JP3617747B2 - 車両用ブラインド装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、車両のリヤウインドガラスを必要に応じて遮光する車両用ブラインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両内のリヤガラス近傍に設けられリヤガラスを遮光するブラインドとしては、リヤガラスの下端部近傍に設けられたアームを車両上方へ向けて回転させて巻取軸に巻き取られたスクリーンをリヤガラスの前面に展開させ、不要時にはスクリーンの巻取軸へ巻き取り、アーム等の各部品と共にリヤガラスの下端部近傍に設けられた略箱状のカバーの内部へ格納するロールブラインド装置が知られている。
【0003】
このようなロールブラインド装置では、通常、車幅方向へ向けて長手方向とされた棒状のガイドレール(ガイドポール)が設けられている。このガイドレールは、スクリーンの引出方向側端部を一様に保持しており、アームが車両上方へ向けて回動すると、アームによって上方へ押し上げられてスクリーンを引き出すようになっている。
【0004】
また、このようなガイドレールを単なる棒状ではなく、車両のルーフ形状に沿って湾曲した円弧形状とすることによって、スクリーンを展開する際の後部座席のヘッドクリアランスを確保するができる。
【0005】
しかしながら、ガイドレールを円弧形状に形成すると、ガイドレールが成す円弧の高さがガイドレールの幅よりも遙に大きくなってしまうため、ガイドレールが棒形状の場合と同様のカバーでは、収容時にガイドレールがカバーからはみ出してしまい、また、カバーをガイドレールの形状に合わせるとカバーが大きくなってしまうという問題があった。
【0006】
このようなロールブラインド装置に対して、スクリーン展開時にガイドレールを湾曲させ、収容時にはガイドレールを伸直させる構成のロールブラインド装置が特公平7−122387号公報に開示されている。
【0007】
この公報に記載されているロールブラインド装置は、車幅方向へ向けて長手方向とされた滑路部材に、一対のキャリッジが滑路部材に案内されて車幅方向へ向けて移動可能に取り付けられている。各キャリッジには、アームが回転可能に取り付けられており、さらに、各アームのキャリッジとは反対側の端部は車幅方向へ向けて長手方向とされた引出棒(ガイドポール)の両端側へ回転可能に取り付けられている。この引出棒は、巻き部材に巻き取り状態で格納されているブラインド布(スクリーン)の引出方向側端部を保持しており、駆動手段の駆動力によって各キャリッジを車幅方向両端側へ向けて互いに離間するように移動させると、各アームが車両上方へ向けて起き上がって引出棒を押し上げ、これによって、ブラインド布を引き出すことができるようになっている。
【0008】
また、このロールブラインド装置の引出棒は、布の面に対して直交する方向への可撓性を有しており、また、各アームは起き上がった状態で先端側の車幅方向外側端部が車幅方向内側端部よりも下方位置するように捩じられている。これにより、アームが起き上がった状態で引出棒を車両前方へ向けて凹形状に湾曲させることができ、引出棒の形状を湾曲したリヤガラスに対応させることができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したロールブラインド装置では、予めアームを捩じっておくことによって引出棒を湾曲させるため、引出棒がアームの傾斜に対して直交する方向、すなわち、車両前方で且つ車両下方へ向けて凹状に湾曲する。このため、図17に示されるように、アーム402を起き上がらせた場合に、引出棒404の両端部(図17では一方の端部のみ図示)では、車両のルーフ406の車幅方向(図17の紙面奥行き方向及びその逆方向)両側における後端部と引出棒404の間に隙間Sが生じてしまい、遮光性が悪く、しかも見栄えも悪いという欠点がある。
【0010】
また、この構成では、引出棒が可撓性を有しているため、方向性無しにあらゆる方向へ変形してしまう。このため、アームが起き上がる際の力のかかり具合によって所定の凹形状に変形しない可能性があり、また、仮に所定の凹形状に変形した後にも、車両走行中の振動等によって不規則に変形し、これによってブラインド布は弛んだり、シワがよったりして見栄えを損なうという欠点がある。
【0011】
さらに、ブラインド布を引き出した状態では、アームの先端部がなにものにも支持されないためアームの先端部が不安定である。このため、アーム回動時や車両の振動などでアームの先端部が揺動するとアームの先端部がリヤガラスや車両内壁に接触して傷をつけたり、異音を発生させたりするなどの欠点がある。
【0012】
