JP3617009B2

JP3617009B2 - Cup-shaped container and lid

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Publication number: JP3617009B2
Application number: JP2003129895A
Authority: JP
Inventors: デアマトジャンフランコ
Original assignee: Seda SpA
Current assignee: Seda SpA
Priority date: 2002-05-29
Filing date: 2003-05-08
Publication date: 2005-02-02
Anticipated expiration: 2023-05-08
Also published as: NZ537049A; WO2003101855A1; BR0215747A; AU2002360059A1; JP2004001892A; CN1639019A; RO120833B1; KR100755964B1; RS103404A; EA006466B1; CN100445177C; PL373194A1; HRP20041195B1; KR20050016467A; PL196014B1; HRP20041195A2; EA200401557A1; AU2002360059B2; RS50901B

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明はカップ状容器と、この容器用の蓋に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ＵＳ５２５３７８１Ａに記載のカップ状容器上のクリップ留め式プラスチック蓋では、蓋凹部の外側脚壁の外面が狭窄部の高さ位置を少しだけ越えるように下方に延びている。外面の錐角と外径が容器壁の錐角と内径に合わせられ、容器の縁部（具体的には、カールしたリム）が固定溝に着座したときでも外面が容器壁に明確に接触することはない。外面が比較的短く、蓋凹部のＵ字形状ウェブの半径方向の寸法が大きいため、固定溝はクリップ留めの動きの間、内側に傾き、縁部が全周長に亘って狭窄部を通って円滑に移動するのを妨げている。先ず蓋を、固定溝は縁部上に位置するように手で心合わせし、次いで手の滑り回転移動により固定溝の上部壁に圧力が直接かかるようにして蓋をクリップ留めすることが必要である。このようなクリップ留め操作は厄介で、時間がかかり、縁部がカップ開口部の周囲の幾つかの位置において、固定溝にぴったりと上手く嵌らないことが多い。このため、カップ全体が傾くと、液体が漏れ出ることがある。容器全体が倒れると、カップ開口部が半径方向に簡単に歪むため、蓋が飛び出てしまうことが良くある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、慣れない人にも蓋のクリップ留めが容易に出来、クリップ留めされた蓋には漏れ防止性があり、カップ全体が倒れても蓋が飛び出ることが先ず無い容器と、この容器に適した蓋を提供することにある。蓋の高い保持力の完全な密封性にも拘らず、この蓋は容易にクリップ留め出来る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、外側脚壁を下に向かって比較的長くしたので、蓋凹部のＵ字形状底部ウェブと内側脚壁とが心合わせ・ガイド突起部を構成し、縁部が狭窄部を通る少なくともその間にこれが容器壁に滑り接触するようにする。実質的にドーム頂壁にのみ圧力を加えることによって、固定溝は自動的に縁部に正確に心合わせされ、縁部はその全周長に沿って狭窄部を通り固定溝内に、実質上１回でクリップ留めされる。外面と容器壁の間の滑り接触により、案内と心合わせを受ける縁部が蓋の下方移動に対して何処においても均一な抵抗を発生するため、狭窄部は縁部に亘って一様に案内される。ドームに加えられた圧力はガイド・心合わせ突起により、狭窄部に沿って均一に分布する下方指向引張り力に変換され、縁部が固定溝に正確に位置付けられるまで狭窄部を、縁部を通って均一に引き続ける。実際には円錐状又は円筒状である心合わせ・ガイド突起部と均一な力伝達のこの有利な効果が協働して、縁部と固定溝との間に、両者間の近似寸法と所定の弾性によって得られる強力な嵌合がもたらされる。これにより、クリップ留めされた蓋は漏れることが無く、カップ全体が倒れても固定溝から縁部が部分的に離れることが無くなる。ドームと蓋凹部の上記形状により、蓋と一体の剛体構造が結果として得られ、この構造により蓋は加えられたクリップ留め力の下で、座屈することなく、有効にクリップ留めされる。クリップ留めされた蓋は容器の開口部を顕著に補剛し、そのこぼれ防止性と漏れ防止性も優れたものとなる。
本発明の特に重要な特徴に、蓋と一体に形成され、円周方向に連続して作用するようにしたヒンジ機構が有る。これにより、蓋は実際上、手の把握操作で容易にクリップ留め出来るようになる。少なくともドーム頂壁に圧力が加えられると、ドームは直ちに下がり、縁部に亘る狭窄部の移動に対する抵抗の増大の開始と共に、変位した内側脚壁はＵ字形状底部ウェブを、Ｕ字形状底部ウェブと外側脚壁の間の渡り部に形成されたヒンジを中心として、傾動させる。Ｕ字形状底部ウェブが傾動して、外側側壁を容器の内壁から一時的に引き離そうとする。縁部と狭窄部の接触により狭窄部は外側に傾動し、固定溝は多少広がる。クリップ留め圧のため、即ちドームが押し下げられると自動的に、或いは蓋外周を押すと、縁部は狭窄部を容易に、且つ一回で通過する。圧力が加わらなくなると、ヒンジ機構は蓋の嵌め合わせを再設定する、即ちＵ字形状底部ウェブは蓋の軸に略垂直な位置に戻り、外側脚壁を容器の内壁に対して堅固に保持する。狭窄部は縁部の後ろ側に戻り、縁部は固定溝に密着・気密封止状態に嵌合する。上方に突出するドームで連結（ヒンジ）機構は先ずドームを固定溝に対して下げて連結（ヒンジ）機構を起動させ、固定溝を開口して縁部が滑り込むようにする。次いで、ドームは初期高さ位置に戻る。クリップ留めの間に、掌で蓋周辺部に加えられる圧力でドーム頂壁が押し下げられ、クリップ留め操作が完了される。
【０００５】
容器の縁部は、縁部をカールさせたものでも、全巻き込みのものでも、部分的にカールさせたものでも、又は半巻き込みのものでも、或いは外側に湾曲させた曲縁状のものでも良い。蓋のクリップ留め操作はどんな場合にも容易、且つ楽に出来、決定的な漏れ防止と安定的な蓋保持効果が得られる。一つの蓋の設計が、多くの縁部設計に合う。
クリップ留め状態における強力な嵌合にも拘らず、蓋はクリップ留めが最適で、且つ容易に行えるようになっている。その形状のため、蓋は中央部で比較的堅いので、ガイド突起部の案内の補助の下でクリップ留め方向への押圧と、狭窄部に対するドームの移動による固定溝の一時的開口によって、縁部を固定溝に容易、且つ完全にクリップ留めし、密着・力嵌めを得ることが出来る。
この機能に対しては、Ｕ字形状底部ウェブが実質的に平らであって、且つ蓋軸に実質的に垂直であることと、内側脚壁が蓋軸に実質的に平行であることが重要と云える。これ等の構造的特徴のため、一体ヒンジ機構は蓋に下向きの圧力がかかるとき良好に作用する。これは主として、Ｕ字形状底部ウェブが傾くとき機械的理由で内側脚壁の方が外側脚壁より曲がり難いため、外側脚壁が内側に曲がることになり、その結果、固定溝を内側から開くようになる。
縁部による狭窄部の弾性的変形が始まる前に、外面と容器壁とが互いにすべり合うようにすると有利であることが指摘できる。これにより、固定溝と狭窄部とが夫々、きちんと心合わせされた位置で縁部にかかるので、縁部はその全周長に亘って通過に対して実質的に同一の抵抗で打ち勝たなければならなくなり、従って固定溝に容易、且つ均一にクリップ留めされることになる。
外面の錐角と容器壁の錐角が略等しい場合、外面の外径は狭窄部の高さ位置において開口部内の容器壁の内径に少なくとも略対応するので、縁部が狭窄部に達する前に心合わせ及びガイド効果は開始する。縁部が固定溝にピシッと入ると、容器壁は特に軟質材料から成るとき、縁部と容器壁で曲がるので、蓋がクリップ留めされるとき強力な完全係合が出来ることになる。更に、又は或いは、蓋凹部の外側脚壁も外面と容器壁間の接触圧により、僅かに内側に曲がることも指摘できる。
【０００６】
固定溝内の外面の外径を、開口部内の、即ち内壁が外側に湾曲して縁部になるところでの容器壁の内径より際立って大きくすることが出来る。こうすると、狭窄部を超えて固定溝に到る縁部の全移動中に、明確なガイド及び心合わせ作用は起こることになる。
外面を狭窄部から下に際立って長くすることは、目的の心合わせ及びガイド効果のために重要である。実質的にドームにのみ圧力を加えるだけで、蓋をクリップ留め出来る。外面を、固定溝の高さの少なくとも２．５倍とすると良い。固定溝の高さの３倍、或いは４倍としても尚良い。外面と容器壁の間に圧力がかかり、また大きな接触面があることから、極めて有効な封止効果が結果として生じ、固定溝内の縁部の封止効果を補っている。
錐角を約６°〜１２°、即ち総合的円錐角を１２°〜２４°とすると良い。８°〜１０°、即ち１６°〜２０°とすると尚良い。
ドーム頂壁の頭部からドーム外壁に移るところに、くぼみを設けると、蓋の易操作が更に容易になり、ドームの剛性が増大する。更に、これ等のくぼみは、積み重ねた蓋から蓋を楽に外すため、どこに指を当てて、把握点をどこに定めるかの、目に見える手がかりを与える。くぼみをアンダーカットして形成すると、掴み（摘み）部を提供するだけでなく、蓋を積み重ねる際の肩部を定めることが出来る。各蓋が次の蓋のドーム頂壁上のくぼみのショルダーでのみ支えられるようにすることで、蓋同士がぎゅうぎゅう詰めにならないように蓋を積み重ねることが出来る。
縁部と固定溝との間に、封止効果のために重要である強力な力嵌めを得るため、縁部の半径方向厚みを、固定溝の半径方向の内幅より大きくする必要が有る。容器及び縁を構成する軟質紙又はボール紙材料は夫々、縁部が固定溝に着座すると直ちに内側又は外側に曲がる。面接触部、即ち線接触だけでない部分の有る押しつぶれ部が生じ、封止効果を高める。
縁部の半径方向厚みは、固定溝の平均半径方向内幅より１０〜２０％、好ましくは約１５％大きくすべきである。このように寸法を合わせることにより、良好な封止効果が得られると共に、適度の力をかけるだけで、蓋を容器にクリップ留めすることが出来る。
蓋の縁部での保持効果を高めると共に、材料が徐々に押しつぶされるようにするため、固定溝の半径方向内幅がクリップ留め方向と反対の方向に、好ましくは容器壁の錐角で減少するようにすると良い。このようにすると、固定溝は縁部の位置が落ち着くまでウェッジ効果を生じることになる。
クリップ留め蓋の保持効果を高めるため、容器の外側脚壁及び／又は内側脚壁に、摩擦係数を高くしたベルト状の区域を設けると良い。これにより、蓋と容器間の摩擦係合が増大し、曲がり難いカップ開口部が生じる。
【０００７】
本発明の更なる重要な特徴によれば、深いくぼみと浅いくぼみが連なるくぼみを外部から形成して狭窄部とする。これ等のくぼみは、深いものの方が浅いものより円周方向で長いようにすると良い。これにより、クリップ留め操作が容易になると共に、保持の安定性と持続性が高まり、蓋周辺部が補剛される。
ドーム頂壁に上方に突出する飲料識別突起を複数個設け、飲料の種類、例えばコーラ、ダイエットコーラ、オレンジジュース等が外側から識別できるようにすると良い。突起部を押し込みボタンとしても良い。
更に重要な特徴によれば、陥入部がドーム頂壁に形成される。この部分の壁厚を少なくともドーム頂壁の壁厚より薄くすると良い。また、この部分に交差する刻み目を設け、それを破ってストローを、楽に差し込まれるようにすると良い。壁厚を薄くすることにより、ストローの挿入がより容易になる。壁厚を薄くするには、蓋の材料を部分的に圧縮すれば良い。壁厚薄部は、通常の蓋より壁厚が多少厚い、比較的剛性の蓋に対して特に有用である。だが、薄部をもうけることはストローの差込を一般に容易にするから、どんな蓋にも一般に有利である。
ストローを差込むための陥入部は、例えばドーム頂壁の中央に凹部を位置付け、その底部に設けると良い。底部壁厚を薄くすることにより、クリップ留め易操作の観点でドームの剛性が増す。
陥入部を内側に向かって湾曲させると、ストロー挿入が容易になり、液圧による外側への座屈に対する抵抗が増大するので良い。この湾曲には、ストローを抜いた後、液圧が内側から破れた刻み目の切り片にかかるとき、破れ刻み目を自動的に閉じる効果も有る。主軸が互いに９０°でオフセットした楕円二つにこの凹部の輪郭が対応するようにすると、ドームの合成が増し、ドームデザインの外観が魅力的になる。刻み目を両楕円の主軸に沿って形成すると良い。代わりに、底部の薄壁化コア部一つを設け、これでストローの差込を容易にするようにしても良い。
【０００８】
本発明の更なる重要な特徴の一つは、二重壁とした円錐状紙又はボール紙製用の易クリップ留め蓋である。二重壁の紙又はボール紙容器には通常、内側容器壁が外側に変形され、外側容器壁とつながるところに開口部が有る。縁部は内側容器壁の上端に形成される。二重壁容器円錐状内壁の錐角は、下部容器壁から続き、周囲肩部があって広がった開口部では０か、下部容器壁の錐角より小さい。クリップ留め操作中に、蓋は心合わせされ、縁部に亘って案内される。心合わせ及びガイド突起部は押し下げられるドームと固定溝の間に生ずる変形のため、内側に引かれので、縁部はより容易に狭窄部を通過できる。蓋はクリップ留めされると、容器開口部に高い漏れ防止性と剛性を与える。
外面又は心合わせ・ガイド突起部の錐角をゼロか、容器内壁の錐角の角度値より小さくすると良い。心合わせ及びガイド突起部は剛性が高いので、縁部は固定溝ではもれ防止性の着座状態に付勢され、二重壁容器の開口部を変形させ、容器縁部の補剛と封止を強化する。
この場合、心合わせ及びガイド突起部が下側で、容器壁と協働してプレス嵌めするように大きさの合わせられた外側脚壁の内側段つき部で引き継がれるようにすると良い。内側段付き部の錐角を、上部段付き開口部の下の内側容器壁の錐角に実質的に等しくすると良い。段付き部と容器内壁の協働作用により、容器内側の深いところにも封止効果が強化される。
【０００９】
【実施態様】
紙やボール紙又はプラスチック材料から成るカップ形状容器Ｃの蓋として用いようとする蓋Ｄは、弾性プラスチックフォイル材を延伸したもので、壁厚が例えば０．３〜０．５ｍｍである（図１）。この蓋は容器Ｃの開口部９にクリップ留めでき、容器Ｃが漏れ無しに密閉され、容器Ｃ全体がたとえ倒れても蓋Ｄは外れないようになっている。蓋Ｄ（図１）には周辺の円周方向に連続した固定（留め）溝１が設けられていて、その面の上方にドーム２が固定溝１の内側からつき出てている。ドーム２は固定溝１から円周方向に実質的に一様な蓋凹部Ｖで隔てられ、且つ基本的に平らなドーム頂壁５と数個の円周方向に分布するくぼみ３が設けられている。蓋凹部Ｖの外側脚壁４は（図２）固定溝１に対して、固定溝１の面を超えて著しく下方に延びている。
蓋Ｄ（図２）を容器Ｃ（図３）の開口部９にクリップ留めするには圧力Ｒを、例えばドーム頂壁５にのみクリップ留めする方向に加える。ドーム頂壁５は蓋Ｄの面に対して基本的に平行に延びる。蓋凹部Ｖは断面がＵ字形状で、ドーム２を同心状に囲繞する。蓋凹部Ｖは、本例では下向きに円錐状にテーパーの付いた外側脚壁４と、下側Ｕ字形状底部ウェブ２２と、及び上方に延びる外側ドーム壁を形成する内部脚壁２３とで画成されている。外側脚壁４には、固定溝１内に延びる外面６がある。外面６は、容器Ｃの容器壁７の錐角α／２と少なくとも基本的に対応して良い錐角α／２で配設されている。
【００１０】
図３において容器壁７の下端には容器底部８があり、容器の開口部９は容器壁７と、外側に突き出た縁部、好ましくは容器Ｃのボール紙又は紙材料から成る所謂カール状リム１１とで画成されている。プラスチック容器の場合、縁部１０を射出成形で作ることも出来る。また、縁部は半カール状縁部、又は容器の縁を外側に突き出させてフランジ状にしたものでも良い。
【００１１】
図４に、カール状リム１１として形成した縁部１０に載った蓋Ｄを示す。蓋Ｄの狭窄部１４が縁部１０で支えられている。
外側脚壁４は、上端で蓋の面に略平行に延びる壁１２に、続いて円周方向に延びるエプロン部１３に続く。エプロン部１３は蓋Ｄの軸に略平行に延び、下の狭窄部１４に続いている。狭窄部１４は外側からの折り目状のくぼみでも良く、内側に丸みのある稜１５を形成している。稜１５と狭窄部１４は円周方向に連続するものでも、或いは個々の局部くぼみの間に（破線で示す）外側輪郭が略連続するように形成したものでも良い。狭窄部１４は下向きに、クリップ留め傾斜路を画成する外側傾斜壁１６に続く。壁１６からは、更なるエプロン部１８が下向きの延び、外側フランジ１９で終わる。更なるエプロン１８の高さは図示のものより短くても良い。
直線容器壁７から縁部１０の湾曲部への渡りで測られる縁部１０の半径方向の厚みＹは、固定溝１の半径方向内幅Ｙ１より大きくても良い。半径方向厚みＹは内幅Ｙ１より１０％〜２０％、好ましくは約１５％だけ大きくても良い。固定溝１においては、半径方向内幅Ｙ１は徐々に、好ましくは狭窄部１４から壁１２に向かって錐角α／２で小さくなる。
固定溝１は稜１５と壁１２の位置側との間の長さＬを規定している。外側脚壁１４は下方に、狭窄部１４の高さ位置を高さＬの２．５倍、好ましくは３倍、更に好ましくは４倍以上に等しくても良い長さＬ１だけ越えて延びている。
狭窄部１４（例えば量１５）の高さ位置における外側脚壁４の外面６の外径Ｄ１は縁部１０、即ち直線容器壁７から縁部の外側突き出し湾曲部への渡りにおける容器壁７の内径Ｄ７に少なくとも大幅に対応している。
図４におけるドーム２に圧力Ｒが加えられると、外面６は縁部１０が狭窄部１４に達する前又は達するやいなや、摺動して容器壁７に接する。蓋凹部Ｖは心合わせ・ガイド突起Ｋを形成し、蓋Ｄのクリップ留め操作を助け、容易にする。縁部１０が狭窄部１４に達する前であっても摺動接触が行われるようにすると好都合であろう。蓋Ｄが更に押し下げられると、縁部１０は狭窄部１４を外側に弾性的に変形することになる。この操作過程においては、縁部１０も稜１５を超える前に僅かに変形され、固定溝１にピシッと入る（図５）。図５中、十字ハッチ部は、縁部１０と容器壁７に形成され封止、保持及び補剛効果を促進する強圧部分を指す。或いはまたはそれに加え、外側脚部４も内方に僅かに曲がる（破線２１′で示す）にようにしても良い。
