JP3619735B2 - 用紙搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。特に、用紙を搬送するための用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、複写機等の画像形成装置には、画像が定着された用紙を所定枚まとめてステープルで綴じるためのステープル処理部が設けられることがある。
このステープル処理部は、例えば、画像形成装置本体から搬送される用紙を一枚ずつ受けて積み重ねる中間トレイを有している。この中間トレイに積み重ねられた複数の用紙は、中間トレイの端部に設けられた板状のストッパに当てられて位置決めされて、ステープルで綴じられ、その後、回動する搬送ローラおよび押圧コロに挟まれて排出される。
【0003】
押圧コロは、モータ、ギヤ機構等を含む駆動機構により、搬送ローラに対して変位自在に設けられ、接近したり離反できるようになっている。用紙を積み重ねる際には、押圧コロは搬送ローラに対して離れて配置され、ステープルで綴じられた用紙を排出する際には接近するようになっている。
ストッパには、用紙が排出される側となる中間トレイの端部に配置されているものがある。このストッパは、ソレノイド、リンク機構等を含む駆動機構により、位置決めのための起立姿勢と、用紙の排出を妨げないように横臥姿勢とに変位可能に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、画像形成装置の小型化が要望されている。特に、ステープル処理部を有する画像形成装置は、ないものに比べて大型になる傾向にあることから、ステープル処理部も小型化するのが好ましい。
このために、仮に上述の押圧コロやストッパに関連する用紙搬送装置を小型化する場合を想定したときに、用紙搬送装置を小型化できたとしても、搬送時に用紙が引っかかるのは好ましくないし、位置決めされた用紙の端がばらつくのも、後処理後の見栄えが悪くなり好ましくない。
【0005】
従って、このような用紙搬送装置としては、用紙をスムーズに搬送する点や、用紙を精度良く位置決めする点では、従来と少なくとも同等の性能を維持しつつ、さらに、小型化できることが好ましい。
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、用紙をスムーズに搬送でき且つ用紙を精度良く位置決めできるストッパおよび押圧コロを含む小型の用紙搬送装置およびこれを備える画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1に記載の発明は、スタック台にスタックされる用紙の端部に当接してこれを位置決めする第1の位置および用紙の搬送を許容する第2の位置に変位可能なストッパと、スタックされた用紙を搬送ローラ側ヘ押圧してストッパ側へ搬送するための搬送力を搬送ローラに与える第1の位置および用紙から離反する第2の位置に変位可能な押圧コロと、ストッパを第1の位置に付勢する弾性部材と、押圧コロを第1の位置に付勢する弾性部材と、同軸上に配置され位相をずらして駆動される第1および第2のカムとを備え、第1および第2のカムによりストッパと押圧コロとを対応する弾性部材に抗してそれぞれ駆動し、上記第1のカムにより側面を押圧されて回転駆動されるセクタギヤを備え、このセクタギヤを介してストッパを変位させることを特徴とする用紙搬送装置を提供する。
【0007】
この発明によれば、第1および第2のカムは、位相をずらして駆動されるので、両カムに連動してストッパおよび押圧コロを各第1および第2の位置に、両カムの回転角度に応じた所望のタイミングでそれぞれ変位させることができる。
例えば、用紙の位置決め時には、ストッパは、弾性部材による付勢状態で第1の位置に位置決めされるので、用紙を高精度に位置決めできる。また押圧コロは、第2の位置にあり、用紙の位置決めを邪魔する虞はない。この状態から第1および第2のカムが駆動されると、ストッパを第2の位置にした後に、押圧コロを第1の位置に移動して用紙の搬送を開始できる。その結果、ストッパに邪魔されずに、押圧コロは用紙をスムーズに搬送できる。