また、仮に、ブラインド布の引出状態でアームの先端部へ荷重をかけてアームの先端部を車両内壁によって支持するようにしても、上述したように、引出棒が可撓性を有しているため、上記荷重により不規則な形に変形してしまい、ブラインド布に撓みやシワができてしまい見栄えを損なうという欠点がある。
【0013】
本発明は上記事実を考慮して、コンパクトに格納でき、スクリーン展開状態ではルーフに沿って良好に遮光でき、しかも、リヤガラスや車両内壁を傷つけたり、異音を発生させたりすることがない車両用ブラインド装置を得ることが目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の車両用ブラインド装置は、車両のリヤガラスの車両室内側に設けられ、アクチュエータの駆動力によって車両の上下方向へ向けて回動するアームと、所定角度回動可能に連結された複数のガイド構成部材を有し、前記ガイド構成部材が所定の方向へ回動した状態では前記車両のルーフ後端部の形状に対応した円弧形状とされ、前記所定方向とは逆方向へ回動した状態では連結部分にて屈曲すると共に、前記アームへ接続され前記アームの回動によって上下動する長尺のガイドポールと、引出端が前記ガイドポールに保持され、前記ガイドポールの上動によって前記リヤガラスの車両室内側へ引き出されて前記リヤガラスから入射する光を遮光するスクリーンと、を備えている。
【0015】
上記構成の車両用ブラインド装置によれば、ガイドポールは、互いに連結された複数のガイド構成部材を所定の方向へ回動させることによりルーフ後端部の形状に対応した円弧形状とされる。したがって、アームの回動によってリヤガラスの上端部近傍へガイドポールが上動する際に、各ガイド構成部材を所定の方向へ回動させれば、ルーフの後端部とガイドポールとの間の隙間が無くなり、スクリーンによる遮光性が向上される。
【0016】
また、この状態からアームを下動させてスクリーンを格納する際には、スクリーン引出時の回動方向とは反対方向へ各ガイド構成部材が回動され、全体的に円弧形状であったガイドポールがガイド構成部材同士の連結部分で屈曲し、最も車両前端側の部位と最も車両後端側の部位との間の長さが、引出状態でのガイドポールの円弧の高さよりも小さい略直線状とされる。このため、スクリーン格納時にはガイドポールがコンパクトになり、装置の小型化を図ることができる。
【0017】
請求項2記載の車両用ブラインド装置は、請求項1記載の車両用ブラインド装置において、前記ガイドポールの長手方向両端部に設けられ、前記アームが回動して起き上がることにより前記リヤガラスを含む前記車両のリヤ部へ押圧接触し、前記アームの先端部及びガイドポールを前記リヤ部から離した状態で支持すると共に、前記アームによる前記リヤ部への押圧力及び前記押圧力に対する前記リヤ部からの反力の少なくとも何れか一方の力によって前記ガイド構成部材を前記所定の方向へ回動させるアーム支持手段を備えることを特徴としている。
【0018】
上記構成の車両用ブラインド装置では、アームが回動して起き上がろうとすると、アーム支持手段がリヤ部へ当接し、アームからの押圧力によってアーム支持手段がリヤ部の傾斜面に対して直交する方向へ向けてリヤ部を押圧する。
【0019】
ここで、リヤ部が湾曲していると、アームのバネ力及びリヤ部からの反力によってアーム支持手段がリヤ部の曲率に応じて平均的に接触しようとし、アーム支持手段がリヤ部の曲率に応じて傾斜する。このアーム支持手段の傾斜により、各ガイド構成部材が所定の方向へ回動してガイドポールが全体的に円弧状となる。
【0020】
ここで、アーム支持手段が車両のリヤ部に押圧接触することによって、ガイドポール及びアームの先端部が車両のリヤ部から離間した状態でアーム支持手段を介して車両のリヤ部に支持されるため、アームの回動や車両の振動等によってガイドポール及びアームの先端部がリヤ部へ接触することがない。このため、ガイドポール或いはアームの先端部がリヤ部へ接触することによって生じるリヤ部の傷や異音の発生が防止される。
【0021】
請求項3記載の車両用ブラインド装置は、請求項2記載の車両用ブラインド装置において、前記アーム支持手段は、前記アーム回動時に前記リヤ部に接触して転がるローラを備えることを特徴としている。
【0022】
上記構成の車両用ブラインド装置では、アーム支持手段がアーム回動時にリヤ部に当接して転がるローラを備えているため、アーム回動時にリヤ部との間に生じる摩擦が小さくなる。このため、アーム回動時にはリヤ部に沿って円滑に移動でき、しかも、アーム支持手段がリヤ部へ傷をつけたり、異音を発生させたりすることがない。
【0023】
請求項4記載の車両用ブラインド装置は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用ブラインド装置において、前記各ガイド構成部材を前記所定の回動方向とは反対方向へ付勢する付勢手段を設けたことを特徴としている。
