JP3617925B2 - ステレオ動画像用符号化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はステレオ動画像用符号化装置に関し、特に、一方のチャンネルに動き補償を施して動きベクトルおよび予測誤差を伝送し、他方のチャンネルに動き補償と視差補償を施し、動きベクトル、視差ベクトルおよび予測誤差を伝送するステレオ動画像用符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のステレオ動画像の符号化装置の一例を、図9のブロック図を参照して説明する。ステレオ動画像符号化装置は左右のチャンネルの動画像を符号化する二つの符号化装置から構成されている。
【0003】
左チャンネル(または、基本チャンネル)の符号化装置は、原画を記憶する原画フレームメモリ11と、予測誤差信号を生成する減算器12と、該減算器12から出力された予測誤差信号を直交変換、例えばDCT変換する直交変換部13と、直交変換されたデータを量子化する量子化部14と、該量子化されたデータを可変長符号化する可変長符号化部15を備えている。また、さらに、前記量子化部14で量子化されたデータを逆量子化する逆量子化部16と、逆直交変換部17と、加算器18と、再生画を一時的に記憶する再生画フレームメモリ19と、前記原画フレームメモリ11からの原画と前記再生画とで動き補償を行う動き補償部20と、予測画フレームメモリ21とを具備している。
【0004】
一方、右チャンネル(または、拡張チャンネル)の符号化装置は、予測モード選択部41および視差補償部43を除いて、前記左チャンネルの符号化装置の構成と同様の構成31〜40および42を具備している。なお、前記再生画フレームメモリ19からの再生画は視差補償部43に入力されるように構成されている。 上記の構成において、左チャンネルでは、通常の(動き補償+DCT)に基づく符号化が行われる。一方、右チャンネルでは、(動き補償または視差補償+DCT)に基づく符号化が行われる。すなわち、前記予測モード選択部41は動き補償部40と視差補償部43の両方のうちの予測誤差の小さい方を選択し、予測画フレームメモリ42に接続する。この動作以外は、左チャンネルと同様の動作が行われる。
【0005】
さて、上記した構成の従来のステレオ動画像用符号化装置においては、基本チャンネルにおいて、フレーム全体が動き補償非適用で符号化されるフレームを定期的に挿入することで、符号化されたフレームを復調する際のエラーの伝搬の防止が図られていた。例えば、図10に示されているように、基本チャンネルでは、動き補償適用で符号化される14枚のPフレーム(順方向予測符号化フレーム)に対して動き補償非適用で符号化される1枚のIフレーム(イントラ符号化フレーム)を挿入するようにしていた。一方、拡張チャンネルでは、基本チャンネルのIフレームから1枚のPフレームを作成し、これに続くフレームでは、基本チャンネルのPフレームと拡張チャンネルの1枚前のフレームとを参照する14枚のBフレーム(双方向予測符号化フレーム)を作成するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来技術においては、動き補償非適用で符号化されるフレームと、これに後続する動き補償適用で符号化されるフレームの画質を均等に保つのは困難であり、時間的に画質が大きく変動するという問題があった。すなわち、基本チャンネルでは、IフレームとPフレームでは画質に差があり、全フレームの画質を均等に保つことができないという問題があった。
【0007】
また、前記した基本チャンネルのIフレームを除く、基本および拡張チャンネルの各フレームは、前フレームあるいは同時刻の対応フレームを参照して符号化および復号化がされるので、回線異常等の原因で、基本チャンネルの一つのフレームが受信側で正常に受信されないと、受信側はそれ以降に受信した画像データを基本チャンネルの次のIフレームが受信されるまで正常な画像に復調することができず、基本および拡張チャンネルの画像が質の劣化した画像になってしまうという問題があった。