を開けて、かつ、各操作方向に対して斜めに配置するようにしたものである。
【００２６】
また、本発明による拭き掃除具は、上記多数の可撓性薄片を、上記弾性体の中心線を中心として略対称に列状に配置してなり、上記各列の可撓性薄片は、上記各列間において相互に平行するように間隔を開けるとともに清掃方向に対して斜めになるように配置され、かつ、互いに隣合う列の可撓性薄片が逆方向に傾くように相互に半ピッチずらして配置されるようにしたものである。
【００２７】
また、本発明による拭き掃除具は、上記基台部の前縁部から後縁部に至る上記可撓性薄片の上記シート状清掃体への当接部の軌跡が、前方２段、後方２段の計４段の段差を備えた階段状に形成されるようにしたものである。
【００２８】
そして、本発明による拭き掃除具の弾性体は、ゴムまたはその発泡体、あるいは軟質のプラスチックまたはその発泡体、あるいは熱可塑性エラストマーなどのような、柔軟で弾性力を有する素材で一体成形することにより構成することができる。
【００２９】
上記した本発明における拭き掃除具においては、以下に示す動作により、粒状埃および繊維状埃などの被清掃物質を、弾性体の内方向へ十分に誘導することができる。
【００３０】
即ち、前進方向操作の場合には、基台部の前縁部側に位置する可撓性薄片のシート状清掃体への当接力が、基台部の中央部に位置する可撓性薄片のシート状清掃体への当接力より弱くなる。従って、粒状埃のみならず繊維状埃も、基台部の前縁部側に位置する可撓性薄片により掻き取られることが少なくなる。その結果、粒状埃のみならず繊維状埃を、弾性体の内方向へ十分に誘導することができるようになる。
【００３１】
なお、繊維状埃が多く、弾性体の内方向への誘導が不十分である場合には、各列内の可撓性薄片の配設ピッチの間隔を広げるとよい。
【００３２】
また、後進方向操作の場合においても、上記した前進方向操作の場合と同様な理由により、粒状埃のみならず繊維状埃を弾性体の内方向へ十分に誘導することができるようになる。
【００３３】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて、本発明による拭き掃除具の実施の形態を詳細に説明するものとする。
【００３４】
図５は本発明による拭き掃除具の実施の形態の一例を示す図６のＶ−Ｖ線による断面図であり、図６は図５の矢印Ｃ方向から見た弾性体の底面図であり、図７は清掃状態を示す断面説明図である。
【００３５】
この実施の形態における拭き掃除具１０は、底面に支持部材１３を突出形成した略平板状のプラスチック射出成形品などで形成された基台部１２を備え、この基台部１２の上面には、前後・左右・斜めの全方向に自在に方向変換できるユニバーサルジョイント１４を介して操作ハンドル１６が立設されている。
【００３６】
また、基台部１２の上面の左右両側部位には、シート状清掃体１８を基台部１２に保持するための適宜の係止具（図示せず）が配設されている。
【００３７】
さらに、この基台部１２には、ゴムまたはその発泡体、あるいは軟質のプラスチックまたはその発泡体、あるいは熱可塑性エラストマーなどにより一体成形された弾性体２０が着脱自在に嵌合されいる。
【００３８】
そして、弾性体２０は、基板部２０ａと基板部２０ａに突出形成された多数の可撓性薄片２０ｂとを備えている。
【００３９】
ここで、可撓性薄片２０ｂは、基台部１２の中央部１２ｃに位置する可撓性薄片２０ｂが最も突出形成され、基台部１２の前縁部１２ａから後縁部１２ｂに至る可撓性薄片２０ｂのシート状清掃体１８への当接部の軌跡Ｌが、床面、窓ガラス面あるいは天井面などの被清掃面Ｐに対して凸状に形成されている。
【００４０】
なお、図５に示す実施の形態において上記した凸状の形状は、前方１段、後方１段の計２段の段差を備えた階段状となされている。
【００４１】
図６を参照しながら、基台部１２の前縁部１２ａから後縁部１２ｂに至る可撓性薄片２０ｂのシート状清掃体１８への当接部の軌跡Ｌが、被清掃面Ｐに対して凸状に形成されている点を詳細に説明すると、基台部１２の前縁部１２ａあるいは後縁部１２ｂ側に位置するａ列、ｂ列およびｃ列の可撓性薄片２０ｂよりも、基台部１２の中央部１２ｃ側に位置するｄ列、ｅ列およびｆ列の可撓性薄片２０ｂの方が、被清掃面Ｐに対してより突出するように形成されている。
【００４２】
以上の構成において、シート状清掃体１８を弾性体２０に捲回した拭き掃除具１０を被清掃面Ｐ上に載置し、操作ハンドル１６により基台部１２を被清掃面Ｐ上で摺動させることにより、被清掃面Ｐ上の粒状埃や繊維状埃などの被清掃物質をシート状清掃体１８に付着させ、当該被清掃物質を捕集することができる。
【００４３】
図７を参照しながら、上記した清掃作用を詳細に説明すると、前進方向操作の場合には、基台部１２の前縁部１２ａ側に位置する可撓性薄片２０ｂのシート状清掃体１８への当接力が、基台部１２の中央部１２ｃ側に位置する可撓性薄片２０ｂのシート状清掃体１８への当接力より弱くなるので、基台部１２の前縁部１２ａ側に位置するシート状清掃体１８は被清掃面Ｐから浮いた状態で移動する。このため、粒状埃のみならず非常に軽い繊維状埃も、基台部１２の前縁部１２ａ側に位置するシート状清掃体１８ならびに可撓性薄片２０ｂにより掻き取られることがなくなり、その結果、粒状埃のみならず非常に軽い繊維状埃を弾性体２０の内方向へ十分に誘導することができる。
