JP3622517B2 - 硬貨識別装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機等に使用される硬貨識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の硬貨識別装置について説明する。従来の硬貨識別装置は、図8に示すように、検銭部1と、硬貨収納部2と、硬貨払出し部3とで構成されている。この硬貨識別装置において、4は硬貨の投入口であり、この投入口4から投入された硬貨は、硬貨の通路5に沿って下流方向へ転動していく。そしてこの通路5の側壁に設けられた識別センサ6によって識別されるわけである。そして、この通路5の終端にはゲート7が設けられており、ここで真貨と偽貨に振り分けられる。真貨側に振り分けられた硬貨は、振り分けゲート8で金種毎に振り分けられ、収納筒9に金種毎に積層収納されるわけである。
【0003】
そして硬貨の払出しは、図9に示すように硬貨の収納筒9に積層収納された硬貨10のうち最下部の硬貨10aをスライダ11で引き出すわけである。すなわち図9(a)は、指定された収納筒9の硬貨を引き出す前の図である。図9(b)は、動力を伝達するメインスライダ12とともに滑動するレバープッシャ13によりスライダ11を係止して、引き出される途中の図であり、図9(c)は、スライダ11を引き出すと最下部に積層収納されていた硬貨10aがディスペンサプレート14により払出し方向Aに移動し、払出し方向Bへ硬貨10aが払い出された図である。
【0004】
ここで14aはディスペンサプレート14に設けられた凸部であり、11aはスライダ11に設けられた凸部である。このように払出しが行われるときは、スライダ11の凸部11aはディスペンサプレート14aの凸部14を乗り上げることにより、ストッパ解除の役割をしていた。今までの場合は、払出し指定された収納筒9の硬貨を払い出す場合だが、指定されていない場合は、図10(a),(b),(c)に示すように、レバープッシャ13の先端13aがスライダ11に係止しないので、メインスライダ12のみA方向に移動する。この場合、スライダ11上をメインスライダ12がA方向に移動すると、その間に摩擦抵抗が生ずる。選択されていない場合にはこの摩擦抵抗によって、スライダ11が移動しないようにしている。すなわちディスペンサプレート14には凸部14aを設けるとともに、スライダ11にもこの凸部14aが通る凸部11aを設ける必要がある。このようにして、選択されない場合にはこの凸部14と凸部11aで係止されないようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような構成では、払い出し選択されていないスライダ11の場合には、スライダ11とメインスライダ12との間の摩擦抵抗に打ち勝つため、スライダ11の凸部11aとディスペンサプレート14の凸部14aとの係止力は、メインスライダ12とスライダ11の摩擦抵抗に打ち勝つだけの係合力が必要となってくる。しかしながら、この係合力のために選択された硬貨を引き出すときには、この係合力に打ち勝って、凸部11aがディスペンサプレート14上を滑動するので、どうしても凸部11aが摩擦によって、摩耗してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するものであって、この摩擦抵抗を小さくして、寿命の長い硬貨識別装置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の硬貨識別装置の払出し部は、この払出し部の基台と収納筒との間を摺動して前記収納筒内に積層収納された硬貨のうち最下層の硬貨を一枚ずつ引き出すメインスライダと、払出し選択された硬貨の収納筒に対応するとともに前記メインスライダに連動してディスペンサプレート上を滑動するストッパスライダと、このストッパスライダに設けられるとともに前記ディスペンサプレートとの係止及び係止解除する爪と、前記ストッパスライダを駆動手段により引き出すレバープッシャを有し、このレバープッシャで前記爪とディスペンサプレートとの係止を解除した後に前記ストッパスライダを引き出して選択された硬貨を払い出す構成としたものである。