【0008】
また、押圧コロは、弾性部材により付勢されるので、用紙の厚みにかかわらず搬送に適した押圧力により、用紙をより一層スムーズに搬送できる。さらに、同軸上に配置された第1および第2のカムにより、ストッパと押圧コロとを連動させる構造を簡素化でき、さらに、例えば、両カムの駆動源を共用できる。その結果、用紙搬送装置を簡素化して小型化できる
【0009】
また、セクタギヤは第1のカムの動きを拡大してストッパに伝達できるので、ストッパの必要な変位量を確保しつつ第1のカムを小型化できる。その結果、用紙搬送装置をより一層小型化できる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の用紙搬送装置において、上記押圧コロを先端に回転自在に支持する旋回アームと、この旋回アームの基端を一体回転可能に固定する旋回支軸とが設けられ、上記セクタギヤは、旋回支軸によって回動自在に支持されることを特徴とする用紙搬送装置を提供する。
この発明によれば、旋回支軸はセクタギヤと旋回アームの支軸を兼用しているので、用紙搬送装置をより一層小型化できる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の用紙搬送装置において、上記旋回支軸と一体回転するカムフォロワが設けられ、このカムフォロワを第2のカムにより押圧して押圧コロを第2の位置に変位させることを特徴とする用紙搬送装置を提供する。
この発明によれば、第2のカムの動きを、カムフォロワおよび旋回アームにより拡大して押圧コロに伝達できるので、押圧コロの必要な変位量を確保しつつ第2のカムを小型化できる。その結果、用紙搬送装置をより一層小型化できる
【0011】
また、旋回支軸はセクタギヤとカムフォロワと旋回アームの支軸を兼用しているので、用紙搬送装置をより一層小型化できる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の用紙搬送装置において、上記第1および第2のカムを回転自在に支持する側板が設けられ、第1および第2のカムは、側板を挟んだ両側に配置されることを特徴とする用紙搬送装置を提供する。
【0012】
この発明によれば、側板を、ストッパおよび押圧コロと第1および第2のカムとを駆動連結するための機構同士の間の仕切板として兼用できるので、仕切板を別途設けたり、機構同士の間に不必要に広い隙間を空けたりせずに済む結果、用紙搬送装置をより一層小型化できる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の用紙搬送装置を備える画像形成装置であって、上記スタック台は、画像形成装置本体内に、画像が定着された用紙を所定枚まとめてステープルで綴じるためのステープル処理部に設けられる中間トレイからなり、ストッパは中間トレイにスタックされる用紙の後端を位置決めする後端ストッパからなり、搬送ローラは排紙部に搬送するためのローラであることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0013】
この発明によれば、ステープル処理部の周囲に設けられるストッパや押圧コロのための構造を小型化できるので、例えば、画像形成装置本体内に準備されるスペースが狭い場合であっても、ステープル処理部を画像形成装置本体に内蔵することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態の用紙搬送装置が設けられた画像形成装置を、複写機を例に図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態の複写機の概略構成を示す正面図である。なお、図1および後述する各図には、方向を示す矢印を図示している。
複写機1は、画像形成装置としての装置本体2を有している。この装置本体2の上面3には、原稿給紙部5が装着されている。この原稿給紙部5は、原稿を一枚ずつ、装置本体2の上面3に設けられた透明な原稿載置窓4に載置する。原稿載置窓4に載置された原稿は、装置本体2の上部に設けられた読取部6により露光走査され読み取られる。読取部6は、原稿に応じた信号を出力する。