【００４４】
また、後進方向操作の場合においても、上記した前進方向操作の場合と同様な理由により、粒状埃のみならず非常に軽い繊維状埃を弾性体２０の内方向へ十分に誘導することができる。
【００４５】
従って、拭き掃除具１０の進行方向前方に粒状埃のみならず繊維状埃も残留させることがないとともに、シート状清掃体１８の被清掃面Ｐとの接触部位を有効に利用して粒状埃のみならず繊維状埃も付着・捕集することができ、清掃効率を大幅に向上することができる。
【００４６】
なお、本発明の実施の形態は、以下に説明するように変形してもよい。
【００４７】
（１）上記した実施の形態においては、弾性体２０の底面における可撓性薄片２０ｂの配列パターンを、特願平７−３１７０２８号に開示された拭き掃除具と同様に、各可撓性薄片２０ｂは、所定の間隙を開けて、かつ各操作方向（矢印Ａ方向および矢印Ｂ方向）に対して斜めに配置されている。
【００４８】
さらに詳細には、可撓性薄片２０ｂの配列パターンは、図６上において、弾性体２０の中心線Ｏ_１を中心として略左右対称に、あるいは中心線Ｏ_２を中心として略上下対称に配置されている。
【００４９】
そして、図６上において左右方向に延長する各列の可撓性薄片２０ｂは、各列間において相互に平行するように間隔を開けるとともに、清掃方向に対して斜めになるように配置され、さらに、概ね互いに隣合う列の可撓性薄片２０ｂが逆方向に傾くように配置されている。また、互いに隣合う列の可撓性薄片２０ｂを逆方向に傾くように配置する際に、相互に半ピッチずらして配置している。
【００５０】
従って、この図６に示す配列パターンの可撓性薄片２０ｂを備えた弾性体２０を配設した拭き掃除具１０によれば、上記した効果、即ち、粒状埃のみならず非常に軽い繊維状埃も基台部１２の前縁部１２ａあるいは後縁部１２ｂ側に位置するシート状清掃体１８ならびに可撓性薄片２０ｂにより掻き取られることがなくなり、その結果、粒状埃のみならず非常に軽い繊維状埃を弾性体２０の内方向へ十分に誘導することができるという効果に相乗して、図６に示す配列パターンの効果たる、多数の可撓性薄片２０ｂがそれぞれ独立して可撓するので、被清掃面の細かい凹凸にも十分に追従することができるとともに、拭き掃除具１０の操作方向と相対的に逆方向に移動する被清掃物質が、各可撓性薄片２０ｂに誘導されて弾性体２０の内方向へ誘導されることになり、シート状清掃体１８の被清掃面との接触面全体を有効に利用して、被清掃物質を付着させることができるという効果を得ることができる。
【００５１】
しかしながら、こうした図６の配列パターンによる効果を相乗して得る必要がない場合には、図８に示すように、基板部２０ａに突出形成する可撓性薄片２０ｂを、基台部１２の長手方向全幅にわたって延長するように平行に配置してもよいし、図９に示すように、多数の可撓性薄片２０ｂを基台部１２の長手方向と平行に市松模様状に配置してもよい。
【００５２】
（２）上記した実施の形態においては、基台部１２の前縁部１２ａから後縁部１２ｂに至る可撓性薄片２０ｂのシート状清掃体１８への当接部の軌跡Ｌが、被清掃面Ｐに対して前方１段、後方１段の計２段の段差を備えた階段状の凸状になるように形成したが、これに限られることなしに、図１０に示す拭き掃除具１０’のように、図６におけるａ列からｆ列に向けて各列の可撓性薄片２０ｂがそれぞれ所定の段差をもって順次突出するように形成してもよい。
【００５３】
また、基台部１２の前縁部１２ａから後縁部１２ｂに至る可撓性薄片２０ｂのシート状清掃体１８への当接部の軌跡Ｌに関しては、図５に示す拭き掃除具１０と図１０に示す拭き掃除具１０’の中間の形態として、例えば、図１１に示す拭き掃除具１０’’のように、当該軌跡Ｌが被清掃面Ｐに対して前方２段、後方２段の計４段の段差を備えた階段状の凸状になるように形成してもよい。
【００５４】
（３）上記した実施の形態においては、基台部１２の中央部に位置する可撓性薄片２０ｂの長さを、基台部１２の前縁部１２ａおよび後縁部１２ｂに位置する可撓性薄片２０ｂの長さより長くすることにより、基台部１２の前縁部１２ａから後縁部１２ｂに至る可撓性薄片２０ｂのシート状清掃体１８への当接部の軌跡Ｌが被清掃面Ｐに対して凸状になるように形成した。
【００５５】
しかしながら、これに限られることなしに、図１２に示す拭き掃除具１０’’’のように、可撓性薄片２０ｂの長さは一定とし、基台部１２の支持部材１３の長さを中央部１２ｃ側に位置するほど長くなるように突出形成することにより、弾性体２０の基板部２０ａが被清掃面Ｐに対して凸状の円弧を描くようにして基台部１２に装着されるようにしてもよい。このように構成すると、基台部１２の前縁部１２ａから後縁部１２ｂに至る可撓性薄片２０ｂのシート状清掃体１８への当接部の軌跡Ｌが、被清掃面Ｐに対して凸状の円弧になるものであり、こうした構成においても、上記した実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【００５６】
