JP3623884B2 - 電動加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穴あけ等の加工を行う電動加工装置に関し、特に、ラムに対するリアハウジングの傾き防止・回り止め構造を改良し、また、専用機等の相手先への固定構造を改良した電動加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電動加工装置は、ドリル等を取り付けた工具チャックを先端に備えるスピンドルを回転させる手段と、スピンドルを進退させる手段とを有し、穴あけ加工等を行う。加工時、電動加工装置は、専用機や固定台座等の相手先の取付部に取り付けられ、安定した状態で加工を行う。
【0003】
図8に、特開平7−276119号公報に開示された電動加工装置50を示す。電動加工装置50は、モータ部51およびエアシリンダ部61を備える。
モータ部51は、円筒状ケース53に電動モータ52を内設し、電動モータ52のロータ52aの先端部にスピンドル54を備える。そして、ロータシャフト52bの後部を軸受するベアリング55とリアハウジング56が、スペーサ57とねじ込み式のリアキャップ58で固定されている。また、電動モータ52の後部には、端子ボックス60が配設され、電動モータ52のリード線(図示せず)が結線されている。さらに、円筒状ケース53の後部には、回り止め59が螺着されている。
他方、エアシリンダ部61は、モータ部51の外側に配設された円筒体62と円筒状ケース53の外周部中央に固定されたリング状のピストン63を備える。そして、円筒体62の前後端を固定し、かつモータ部51を前後方向に移動自在に支持する前脚付きガイドブロック64および後脚付きガイドブロック65が配設される。前後脚付きガイドブロック64,65は、略L形の形状を有し、取付台座64a,65aを相手先の取付部(図示せず)に配置されて、ボルトで固定される。
加工時、電動加工装置50は、前後脚付きガイドブロック64,65によって固定される。そして、工具チャック66に装着されたドリル67等をモータ部51で回転させ、かつスピンドル54をエアシリンダ部61によって前進させて穴あけ加工等を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の電動加工装置50は、リアハウジング56の幅W2が狭いため、リアハウジング56の円面積に比較して円筒状ケース53の内周面に接触する外周面積が非常に狭い。そのため、電動モータ52の回転等の影響によってリアハウジング56が傾き、電動モータ52のロータ52aとステータ52cが接触したり、ベアリング55の耐久性が低下する。さらに、リアハウジング56はスペーサ57を介してリアキャップ58で固定されているだけなので、リアハウジング56の円筒状ケース53への固定強度が低い。しかも、リアハウジング56の幅W2が狭いため、リアハウジング56の外周面が円筒状ケース53の内周面に接着剤等で固定されていたとしても、固定強度は低レベルである。そのため、リアハウジング56は電動モータ52のロータシャフト52bと伴回りする可能性が高く、電動モータ52から端子ボックス60に結線されるリード線を断線する可能性が大きい。
また、電動加工装置50は、前後脚付きガイドブロック64,65による2箇所で固定する。そのため、相手先の取付部の平面度が悪い場合、固定が不安定となり、加工時の精度が低下する。
【0005】
そこで、本発明の課題は、電動モータ等の耐久性の向上およびリード線の断線防止、さらに相手先への固定の安定化によって、加工を高精度化および装置をコンパクト化した電動加工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明に係る電動加工装置(1)は、ラム(4)に内設された電動モータ(3)と、前記電動モータ(3)のロータ(3b)の先端部に直結されたスピンドル(5)と、前記電動モータ(3)の後部に配置され、前記電動モータ(3)のリード線(7)が結線される端子部(6)とを有するモータ部(2)を備えるとともに