【0024】
上記構成の車両用ブラインド装置によれば、所定の回動方向(すなわち、ガイドポールをルーフ後端部の形状に沿った円弧形状にするための各ガイド構成部材の回動方向)とは反対方向へ付勢手段が各ガイド構成部材を付勢しているため、各ガイド構成部材を所定の方向へ回動させる外力(換言すれば、ガイドポールの円弧形状を維持するように作用する外力)が解除されると、自動的に各ガイド構成部材が回動し、ガイドポールが屈曲される。
【0025】
請求項5記載の車両用ブラインド装置は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車両用ブラインド装置において、前記ガイドポールの長手方向の軸周りに前記ガイドポールを前記アームへ回転調節可能に接続する接続手段を設けたことを特徴としている。
【0026】
上記構成の車両用ブラインド装置によれば、ガイドポールは接続手段を介してガイドポールの長手方向の軸周りに回転調節可能に連結されているため、リヤガラスを含めた車両のリヤ部の傾斜角度やルーフパネルの後端部の形状、或いは、スクリーンの引出方向等に合わせて最も適切な状態となるようにガイドポールが回転される。
【0027】
なお、この接続手段は、少なくとも車両用ブラインド装置の組み付けが終了するまでアームの先端部へガイドポールを回転調節可能に連結していればよく、組み付け後の状態でガイドポールが回転調節可能のままの状態であってもよいし、装置組付時にアームに対してガイドポールを回動させ、最も適切な角度でネジ等の固定手段によってガイドポールを固定するようにしてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】
図11には、本発明の一実施の形態に係る車両用ブラインド装置としてのロールブラインド装置10を適用した車両12の後方からの斜視図が示されている。この図に示されるように、ロールブラインド装置10は、車両12の室内側で且つリヤガラス14の下端部近傍(例えば、車両12のリヤパッケージトリム12A上)に設けられたカバー16を備えている。このカバー16は、全体的に車幅方向(図11の矢印X方向及びその逆方向)へ向けて長手方向の箱状とされており、カバー16の天井部には車幅方向へ向けて長手方向とされた矩形の開口部18が形成されている。また、図12に示されるように、このカバー16の内側には装置本体22が収容されている。
【0029】
装置本体22は一対のステー24を備えている。カバー16内部の長手方向両端部近傍に配置されており、車両前方(図12の矢印Y方向)へ向けて凹の円弧状の湾曲面を有する湾曲部26と、この湾曲部26の下端部から延出された一対の脚部28によって構成され、脚部28がボルト(図示省略)によってリヤパッケージトリム12Aに固定されている。
【0030】
また、各ステー24にはベース30が取り付けられている。このベース30には、車両12の後方へ向けて凸の円弧状の湾曲面を有する湾曲部32が形成されており、この湾曲部32の凸面がステー24の湾曲部26の凹面に整合した状態で複数のネジ36によって互いに固定されている。
【0031】
この湾曲部32の凹面側には上方(図12の矢印Z方向)且つ前方へ向けて延出され、更に、その上端部から前方で且つ下方へ向けて約90度屈曲された屈曲部34が形成されている。各ベース30の屈曲部34には、アクチュエータ38が取り付けられている。
【0032】
アクチュエータ38はカバー40を備えている。このカバー40には雌型のコネクタ58が設けられている。このコネクタ58は雄型のコネクタ60を差し込むことができ、これにより、装置外部の電源(例えば、車両12に搭載されたバッテリー)からコネクタ58、60を介してアクチュエータ38へ電力を供給できる。また、このカバー40の内部には、出力軸42がカバー40の外部に突出したモータ(図示省略)が収容されており、供給された電力によって出力軸42を回転させることができる。さらに、カバー40の内部には一対のリミットスイッチ(図示省略)が設けられており、所定の角度まで出力軸42が回転した場合にモータへの電力供給を遮断して停止させる。
【0033】
また、出力軸42は屈曲部34を貫通しており、その先端側にはアーム44が取り付けられている。図1に示されるように、アーム44は、カバー16の内部へ格納された状態で車幅方向(図1の矢印X方向及びその逆方向)外側から中央へ向けて長手方向で且つ板厚方向のバネ性を有する長尺板状とされており、アクチュエータ38のモータが作動して出力軸42が回転すると、アーム44が車両12の上方へ向けて回動する。ここで、図12に示されるように、ベース30は、出力軸42が車両12の前後方向に対して車両12の上方へ向けて所定角度傾斜した状態でステー24に固定されているため、アーム44が車両12の上方へ向けて回動すると、車両12の前方(図12の矢印Y方向)へ傾斜した状態で起き上がる。
