JP3617037B2 - 法面の緑化方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、法面、特に比較的急峻でそのままでは緑化が困難な法面の緑化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、急峻な法面の緑化方法の一つとして、法面に土留シートや金網などを利用した形成したポケット内に植生基盤材を充填するものが、例えば、実開平6−71533号公報、特開平7−3799号公報、特開平9−78588号公報、などに提示されている。
【0003】
そして、実開平6−71533号公報に提示されているものは、図8に示すように、金網の背面に土留シートや漁網などでポケットを形成し、これを法面に敷設して前記各ポケットに植生基盤材を充填するものであり、特開平7−3799号公報に提示されているものは、図9に示すように、法肩から吊り下げた索条に棒材を所定間隔に取付けて土留シートをポケット状に吊り下げて固定し、ポケット内に植生基盤材を充填するもの、また、特開平9−78588号公報に提示されているものは、図10に示すように法面に打ち込んだアンカーなどの頂部に索条を順次係着させて法面から浮かせた状態で横方向へ延設し、上方の索条と下方の索条との間にポケットを形成するように網体を張設し、前記ポケットに植生基盤材を充填するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の法面にポケットを形成する緑化方法は、ポケットを形成する土留めシートが一重であるため強度が充分でない場合には内部に充填された植生基盤材の重みで裂けたり、切断したりしてしまうという問題があった。これは、特に、土留めシート自体を植物の根が貫通可能な材質や構成としなければならないこと、更には、照射される太陽光の紫外線により経時的に劣化してしまうことによる。尚、例えば凍結融解などからポケット内の植生基盤材を保護して対候性を高める目的で土留めシートの表面に断熱材を被覆する場合も考えられるが、断熱材は一般に薄いポリエチレン製のシートなど紫外線に弱い材質のシートにより形成されるため劣化が速く、断熱効果が早急に失われるという問題もある。
【0005】
また、初めに法面にアンカーを設置し、その後で土留シートを敷設することから、敷設した土留シートのアンカー部分が突出した状態となり収まりが悪かったり、ポケット部の開口部が狭くなるという欠点がある。
【0006】
更に、実開平6−71533号公報に提示されているように、金網の背面にポケットを形成する場合には、ロール状として保管、運搬する際に全体として嵩張るため取扱にくく、充填する植生基盤材の粒度が網目に依存するので、予め通過可能な粒度のものを準備しなければならず、例えば現場発生土などのような粒度の粗いものを使用することができず、作業性が悪いとともに経済的にも不利である。
【0007】
更にまた、特開平7−3799号公報に提示されているように、法肩から吊り下げた索条に棒材を所定間隔に取付けて土留シートをポケット状に吊り下げて固定する場合には、法肩に設置したアンカーに荷重が集中してしまうという問題があり、特に、特開平7−3799号公報や特開平9−78588号公報に提示されているもののように、急峻な法面での現場で施工するものにあっては、設置が難しいばかりか、縦材と横材を止める止め金具のような特殊な用具を多数使用しなければならないとう問題もあった。
【0008】
本発明は、前記従来のポケットを用いた法面の緑化方法の改良を図るものであり、充分な耐候性を有するとともに、保管や運搬時、更には施工時の取扱いが容易で、安定した状態で法面に敷設でき、且つ植生基盤材の選定の幅が広いなど多くの利点を有する法面の緑化方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、適宜の幅を有する土留シートを所定間隔毎に重ね折りして縫製することにより所定長さの平坦部と折曲部とを交互に形成するとともに前記折曲部の内側に横棒材を挿入した状態で法面に敷設し、或いは敷設した後で横棒材を挿入し、次に、前記折曲部を上方へ移動させて前記横棒材部分を法面に突設させたアンカーの頭部で固定して前記折曲部と対向する前記平坦部とでポケットを形成し、前記ポケット内に植生基盤材を充填することにより植物を育成させることを特徴とする。
【0010】