、前記ラム(4)の外側に配置されたシリンダ本体(16)と、前記シリンダ本体(16)を前後から挟み込んで覆設される前ブラケット(19)および後ブラケット(20)と、前記ラム(4)の外周部に設けられたリング状のピストン(17)を有するエアシリンダ部(15)によって構成され、前記ピストン(17)の後部側にエアを供給することにより、前記スピンドル(5)を前進させ、または、前記ピストン(17)の前部側にエアを供給することにより、前記スピンドル(5)を後退させ、先端部に工具チャックを取り付けたドリル等をモータ部(2)で回転させて、穴あけ加工を行う電動加工装置(1)において、
前記ラム(4)の後部に嵌入され、幅を広くするとともに、後部にボルト(14)が螺着する複数のネジ穴(9c)を有するリアハウジング(9)と、前記ラム(4)の後端部に螺着され、前記複数のネジ穴(9c)に外接する円の直径より大きな貫通孔(13e)を備え、前記リード線(7)の端子部(6)を有するスクリュサポータ(13)と、前記スクリュサポータ(13)の後端側に係止されて配設され、前記ボルト(14)が挿通され、前記複数のネジ穴(9c)に対応したボルト孔(10a)を有するドーナツ形状のハウジングロックプレート(10)とを備え、
前記リアハウジング(9)のネジ(9c)に、前記ハウジングロックプレート(10)のボルト孔(10a)を合わせて前記スクリュサポータ(13)の前記貫通孔(13e)の周縁部であって、前記スクリュサポータの後端側に前記ハウジングロックプレート(10)を係止して配設し、前記ハウジングロックプレート(10)のボルト孔(10a)に前記ボルト(14)を挿通し、前記スクリュサポータ(13)に形成された貫通孔(13e)を貫通させて、前記ネジ(9c)に螺入し、前記スクリュサポータ(13)と前記リアハウジング(9)とを固定するように構成したことを特徴とする。
【0010】
本発明の電動加工装置は、リアハウジングの幅を従来よりも広くし、かつスクリュサポータとリアハウジング間をボルトで固定する構造としたことにより、リアハウジングがラムに対して傾いたり、電動モータと伴回りすることが無くなる。さらに、ハウジングロックプレートによって、スクリュサポータとリアハウジングの組付時にボルトとボルト孔の位置合せが容易になる。また、本発明の電動加工装置は、後ブラケットは固定せず、前ブラケットの脱着部に相手先の取付部をボルトで固定する。そして、モータ部で工具チャックに装着されたドリル等を回転させるとともに、シリンダ部で工具チャックを前進させて穴あけ加工等を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る電動加工装置の第1の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。図1は電動加工装置1の一部破断正面図、図2は電動加工装置1の正面図、図3は電動加工装置1の端子台12の取付構造およびリアハウジング9の傾き防止と回り止め構造を示す拡大断面図、図4は電動加工装置1のハウジングロックプレート10を構成要素に含む場合の端子台12の取付構造およびリアハウジング9の傾き防止と回り止め構造を示す拡大図、図5は電動加工装置1のフランジタイプの固定構造の拡大図、図6は電動加工装置1のベースタイプの固定構造の拡大図である。
【0012】
電動加工装置1の全体構成について説明する(図1参照)。
電動加工装置1は、スピンドル5を回転させるモータ部2およびスピンドル5を前後移動させるエアシリンダ部15を備える。そして、モータ部2の後部に配設される端子台12の取付構造、リアハウジング9の傾き防止と回り止め構造、およびエアシリンダ部15のシリンダ本体16の前端部に覆設される前ブラケット19による相手先への固定構造に特徴を有する。
【0013】
モータ部2の構成について説明する(図1、図2参照)。
モータ部2は、円筒形状を有するラム4に、電動モータ3を内設する。電動モータ3は、ステータ3a、ロータ3bおよびロータシャフト3cを備える。ロータシャフト3cは、後端部をベアリング8aで軸受され、前端部にスピンドル5が装着される。スピンドル5は、ベアリング8bで軸受される。