【0034】
また、図1に示されるように、アーム44の先端部には、ガイドポールとしてのガイドレール46が取り付けられている。ガイドレール46は各々が車幅方向へ向けて長手方向とされた4本のガイド構成部材82、84、86、88を備えており、各ガイド構成部材82〜88の互いに隣接する長手方向の端面が対向して接触した状態(すなわち、図2及び図11に示された状態)では、全体的に車両前方へ向けて凹状に湾曲した弓(円弧)状となる。
【0035】
さらに、図3に示されるように、ガイド構成部材82の内部は中空とされており、その幅方向(図3の矢印Y方向)中間部には縦壁90が長手方向に沿って形成され、内部空間が縦壁90によって2分割されている。また、ガイド構成部材82の幅方向一端側(図3の矢印Y方向側)の側壁92には、開口部94がガイド構成部材82の長手方向に沿って形成されており、開口部94の内部へは後述するスクリーン72の引出方向側端部が入り込んだ状態で固定されている。一方、ガイド構成部材82の幅方向他端側(図3の矢印Y方向とは逆側)の側壁98には、ガイド溝100がガイドレール46の長手方向に沿って形成されている。なお、ここでは、ガイド構成部材82の構成について説明したが、他のガイド構成部材84、86、88についても同様の構成であるため説明は省略する。
【0036】
次に、図4には、ガイド構成部材84、86の連結部分の拡大斜視図が示されており、図5にはガイド構成部材84、86の連結部分の拡大平面図が示されている。図4に示されるように、ガイド構成部材84の長手方向一端では縦壁90よりも幅方向他端側(すなわち、図4の矢印Y方向とは逆側)には側壁98、上壁部102及び底壁部104が形成されておらず、また、ガイド構成部材86の長手方向他端部は縦壁90よりも幅方向一端側には側壁98、上壁部102及び底壁部104が形成されていない。
【0037】
このガイド構成部材84の長手方向一端部とガイド構成部材86の長手方向他端部には、幅方向他端側からヒンジ106が取り付けられ、これによって、ガイド構成部材84、86が一体とされると共に、ヒンジ106の軸112を中心に相対的に所定角度回転可能とされている。
【0038】
ヒンジ106は、一対のブラケット114、116を備えている。ブラケット114は、ガイド構成部材84の曲率に対応して全体的に湾曲しており、また、ガイド構成部材84を幅方向一端側へ向けて開口した断面コ字形状とされ、ガイド構成部材84へ幅方向他端側から嵌め込むことができるようになっている。また、ブラケット114の上壁部124及び底壁部126の長手方向中間部には、幅方向他端側へ向けて開口したU字状の切欠118が互いに対向するように形成されており、さらに、この切欠118から長手方向一端部にかけては、縦壁132が形成されておらず、上壁部124と底壁部126のみとされている。
【0039】
また、上壁部124及び底壁部126の各々には、切欠118と長手方向一端部の間に幅方向他端側へ傾斜したストッパ面120が形成されている。さらに、上壁部124及び底壁部126の各ストッパ面120よりも長手方向一端側にはガイド面122が形成されている。これらのガイド面122は、所定の曲率半径の曲面で、このガイド面122の曲率中心には上述した軸112が貫通している。
【0040】
一方、ブラケット116は、ガイド構成部材86の曲率に対応して全体的に湾曲しており、また、ガイド構成部材86の幅方向一端側へ向けて開口した断面コ字形状とされ、ガイド構成部材86へ幅方向他端側から嵌め込むことができるようになっている。また、ブラケット116の上壁部128及び底壁部130の長手方向中間部には、幅方向他端側へ向けて開口したU字状の切欠136が互いに対向するように形成されている。さらに、この切欠136から長手方向他端部にかけては、縦壁134が形成されておらず、上壁部128と底壁部130のみとされている。
【0041】
また、切欠136よりも長手方向他端側では、上壁部128及び底壁部130がクランク状に屈曲されており、これによって、上壁部128と底壁部130との間の寸法が長くなり、上壁部128と底壁部130の間でブラケット114を挟み込むことができる。さらに、この上壁部128及び底壁部130のクランク部分よりも他端側には、幅方向他端側へ向けて開口したU字状の切欠138が形成されており、また、この切欠138よりも上壁部128及び底壁部130の長手方向他端側の幅方向他端部にはストッパ140が形成されている。さらに、これらのストッパ140よりも幅方向一端側には、軸112が上壁部128及び底壁部130を貫通しており、これによって、ブラケット116とブラケット114が軸112周りに回転可能に連結されている。ここで、ブラケット116が軸112周りに回転する際には、ストッパ140がガイド面122に沿って回転し、さらに、ブラケット116が所定角度回転すると、ストッパ140がストッパ面120へ当接して、ブラケット116の回転を制限する。