【0015】
また、装置本体2の下部には、複数の用紙を載置する用紙トレイ7と、この用紙トレイ7から用紙を取り出して搬送する搬送路8と、読取部6からの信号に基づいて感光体ドラム9にトナー像を形成するための画像形成部10と、形成したトナー像を用紙に転写する転写部11と、転写されたトナー像を用紙に定着する定着部12とが設けられている。用紙は、感光体ドラム9と転写部11との間、および定着部12を通り、搬送路8に沿って上方に送られて後、内排紙部13に送り出される。内排紙部13は、装置本体2の上下方向(矢印Z)の中間部、例えば、読取部6と画像形成部10との間に設けられた空間であり、この空間は前方に開放開口(図示せず)を有しこの開口から後方へ向けて広がっている。
【0016】
特に、本複写機1には、装置本体2内に、画像が定着された用紙を所定枚まとめてステープルで綴じるためのステープル処理部14が内蔵されている。ステープル処理部14は、内排紙部13の上方であり且つ読取部6の下方となる位置に配置されている。これに対応して、搬送路8は、定着部12よりも下流側で分岐しており、分岐した一方の搬送路15は内排紙部13へ、分岐した他方の搬送路16はステープル処理部14へと通じている。内排紙部13およびステープル処理部14へ用紙を択一的に導くために、変位可能な排紙切換爪17が搬送路8の分岐部分に設けられている。
【0017】
ステープル処理部14は、操作パネル(図示せず)からの指令により、読取部6や画像形成部10等と連携して運転される。例えば、読取部6が複数の原稿を読み取り、これらの原稿に応じた画像が複数の用紙に定着部12等により定着される。複数の用紙はステープル処理部14に一枚ずつ搬送され、ここでステープルで綴じられて用紙束とされる。その後、この用紙束は、装置本体2の側方に設けられた外排紙部18に排出される。
【0018】
ステープル処理部14では、搬送路16からステープル処理するための中間トレイ34に、例えば図1で左右方向(矢印X)に用紙が搬入される。搬入方向についての用紙の後端部(図1では左側端部となる)が揃えられてステープル処理され、その後、用紙は、搬入方向と逆向きに搬出される。
ステープル処理部14は、図1および図2の平面図に示すように、所定位置で積層された複数の用紙をステープルで綴じるステープラ40と、このステープラ40のための所定位置に用紙を搬送し且つ綴じられた用紙を搬出する用紙搬送装置33とを有している。
【0019】
用紙搬送装置33は、搬送路16から送り出される用紙を積み重ねて載置するスタック台としての中間トレイ34と、この中間トレイ34にスタックされる用紙の後端を位置決めして揃えるための後端ストッパ(以下「ストッパ」ともいう。)35と、用紙をストッパ35に沿わせて整列させるために用紙の前端を押す前寄せ部材36と、用紙の幅(奥行き方向Yに沿う寸法)を合わせるための幅合わせ部材37,38と、ステープラ40により綴じられた用紙を外排紙部18に搬送するための搬送ローラ41と、この搬送ローラ41と対向して配置される弾性部材により形成される複数、例えば2つの押圧コロ42と、押圧コロ42およびストッパ35を変位させるための変位機構44とを有している。
【0020】
また、中間トレイ34から外排紙部18へ用紙を導く搬送路43が設けられている。この搬送路43は、上述の搬送路16と交差しており、交差している部分には、搬送路16および搬送路43の一方に沿って用紙を通すように切換爪39が設けられている。
中間トレイ34には、左側端部に搬送路43の入口が設けられており、この入口の上方に搬送路16の出口が配置されている。また、搬送路43の入口に後端ストッパ35が配置されている。また、後端ストッパ35の近傍であり、中間トレイ34の内側となる位置に、搬送ローラ41および押圧コロ42が配置されている。搬送ローラ41は、中間トレイ34の左側端部の上方に固定配置され、回転駆動される。一方、押圧コロ42は、搬送ローラ41の下方に回動自在に支持されている。用紙は、押圧コロ42と搬送ローラ41との間に挟まれ、搬送ローラ41が回転することにより搬送される。
【0021】