すなわち、フレーム全体のエラー伝搬が継続してしまうという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、前記した従来技術の問題点を除去し、時間的な画質変動を抑えながら、フレーム全体のエラー伝搬を低減できるステレオ動画像用符号化装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、この発明は、一方のチャンネルを基本チャンネルとして動き補償符号化を適用し、他方のチャンネルを拡張チャンネルとして動き補償符号化および視差補償符号化を併用するステレオ動画像用符号化装置において、前記基本および拡張の両チャンネルに対し、画像のフレーム毎に、符号化時に過去の画像を参照しない動き補償非適用領域を一定の面積で割当て、該領域の割当て位置を前記フレーム毎に隣接領域に移動させる手段を具備し、前記拡張チャンネルのフレームに割り当てられた動き補償非適用領域においては、予測単位であるマクロブロック毎に、視差補償符号化およびフレーム内符号化のうちのいずれかを適用するようにし、該視差補償符号化における視差検出範囲に関して、視差検出参照領域が基本チャンネル内の対応する動き補償非適用領域と、直前のフレームにおいて動き補償非適用とされた領域の合併領域を超えないように制限するようにした点に特徴がある。
【0010】
この特徴によれば、各フレームに、常に一定面積の動き補償非適用領域が存在することになり、各フレーム間の画質が平均化され、画質差が低減されると共に、一時的な回線障害等で生じたエラーからの回復がエラー受信直後のフレームから段階的にできるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態の基本チャンネルの概略の構成を示すブロック図であり、図2は拡張チャンネルの概略の構成を示すブロック図である。なお、図において、図9と同じ符号は同一または同等物を示し、説明を省略する。
【0012】
図1の特徴は、マクロブロックデータ読出部22とリフレッシュ判定器23とからなる動き補償非適用・適用制御部24を設けた点にある。また、図2の特徴は、マクロブロックデータ読出部44とリフレッシュ判定器45とからなる動き補償非適用・適用制御部46を設けた点にある。
【0013】
次に、本実施形態の動作を、図3および図4を参照して説明する。図3の横方向は時間t(=0,1,2,…)を示し、縦方向は画像(フレーム)の垂直方向(v)のマクロブロック(MB)ラインを示す。図中の○は動き補償を適用した基本チャンネルの1MBライン領域、●は動き補償を適用しない基本チャンネルの1MBライン領域、△は動き補償を適用した拡張チャンネルの1MBライン領域、△の塗りつぶしは動き補償を適用しない拡張チャンネルの1MBライン領域を示し、また斜線領域は拡張チャンネルから基本チャンネルに向う視差検出エリアを示す。また、図4の横方向は時間t(=0,1,2,…)を示し、基本および拡張の各チャンネルにおいて、各時間に対応するフレームが参照する領域を説明するものである。
【0014】
図1において、基本チャンネルの入力画像(左)が原画フレームメモリ11に格納されると、マクロブロックデータ読出部22はMBデータをフレームの左上から水平方向に順次読み出すと共に、MBの垂直位置のデータvをリフレッシュ判定器23に提供する。リフレッシュ判定器23は該読み出されたMBデータを動き補償部20に送ると共に、該MBが動き補償非適用領域上にあるか否かを判断する。リフレッシュ判定器23は、例えば、図4のt=0では、1フレーム全部に対して動き補償非適用領域上にあると判断し、予測画フレームメモリ21に輝度および色差レベルの中央値a(一般に輝度および色差レベルは0〜255であるので、128)を強制的に設定する。これにより、図1の符号化器はイントラ符号化(I)を行う。
【0015】
次に、t=1になると、リフレッシュ判定器23は、図3、図4に示されているように、前記MBの垂直位置のデータvに基づいて、フレームの一番上の2本のMBラインが動き補償非適用領域上にあると判断し、また残りのMBラインに対しては動き補償適用領域上にあると判断する。そして、該2本のMBラインに対しては動き補償を適用せずに符号化し、一方、前記残りのMBラインに対しては動き補償を適用して符号化する。便宜的に、動き補償を適用しない符号化をN符号化と呼び、動き補償を適用する符号化をM符号化と呼び、また図4中のNおよびMは前記と同じことを意味するものとする。
【0016】
