JP3619530B2 - 画像処理方法及び画像処理装置及びテレビジョン標準変換器 - Google Patents
画像処理方法及び画像処理装置及びテレビジョン標準変換器 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、動き補償画像処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
動き補償画像処理は、テレビジョン標準変換、フィルム標準変換、又はビデオからフィルムへの変換等の画像処理に応用されている。今までに提案された動き補償画像処理装置は、英国特許出願第GB−A−2231749号に述べられている。その中では、或るディジタル・ビデオ信号についての時間的に隣接した入力画像(フィールド又はフレーム)対を処理して、出力画像の動き補償補間に使うための対応する組の動きベクトルを発生する。
【0003】
1対の入力画像から発生したこの動きベクトルの組は、出力画像の各画素(ピクセル)に対する複数の動きベクトルから成っている。しかし、各ピクセルは、出力画像の1ブロックにおける他のピクセルと同じ複数の動きベクトルを持つことができる。
【0004】
出力画像における各ピクセルに対しては、この動きベクトルの組が動きベクトル選択器に供給され、ここでそのピクセルの補間に使うための1つの動きベクトルを選択するために、そのピクセルに対応する複数の動きベクトルをテストする。
【0005】
各ピクセルに対して選択された動きベクトルは、動き補償補間器に供給され、入力画像間の動きを考慮しながらその入力画像対から出力画像を補間する。
【0006】
或る種の公知の動き補償画像処理システムにおいては、複数の動きベクトルの各々は、その動きベクトルによって指向された2つの入力画像におけるピクセルのテスト・ブロックを比較することによりテストすべき、特定の出力ピクセルに対応している。
【0007】
特に、2つのブロックの互いに対応するピクセルの間の絶対的輝度差の和を検出し、この複数の中でその和が最低値を持つ動きベクトルが選択されて出力ピクセルの補間に使われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このテスト・ブロックの一方又は両方が部分的に或る特定の動きベクトルに対するそれぞれの入力画像の外部に出ているならば、そこから絶対輝度差の和が計算されるピクセルの中の数個は、その入力フレームの実画像エリアの外部にあるピクセルであろう。
【0009】
これらは、入力フレームのブランキング・エリアのピクセルであったり、単にそれらのピクセルのアドレスが有効でないという理由で発生されたスプリアス・データ値であったりしうる。
【0010】
その結果、それらのピクセルを使って計算された絶対差の総計はベクトル選択処理では使えず、事実、この問題に対する以前に提案された1つの解答は、こうした環境の下では出力ピクセルにゼロ動きベクトルを割り当てることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、動き補償画像処理の方法及び装置を提供するもので、本発明方法は、1対の入力画像の間の画像の動きを表わすために動きベクトルが発生され、この1対の入力画像から、動き補償された補間によって出力画像が導き出されるものであり、次のステップから成る。出力画像の各ピクセルに対して複数の動きベクトルを発生すること
【0012】
その出力画像の出力ピクセルに関連した複数の動きベクトルの各々を下記の方法でテストすること、
(i)テストに供された動きベクトルによって指向された、入力画像対のそれぞれのテスト・ブロックが一部それぞれの入力画像の外部にあるかどうかを決定すること、
(ii)もし、テスト・ブロックの一方又は両方が一部それぞれの入力画像の外部にあるならば、それらのそれぞれの入力画像の内側にあるテスト・ブロックの部分についての第1の相関テストを遂行することによって、テスト・ブロック間の相関の度合を検出すること、及び
(iii )もし両方のテスト・ブロックがそれらのそれぞれの入力画像内に全部あるならば、それらのテスト・ブロックについての第2の相関テストを遂行してそれらのテスト・ブロック間の相関の度合を検出すること、並びに
【0013】
複数の動きベクトルから、その動きベクトルによって指向されたテスト・ブロックの間の最も高い相関度を持つ動きベクトルを選択すること。
【0014】
本発明方法によれば、テストに供されている動きベクトルによって指向された一方又は両方のテスト・ブロックが部分的にそれぞれの入力画像の外部に在るときでも動きベクトルの選択ができる。
【0015】
入力画像内部に在る各テスト・ブロックにおけるそれらのピクセルのみを使ったテスト・ブロックの間の相関の度合を検出するには、相関テストが遂行される。
【0016】
これは、次のことを意味する。
単にその動きベクトルによって指向されたテスト・ブロックの部分が入力画像の外部にあるという理由で、その動きベクトルを選択処理において捨てる必要はない。
【0017】
第2相関テストを遂行するステップは、次のステップを含むことが好ましい。すなわち、テスト・ブロックにおける対応する位置のピクセル対の間の絶対輝度差を検出するステップと、その絶対輝度差を総計して絶対差の和(SAD)の値を発生するステップを含むのがよい。
【0018】
1つの好ましい実施例によれば、第1の相関テストを遂行するステップは、各対の両ピクセルが対応する入力画像内部に在るテスト・ブロックにおける対応する位置のピクセル対の間の絶対輝度差を検出し、その絶対輝度差を総計してSAD値を発生するステップを含む。
【0019】
このSAD値は、全体がそれら入力画像内部に在るテスト・ブロックから発生される複数のSAD値よりも少ない数のピクセルから発生されるので、第1の相関テストから得られる各SAD値に、そのSAD値を計算するのに使われたピクセル対の数に対する各テスト・ブロックにおけるピクセルの数の比に応じたスケール・ファクタ(尺度係数)だけ乗じるステップが、このテストのあとに続くことが必要である。
【0020】
