JP3624700B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭あるいは業務用として使用される炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は第1の従来例の構成を示しており、1は商用交流電源、2は炊飯材料を入れる鍋、3は鍋2を加熱する加熱手段、4は商用交流電源1を直流電力に変換する直流電源回路と、5は商用交流電源1により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段、6は制御手段5をバックアップするバックアップ手段、7は商用交流電源1からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段、8は通電切換手段を切り換えるための入力手段、9は商用交流電源1の停電を検知する停電検知手段である。
【0003】
以上のように構成された従来例について、以下その動作について説明する。直流電源回路4により商用交流電源1を直流電力に変換し、この直流電力を利用し加熱手段3を駆動することにより鍋2を加熱し炊飯を行う。加熱手段3は制御手段5により制御される。入力手段8への入力により通電切換手段は通電状態もしくは停止状態にすることができ、制御手段5と通電切換手段7への電力供給は、商用交流電源1の通電時には直流電源回路4から行われ、商用交流電源1の停電時にはバックアップ手段6から行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの炊飯器において、通電切換手段7が停止状態において商用交流電源が停電状態にあるかどうかを判定することが出来ないという課題があった。また、停電時において通電切換手段7を停止状態から通電状態にするためにバックアップ電源の電力を消費してしまうという課題があった。また、通電切換手段7の状態が通電状態か停止状態かを使用者が認識できる手段が無いという課題があった。また、制御手段により自動的に通電切換手段7が切り換わる事を使用者が認識できないという課題があった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、通電切換手段を備え、通電切換手段の状態に拘わらず商用交流電源の停電を判定できる炊飯器を提供することを第1の目的としている。
【0006】
第2の目的は、第1の目的に加え、通電切換手段が通電状態において、停電検知手段が商用交流電源の停電を所定の時間検知した場合、通電切換手段は通電状態から停止状態になる炊飯器を提供することにある。
【0007】
第3の目的は、第1と第2の目的に加え、通電切換手段が停止状態において、停電検知手段が商用交流電源の通電を所定の時間検知した場合のみ、通電切換手段を通電状態にできる炊飯器を提供することにある。
【0008】
第4の目的は、第1から第3の目的に加え、商用交流電源の停電を検知し通電切換手段が停止状態になった後、停電検知手段が商用交流電源の停電復帰を所定の時間検知した場合、通電切換手段は通電状態になる炊飯器を提供することにある。
【0009】
第5の目的は、通電切換手段の状態を表示する炊飯器を提供することにある。第6の目的は、第1から第4の目的に加え、通電切換手段が停止状態になる際に通電表示手段により停止状態への移行を表示する炊飯器を提供することにある。
【0010】
第7の目的は、通電切換手段の状態に応じた表示を行う表示手段を備えた炊飯器を提供することにある。
【0011】
第8の目的は、第1から第4の目的に加え、通電切換手段が停止状態になる際に表示手段により停止状態への移行を表示する炊飯器を提供することにある。
【0012】
第9の目的は、通電切換手段の状態変化を報知手段により報知する炊飯器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために本発明は、特に、商用交流電源と通電切換手段間に停電検知手段を備えたものである。
【0014】
上記第2の目的を達成するために本発明は、特に、通電切換手段に通電状態を停止状態に切り換える機能を備えたものである。
【0015】
上記第3の目的を達成するために本発明は、特に、通電切換手段に通電時のみ停止状態を通電状態に切り換え可能となる機能を備えたものである。
【0016】
上記第4の目的を達成するために本発明は、特に、商用交流電源の停電により通電切換手段が停止状態になった後前記停電検知手段が商用交流電源の復帰を検知した場合、前記通電切換手段は通電状態に復帰する機能を備えたものである。
【0017】
上記第5の目的を達成するために本発明は、特に、通電切換手段の状態を表示する通電表示手段を備えたものである。
【0018】
上記第6の目的を達成するために本発明は、特に、所定の時間で停止状態になる際に停止状態への移行を表示する通電表示手段を備えたものである。
【0019】
上記第7の目的を達成するために本発明は、特に、通電切換手段の状態に応じた表示を行う機能を有する表示手段を備えたものである。
【0020】
上記第8の目的を達成するために本発明は、特に、所定の時間で停止状態になる際に停止状態への移行を表示する表示手段を備えたものである。