押圧コロ42は、スタックされた用紙を搬送ローラ41側ヘ押圧してストッパ35側へ搬送するための搬送力を搬送ローラ41に与える第1の位置および用紙から離反する第2の位置に変位可能に設けられている。押圧コロ42と搬送ローラ41とは互いに協働して、用紙を中間トレイ34からストッパ35側に向けて搬送する。このため、ストッパ35は、中間トレイ34にスタックされる用紙の端部に当接してこれを位置決めする第1の位置および用紙の搬送を許容する第2の位置に変位可能とされている。
【0022】
ステープル処理部14では、以下のように複数の用紙をステープル処理する。すなわち、操作パネルから指令により、ステープル処理部14の各部は、定着部12からの用紙を受けて位置決めできる状態とされる。例えば、ストッパ35は第1の位置、押圧コロ42は第2の位置、前寄せ部材36はストッパ35から遠い位置、幅合わせ部材37,38は互いに遠くなる位置とされる(図7A参照)。また、排紙切換爪17は、用紙を中間トレイ34に導くように切り換えられるる。切換爪39は、用紙を搬送路16に沿って搬送できるように切り換えられる(図7B参照)。
【0023】
用紙は、搬送路16を通り中間トレイ34上に一枚ずつ送り出されて位置決めされ、所定枚の用紙が重ね合わされる。すなわち、用紙が中間トレイ34に一枚送り出される(図7C参照)。このたびごとに、前寄せ部材36がストッパ35に向けて移動し(図7D参照)、これにより、用紙の後端部をストッパ35に当接させて、用紙の後端を整合する。次に、奥側の幅合わせ部材37が手前側に移動し、用紙を幅合わせ部材38に当接させて用紙の手前側の端部が揃えられる(図7E参照)。このようにして、図7C〜Eの各ステップが繰り返されて、所定枚の用紙が積層されて、ステープルするための所定の位置に位置決めされ、この位置に対応して固定されたステープラ40により綴じられる(図7F参照)。綴じられた複数の用紙からなる用紙束は、両幅合わせ部材37,38が共に奥側に向けて変位することにより、搬出するための位置に変位する。
【0024】
次に、切換爪39が切り換えられて、用紙が搬送路43に沿って搬送できるようにされる。ストッパ35が第2の位置とされる。そして、押圧コロ42が第1の位置とされる(図7G参照)。搬送ローラ41が所定の方向、例えば、図1で時計回り方向に回転駆動されると、用紙束は、搬送路43へ搬出され(図7H参照)、排紙部18で受け止められる(図7I参照)。
本実施形態の複写機1では、上述の変位機構44が簡素化されている。
【0025】
変位機構44は、図3の斜視図および図4の一部断面平面図に示すように、ストッパ35を第1の位置に付勢する弾性部材50と、押圧コロ42を第1の位置に付勢する弾性部材60と、同軸上に配置され位相をずらして駆動される第1および第2のカム51,61によりストッパ35と押圧コロ42を対応する弾性部材50,60に抗してそれぞれ駆動する第1および第2の駆動機構52,62と、第1および第2のカム51,61を回転駆動し且つ所定の回転位置で位置規制される駆動軸71とを有する。
【0026】
駆動軸71と搬送ローラ41とは、駆動源としてのモータ(図示せず)およびギヤ機構、一方向クラッチ等の動力伝達機構(図示せず)を共用している。モータが駆動されると、搬送ローラ41は、所定方向、例えば、図1で時計回り方向に回転し、これにより、ステープル処理するための用紙を搬送路16を通して中間トレイ34に搬入し、または、ステープル処理された用紙を中間トレイ34から搬送路43へ搬出する。また、上述の動力伝達機構と駆動軸71とがギヤ72およびステップクラッチ73を介して駆動連結されており、モータにより駆動軸71も駆動される。
【0027】