この正規化ステップによれば、複数のSAD値を類似項について比較されるべき第1及び第2相関テストによって発生することができる。
【0021】
第1相関テストを達成するステップは、次のステップから成るのがよい。すなわち、テスト・ブロックにおける複数の対応位置にある複数のピクセル対の間の絶対輝度差を検出するステップ、一方又は両方の対がそれに対応する入力画像の外部に在る複数のピクセル対に対して、検出された絶対輝度差をゼロに設定するステップ、及びその絶対輝度差を総計してSAD値を発生するステップから成るものである。
【0022】
この装置において、その計算に使われるピクセルが対応する入力画像の外部に在ろうがなかろうが、差値は全て計算される。
【0023】
この計算が遂行された後、SAD値が総計される前に、望ましくない値はマスクされるかゼロに設定される。
【0024】
もう1つの好ましい実施例においては、第1相関テストを遂行するステップは次のステップから成る。その一部が対応する入力画像の外部に在るテスト・ブロックに対して、その入力画像の内部のテスト・ブロックの部分からのピクセルを、入力画像の外部に在るテスト・ブロックにおけるピクセル位置に代入するステップと、複数のテスト・ブロックにおける対応位置にある複数のピクセル対の間の絶対輝度差を検出するステップと、その絶対輝度差を総計してSAD値を発生するステップとから成る。
【0025】
ピクセル・データを入力画像の外部に在るピクセル位置に代入することによって、2つのブロックにおける対応する位置の複数のピクセル対の全ての間で全相関テストを遂行できる。こうすると、後続の正規化は必要ない。
【0026】
選択ステップは、もし、一方又は両方のテスト・ブロックの予め定められた位置の1以上のピクセルが対応する入力画像の外部に在るならば、動きベクトルを捨てることを含むのがよい。
【0027】
各出力ピクセルと対応する複数の動きベクトルの1つが、ゼロの画像間動きを表わす動きベクトルであることが望ましい。
【0028】
これによって、上述したように、出力画像内部の各出力ピクセルに対して、少なくとも1つの動きベクトルが捨てられずに残ることになるであろう。
【0029】
この方法は又、その出力ピクセルに対して選択された動きベクトルを使って各出力ピクセルを補間するステップを含むのがよい。
【0030】
【作用】
本発明の動き補償画像処理方法及びこれを実施する装置によれば、テストしている動きベクトルによって指向された一方又は両方のテスト・ブロックが一部それぞれの入力画像の外部に在るときでもベクトルの選択ができる。
【0031】
すなわち、単に動きベクトルによって指向されたテスト・ブロックの部分が入力画像の外部にあるという理由で、その動きベクトルを選択処理において捨てる必要がなくなる。
【0032】
また、その一部が対応する入力画像の外部にあるテスト・ブロックに対して、その入力画像の内部のテスト・ブロックにあるピクセルを、入力画像の外部に在るテスト・ブロックのピクセル位置に代入することによって、2つのブロックにおける対応する位置の複数のピクセル対の全ての間で全相関テストを遂行できるようになる。そうすると、後続の正規化は必要がなくなる。
【0033】
【実施例】
図1を参照して、本発明の一実施例の説明をする。
【0034】
同図は、毎フレーム1125ライン、1秒間60フィールドの入力インタレース高品位ビデオ信号(HDVS)8を毎フレーム625ライン、1秒間50フレームの出力インタレース・ビデオ信号40に変換するための動き補償テレビ標準変換装置のブロック図である。
【0035】
図1に示した装置は、英国公開特許出願第GB−A−2231749号に開示されたものに基いている。
【0036】
入力ビデオ信号8は、第1にプログレッシブ走査変換器10に供給され、そこで入力ビデオ・フィールドは、入力ビデオ・フィールドと同じレート(60Hz)でビデオ・フレームに変換される。
【0037】
これらのフレームは、ダウン・コンバータ12に供給され、各フレームのラインの数を625に削減する。これは、出力ビデオ信号40の1フレームのラインの数である。
【0038】
ダウンコンバータ入力フレームは時間基準変更器14に送られるが、この変更器は入力として入力ビデオ信号8のフィールド周波数にロックされた60Hzのクロック信号32及び出力ビデオ信号40の所要フィールド周波数にロックされた50Hzのクロック信号34も受信する。
【0039】
この時間基準変更器14は、出力ビデオ信号の各フィールドの時間位置を決定し、出力ビデオ信号のそのフィールドを補間する際に使われる入力ビデオ信号8のダウン・コンバートされたフレームのうちの2つを選択する。
【0040】
この2つのダウン・コンバートされた入力フレームは、時間基準変更器で選択され、制御情報を持つ時間基準変更器の第3出力18とともに、対応する出力16上に供給される。
【0041】
時間基準変更器14で選択された2つのダウン・コンバートされた入力フレームは、動き処理装置20に入力として供給される。
【0042】
この動き処理器は、2つの実質的に同じ処理セクションを含み、1つは偶数出力フィールドに対するものであり、もう1つは奇数出力フィールドに対するものである。
【0043】
時間基準変更器14で選択された2つのダウン・コンバートされた入力フレームは、50Hzのクロック信号34から導出した信号(図示せず)の制御の下に、スイッチ21の手段によって、適切に偶数フィールド又は奇数フィールド処理セクションに送られる。
動き処理装置20の適切なセクション(奇又は偶)においては、ダウン・コンバートされた入力フレームが最初に直接ブロック突き合わせ器22に供給され、そこで、2つのフレームのブロック間の空間的相関を表わす相関面を計算する。
【0044】
これらの相関面は動きベクトル推定器24に送られ、相関面を処理して1組の動きベクトルを発生し、動きベクトル削減器26へ供給する。
【0045】
動きベクトル推定器は、各発生した動きベクトルについて信頼性テストも行ない、その動きベクトルが一般ノイズ・レベルよりも際立っているか否かを決め、信頼性テストの結果を示す信頼性フラッグを各動きベクトルに結び付ける。