次に、t=2になると、リフレッシュ判定器23は、次の2本のMBラインが動き補償非適用領域上にあると判断してこれらに対してN符号化を行い、残りのMBラインに対しては動き補償適用領域上にあると判断してM符号化を行う。以下、順次前記と同様の判断をし、該判断により決定される符号化をする。
【0017】
上記の動作が進み、フレームの一番下の2本のMBラインが動き補償非適用領域上にあると判断され、残りのMBラインに対しては動き補償適用領域上にあると判断されて、前記フレームの一番下の2本のMBラインに対してはN符号化が行われ、前記残りのMBラインに対してはM符号化が行われると、1サイクルの処理が終り、再度図4のt=1に戻り、前記した動作が繰返される。
【0018】
基本チャンネルの1個のフレームの符号化動作の詳細を、図5のフローチャートにより説明する。ステップS1では、ある置数iが0と置かれる。ステップS2では、前記原画フレームメモリ11に記憶されたフレームデータの中の、左上からi番目のMBデータが読み出される。ステップS3では、該i番目のMBが動き補償非適用領域上か否かの判断がなされる。この判断が否定の時にはステップS4に進んで、当該MBについて動きベクトルが検出される。ステップS5では、符号化モードが決定される。ステップS6では、前記予測画フレームメモリ21に該符号化モードに対応するデータが格納される。
【0019】
一方、前記ステップS3の判断が肯定であると判断された時には、ステップS4、S5をスキップして、ステップS6に進む。この時、本実施形態では、前記輝度および色差レベルの中央値aが予測画フレームメモリ21に書き込まれる。ステップS7に進むと、i=X−1になったか否かの判断がなされる。ここに、Xは1フレームのMBの個数である。該ステップS7の判断が否定の時にはステップS8に進んで、iに1が加算される。そして、ステップS2に戻って、前記したのと同様の動作が繰返される。この動作の結果、ステップS7の判断が肯定になると、基本チャンネルの1フレームの符号化の動作は終了する。
【0020】
次に、図2の拡張チャンネルの動作を、図3、図4を参照して説明する。拡張チャンネルの入力画像(右)が図2の原画フレームメモリ31に格納されると、マクロブロックデータ読出部44はMBデータをフレームの左上から水平方向に順次読み出し、視差補償部43とリフレッシュ判定器45に供給すると共に、MBの垂直位置のデータvをリフレッシュ判定器45に提供する。
【0021】
拡張チャンネルのt=0のフレームは、同時刻の対応する基本チャンネルのフレームがI符号化されているので、これを参照して片方向符号化(P)を行う。次に、t=1になると、リフレッシュ判定器45は該提供されたデータvに基づいて、MBが動き補償非適用領域上にあるか否かの判断をする。そして、この判断が肯定になると、視差補償部43のみを用いて符号化する。以下、該視差補償部43のみを用いてする符号化をN´符号化と呼ぶ。一方、前記判断が否定になると、前記マクロブロックデータ読出部44から読み出されたMBデータは動き補償部40に送られ、(動き補償または視差補償)の符号化が行われる。以下、該(動き補償または視差補償)を適用する符号化を、M´符号化と呼ぶ。したがって、図3、図4から明らかなように、フレームの一番上から2本のMBラインはN´符号化が行われ、他の残りのMBラインはM´符号化が行われる。
【0022】
次に、t=2になると、拡張チャンネルのフレームの上から第3、4番目のMBラインに対してN´符号化がなされ、前記第1、2番目のMBラインおよび第5番目以降のMBラインについては、M´符号化がなされる。なお、本実施形態では、前記第3、4番目のMBラインに対するN´符号化は、その視差検出エリアが図3に斜線領域で示されているように、基本チャンネル内の対応する動き補償非適用領域と、該領域の直上の1MBラインとされている。
【0023】
以下同様に、t=3、4、…については、N´符号化されるMBラインが2MBライン毎に下方に移行され、該2本以外のMBラインはM´符号化される。また、この時の視差検出エリアは、図示されているように基本チャンネル内の対応する動き補償非適用領域と、該領域の直上の1MBラインとされる。
【0024】