【００１２】
図６〜１０に示す蓋Ｄは図１〜５の蓋Ｄとは、狭窄部１４の設計変更とドーム頂壁５に凹部２４を設けた点で異なる。狭窄部１４（図７）は、より深いくぼみ１６ａとより浅いくぼみ１６ｂを交互させることにより形成される。これ等のくぼみ１６ａ及び１６ｂは蛇行状内側頂部１５′を形成する。深い方のくぼみ１６ａは円周方向が、浅い方のくぼみ１６ｂより長くても良い。尚、図７に破線で示すエプロン１８は短い。
図６において、凹部２４にはドーム頂壁５と実質的に平行で、その下に位置する、大きさが限られたドーム底部２５がある。蓋Ｄの壁厚ｘは概ね一定である。部分２５のみが、例えば材料圧縮により、薄くなっている（厚みｘ１）。部分２５はドーム頂壁５の中央に位置している。ストロー導入のため、部分２５には破切可能な刻み目２６が交差して形成されている。便宜上、部分２５がドーム２の内側に向かって湾曲するようにしても良い。
ドーム頂壁５から内側脚壁２３への渡りにくぼみ３が有るので、ドーム２の剛性が増すと共に、指先で蓋Ｄを摘んで、例えば積み重ねた蓋から蓋Ｄを取りはずし、蓋Ｄを容器Ｃに取り付けるのをより容易にする。クリップ留めに際しドーム２に力を加えるのも、くぼみ３を介して行うことが出来る。だが、掌を平らなドーム頂壁５に押し当てて、クリップ留めを容易に行うことも出来る。
図６において、外側脚壁４に摩擦係数が高いベルト状外周部３０を設けることにより、蓋Ｄがクリップ留めされたら直ちに保持効果が強化されるようにしても良い。この外周部３０は図示のものより位置が高くても良く、幅が狭くても広くても良い。蓋Ｄに外周部３０を設ける代わりに、或いはそれと共に、摩擦係数の高い部分を容器壁７に設けるようにしても良い。
ドーム２と蓋凹部Ｖの設計と形状とにより、円周方向に連続するヒンジ機構Ｍが蓋Ｄと一体に組み込まれている。このヒンジ機構は、特に図６〜１０に示されているように蓋Ｄのクリップ留めを助ける。
蓋Ｄのヒンジ機構Ｍはドーム２、内側脚壁２３、Ｕ字形状底部ウェブ２２及び外側脚壁４から成る。外側脚壁４からＵ字形状底部ウェブ２２及びＵ字形状底部ウェブ２２から内側脚壁２３への両渡り部が両ヒンジ２９を夫々画成する。内側脚壁２３は蓋の縦軸に基本的に平行であり、Ｕ字形状底部ウェブ２２は平らで、且つ蓋軸に垂直である。ドーム２の剛性が高いことと、内側脚壁２３の径が小さく、外側脚壁４の径が大きいことから、外側脚壁４は内側脚壁２３より容易に内側に曲がることになる。この効果が、固定溝１を一時的に開くのに用いられ、蓋のクリップ留めを容易にする。
【００１３】
図８において、蓋Ｄを容器Ｃに、狭窄部１４の全周を縁部１０に心合わせして載せる。外側脚壁４は容器壁７に接する。ここで、クリップ留め力Ｒを、例えば掌で、例えばドーム頂壁５に、ドーム頂壁５が降下するまで加える（図９）。
図９において、狭窄部１４を載せた縁部１０に、力Ｒと逆方向に反力Ｒ′が作用する。内側脚壁２３からＵ字形状底部ウェブ２２への渡り部における内側ヒンジ２９の作用で、内側脚壁２３はＵ字形状底部ウェブ２２を下方に傾ける。ドーム２の半径方向の剛性が高いので、Ｕ字形状底部ウェブ２２が傾く結果、外側ヒンジ２９に力２８が働く。力２８は外側脚壁４を容器壁７から離し、固定溝１が内側で多少開くようになる。反力Ｒ′がエプロン部１８を外側矢印２７方向に変位させ、固定溝１外側で一時的に少し開くことになる。クリップ留め力Ｒの下で、またドーム頂壁５が降下することにより（その際可能な、壁部１２を押すことによっても）、縁部１０は狭窄部１４を通って摺動し、最終的には固定溝１にぴったりとクリップ留めされる。
図１０において、クリップ留め力Ｒは最早無い。Ｕ字形状底部ウェブ２２は弾性により蓋軸に概ね垂直な向きに戻っており、外側脚壁４を容器壁７に押し付けている。エプロン部１８も弾性により元に戻っている。固定溝１は縁部１０をしっかりと保持している。心合わせ突起部Ｋと固定溝１の両者が容器Ｃの開口部を補剛していることも重要である。
【００１４】
図１１において、凹部２４の壁輪郭は四葉状、即ち主軸同士が９０°をなす大きさの等しい二つの楕円としても特徴付けられる輪郭である。刻み目２６は部分２５において、両楕円の主軸に沿って延びている。図２５は壁厚ｘと壁厚ｘ１の差を誇張した尺度で示している。部分２５は図示のように内側に湾曲しても、ドーム頂壁５に平行であっても良い。壁厚薄化ｘ１は部分２５全域に対しては要しない。部分２５の薄壁厚中央部のみを、例えば蓋Ｄの製造時に材料圧縮により設ければ良い。
図６〜１０における環状Ｕ字形状底部ウェブ２２の半径方向の幅は蓋Ｄの外径の約１０％で良く、またドーム頂壁５の径は蓋Ｄの外径の約６０％で良い。
図１３〜１４の蓋Ｄの実施例は図６〜１２のものと類似しているが、ドーム頂壁５上に飲料識別突起５ａが規則的に分布して更に設けられている。例えば、各々にマーキング及び／又は押圧式ボタンの有る卵形の飲料識別突起５ａが４個設けられている。これは市場にある多くの蓋の標準的備品である。突起５ａはドーム頂壁５の外縁から半径方向に少し離れ、中央凹部２４からも少し離れた位置に設けられる。更に、くぼみ３が、蓋積み重ね（図１５）から蓋Ｄを取り外す際に、くぼみがより容易に摘めるようにアンダーカットして作られる。各くぼみ３は、図１５に示すように積み重ね係止部として、積み重ねの次の蓋Ｄのドーム頂壁５に支えられるようにして作用し得る側方ショルダー３ａを画成するようにしても良い。このようなショルダー３ａを設けると、積み重なった蓋は主としてショルダー３ａがドーム頂壁５で支えられ、且つ外側脚壁同士が接触するところで接することになるから蓋がぎゅうぎゅう詰めにならず好都合である。この特徴によれば、各蓋Ｄが楽に外せる、整然として且つ密度の高い積み重ねが得られる。この実施態様では、８個のくぼみ３が設けられている。
【００１５】
図１３〜１５の蓋Ｄにも、心合わせ・ガイド突起Ｋ（ガイドコーン）とクリップ留め操作を容易にするヒンジ機構Ｍが設けられている。
図１６〜１７に、二重壁容器ＣＤ用の簡易クリップ留め蓋Ｄが示す、二重壁容器ＣＤは内部壁７と外部壁７ｃを有し、両者間に熱絶縁効果を奏する空隙が設けられている。縁部１０は内部壁７の上端に形成されている。二重壁容器ＣＤは先ず、縁部１０に続く錐角α／２で形成される。形成工程中に、内部壁７の上端が外側に向かって、錐角α′／２が錐角α／２より小さいところ、或いは殆ど０のところで開口部９が出来るように、且つショルダー７ｂが形成されるように拡げられる。二重壁容器ＣＤには、既述の心合わせ・ガイド突起Ｋが有る。この場合、突起Ｋは，外面６が円筒状（図示のように）であるか、その錐角β／２が０°（円筒状）又は錐角α′／２に近いが、それより小さい値になるように形成される。外面７又は外側脚壁４は、ショルダー４ａが形成されるように内方に段入する壁部４ｂに続く。壁部４ｂの外面部６ａは錐角α／２で傾いている。心合わせ・ガイド突起Ｋは、蓋中心軸に略垂直に延びるＵ字形状底部ウェブ２２で形成される。外面６の径Ｄ１は縁部１０付近の開口部９ａの径Ｄ７に本質的に対応する。開口部９ａにおいて、内部容器壁７ａの内側部分と外側脚壁４及び壁部４ｂの外側部分は、蓋Ｄが二重壁容器ＣＤに完全にクリップ留めされたとき、変形される、即ち密接に圧接するように示されている。
【００１６】
図１６において、蓋Ｄは二重壁容器ＣＤに心合わせされ、縁部１０が下から狭窄部１４に近づいた状態に有る。そのとき、外面６は開口部９ａにおける内部容器壁７ａに既に接しており、クリップ留め圧Ｒが例えばドーム頂壁５（図１６には図示せず）に加えられるとき蓋Ｄを適切に心合わせ及び案内するようになっている。
クリップ留め圧が縁部１０上の狭窄部１４にかかる間、外面６が蓋Ｄを案内する。Ｕ字形状ウェブ２２が下方に傾くと、既述のように外側脚壁４は内方に少し変位し、その間狭窄部１４は外側に曲がる。これにより、図１７の位置に達するまでの、縁部１０を通る狭窄部１４の摺動が容易になる。そして、縁部１０は外側と内側の両方から把握される。接触する壁部（２０及び２０′）も把握されるようにしても良い。ショルダー４ａはショルダー７ｂに着座するか、少なくとも近接するようにする。部分２０′では接触圧が特に得られ、その結果、固定溝１と縁部１０との間及び外側脚壁４と内部容器壁部７ａとの間の相互作用により封止効果に付加的封止効果が加わる。図１７において、蓋Ｄのドーム構造が堅固なことにより、内部容器壁部７ａが外側脚壁４に対して平行になるように押圧され、これがクリップ留めの保持力を高め、密閉された容器ＣＤの開口部を著しく補剛する優れた効果を奏することにもなる。
更に、ショルダー４ａとショルダー７ｂとの相互作用の結果、クリップ留め制限をもたらし、縁部が過剰に変形されるのを阻止することも出来る。ショルダー４ａ、７ｂが隣接することにより、縁部１０と固定溝１とは蓋Ｄの高い漏れ防止と高い保持力で特徴付けられる予充填閉鎖状態に保たれる。
図１８は図５と同様の、単壁容器Ｃに蓋Ｄをクリップ留めしたものの断面図である。縁部１０は内側に完全に湾曲している。蓋Ｄの固定溝１は断面が丸い。十字ハッチ部分は接触の強い部分、例えば僅かだが圧搾されている表面部分を表す。縁部１０の周囲の１８０°以上に亘って固定溝１と縁部１０とが密接に接している。外側脚壁４が上部開口部を半径方向の変形に対して明確に補剛している。
【図面の簡単な説明】
【図１】蓋の側面図である。
【図２】図１の蓋の軸に沿う断面図である。
【図３】図１及び２の蓋を蓋として用いようとする容器の軸に沿った断面図である。
【図４】蓋を容器にクリップ留めする際の様子を示す拡大断面図である。
【図５】蓋が容器に完全にクリップ留めされた様子を示す断面図である。
【図６】蓋の別の実施例を示す軸方向断面図である。
【図７】図６の蓋の一部を示す側面図である。
【図８】蓋をクリップ留めするに際し、容器の縁部が丁度狭窄部に達した状態での図６の蓋の一部を示す。
【図９】蓋のクリップ留めに際し、固定溝が一時的に開口した状態を図８に対応して示す。
【図１０】図８に対応して、蓋が適切にクリップ留めされた状態を示す。
【図１１】図６の蓋の一部であるドームを示す平面図である。
【図１２】図１１のドームの中央部の切断面ＸＩＩ−ＸＩＩにおける断面図である。
【図１３】蓋の更に別の実施例を示す軸方向断面図である。
【図１４】図１３の蓋の上方からの図である。
【図１５】図１３及び１４の蓋数個から成る蓋積み重ねを示す。
【図１６】蓋のクリップ留めの準備段階にある蓋と二重壁容器を示す軸方向断面図である。
【図１７】蓋が完全にクリップ留めされた二重壁容器を示す、図１６と類似の断面図である。
【図１８】他の実施例を示す、図５と類似の断面図である。
【符号の説明】
Ｃ…容器、ＤＣ…二重壁容器、Ｄ…蓋、Ｖ…蓋凹部、Ｍ…ヒンジ機構、１…固定溝、２…ドーム、３…くぼみ、４…外側脚壁、５…ドーム頂壁、６…外面、７…容器壁、８…容器底部、９…開口部、１０…縁部、１１…カール状リム、１２…壁、１３…エプロン部、１４…狭窄部、１５…稜、１６…外側傾斜壁、１８…エプロン部、１９…外側フランジ、２２…Ｕ字形状底部ウェブ、２３…内側脚壁、２４…凹部、２５…ドーム底部、２６…刻み目、３０…ベルト状外周部。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a cup-shaped container and a lid for the container.
[0002]
[Prior art]
In the clip-on plastic lid on the cup-shaped container described in US Pat. No. 5,253,781A, the outer surface of the outer leg wall of the lid recess extends downward so that it slightly exceeds the height of the constriction. The outer surface has its cone angle and outer diameter matched to the cone angle and inner diameter of the container wall, and the outer surface clearly contacts the container wall even when the edge of the container (specifically, the curled rim) is seated in the fixed groove. There is nothing. Because the outer surface is relatively short and the radial dimension of the U-shaped web of the lid recess is large, the fixing groove tilts inward during the clip movement, and the edge passes through the constriction over the entire circumference Preventing smooth movement. It is necessary to first align the lid by hand so that the fixing groove is located on the edge, and then clip the lid so that pressure is directly applied to the upper wall of the fixing groove by sliding movement of the hand. is there. Such a clipping operation is cumbersome, time consuming and often the edges do not fit snugly into the locking groove at several locations around the cup opening. For this reason, when the whole cup tilts, the liquid may leak. When the entire container falls down, the cup opening is easily distorted in the radial direction, so that the lid often pops out.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to make it easy to clip the lid even for unfamiliar persons, the clipped lid is leak-proof, and the container is unlikely to pop out even if the whole cup falls down. The object is to provide a lid suitable for a container. Despite the complete sealing of the lid with a high retention force, the lid can be easily clipped.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, since the outer leg wall is made relatively long downward, the U-shaped bottom web of the lid recess and the inner leg wall constitute a centering / guide protrusion, and the edge portion forms the narrowed portion. At least during that time, it is in sliding contact with the container wall. By applying pressure substantially only on the top wall of the dome, the fixing groove is automatically centered precisely on the edge, and the edge passes through the constriction along its entire circumference and substantially into the fixing groove. Clipped once. Due to the sliding contact between the outer surface and the container wall, the edge that receives the guide and alignment produces a uniform resistance everywhere against the downward movement of the lid, so that the constriction is uniformly guided over the edge. Is done. The pressure applied to the dome is converted by the guide / centering protrusion into a downwardly directed tensile force that is evenly distributed along the stenosis, and the stenosis passes through the rim until the edge is accurately positioned in the fixed groove. And pull evenly. This advantageous effect of centering and guiding projections, which are actually conical or cylindrical, and the uniform force transmission cooperate, between the edge and the fixing groove between the approximate dimensions and the predetermined A strong fit is obtained by elasticity. As a result, the clipped lid does not leak, and even if the entire cup falls down, the edge portion does not partially leave the fixing groove. The above shape of the dome and lid recess results in a rigid structure that is integral with the lid, which effectively clips the lid under buckling force applied without buckling. The clipped lid remarkably stiffens the opening of the container and has excellent spillage prevention and leakage prevention.