【0021】
上記第9の目的を達成するために本発明は、特に、通電切換手段の状態変化を報知する報知手段を備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、商用交流電源を直流電力に変換する直流電源回路と、前記商用交流電源により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段と、前記制御手段をバックアップするバックアップ手段と、前記商用交流電源と前記直流電源回路間に配置され前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段と、前記商用交流電源と前記通電切換手段間に配置し前記商用交流電源の停電を検知する停電検知手段を備えたものであり、前記通電切換手段の状態に拘わらず商用交流電源の停電を検知することができる。
【0023】
請求項2に記載の発明は、前記通電切換手段は通電状態において、前記停電検知手段が前記商用交流電源の停電を所定の時間検知した場合、通電状態を停止状態に切り換える機能を有するものであり、前記商用交流電源が停電している場合に前記通電切換手段を通電状態から停止状態にすることができる。
【0024】
請求項3に記載の発明は、前記通電切換手段は停止状態において、前記停電検知手段が前記商用交流電源の通電を所定の時間検知した場合のみ、前記通電切換手段を停止状態から通電状態へ切り換えることができる。
【0025】
請求項4に記載の発明は、前記商用交流電源の停電を検知し前記通電切換手段が停止状態になった後、前記停電検知手段が前記商用交流電源の復帰を所定の時間検知した場合、前記通電切換手段は通電状態に復帰することができる。
【0026】
請求項5に記載の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、商用交流電源を直流電力に変換する直流電源回路と、前記商用交流電源により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段と、前記制御手段をバックアップするバックアップ手段と、前記商用交流電源と前記直流電源回路間に配置され前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段と、前記通電切換手段の状態を表示する通電表示手段を備えたものであり、使用者は通電切換手段の状態を認識することができる。
【0027】
請求項6に記載の発明は、前記通電切換手段の状態を表示する通電表示手段を備え、前記停電検知手段が前記商用交流電源の停電を検知した後、所定の時間で前記通電切換手段が停止状態になる際に、前記通電表示手段は使用者に停止状態への移行を表示するものであり、使用者は前記通電切換手段が自動的に停止状態へ移行することを認識することができる。
【0028】
請求項7に記載の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、商用交流電源を直流電力に変換する直流電源回路と、前記商用交流電源により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段と、前記制御手段をバックアップするバックアップ手段と、前記商用交流電源と前記直流電源回路間に配置され前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段と、現在時刻やメニューなどの表示を行う表示手段を備え、前記表示手段は前記通電切換手段の状態に応じた表示を行う機能を有するものであり、使用者は前記通電切換手段の状態を認識できる。
【0029】
請求項8に記載の発明は、現在時刻やメニューなどの表示を行う表示手段を備え、前記停電検知手段が前記商用交流電源の停電を検知した後、所定の時間で前記通電切換手段が停止状態になる際に、前記表示手段は使用者に停止状態への移行を表示するものであり、使用者は前記通電切換手段が自動的に停止状態へ移行することを認識することができる。
【0030】
請求項9に記載の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、商用交流電源を直流電力に変換する直流電源回路と、前記商用交流電源により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段と、前記制御手段をバックアップするバックアップ手段と、前記商用交流電源と前記直流電源回路間に配置され前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段と、前記停電検知手段の状態が変化する際に報知するブザー等の報知手段を備えたものであり、使用者は前記通電切換手段の状態変化を認識することができる。
【0031】
【実施例】
次に、本発明の具体例を説明する。
【0032】
(実施例1)