ステップクラッチ73は、モータの回転を所定の回転方向について伝達する一方向ばねクラッチであり、モータの駆動時であっても、回転の伝達を解除して、出力側部材である駆動軸71を所定の回転角度位置で停止させて位置決めできるようになっている。ステップクラッチ73は、入力側部材と出力側部材とを遮断可能に駆動連結する筒部材と、この筒部材の外周面に設けられて駆動軸71の回転を停止させるための2つの突起74,75とを有している。これらの突起74,75は、例えば、180度位相をずらされて軸方向に異なる位置に配置され、ソレノイド76により変位するレバー77と係止されるようになっている。突起74,75がレバー77と係止されていないときには、入力側部材が回転すると、筒部材および駆動軸71も回転する。一方、これらの突起の一方が、レバー77と係止されると、その係止された状態に対応する回転位置で回転の伝達が遮断される。例えば、モータが回転し且つソレノイド76がオンされると、突起75がレバー77と係止され、駆動軸71が第1回動位置で停止する。また、ソレノイド76がオフされていると、突起74がレバー77と係止され、駆動軸71は第1回動位置から180度回転した第2回動位置で停止する。
【0028】
第1および第2のカム51,61は、駆動軸71と一体回転可能に設けられた、例えば略円板形状の板カムである。各カム51,61は、円板の外周面に従動部材を変位させるための輪郭を含み、この輪郭は、回動中心78から遠い部位85と、近い部位86とを含んでいる。カム51,61は、回動することにより、カム51,61の輪郭に沿って接触させた従動部材を変位させる。
第1および第2のカム51,61は、ほぼ同様の形状の輪郭を有し、一方で、位相をずらして駆動される。例えば、両カム51,61の輪郭の遠い部位85同士が回動中心78を挟んでほぼ反対側となるように、両カム51,61は互いに略180度位相をずらした位置に配置されている(図6(a)参照)。
【0029】
第2駆動機構62は、上述の第2のカム61と、押圧コロ42を先端に支軸63を介して回転自在に支持する旋回アーム64と、この旋回アーム64の基端65を一体回転可能に固定する旋回支軸66と、この旋回支軸66と一体回転するカムフォロワ67とを有している。このカムフォロワ67は、第2のカム61に対する従動部材としての棒状部材であり、これの上面が第2のカム61の外周面と、回動中心78の真下近傍で接触できるように配置されている。カム61によるカムフォロワ67の変位量が拡大されて押圧コロ42に伝達されるように、旋回支軸66から支軸63までの距離は、カム61と接触するカムフォロワ67の部分から旋回支軸66までの距離よりも長くされている。
【0030】
また、カムフォロワ67は、カム61と接触する方向に、旋回アーム64、旋回支軸66を介して上述の弾性部材60により付勢されている。弾性部材60は、ねじりコイルばねからなり、これのコイル部分の内側を旋回支軸66が通るようにして、この一端を旋回アーム64に、他端を後述する連結板83に取り付けられている。弾性部材60は、カムフォロワ67を付勢するとともに、押圧コロ42を搬送ローラ41に向けて付勢している。
【0031】
第2駆動機構62では、図5に示すように、第2のカム61が、例えば図5で反時計回りに回転するのに伴い、カムフォロワ67および旋回アーム64が旋回支軸66を中心として揺動変位し、これらを介して押圧コロ42が上下方向に変位する。
駆動軸71が第1回動位置とされると、第2のカム61の輪郭の遠い部位85が回動中心78の真下に位置する。第2回動位置では、第2のカム61の姿勢は逆向きになる。図5(b)に示すように、第2のカム61が第2回動位置となるときに、第2のカム61の輪郭の近い部位86に向けてカムフォロワ67が接近するように付勢され、押圧コロ42は第1の位置になる。図5(a)に示すように、第2のカム61が回動して第1回動位置となると、第2のカム61の輪郭の遠い部位85がカムフォロワ67を押し下げ、押圧コロ42は第2の位置になる。
【0032】
第1駆動機構52は、図3に示すように、第1のカム51を含む。第1駆動機構52は、第1のカム51により側面57を押圧されて回転される従動部材としてのセクタギヤ53、およびこのセクタギヤ53に噛み合う複数、例えば、2つのギヤ54,55を介してストッパ35を回動変位させる。2つのギヤ54,55は回転角度を拡大するように、駆動側のギヤ54の歯数よりも従動側のギヤ55の歯数が少なくされている。ギヤ55とストッパ35とは軸56を介して一体回転可能に連結されている。
【0033】
