JP3625468B1 - 柱脚構造及び柱と横架材との接続構造並びにフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が簡単で、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を備えた柱脚構造、及び柱と横架材との接続構造、並びにフレーム構造を提供する。
【解決手段】 基礎100に固定され、内部に複数の空間が形成されるよう仕切られてなる柱脚ボックス10と、柱脚ボックス10に固定され、柱110の柱脚部分111に挿入される複数のほぞ部材20を備え、ほぞ部材20は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔21A、21B、21C及び21Dが形成され、かつ隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成され、貫通孔21A、21B、21C及び21Dにドリフトピンを貫通させることにより、ほぞ部材20を柱110の柱脚部分111に固定した柱脚構造である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、基礎上に柱を設置するための柱脚構造、及び柱と横架材との接続構造、並びにフレーム構造に関する。
従来、木造軸組住宅では柱と横架材(例えば梁等)のとの結合や、基礎と柱との結合を行うに際には、様々な結合金物が用いられている。例えば、柱を挟んだ横架材同士の結合には、羽子板金物や短冊金物が用いられている。また、筋かいを固定する際には、さらに筋かい固定金物が用いられている。一方、柱と基礎との結合には、ホールダウン金物、かど金物や山形金物等が用いられている。これらはそれぞれに特徴的な機能を持って木造軸組の構造的な強度を高めている。
このような結合金物を使用した結合構造としては、例えば、柱の上端面に横架材を載置し、これらをほぞ棒金物と座金およびボルトによって結合したものがある。この結合構造では、ほぞ棒金物が、ほぞ棒部とその一端に設けたねじ部とからなり、ほぞ棒金物を柱の上端面から柱の軸方向へ、ねじ部を上方にしてほぞ棒部を嵌入させ、ほぞ棒金物と柱に貫通する貫通金物によりほぞ棒金物と柱を固定し、横架材の上面から座金を介してボルトをほぞ棒金物のねじ部に結合し緊結した構造となっている。(例えば、特許文献1)。
また、木材の強度変形性能による異方性に合わせて、横架材の曲げモーメントを伝達可能な引張雇いほぞが紹介されている。この引張雇いほぞは、柱と横架材との結合や、基礎と柱との結合に使用される場合、ボルトや座金で接続箱に緊結された状態で両者に固定されるものである。(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−155780号 特開2003−261983号
しかしながら、特許文献1に記載された結合構造は、基礎と柱とを連結させる場合、及び柱と横架材とを結合させる場合とも、柱の長手方向(上下方向)に1本のほぞ棒金物を挿入し、このほぞ棒金物に形成された貫通孔にドリフトピンを貫通させる構成を採用している。ここで、柱や横架材に曲げモーメントがかかった場合、曲げモーメントがかかる方向には、圧縮応力と引っ張り応力がかかることになるが、特許文献1に記載された結合構造のように、1本の棒ほぞ金物で曲げモーメントを受けた場合、圧縮応力及び引っ張り応力の両方に対応することが困難である。
また、特許文献2に記載された引張雇いほぞは、柱勝ちとなるように柱の両側から横架材を結合させている。この特許文献2には、柱の上下方向に複数のボルトが各々並設するように左右方向に貫通させ、最上部と最下部に配設されたボルトの各端部を、両横架材に取付けられた箱に固定し、さらにこの箱に引張雇いほぞの一端を固定して、他端を横架材に固定し、さらに、他のボルトの各端部を、両横架材に取付けられたガゼットに固定した結合構造が記載されている。この構造は、柱にボルトを貫通させるための複数のボルト孔を形成する必要があり加工に手間がかかるという問題がある。また、柱にとっては、ボルトのみで横架材を支えることになるため、木やせ等により、十分な強度が得られない可能性もあり、また、横架材の曲げモーメントに対し十分に対応することができない虞もある。