【0042】
また、各ブラケット114、116へ各ガイド構成部材84、86が固定された状態でガイド構成部材84が軸112周りに図5の時計周り方向へ所定角度回転すると、ガイド構成部材84の一端面とガイド構成部材86の他端面とが当接してガイド構成部材84の回転を阻止する。
【0043】
したがって、ガイド構成部材84、86の回転範囲は、ストッパ140とストッパ面120とが当接した状態からガイド構成部材84、86の端面同士が当接するまでとなる。
【0044】
また、軸112の中間部には、付勢手段としての捩じりコイルスプリング142が設けられている。この捩じりコイルスプリング142の一端部はブラケット114の縦壁部132の内側へ当接し、他端部はブラケット116の縦壁部134の内側へ当接して、ストッパ140がストッパ面120へ接触する方向へブラケット114、116を付勢している。このため、捩じりコイルスプリング142の付勢力に抗する外力が作用しない限りは、ストッパ140とストッパ面120との当接状態(図6図示状態)が維持される。なお、ガイド構成部材82、84はヒンジ106と同様の構成のヒンジ108によって連結され、ガイド構成部材86、88は同じくヒンジ106と同様の構成のヒンジ110によって連結されている。
【0045】
また、図1及び図2に示されるように、ガイド構成部材88の長手方向一端部及びガイド構成部材82の長手方向他端部にはエンドキャップ52が取り付けられている。ここで、図7にはガイド構成部材88の一端部を拡大した斜視図が示されている。この図に示されるように、このエンドキャップ52は、長手方向一端側からガイド構成部材88へ嵌め込み可能なキャップ部152を備えており、このキャップ部152の外側端面の中央部には軸154が形成されている。この軸154にはローラ156が軸154周りに回転可能に取り付けられている。さらに軸154の端部にはローラ156よりも小径の円盤状の抜止部158が形成されており、ローラ156の抜けを防止している。
【0046】
さらに、図1及び図2に示されるように、ガイド構成部材84、86にはそれぞれアーム支持手段としてのランナ170が取り付けられている。ここで、図8にはガイド構成部材86の長手方向中間部を拡大した分解斜視図が示されており、また、図9にはランナ170を組付けた状態でのガイド構成部材86の断面図が示されている。これらの図に示されるように、ランナ170は互いに対向する一対の縦壁172、174が連結部176によって連結され、図9に示されるように、縦壁176がガイド溝100の内側(すなわち、側壁98と縦壁92の間)へ入り込みガイド溝100に沿って移動できる。
【0047】
また、縦壁174の上端部には縦壁172とは逆側へ向けて湾曲した湾曲部178が形成されている。この湾曲部178には、ガイド構成部材86の長手方向へ向けて互いに対向した一対の軸受部180が形成されており、先端部が湾曲部178に沿った曲面のジョイント182が入り込み、リベット184によって軸支された状態で、湾曲部178を貫通するネジ186によって固定されている。ここで、図9に示される縦壁174とジョイント178の成す角度θは、アーム44が完全に起き上がり、ガイドレール46がルーフ15の後端部近傍に位置した状態(すなわち、図11に図示された状態)で、ガイドレール46の開口部96が車両12の前方(図11の矢印Y方向)へ向くように調整されている。また、このジョイント182の後端部には、ジョイント182の幅方向へ向けて貫通し且つ後方へ向けて開口した凹部188が形成されている。この凹部188へはアーム44の先端部が入り込んでおり、リベット190によって回動自在に軸支されている。
【0048】
一方、屈曲部34の上面には、ベース30の屈曲部34にはレールロア62が取り付けられている。レールロア62は、車幅方向に長手の板状とされ、屈曲部34の車両12前方へ向けて屈曲した部分の上側にネジ64によって固定されている。また、レールロア62の車両12前方側は、車両12後方へ向けて凹となるように湾曲した湾曲部66とされており、この湾曲部66の内側には巻取軸68が配置されている。
【0049】
この巻取軸68は、車幅方向に長手の円柱状とされており、レールロア62の湾曲部66の車幅方向両端部に取り付けられたキャップ70によって回転可能に軸支されている。また、巻取軸68には、展開状態でリヤガラス14の前方を遮光する遮光手段としてのスクリーン72の一端が固定されており、巻取軸68を所定の方向に回転させることでスクリーン72の巻き取り、及び引き出しが可能である。さらに、巻取軸68は、渦巻きバネ(図示省略)によって常にスクリーン72を巻き取る方向へ付勢されている。