（４）上記した実施の形態ならびに上記した変形例（１）乃至変形例（３）を、適宜組み合わせて構成してもよい。
【００５７】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、拭き掃除具の進行方向前方に粒状埃のみならず繊維状埃も残留させることがないようにするとともに、シート状清掃体の被清掃面との接触部位を有効に利用して粒状埃のみならず繊維状埃も付着・捕集することができ、清掃効率を大幅に向上することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の拭き掃除具の斜視図である。
【図２】従来の拭き掃除具における清掃作用の説明図である。
【図３】特願平７−３１７０２８号に開示した拭き掃除具の斜視図である。
【図４】特願平７−３１７０２８号に開示した拭き掃除具の弾性体の底面図である。
【図５】本発明による拭き掃除具の実施の形態の一例を示す図６のＶ−Ｖ線による断面図である。
【図６】図５の矢印Ｃ方向から見た弾性体の底面図である。
【図７】図５に示す拭き掃除具の清掃状態を示す断面説明図である。
【図８】本発明による拭き掃除具の弾性体の変形例を示す底面図である。
【図９】本発明による拭き掃除具の弾性体の変形例を示す底面図である。
【図１０】本発明による拭き掃除具の変形例を示す図５に対応する断面図である。
【図１１】本発明による拭き掃除具の変形例を示す図５に対応する断面図である。
【図１２】本発明による拭き掃除具の変形例を示す図７に対応する断面図である。
【符号の説明】
１０，１０’，１０’’，１０’’’ 拭き掃除具
１２基台部
１２ａ前縁部
１２ｂ後縁部
１２ｃ中央部
１３支持部材
１４ユニバーサルジョイント
１６操作ハンドル
１８シート状清掃体
２０弾性体
２０ａ基板部
２０ｂ可撓性薄片[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiping and cleaning tool, and more particularly, non-woven fabric, dry cloth, cloth cloth cloth or paper chemical cloth cloth (hereinafter, these non-woven cloth, dry cloth cloth cloth cloth cloth and paper chemical cloth cloth are collectively referred to as “ The present invention relates to a wiping and cleaning tool for attaching and cleaning the sheet-like cleaning body.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an elastic body is provided at the lower part of the base, and a sheet-like cleaning body is wound around the elastic body, and a surface to be cleaned such as a floor surface, a window glass surface, or a ceiling surface is wound by the sheet-like cleaning body. Many wiping / cleaning tools for wiping off dust and dirt have been proposed. For example, a wiping / cleaning tool as shown in FIG. 1 is known.
[0003]
The wiping and cleaning tool 100 shown in FIG. 1 includes a substantially rectangular base 102, and an upper surface of the base 102 has a joint portion having an arbitrary structure that can be freely changed in all directions. An operation handle 106 is attached via 104.
[0004]
A substantially rectangular elastic body 108 is attached to the bottom surface of the base portion 102 over the entire bottom surface. The elastic body 108 is formed of rubber or plastic foam or the like, and its bottom surface is formed in a flat plate shape.