【0014】
電動モータ3の後部には、電動モータ3のリード線7が結線される端子部6等を具備する端子台12の取付構造、およびリアハウジング9の傾き防止と回り止め構造を有する。端子部6は、端子台プレート11および端子台12等で構成される。なお、端子台12の取付構造、およびリアハウジング9の傾き防止と回り止め構造は、各部材が関連して組付けられ、リアハウジング9、ハウジングロックプレート10、端子台プレート11、端子台12、スクリュサポータ13および六角穴付きボルト14等で構成される。
【0015】
電動モータ3に端子部6から交流電圧が印加されると、ロータシャフト3cの回転に伴ってスピンドル5が回転する。スピンドル5の先端部には、工具チャック23が取り付けられ、さらに工具チャック23の先端部にドリル24等の加工具が装着される。
【0016】
次に、エアシリンダ部15について説明する(図1、図2参照)。
エアシリンダ部15は、ラム4の外側に配設された円筒形状を有するシリンダ本体16、ピストン17および前後ブラケット19,20等で構成する。
【0017】
シリンダ本体16は、前端部に前ブラケット19を、後端部に後ブラケット20を覆設される。前ブラケット19には、ロッド21の雄ネジ部21aが螺着される雌ネジ部を有するロッド穴19aが形成される。他方、後ブラケット20には、ロッド21が挿通し、かつロッド頭21bを係止するロッド孔20aが形成される。3本のロッド21は、後ブラケット20のロッド孔20aに挿入され、ロッド頭21bが係止される。さらに、3本のロッド21の雄ネジ部21aが、前ブラケット19のロッド孔19aに各々螺着される。すなわち、前ブラケット19および後ブラケット20は、シリンダ本体16を前後から挟み込んで覆設される。なお、ロッド21は、前ブラケット19および後ブラケット20の上部の両側に各1本、下部の中央に1本で逆三角形の位置に3本で構成される。これは、前ブラケット19の前部に固定ベース25を取り付けて使用する場合、固定ベース25を相手先取付部31に固定するための4本のボルト46の内、後部の2本のボルト46と干渉するのを避けるためである(図6参照)。また、干渉を避ける位置関係であれば、下部のロッド21を2本として、ロッド21を4本で構成してもよい。
【0018】
さらに、前ブラケット19にはパッキン40,41が設けられ、他方、後ブラケット20にはパッキン42,43が設けられる。これによって、シリンダ本体16とラム4で形成される空間部16aの密封性が確保される。
【0019】
ピストン17は、ラム4の外周面の中央部にリング状に形成される。ピストン17の外周面は、シリンダ本体16の内周面に密接する。さらに、ピストン17は、シリンダ本体16の空間部16aを移動自在な構造である。また、ピストン17には、パッキン18が設けられ、シリンダ本体16との密封性を確保している。
【0020】
電動加工装置1の加工時、ドリル24の回転に従って、空間部16aのピストン17の後部側にエアを供給することによって、スピンドル5を前進させる。また、空間部16aのピストン17の前部側にエアを供給することによって、スピンドル5を後退させる。
【0021】
次に、モータ部2の後部に配設される端子台12の取付構造およびリアハウジング9の傾き防止と回り止め構造について説明する(図3、図4参照)。なお、端子台12の取付構造およびリアハウジング9の傾き防止と回り止め構造は、密接に関連した構造で構成されているので、一体化した構造として説明する。
【0022】
まず、図3を参照してハウジングロックプレートを構成要素に含まない場合について説明する。
主な構成要素としては、リアハウジング9、端子台プレート11、スクリュサポータ33および3本の六角穴付きボルト14である。
【0023】
リアハウジング9は、ラム4の内周面に嵌合する外周面を持つ円盤形状である。前部にベアリング8aを保持するベアリング保持部9bを有し、リード線7を後部の端子台12に導くための貫通孔であるリード線孔9aが形成される。さらに、後部には、3本の六角穴付きボルト14と螺合する雌ネジ部を有するネジ穴9cが形成される。