【0046】
この信頼性テストそのものは、閾値テスト及びリング・テストを含み、上述の英国公開特許出願に、もっと詳しく説明されている。
【0047】
動きベクトル削減器26は、各ブロックの各ピクセルに対する可能な動きベクトルの中の選択されるものを減らす動作をし、それから、それらの動きベクトルを動きベクトル選択器28に供給する。その動作の一部として、動きベクトル選択器26は「良好」動きベクトル(即ち、信頼性テストに通った動きベクトル)の発生頻度を計数し、それらの動きベクトルを得るのに使われる入力フレームのブロックの位置は考えない。
【0048】
この良好動きベクトルは、次に周波数が減少する順序にランク付けする。お互いに著しく異なった良好動きベクトルの中の3つの最も普通のベクトルを、「グローバル(大域的)」動きベクトルとして組み分けする。
【0049】
信頼性テストを通った3つの動きベクトルは、動きベクトル削減器26によって、出力フィールドの各ブロックのピクセルに割当てられ、ゼロ動きベクトルと共に、更に処理するための動きベクトル選択器28に供給される。
【0050】
これらの3つの選択された動きベクトルは、そのブロックから発生された動きベクトル、周辺ブロックから発生された複数のベクトル、及び最後にグローバル動きベクトルから、予め定められた優先順序で選択される。
【0051】
この動きベクトル選択器28は、又時間基準変更器14によって選択された2つのダウン・コンバートされた入力フレームを入力として受信する。これらの入力フレームは、動きベクトル(好ましくはシステム遅延補償器30で遅延して)を計算するのに使われたもので、動きベクトル選択器28は、出力フィールドのピクセル毎に1つの動きベクトルを含む出力を供給する。
【0052】
この動きベクトルは、動きベクトル削減器26によって供給されたそのブロックに対する4つの動きベクトルから選択される。この動きベクトル選択器28による動きベクトルの選択における不規則性は、動きベクトル後処理器36で取り除かれ、そこから、処理された動きベクトルが供給されて補間器38を制御する。補間器は、時間基準変更器で選択され、再びシステム遅延補償器30で適宜遅延されたダウン・コンバートされた入力フレームの中の適正な奇又は偶対も受信する。
【0053】
これらの動きベクトルを使って、補間器38は、2つのフレームの間のいかなる画像の動きも考慮に入れて、時間基準変更器によって選ばれた2つのダウン・コンバートされた入力フレームから1つの出力フィールドを補間する。
【0054】
2つのダウン・コンバートされた入力フレームは、その2つのフレームに関係する出力フィールドの時間位置に応じた相対的割合で結合される。従って、より大きな割合を持つ、より近い入力フレームが使われる。
【0055】
補間器38の出力40は、フレーム当たり625ライン、毎秒50フィールドを持つインタレースされたビデオ信号である。
【0056】
動きベクトル選択器28は、動きベクトル削減器によって、当該ピクセルを含むブロックに割り当てられた4つの動きベクトルから、その出力フィールドにおける各ピクセルに対する1つの動きベクトルを選択する。
【0057】
これを達成するには、動きベクトル選択器28は、これら4つの動きベクトルの中のどれが出力ピクセルの画像の動きに最も良く近似しているかを決定するために、各出力ピクセルと関連した4つの動きベクトルの各々をテストする。
【0058】
このテストを遂行する方法は図2に示す。
図2は、出力フィールド52における出力ピクセル50と関連する2つの動きベクトル(ベクトル1及びベクトル2)を示す。
【0059】
図を明確にするため、出力ピクセル50と関連する他の2つの動きベクトル(そのうち1つはゼロ動きベクトル)は示されていない。
【0060】
出力ピクセル50と関連した1つの動きベクトル(例えば、ベクトル1)をテストするためには、それらの入力フレームから出力フィールド52が補間されるべき入力フレームにおけるそれぞれのピクセル54を指向するように、そのベクトルを外挿する。
【0061】
そこで、入力フレームのピクセル54を取り囲むピクセルのそれぞれのブロックの間の相関度が計算される。
【0062】
テスト中の動きベクトルによって指向されたピクセル54を囲むピクセルのブロックがそれ等それぞれの入力フレーム内に在るとき、ブロック間の相関度は、2つのブロックの対応位置にあるピクセル対間の絶対輝度差を計算することによって計算される。
【0063】
これらの絶対輝度差値は加算されて、テスト中動きベクトルと関連する絶対輝度差の和(SAD)を作る。
SADの値が高いと云うことは、その動きベクトルによって指向されたピクセルを囲む入力フレームのブロック間の相関度が低いことを示している。
【0064】
また、SADの値が低いと云うことは、それらのブロックの間の相関度が高いことを示している。このテストは、動きベクトル削減器26によって動きベクトル選択器28に供給された4つの動きベクトルのそれぞれに対して行われる。
【0065】
そのテストからの低SAD値を持つ動きベクトルが、動きベクトル選択器28によって選択され、出力ピクセル50の補間に使われる。もし両方のピクセル54がそれ等のそれぞれに対応する入力フレームの内部にあるが、テスト・ブロックの1つ以上が入力フレームの外部に在るならば、上述の方法で発生したSAD値は、テスト中の動きベクトルによって指向されたエリア(領域)間の相関度の有効表示とはならない。
【0066】
何故ならば、SAD値を発生するのに使われたピクセルの幾つかは入力フレームの実画像エリアの外部にあるからである。これらは、入力フレームのブランキング・エリアのピクセルか、又は単にそれらのピクセルのアドレスが有効でないと云う理由で発生したスプリアス値である可能性がある。
【0067】
この問題に対する解決策(前に提案された画像処理装置に使われたような)には、こうした環境下の出力ピクセルに対して、ゼロ動きベクトルを割り当てることであろう。
【0068】
しかしながら、以下に述べる実施例では、もっと満足のいく解決策が用いられている。
【0069】