A particularly important feature of the present invention is a hinge mechanism that is integrally formed with the lid and that acts continuously in the circumferential direction. This allows the lid to be practically easily clipped by a hand grasping operation. At least when the pressure is applied to the top wall of the dome, the dome is immediately lowered and with the onset of increased resistance to movement of the stenosis across the edge, the displaced inner leg wall moves the U-shaped bottom web, the U-shaped bottom web. And tilted around a hinge formed at the transition between the outer leg wall and the outer leg wall. The U-shaped bottom web tilts and tries to temporarily pull the outer side wall away from the inner wall of the container. The stenosis part tilts outward due to the contact between the edge and the stenosis part, and the fixing groove expands somewhat. Due to the clip-on pressure, ie automatically when the dome is pushed down, or when pushing the outer periphery of the lid, the edge easily passes through the constriction at once. When pressure is removed, the hinge mechanism resets the lid fit, i.e., the U-shaped bottom web returns to a position substantially perpendicular to the lid axis, holding the outer leg wall firmly against the inner wall of the container. . The constriction part returns to the rear side of the edge part, and the edge part fits into the fixing groove in a tight and airtight sealed state. With the dome protruding upward, the connection (hinge) mechanism first lowers the dome with respect to the fixed groove to activate the connection (hinge) mechanism, and opens the fixed groove so that the edge slides. The dome then returns to the initial height position. During clipping, the dome top wall is pushed down by the pressure applied to the periphery of the lid by the palm, and the clipping operation is completed.
[0005]
The edge of the container may be curled, fully entrained, partially curled, semi-entrained, or curved outwardly curved. . The lid clipping operation can be easily and easily performed in any case, and the critical leakage prevention and stable lid holding effect can be obtained. One lid design fits many edge designs.
Despite the strong fit in the clipped state, the lid is optimal and easy to clip. Because of its shape, the lid is relatively stiff at the center, so that the edges are pushed in the direction of clipping with the aid of guiding the guide projections and by the temporary opening of the fixing groove by the movement of the dome relative to the constriction Can be easily and completely clipped into the fixing groove to obtain close contact and force fit.
For this function, it is important that the U-shaped bottom web is substantially flat and substantially perpendicular to the lid axis and that the inner leg walls are substantially parallel to the lid axis. It can be said. Because of these structural features, the integral hinge mechanism works well when downward pressure is applied to the lid. This is mainly because when the U-shaped bottom web is tilted, the inner leg wall is more difficult to bend than the outer leg wall due to mechanical reasons, so the outer leg wall is bent inward, and as a result, the fixing groove is opened from the inner side. It becomes like this.
It can be pointed out that it is advantageous if the outer surface and the container wall slide against each other before the elastic deformation of the constriction by the edge begins. As a result, the fixing groove and the constriction portion are respectively applied to the edge portion at a properly aligned position, and therefore the edge portion must overcome with substantially the same resistance to passage over the entire circumference. So that it is easily and uniformly clipped into the fixing groove.
When the cone angle of the outer surface is substantially equal to the cone angle of the container wall, the outer diameter of the outer surface corresponds at least approximately to the inner diameter of the container wall in the opening at the height position of the constriction, so that the edge reaches the constriction. Centering and guiding effects begin. When the edge snaps into the securing groove, the container wall bends at the edge and the container wall, especially when made of a soft material, so that a strong full engagement is possible when the lid is clipped. In addition, or alternatively, it can be pointed out that the outer leg wall of the lid recess also bends slightly inward due to the contact pressure between the outer surface and the container wall.
[0006]
The outer diameter of the outer surface in the fixed groove can be markedly greater than the inner diameter of the container wall in the opening, i.e. where the inner wall curves outward and becomes an edge. In this way, a clear guide and alignment action occurs during the entire movement of the edge beyond the stenosis and into the fixation groove.
Prominently extending the outer surface down from the stenosis is important for the purpose of centering and guiding effects. The lid can be clipped by applying pressure only substantially to the dome. The outer surface may be at least 2.5 times the height of the fixing groove. The height of the fixing groove may be three times or four times. Since pressure is applied between the outer surface and the container wall and there is a large contact surface, a very effective sealing effect results, complementing the sealing effect of the edge in the fixed groove.
The cone angle is preferably about 6 ° to 12 °, that is, the total cone angle is 12 ° to 24 °. More preferably, the angle is 8 ° to 10 °, that is, 16 ° to 20 °.
If a recess is provided in the place where the head of the dome top wall moves to the outer wall of the dome, easy operation of the lid is further facilitated and the rigidity of the dome is increased. In addition, these indentations provide a visual clue as to where the finger is placed and where the grasp points are determined in order to easily remove the lid from the stacked lid. When the recess is formed by undercutting, not only a grip (pick) portion can be provided, but also a shoulder for stacking the lids can be defined. By allowing each lid to be supported only by a recessed shoulder on the top wall of the next lid, the lids can be stacked so that the lids are not jammed.
In order to obtain a strong force fit which is important for the sealing effect between the edge and the fixing groove, it is necessary to make the radial thickness of the edge larger than the radial inner width of the fixing groove. The soft paper or cardboard material constituting the container and the edge respectively bends inward or outward as soon as the edge is seated in the fixed groove. A crushing portion having a surface contact portion, that is, a portion that is not only a line contact is generated, and the sealing effect is enhanced.
The radial thickness of the edge should be 10-20%, preferably about 15% greater than the average radial inner width of the fixed groove. By matching the dimensions in this way, a good sealing effect can be obtained, and the lid can be clipped to the container only by applying an appropriate force.