【0024】
リアハウジング9の幅W1は、電動モータ3が回転時に、ベアリング8a等から伝わってくる回転による振動等でラム4に対して傾きを生じない広さとする。幅W1は広いほど、ラム4の内周面とリアハウジング9の外周面が接触する面積が大きく、かつ接触面での静止摩擦力も大きくなる。そのため、リアハウジング9がラム4に嵌入した時、安定した固定状態となり、かつ電動モータ3との伴回りを生じにくくなる。
【0025】
端子台プレート11は、略半円状の薄平板である(図4(b)参照)。なお、略半円形状のカットされた部分からリード線7を端子台12に送り出す。端子台プレート11には、スクリュサポータ13に固定するための2本の六角穴付きボルト37,37が挿通するボルト孔11a,11aが形成され、さらに、端子台12を固定するためのネジ34と螺合するネジ穴(図示せず)が形成される。また、アース線用止めネジ36と螺合するアース線取付部11cも形成される(図4(b)参照)。
【0026】
スクリュサポータ33は、前部にラム4に嵌合する形状を有するとともに、前部外周面にラム4の後端部の内周面に形成された雌ネジ部4aに螺合する雄ネジ部33cが形成される。また、スクリュサポータ33の前部がラム4の後端部に螺合した時、ラム4の最後端部に係止する係止部33fを有する。また、スクリュサポータ33の前端には、リアハウジング9との間に空間部33hを形成する。
【0027】
スクリュサポータ33の後部には、端子台プレート11および端子台12を内設するための開口部33gを有する。そして、開口部33gには、端子台プレート11を固定するための台座部33dを有する。台座部33dには、端子台プレート11を固定する六角穴付きボルト37が螺合するネジ穴(図示せず)が形成される。
【0028】
また、開口部33gと空間部33hとの間には、スクリュサポータ33にリアハウジング9を固定するための六角穴付きボルト14のボルト頭14aを係止するボルト係止部33bを有する。そして、ボルト係止部33bには、3本の六角穴付きボルト14が挿通するボルト孔33aが各々形成される。
さらに、開口部33gと空間部33hとの間には、リード線7を端子台12に送り出すための貫通孔33eが形成される。
【0029】
ハウジングロックプレートを構成要素に含まない場合の電動加工装置1の後部の組付構造と組立手順について説明する。
リアハウジング9は、ラム4に嵌入され、ベアリング8aをベアリング保持部9bで保持する。その時、リアハウジング9の外周面とラム4の内周面との間は、接着剤等で固定しない。そして、リード線7をリード線孔9aに挿通させ、後部に送り出す。
【0030】
さらに、スクリュサポータ33を、ラム4の後端部に螺着する。そして、3本の六角穴付きボルト14をボルト孔33aに挿通し、さらにボルト穴9cに螺着する。それによって、リアハウジング9をスクリュサポータ33に固定する。そして、リード線7を貫通孔33eに挿通し、端子台12に送り出す。
【0031】
スクリュサポータ33の開口部33gには、端子台プレート11が台座部33dに載置され、2本の六角穴付きボルト37でネジ締め固定される。
端子台プレート11には、端子台12が2本のネジ34でネジ締め固定される。
さらに、スクリュサポータ33の後端部に端子カーバ35が固設される。
なお、端子台プレート11は、電源ケーブル(図示せず)の取入れ口に合うように、位置決め固定し、結線の容易化を図る。さらに、端子台プレート11の略半円形のカットされた部分からリード線7を端子台12に送り出す(図4(b)参照)。
【0032】
端子台12には、リード線7がネジ38bで各々結線される(図4(b)参照)。そして、ネジ38aで結線された電源ケーブル(図示せず)に接続され、電動モータ3に電源を供給する。
【0033】