図3は動きベクトル選択器28の一実施例を示す。この動きベクトル選択器28は、入力として、その入力フレームから現在出力フィールドが補間されるべき2つの入力フレームの各々の少なくとも関係部分を受信する。
【0070】
これらの部分は、対応する画像セグメント蓄積器60に蓄積される。この動きベクトル選択器28は、出力フィールドのピクセルの各ブロックと対応する数組みの動きベクトルも受信する。そして、これらはマップ蓄積器62に蓄積される。
【0071】
動作について説明すると、基準読出しアドレス発生器64は出力フィールドの各ピクセルのアドレスを順番に発生する。このアドレスは、そのピクセルを含む出力フィールドのブロックに割り当てられた4つの動きベクトルと共に、アドレス・シフター66に供給される。アドレス・シフター66は、4つの動きベクトルの各々に対して順番に、2つの入力フレームの各々におけるその動きベクトルによって指向されるピクセルのピクセル・アドレスを計算する。
【0072】
このピクセル・アドレスは、各入力フレームに対する対応した位置検出器68に送られる。
各位置検出器68は、テスト中の動きベクトルによって指向されるピクセルのアドレスが対応入力フレーム外部にあるか、或いは入力フレームの端に近くてそのピクセルを囲む1ブロックのピクセルが部分的に入力フレームの外部になってしまうかを検出する。
【0073】
もし位置検出器が、テスト中の動きベクトルにより指向されるピクセルが外部にあると決定したら、ORゲート70に「領域外」信号を送る。
【0074】
このORゲートは、両位置検出器68から領域外信号を受信し、論理OR動作を遂行し、テスト中の動きベクトルによって指向されるピクセルのどちらか一方がその対応する入力フレームの外部にあれば、領域外信号72を発生する。しかしながら、もし位置検出器が、テスト中の動きベクトルによって指向されたピクセルが対応する入力フレームの外部にはないが、その入力フレームの端部に非常に近い所にあるため、そのピクセルを囲む複数のピクセルから成る1テスト・ブロックが部分的に入力フレームの外部にかかることを検出したならば、この位置検出器は1つ以上のマスク信号を発生する。この信号についてはあとで説明する。
【0075】
アドレス・シフター66により発生されたピクセル・アドレスは、位置検出器68を経て対応する画像セグメント蓄積器60に送られる。この蓄積器60は、出力として、テスト中の動きベクトルによって指向されたピクセルを中心とした5×5ピクセルのブロックを供給する。
【0076】
この実施例においては、これらのブロックは、そのブロックのピクセルの1以上の行又は列が対応する入力画像の外部に在るか否かにかかわらず全部供給される。
【0077】
対応する画像セグメント蓄積器60からの2ブロックのピクセルは、さらに処理するために、ブロック突き合わせ器74に供給される。
【0078】
ブロック突き合わせ器74においては、その2ピクセル・ブロックにおける対応位置にあるピクセルの輝度値が比較され、絶対差値(そのブロックの各ピクセル位置に対して1つの値)のアレイが発生され、マスク装置76に送られる。
【0079】
マスク装置76は、選択的に動作して、絶対差値のアレイにおける1以上の行及び(又は)1以上の列の値をゼロにセットする。
【0080】
どの行及びどの列をゼロに設定するかの選択は、位置検出器68によって行われるから、入力フレームの一方又は両方の外部に在るピクセルから発生された絶対差値のどの行又は列でもゼロにセットされる。
【0081】
複数の行又は列が選択的にマスクされた後、25の絶対差値(その中の幾つかはゼロにセットされているかもしれない)は、合計されてSAD値となり、正規化装置78に送られる。
【0082】
正規化装置78は、現在の出力ピクセルに対応する4つの異なる動きベクトルに対して発生されるSAD値を類似項について比較するために必要である。
【0083】
正規化装置78は、マスク装置76に送られた絶対差のアレイにおいてどれだけ多くのピクセル位置がゼロにセットされたかを決定することによって動作し、マスク装置76によって出力されるSAD値に次の値に等しい正規化係数を実効的に乗算する。
【0084】
【0085】
正規化の後、正規化されたSAD値は蓄積及び比較装置80に送られる。この装置80は、ORゲート70で発生された領域外信号72も受信する。
【0086】
4つの可能な動きベクトルの中の第1のものが特定の出力ピクセルに対しテストされているとき、蓄積及び比較装置80は、そのベクトルに対応した正規化されたSAD値を、そのベクトルを識別するベクトル番号と共に単純に蓄積する。
【0087】
この4つの動きベクトルの中の後続のベクトルがテストされるとき、蓄積及び比較装置に送られた正規化されたSAD値はそこに既に蓄積されているSAD値と比較され、比較された2つの値の中の高い方が捨てられる。各段の動作で捨てられなかったSAD値に対応するベクトル番号が、そのSAD値と共に蓄積される。
【0088】
もし、蓄積及び比較装置80がテスト中の動きベクトルのどれかに対応する領域外信号72を受信すれば、その動きベクトルは蓄積及び比較装置80内で自動的に捨てられる。
【0089】
従って、各出力ピクセルに対してテストされる4つの動きベクトルの中の1つがゼロ動きベクトルであるから、結果として領域外信号72にならない動きベクトルが常に少なくとも1個はあると云うことに注意されたい。
【0090】
蓄積及び比較装置80で遂行された比較及び廃棄処理は、次のことを意味する。第4番目の動きベクトルがテストされ終わるまで、蓄積及び比較装置に維持された動きベクトル番号は、その動きベクトルによって指向された入力フレームのブロックから発生した正規化SAD値が最低となるような動きベクトルに対応している。従って、それらのブロック間の相関度は最も高いことを示す。
【0091】
このテスト処理の終わりには、その出力ピクセルに適したベクトル番号が、蓄積及び比較装置80によって出力82上に供給される。
【0092】