これにより硬貨識別装置の寿命を延ばすことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の硬貨識別装置は、硬貨の投入口と、この投入口に連結されるとともに下流に向かって設けられた硬貨の通路と、この通路の側壁に設けられた硬貨の識別センサと、この識別センサに接続された硬貨の識別部と、前記通路の終端に設けられるとともに投入された硬貨の真偽に基づいて振り分けられるゲートと、このゲートにより偽貨側に振り分けられた硬貨が排出される排出路と、前記ゲートにより真貨側に振り分けられた硬貨が金種毎に振り分けられる振り分け部と、この振り分け部の出口毎に夫々連結された収納筒と、これらの収納筒の下部に設けられた硬貨の払出し部とを備え、前記払出し部は、この払出し部の基台と前記収納筒との間を摺動して前記収納筒内に積層収納された硬貨のうち最下層の硬貨を一枚ずつ引き出すメインスライダと、払出し選択された硬貨の収納筒に対応するとともに前記メインスライダに連動してディスペンサプレート上を滑動するストッパスライダと、このストッパスライダに設けられるとともに前記ディスペンサプレートとの係止及び係止解除する爪と、前記ストッパスライダを駆動手段により引き出すレバープッシャを有し、このレバープッシャで前記爪とディスペンサプレートとの係止を解除した後に前記ストッパスライダを引き出して選択された硬貨を払い出す硬貨識別装置であり、このようにストッパスライダにはディスペンサプレートに係止する爪を設けて、この爪とディスペンサプレートとの係止を解除した後、ストッパスライダを引き出すようにしているので、ディスペンサプレートとストッパスライダとの摩擦を小さくすることができる。したがって、摩擦抵抗による摩耗はなく長寿命化が実現できる。
【0009】
本発明の請求項2記載の発明の爪は、回転軸に対して上方の一端に設けられた傾斜面を有する凸部と、下方の他端に設けられた係止部を有し、前記凸部の傾斜面をレバープッシャで押圧することにより前記係止部とディスペンサプレートとの係止を解除する請求項1記載の硬貨識別装置であり、このようにレバープッシャで係止を解除することができるので、係止を解除するための別の動力を必要としない。
【0010】
請求項3記載の発明は、爪の係止部側を下方に付勢する押さえ部をストッパスライダと一体に設けた請求項2記載の硬貨識別装置であり、押さえ部をストッパスライダと一体に設けているので、爪を付勢するための別部材が不要である。
【0011】
請求項4記載の発明は、爪を係止する方向に弾性部材で付勢した請求項2記載の硬貨識別装置であり、別部材を用いて爪を付勢するので、係止力のばらつきが少ない。
【0012】
請求項5記載の発明の弾性部材はゴムとした請求項4記載の硬貨識別装置であり、弾性部材にゴムを用いることにより、均一な押圧力を有するとともに安価で入手しやすい。また、市場での修理が容易となる。
【0013】
請求項6記載の発明は、弾性部材をバネとした請求項4記載の硬貨識別装置であり、弾性部材としてバネを用いているので、経年変化が少ない。
【0014】
請求項7記載の発明は、ストッパスライダに軸受を設け、爪には軸受に挿入されるとともに回転自在に設けられた回転軸を有し、この回転軸の断面を略だ円形に形成するとともに、前記軸受には開口部を設け、この開口部は前記回転軸断面の短辺と略等しくするとともに長辺より小さくした請求項3記載の硬貨識別装置であり、簡単な構成で軸受けから爪が誤って脱落することがない。
【0015】
請求項8記載の発明は、ストッパスライダは爪と異なる色を有する部材とした請求項3記載の硬貨識別装置であり、色が異なるため組立時の部品の判別が容易になる。
【0016】
請求項9記載の発明は、ストッパスライダを黒色にするとともに爪を白色とした請求項8記載の硬貨識別装置であり、色のコントラストが大きいので部品の相違が目立ちやすい。
【0017】
請求項10記載の発明は、ディスペンサプレートに凹部を設けるとともに、トッパスライダには前記凹部に嵌合して滑動する凸部を設け、このストッパスライダは前記ディスペンサプレートの一方から挿入可能とした請求項1記載の硬貨識別装置であり、ディスペンサプレートとストッパスライダは凹部と凸部が嵌合し、確実に保持されるのでストッパスライダの脱落がなく、サービスに困ることはない。
【0018】