上記のようにハウジングロックプレートを構成要素に含まない場合の端子台12の取付構造およびリアハウジング9の傾き防止と回り止め構造によれば、リアハウジング9の幅W1を所定広さ以上としたことにより、リアハウジング9の傾きが無くなる。そのため、ステータ3aとロータ3bの接触が無くなり、かつロータシャフト3cを軸受するベアリング8aのリアハウジングの傾きによる損傷も解消する。さらに、リアハウジング9の幅W1の広さおよびスクリュサポータ33によるリアハウジング9の固定によって、リアハウジングの固定強度が増大し、電動モータ3の回転に伴うリアハウジング9の伴回りが生じない。それによって、リード線7の断線を防止することができる。
また、スクリュサポータ33は図8に示すリアキャップ58と回り止め59の各機能を一体化して形成してあるので、剛性が向上するとともに、部品点数が削減される。
【0034】
次に、図4を参照してハウジングロックプレートを構成要素に含む場合について説明する。
ハウジングロックプレート10を構成要素として追加するのは、電動加工装置1の後部の組付作業性を改善するためである。例えば、図3を参照して、スクリュサポータ33をラム4に螺着後に六角穴付きボルト14を締め付けた場合、スクリュサポータ33とリアハウジング9の位置合せが困難となる。すなわち、六角穴付きボルト14をリアハウジング9のネジ穴9cに位置合わせするのが難しい。また、予めスクリュサポータ33をリアハウジング9に六角穴付きボルト14でネジ締め固定した後にスクリュサポータ33をラム4に螺着する場合、リード線7を端子台12まで引き出すのが困難である。さらに、予めリード線7を端子台12まで引き出した後にスクリュサポータ33をラム4に螺着する場合、リード線7がリアハウジング9と伴回りして断線する可能性が大きい。
【0035】
図4で示す主な構成要素としては、リアハウジング9、ハウジングロックプレート10、端子台プレート11、スクリュサポータ13および3本の六角穴付きボルト14である。なお、リアハウジング9、端子台プレート11の詳細な説明は、上述したので省略する。
【0036】
ハウジングロックプレート10は、貫通孔10bおよびボルト頭14aを係止する環状部10cを有するドーナツ形状の薄平板である。そして、環状部10cには、3本の六角穴付きボルト14が挿通するボルト孔10aが各々形成される。なお、貫通孔10bは、リード線7が挿通し、端子台12に送り出す。
【0037】
スクリュサポータ13は、前部にラム4に嵌合する形状を有するとともに、前部外周面にラム4の後端部の内周面に形成された雌ネジ部4aに螺合する雄ネジ部13cが形成される。また、スクリュサポータ13の前部がラム4の後端部に螺合した時、ラム4の最後端部に係止する係止部13fを有する。また、スクリュサポータ13の前端には、リアハウジング9との間に空間部13hを形成する。
【0038】
スクリュサポータ13の後部には、端子台プレート11および端子台12を内設するための開口部13gを有する。また、端子台プレート11を固定するための台座部13dを有する。台座部13dには、端子台プレート11を固定する六角穴付きボルト37が螺合するネジ穴(図示せず)が形成される。
【0039】
そして、開口部13gと空間部13hとの間には、ハウジングロックプレート10を六角穴付きボルト14のボルト頭14aとの間で押え込むための段形状のプレート台座部13aが形成される。
さらに、開口部13gと空間部13hとの間には、リード線7を端子台12に送り出し、かつ六角穴付きボルト14が挿通するための貫通孔13eが形成される。
【0040】
ハウジングロックプレート10を構成要素に含む場合の電動加工装置1の後部の組立手順について説明する。
まず、リアハウジング9のリード線孔9aにリード線7を挿通した後、リアハウジング9をラム4に嵌入する。この時、ベアリング8aは、ベアリング保持部9bで保持される。次に、リード線7を貫通孔13eに挿通したスクリュサポータ13をラム4の後端部に螺着する。続いて、リード線7を貫通孔10bに挿通したハウジングロックプレート10のボルト孔10aとリアハウジング9のネジ穴9cを位置合わせする。最後に、3本の六角穴付きボルト14を、ボルト10a、貫通孔13eに挿通させ、ネジ穴9cに螺着する。この時、ハウジングロックプレート10の環状部10cはボルト頭14aでプレート台座部13aに押し付けられ、さらにリアハウジング9はスクリュサポータ13にネジ締め固定される。