図4は、位置検出器68、マスク装置76及び正規化装置78の動作を示す5つの例(a)〜(e)を図解したものである。各例において、各入力フレーム(入力フレーム1及び入力フレーム2)についてテスト中の動きベクトルによって指向されたピクセルを中心とする5×5ピクセルのブロックが示されている。
【0093】
テスト中の動きベクトルによって指向された実際のピクセルは、それらブロックの中央位置に「X」で示されている。そして、対応する入力フレームの境界は、全ブロックにわたり太線で示してある。
【0094】
複数のブロックは5行R0 〜R4 に並べられていて、5つの列はC0 〜C4 で示されている。それぞれの入力フレームの外部に出ているブロックのピクセルは、破線で示されている。
【0095】
第1の例、すなわち、図4に示された例(a)の各テスト・ブロックにおける最上行R0 は対応する入力フレームの外部にある。
【0096】
これは、位置検出器68によって検出され、マスク装置76に、行R0 のピクセルを使って計算された絶対差値全部をゼロにセットするように指令する。
【0097】
しかしながら、位置(C0 ,R1 )〜(C4 ,R4 )にあるピクセル対を使って20個の使用可能な絶対差値しか計算されない。
従って、これら20個の絶対差値は、その合計に25/20を掛けることによって正規化される。
【0098】
第2の例(b)において、入力フレーム1のテスト・ブロックの全ピクセルはその入力フレーム内に在るが、入力フレーム2のテスト・ブロックがその入力フレームの角に重複しているのでそのテスト・ブロックの行R0 及び1つの列C4 は入力フレーム2の外部に在る。
【0099】
入力フレーム1に対する位置検出器68はいかなるマスク信号も発生しないが、入力フレーム2に対する位置検出器68は、行R0 及び列C4 はマスクするべきであることを示す信号を発生する。
【0100】
マスク装置76でこのマスク動作が遂行された後、テスト・ブロックの可能な25個のピクセル対の中から16個がSAD値を発生するのに使われてきたので、正規化係数として25/16が適用される。
【0101】
例(c)においては、テスト中の動きベクトルによって指向された入力フレーム1の実際のピクセルは、その入力フレームの外部にある。
【0102】
入力フレームに対して位置検出器によって、領域外信号が発生され、その結果、ORゲート70の出力に領域外信号72を生じる。
【0103】
こうして、その動きベクトルに対して発生されたSAD値が、上述したように、蓄積及び比較装置80で自動的に捨てられる。それ故、いかなる正規化もあてはまらない。
【0104】
例(d)における入力フレーム1のテスト・ブロックではピクセルの1つの行R0 と1つの列C4 がその入力フレームの外部にあり、入力フレーム2のテスト・ブロックはピクセルの2つの行(R0 とR1 )がその入力フレームの外部に在る。
【0105】
上述のとおり、マスク装置76はピクセルのどちらか一方又は両方のテスト・ブロックの外に在る行と列をマスクするように動作するから、行R0 及びR1 及び列C4 にマスクが適用される。このマスク動作により、その動きベクトルに対するSAD値を発生するのに使う12個のピクセル位置が残される。
【0106】
最後に、例(e)はマスク動作の極端な場合を示し、ピクセル位置の2つの行(R0 とR1 )及び2つの列(C3 とC4 )がマスク装置76によってマスクされる。
【0107】
これによって、SADを発生するのに使う9個のピクセル位置が残されるので、正規化係数はこの場合は25/9である。
【0108】
図5は位置検出器68の1つの動作を示す図である。位置検出器68は入力としてアドレス・シフター66からのシフトされたアドレスを受信し、複数の出力を供給する。即ち、領域外信号(ORゲート70);マスク信号(マスク装置76へ);(不変更)シフト・アドレス(それぞれの画像セグメント蓄積器60へ)である。
【0109】
位置検出器68へのシフトされたアドレスは、まず、行/列復号器90に供給され、問題のピクセルの列アドレスから行アドレスを分離する。(もし、アドレス・シフター66によって供給されたシフトされたアドレスが、行及び列位置がすでに分離されたフォーマットになっていれば、行/列復号器は不用である。この列アドレスは2つの減算器92及び93に供給される。そのうちの一つ(減算器93)は、列アドレスから、入力フレームの第1の列の列アドレスに等しい値を減算し、他の一つ(減算器92)は、列アドレスから、その入力フレームの最後の列の列アドレスに等しい値を減算する。
【0110】
減算器92及び93のそれぞれの出力は複数の比較器96に供給される。特に、減算器92(その中で、入力フレームの最後の列のアドレスが現在のピクセルの列アドレスから減算される)の出力上で遂行されるテストは次のとおりである:もし、その値が正ならば、現在ピクセルの列アドレスは、入力フレームの最後の列のアドレスよりも大きいから、「領域外」信号が発生される;
【0111】
もし、その値がゼロであれば、現在のピクセルは入力フレームの最後の列にあるから、テスト・ブロックの右手列(C3 とC4 )は入力フレームの外部に在りマスクされるべきである;そして、
【0112】
もし、その値が−1に等しければ、その現在ピクセルは入力フレームの罰列にあるから、そのテスト・ブロックの最右端列(C4 )はマスクされるべきである。
【0113】
同様にして、減算器93(その中で、入力フレームの第1列のアドレスが現在ピクセルの列アドレスから減算される)によって発生された出力値は次のようにテストされる:
【0114】
もし、その値が負であれば、シフトされたアドレスは入力フレームの外部に在るから、領域外信号が発生される;
【0115】
もし、その値がゼロならば、現在ピクセルは入力フレームの第1列に在る;このことはテスト・ブロックの2つの左手列が入力フレームの外部にあり、マスクされるべきであることを意味する;そして、もし、その値が1に等しければ、その現在ピクセルは入力フレームの第2列に在り;このことはテスト・ブロック(C0 )の最左端列が入力フレームの外にあり、マスクされるべきであることを意味している。
【0116】
減算器94及び95によって、行アドレスに対しても同様のテストが適用される。これらのテストは下記に集約される。