このようにして、フレームの一番下のMBラインがN´符号化されると、符号化の1サイクルが終り、再度前記t=1の時と同様のP符号化が行われることになる。なお、本実施形態では、N´符号化のための視差検出エリアを図3の斜線領域としたが、本発明はこれに限定されず、該視差検出エリア、すなわち視差検出のための参照領域を、基本チャンネル内の対応する動き補償非適用領域と、その直前のフレームにおいて動き補償非適用とされた領域の合併領域を超えない範囲にしても良い。
【0025】
また、前記の説明では、基本および拡張チャンネルに対して、2本のMBライン毎にNおよびN´符号化を施すようにしたが、本発明はこれに限定されず、1本または3本以上であっても良い。また、MBライン毎ではなく、1個または複数個のMB毎にNおよびN´符号化を施すようにしても良い。
【0026】
図6は、拡張チャンネルの前記した動作を、1フレームの画像データの符号化に関して、より詳細に説明するフローチャートである。ステップS11では、ある置数iが0と置かれる。ステップS12に進むと、前記原画フレームメモリ31に記憶されたフレーム画像の左上からi番目のMBデータが読み出される。ステップS13に進むと、該i番目のMBデータが動き補償非適用領域上にあるか否かの判断がなされる。そして、この判断が否定の時には、ステップS14に進んで、該MBについて、動きベクトルが検出される。次いで、ステップS15に進んで、該MBについて、視差ベクトルが検出される。なお、該視差ベクトルの検出範囲は、従来と同様に決定される。一方、前記ステップS13の判断が肯定の時にはステップS16に進んで、該MBについて、視差ベクトルの検出がなされる。この場合の視差ベクトルの検出範囲は、図3、図4で説明したように、垂直方向には、基本チャンネル内の対応する動き補償非適用領域と、該領域の直上の1MBラインと制限されている。
【0027】
ステップS17では、符号化モードが前記符号化モード判定部41により決定される。ステップS18では、該符号化モード判定部41によって決定された予測画像が予測画フレームメモリ42に書き込まれる。ステップS19では、i=X−1になったか否かの判断がなされる。この判断が否定になると、ステップS20に進んで、iに1が加算され、ステップS12に戻る。以下、前記と同様の動作がなされ、前記ステップS19の判断が肯定になると、一連の処理が終了する。
【0028】
以上のように、本実施形態によれば、基本および拡張チャンネルの各フレームに対して、1個または複数個のMB毎、あるいは1本または複数本のMBライン毎にNおよびN´符号化を施すようにしたので、回線の瞬間的な異常などで、受信側で基本チャンネルの一つのフレームが正常に受信されずこれに起因する画質劣化領域が生じても、該フレーム以後のフレームにて動き補償非適用領域単位でNおよびN´符号化が施されることで段階的に完全なデータを受信できるようになり、従来装置とは異なり、エラー受信直後のフレームから徐々に回復するようになる。また、基本チャンネルにおいてIまたはN符号化をした場合には、これらの符号化領域の画質がM符号化領域の画質に比べて良好になり、両符号化領域の間に画質差が生ずるが、本実施形態では、N符号化領域が各フレームの領域の小さい部分を占めるだけであるので、一連のフレームの画質差を低減し、該画質がフレーム間でほぼ均一になるようにすることができる。
【0029】
次に、図7、図8は、拡張チャンネルの符号化の他の実施例を示すフローチャートおよび説明図である。ステップS21では、i=0と置かれ、ステップS22では原画フレームメモリ31の左上からi番目のMBデータが読み出される。ステップS23では、該i番目のMBが動き補償非適用領域上か否かの判断がなされる。そして、この判断が否定の時にはステップS24に進んで、該MBについて、動きベクトルが検出される。次いで、ステップS25に進んで、該MBについて、視差ベクトルが検出される。一方、前記ステップS23の判断が肯定の時には、ステップS24をスキップして前記ステップS25の処理がなされる。
ステップS26では、符号化モードが決定される。ステップS27では、該決定された符号化モードによって得られた予測画像が、前記予測画フレームメモリ42に記憶される。ステップS28では、i=X−1が成立するか否かの判断がなされ、この判断が否定の時にはステップS29に進んで、iに1が加算される。以上の動作が繰返しなされた結果、ステップS28の判断が肯定になると、画像1フレーム分の動作を終了する。