In order to increase the holding effect at the edge of the lid and to allow the material to be crushed gradually, the radial inner width of the fixing groove decreases in the direction opposite to the clip direction, preferably at the cone angle of the container wall It is good to do so. If it does in this way, a fixed groove will produce a wedge effect until the position of an edge is settled.
In order to enhance the holding effect of the clip lid, it is preferable to provide a belt-like area with a high coefficient of friction on the outer leg wall and / or the inner leg wall of the container. This increases the frictional engagement between the lid and the container, resulting in a cup opening that is difficult to bend.
[0007]
According to a further important feature of the present invention, a concavity consisting of a deep indentation and a shallow indentation is formed from the outside to form a constriction. These indentations should be longer in the circumferential direction in the deeper than in the shallower. As a result, the clip fastening operation is facilitated, the holding stability and durability are increased, and the lid peripheral portion is stiffened.
It is preferable that a plurality of beverage identification protrusions projecting upward are provided on the top wall of the dome so that beverage types such as cola, diet cola, and orange juice can be identified from the outside. The protrusion may be a push button.
According to a further important feature, an indentation is formed in the dome top wall. The wall thickness of this portion should be at least thinner than the wall thickness of the dome top wall. Moreover, it is good to provide the notch which cross | intersects this part, and to break it so that a straw can be inserted easily. By making the wall thickness thinner, the straw can be inserted more easily. In order to reduce the wall thickness, the lid material may be partially compressed. The thin wall portion is particularly useful for relatively rigid lids that are slightly thicker than normal lids. However, having a thin section is generally advantageous for any lid, as it generally facilitates the insertion of a straw.
The indented part for inserting the straw may be provided at the bottom of the concave part, for example, at the center of the top wall of the dome. By reducing the thickness of the bottom wall, the rigidity of the dome is increased in terms of easy clip operation.
If the indented portion is curved inward, the straw can be easily inserted, and resistance to buckling outward due to hydraulic pressure may be increased. This curvature also has the effect of automatically closing the tear notch when the hydraulic pressure is applied to the notched notch from the inside after pulling out the straw. If the contours of the recesses correspond to two ellipses whose main axes are offset by 90 ° from each other, the composition of the dome increases and the appearance of the dome design becomes attractive. A notch may be formed along the main axes of both ellipses. Instead, a single thin walled core may be provided at the bottom to facilitate the insertion of the straw.
[0008]
One of the more important features of the present invention is an easy clip closure made of double-walled conical paper or cardboard. Double-walled paper or cardboard containers typically have an inner container wall that is deformed outward and has an opening where it connects to the outer container wall. An edge is formed at the upper end of the inner container wall. The cone angle of the double-walled container conical inner wall is 0 at the opening that extends from the lower container wall and has a peripheral shoulder, or less than the cone angle of the lower container wall. During the clip operation, the lid is centered and guided over the edges. Because the centering and guide projections are pulled inward due to the deformation that occurs between the dome being pushed down and the fixed groove, the edges can pass through the constriction more easily. When the lid is clipped, it provides high leakage prevention and rigidity to the container opening.
The cone angle of the outer surface or alignment / guide protrusion may be zero or smaller than the angle value of the cone angle of the inner wall of the container. Since the centering and guide projections are highly rigid, the edges are urged into a seated state that prevents leakage in the fixed grooves, deforming the opening of the double-walled container, stiffening and sealing the container edge To strengthen.
In this case, it is preferable that the centering and the guide protrusion are taken over by the inner stepped portion of the outer leg wall whose size is adjusted so as to be press-fitted in cooperation with the container wall on the lower side. The cone angle of the inner stepped portion may be substantially equal to the cone angle of the inner container wall below the upper stepped opening. Due to the cooperative action of the stepped portion and the inner wall of the container, the sealing effect is also strengthened at a deep location inside the container.
[0009]
Embodiment
A lid D to be used as a lid of a cup-shaped container C made of paper, cardboard, or plastic material is obtained by stretching an elastic plastic foil material, and has a wall thickness of, for example, 0.3 to 0.5 mm (FIG. 1). ). The lid can be clipped to the opening 9 of the container C, so that the container C is sealed without leakage, and the lid D is not removed even if the entire container C falls down. The lid D (FIG. 1) is provided with a peripheral (continuous) fixing groove 1 in the circumferential direction, and a dome 2 protrudes from the inside of the fixing groove 1 above the surface. The dome 2 is separated from the fixed groove 1 by a substantially uniform lid recess V in the circumferential direction, and is basically provided with a flat dome top wall 5 and several circumferentially distributed depressions 3. Yes. The outer leg wall 4 of the lid recess V (FIG. 2) extends significantly downward with respect to the fixed groove 1 beyond the surface of the fixed groove 1.
In order to clip the lid D (FIG. 2) to the opening 9 of the container C (FIG. 3), a pressure R is applied, for example, in a direction to clip only to the top wall 5 of the dome. The dome top wall 5 extends basically parallel to the surface of the lid D. The lid recess V has a U-shaped cross section and surrounds the dome 2 concentrically. The lid recess V is defined in this example by an outer leg wall 4 tapered conically downward, a lower U-shaped bottom web 22 and an inner leg wall 23 forming an outer dome wall extending upward. It is made. The outer leg wall 4 has an outer surface 6 that extends into the fixed groove 1. The outer surface 6 is arranged at a cone angle α / 2 which may at least basically correspond to the cone angle α / 2 of the container wall 7 of the container C.
[0010]
In FIG. 3, there is a container bottom 8 at the lower end of the container wall 7, and the container opening 9 is a so-called curled rim made of the container wall 7 and an edge protruding outward, preferably cardboard or paper material of the container C. 11 and is defined. In the case of a plastic container, the edge 10 can also be made by injection molding. Further, the edge portion may be a semi-curled edge portion or a flange shape by protruding the edge of the container outward.
[0011]
FIG. 4 shows the lid D placed on the edge 10 formed as the curled rim 11. The narrowed portion 14 of the lid D is supported by the edge 10.