【0041】
上記のようにハウジングロックプレート10を構成要素に含む場合、六角穴付きボルト14とネジ穴9cとの位置合せが非常に簡単となる。そのため、組付作業性が向上し、リード線7がリアハウジング9と伴回りして断線することも無くなる。
【0042】
次に、相手先の取付部への固定構造について説明する(図5、図6参照)。
まず、図5を参照してフランジタイプについて説明する。
前ブラケット19は、先端部に相手先取付部(フランジ)30に脱着可能とするために脱着部を有する。脱着部は、前ブラケット19の前部に、相手先取付部30を係止する係止面19cおよび相手先取付部30の嵌合孔30aに嵌合する突出部19dを有する。係止面19cは、略正方形で、中央部に突出部19dが形成される。突出部19dは、円筒形状を有する。さらに、係止面19cには、4隅に雌ネジ部を有するボルト穴19bが4つ形成される。
【0043】
また、相手先取付部30には、4つのボルト孔30bおよび突出部19dが嵌合する嵌合孔30aが形成されている。なお、相手先取付部30は、電動加工装置1を取り付けて加工を行う専用機等の取付部分である。したがって、フランジタイプの場合、相手先の専用機等に嵌合孔30aやボルト孔30bを備えた相手先取付部30を予め形成しておく必要がある。
【0044】
加工前に、電動加工装置1は、前ブラケット19の突出部19dを相手先取付部30の嵌合孔30aに嵌入する。そして、4つのボルト44をボルト孔30bに挿入し、ボルト穴19bでネジ締め固定する。
【0045】
上記のフランジタイプの固定構造による電動加工装置1の固定は、前ブラケット19の係止面19cで安定した状態で相手先取付部30を係止し、かつ4本のボルト44で高強度で固定される。また、前ブラケット19のみで固定されているため、取り付けが容易で、加工時の精度を出し易い。
【0046】
次に、図6を参照してベースタイプについて説明する。
上記のフランジタイプでは、相手先の相手先取付部30に嵌合孔30aを形成する必要があった(図5参照)。しかし、相手先の専用機や固定台座等には、嵌合孔30aを形成できない場合がある。そのために、ベースタイプにおいては、相手先の相手先取付部31と前ブラケット19との間に固定ベース25を介在させて、電動加工装置1を固定する。
【0047】
固定ベース25は、ブラケット脱着部25aおよび相手先脱着部25bを有する。固定ベース25は、ブラケット脱着部25aを相手先脱着部25bに対して垂直に一体として形成されて構成される。なお、ブラケット脱着部25aと相手先脱着部25bを一体で形成する所定角度は、垂直に限定されるものでなく、相手先取付部31と被加工物とのなす角度によって決定すればよい。
【0048】
ブラケット脱着部25aは、略正方形状を有するとともに、前ブラケット19の突出部19dに嵌合する嵌合孔25cおよび4つのボルト45が挿通するボルト孔25dが形成される。他方、相手先脱着部25bは、相手先取付部31の取付面31aに当接する平面である当接面25eおよび4つのボルト46が挿通するボルト孔25fを有する。
また、相手先取付部31にも、雌ネジ部を有するボルト穴31bを形成しておく。
【0049】
加工前に、電動加工装置1は、前ブラケット19の突出部19dを固定ベース25の嵌合孔25cに嵌入する。そして、4本のボルト45をボルト孔25dに各々挿入し、ボルト穴19bにネジ締め固定する。さらに、固定ベース25の当接面25eを相手先取付部31の取付面31aに当接し、4本のボルト46をボルト孔25fに挿入し、ボルト穴31bにネジ締め固定する。したがって、電動加工装置1は、前ブラケット19のみで保持している状態となり、後ブラケット20の下面を取付面31aに当接しなくても良い。
【0050】