土留シートにより形成されるポケットの前面部分に、土留シートの折曲部を用いることにより、ポケットの前面部分を折り返して二重構造とすることで耐久性および耐候性の向上を図った。また、折曲部の内側に挿入した横棒材を法面に設置したアンカーの頂部で固定することにより行われるので、止め金具のような特殊な用具を必要としないばかりか敷設工事も容易であるとともに、ポケットの開口部は大きく開いた状態であることから所定粒径の植生基盤材を用いる必要もない。
【0011】
また、本発明において、土留シートの折曲部の内面に断熱シートを挿入した場合には、断熱シートを差し込むだけの簡単な作業で取り付けることができ、取り付けられた断熱シートは土留シートの折曲部により遮光されて直接的に太陽光が照射されることがないので太陽光線の紫外線による劣化を有効に防止することができる。
【0012】
更に、土留シートの折曲部が複数回にわたって折り曲げられている場合、ポケットを形成している土留シートの折曲部の表面に補強シートを覆い被せる場合、ポケットを形成している土留シートの折曲部の表面を補強剤で覆う場合には、ポケットの更なる耐久性および耐候性の向上を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
図1乃至図3は本発明の好ましい実施の形態の好ましい一例を示すものであり、図1に示すように、例えば適宜太さの麻やポリエステル繊維などを素材としてラッセル織により形成された植物の根が貫通可能なシート地からなり適宜の幅と長さとを有する土留シート1を所定間隔毎に重ね折りしてその根本部分を縫製することにより所定長さの平坦部11と折曲部12とを交互に形成するとともに、折曲部の内側頂部に横棒材2を挿入しておく。尚、この横棒材2は施工時に挿入してもよく、この場合には、倉庫での保管や現場への運搬に便利である。
【0015】
そして、法面3への施工に際しては、まず、図2(B)に示すように法面3上に法肩31から法尻32へと土留シート1を敷設する。このとき、土留シート1の折曲部12内に例えばポリエチレン製のシートなどからなる断熱シートを収納させておく、また、図2(A)に示すように法面3の表面に、適宜の網目を有する金網4を予め張設しておくことにより、土留シート1が滑り落ちるのを防止することができる。また、金網4は法面を補強する役目もあるが、例えば法面の傾斜角度や土質の安定度などによっては必ずしも必要とはしない。
【0016】
次に、図2(C)および図3に示すように各折曲部12を上方へ移動させて横棒材2の部分と、所定の間隔を有して平坦部11を貫通して法面3に突設させたアンカー6の頭部とを例えば紐などを用いて縫製や緊締などにより互いに固定して折曲部12と対向する平坦部11とでポケット13を形成する。従って、従来のように土留シートを金網や索状などに固定するための特殊な止め具などを必要としない。
【0017】
本実施の形態では、アンカー6が土留シート1を貫通して法面3に突設されることから、法面3に敷設した土留シートのアンカー部分が突出した状態となり収まりが悪かったり、ポケット部の開口部が狭くなるなどの心配がない。
【0018】
また、土留シート1は上下左右に適宜の間隔で法面3に突設された多数のアンカー6によって法面3に支持されることになり、一部に荷重が集中する心配がなく、きわめて安定した状態で法面3に敷設される。尚、アンカー6の数や設置箇所も地山の状況に応じて適宜選択することができ、労力ならびに用具の面でも経済的である。
【0019】
そして、次に図2(D)に示すように各ポケット13内に植生基盤材7を充填し、その植生基盤材7に各種の混合種子を播いたり、或いは前記植生基盤材7に予め種子を混合させたりして図2(E)に示すように植物8を成長させて緑化を図るものである。
【0020】
以上のように施工される本実施の形態は、ポケット13の前面を形成する折曲部12とし、つまり、折り返して二重構造とすることで土圧や加重などに対する耐久性および太陽光による紫外線による耐候性の向上を図ることができる。また、土留シート1の折曲部12の内面に断熱シート5を挿入したので、断熱シート5を差し込むだけの簡単な作業で取り付けることができ、取り付けられた断熱シート5は土留シート1の折曲部12により遮光されて直接的に太陽光が照射されることがないので太陽光線の紫外線による劣化を有効に防止することができる。
【0021】