さらに、横架材には、箱やガゼットを取付ける必要があり、加工に手間がかかるという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点を解決することを課題とするものであり、構造が簡単で、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を備えた柱脚構造、及び柱と横架材との接続構造、並びにフレーム構造を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、基礎上に柱を設置するための柱脚構造であって、前記基礎上に固定されると共に、内部に複数の空間が形成されるよう仕切られてなる箱形の柱脚ボックスと、前記柱脚ボックスに固定され、前記柱の柱脚部分に挿入される2本のほぞ部材と、を備え、前記各々のほぞ部材は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、当該長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔が形成されてなり、前記複数の貫通孔は、隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成されてなり、前記貫通孔にドリフトピンを貫通させることにより、前記ほぞ部材を前記柱の柱脚部分に固定してなる柱脚構造を提供するものである。
この構成を備えた柱脚構造は、内部に複数の空間が形成されるよう仕切られてなる柱脚ボックスの前記空間毎に少なくとも1本のほぞ部材を配置したため、1本の柱に対し複数のほぞ部材が使用されることになる。したがって、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。
前記柱脚ボックスは、前記柱の底面に対応した底面及び上面と、底面及び上面との間に互いに対向して設けられた外壁と、を備えて構成された直方体の箱形を有することができる。また、前記柱脚ボックスは、内部に2つの空間が形成されるよう仕切られてなり、前記ほぞ部材は、前記柱脚ボックスの前記各空間に1本ずつ配置されることができる。


そしてまた、前記ほぞ部材に形成された複数の貫通孔は、当該ほぞ部材の長手方向に延びる中心線から偏倚した位置に形成することができる。
また、前記ドリフトピンは、前記貫通孔に着脱可能に貫通されることができる。
そしてまた、前記ほぞ部材は、前記柱脚ボックスの内部から外部に貫通するボルトを介して、当該柱脚ボックスに固定されることができる。
さらにまた、前記柱脚ボックスには、前記ほぞ部材及びドリフトピンを介して1本の柱を設置することもできる。
また、本発明は、柱と横架材とを柱勝ちとなるよう結合する柱と横架材との結合構造であって、一方側が柱に挿入固定され、他方側が横架材に挿入固定されるプレート部材と、一方側が柱に挿入され、他方側が横架材に挿入されると共に、前記プレート部材を挟んだ両側に配設されるほぞ部材と、を備え、前記ほぞ部材は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、当該長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔が形成されてなり、前記ほぞ部材の一方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成されてなり、他方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が、当該ほぞ部材の長手方向に延びる中心線を挟んで交互に配設されるよう形成されてなり、前記貫通孔にドリフトピンを貫通させることにより、前記ほぞ部材を前記柱及び横架材に固定してなる柱と横架材との結合構造を提供するものである。
そしてまた、本発明は、柱と横架材とを横架材勝ちとなるよう結合する柱と横架材との結合構造であって、一方側が横架材に挿入固定され、他方側が柱に挿入固定されるプレート部材と、一方側が横架材に挿入され、他方側が柱に挿入されると共に、前記プレート部材を挟んだ両側に配設されるほぞ部材と、を備え、前記ほぞ部材は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、当該長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔が形成されてなり、前記ほぞ部材の一方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成されてなり、他方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が、当該ほぞ部材の長手方向に延びる中心線を挟んで交互に配設されるよう形成されてなり、前記貫通孔にドリフトピンを貫通させることにより、前記ほぞ部材を前記柱及び横架材に固定してなる柱と横架材との結合構造を提供するものである。
これらの構成を備えた柱と横架材との結合構造は、プレート部材を挟んだ両側にほぞ部材が配設されてなるため、1本の柱及び1本の横架材に対し、プレート部材と複数のほぞ部材が使用されることになる。したがって、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。
これら柱と横架材との結合構造では、前記ほぞ部材の一方側に形成された貫通孔を、前記ほぞ部材の長手方向に延びる中心線から偏倚した位置に形成することがきる。