【0117】
【0118】
図6は、ブロック突き合わせ器74及びマスク装置76の動作を図解している。図6に示された装置は、25個の個別エレメント100を含み、各々が入力フレーム1及び入力フレーム2の対応位置にあるピクセルの輝度値を受信し、加算器(図示せず)に出力を供給し、25個のエレメント100で与えられた全出力を合計する。
【0119】
位置検出器68からのマスク信号は、対応する供給ライン102に供給され、各々、2位置検出器68からのマスク信号の論理和結合に応答する。
【0120】
換言すると、もし位置検出器68の一方又は両方が、特定の行又は列をマスクすべきだと示していれば、その行又は列の供給ライン102上にマスク信号が現れる。
【0121】
個々のエレメント100の各々は減算器104を含み、それが入力フレーム1及び入力フレーム2の対応位置にあるピクセルに対する輝度値を受信する。
【0122】
減算器104の出力は、係数(モジュラス)発生器106に供給され、減算器104の出力の正の大きさに等しい出力を供給する。
【0123】
係数発生器106の出力は、減算器104に供給される2つのピクセルの間の輝度差の絶対値に等しく、クリア装置108に供給される。クリア装置は、そのエレメント100に供給されるピクセルの行及び列位置に相当する供給ライン上のマスク信号に応答し、もし、一方又は両方のマスク信号が、対応する行又は列がマスクされるべきであることを示すように設定されていれば、加算器に送る出力をゼロにするように動作する。
【0124】
図7,8及び9は正規化装置78の3つの例を図解している。
図7において、位置検出器68から供給されるマスク信号は、プログラマブル・リードオンリー・メモリ(PROM)110への入力として使われる。
【0125】
これらのアドレス入力は、マスク装置76によって行R0 ,R1 ,R3 及び/又はR4 がマスクされてきたかどうか、及び列C0 ,C1 ,C3 及び/又はC4 がマスクされてきたかを示す。
【0126】
行R2 及び列C2 は、もしその行又はその列が対応する入力フレームの外に在れば領域外信号を発生するので、決してマスクされることはない。
【0127】
複数の列マスク信号と複数の行マスク信号の各結合に対して、PROM110は、マスク装置でSAD値出力に適用されるべき正規化係数を表わすデータ出力112を供給する。
【0128】
データ出力112は乗算器114に供給され、そこで、SADは適正なスケール係数を乗じて、出力116に正規化されたSADを作り出す。
【0129】
正規化装置78の第2の同様な実施例が図8に示されている。そこでは、2つのPROM118及び120が使われている。
【0130】
PROM118は、アドレス入力として、行マスク信号を受信し、行方向に正規化を行なうための正規化係数を表わすデータ出力122を供給し、それが乗算器124によってSADに適用される。そうして、PROM120はアドレス入力として列マスク信号を受信し、出力116上に正規化されたSADを作るため乗算器128によってSADに適用されるデータ出力126を発生する。
【0131】
行及び列正規化は図8に示すように順番に行われると説明するのが正直な説明である。例えば、ピクセルの1行及び1列がマスクされていれば、そのことは、SAD値が16個のピクセル位置から計算され、正規化係数は25/16であることを意味している。
【0132】
5行の中の4行が使われているので、正規化係数5/4が乗算器124で乗算される。同様にして、5列の中の4列が使われているので、正規化係数5/4が乗算器128で乗算される。
【0133】
これら2つの乗算器は直列に動作し、従って、適用される全正規化係数は5/4×5/4=25/16である。
【0134】
正規化装置78のさらに他の実施例が図9に示されている。図において、行マスク信号、列マスク信号及びSADはアドレス入力として全て単一PROM130に印加される。
【0135】
行マスク信号、列マスク信号及びSADの各結合に対しては、PROM130がデータ出力116上に正規化されたSAD値を作る。
【0136】
これまで説明した実施例は、それぞれの入力フレームの外部に在るピクセルから導出したそれら絶対輝度差値をマスクすることを含んでいた。下記に説明する実施例は、同様の基本的考えに基いている。即ち、テストに供されている動きベクトルによって指向されるテスト・ブロックの間の相関を表わす絶対輝度差の合計を発生するのに使われた絶対差値が、それぞれの入力フレームの内部に在るピクセルのみを使って発生される。
【0137】
しかし、図10〜13を参照して下記に説明する実施例においては、この基本的考えが少し違った方法で適用されている。そこでは、対応する入力フレーム内部に存在するテスト・ブロックのピクセルは、その入力フレームの外部に存在するテスト・ブロックのピクセルを置き替えるために再び使われる。
【0138】
テスト下の動きベクトルによって指向された実際のピクセルがその入力フレームの内部に在ると仮定して、ブロック突き合わせ処理は正常に進めることができる。
【0139】
図10は図1の装置を部分変更したものを示す。これによれば、常時或る入力フレームの外部に存在するピクセルをその入力フレームの内部に在るピクセルによって置換することができる。図10の装置の効果は図11に例示してある。
図10の装置は図1の装置の或る位置(例えば時間基準変更器14)に挿入するのに適しているので、そのデータが動きベクトル選択器28に供給される前にそれが入力フレームデータ上で動作する。
【0140】
この装置は、1対のフレーム蓄積器(フレーム蓄積器A140及びフレーム蓄積器B142)を含み、どのフレーム蓄積器入力データが書き込まれるかを制御する入力スイッチ144、どのフレーム蓄積出力データが読み出されるかを制御する出力スイッチ146、及び各フレーム蓄積器において、入力データが書き込まれ、出力データが読み出されるアドレスを制御するアドレス発生器148を含む。
【0141】
入力スイッチ144及び出力スイッチ146は、リンクされて、入力データはフレーム蓄積器A140に書き込まれ、同時に、出力データはフレーム蓄積器B142から読み出され、この逆も行なわれるようになっている。