上記のようにベースタイプの固定構造による電動加工装置1の固定は、相手先取付部31に嵌合穴を形成することができない場合でも、固定ベース25を介在させて固定することができる。さらに、固定ベース25のブラケット脱着部25aと相手先脱着部25bを形成する時の角度を調整することで、電動加工装置1を加工に必要な角度で固定することができる。
【0051】
以下に本発明に係る電動加工装置の第2の実施の形態を添付の図面を参照して説明する。図7は、電動加工装置47の正面図である。
電動加工装置47は、第1の実施の形態の電動加工装置1の前ブラケット19および固定ベース25を一体化した一体型前ブラケット48を構成要素としたものである。なお、図7において、図1乃至図6中の符号と同じ符号で示す各部は、図1乃至図6で説明した構成部品と同一であるので詳細な説明は省略する。
【0052】
一体型前ブラケット48は、後端部の3箇所にロッド21の雄ネジ部21aが螺着する雌ネジ部を有するロッド穴48aが形成される。
3本のロッド21は、後ブラケット20のロッド孔20aに挿入され、ロッド頭21bで係止される(図1参照)。さらに、3本のロッド21の雄ネジ部21aが、一体型前ブラケット48のロッド穴48aに各々螺着する。すなわち、一体型前ブラケット48および後ブラケット20は、シリンダ本体16を前後から挟み込んで覆設される。
【0053】
さらに、一体型前ブラケット48は、下部に相手先の取付部(図示せず)と当接する平面を持つとともに、4つのボルト孔48cが形成された台座部48bを有し、十分に電動加工装置47全体を一体型前ブラケット48のみで保持できる構成である。
なお、相手先の取付部には雌ネジ部を有する4つのボルト穴(図示せず)を形成しておく必要があることは、いうまでもない。
【0054】
加工前に、電動加工装置47は、相手先の取付部に台座部48bが当接し、ボルト孔48cにボルト(図示せず)が挿通され、相手先の取付部にネジ締め固定される。
上記のように電動加工装置47の固定は、一体型前ブラケット48のみで固定するため、加工時の精度出しが容易である。また、シリンダ本体16の前ブラケットと相手先の取付部への固定ベースを一体化したので部品点数が削減され、剛性が向上する。
【0055】
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
例えば、前ブラケットのボルト穴を4穴としたが、4穴でなくてもよい。
また、リアハウジングをスクリュサポータに固定する六角穴付きボルトを3本としたが、3本でなくてもよい。
【0056】
【発明の効果】
上記のように、本発明に係る電動加工装置は、リアハウジングの幅を広くすることにより、電動モータの回転に伴う振動等の影響によるリアハウジングの傾きが無くなる。そのため、ロータシャフト軸受のベアリングの耐久性および電動モータの耐久性が向上する。また、リアハウジングの幅広化およびスクリュサポータによるリアハウジングのネジ締め固定により、リアハウジングの固定強度が増大する。そのため、リアハウジングが電動モータと伴回りすることが無くなり、電動モータのリード線の断線が無くなる。しかも、ハウジングロックプレートを構成要素に含む場合、スクリュサポータに挿入される六角穴付きボルトとリアハウジングのボルト穴との位置合せが非常に簡単となる。そのため、組付作業性が向上し、組付時に電動モータのリード線がリアハウジングと伴回りして断線することも無くなる。
【0058】
以上のように、本発明の電動加工装置は、固定の安定性、リアハウジングの傾き防止および回り止めによるリード線の断線防止等によって、高精度の加工を行うことができる。しかも、端子台取付構造、リアハウジングの回り止め構造および相手先への固定構造の改良によって、装置全体をコンパクト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の電動加工装置の一部破断正面図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態の電動加工装置の正面図である。
【図3】本発明に係る電動加工装置の端子台取付構造およびリアハウジングの傾き防止と回り止め構造を示す拡大断面図である。