[0005]
Then, as shown in FIG. 2, the sheet-like cleaning body 120 is wound and attached to the base portion 102 so as to cover the entire bottom surface of the elastic body 108 with an appropriate locking tool (not shown). 106, the base portion 102 is slid on the surface to be cleaned P such as the floor surface, the window glass surface, or the ceiling surface, so that dirt and dust on the surface to be cleaned P (hereinafter, these dirt and dust are generically named). The material to be cleaned is attached to the sheet-like cleaning body 120 and the material to be cleaned is collected.
[0006]
The sheet-like cleaning body 120 is wound and attached so as to cover the bottom surface of the elastic body 108 when the wiping cleaning tool 100 is slid on the uneven surface to be cleaned P. The sheet-shaped cleaning body 120 is made to follow the unevenness of the surface to be cleaned P due to the elastic deformation of the cleaning member, and can be cleaned. This is to alleviate the impact caused.
[0007]
However, in the above-described conventional wiping cleaning tool 100, for example, when the wiping cleaning tool 100 is advanced on the surface to be cleaned P, as shown in FIG. So as to be scraped off (scraped) by the front edge portion 108a of the elastic body 108 and collected on the surface P to be cleaned in front of the front edge portion 108a of the elastic body 108, and remains as it is. I can't go too far in the direction.
[0008]
Further, when the wiping cleaner 100 is moved backward on the surface to be cleaned P, the same phenomenon as described above occurs, and the substance 112 to be cleaned on the surface to be cleaned P is the rear edge portion 108b of the elastic body 108. Thus, they are collected on the surface to be cleaned P behind the rear edge portion 108b of the elastic body 108, remain as they are, and cannot enter the elastic body 108 inward so much.
[0009]
When cleaning is performed using such a conventional wiping and cleaning tool 100, when the so-called zigzag operation is performed in which the cleaning target surface 110 is slid and moved while holding the operation handle 106 and repeating the forward / backward operation, When switching to the reverse operation, the substance to be cleaned 112 collected on the front edge portion 108a of the elastic body 108 is left on the surface to be cleaned P as it is.
[0010]
Further, when switching from the backward operation to the forward operation, the same phenomenon as described above occurs, and the substance 112 to be cleaned collected on the rear edge portion 108b of the elastic body 108 remains on the surface to be cleaned P as it is. It was supposed to be.
[0011]
That is, there is a problem that the substance 112 to be cleaned remains on the front and rear portions of the wiping cleaning tool 100, and also corresponds to the front edge portion 108 a and the rear edge portion 108 b of the elastic body 108 in the sheet-like cleaning body 120. There is a problem that the adherence of the substance 112 to be cleaned concentrates only on the site, and the sheet-like cleaning body 120 can only partially perform the cleaning action (adhesion / collection action of the substance 112 to be cleaned).
[0012]
In view of these problems, a wiping cleaner disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 6-311954 has been proposed.
[0013]
In the wiping and cleaning tool disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 6-311954, a substantially rectangular elastic body composed of a foamed material such as a sponge disposed on a base portion is projected at the center portion. It is formed, and allows the material to be cleaned to enter the elastic body inward.
[0014]
However, in the above-described conventional wiping and cleaning tool 100 and the wiping and cleaning tool disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-311954, the elastic body disposed on the base portion is foamed such as a sponge having a substantially rectangular shape. Since it is composed of a body, a fundamental drawback has been pointed out that it cannot sufficiently follow the unevenness of the surface to be cleaned.
[0015]
The applicant of the present application has proposed a wiping cleaning tool disclosed in Japanese Patent Application No. 7-317028 as a wiping cleaning tool capable of solving the above-described problems and fundamental drawbacks.
[0016]
3 and 4 show the configuration of the wiping cleaning tool 200 disclosed in Japanese Patent Application No. 7-317028. The wiping cleaning tool 200 is substantially long as an elastic body disposed on the base portion 202. Instead of the rectangular elastic body, an elastic body 204 is provided in which a large number of flexible thin pieces 204b are erected on the substrate portion 204a. The elastic body 204 is formed by integrally molding a flexible and elastic material such as rubber or foam thereof, soft plastic or foam thereof, or a thermoplastic elastomer.
[0017]
The arrangement pattern of the flexible thin pieces 204b will be described. Each flexible thin piece 204b is disposed obliquely with respect to each operation direction (arrow A direction and arrow B direction) with a predetermined gap.
[0018]
More specifically, the elastic body 204 is arranged substantially symmetrically about the center line O ₁ or symmetrically about the center line O ₂ .