The outer leg wall 4 continues to a wall 12 extending substantially parallel to the surface of the lid at the upper end, followed by an apron portion 13 extending in the circumferential direction. The apron portion 13 extends substantially parallel to the axis of the lid D and continues to the lower narrowed portion 14. The narrowed portion 14 may be a crease-like depression from the outside, and forms a rounded edge 15 on the inside. The ridge 15 and the narrowed portion 14 may be continuous in the circumferential direction, or may be formed so that the outer contour (shown by a broken line) is substantially continuous between individual local depressions. The constriction 14 is directed downwardly to an outer sloped wall 16 that defines a clipped ramp. From the wall 16, a further apron 18 extends downwards and ends with an outer flange 19. The height of the further apron 18 may be shorter than that shown.
The radial thickness Y of the edge portion 10 measured from the straight container wall 7 to the curved portion of the edge portion 10 may be larger than the radial inner width Y1 of the fixed groove 1. The radial thickness Y may be 10% to 20%, preferably about 15% larger than the inner width Y1. In the fixed groove 1, the radial inner width Y 1 gradually decreases, preferably with a cone angle α / 2 from the narrowed portion 14 toward the wall 12.
The fixing groove 1 defines a length L between the ridge 15 and the position side of the wall 12. The outer leg wall 14 extends downwardly beyond the height L1 which may be equal to 2.5 times the height L, preferably 3 times, more preferably 4 times or more of the height L. .
The outer diameter D1 of the outer surface 6 of the outer leg wall 4 at the height position of the constriction 14 (for example, amount 15) is the edge 10, that is, the container wall 7 in the transition from the straight container wall 7 to the outer protruding curve of the edge. Corresponds at least significantly to the inner diameter D7.
When a pressure R is applied to the dome 2 in FIG. 4, the outer surface 6 slides against the container wall 7 before or as soon as the edge 10 reaches the constriction 14. The lid recess V forms a centering and guide projection K to aid and facilitate the clip operation of the lid D. It may be advantageous to make sliding contact even before the edge 10 reaches the constriction 14. When the lid D is further pushed down, the edge 10 elastically deforms the narrowed portion 14 outward. In this operation process, the edge 10 is also slightly deformed before exceeding the ridge 15 and enters the fixing groove 1 (FIG. 5). In FIG. 5, the cross hatch portion refers to a strong pressure portion that is formed on the edge portion 10 and the container wall 7 to promote a sealing, holding, and stiffening effect. Alternatively or in addition, the outer leg 4 may be bent slightly inward (indicated by a broken line 21 ').
[0012]
The lid D shown in FIGS. 6 to 10 is different from the lid D of FIGS. 1 to 5 in that the design of the narrowed portion 14 is changed and the concave portion 24 is provided in the dome top wall 5. The constriction 14 (FIG. 7) is formed by alternating deeper depressions 16a and shallower depressions 16b. These indentations 16a and 16b form a serpentine inner top 15 '. The deeper recess 16a may be longer in the circumferential direction than the shallower recess 16b. In addition, the apron 18 shown with a broken line in FIG. 7 is short.
In FIG. 6, the recess 24 has a dome bottom 25 of limited size, located substantially parallel to and below the dome top wall 5. The wall thickness x of the lid D is substantially constant. Only the portion 25 is thinned (thickness x1), for example, by material compression. The portion 25 is located at the center of the dome top wall 5. In order to introduce the straw, the portion 25 is formed with a notch 26 which can be broken. For convenience, the portion 25 may be curved toward the inside of the dome 2.
Since there is a dent 3 in the transition from the dome top wall 5 to the inner leg wall 23, the rigidity of the dome 2 is increased, and the lid D is picked by a fingertip, for example, the lid D is removed from the stacked lids, and the lid D is removed from the container C. Making it easier to install. Applying force to the dome 2 when clipping can also be done via the recess 3. However, the palm can be pressed against the flat dome top wall 5 and clipped easily.
In FIG. 6, by providing the outer leg wall 4 with a belt-like outer peripheral portion 30 having a high friction coefficient, the holding effect may be enhanced immediately after the lid D is clipped. The outer peripheral portion 30 may have a higher position than that shown in the drawing, and may be narrow or wide. Instead of providing the outer peripheral portion 30 on the lid D, or together with it, a portion having a high friction coefficient may be provided on the container wall 7.
Due to the design and shape of the dome 2 and the lid recess V, a hinge mechanism M continuous in the circumferential direction is integrated with the lid D. This hinge mechanism helps clip the lid D, especially as shown in FIGS.
The hinge mechanism M of the lid D includes the dome 2, the inner leg wall 23, the U-shaped bottom web 22, and the outer leg wall 4. Both transitions from the outer leg wall 4 to the U-shaped bottom web 22 and from the U-shaped bottom web 22 to the inner leg wall 23 define both hinges 29. The inner leg wall 23 is essentially parallel to the longitudinal axis of the lid, and the U-shaped bottom web 22 is flat and perpendicular to the lid axis. Since the dome 2 has high rigidity, the inner leg wall 23 has a small diameter, and the outer leg wall 4 has a large diameter, the outer leg wall 4 bends inward more easily than the inner leg wall 23. This effect is used to temporarily open the fixing groove 1, facilitating the clipping of the lid.
[0013]
In FIG. 8, the lid D is placed on the container C and the entire circumference of the narrowed portion 14 is placed on the edge 10 so as to be aligned. The outer leg wall 4 contacts the container wall 7. Here, the clipping force R is applied to the dome top wall 5 by, for example, a palm until the dome top wall 5 is lowered (FIG. 9).
In FIG. 9, a reaction force R ′ acts on the edge portion 10 on which the narrowed portion 14 is placed in the direction opposite to the force R. The inner leg wall 23 tilts the U-shaped bottom web 22 downward by the action of the inner hinge 29 at the transition from the inner leg wall 23 to the U-shaped bottom web 22. Since the radial rigidity of the dome 2 is high, the U-shaped bottom web 22 tilts, resulting in a force 28 acting on the outer hinge 29. The force 28 moves the outer leg wall 4 away from the container wall 7 so that the fixing groove 1 opens somewhat inside. The reaction force R ′ displaces the apron portion 18 in the direction of the outer arrow 27 and temporarily opens a little outside the fixed groove 1. The edge 10 slides through the constriction 14 under the clipping force R and by the lowering of the dome top wall 5 (possibly by pushing the wall 12), and finally Is clipped snugly into the fixed groove 1.
In FIG. 10, the clipping force R is no longer present. The U-shaped bottom web 22 returns to a direction substantially perpendicular to the lid shaft by elasticity, and presses the outer leg wall 4 against the container wall 7. The apron portion 18 is also restored due to elasticity. The fixing groove 1 holds the edge 10 firmly. It is also important that both the centering protrusion K and the fixing groove 1 stiffen the opening of the container C.
[0014]
In FIG. 11, the wall contour of the recess 24 is a quadrilateral shape, that is, a contour characterized by two equal ellipses whose main axes form 90 °. The score 26 extends in the portion 25 along the main axes of both ellipses. FIG. 25 shows the difference between the wall thickness x and the wall thickness x1 on an exaggerated scale. The portion 25 may be curved inward as shown, or may be parallel to the dome top wall 5. Wall thinning x1 is not required for the entire portion 25. Only the thin wall thickness central portion of the portion 25 may be provided by material compression at the time of manufacturing the lid D, for example.