また、前記ドリフトピンは、前記貫通孔に着脱可能に貫通されることができる。
さらにまた、前記プレート部材は、ボルトを介して前記柱及び横架材に固定される構造にすることができる。
また、本発明は、柱と柱との間に横架材を配置し、柱勝ちとなるよう前記両柱に横架材を結合してなるフレーム構造であって、一方側が柱に挿入固定され、他方側が横架材に挿入固定されるプレート部材と、一方側が柱に挿入され、他方側が横架材に挿入されると共に、前記プレート部材を挟んだ両側に配設されるほぞ部材と、を備え、前記ほぞ部材は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、当該長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔が形成されてなり、前記ほぞ部材の一方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成されてなり、他方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が、当該ほぞ部材の長手方向に延びる中心線を挟んで交互に配設されるよう形成されてなり、前記貫通孔にドリフトピンを貫通させることにより、前記ほぞ部材を前記柱及び横架材に固定してなるフレーム構造を提供するものである。
そしてまた、本発明は、柱と柱との間に横架材を配置し、横架材勝ちとなるよう前記両柱に横架材を結合してなるフレーム構造であって、一方側が横架材に挿入固定され、他方側が柱に挿入固定されるプレート部材と、一方側が横架材に挿入され、他方側が柱に挿入されると共に、前記プレート部材を挟んだ両側に配設されるほぞ部材と、を備え、前記ほぞ部材は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、当該長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔が形成されてなり、前記ほぞ部材の一方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成されてなり、他方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が、当該ほぞ部材の長手方向に延びる中心線を挟んで交互に配設されるよう形成されてなり、前記貫通孔にドリフトピンを貫通させることにより、前記ほぞ部材を前記柱及び横架材に固定してなるフレーム構造を提供するものである。
さらにまた、本発明は、柱と柱との間に、横架材を互いに間隔をおいて上下方向に複数配置し、当該各横架材を柱勝ちとなるよう前記両柱に結合してなるフレーム構造であって、一方側が柱に挿入固定され、他方側が横架材に挿入固定されるプレート部材と、一方側が柱に挿入され、他方側が横架材に挿入されると共に、前記プレート部材を挟んだ両側に配設されるほぞ部材と、を備え、前記ほぞ部材は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、当該長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔が形成されてなり、前記ほぞ部材の一方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成されてなり、他方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が、当該ほぞ部材の長手方向に延びる中心線を挟んで交互に配設されるよう形成されてなり、前記貫通孔にドリフトピンを貫通させることにより、前記ほぞ部材を前記柱及び横架材に固定してなるフレーム構造を提供するものである。
そしてまた、本発明は、柱と柱との間に、横架材を互いに間隔をおいて上下方向に複数配置し、当該各横架材を横架材勝ちとなるよう前記両柱に結合してなるフレーム構造であって、一方側が横架材に挿入固定され、他方側が柱に挿入固定されるプレート部材と、一方側が横架材に挿入され、他方側が柱に挿入されると共に、前記プレート部材を挟んだ両側に配設されるほぞ部材と、を備え、前記ほぞ部材は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、当該長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔が形成されてなり、前記ほぞ部材の一方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成されてなり、他方側に形成された貫通孔は、隣接した貫通孔同士が、当該ほぞ部材の長手方向に延びる中心線を挟んで交互に配設されるよう形成されてなり、前記貫通孔にドリフトピンを貫通させることにより、前記ほぞ部材を前記柱及び横架材に固定してなるフレーム構造を提供するものである。