[0019]
Then, the flexible thin pieces 204b in each row extending in the left-right direction in FIG. 4 are arranged so as to be parallel to each other between the rows and to be inclined with respect to the cleaning direction. The flexible slices 204b in the rows adjacent to each other are arranged so as to be inclined in the opposite direction. Further, when the flexible thin pieces 204b in the rows adjacent to each other are arranged so as to be inclined in the opposite direction, they are arranged so as to be shifted by a half pitch. Therefore, according to the wiping / cleaning tool 200 provided with the elastic body 204 provided with the flexible thin pieces 204b of the arrangement pattern shown in FIG. 4, each of the flexible thin pieces 204b flexes independently. The substance to be cleaned that can sufficiently follow the fine unevenness of the cleaning surface and moves in a direction opposite to the operation direction of the wiping cleaning tool 200 is guided to each flexible thin piece 204b and The material to be cleaned can be adhered by effectively utilizing the entire contact surface with the surface to be cleaned of the sheet-like cleaning body 206.
[0020]
For this reason, the substance to be cleaned does not remain in front of the wiping cleaner 200 in the advancing direction, and the substance to be cleaned is attached and collected by effectively using the entire contact area with the surface to be cleaned of the sheet-like cleaning body 206. The cleaning efficiency can be remarkably improved.
[0021]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, as a substance to be cleaned, in addition to granular dust, there are generally a large amount of fine fibrous dust generated from clothes and bedding.
[0022]
Since such fibrous dust is very light, it is difficult to sufficiently guide the fibrous dust inward of the elastic body even by the wiping cleaning tool disclosed in Japanese Patent Application No. 7-317028. It has been pointed out that it remains in the front part and rear part.
[0023]
The present invention has been made in view of such various problems of the prior art, and its object is to leave not only particulate dust but also fibrous dust in the forward direction of the wiping cleaner. The present invention is intended to provide a wiping / cleaning tool in which dust is adhered to a wide range of a sheet-like cleaning body.
[0024]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a wiping cleaning tool according to the present invention has an elastic body disposed on the bottom surface side of a base portion, winds a sheet-like cleaning body around the elastic body, and is cleaned by the sheet-like cleaning body. In the wiping / cleaning tool for collecting a substance to be cleaned on the surface, the elastic body has a substrate portion mounted on the base portion, and a plurality of flexible thin pieces formed to protrude from the substrate portion, The flexible thin piece is formed so that the flexible thin piece located at the center of the base portion protrudes the most, and the sheet-like cleaning of the flexible thin piece from the front edge portion to the rear edge portion of the base portion is performed. The locus of the contact part to the body sequentially protrudes from the front edge portion of the base portion to the center portion of the base portion, and sequentially from the rear edge portion of the base portion to the center portion of the base portion. It protrudes and is formed in a substantially staircase shape in which the central part of the base part protrudes most.
[0025]
Moreover, the wiping cleaning tool by this invention arrange | positions the said many flexible thin pieces diagonally with respect to each operation direction at predetermined intervals.
[0026]
Further, the wiping and cleaning tool according to the present invention includes a large number of flexible flakes arranged in a row substantially symmetrically about the center line of the elastic body. The rows are arranged so as to be parallel to each other and at an angle with respect to the cleaning direction, and they are shifted from each other by a half pitch so that the flexible flakes of the rows adjacent to each other are inclined in the opposite direction. It is arranged.
[0027]
Further, in the wiping cleaner according to the present invention, the locus of the contact portion of the flexible thin piece from the front edge portion to the rear edge portion of the base portion to the sheet-like cleaning body is two steps forward and two steps rearward. These are formed in a staircase shape having a total of four steps.
[0028]
The elastic body of the wiping and cleaning tool according to the present invention is formed by integrally molding a flexible or elastic material such as rubber or foam thereof, soft plastic or foam thereof, or thermoplastic elastomer. can do.
[0029]
In the above-described wiping and cleaning tool according to the present invention, substances to be cleaned such as granular dust and fibrous dust can be sufficiently guided inward of the elastic body by the following operations.
[0030]
That is, in the case of the forward direction operation, the contact force of the flexible thin piece located on the front edge side of the base part to the sheet-like cleaning body is such that the flexible thin piece located in the center part of the base part It becomes weaker than the contact force to the sheet-like cleaning body. Therefore, not only granular dust but also fibrous dust is less likely to be scraped off by the flexible thin piece located on the front edge side of the base portion. As a result, not only granular dust but also fibrous dust can be sufficiently guided inward of the elastic body.
[0031]
In addition, when there is much fibrous dust and the induction | guidance | derivation to the inner direction of an elastic body is inadequate, it is good to widen the space | interval of the arrangement | positioning pitch of the flexible thin piece in each row | line | column.
[0032]
Further, in the case of the backward direction operation, not only the granular dust but also the fibrous dust can be sufficiently guided inward of the elastic body for the same reason as in the case of the forward direction operation described above.