以下、本発明の請求項1に記載の実施例について図1を参照しながら説明する。図1において図14と同じ番号付した箇所は、従来例で説明した構成部品と同じであるため、詳細は省略する。図1において、停電検知手段9は商用交流電源1と通電切換手段7との間に接続されている。この構成により、停電検知手段9は通電切換手段7が停止状態にあっても商用交流電源1からの入力を得ることが出来る。したがって停電検知手段9は、通電切換手段7が通電状態あるいは停止状態のいずれの状態においても商用交流電源1が停電状態かどうかの判定が行える。
【0033】
(実施例2)
以下、本発明の請求項2に記載の実施例について図1と図2を参照しながら説明する。通電切換手段7は制御手段5により通電状態もしくは停止状態に制御される。図2において、ステップ201にて停電検知手段9により商用交流電源1が停電であるかどうか判定する。商用交流電源1が停電していなければステップ202で停電時間カウンタの初期化を行う。商用交流電源1が停電していればステップ203へ進む。ステップ203において通電切換手段7の状態に応じ分岐する。すなわち通電切換手段7が通電状態であればステップ204で停電時間をカウントしステップ205へ進む。ステップ205では停電時間が第1の所定の時間経過しているかの判定を行い、第1の所定の時間経過していればステップ206へ進む。ステップ206では通電切換手段7を通電状態から停止状態へ状態変化させる。
【0034】
(実施例3)
以下、本発明の請求項3に記載の実施例について図1と図3を参照しながら説明する。通電切換手段7は制御手段5により通電状態もしくは停止状態に制御される。図3において、ステップ301にて停電検知手段9により商用交流電源1が停電であるかどうか判定する。商用交流電源1が停電していなければステップ302へ進み停電していれば307へ進む。ステップ302では通電切換手段7の状態に応じ分岐する。すなわち通電切換手段7が通電状態であればステップ303へ進み停止状態であればステップ304へ進む。ステップ303では停電時間カウンタの初期化を行う。ステップ304では通電時間カウンタをカウントしステップ305で通電時間カウンタのカウント値が第2の所定の時間を経過しているか判定する。ステップ306では通電状態許可フラグをセットする。ステップ307では通電切換手段7が通電状態であればステップ308へ進み、停止状態であればステップ312へ進む。ステップ308では停電時間カウンタをカウントしステップ309へ進む。ステップ309では停電時間が第3の所定の時間経過しているかを判定する。ステップ310では通電状態許可フラグをリセットし、ステップ311で通電切換手段7を停止状態へ変化させる。ステップ312では通電時間カウンタを初期化する。
【0035】
(実施例4)
以下、本発明の請求項4に記載の実施例について図1と図4を参照しながら説明する。図4において、ステップ401にて停電検知手段9により商用交流電源1が停電であるかどうか判定する。商用交流電源1が停電していなければステップ402へ進み停電していれば412へ進む。ステップ402では通電切換手段7の状態に応じ分岐する。すなわち通電切換手段7が通電状態であればステップ403へ進み停止状態であればステップ404へ進む。ステップ403では停電時間カウンタの初期化を行う。ステップ404では通電時間カウンタをカウントしステップ405で通電時間カウンタのカウント値が第4の所定の時間を経過しているか判定する。経過していればステップ406で通電状態許可フラグをセットし、その後ステップ407へ進む。ステップ407では停電停止フラグがセットされているかどうか判定する。ステップ408では停電停止フラグをリセットした後ステップ409へ進む。ステップ409では通電許可フラグにより分岐する。すなわち通電許可フラグがセットされていればステップ410へ進み通電切換手段7を停止状態から通電状態に変化させ、通電許可フラグがセットされていなければステップ411にて通電切換手段7を通電状態から停止状態に変化させる。ステップ412では通電切換手段7の状態に応じ分岐する。すなわち通電切換手段7が通電状態であればステップ413へ進み停止状態であればステップ417へ進む。ステップ413では停電時間カウンタをカウントしステップ414へ進む。ステップ414では停電時間が第5の所定の時間経過しているかを判定する。第5の所定の時間経過していればステップ415へ進み、通電状態許可フラグをリセットする。つづくステップ416では停電停止フラグをセットした後ステップ409へ進む。ステップ417では通電時間カウンタの初期化を行う。
【0036】
(実施例5)
以下、本発明の請求項5に記載の第1の実施例について図5参照しながら説明する。図5において図14と同じ番号付した箇所は、従来例で説明した構成部品と同じであるため、詳細は省略する。10は通電切換手段7に接続される通電表示手段である。通電表示手段10はLED等の発光素子を備えている。通電表示手段10は通電切換手段7の状態に応じて発光素子を点灯あるいは消灯させる。すなわち、通電表示手段10は通電切換手段7が通電状態において点灯させ停止状態において消灯させる。なお、本実施例では通電表示手段10はLED等の発光素子で構成されるとしたが、特に発光素子ででなくともよい。また、本実施例では通電表示手段10は通電切換手段7が通電状態で点灯し停止状態で消灯するとしたが、特にその限りでなくともよく、通電切換手段7の状態に応じて通電表示手段10の状態が変化すればよい。