図4は、本発明の土留シール1についての異なる実施の形態を示すものであり、折曲部12が、複数回にわたって折り曲げられている点が異なる。更に、本実施の形態では法面に敷設したとき前面側がより長く形成されていて図5に示すように設置したとき、長い部分14を内側に巻回して縫製し紫外線の影響を受けやすい頂部を三重に覆って保護している。
【0022】
また、図6ならびに図7は本発明の更に異なる実施の形態を示すものであり、図6に示すものは、例えばテント地のように耐久性に優れたシートからなる補強シート9をポケット13を形成している土留シート1の折曲部12の表面に覆い被せる場合を示すものであり、内側に位置する土留シート1の折曲部12を長期間にわたって保護することができる。特に、テント地のように透水性に乏しいものを用いる場合には折曲部12内部に充填した植生基盤材の凍結溶融などからポケット13内の植生基盤材7を保護して対候性を高める目的で設置される断熱シート5(図3参照)を省くことももできる。
【0023】
また、図7に示すものは、法面3に敷設した土留シート1の折曲部12の表面に樹脂や乳剤などからなる接着剤入りセメントミルクなどの補強剤10で覆うことにより土留シート1の折曲部12を長期間にわたって保護するものであり、図に示すように施工した土留シート1に補強剤を吹き付け固化させてもよいが、予め工場などで補強剤10を塗着させておいてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ポケットの前面部分を折り返して二重構造とすることで耐久性および耐候性に優れているばかりか、止め金具のような特殊な用具を必要としないで敷設工事も容易であるとともに、ポケットの開口部は大きく開いた状態であることから粒度を調整した所定粒径の植生基盤材を用いる必要もない。
【0025】
また、断熱シートを差し込むだけの簡単な作業で取り付けることができ、取り付けられた断熱シートは土留シートの折曲部により遮光されて直接的に太陽光が照射されることがないので太陽光線の紫外線による劣化を有効に防止することができる。
【0026】
更に、土留シートの折曲部を多数回にわたって折り曲げること、ポケットを形成している土留シートの折曲部の表面に補強シートを覆い被せること、ポケットを形成している土留シートの折曲部の表面を補強剤で覆うことなどにより、更に、耐久性および耐候性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に用いる土留シートの側方端面図である。
【図2】図1に示した土留シートを用いた本発明の実施の形態における施工順序を示す説明図である。
【図3】図2に示した施工順序により形成される法面の説明斜視図である。
【図4】本発明の土留シートについての異なる実施の形態を示す側方端面図である。
【図5】図4に示した土留シートを用いた施工例を示す説明図である。
【図6】本発明の異なる実施の形態を示す説明図である。
【図7】本発明の更に異なる実施の形態を示す説明図である。
【図8】従来例を示す説明図である。
【図9】異なる従来例を示す説明図である。
【図10】更に異なる従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 土留シート、2 横棒材、3 法面、5 断熱シート、6 アンカー、7植生基盤材、9 補強シート、10 補強剤、11 平坦部、12 折曲部、13 ポケット
Claims (4)
- 適宜の幅を有する土留シートを所定間隔毎に重ね折りしてその根本部分を縫製することにより所定長さの平坦部と折曲部とを交互に形成し、前記折曲部の内面に断熱シートを挿入するとともに前記折曲部の内側に横棒材を挿入した状態で敷設し、或いは敷設した後に前記横棒材を挿入し、次に、前記折曲部を上方へ移動させて前記横棒材部分を法面に突設させたアンカーの頭部で固定して前記折曲部と対向する前記平坦部とでポケットを形成し、前記ポケット内に植生基盤材を充填することにより植物を育成させることを特徴とする法面の緑化方法。
- 前記土留シートの折曲部が複数回にわたって折り曲げられている請求項1記載の法面の緑化方法。
- 前記ポケットを形成している土留シートの折曲部の表面に補強シートを覆い被せる請求項1または2記載の法面の緑化方法。
- 前記ポケットを形成している土留シートの折曲部の表面を補強剤で覆う請求項1,2または3記載の法面の緑化方法。
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