【図4】本発明に係る電動加工装置のハウジングロックプレートを構成要素に含む場合の端子台取付構造およびリアハウジングの傾き防止と回り止め構造を示す拡大図である。
(a)端子台取付構造等の断面正面図である。
(b)端子台取付構造等の側面図である。
【図5】本発明に係る第1の実施の形態の電動加工装置のフランジタイプの固定構造の拡大図である。
(a)フランジタイプの固定構造の正面図である(相手先取付部有り)。
(b)フランジタイプの固定構造の側面図である(相手先取付部無し)。
【図6】本発明に係る第1の実施の形態の電動加工装置のベースタイプの固定構造の拡大図である。
(a)ベースタイプの固定構造の正面図である(相手先取付部有り)。
(b)ベースタイプの固定構造の側面図である(相手先取付部無し)。
【図7】本発明に係る第2の実施の形態の電動加工装置の正面図である。
【図8】従来の電動加工装置の一部破断正面図である。
【符号の説明】
1,47・・・電動加工装置
2・・・モータ部
3・・・電動モータ
4・・・ラム
5・・・スピンドル
6・・・端子部
7・・・リード線
9・・・リアハウジング
10・・・ハウジングロックプレート
11・・・端子台プレート
12・・・端子台
13,33・・・スクリュサポータ
14,37・・・六角穴付きボルト
15・・・エアシリンダ部
16・・・シリンダ本体
17・・・ピストン
19・・・前ブラケット
20・・・後ブラケット
21・・・ロッド
25・・・固定ベース
30,31・・・相手先取付部
40,41,42,43・・・パッキン
44,45,46・・・ボルト
48・・・一体型前ブラケット
W1・・・リアハウジングの幅

Claims (1)

  1. ラム(4)に内設された電動モータ(3)と、前記電動モータ(3)のロータ(3b)の先端部に直結されたスピンドル(5)と、前記電動モータ(3)の後部に配置され、前記電動モータ(3)のリード線(7)が結線される端子部(6)とを有するモータ部(2)を備えるとともに、前記ラム(4)の外側に配置されたシリンダ本体(16)と、前記シリンダ本体(16)を前後から挟み込んで覆設される前ブラケット(19)および後ブラケット(20)と、前記ラム(4)の外周部に設けられたリング状のピストン(17)を有するエアシリンダ部(15)によって構成され、前記ピストン(17)の後部側にエアを供給することにより、前記スピンドル(5)を前進させ、または、前記ピストン(17)の前部側にエアを供給することにより、前記スピンドル(5)を後退させ、先端部に工具チャックを取り付けたドリル等をモータ部(2)で回転させて、穴あけ加工を行う電動加工装置(1)において、
    前記ラム(4)の後部に嵌入され、幅を広くするとともに、後部にボルト(14)が螺着する複数のネジ穴(9c)を有するリアハウジング(9)と、
    前記ラム(4)の後端部に螺着され、前記複数のネジ穴(9c)に外接する円の直径より大きな貫通孔(13e)を備え、前記リード線(7)の端子部(6)を有するスクリュサポータ(13)と、
    前記スクリュサポータ(13)の後端側に係止されて配設され、前記ボルト(14)が挿通され、前記複数のネジ穴(9c)に対応したボルト孔(10a)を有するドーナツ形状のハウジングロックプレート(10)とを備え、
    前記リアハウジング(9)のネジ(9c)に、前記ハウジングロックプレート(10)のボルト孔(10a)を合わせて前記スクリュサポータ(13)の前記貫通孔(13e)の周縁部であって、前記スクリュサポータの後端側に前記ハウジングロックプレート(10)を係止して配設し、前記ハウジングロックプレート(10)のボルト孔(10a)に前記ボルト(14)を挿通し、前記スクリュサポータ(13)に形成された貫通孔(13e)を貫通させて、前記ネジ(9c)に螺入し、前記スクリュサポータ(13)と前記リアハウジング(9)とを固定するように構成したことを特徴とする電動加工装置。
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