請求項11記載の発明は、ストッパスライダの先端は、略6ミリのアールを付けた請求項3記載の硬貨識別装置であり、硬貨がスムーズに払出しされる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図5は本発明の硬貨識別装置20の正面図である。図5において、21は検銭部であり、22は硬貨収納部、23は硬貨払出し部である。24は検銭部21の上部に設けられた硬貨の投入口である。この投入口24に連結して硬貨の通路25が設けられている。そして、この通路25の側壁には、真貨と偽貨を識別する識別センサ26が設けられている。また、通路25の終端にはゲート27が設けられ、前記識別センサ26により、識別された真貨偽貨によって振り分けられる。真貨側に振り分けられた硬貨は、振り分けゲート28により金種毎に振り分けられ、収納筒29に金種毎に積層収納されるわけである。そして、必要に応じて払出し部23から硬貨が払い出されるわけである。
【0020】
また、詳細は図6に示す。図6において、29は収納筒で23は払出し部である。払出し部23において基台30と収納筒29の間には、メインスライダ31が設けられている。また、32はストッパスライダである。そして、このメインスライダ31とストッパスライダ32とレバープッシャ33との関係をより理解するために、図7で説明する。
【0021】
すなわち、図7において、32はストッパスライダであり、このストッパスライダ32には、32e,32f,32gとあるが、これはそれぞれの選択された収納筒29のそれぞれの筒に対応している。図7に示すレバープッシャ33の位置はストッパスライダ32eが選択された図となっている。すなわちレバープッシャ33をCまたはD方向に移動することで、ストッパスライダ32の該当する凸部が選択されるので、この選択されたストッパスライダ32により硬貨が収納筒29から払出しされるわけである。レバープッシャ33とストッパスライダ32は以上の関係となっている。
【0022】
また、前の図6に戻る。ここで、ストッパスライダ32は、B方向に引かれるとすると払出口34から収納筒29に積層収納された硬貨35の最下部の硬貨35aが払い出されるわけである。次にその様子を図1あるいは図2に基づいて説明する。
【0023】
図1は、選択されて払い出される収納筒29の図であり、図2は、選択されない収納筒29の図である。すなわち、図1は収納筒29の最下層の硬貨35aが払出口34へ払い出される図であり、図2は最下層の硬貨35aが払出しされない場合であって、レバープッシャ33がストッパスライダ32に係止しない場合である。メインスライダ31がB方向へ移動したとしても、図2(a),(b),(c)で示すように、メインスライダ31のみB方向へ移動し、ストッパスライダ32はそのままになっている。したがって、たとえメインスライダ31が最下層の硬貨35aを引き出したとしても、そのまま再び収納筒29に戻るような構成になっている。
【0024】
ところが、選択された収納筒29の場合は、図1に示すような動きとする。すなわち、図1(a)において、レバープッシャ33がストッパスライダ32と係合する関係になっている。そうすると図1(b)に示すようにストッパスライダ32に回転自在に装着された爪36の傾斜部36aを滑動することにより、爪36は回転軸37を中心にE方向に回転する。そのことにより、ディスペンサプレート38に設けられた凸部38eと爪36の他方の先端に設けられた係止部36cとの係止が解除される。次に図1(c)に示すように、この状態でメインスライダ31がB方向に動くと、ストッパスライダ32もそれにつられてB方向に動くことになる。そうすると選択された収納筒29の最下層の硬貨35aが払出口34方向Fに払出しされる。次に、この払出しを更に確実にするために、図1(d)に示すように、メインスライダ31がG方向に微小移動することで、レバープレッシャ33による爪36の押圧状態が解除される。しかしこのとき前記爪36の傾斜部36aには、押え部32bによる押圧力が作用することで、レバープッシャ33は傾斜部36aとの間で滑りが生じ、その結果、再びストッパスライダ32がB方向に滑動する。この動きにより硬貨払出口34を更に拡大することになる。このようにして、選択された収納筒29の最下層の硬貨35aが図1(d)に示すように34の払出口方向Fへの払出しが促進される。このとき、ストッパスライダ32の先端部32aは、なるべく大きなアールにすることが重要である。そのことによりスムーズに硬貨35aを払出口34に容易に落下させることができる。本実施の形態では、この先端部32aのアールは6ミリとしている。
【0025】