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the wiping cleaner according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0034]
5 is a cross-sectional view taken along line V-V in FIG. 6 showing an example of the embodiment of the wiping cleaner according to the present invention, and FIG. 6 is a bottom view of the elastic body as seen from the direction of arrow C in FIG. 7 is a cross-sectional explanatory view showing a cleaning state.
[0035]
The wiping and cleaning tool 10 in this embodiment includes a base portion 12 formed of a substantially flat plastic injection molded product having a support member 13 protruding from the bottom surface. An operation handle 16 is erected via a universal joint 14 that can freely change directions in all directions, left and right and diagonally.
[0036]
Further, appropriate locking tools (not shown) for holding the sheet-like cleaning body 18 on the base portion 12 are disposed on the left and right side portions of the upper surface of the base portion 12.
[0037]
Further, an elastic body 20 integrally formed of rubber or foam thereof, soft plastic or foam thereof, or a thermoplastic elastomer is detachably fitted to the base portion 12.
[0038]
The elastic body 20 includes a substrate portion 20a and a large number of flexible thin pieces 20b formed to protrude from the substrate portion 20a.
[0039]
Here, as for the flexible thin piece 20b, the flexible thin piece 20b located at the central portion 12c of the base portion 12 is formed so as to protrude most, and the flexible thin piece 20b extends from the front edge portion 12a of the base portion 12 to the rear edge portion 12b. The locus L of the contact portion of the conductive thin piece 20b to the sheet-like cleaning body 18 is formed in a convex shape with respect to the surface to be cleaned P such as a floor surface, a window glass surface or a ceiling surface.
[0040]
In the embodiment shown in FIG. 5, the convex shape described above is a stepped shape having a total of two steps, one step forward and one step backward.
[0041]
Referring to FIG. 6, the locus L of the contact portion of the flexible thin piece 20 b from the front edge portion 12 a to the rear edge portion 12 b of the base portion 12 to the sheet-like cleaning body 18 is in relation to the surface to be cleaned P. When the points formed in a convex shape are described in detail, than the flexible thin pieces 20b of the a row, the b row, and the c row located on the front edge portion 12a or the rear edge portion 12b side of the base portion 12, The flexible thin pieces 20b of the d row, the e row, and the f row located on the central portion 12c side of the base portion 12 are formed so as to protrude more with respect to the surface to be cleaned P.
[0042]
In the above configuration, the wiping cleaning tool 10 in which the sheet-like cleaning body 18 is wound around the elastic body 20 is placed on the surface to be cleaned P, and the base portion 12 is slid on the surface to be cleaned P by the operation handle 16. Thus, a substance to be cleaned such as granular dust or fibrous dust on the surface to be cleaned P can be attached to the sheet-like cleaning body 18 and the substance to be cleaned can be collected.
[0043]
The above-described cleaning action will be described in detail with reference to FIG. 7. In the case of forward operation, the sheet-like cleaning body 18 of the flexible thin piece 20b located on the front edge portion 12a side of the base portion 12 is used. Since the contact force is weaker than the contact force of the flexible thin piece 20b located on the central portion 12c side of the base portion 12 to the sheet-like cleaning body 18, it is located on the front edge portion 12a side of the base portion 12. The sheet-like cleaning body 18 moves while floating from the surface to be cleaned P. Therefore, not only granular dust but also very light fibrous dust is not scraped off by the sheet-like cleaning body 18 and the flexible thin piece 20b located on the front edge portion 12a side of the base portion 12, and as a result, Further, not only granular dust but also very light fibrous dust can be sufficiently guided inward of the elastic body 20.
[0044]
Also, in the case of the backward direction operation, not only granular dust but also very light fibrous dust can be sufficiently guided inward of the elastic body 20 for the same reason as in the above-described forward direction operation.
[0045]
Accordingly, not only granular dust but also fibrous dust does not remain in the forward direction of the wiping cleaner 10, and only the granular dust can be obtained by effectively using the contact portion with the surface to be cleaned P of the sheet-like cleaning body 18. In addition, fibrous dust can be attached and collected, and the cleaning efficiency can be greatly improved.
[0046]
The embodiment of the present invention may be modified as described below.
[0047]
(1) In the above-described embodiment, the flexible thin piece 20b is arranged on the bottom surface of the elastic body 20 in the same manner as the wiping cleaner disclosed in Japanese Patent Application No. 7-317028. Are arranged obliquely with respect to each operation direction (arrow A direction and arrow B direction) with a predetermined gap.
[0048]
More specifically, the arrangement pattern of the flexible lamina 20b is on the 6, arranged substantially vertically symmetrically in a substantially symmetrical or center line O ₂ as the center around the center line O ₁ of the elastic body 20 ing.