本発明にかかる柱脚構造は、1本の柱に対し複数のほぞ部材が使用されることになる結果、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。したがって、強靱で信頼性の高い柱脚構造を提供することができる。
また、本発明にかかる柱と横架材との接続構造は、1本の柱及び1本の横架材に対し、プレート部材と複数のほぞ部材が使用されることになる結果、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。したがって、強靱で信頼性の高い柱と横架材との接続構造を提供することができる。
そしてまた、本発明にかかるフレーム構造は、1本の柱及び1本の横架材に対し、プレート部材と複数のほぞ部材が使用されることになる結果、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。したがって、強靱で信頼性の高いフレーム構造を提供することができる。
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる柱脚構造、及び柱と横架材との接続構造について図面を参照して説明する。
なお、以下に記載される実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
図1は、本発明の実施例1にかかる柱脚構造を示す正面図、図2は、図1に示す柱脚構造内が判るように透視した透視図、図3は、図2に示すIII−III線に沿った断面図、図4は、図1に示す柱脚構造の構成要素であるほぞ部材の拡大正面図である。
図1〜図4に示すように、実施例1にかかる柱脚構造1は、基礎100上に固定される柱脚ボックス10と、柱脚ボックス10に固定されて柱110の柱脚部分111に挿入されるほぞ部材20と、ほぞ部材20に形成された貫通孔21A、21B、21C及び21Dを各々貫通するドリフトピン31A、31B、31C及び31Dと、を備えて構成されている。
柱脚ボックス10は、柱110の底面に対応した底面11及び上面12と、底面11及び上面12との間に互いに対向して設けられた外壁13及び14と、を備えて構成された直方体の箱形を有している。そして、外壁13及び14との間には、これらと平行に配置されかつ底面11及び上面12に設けられた仕切壁15が配設されている。すなわち、この柱脚ボックス10は、仕切壁15によって、内部が2つの空間16及び17が存在するよう仕切られている。この仕切壁15は、柱脚ボックス10の強度を向上させる役割を果たしている。
また、柱脚ボックス10の上面12には、各々の空間16及び17毎に1つずつ、後に詳述するほぞ部材20を固定するためのボルト32が貫通するボルト孔18が各々形成されている。一方、柱脚ボックス10の下面11には、各々の空間16及び17毎に1つずつ、柱脚ボックス10を基礎100に固定するためのアンカーボルト33が貫通するボルト孔19が各々形成されている。
この柱脚ボックス10は、基礎100上に配置され、各々のボルト孔19にアンカーボルト33を挿入し、さらに基礎100に形成されているボルト孔101にアンカーボルト33を挿入固定することで、基礎100に確実に固定される。
ほぞ部材20は、略円柱状を有し、柱脚ボックス10の空間16及び17に、それぞれ1つずつ配置されている。このほぞ部材20には、その長手方向(図4に示す中心線O方向)に互いに所定の間隔をおいた位置であって、中心線Oから偏倚した位置に、貫通孔21A、21B、21C及び21Dが形成されている。この貫通孔21A、21B、21C及び21Dは、ほぞ部材20の長手方向と略垂直な方向に貫通しており、貫通孔21Bは、貫通孔21Aと相互に直交するよう形成されている。また、貫通孔21Cは、貫通孔21Bと相互に直交すると共に、貫通孔21Aとは中心線Oを挟んだ反対側に形成されている。さらにまた、貫通孔21Dは、貫通孔21Cと相互に直交すると共に、貫通孔21Bとは中心線Oを挟んだ反対側に形成されている。
また、ほぞ部材20の下端(柱脚ボックス10に配設される側)には、ほぞ部材20の下端を柱脚ボックス10の上面12に固定するためのボルト32が螺合するボルト孔22が形成されている。このほぞ部材20は、柱100の柱脚部分111に形成された挿入孔112に挿入され、柱脚ボックス10の上面12側から突出するボルト32がボルト孔22に螺合することで、柱脚ボックス10に固定される。
ドリフトピン31A、31B、31C及び31Dは、柱110に形成された貫通孔102A、102B、102C及び102Dを各々貫通し、さらに貫通孔21A、21B、21C及び21Dを貫通することにより、ほぞ部材20を柱110の柱脚部分111に固定する。