【0030】
図8は、前記の符号化動作を分かりやすく示したものである。この実施例では、基本チャンネルの符号化を拡張チャンネルの符号化に対して少なくとも1MBライン先行させ、拡張フレームのN´符号化における視差検出エリア、すなわち前記ステップS25における視差検出エリアを、基本チャンネル内の対応する動き補償非適用領域と、その直上の2MBライン、すなわちその直前のフレームにおいて動き補償非適用とされた領域との合併領域としている。
【0031】
なお、本発明における、拡張フレームのN´符号化における視差検出エリアは、上記の例に限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、基本および拡張チャンネルにおいて、動き補償非適用で符号化される領域が、連続する各フレームに一定の面積で割当てられ、かつ該領域の割当て位置をフレーム毎に隣接領域に移動させるようにしているので、各フレーム間の画質が平均化され、画質差が低減されると共に、一時的な回線障害等で生じたエラーからの回復がエラー受信直後のフレームから段階的にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の基本チャンネルの要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態の拡張チャンネルの要部の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態の基本チャンネルの符号化動作を説明するための説明図である。
【図4】本実施形態の拡張チャンネルの符号化動作を説明するための説明図である。
【図5】本実施形態の基本チャンネルの符号化動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本実施形態の拡張チャンネルの符号化動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の変形例の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の変形例の動作を説明するための説明図である。
【図9】従来のステレオ動画像用符号化装置の構成を示すブロック図である。
【図10】従来装置の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
11、31…原画フレームメモリ、12、32…減算器、13、33…直交変換部、14、34…量子化部、15、35…可変長符号化部、16、36…逆量子化部、17、37…逆直交変換部、19、39…再生画フレームメモリ、20、40…動き補償部、21、42…予測画フレームメモリ、22、44…マクロブロックデータ読出部、23、45…リフレッシュ判定器、24…基本制御部、43…視差補償部、46…拡張制御部。

Claims (2)

  1. 一方のチャンネルを基本チャンネルとして動き補償符号化を適用し、他方のチャンネルを拡張チャンネルとして動き補償符号化および視差補償符号化を併用するステレオ動画像用符号化装置において、
    前記基本および拡張の両チャンネルに対し、画像のフレーム毎に、符号化時に過去の画像を参照しない動き補償非適用領域を一定の面積で割当て、該領域の割当て位置を前記フレーム毎に隣接領域に移動させる手段を具備し、
    前記拡張チャンネルのフレームに割り当てられた動き補償非適用領域においては、予測単位であるマクロブロック毎に、視差補償符号化およびフレーム内符号化のうちのいずれかを適用するようにし、該視差補償符号化における視差検出範囲に関して、視差検出参照領域が基本チャンネル内の対応する動き補償非適用領域と、直前のフレームにおいて動き補償非適用とされた領域の合併領域を超えないように制限することを特徴とするステレオ動画像用符号化装置。
  2. 請求項1に記載のステレオ動画像用符号化装置において、
    前記基本および拡張の両チャンネルに割当てられる動き補償非適用領域の面積を同一としたことを特徴とするステレオ動画像用符号化装置。
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