次に、図3を用いてストッパスライダ32と爪36の回転軸37との関係を示す。図3(a)は、爪36がストッパスライダ32に設けられた軸受け32cに挿入する前の図である。ここで、爪36に設けられた回転軸37は、図3(a)に示すように小判状の楕円形をしている。ここで、爪36に沿ってこの回転軸37の両面37a,37bは平行になっている。また、その爪36に対して垂直の面37c,37dは、円形をしている。また、ストッパスライダ32に設けられた軸受け32cは開口部32dを有しており、この開口部32dの幅は、回転軸37の短辺37eと同等以下(0〜−0.2mm)の略圧入寸法とし、もう一方の長辺37fより短い寸法にしている。したがって、図3(a)のような位置にして、爪36を軸受け32cに挿入したのが図3(b)である。
【0026】
このようにすることで爪36は、ストッパスライダ32に容易に挿入でき、しかも簡単に抜けることはない。また、爪36の回転動作は、軸受け32cと回転軸37の円形部37c,37dで回転中心を形成するため、たとえ爪36の圧入により軸受け開口部32dが微小変形したとしても、この中で自由に爪36は回動することが可能となる。
【0027】
ここで、軸受け32cの開口部32dは、回転軸37の短辺37eより大きな場合でも、回転軸37の長辺の円形部37fはストッパスライダ32の軸受け32cと接することになり、爪36の脱落を防止するとともに、回動することも可能である。
【0028】
さらに爪36の色は白色にして、ストッパスライダ32の色を黒色としている。これは、見分けをするために重要なことである。
【0029】
なお、図1において、32bは、ストッパスライダ32に一体に設けられた押さえ部であり、この押さえ部32bによって爪36をH方向に付勢するものである。このようにストッパスライダ32に一体化成形することによって別部材を用いる必要はなくなる。しかしながら、押さえ部32bの代わりに弾性部材で爪36をH方向に押圧することもできる。弾性部材としてゴムを使った場合、ウレタン等の均一な弾性を持つ市販部材が使用でき、入手が容易で、安価であり、現場での調達・修理が可能となる。
【0030】
また、弾性部材としてバネを使った場合、爪36を付勢する圧力は、爪36の傾斜36aをレバープッシャ33が押しつける圧力となる。爪36は0.1グラム程度の軽い部品であり、バネは数十グラム程度の設定にすればよい。したがって、従来のようなスライダ11の保持荷重を必要としない。
【0031】
さらには、前記爪36の係止部36c側を数十グラム程度に重くすることにより、爪36の係止部36cがディスペンサプレート38の凸部38eに自重押圧(H方向)し、前記弾性部材を廃止することも可能である。
【0032】
図4は、ディスペンサプレート38と、ストッパスライダ32の関係を説明した図である。図4(a)あるいは図4(b)に示すように、ディスペンサプレート38の両端には凹部38aが設けられており、この凹部38aに嵌合するようにストッパスライダ32が挿入される。この状態を図4(c)に示す。また、このストッパスライダ32には、その両端に図4(d)に示すように凸部32aが設けられており、この凸部32aと前記凹部38aが嵌合する訳である。このことにより、ストッパスライダ32は、ディスペンサプレート38から脱落することはない。このことは、サービス上有効である。
【0033】
また、凹部38aの一端側38bにはストッパ38cが設けられているので、ストッパスライダ32をディスペンサプレート38の他端側38dから挿入したとき、前記一端側38bから抜け落ちることはない。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、払出し部は、払出し選択された硬貨の収納筒に対応するとともにメインスライダに連動してディスペンサプレート上を滑動するストッパスライダと、このストッパスライダに設けられるとともに前記ディスペンサプレートとの係止及び係止解除する爪と、前記ストッパスライダを引き出すレバープッシャを有し、このレバープッシャで前記爪とディスペンサプレートとの係止を解除した後に前記ストッパスライダを引き出して選択された硬貨を払い出す構成としているので、ディスペンサプレートとストッパスライダとの摩擦は小さくすることができる。したがって、摩擦抵抗による摩耗はなく長寿命化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施の形態による硬貨識別装置の払出し部において選択された硬貨の第1の状態を示す要部断面図
(b)は、同第2の状態を示す要部断面図