【0142】
フレーム蓄積器140及び142の各々は、1フレーム分のピクセル(この実施例では)960×576を保持するのに充分なだけ大きい。
【0143】
各入力フレームに対して、入力データは、アドレス発生器148の制御の下に入力スイッチ144によって選択されたフレーム蓄積器に書き込まれる。
【0144】
アドレス発生器148の制御の下に入力データがフレーム蓄積器の1つ(例えばフレーム蓄積器A140)に書き込まれている間に、出力データはフレーム蓄積器の他方(この場合、フレーム蓄積器B142)から読み出される。
【0145】
この出力データは、964×580ピクセルを含み、各行及び各列の初めと終わりに特別につけた2つのピクセルを表わしている。これら特別につけたピクセルは入力フレームの最外端の近隣ピクセルを単純に複製したものである。
【0146】
このことは、図11を参照すればわかるとおり、図10の装置に供給された入力データの広がり、及び図10の装置によって作られた出力データの広がりを示している。
【0147】
図11において、最初の2行のピクセルは、その入力データのピクセルの最上行の単純な複製である。同様にして、図11に示された出力データにおけるピクセルの最初の2列はその入力データのピクセルの最初の列の複製である。
【0148】
このようにして、入力データのピクセルを複製することにより入力データよりも多い行と列のピクセルを含む出力データが発生される。
【0149】
この複製は、アドレス発生器148によって制御されるので、例えば、出力データにおけるピクセルの第1行が読み出され(図11の出力データの最上行)たとき、アドレス発生器が入力データの最上行左ピクセルを3回アドレス指定し、それから3回繰り返される最上行右ピクセル(番号959,0)になるまで、入力データの最上行に沿って続け、各ピクセルを1度読む。
【0150】
このアドレス順序は、図11の出力データの最初の3行は同じものであるから、実際には3回発生される。その後、アドレス発生器は、特定行の最左端ピクセルを3回アドレス指定し、それから、その行に沿って続行し、各ピクセルを1度読み、最右端ピクセルに至り、そこが再び3回アドレス指定される。
【0151】
図10に示された装置の効果は、所要の出力フィールドよりも事実上大きい入力フレームを発生することにあり、従って、その中心が(拡大されていない)入力フレーム内にある5×5ピクセルのテスト・ブロックは、その(拡大された)入力フレームの外部には存在しない。
【0152】
図12は、図10の装置によって発生された拡大入力フレームで使う動きベクトル選択器を示す。図12の動きベクトル選択器は図3に示したものと類似しており、アドレス・シフター66が、基準読み取りアドレス発生器64によって供給される出力ピクセル・アドレスと、マップ蓄積器62によって供給される動きベクトル値に応答してシフトされたアドレスを発生する。
【0153】
入力フレーム1と入力フレーム2に対するシフトされたアドレスがそれぞれの位置検出器150に供給され、この位置検出器が図3の位置検出器68と類似の仕方で動作するが、テスト下の動きベクトル(即ち、各テスト・ブロックの中央ピクセル)によって指向されたピクセルが拡大前の入力フレームの広がりの外部に存在するか否かを検出することを必要とするだけである。
【0154】
もしそうだとすると、ORゲート70に信号が供給され、領域外信号72を発生し、蓄積及び比較装置80にテスト中の動きベクトルを捨てるように指令する。
【0155】
テスト中の動きベクトルによって指向されたピクセルがその対応する入力フレーム(拡大前)の外部になければ、そのシフトされたアドレスは対応する画像セグメント蓄積器60に供給され、それが、テスト中の動きベクトルによって指向されたピクセル上に中心を持つ5×5ピクセルの1ブロックをブロック突き合わせ器74に出力する。
【0156】
ブロック突き合わせ器74はSAD値を発生し、前のように、蓄積及び比較装置80に送る。図10の装置によって発生した拡大入力フレームを使えば、次のことが保障される。すなわち、テスト下の動きベクトルによって指向された中央ピクセルが原寸入力フレーム内に存在すれば、テスト・ブロックは全部拡大入力フレーム内部に在るであろう。従って、全5×5ブロック突き合わせが遂行され正規化もマスクも要しない。
【0157】
図13は、動きベクトル選択器の他の実施例を示す、同図の装置においては、動きベクトル選択器に供給される前に入力データを拡大する必要なしに図10の装置と同じ効果が得られる。
【0158】
図13に示された動きベクトル選択器の基本動作は上に説明したものと類似している。しかしながら、シフトされたアドレスがアドレス・シフター66から位置検出器152に供給される時、図3に示した位置検出器68と類似の仕方で2つのチェックが行なわれる。
【0159】
前と同様に、テスト中の動きベクトルによって指向されたピクセルが、それに対応する入力フレームの外部に存在するかどうかを知るためにチェックが行なわれる。その場合、領域外信号72を発生することができ、蓄積及び比較装置80に送られるために、ORゲート70に或る信号が送られる。
【0160】
同様にして、テスト中の動きベクトルによって指向されたピクセルが入力フレームの所又はその近傍にあるかどうかに関してチェックがなされる。
【0161】
この場合には、或る信号が対応する画像セグメント蓄積器160に送られ、その蓄積器に読み取りアドレスを発生するように命じ、入力フレームの外部に在るテスト・ブロックの行又は列にあるピクセルが、図11に示されたような方法で入力フレームの端部にあるピクセルによって置換されるようにする。
【0162】
従って、2つの画像セグメント蓄積器から供給されたテスト・ブロックは、5×5の使用可能ピクセルを含むから、前述と同様にして、正規化する必要なしに全ブロックの突き合わせが遂行できる。
【0163】
【発明の効果】