【0037】
(実施例6)
以下、本発明の請求項5に記載の第2の実施例について図6を参照しながら説明する。図6において図14と同じ番号付した箇所は、従来例で説明した構成部品と同じであるため、詳細は省略する。10は制御手段5に接続される通電表示手段である。通電表示手段10はLED等の発光素子を備えている。制御手段5は通電表示手段10を通電切換手段7の状態に応じて発光素子を点灯あるいは消灯させる。すなわち、制御手段5は通電表示手段10を通電切換手段7が通電状態であるならば点灯させ停止状態であるならば消灯させる。なお、本実施例では通電表示手段10はLED等の発光素子で構成されるとしたが、特に発光素子でなくともよい。また、本実施例では通電表示手段10は通電切換手段7が通電状態で点灯し停止状態で消灯するとしたが、特にその限りでなくともよく、通電切換手段7の状態に応じて通電表示手段10の状態が変化すればよい。
【0038】
(実施例7)
以下、本発明の請求項6に記載の実施例について図7と図8を参照しながら説明する。図7において図14と同じ番号付した箇所は、従来例で説明した構成部品と同じであるため、詳細は省略する。図8において、ステップ801にて停電検知手段9により商用交流電源1が停電であるかどうか判定する。商用交流電源1が停電していなければステップ802で停電時間カウンタと通電表示手段点滅カウンタの初期化をした後、ステップ803で通電表示手段11を点灯させる。商用交流電源1が停電していればステップ804へ進む。ステップ804において通電切換手段7の状態に応じ分岐する。すなわち通電切換手段7が通電状態であればステップ805へ、停止状態であればステップ808へ進む。ステップ805では停電時間カウンタのカウントを行いステップ806へ進む。ステップ806では停電時間が第6の所定の時間経過しているかの判定を行い、第6の所定の時間経過していればステップ807へ進む。ステップ807では通電切換手段7を通電状態から停止状態へ状態変化させる。ステップ808では通電表示手段点滅カウンタのカウントを行う。ステップ809では停電時間が第7の所定の時間経過しているかの判定を行い、第7の所定の時間経過していればステップ810へ進み、経過していなければステップ811へ進む。ステップ810では通電表示手段消灯処理を行う。ステップ811では通電表示手段点滅処理を行う。すなわち通電表示手段点滅カウンタ値により通電処理手段10は0.3秒オン、0.7秒オフの点滅パターンで点滅させる。なお、本実施例では通電表示手段10の点滅パターンを0.3秒オン0.7秒オフとしたが、特にこの点滅パターンでなくともよい。また、本実施例では通電切換手段7の通電状態から停止状態への変化後に通電表示手段10の点滅処理を行っていたが、特にこの限りでなくともよく、通電表示手段10の点滅処理を行ってから通電切換手段7を通電状態から停止状態へ変化させてもよい。
【0039】
(実施例8)
以下、本発明の請求項7に記載の実施例について図9を参照しながら説明する。図9において図14と同じ番号付した箇所は、従来例で説明した構成部品と同じであるため、詳細は省略する。11は現在時刻やメニューなどの表示を行うLCD等で構成される表示手段である。表示手段11への表示内容は制御手段5により制御される。すなわち、表示手段11へは待機・炊飯・保温等の各モードに応じた表示が制御手段5によりなされる。通電表示手段10は通電切換手段7の状態に応じて制御手段5により表示あるいは非表示となる。すなわち、通電表示手段10は通電切換手段7が通電状態であるならば各モードに応じた表示を行い、停止状態であるならば表示を行わない。なお、本実施例では通電表示手段10はLCD等で構成されるとしたが、特にLCDででなくともよい。また、本実施例では表示手段11は、通電切換手段7が通電状態で表示を行い停止状態で表示を行わないとしたが、特にこの限りでなくともよく、通電切換手段7の状態に応じて表示手段11の表示内容が変化すればよい。
【0040】
(実施例9)
以下、本発明の請求項8に記載の実施例について図10と図11を参照しながら説明する。図10において図14と同じ番号付した箇所は、従来例で説明した構成部品と同じであるため、詳細は省略する。図11において、ステップ1101にて停電検知手段9により商用交流電源1が停電であるかどうか判定する。商用交流電源1が停電していなければステップ1102で停電時間カウンタと表示手段点滅カウンタの初期化をした後、ステップ1103で表示手段11を表示させる。商用交流電源1が停電していればステップ1104へ進む。ステップ1104において通電切換手段7の状態に応じ分岐する。すなわち通電切換手段7が通電状態であればステップ1105へ、停止状態であればステップ1108へ進む。ステップ805では停電時間カウンタのカウントを行いステップ1106へ進む。ステップ1106では停電時間が第8の所定の時間経過しているかの判定を行い、第8の所定の時間経過していればステップ1107へ進む。ステップ1107では通電切換手段7を通電状態から停止状態へ状態変化させる。ステップ1108では表示手段点滅カウンタのカウントを行う。ステップ1109では停電時間が第9の所定の時間経過しているかの判定を行い、第9の所定の時間経過していればステップ1110へ進み、経過していなければステップ1111へ進む。ステップ110では表示手段非表示処理を行う。ステップ1111では表示手段点滅処理を行う。すなわち表示手段点滅カウンタ値により表示手段11を0.3秒オン、0.7秒オフの点滅パターンで点滅させる。なお、本実施例では表示手段11の点滅パターンを0.3秒オン0.7秒オフとしたが、特にこの点滅パターンでなくともよい。また、本実施例では通電切換手段7の通電状態から停止状態への変化後に表示手段11の点滅処理を行っていたが、特にこの限りでなくともよく、表示手段11の点滅処理を行ってから通電切換手段7を通電状態から停止状態へ変化させてもよい。