この構成を備えた柱脚構造1は、内部に2つの空間16及び17が形成されるよう仕切壁15によって仕切られている柱脚ボックス10を使用し、空間15及び16毎に1本のほぞ部材20を配置したため、1本の柱110に対し2本のほぞ部材20が使用されることになる。したがって、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。さらに、ほぞ部材20は、その中心線Oから偏倚した位置で各々間隔をおいて配設された4本のドリフトピン31A、31B、31C及び31Dによって柱110に固定されているため、さらに曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に耐えうる強度を向上させることができる。したがって、強靱で信頼性の高い柱脚構造1を提供することができる。
なお、実施例1では、内部に2つの空間16及び17が形成されるよう仕切壁15によって仕切られた柱脚ボックス10を使用した場合について説明したが、これに限らず、柱脚ボックス10は、内部に3つ以上の空間が形成されるように、複数の仕切壁によって仕切ってもよい。
また、実施例1では、1本の柱110に対し2本のほぞ部材20を配設した場合について説明したが、これに限らず、ほぞ部材20は、所望により3本以上配設してもよい。
そしてまた、実施例1では、1本のほぞ部材20に対し、4つの貫通孔21A、21B、21C及び21Dを開口した場合について説明したが、これに限らず、貫通孔の形成数は、複数であれば特に限定されるものではない。
さらにまた、実施例1では、1本のほぞ部材20に対し、4本のドリフトピン31A、31B、31C及び31Dを配設した場合について説明したが、これに限らず、ドリフトピンの配設数は、複数であれば特に限定されるものではなく、また、ほぞ部材20に形成された貫通孔の全てに挿入しなくてもよい。
次に、本発明の実施例2にかかる柱と横架材との接続構造について図面を参照して説明する。
図5は、実施例2にかかる柱と横架材との接続構造を示す透視図、図6は、図5に示すVI−VI線に沿った断面図、図7は、図5に示すVII−VII線に沿った断面図、図8は、図5に示す柱と横架材との接続構造の構成要素であるほぞ部材の拡大正面図である。
なお、実施例2では、実施例1で説明した部材と同様の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5〜図7に示すように、実施例2にかかる柱110と横架材120との連結構造2は、柱110と横架材120とを柱勝ちに結合している。この柱110と横架材120との連結構造2は、一方側が柱110に挿入固定され、他方側が横架材120に挿入固定されるプレート部材40と、一方側が柱110に挿入され、他方側が横架材120に挿入されると共に、プレート部材40を挟んだ上下両側に水平に各々配設されるほぞ部材50と、ほぞ部材50の一方側(柱110に挿入される側)に形成された貫通孔51A、51B、51C及び51Dと、他方側(横架材120に挿入される側)に形成された貫通孔21A、21B、21C及び21D、を各々貫通するドリフトピン53A、53B、53C、53D、31A、31B、31C及び31Dと、を備えて構成されている。
プレート部材40は、略四角形の板状を備えており、その約半分(図5でいう左側約半分)が、柱110に形成された挿入溝113に挿入される。また、残りの部分(図5でいう右側約半分)は、横架材120に形成された挿入溝123に挿入される。このプレート部材40は、挿入溝113及び123に挿入された後、ボルト125等の固定部材によって柱110及び横架材120に確実に固定される。
ほぞ部材50は略円柱状を有し、一方側が、柱110に形成された挿入孔115に挿入され、他方側が横架材120に形成された挿入孔128に挿入される。このほぞ部材50には、その長手方向(図8に示す中心線O方向)に互いに所定の間隔をおいた位置であって、中心線Oから偏倚した位置に、貫通孔51A、51B、51C及び51Dと、21A、21B、21C及び21Dとが形成されている。これらの貫通孔51A、51B、51C及び51Dは、隣接した貫通孔同士が、中心線Oを挟んだ反対側に交互に配設されるよう形成されている。
ドリフトピン31A、31B、31C及び31Dは、横架材120に形成された貫通孔132A、132B、132C及び132Dを各々貫通し、さらにほぞ部材50の貫通孔21A、21B、21C及び21Dを貫通することにより、ほぞ部材50を横架材120に固定する。また、ドリフトピン53A、53B、53C、53Dは、柱110に形成された貫通孔142A、142B、142C及び142Dを各々貫通し、さらにほぞ部材50の貫通孔51A、51B、51C及び51Dを貫通することにより、ほぞ部材50を柱110に固定する。