[0049]
Then, the flexible thin pieces 20b of each row extending in the left-right direction on FIG. 6 are arranged so as to be parallel to each other between the rows and to be inclined with respect to the cleaning direction. The flexible thin pieces 20b in the rows adjacent to each other are arranged so as to be inclined in the opposite direction. Moreover, when arrange | positioning the flexible thin pieces 20b of the mutually adjacent row | line so that it may incline in a reverse direction, it mutually arrange | positions by a half pitch.
[0050]
Therefore, according to the wiping cleaner 10 provided with the elastic body 20 provided with the flexible thin pieces 20b having the arrangement pattern shown in FIG. 6, the above-described effect, that is, not only granular dust but also very light fibrous dust is present. It is not scraped off by the sheet-like cleaning body 18 and the flexible thin piece 20b located on the front edge part 12a or the rear edge part 12b side of the base part 12, and as a result, not only granular dust but also very light fibrous form In synergy with the effect that the dust can be sufficiently guided inward of the elastic body 20, since the multiple flexible thin pieces 20b, which are the effect of the arrangement pattern shown in FIG. A substance to be cleaned that can sufficiently follow the fine irregularities of the surface to be cleaned and that moves in a direction opposite to the operation direction of the wiping cleaning tool 10 is guided to each flexible thin piece 20b and elastic body 20. Inward direction Now the induced that, the entire contact surface between the surface to be cleaned of the sheet-like cleaning element 18 by effectively utilizing, it is possible to obtain an effect that it is possible to deposit the cleaned material.
[0051]
However, if it is not necessary to synergize the effects of the arrangement pattern of FIG. 6, the flexible thin piece 20 b that protrudes from the substrate portion 20 a is formed in the longitudinal direction of the base portion 12 as shown in FIG. 8. As shown in FIG. 9, a large number of flexible thin pieces 20 b may be arranged in a checkered pattern parallel to the longitudinal direction of the base portion 12.
[0052]
(2) In the above-described embodiment, the locus L of the contact portion of the flexible thin piece 20b from the front edge portion 12a to the rear edge portion 12b of the base portion 12 to the sheet-like cleaning body 18 is to be cleaned. Although formed so as to have a stepped convex shape with a total of two steps, one step forward and one step backward, with respect to the surface P, the wiping cleaner 10 'shown in FIG. 10 is not limited thereto. As described above, the flexible thin pieces 20b in each row may be formed so as to sequentially protrude from the a row to the f row in FIG.
[0053]
Further, regarding the locus L of the contact portion of the flexible thin piece 20b from the front edge portion 12a to the rear edge portion 12b of the base portion 12 to the sheet-like cleaning body 18, the wiping cleaning tool 10 shown in FIG. As an intermediate form of the wiping cleaning tool 10 ′ shown in FIG. 11, for example, as in the wiping cleaning tool 10 ″ shown in FIG. You may form so that it may become the step-shaped convex shape provided with the level | step difference.
[0054]
(3) In the above-described embodiment, the length of the flexible thin piece 20b located at the center of the base part 12 is set to be flexible at the front edge part 12a and the rear edge part 12b of the base part 12. By making the length of the flexible thin piece 20b longer, the locus L of the contact portion of the flexible thin piece 20b from the front edge portion 12a to the rear edge portion 12b of the base portion 12 to the sheet-like cleaning body 18 is a surface to be cleaned. It was formed to be convex with respect to P.
[0055]
However, without being limited to this, like the wiping cleaner 10 ′ ″ shown in FIG. 12, the length of the flexible thin piece 20b is constant, and the length of the support member 13 of the base portion 12 is set to the central portion. By projecting so as to become longer as it is located on the side of 12c, the substrate portion 20a of the elastic body 20 is mounted on the base portion 12 so as to draw a convex arc with respect to the surface to be cleaned P. May be. If comprised in this way, the locus | trajectory L of the contact part to the sheet-like cleaning body 18 of the flexible thin piece 20b from the front edge part 12a of the base part 12 to the rear edge part 12b will be with respect to the to-be-cleaned surface P. It becomes a convex arc, and even in such a configuration, the same effect as the above-described embodiment can be obtained.
[0056]
(4) The above-described embodiment and the above-described modification (1) to modification (3) may be combined as appropriate.
[0057]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, not only granular dust but also fibrous dust does not remain in the forward direction of the wiping cleaner, and the surface to be cleaned of the sheet-like cleaning body By effectively utilizing the contact area, it is possible to adhere and collect not only granular dust but also fibrous dust, and the cleaning efficiency can be greatly improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a conventional wiping and cleaning tool.
FIG. 2 is an explanatory view of a cleaning action in a conventional wiping cleaner.
FIG. 3 is a perspective view of a wiping cleaning tool disclosed in Japanese Patent Application No. 7-317028.