6 to 10, the radial width of the annular U-shaped bottom web 22 may be about 10% of the outer diameter of the lid D, and the diameter of the dome top wall 5 may be about 60% of the outer diameter of the lid D.
The embodiment of the lid D of FIGS. 13 to 14 is similar to that of FIGS. 6 to 12, but further provided with beverage identification protrusions 5a on the dome top wall 5 in a regular distribution. For example, four egg-shaped beverage identification protrusions 5a each having a marking and / or pressing button are provided. This is standard equipment for many lids on the market. The protrusion 5 a is provided at a position slightly away from the outer edge of the dome top wall 5 in the radial direction and slightly away from the central recess 24. Furthermore, the indentation 3 is made by undercutting so that the indentation can be more easily picked when removing the lid D from the lid stack (FIG. 15). As shown in FIG. 15, each recess 3 may define a side shoulder 3 a that can act as a stacking locking portion so as to be supported by the dome top wall 5 of the lid D next to the stacking. . Providing such a shoulder 3a is advantageous because the stacked lids are mainly supported by the shoulder 3a at the dome top wall 5 and contact with each other when the outer leg walls are in contact with each other. According to this feature, an orderly and dense stack in which each lid D can be easily removed is obtained. In this embodiment, eight indentations 3 are provided.
[0015]
The lid D of FIGS. 13 to 15 is also provided with a centering / guide protrusion K (guide cone) and a hinge mechanism M for facilitating the clip operation.
16-17, the double-wall container CD which the simple clip fastening cover D for double-wall containers CD shows has the inner wall 7 and the outer wall 7c, and the space | gap which has a thermal insulation effect is provided between both. ing. The edge 10 is formed at the upper end of the inner wall 7. The double-walled container CD is first formed with a cone angle α / 2 following the edge 10. During the forming process, the shoulder 7b is formed so that the opening 9 is formed when the upper end of the inner wall 7 faces outward and the cone angle α ′ / 2 is smaller than the cone angle α / 2 or almost zero. To be expanded. The double-walled container CD has the alignment / guide protrusion K described above. In this case, the protrusion K has a cylindrical outer surface 6 (as shown) or a cone angle β / 2 of 0 ° (cylindrical) or close to the cone angle α ′ / 2, but a smaller value. It is formed to become. The outer surface 7 or the outer leg wall 4 continues to a wall portion 4b that steps inward so that a shoulder 4a is formed. The outer surface portion 6a of the wall portion 4b is inclined at a cone angle α / 2. The centering / guide protrusion K is formed by a U-shaped bottom web 22 extending substantially perpendicular to the lid center axis. The diameter D1 of the outer surface 6 essentially corresponds to the diameter D7 of the opening 9a near the edge 10. In the opening 9a, the inner part of the inner container wall 7a and the outer part of the outer leg wall 4 and the wall part 4b are deformed, i.e. intimately, when the lid D is fully clipped to the double wall container CD. Shown to crimp.
[0016]
In FIG. 16, the lid D is centered on the double-walled container CD, and the edge portion 10 is in a state of approaching the narrowed portion 14 from below. At that time, the outer surface 6 is already in contact with the inner container wall 7a in the opening 9a, and the lid D is properly centered when the clip clamping pressure R is applied to the dome top wall 5 (not shown in FIG. 16), for example. And it comes to guide.
The outer surface 6 guides the lid D while the clip fastening pressure is applied to the constriction 14 on the edge 10. When the U-shaped web 22 is inclined downward, the outer leg wall 4 is slightly displaced inward as described above, while the narrowed portion 14 is bent outward. This facilitates sliding of the narrowed portion 14 through the edge 10 until reaching the position of FIG. And the edge part 10 is grasped | ascertained from both the outer side and an inner side. The contacting walls (20 and 20 ') may also be grasped. The shoulder 4a is seated on the shoulder 7b or at least close to it. The contact pressure is particularly obtained at the part 20 ', so that an additional sealing is added to the sealing effect by the interaction between the fixing groove 1 and the edge 10 and between the outer leg wall 4 and the inner container wall 7a. The effect is added. In FIG. 17, due to the rigid dome structure of the lid D, the inner container wall 7a is pressed so as to be parallel to the outer leg wall 4, which increases the holding force of the clip fastening, and the sealed container CD. An excellent effect of remarkably stiffening the opening is also obtained.
Furthermore, as a result of the interaction between the shoulder 4a and the shoulder 7b, it is possible to provide a clip restriction and prevent the edge from being excessively deformed. By adjoining the shoulders 4a and 7b, the edge portion 10 and the fixing groove 1 are kept in a prefilled closed state characterized by high leakage prevention and high holding force of the lid D.
18 is a cross-sectional view of a single-walled container C clipped with a lid D, similar to FIG. The edge 10 is completely curved inward. The fixing groove 1 of the lid D has a round cross section. The cross-hatched part represents a part with strong contact, for example a surface part that is slightly but squeezed. The fixing groove 1 and the edge portion 10 are in close contact with each other over 180 ° or more around the edge portion 10. The outer leg wall 4 clearly stiffens the upper opening against radial deformation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a lid.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the axis of the lid of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view along the axis of a container intended to use the lid of FIGS. 1 and 2 as a lid.
FIG. 4 is an enlarged cross-sectional view showing a state when a lid is clipped to a container.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state in which the lid is completely clipped to the container.
FIG. 6 is an axial sectional view showing another embodiment of the lid.
7 is a side view showing a part of the lid of FIG. 6. FIG.
8 shows a portion of the lid of FIG. 6 with the edge of the container just reaching the constriction when clipping the lid.
9 shows a state in which the fixing groove is temporarily opened when the lid is clipped, corresponding to FIG.
FIG. 10 shows the lid properly clipped, corresponding to FIG.
11 is a plan view showing a dome that is a part of the lid of FIG. 6. FIG.
12 is a cross-sectional view taken along a cutting plane XII-XII at the center of the dome shown in FIG.
FIG. 13 is an axial sectional view showing still another embodiment of the lid.
14 is a view from above of the lid of FIG. 13;
15 shows a lid stack consisting of several lids of FIGS. 13 and 14. FIG.
FIG. 16 is an axial cross-sectional view showing the lid and double-walled container in preparation for clipping the lid.
FIG. 17 is a cross-sectional view similar to FIG. 16 showing a double walled container with the lid fully clipped.
18 is a cross-sectional view similar to FIG. 5, showing another embodiment.
[Explanation of symbols]
C: container, DC: double wall container, D: lid, V: lid recess, M ... hinge mechanism, 1 ... fixing groove, 2 ... dome, 3 ... depression, 4 ... outer leg wall, 5 ... dome top wall, 6 ... outer surface, 7 ... container wall, 8 ... container bottom, 9 ... opening, 10 ... edge, 11 ... curled rim, 12 ... wall, 13 ... apron, 14 ... constriction, 15 ... ridge, 16 ... Outer inclined wall, 18 ... apron part, 19 ... outer flange, 22 ... U-shaped bottom web, 23 ... inner leg wall, 24 ... recessed part, 25 ... dome bottom part, 26 ... notch, 30 ... belt-like outer periphery part.