(c)は、同第3の状態を示す要部断面図
(d)は、同第4の状態を示す要部断面図
【図2】(a)は、本発明の一実施の形態による硬貨識別装置の払出し部において選択されない硬貨の第1の状態を示す要部断面図
(b)は、同第2の状態を示す要部断面図
(c)は、同第3の状態を示す要部断面図
【図3】(a)は、払出し部におけるストッパスライダの第1の状態を示す要部断面図
(b)は、同第2の状態を示す要部断面図
【図4】(a)は、払出し部におけるディスペンサプレートの要部平面図
(b)は、同要部側面図
(c)は、払出し部におけるストッパスライダ取り付け後の要部平面図
(d)は、同側面図
【図5】本発明の一実施の形態による硬貨識別装置の正面図
【図6】同払出し部の断面図
【図7】同払出し部におけるレバープッシャとストッパスライダの関係を示す要部平面図
【図8】従来の硬化識別装置の正面図
【図9】(a)は、同払出し部において選択された硬貨の第1の状態を示す要部断面図
(b)は、同第2の状態を示す要部断面図
(c)は、同第3の状態を示す要部断面図
【図10】(a)は、同払出し部において選択されない硬貨の第1の状態を示す要部断面図
(b)は、同第2の状態を示す要部断面図
(c)は、同第3の状態を示す要部断面図
【符号の説明】
23 払出し部
24 投入口
25 通路
26 識別センサ
27 ゲート
28 振り分けゲート
29 収納筒
30 基台
31 メインスライダ
32 ストッパスライダ
33 レバープッシャ
35 硬貨
36 爪
38 ディスペンサプレート

Claims (11)

  1. 硬貨の投入口と、この投入口に連結されるとともに下流に向かって設けられた硬貨の通路と、この通路の側壁に設けられた硬貨の識別センサと、この識別センサに接続された硬貨の識別部と、前記通路の終端に設けられるとともに投入された硬貨の真偽に基づいて振り分けられるゲートと、このゲートにより偽貨側に振り分けられた硬貨が排出される排出路と、前記ゲートにより真貨側に振り分けられた硬貨が金種毎に振り分けられる振り分け部と、この振り分け部の出口毎に夫々連結された収納筒と、これらの収納筒の下部に設けられた硬貨の払出し部とを備え、前記払出し部は、この払出し部の基台と前記収納筒との間を摺動して前記収納筒内に積層収納された硬貨のうち最下層の硬貨を一枚ずつ引き出すメインスライダと、払出し選択された硬貨の収納筒に対応するとともに前記メインスライダに連動してディスペンサプレート上を滑動するストッパスライダと、このストッパスライダに設けられるとともに前記ディスペンサプレートとの係止及び係止解除する爪と、前記ストッパスライダを駆動手段により引き出すレバープッシャを有し、このレバープッシャで前記爪とディスペンサプレートとの係止を解除した後に前記ストッパスライダを引き出して選択された硬貨を払い出す硬貨識別装置。
  2. 爪は回転軸に対して上方の一端に設けられた傾斜面を有する凸部と、下方の他端に設けられた係止部を有し、前記凸部の傾斜面をレバープッシャで押圧することにより前記係止部とディスペンサプレートとの係止を解除する請求項1記載の硬貨識別装置。
  3. 爪の係止部側を下方に付勢する押さえ部をストッパスライダと一体に設けた請求項2記載の硬貨識別装置。
  4. 爪を係止する方向に弾性部材で付勢した請求項2記載の硬貨識別装置。
  5. 弾性部材はゴムとした請求項4記載の硬貨識別装置。
  6. 弾性部材をバネとした請求項4記載の硬貨識別装置。
  7. ストッパスライダに軸受を設け、爪には前記軸受に挿入されるとともに回転自在に設けられた回転軸を有し、この回転軸の断面を略だ円形に形成するとともに、前記軸受には開口部を設け、この開口部は前記回転軸断面の短辺と略等しくするとともに長辺より小さくした請求項3記載の硬貨識別装置。
  8. ストッパスライダは爪と異なる色を有する部材とした請求項3記載の硬貨識別装置。
  9. ストッパスライダを黒色にするとともに爪を白色とした請求項8記載の硬貨識別装置。
  10. ディスペンサプレートに凹部を設けるとともにストッパスライダには前記凹部に嵌合して滑動する凸部を設け、このストッパスライダは前記ディスペンサプレートの一方から挿入可能とした請求項1記載の硬貨識別装置。
  11. ストッパスライダの先端は、略6ミリのアールを付けた請求項3記載の硬貨識別装置。
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