FIG. 4 is a bottom view of an elastic body of the wiping and cleaning tool disclosed in Japanese Patent Application No. 7-317028.
5 is a cross-sectional view taken along line VV of FIG. 6 showing an example of an embodiment of the wiping tool according to the present invention.
6 is a bottom view of the elastic body as seen from the direction of arrow C in FIG. 5. FIG.
7 is a cross-sectional explanatory view showing a cleaning state of the wiping cleaner shown in FIG. 5. FIG.
FIG. 8 is a bottom view showing a modified example of the elastic body of the wiping cleaner according to the present invention.
FIG. 9 is a bottom view showing a modification of the elastic body of the wiping cleaner according to the present invention.
FIG. 10 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 5 showing a modification of the wiping cleaner according to the present invention.
FIG. 11 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 5 showing a modification of the wiping cleaner according to the present invention.
12 is a cross-sectional view corresponding to FIG. 7 showing a modification of the wiping cleaner according to the present invention.
[Explanation of symbols]
10, 10 ′, 10 ″, 10 ′ ″ Wiping cleaner 12 Base portion 12a Front edge portion 12b Rear edge portion 12c Center portion 13 Support member 14 Universal joint 16 Operation handle 18 Sheet-like cleaning body 20 Elastic body 20a Substrate portion 20b flexible flake

Claims

基台部の底面側に弾性体を配設し、前記弾性体にシート状清掃体を捲回して、前記シート状清掃体により被清掃面の被清掃物質を捕集する拭き掃除具において、
前記弾性体は、前記基台部に装着される基板部と、前記基板部から突出形成された多数の可撓性薄片とを有し、前記可撓性薄片は前記基台部の中央部に位置する可撓性薄片が最も突出して形成され、前記基台部の前縁部から後縁部に至る前記可撓性薄片の前記シート状清掃体への当接部の軌跡が、前記基台部の前縁部から前記基台部の中央部へ順次突出するとともに、前記基台部の後縁部から前記基台部の中央部へ順次突出し、前記基台部の中央部が最も突出した略階段状に形成された
ことを特徴とする拭き掃除具。In the wiping and cleaning tool that arranges an elastic body on the bottom surface side of the base portion, winds a sheet-like cleaning body around the elastic body, and collects a substance to be cleaned on the surface to be cleaned by the sheet-like cleaning body,
The elastic body has a substrate portion mounted on the base portion and a large number of flexible thin pieces projecting from the substrate portion, and the flexible thin pieces are formed at a central portion of the base portion. The locus of the contact portion of the flexible thin piece, which is formed so that the positioned flexible thin piece protrudes most and extends from the front edge portion to the rear edge portion of the base portion, to the sheet-like cleaning body is the base. Projecting sequentially from the front edge of the base part to the central part of the base part, and sequentially projecting from the rear edge part of the base part to the central part of the base part, the central part of the base part protruding most A wiping cleaner characterized by being formed in a substantially staircase shape.

請求項１に記載の拭き掃除具において、
前記多数の可撓性薄片は、所定の間隔を開けて、かつ、各操作方向に対して斜めに配置されている
ことを特徴とする拭き掃除具。In the wiping cleaning tool of Claim 1,
The wiping and cleaning tool, wherein the plurality of flexible thin pieces are arranged at a predetermined interval and obliquely with respect to each operation direction.

請求項１に記載の拭き掃除具において、
前記多数の可撓性薄片は、前記弾性体の中心線を中心として略対称に列状に配置されてなり、前記各列の可撓性薄片は、前記各列間において相互に平行するように間隔を開けるとともに清掃方向に対して斜めになるように配置され、かつ、互いに隣合う列の可撓性薄片が逆方向に傾くように相互に半ピッチずらして配置されている
ことを特徴とする拭き掃除具。In the wiping cleaning tool of Claim 1,
The plurality of flexible flakes are arranged in rows substantially symmetrically about the center line of the elastic body, and the flexible flakes of each row are parallel to each other between the rows. It is arranged so as to be spaced apart and inclined with respect to the cleaning direction, and adjacent to each other, the flexible flakes are arranged so as to be shifted by a half pitch so as to incline in the opposite direction. Wipe cleaner.

請求項１、２または３のいずれか１項に記載の拭き掃除具において、
前記基台部の前縁部から後縁部に至る前記可撓性薄片の前記シート状清掃体への当接部の軌跡が、前方２段、後方２段の計４段の段差を備えた階段状に形成された
ことを特徴とする拭き掃除具。In the wiping cleaning tool of any one of Claims 1, 2, or 3,
The locus of the contact portion of the flexible thin piece from the front edge portion to the rear edge portion of the base portion to the sheet-like cleaning body has a total of four steps including two steps at the front and two steps at the rear. A wiping cleaner characterized by being formed in a staircase shape.