【0041】
(実施例10)
以下、本発明の請求項9に記載の実施例について図12と図13を参照しながら説明する。図12において図14と同じ番号付した箇所は、従来例で説明した構成部品と同じであるため、詳細は省略する。12は報知手段である。図13において、ステップ1301にて停電検知手段9により商用交流電源1が停電であるかどうか判定する。商用交流電源1が停電していなければステップ1302で停電時間カウンタを初期化した後ステップ1301へ戻る。商用交流電源1が停電していればステップ1303へ進む。ステップ1303において通電切換手段7の状態に応じ分岐する。すなわち通電切換手段7が通電状態であればステップ1304へ、停止状態であればステップ1307へ進む。ステップ1304では停電時間カウンタのカウントを行いステップ1305へ進む。ステップ1305では停電時間が第10の所定の時間経過しているかの判定を行い、第10の所定の時間経過していればステップ1306へ進む。ステップ1306では通電切換手段7を通電状態から停止状態へ状態変化させ、つづくステップ1307では報知手段カウンタをカウントする。ステップ1308では停電時間が第11の所定の時間経過しているかの判定を行い、第11の所定の時間経過していればステップ1309で報知手段12を鳴動させる。なお、本実施例では報知手段カウンタが第11の所定の時間経過するまで報知手段12を鳴動させるとしたが、特に本実施例の鳴動パターンでなくともよい。また、本実施例では通電切換手段7の通電状態から停止状態への変化後に報知手段12の鳴動処理を行っていたが、特にこの限りでなくともよく、報知手段12の鳴動処理を行ってから通電切換手段7を通電状態から停止状態へ変化させてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、商用交流電源と直流電源回路との間に停電検知手段を配置することにより、通電切換手段の状態に拘わらず商用交流電源の停電を検知することができる。
【0043】
また、請求項2に記載の発明によれば、通電切換手段は通電状態において、停電検知手段が商用交流電源の停電を所定の時間検知した場合、通電状態を停止状態に切り換える機能を有することにより、商用交流電源の停電時には通電切換手段を停止状態にすることができる。
【0044】
また、請求項3に記載の発明は、通電切換手段は停止状態において、停電検知手段が商用交流電源の通電を所定の時間検知した場合のみ、停止状態から通電状態へ切り換え可能となるものである。したがって、通電切換手段は商用交流電源の停電時に停止状態から通電状態へ切り換わることがないのでバックアップ電源の消費を抑制することができる。
【0045】
また、請求項4に記載の発明によれば、商用交流電源の停電を検知し通電切換手段が停止状態になった後、停電検知手段が商用交流電源の復帰を検知した場合、通電切換手段は通電状態に復帰するものである。したがって、商用交流電源の通電検知後に通電切換手段を商用交流電源の停電検知前の状態に復帰させることができる。
【0046】
また、請求項5に記載の発明によれば、通電切換手段の状態を表示する通電表示手段を備えたものである。したがって、使用者は通電切換手段の状態を認識することができる。
【0047】
また、請求項6に記載の発明によれば、通電切換手段の状態を表示する通電表示手段を備え、停電検知手段が商用交流電源の停電後、所定の時間で通電切換手段が停止状態になる際に、通電表示手段は使用者に停止状態への移行を表示する。したがって、使用者は前記通電切換手段が停止状態へ移行することを認識することができる。
【0048】
また、請求項7に記載の発明によれば、現在時刻やメニューなどの表示を行う表示手段を備え、表示手段は通電切換手段の状態に応じた表示を行う機能を有するものである。したがって、使用者は機器が停止状態にあることを認識できると共に、停止状態時におけるバックアップ電源の負荷を削減することができる。
【0049】
また、請求項8に記載の発明によれば、現在時刻やメニューなどの表示を行う表示手段を備え、停電検知手段が商用交流電源の停電を所定の時間所定の時間検知した後に通電切換手段が停止状態になる際に表示手段は使用者に停止状態への移行を表示するものである。したがって、使用者は通電切換手段が停止状態へ移行することを認識することができる。
【0050】