このように、実施例2にかかる柱110と横架材120との結合構造2は、プレート部材40と、2本のほぞ部材50とを使用して、柱110と横架材120とを連結することになる。したがって、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。さらに、ほぞ部材50は、その中心線Oから偏倚した位置で各々間隔をおいて配設された4本のドリフトピン53A、53B、53C、53Dによって柱110に、4本のドリフトピン31A、31B、31C及び31Dによって横架材120に固定されているため、さらに曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に耐えうる強度を向上させることができる。したがって、強靱で信頼性の高い柱と横架材との結合構造2を提供することができる。
なお、実施例2では、1本の柱110及び横架材120に対し1枚のプレート部材40と、2本のほぞ部材50を配設した場合について説明したが、これに限らず、プレート部材40は、所望により2枚以上配設してもよく、また、ほぞ部材50は、所望により3本以上配設してもよい。
そしてまた、実施例2では、1本のほぞ部材50の両端部に、4つの貫通孔21A、21B、21C及び21Dと、4つの貫通孔51A、51B、51C及び5Dを開口した場合について説明したが、これに限らず、貫通孔の形成数は、複数であれば特に限定されるものではない。
さらにまた、実施例2では、1本のほぞ部材50の一端部に対し、各々4本のドリフトピンを配設した場合について説明したが、これに限らず、ドリフトピンの配設数は、複数であれば特に限定されるものではなく、また、ほぞ部材50に形成された貫通孔の全てに挿入しなくてもよい。
また、実施例2では、柱110と横架材120とを柱勝ちに結合した場合について説明したが、これに限らず、柱110と横架材120とを横架材勝ちに結合する場合は、図9に示すように、ほぞ部材50を、プレート部材40を挟んだ左右両側に、略鉛直にすればよい。この場合、ほぞ部材50の貫通孔21A、21B、21C及び21Dが形成された側を柱110に形成された挿入孔116に挿入し、貫通孔51A、51B、51C及び5Dが形成された側を横架材120の挿入孔129に挿入すればよい。
次に、本発明の実施例3にかかるフレーム構造をについて図面を参照して説明する。
図10は、実施例3にかかるフレーム構造を示す透視図である。
なお、実施例3では、実施例2で説明した部材と同様の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10に示すように、実施例3にかかるフレーム構造は、実施例2で説明した、柱110と横架材120とを柱勝ちに結合してなる柱110と横架材120との接続構造(図5〜図8参照)を2つ連結して、柱110と柱110との間に横架材120を柱勝ちとなるように固定した構造を備えている。
このフレーム構造は、実施例2にかかる柱勝ちの柱と横架材との結合構造2と同様に、各々の柱110と横架材120との連結には、プレート部材40と、2本のほぞ部材50が使用されることになる。したがって、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。さらに、ほぞ部材50は、その中心線Oから偏倚した位置で各々間隔をおいて配設された4本のドリフトピン53A、53B、53C、53Dによって柱110に、4本のドリフトピン31A、31B、31C及び31Dによって横架材120に固定されているため、さらに曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に耐えうる強度を向上させることができる。したがって、強靱で信頼性の高いフレーム構造となる。
なお、実施例3では、2本の柱110の間に横架材120を柱勝ちとなるように固定した場合について説明したが、これに限らず、本発明にかかるフレーム構造は、例えば、図12に示すように、柱110を3本以上配置し、各々の柱110と柱110との間に、横架材120を柱勝ちとなるように固定した構造とすることもできる。
また、図14に示すように、本発明にかかるフレーム構造は、柱110と柱110との間に、横架材120を互いに間隔をおいて上下方向に複数配置し、各横架材120を柱勝ちとなるよう両柱110に結合した構造とすることもできる。
そしてまた、図12に示すような多連構造を、図14に示すように上下方向に複数配設してもよい。
次に、本発明の実施例4にかかるフレーム構造をについて図面を参照して説明する。
図11は、実施例4にかかるフレーム構造を示す透視図である。
なお、実施例4では、実施例2で説明した部材と同様の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11に示すように、実施例4にかかるフレーム構造は、実施例2で説明した、柱110と横架材120とを横架材勝ちに結合してなる柱110と横架材120との接続構造(図9参照)を2つ連結して、柱110と柱110との間に横架材120を横架材勝ちとなるように固定した構造を備えている。