セクタギヤ53は、扇形形状に形成され、この扇形の中心で、旋回支軸66の回りに相対回動自在に支持されている。セクタギヤ53は、扇形の円弧となる周面に形成されたギヤ歯58と、旋回支軸66の回りに回動させる力を受ける側面57とを有している。この側面57が第1のカム51の外周面とその回動中心78の真下近傍で接触できるように配置されている。また、セクタギヤ53は、第1のカム51による変位量を拡大してギヤ54に伝達できるように、ギヤ歯58のピッチ円半径を、カム51と接触するセクタギヤ53の部分の旋回支軸66回りのアーム長さよりも長くされている。また、セクタギヤ53の側面57が第1のカム51の外周面に向けて弾性部材50により付勢されている。
【0034】
弾性部材50は、ねじりコイルばねからなり、これのコイル部分の内部を旋回支軸66が通るようにして、この一端がセクタギヤ53に、他端が連結板83に取り付けられている。
第1駆動機構52では、第1のカム51が例えば図1で反時計回りに回動するのに伴い、セクタギヤ53は旋回支軸66の回りに揺動変位し、ギヤ54,55は回転し、これらを介してストッパ35が略90度の範囲で回動変位する。ストッパ35の回動する角度範囲は、セクタギヤ53の揺動する角度範囲よりも大きくされている。
【0035】
駆動軸71が第1回動位置とされると、第1のカム51の輪郭の遠い部位85が回動中心78の真上に位置し、第2回動位置では、第1のカム51の姿勢は逆向きになる。図6(b)に示すように、第1のカム51が第2回動位置となるときには、第1のカム51の輪郭の遠い部位85がセクタギヤ53の側面57を押し下げて、ストッパ35は第2の位置になる。この状態から第1のカム51が、例えば図6で反時計回りに回動すると、セクタギヤ53は弾性部材50により付勢されることにより第1のカム51との接触を維持しつつ、旋回支軸66の回りに回動する。図6(a)に示すように、第1のカム51が第1回動位置となると、第1のカム51の輪郭の近い部位86がセクタギヤ53の側面57と当接して、ストッパ35は第1の位置になる。
【0036】
また、変位機構44の各部を支持する支持部材が設けられている。支持部材には、後側に立設された後側板81と、手前側に立設された前側板(図示せず)と、前側板および後側板81を連結する連結板83とを含んでいる。後側板81は、第1および第2のカム51,61を回転自在に駆動軸71を介して支持している。第1および第2のカム51,61は、後側板81を挟んだ両側に配置され、また、両カム51,61に対応する各部も後側板81の両側に配置されている。後側板81の前側には、第1のカム51と、セクタギヤ53と、ギヤ54,55とが配置され、また、後側板81の後側には、第2のカム61と、ステップクラッチ73と、搬送ローラ41用の動力伝達機構と、カムフォロワ67とが配置されている。
【0037】
上述のように両カム51,61の位相をずらして両カム51,61を駆動することにより、両カム51,61に連動してストッパ35および押圧コロ42を各第1および第2の位置に、両カム51,61の回転角度に応じた所望のタイミングでそれぞれ変位させることができる。
例えば、位置決め時には、図3、図4、図5(a)および図6(a)に示すように、ソレノイド76がオンされて、駆動軸71、および両カム51,61は第1回動位置にされる。これに伴い、上述のようにストッパ35は、第1の位置とされ、当接面87が中間トレイ34の上面に対して略垂直に起立する状態となる。このとき、ストッパ35は、弾性部材50による付勢状態で第1の位置に位置決めされるので、用紙を高精度に位置決めできる。また、押圧コロ42は第2の位置で中間トレイ34の下方に収納され、中間トレイ34上の用紙から離反しているので、用紙の位置決めを邪魔する虞はない。
【0038】
用紙搬送時には、図5(b)および図6(b)に示すように、ソレノイド76がオフされて、駆動軸71および両カム51,61は第2回動位置にされる。これに伴い、ストッパ35は、第2の位置とされ、横臥状態で当接面87が中間トレイ34の上面と面一にされる。そして、押圧コロ42は第1の位置にされ、押圧コロ42の上部が中間トレイ34の上面から出ることにより、押圧コロ42は用紙の下側の面を押し上げて、用紙の上側の面が搬送ローラ41と接するようにされる。搬送ローラ41が駆動されると、ストッパ35に邪魔されずに、用紙をスムーズに搬送する。