Claims

プラスチック材料製のクリップ留め式蓋（Ｄ）と、上方外方に向けてテーパーの付いた円錐形の容器壁（７）で画成された容器（Ｃ）の開口部（９）と、及び外に向けて突き出た縁部（１０）とを備えたカップ状容器であって、蓋（Ｄ）には上壁（１２）を有しかつ蓋の下面で開口して縁部（１０）を受容する周囲固定溝（１）が形成され、この固定溝（１）には外側下端部に弾性的に拡張可能な狭窄部が、また内側にＵ字形状断面の円周方向に延びる蓋凹部（Ｖ）の外側脚壁（４）の円筒又は円錐外面（６）があり、この蓋凹部（Ｖ）のＵ字形状底部ウェブ（２２）は狭窄部（１４）の高さ位置の下に位置し、蓋凹部（Ｖ）の内側脚壁（２３）は狭窄部（１４）と固定溝（１）の高さ位置の上方に位置するドーム頂壁（５）の有るドーム（２）のドーム壁の一部である紙又はボール紙製カップ状容器において、
蓋凹部（Ｖ）は固定溝（１）の高さ（Ｌ）の２．５倍以上の長さ（Ｌ１）でもって狭窄部（１４）の高さ位置より明確に下方に向かって延びる深さを有していること、及び、蓋凹部（Ｖ）は、狭窄部（１４）の高さにおける外面（６）の径（Ｄ１）が容器壁（７）の内径（Ｄ７）と対応していること、並びに、固定溝（１）内において、上壁（１２）から外面（６）へと移った部分での外径（Ｄ２）は開口部（９）内での容器壁（７）の内径（Ｄ７）より大きく、それによって蓋（Ｄ）のクリップ留めの際、下方に向けたクリップ留め圧力（Ｒ）が主としてドーム（２）に加えられ縁部（１０）が狭窄部（１４）に着いた時、蓋凹部（Ｖ）は外面（６）に容器壁（７）と滑り接触することにより蓋心合わせ及びガイド突起部（Ｋ）として作用することを特徴とするカップ状容器。 A clip-on lid (D) made of plastic material, an opening (9) in a container (C) defined by a conical container wall (7) tapered outward and outward; Cup-shaped container with an edge (10) protruding towards the lid , the lid (D) having an upper wall (12) and opening at the lower surface of the lid to receive the edge (10) A fixed groove (1) is formed. The fixed groove (1) has an elastically expandable constriction at the outer lower end, and a lid recess (V) extending in the circumferential direction of the U-shaped cross section. ) has a cylindrical or conical outer surface of the outer leg wall (4) (6) of, U-shaped bottom web of the lid recess (V) (22) is located below the height position of the constriction (14) dome having the dome top wall (5) inside leg wall (23) is located above the height position of the constriction (14) and the clamping groove (1) the lid recess (V) ( In paper or cardboard cup-shaped container, which is part of a dome wall of)
The lid recess (V) has a length (L1) that is at least 2.5 times the height (L) of the fixing groove (1) and a depth extending clearly downward from the height position of the constriction (14). And the lid recess (V) has a diameter (D1) of the outer surface (6) at the height of the narrowed portion (14) corresponding to the inner diameter (D7) of the container wall (7). In addition, in the fixed groove (1), the outer diameter (D2) at the portion moved from the upper wall (12) to the outer surface (6) is the inner diameter of the container wall (7) in the opening (9). Larger than (D7), so that when the lid (D) is clipped, the downward clipping pressure (R) is applied mainly to the dome (2) and the edge (10) is attached to the constriction (14). The lid recess (V) acts as a lid centering and guide projection (K) by sliding contact with the container wall (7) on the outer surface (6). Cup-shaped container, characterized in Rukoto.

縁部（１０）が下側から狭窄部（１０）に達する前に、心合せ・ガイド突起部（Ｋ）が滑り接触して容器壁（７）と協働するように形成されて成ることを特徴とする請求項１に記載の容器。The front edge (10) to reach the constriction (10) from below, that are formed so as to cooperate with Kokoroawase guide projections (K) sliding contact with the vessel wall (7) A container according to claim 1 characterized .

容器壁（７）及び円錐外面（６）の錐角（α／２）は、少なくとも近似的に等しいことを特徴とする請求項１に記載の容器。2. Container according to claim 1 , characterized in that the cone angles ([alpha] / 2) of the container wall (7) and the outer cone surface (6) are at least approximately equal.

容器壁（７）及び円錐外面（６）の錐角（α／２）は、６〜１２度であることを特徴とする請求項１に記載の容器。2. Container according to claim 1, characterized in that the cone angle (α / 2) of the container wall (7) and the outer cone surface (6) is between 6 and 12 degrees.

ドーム（２）は、ドーム頂壁（５）と、上方に延びる内側脚壁（２３）との移行部において、円周方向に規則的に分布された同一寸法及び同一深さのくぼみ（３）を有していること、各くぼみ（３）は、内側脚壁（２３）内に下に入り込んだ指でつかむための凹みを画成していること、及び、各くぼみ（３）は、蓋の積み重ね部を画成する下方肩部（３ａ）が形成されていること、を特徴とする請求項１に記載の容器。The dome (2) has indentations (3) of the same size and depth regularly distributed in the circumferential direction at the transition between the dome top wall (5) and the inner leg wall (23) extending upward. Each indentation (3) defines a recess in the inner leg wall (23) for grabbing with a finger, and each indentation (3) is a lid A container according to claim 1, characterized in that a lower shoulder (3a) is formed which defines a stacking part.

縁部（１０）の半径方向厚み（Ｙ）が固定溝（１）の半径方向内幅（Ｙ１）を上回るようにして成ることを特徴とする請求項１に記載の容器。2. A container according to claim 1 , characterized in that the radial thickness (Y) of the edge (10) exceeds the radial inner width (Y1) of the fixed groove (1).

開口部（９）に外縁部（１０）のある円錐状の紙又はボール紙製容器（Ｃ）のためのプラスチック材料製の蓋（Ｄ）であって、蓋（Ｄ）は、上壁（１２）を有しかつ蓋の下面で開口して縁部（１０）を受容する固定溝（１）が設けられ、この固定溝（１）はその外側下端で弾性拡張可能な狭窄部（１４）によって継続され、またその内側下端で、狭窄部（１４）の高さ位置の下に位置するＵ字形状底部ウェブ（２２）をもつ、断面が実質的にＵ字形状である、円周方向に延びる蓋凹部（Ｖ）の外側脚壁（４）の円筒状又は円錐状外面（６）によって継続され、蓋凹部（Ｖ）の内側脚壁（２３）は狭窄部（１４）の高さ位置と固定溝（１）の高さ位置の上に位置するドーム頭部面（５）の有るドーム（２）のドーム壁の一部であるプラスチック材の蓋（Ｄ）において、
蓋凹部（Ｖ）は固定溝（１）の高さ（Ｌ）の２．５倍以上の長さ（Ｌ１）でもって狭窄部（１４）の高さ位置より明確に下方に向かって延びる深さを有していること、及び、蓋凹部（Ｖ）は、狭窄部（１４）の高さにおける外面（６）の径（Ｄ１）が容器壁（７）の内径（Ｄ７）と対応していること、並びに、固定溝（１）内において、上壁（１２）から外面（６）へと移った部分での外径（Ｄ２）は開口部（９）内での容器壁（７）の内径（Ｄ７）より大きく、それによって蓋凹部（Ｖ）は、蓋（Ｄ）の容器（Ｃ）の縁（１０）への容易なクリップ留めのための心合わせ及びガイド突起部（Ｋ）を画成していることを特徴とするプラスチック材料製の蓋。 A lid (D) made of plastic material for a conical paper or cardboard container (C) with an outer edge (10) in the opening (9), the lid (D) being a top wall (12) ) And is open at the lower surface of the lid and is provided with a fixing groove (1) for receiving the edge (10). The fixing groove (1) is formed by a narrowed portion (14) elastically expandable at the outer lower end thereof. Continuing and at its inner lower end with a U-shaped bottom web (22) located below the height of the constriction (14) and extending in the circumferential direction, which is substantially U-shaped in cross section Continuing by the cylindrical or conical outer surface (6) of the outer leg wall (4) of the lid recess (V), the inner leg wall (23) of the lid recess (V) is fixed to the height position of the constriction (14). plastic is a part of a dome wall of a dome (2) having the dome top surface located above the height position of the groove (1) (5) In the lid (D),
The lid recess (V) has a length (L1) that is at least 2.5 times the height (L) of the fixing groove (1) and a depth extending clearly downward from the height position of the constriction (14). And the lid recess (V) has a diameter (D1) of the outer surface (6) at the height of the narrowed portion (14) corresponding to the inner diameter (D7) of the container wall (7). In addition, in the fixed groove (1), the outer diameter (D2) at the portion moved from the upper wall (12) to the outer surface (6) is the inner diameter of the container wall (7) in the opening (9). Larger than (D7), so that the lid recess (V) defines a centering and guide projection (K) for easy clipping of the lid (D) to the edge (10) of the container (C). plastic material of the lid to the feature that you are.

狭窄部（１４）が外側から形成された、深いものと浅いものとが円周方向に交互して連なるくぼみから成り、ここでこれ等のくぼみは深いものの方が浅いものより円周方向に長く形成されて成ることを特徴とする請求項７に記載の蓋。The constriction (14) is formed from the outside, and the deep and shallow ones are made of indentations that are alternately arranged in the circumferential direction. Here, these indentations are longer in the circumferential direction than in the shallow ones The lid according to claim 7 , wherein the lid is formed.

ドーム頂壁（５）に規則的に分布し、上方に突出する飲料識別突起部（５ａ）複数が設けられて成ることを特徴とする請求項７に記載の蓋。The lid according to claim 7 , wherein a plurality of beverage identification protrusions (5 a) regularly distributed on the dome top wall (5) and protruding upward are provided.