このフレーム構造は、実施例2にかかる横架材勝ちの柱と横架材との結合構造と同様に、各々の柱110と横架材120との連結には、プレート部材40と、2本のほぞ部材50が使用されることになる。したがって、曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に十分に耐えうる強度を提供することができる。さらに、ほぞ部材50は、その中心線Oから偏倚した位置で各々間隔をおいて配設された4本のドリフトピン53A、53B、53C、53Dによって柱110に、4本のドリフトピン31A、31B、31C及び31Dによって横架材120に固定されているため、さらに曲げモーメントにより生じる圧縮応力及び引っ張り応力の両方に耐えうる強度を向上させることができる。したがって、強靱で信頼性の高いフレーム構造となる。
なお、実施例4では、2本の柱110の間に横架材120を横架材勝ちとなるように固定した場合について説明したが、これに限らず、本発明にかかるフレーム構造は、例えば、図13に示すように、柱110を3本以上配置し、各々の柱110と柱110との間に、横架材120を横架材勝ちとなるように固定した構造とすることもできる。
また、図15に示すように、本発明にかかるフレーム構造は、柱110と柱110との間に、横架材120を互いに間隔をおいて上下方向に複数配置し、各横架材120を横架材勝ちとなるよう両柱110に結合した構造とすることもできる。
そしてまた、図13に示すような多連構造を、図15に示すように上下方向に複数配設してもよい。
本発明の実施例1にかかる柱脚構造を示す正面図である。 図1に示す柱脚構造内が判るように透視した透視図である。 図2に示すIII−III線に沿った断面図である。 図1に示す柱脚構造の構成要素であるほぞ部材の拡大正面図である。 本発明の実施例2にかかる柱と横架材との接続構造を示す透視図である。 図5に示すVI−VI線に沿った断面図である。 図5に示すVII−VII線に沿った断面図である。 図5に示す柱と横架材との接続構造の構成要素であるほぞ部材の拡大正面図である。 本発明の他の実施例にかかる柱と横架材との接続構造を示す透視図である。 本発明の実施例3にかかるフレーム構造を示す透視図である。 本発明の実施例4にかかるフレーム構造を示す透視図である。 本発明の他の実施例にかかるフレーム構造を示す透視図である。 本発明の他の実施例にかかるフレーム構造を示す透視図である。 本発明の他の実施例にかかるフレーム構造を示す透視図である。 本発明の他の実施例にかかるフレーム構造を示す透視図である。
符号の説明
1 柱脚構造
2 柱と横架材との接続構造
10 柱脚ボックス
15 仕切壁
20、50 ほぞ部材
21A、21B、21C、21D、51A、51B、51C、51D 貫通孔
31A、31B、31C、31D、53A、53B、53C、53D ドリフトピン
40 プレート部材
100 基礎
110 柱
120 横架材

Claims (5)

  1. 基礎上に柱を設置するための柱脚構造であって、
    前記基礎上に固定されると共に、内部に複数の空間が形成されるよう仕切られてなる箱形の柱脚ボックスと、
    前記柱脚ボックスに固定され、前記柱の柱脚部分に挿入される2本のほぞ部材と、
    を備え、
    前記柱脚ボックスは、前記柱の底面に対応した底面及び上面と、底面及び上面との間に互いに対向して設けられた外壁と、を備えて構成された直方体の箱形を有すると共に、内部に2つの空間が形成されるよう仕切られてなり、
    前記各々のほぞ部材は、その長手方向に互いに所定の間隔をおいた位置に、当該長手方向と略垂直な方向に貫通する複数の貫通孔が形成されてなると共に、前記柱脚ボックスの前記各空間に1本ずつ配置されてなり、
    前記複数の貫通孔は、隣接した貫通孔同士が相互に略直交するよう形成されてなり、
    前記貫通孔にドリフトピンを貫通させることにより、前記ほぞ部材を前記柱の柱脚部分に固定してなる柱脚構造。
  2. 前記貫通孔は、前記ほぞ部材の長手方向に延びる中心線から偏倚した位置に形成されてなる請求項1記載の柱脚構造。
  3. 前記ドリフトピンは、前記貫通孔に着脱可能に貫通される請求項1または請求項2記載の柱脚構造。
  4. 前記ほぞ部材は、前記柱脚ボックスの内部から外部に貫通するボルトを介して、当該柱脚ボックスに固定される請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の柱脚構造。
  5. 前記柱脚ボックスに、前記ほぞ部材及びドリフトピンを介して1本の柱が設置される請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の柱脚構造。
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