【0050】
また、スクリーン72の他端は、ガイドレール46の底部46Aに固定されており、アーム44が回動してガイドレール46を押し上げると、巻取軸68を付勢する渦巻きバネの付勢力に抗してスクリーン72を引き出すことができる。
【0051】
次に本実施の形態の作用について説明する。
本車両用ロールブラインド装置10では、アクチュエータ38のモータを駆動させて出力軸42を回転させると、アーム44が出力軸42周りに図2及び図11の矢印A方向へ向けて回転しつつ起き上がる。これにより、アーム44へ連結されたランナ170がガイド構成部材84、又はガイド構成部材86に案内されて車幅方向外側へ移動しつつ、アーム44の起き上がりに伴いガイド構成部材84、86を上方へ押し上げ、巻取軸68の付勢力に抗してスクリーン72を引き出す。
【0052】
次いで、アーム44が所定角度回転してある程度まで起き上がると、ガイド構成部材82、88へ設けられたエンドキャップ52のローラ156がリヤガラス14へ接触する。この状態で更にアーム44が回転して起き上がると、アーム44自体のバネ力によってローラ156がリヤガラス14のガラス面へ押しつけられると共に、ガラス面に沿って転動し上方へ移動する。ここで、図10に示されるように、リヤガラス14のガラス面が車両の前方へ向けて凹状に湾曲していると、ローラ156が接触している部分でのリヤガラス14の接線Lに対して軸154が傾斜しているため、ローラ156の周面の軸方向外側部分だけが片当たりのような状態でリヤガラス14のガラス面へ接触するが、アーム44のバネ力によってローラ156がリヤガラス14へ押し付けられると、この押圧力によってローラ156外周面の軸方向内側部分(すなわち、リヤガラス14のガラス面と接触していない部分)がリヤガラス14のガラス面へ押し付けられ、軸154の向きがリヤガラス14の接線Lに対して平行となる。したがって、アーム44が起き上がるにつれ、リヤガラス14の曲率の変化に従って軸154の向きが変化する。ここで、軸154及びローラ156を備えるエンドキャップ52は、ガイド構成部材82、88へ嵌め込まれて一体とされているため、軸154の向きが変化するとガイド構成部材82、88が捩じりコイルスプリング142の付勢力に抗してヒンジ106の軸112周りに回転する。
【0053】
さらに、この状態から、ガイド構成部材82の端面とガイド構成部材84の端面が接触し、ガイド構成部材88の端面とガイド構成部材86の端面が接触してそれ以上のガイド構成部材82、88の回転が制限されると、ガイド構成部材84、86が、ガイド構成部材84、86間のヒンジ106の軸112周りに回転する。この状態から、アーム44の起き上がりが終了して各ガイド構成部材82〜88、すなわち、ガイドレール46がルーフ15の後端部へ達するとスクリーン72がリヤガラス14の前側で展開されて遮光されると共に、ガイド構成部材84、86の各々の端面が互いに接触すると、ガイド構成部材82〜88、すなわち、ガイドレール46が全体的に円弧状となる。ここで、この状態でのガイドレール46の曲率はルーフ15の後端部の曲率と同じになるように予め設定されており、しかも、この状態ではガイドレール46の開口部94が車両12の前方を向くようにランナ170の角度θが予め調整されているため、ガイドレール46がルーフ15の後端部に沿って配置され、ルーフ15の後端部との間に隙間S(図17参照)が生じることはない。このため、遮光性に優れ、見栄えもよい。
【0054】
また、この状態では、各ローラ156がリヤガラス14の上端部へ接触しており、アーム44の先端部はローラ156を介してリヤガラス14を含めた車両のリヤ部(内壁)へ支持されているため、車両走行中の振動等によってアーム44の先端が車両12のリヤ部へ接近する方向へ揺れ動くことはない。このため、このような振動等によってアーム44の先端部が車両12のリヤ部に接触して傷つけるようなことはない。さらに、アーム44のバネ力によってガイド構成部材82〜88がリヤガラス14を含む車両のリヤ部へ押圧されても、各ガイド構成部材82〜88はヒンジ106の軸112を軸に回動するだけでガイド構成部材82〜88自体が変形するようなことはない。このため、アーム44の先端部をローラ156を介してアーム44の先端部を車両12のリヤ部に支持させても、ガイド構成部材82〜88、すなわち、ガイドレール46が車両のリヤ部へ接触することはない。
【0055】