また、請求項9に記載の発明によれば、停電検知手段の状態が変化する際、鳴動するブザー等の報知手段を備えている。したがって、使用者は前記通電切換手段の状態変化を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例の炊飯器の動作の要部を示すフローチャート
【図3】本発明の第3の実施例の炊飯器の動作の要部を示すフローチャート
【図4】本発明の第4の実施例の炊飯器の動作の要部を示すフローチャート
【図5】本発明の第5の実施例の炊飯器を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施例の炊飯器の動作の要部を示すフローチャート
【図7】本発明の第7の実施例の炊飯器を示すブロック図
【図8】同炊飯器の動作の要部を示すフローチャート
【図9】本発明の第8の実施例の炊飯器を示すブロック図
【図10】本発明の第9の実施例の炊飯器を示すブロック図
【図11】同炊飯器の動作の要部を示すフローチャート
【図12】本発明の第10の実施例の炊飯器を示すブロック図
【図13】同炊飯器の動作の要部を示すフローチャート
【図14】従来例における炊飯器を示すブロック図
【符号の説明】
1 商用交流電源
2 鍋
3 加熱手段
4 直流電源回路
5 制御手段
6 バックアップ手段
7 通電切換手段
8 入力手段
9 停電検知手段
10 通電表示手段
11 表示手段
12 報知手段

Claims (9)

  1. 鍋を加熱する加熱手段と、商用交流電源を直流電力に変換する直流電源回路と、前記商用交流電源により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段と、前記制御手段をバックアップするバックアップ手段と、前記商用交流電源と前記直流電源回路間に配置され前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段と、前記商用交流電源と前記通電切換手段間に配置され前記商用交流電源の停電を検知する停電検知手段を備えた炊飯器。
  2. 前記通電切換手段は通電状態において、前記停電検知手段が所定の時間前記商用交流電源の停電を検知した場合、通電状態を停止状態に切り換える機能を有する請求項1記載の炊飯器。
  3. 前記通電切換手段は停止状態において、前記停電検知手段が所定の時間前記商用交流電源の通電を検知した場合のみ停止状態から通電状態への切り換えを可能とする請求項1または2記載の炊飯器。
  4. 前記商用交流電源の停電を検知し前記通電切換手段が停止状態になった後前記停電検知手段が前記商用交流電源の復帰を所定の時間検知した場合、前記通電切換手段は通電状態に復帰する請求項2または3記載の炊飯器。
  5. 鍋を加熱する加熱手段と、商用交流電源を直流電力に変換する直流電源回路と、前記商用交流電源により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段と、前記制御手段をバックアップするバックアップ手段と、前記商用交流電源と前記直流電源回路間に配置され前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段と、前記通電切換手段の状態を表示する通電表示手段を備えた炊飯器。
  6. 前記通電切換手段の状態を表示する通電表示手段を備え、前記停電検知手段が前記商用交流電源の停電を検知した後、所定の時間で前記通電切換手段が停止状態になる際に、前記通電表示手段は停止状態への移行を表示する請求項2〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
  7. 鍋を加熱する加熱手段と、商用交流電源を直流電力に変換する直流電源回路と、前記商用交流電源により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段と、前記制御手段をバックアップするバックアップ手段と、前記商用交流電源と前記直流電源回路間に配置され前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段と、現在時刻やメニューなどの表示を行う表示手段を備え、前記表示手段は前記通電切換手段の状態に応じた表示を行う機能を有する炊飯器。
  8. 現在時刻やメニューなどの表示を行う表示手段を備え、前記停電検知手段が前記商用交流電源の停電を検知した後、所定の時間で前記通電切換手段が停止状態になる際に、前記表示手段は使用者に停止状態への移行を表示する請求項2〜4のいずれか1項に記載の炊飯器。
  9. 鍋を加熱する加熱手段と、商用交流電源を直流電力に変換する直流電源回路と、前記商用交流電源により電力を供給される炊飯器を制御する制御手段と、前記制御手段をバックアップするバックアップ手段と、前記商用交流電源と前記直流電源回路間に配置され前記商用交流電源からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換える通電切換手段と、前記停電検知手段の状態が変化する際に報知するブザー等の報知手段を備えた炊飯器。
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