本発明の動き補償画像処理方法及び装置によれば、動きベクトルの選択を効率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】動き補償テレビジョン標準変換装置を示すブロック図である。
【図2】動きベクトル選択器の動作を示す図である。
【図3】動きベクトル選択器の一実施例のブロック図である。
【図4】(a)〜(e)は位置検出器及びマスク装置の動作を示す5つの例を示す図である。
【図5】位置検出器のブロック図である。
【図6】ブロック突き合わせ器の一部とマスク装置を示す図である。
【図7】正規化装置の一実施例を示す図である。
【図8】正規化装置の一実施例を示す図である。
【図9】正規化装置の一実施例を示す図である。
【図10】図1の装置の変形を示す図であり、常時入力フレームの外部に在るピクセルがフレーム内部からのピクセルによって取り替えられるようになっている。
【図11】入力画像についての図10の装置の効果を示す図である。
【図12】図10の装置と一緒に使う動きベクトル選択器のブロック図である。
【図13】動きベクトル選択器の他の例を示す図である。
【符号の説明】
60 画像セグメント蓄積器
62 マップ蓄積器
64 基準読み出しアドレス発生器
66 アドレス・シフター
68 位置検出器
74 ブロック突き合わせ器
76 マスク装置
78 正規化装置
80 蓄積及び比較器
Claims (4)
- 動き補償補間によって出力画像を導出するための1対の入力画像の間の画像の動きを表すために動きベクトルを発生する動き補償画像処理方法であって、
当該出力画像の各ピクセルに対する動きベクトルを発生するステップと、
該出力画像の1つの出力ピクセルに関連した複数の動きベクトルの各々をテストするステップであって、
(i)テストされている動きベクトルによって指定された一対の入力画像の複数のテスト・ブロックのそれぞれが部分的にそれぞれの入力画像の外部にあるかどうかを決定するステップと、
(ii)上記複数のテスト・ブロックの一方又は両方が、部分的にその対応する入力画像の外部にあれば、それぞれの入力画像の内部に在る部分のテスト・ブロックのピクセルからテスト・ブロック全体に相当する相関度を擬似的に発生する相関テストであり、当該テスト・ブロックの対応する位置にあるピクセル対の間の絶対輝度差を検出し、該絶対輝度差を合計して絶対差の合計(SAD)値を発生し、その発生したSAD値に、該SAD値を計算するために使われたピクセル対の数に対する各テスト・ブロックのピクセルの数の割合に依存したスケールファクタを乗算する第1の相関テストを行うことにより、それらのテスト・ブロック間の相関度を検出するステップと、
(iii)上記複数のテスト・ブロックの両方が全部それぞれの入力画像の内部に在れば、それらのテスト・ブロックについて、当該テスト・ブロックの対応する位置にあるピクセル対の間の絶対輝度差を検出し、該絶対輝度差を合計し、絶対差の合計(SAD)値を発生して、第2相関テストを行うことにより、それらのテスト・ブロック間の相関度を検出するステップとから成るステップと、
上記複数の動きベクトルから、その動きベクトルによって指定されたテスト・ブロックの間で最も高い相関度を持つ1つの動きベクトルを選択する選択ステップと
を含む画像処理方法。 - 請求項1に記載の方法において、
上記第1の相関テストを行うステップが、
それぞれの入力画像に対して部分的に外部に在るテスト・ブロックについては、ピクセルを、入力画像の内部のテスト・ブロックの部分から該入力画像の外部に在るテスト・ブロックのピクセル位置へ置換するステップと、
複数のテスト・ブロックの中の対応する位置にあるピクセル対の間の絶対輝度差を検出するステップと、
その絶対輝度差を合計して、絶対差の合計(SAD)値を発生するステップとから成る画像処理方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の方法において、
上記選択ステップが、もし、上記複数のテスト・ブロックの一方又は両方における、テストされている動きベクトルで指向される実際のピクセルがそれに対応する入力画像の外部にあれば、その動きベクトルに対して発生されたSAD値を捨てるステップから成る画像処理方法。 - 動き補償補間によって出力画像を導出するための1対の入力画像の間の画像の動きを表すために動きベクトルを発生するようになった動き補償画像処理装置であって、
当該出力画像の各ピクセルに対する動きベクトルを発生する手段と、
該出力画像の1つの出力ピクセルに関連した複数の動きベクトルの各々をテストする手段であって、
(i)テストされている動きベクトルによって指定された一対の入力画像の複数のテスト・ブロックのそれぞれが部分的にそれらのそれぞれの入力画像の外部にあるかどうかを決定する手段と、
(ii)上記複数のテスト・ブロックの一方又は両方が、部分的にその対応する入力画像の外部にあれば、それぞれの入力画像の内部に在る部分のテスト・ブロックのピクセルからテスト・ブロック全体に相当する相関度を擬似的に発生する相関テストであり、当該テスト・ブロックの対応する位置にあるピクセル対の間の絶対輝度差を検出し、該絶対輝度差を合計して絶対差の合計(SAD)値を発生し、その発生したSAD値に、該SAD値を計算するために使われたピクセル対の数に対する各テスト・ブロックのピクセルの数の割合に依存したスケールファクタを乗算する第1の相関テストを行うことにより、それらのテスト・ブロック間の相関度を検出する手段と、
(iii)上記複数のテスト・ブロックの両方が全部それぞれの入力画像の内部に在れば、それらのテスト・ブロックについて、当該テスト・ブロックの対応する位置にあるピクセル対の間の絶対輝度差を検出し、該絶対輝度差を合計し、絶対差の合計(SAD)値を発生して、第2相関テストを行うことにより、それらのテスト・ブロック間の相関度を検出する手段とから成る動きベクトルをテストする手段と、
上記複数の動きベクトルから、その動きベクトルによって指定されたテスト・ブロックの間で最も高い相関度を持つ1つの動きベクトルを選択する手段と
を含む画像処理装置。
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