次に、スクリーン72を展開させる場合とは逆方向(すなわち、図2及び図11の矢印B方向)へ向けてアーム44を回動させてスクリーン72を格納する際に、各ローラ156がリヤガラス14から離れると、捩じりコイルスプリング142のバネ力に抗して各ガイド構成部材82〜88を回動させる方向に作用していた力が解消され、捩じりコイルスプリング142のバネ力によって各ガイド構成部材82〜88がヒンジ106の軸112周りにブラケット114のストッパ140とブラケット116のストッパ面120とが接触するまで回転される。これによって、図1に示されるように、それまで全体的に円弧状に湾曲していたガイドレール46がヒンジ106の部分で車両12の後方へ向けて若干屈曲される。この状態でのガイドレール46の最も車両前側に位置する部位と後ろ側に位置する部位との間の距離H1が、図2に図示された状態のガイドレール46の円弧の高さH2よりも小さくなるため、カバー16を大きくせずともスクリーン72を格納した状態でガイドレール46がカバー16からはみ出ることはなく、コンパクトに格納できる。
【0056】
また、本実施の形態に係るロールブラインド装置10では、ガイドレール46が、剛性を有する複数のガイド構成部材82、84、86、88を図11の矢印Y方向及びその逆方向の形状に適合してセット可能であり、しかも、図11の矢印Z方向及びその逆方向に対しては剛性を有しているので、アーム44の上昇駆動力及びバネ力によるガイドレール46の矢印Z方向及びその逆方向への変形は生じない。これにより、スクリーン72展開時のスクリーン72の弛みやシワの発生を防止できる。
【0057】
なお、本実施の形態では、ブラケット114、116を軸112を中心に回転可能に連結したヒンジ106を適用したが、各ガイド構成部材82〜88を回動可能に連結する相対回転連結部の構成はこれに限るものではない。例えば、図13〜図15に示されるように、一対のプレート208、210が軸212を中心に相対的に回転可能に連結されたヒンジ206を適用してもよい。また、各ガイド構成部材82〜88を樹脂材によって一体成形すると共に、相対回転連結部に弾性変形可能な薄肉部であるインテグラルヒンジを設けて各ガイド構成部材82〜88を回動可能に連結してもよい。さらに、ヒンジ106、206を用いずにリベット等によってガイド構成部材82〜88を直接連結してもよい。
【0058】
また、本実施の形態では、ガイド構成部材82〜88を付勢する付勢手段として捩じりコイルスプリング142を適用したが、付勢手段の構成はこれに限るものではなく、例えば、図13〜図15に示されるような板バネ214を適用してもよく、また、他の付勢手段を適用してもよい。
【0059】
さらに、本実施の形態では、ランナ170の湾曲部178とジョイント182をネジ186によって固定されてしていたが、例えば、図16に示されるように、湾曲部178とジョイント182とを固定せずにリベット184を中心に回動自在のままの状態とし、更に、アクチュエータ38のモータからの駆動力によってガイドレール46がルーフ15の後端部近傍に位置するまでアーム44が起き上がった状態(図2及び図11参照)で、スクリーン72を巻き取る巻取軸68に設けられた渦巻きコイルバネの付勢力に抗してガイドレール46の開口部94が車両前方を向くように付勢力を設定したコイルスプリング218を湾曲部178とジョイント182との間に設けた構成であってもよい。
【0060】
また、本実施の形態では、ガイドポールとしてのガイドレール46にはランナ170がスライド移動可能に入り込み、これによってアーム44の先端部を車幅方向へ案内する構成であったが、ガイドポールは、アーム44の先端部を車幅方向へ案内する構成である必要はなく、スクリーン72の引出端を保持し、アーム44の上動によって押し上げられる構成であればよい。したがって、例えば、長手方向中間部で屈曲可能で且つガイドポールの長手方向両端部へ回動自在に取り付けられたアーム44を備え、アーム44の基端側が回動して起き上がるとアーム44が伸直状態となり、格納状態では関節部にてアーム44が屈曲するような構成の装置に本発明を適用しても構わない。
【0061】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1記載の車両用ブラインド装置によれば、スクリーン引出状態では、ガイドポールの形状をルーフパネルの後端部の形状に沿った湾曲形状とすることができ、スクリーン格納時にはガイドポールを屈曲させてガイドポールをコンパクトに格納できる。
【0062】
また、請求項2記載の車両用ブラインド装置によれば、請求項1記載の本発明の効果が得られるのみならず、車両のリヤ部へのアームの先端部やガイドポール(ガイド構成部材)の接触を防止でき、この接触によってアーム回動時や車両振動時等に生じるリヤ部の傷や異音の発生を防止できる。
【0063】
さらに、請求項3記載の車両用ブラインド装置によれば、請求項2記載の本発明の効果が得られるのみならず、アーム回動時にアーム支持手段をリヤ部に沿って円滑に移動させることができ、しかも、アーム支持手段がリヤ部へ傷をつけたり、異音が発生したりすることがない。