【0039】
このように、弾力的に付勢されている押圧コロ42は、搬送ローラ41との間に挟まれた用紙の厚みに応じて、搬送ローラ41に対して必要な搬送力を適切に確保することができる。このとき、第1の位置にある押圧コロ42と搬送ローラ41との間に挟まれる用紙の厚みが厚い場合は、この厚みに応じた隙間が、カムフォロワ67とカム61との間に開けられてもよい。
また、押圧コロ42は、弾性部材60により付勢されるので、用紙の厚みにかかわらず搬送に適した押圧力により、用紙をより一層スムーズに搬送できる。
【0040】
このように本実施の形態によれば、上述のようにストッパ35は用紙を高精度に位置決めできるので、ステープルで綴じられた用紙束の端部が揃って見栄えが良くできる。また、押圧コロ42は用紙をスムーズに搬送できる。
さらに、同軸上に配置された第1および第2のカム51,61により、ストッパ35と押圧コロ42とを連動させる構造を簡素化でき、さらに、両カム51,61の駆動源を共用している。これに加えて、両カム51,61と、搬送ローラ41とで駆動源としてのモータ等を共用している。その結果、変位機構44、ひいては、用紙搬送装置33、ステープル処理部14、画像形成装置としての複写機1の全体を簡素化して小型化できる。従って、例えば、複写機1の外形を小型化できたり、内排紙部13を広く開放できて、用紙を取り出し易くできる。
【0041】
ストッパ35用の第1駆動機構52のセクタギヤ53により、第1のカム51の動きを拡大してストッパ35に伝達できるので、ストッパ35の必要な変位量を確保しつつ第1のカム51を小型化できる。その結果、画像形成装置をより一層小型化できる。
押圧コロ42の駆動に一体回転するカムフォロワ67および旋回アーム64を利用することにより、第2のカム61の動きを拡大して押圧コロ42に伝達できるので、押圧コロ42の必要な変位量を確保しつつ第2のカム61を小型化できる。その結果、画像形成装置をより一層小型化できる。
【0042】
旋回支軸66は、セクタギヤ53とカムフォロワ67と旋回アーム64とを支持する支持軸を兼用しているので、画像形成装置をより一層小型化できる。
また、図4に示すように、第1および第2のカム51,61を後側板81の両側に配置することにより、後側板81を、ストッパ35および押圧コロ42と第1および第2のカム51,61とを駆動連結するための機構同士の間の仕切板として兼用できるので、仕切板を別途設けたり、機構同士の間に不必要に広い隙間を空けたりせずに済む結果、画像形成装置をより一層小型化できる。
【0043】
また、本発明は、上述のように、装置本体2に内蔵されたステープル処理部14の中間トレイ34に設けられる後端ストッパ35と、処理後の用紙を排紙するための搬送ローラ41について適用するのが好ましい。というのは、本発明によりステープル処理部14の周囲に設けられるストッパ35や押圧コロ42のための構造を小型化できるので、ステープル処理部14を小型化できる結果、例えば、装置本体2内に準備されるスペースが狭い場合であっても、ステープル処理部14を装置本体2に内蔵することができる。ここで、ステープル処理部14は、上述の構成に限定されず、要は、用紙の後端部を位置決めするストッパ35と、排紙用の搬送ローラ41とを有するものであればよい。
【0044】
特に、中間トレイ34への用紙の搬入方向と搬出方向とが逆向きであり、用紙の後端部を位置決めしてステープルで綴じるステープル処理部14であれば、中間トレイ34にある用紙の後端部の近傍に、搬送ローラ41、ストッパ35、ステープラ40等をまとめて配置できることから、ステープル処理部14を小型化するのに好ましい。
なお、一対のカム51,61は、別体で形成されたものを一体回転可能に軸に固定していたが、これには限定されない。例えば、一対のカム51,61は、一体に、例えば駆動軸71と一体に形成されてもよい。要は、回動することにより、接触する従動部材を変位させる輪郭を有するカムとなる部材があればよい。
【0045】