【0064】
また、請求項4記載の車両用ブラインド装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか記載の本発明の効果が得られるのみならず、スクリーンを格納する際にヒンジを軸に自動的にガイド構成部材を回転させてガイドポールをコンパクトな状態で格納できる。
【0065】
また、請求項5記載の車両用ブラインド装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか記載の本発明の効果が得られるのみならず、リヤ部の傾斜角度やルーフパネルの後端部の形状、或いは、スクリーンの引出方向等の諸条件にガイドポールを適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両用ブラインド装置の格納状態での平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る車両用ブラインド装置のスクリーン展開状態での平面図である。
【図3】ガイド構成部材の断面図である。
【図4】ガイド構成部材の連結部分を拡大した分解斜視図である。
【図5】ガイド構成部材の連結部分を拡大した平面図である。
【図6】端面同士が接触した状態でのガイド構成部材の連結部分を拡大した平面図である。
【図7】ガイドポールの長手方向側端部を拡大した斜視図である。
【図8】接続手段を拡大した分解斜視図である。
【図9】接続手段を組付けた状態でのガイド構成部材の断面図である。
【図10】アームが起き上がる際にリヤガラスへ接触したローラが傾いた状態を示す図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る車両用ブラインド装置を適用した車両の斜め後方からの斜視図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る車両用ブラインド装置の駆動部近傍の断面図である。
【図13】ガイド構成部材同士を連結するヒンジの他の態様を示す斜視図である。る。
【図14】ガイド構成部材同士を連結するヒンジの他の態様を示す平面図である。る。
【図15】ガイド構成部材の端面同士が接触した状態での図13に対応した平面図である。
【図16】接続手段の他の態様を示す図8に対応した斜視図である。
【図17】従来のロールブラインド装置を適用した車両の断面図である。
【符号の説明】
10 ロールブラインド装置(車両用ブラインド装置)
12 車両
14 リヤガラス
38 アクチュエータ
44 アーム
46 ガイドレール(ガイドポール)
72 スクリーン
82 ガイド構成部材
84 ガイド構成部材
86 ガイド構成部材
88 ガイド構成部材
156 ローラ(アーム支持手段)
170 ランナ(接続手段)
Claims (5)
- 車両のリヤガラスの車両室内側に設けられ、アクチュエータの駆動力によって車両の上下方向へ向けて回動するアームと、
所定角度回動可能に連結された複数のガイド構成部材を有し、前記ガイド構成部材が所定の方向へ回動した状態では前記車両のルーフ後端部の形状に対応した円弧形状とされ、前記所定方向とは逆方向へ回動した状態では連結部分にて屈曲すると共に、前記アームへ接続され前記アームの回動によって上下動する長尺のガイドポールと、
引出端が前記ガイドポールに保持され、前記ガイドポールの上動によって前記リヤガラスの車両室内側へ引き出されて前記リヤガラスから入射する光を遮光するスクリーンと、
を備える車両用ブラインド装置。 - 前記ガイドポールの長手方向両端部に設けられ、前記アームが回動して起き上がることにより前記リヤガラスを含む前記車両のリヤ部へ接触し、前記アームの先端部及びガイドポールを前記リヤ部から離した状態で支持すると共に、前記アームによる前記リヤ部への押圧力及び前記押圧力に対する前記リヤ部からの反力の少なくとも何れか一方の力によって前記ガイド構成部材を前記所定の方向へ回動させるアーム支持手段を備えることを特徴とする請求項1記載の車両用ブラインド装置。
- 前記アーム支持手段は、前記アーム回動時に前記リヤ部に接触して転がるローラを備えることを特徴とする請求項2記載の車両用ブラインド装置。
- 前記各ガイド構成部材を前記所定の回動方向とは反対方向へ付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用ブラインド装置。
- 前記ガイドポールの長手方向の軸周りに前記ガイドポールを前記アームへ回転調節可能に接続する接続手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車両用ブラインド装置。
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