また、本発明の用紙搬送装置33を、複写機1の他、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に適用してもよい。また、本用紙搬送装置33を、画像形成装置と別体で構成された、例えばステープル処理等のための後処理装置に適用してもよい。
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の複写機の概略構成を示す正面断面図である。
【図2】図1に示す複写機のステープル処理部の概略構成を示す平面図である。
【図3】図1に示す複写機の変位機構の斜視図である。
【図4】図3に示す変位機構の平面一部断面図である。
【図5】図3に示す変位機構の押圧コロの動作を説明するための正面図であり、(a)に第2の位置にある位置決め時の状態を、また(b)に第1の位置にある搬送時の状態を図示している。
【図6】図3に示す変位機構のストッパの動作を説明するための正面図であり、(a)に第1の位置にある位置決め時の状態を、また(b)に第2の位置にある搬送時の状態を図示している。
【図7】図1に示すステープル処理部の動作を説明するための正面図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置)
14 ステープル処理部
18 外排紙部
33 用紙搬送装置
34 中間トレイ(スタック台)
35 後端ストッパ
41 搬送ローラ
42 押圧コロ
50 ストッパを付勢する弾性部材
51 第1のカム
53 セクタギヤ
57 セクタギヤの側面
60 押圧コロを付勢する弾性部材
61 第2のカム
64 旋回アーム
66 旋回支軸
67 カムフォロワ
81 後側板
P 用紙
P1 用紙の後端部

Claims (5)

  1. スタック台にスタックされる用紙の端部に当接してこれを位置決めする第1の位置および用紙の搬送を許容する第2の位置に変位可能なストッパと、
    スタックされた用紙を搬送ローラ側ヘ押圧してストッパ側へ搬送するための搬送力を搬送ローラに与える第1の位置および用紙から離反する第2の位置に変位可能な押圧コロと、
    ストッパを第1の位置に付勢する弾性部材と、
    押圧コロを第1の位置に付勢する弾性部材と、
    同軸上に配置され位相をずらして駆動される第1および第2のカムとを備え、第1および第2のカムによりストッパと押圧コロとを対応する弾性部材に抗してそれぞれ駆動し、 上記第1のカムにより側面を押圧されて回転駆動されるセクタギヤを備え、このセクタギヤを介してストッパを変位させることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 請求項1に記載の用紙搬送装置において、
    上記押圧コロを先端に回転自在に支持する旋回アームと、
    この旋回アームの基端を一体回転可能に固定する旋回支軸とが設けられ、
    上記セクタギヤは、旋回支軸によって回動自在に支持されることを特徴とする用紙搬送装置。
  3. 請求項に記載の用紙搬送装置において、
    上記旋回支軸と一体回転するカムフォロワ設けられ、このカムフォロワを第2のカムにより押圧して押圧コロを第2の位置に変位させることを特徴とする用紙搬送装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の用紙搬送装置において、
    上記第1および第2のカムを回転自在に支持する側板が設けられ、第1および第2のカムは、側板を挟んだ両側に配置されることを特徴とする用紙搬送装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の用紙搬送装置を備える画像形成装置であって、
    上記スタック台は、画像形成装置本体内に、画像が定着された用紙を所定枚まとめてステープルで綴じるためのステープル処理部に設けられる中間トレイからなり、ストッパは中間トレイにスタックされる用紙の後端を位置決めする後端ストッパからなり、搬送ローラは排紙部に搬送するためのローラであることを特徴とする画像形成装置。
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