開口部（９）に外縁部（１０）のある円錐状の紙又はボール紙製容器（Ｃ）のためのプラスチック材料製蓋（Ｄ）であって、蓋（Ｄ）の周辺には、蓋の下面で開口して縁部（１０）を受容する固定溝（１）が設けられ、この固定溝（１）はその外側下端で弾性拡張可能な狭窄部（１４）によって継続され、またその内側下端で、狭窄部（１４）の高さ位置の下に位置するＵ字形状底部ウェブ（２２）をもつ、断面が実質的にＵ字形状である、円周方向に延びる蓋凹部（Ｖ）の外側脚壁（４）の円筒状又は円錐状外面（６）によって継続され、蓋凹部（Ｖ）の内側脚壁（２３）は狭窄部（１４）の高さ位置と固定溝（１）の高さ位置の上に位置するドーム頭部面（５）の有るドーム（２）のドーム壁の一部であるプラスチック材料製の蓋（Ｄ）において、
ドーム頂壁（５）には所定の大きさの陥入部（２５）が形成され、この陥入部（２５）は壁厚（ｘ１）がドーム頭部の壁厚（ｘ）より薄く形成され、陥入部（２５）にはストロー導入のための交差する刻み目（２６）が形成されて成ることを特徴とする蓋。A plastic material lid (D) for a conical paper or cardboard container (C) with an outer edge (10) at the opening (9), and around the lid (D) A fixing groove (1) is provided which opens at the lower surface and receives the edge (10), this fixing groove (1) being continued by a constricted part (14) which is elastically expandable at its outer lower end, and its inner lower end. And the outside of the circumferentially extending lid recess (V) having a U-shaped bottom web (22) located below the height of the constriction (14) and having a substantially U-shaped cross section leg wall continued by a cylindrical or conical outer surface (4) (6), an inner leg wall (23) of the lid recess (V) is the height of the height position and the fixed groove of the constriction (14) (1) plastic materials lids which are part of a dome wall of a dome top surface located above the position of (5) the dome (2) (D) Oite,
The dome top wall (5) is formed with an indentation (25) having a predetermined size. The indentation (25) has a wall thickness (x1) thinner than the wall thickness (x) of the dome head. A lid characterized in that the entrance portion (25) is formed with a cross notch (26) for introducing a straw.

陥入部（２５）が、ドーム頂壁（５）に形成された凹部（２４）の薄壁底部に設けられ、この底部はドーム頂壁に下に位置し、底部薄壁厚（ｘ１）が材料を局部的に圧縮して付与されるようにして成ることを特徴とする請求項１０に記載の蓋。An indentation (25) is provided at the bottom of the thin wall of the recess (24) formed in the top wall (5) of the dome, the bottom is located below the top wall of the dome, and the bottom thin wall thickness (x1) localizes the material. The lid according to claim 10 , wherein the lid is applied by being compressed.

陥入部（２５）がドーム内部方向に湾曲されて成ることを特徴とする請求項１０に記載の蓋。11. Lid according to claim 10 , characterized in that the indentation (25) is curved towards the inside of the dome.

凹部（２４）が概ねドーム頂壁（５）の中央に位置すること、凹部（２）は、主軸が互いに９０°オフセットして位置付けられた、大きさの等しい楕円二つが重なった壁輪郭を有すること、前記刻み目（２６）がこれ等の楕円の交差する主軸に沿って延びるようにして成ることを特徴とする請求項１１に記載の蓋。Recess (24) is generally be located in the center of the dome top wall (5), the recess (2) has main shaft is positioned with 90 ° offset from one another, the size of the equivalent ellipse two is overlapping the wall profile 12. Lid according to claim 11 , characterized in that the indentation (26) extends along the intersecting main axes of these ellipses.

円錐形状の段付き開口部（９ａ）に外縁部（１０）のある円錐状の紙又はボール紙製二重壁容器（ＣＤ）のためのプラスチック材料製蓋（Ｄ）であって、蓋（Ｄ）の周辺には、上壁（１２）を有しかつ蓋の下面で開口して縁部（１０）を受容する固定溝（１）が設けられ、この固定溝（１）はその外側下端で弾性拡張可能な狭窄部（１４）によって継続され、またその内側下端で、狭窄部（１４）の高さ位置の下に位置するＵ字形状底部ウェブ（２２）をもつ、断面が実質的にＵ字形状である、円周方向に延びる蓋凹部（Ｖ）の外側脚壁（４）の円筒状又は円錐状外面（６）によって継続され、蓋凹部（Ｖ）の内側脚壁（２３）は狭窄部（１４）の高さ位置と固定溝（１）の高さ位置より上に位置するドーム頭部面（５）の有るドーム（２）のドーム壁の一部であるプラスチック材の蓋（Ｄ）において、
蓋凹部（Ｖ）は固定溝（１）の高さ（Ｌ）の２．５倍以上の長さ（Ｌ１）でもって狭窄部（１４）の高さ位置より明確に下方に向かって延びる深さを有していること、及び、蓋凹部（Ｖ）は、狭窄部（１４）の高さにおける外面（６）の径（Ｄ１）が容器壁（７）の内径（Ｄ７）と対応していること、並びに、固定溝（１）内において、上壁（１２）から外面（６）へと移った部分での外径（Ｄ２）は開口部（９）内での容器壁（７）の内径（Ｄ７）より大きく、それによって蓋凹部（Ｖ）は、二重壁容器（ＣＤ）の円錐形状の段付き開口部（９ａ）と協働する心合わせ及びガイド突起部（Ｋ）を画成し、縁部（１０）への蓋（Ｄ）の容易なクリップ留めを許容していることを特徴とするプラスチック材料製の蓋。 A plastic material lid (D) for a conical paper or cardboard double-walled container (CD) with an outer edge (10) at a conical stepped opening (9a), the lid (D ) Is provided with a fixing groove (1) having an upper wall (12) and opening at the lower surface of the lid to receive the edge (10). The cross section is substantially U-shaped with a U-shaped bottom web (22) continued by the elastically expandable stenosis (14) and at its inner lower end located below the height of the stenosis (14). Continuing by the cylindrical or conical outer surface (6) of the outer leg wall (4) of the lid recess (V) extending in the circumferential direction which is letter-shaped, the inner leg wall (23) of the lid recess (V) is narrowed parts dome having the level as the clamping groove (1) height dome top surface located above the position of the (14) (5) (2) The closure (D) of plastic material which is part of the dome wall,
The lid recess (V) has a length (L1) that is at least 2.5 times the height (L) of the fixing groove (1) and a depth extending clearly downward from the height position of the constriction (14). And the lid recess (V) has a diameter (D1) of the outer surface (6) at the height of the narrowed portion (14) corresponding to the inner diameter (D7) of the container wall (7). In addition, in the fixed groove (1), the outer diameter (D2) at the portion moved from the upper wall (12) to the outer surface (6) is the inner diameter of the container wall (7) in the opening (9). Larger than (D7), whereby the lid recess (V) defines a centering and guide projection (K) that cooperates with the conical stepped opening (9a) of the double-walled container (CD). A lid made of plastic material, which allows easy clipping of the lid (D) to the edge (10).

外側脚壁（４）の外面（６）が、０°と段付き容器開口部（９ａ）の錐角値より小さい値の間にある錐角で形成されて成ることを特徴とする請求項１４に記載の蓋。Claim outer surface of the outer leg wall (4) (6), characterized in that formed by formed in cone angle is between 0 ° and stepped container opening cone angle value less than (9a) 14 The lid described in 1.

心合わせ・ガイド突起部（Ｋ）が下方に続いていて、円錐形状段付き開口部（９ａ）の下に位置する容器壁（７）の部分と協働してプレス嵌めするように寸法付けられた内側段付き部に継続されて成ることを特徴とする請求項１４に記載の蓋。Centering and guide protrusion (K) continues downward and is dimensioned to press fit in cooperation with the portion of the container wall (7) located below the conical stepped opening (9a) The lid according to claim 14 , further comprising an inner stepped portion.

プラスチック材料製のクリップ留め式蓋（Ｄ）と、上方外方に向けてテーパーの付いた円錐形の容器壁（７）で画成された容器（Ｃ）の開口部（９）と、外に向けてカールした縁部（１０）とが設けられ、蓋（Ｄ）には上壁（１２）を有しかつ蓋の下面で開口して縁部（１０）を受容する周囲固定溝（１）が形成され、この固定溝（１）には外側下端部に弾性的に拡張可能な狭窄部が、また内側にＵ字形状断面の円周方向に延びる蓋凹部（Ｖ）の外側脚壁（４）の円筒又は円錐面（６）があり、この蓋凹部（Ｖ）のＵ字形状ウェブ（２２）は狭窄部（１４）の高さ位置の下に位置し、蓋凹部（Ｖ）の内側脚壁（２３）は狭窄部（１４）と固定溝（１）の各上方に位置するドーム頂壁（５）の有るドーム（２）のドーム壁の一部である紙又はボール紙製カップ状容器（Ｃ、ＣＤ）において、
蓋凹部（Ｖ）は固定溝（１）の高さ（Ｌ）の２．５倍以上の長さ（Ｌ１）でもって狭窄部（１４）の高さ位置より明確に下方に向かって延びる深さを有していること、及び、蓋凹部（Ｖ）は、狭窄部（１４）の高さにおける外面（６）の径（Ｄ１）が容器壁（７）の内径（Ｄ７）と対応していること、並びに、固定溝（１）内において、上壁（１２）から外面（６）へと移った部分での外径（Ｄ２）は開口部（９）内での容器壁（７）の内径（Ｄ７）より大きく、それによって蓋（Ｄ）のクリップ留めの際、下方に向けたクリップ留め圧力（Ｒ）が主としてドーム（２）に加えられ縁部（１０）が狭窄部（１４）に着いた時、蓋凹部（Ｖ）は外面（６）に容器壁（７）と滑り接触することにより蓋心合わせ及びガイド突起部（Ｋ）として作用すること、並びに、蓋を心合わせ及びガイドする突起部（Ｋ）と、縁部（１０）を受け入れるクリップ留め式固定溝（１）は共同して、蓋開口領域の半径方向の変形を妨げるための、環状蓋開口領域補強構造を構成していることを特徴とするカップ状容器。 A clip-on lid (D) made of plastic material, an opening (9) in the container (C) defined by a conical container wall (7) tapered outwardly outward, and outwardly edges curled toward (10) and is provided, the cover surrounding the fixing groove in (D) which has a top wall (12) and open at the lower surface of the lid for receiving the edge (10) (1) In the fixed groove (1), a narrowing portion that can be elastically expanded is formed at the outer lower end portion, and the outer leg wall (4) of the lid recess (V) that extends in the circumferential direction of the U-shaped cross section inside. ) And the U-shaped web (22) of the lid recess (V) is located below the height of the constriction (14), and the inner leg of the lid recess (V). The wall (23) is a piece of paper or paper that is part of the dome wall of the dome (2) with the dome top wall (5) located above the constriction (14) and the fixing groove (1). In Le Paper cup-shaped container (C, CD),
The lid recess (V) has a length (L1) that is at least 2.5 times the height (L) of the fixing groove (1) and a depth extending clearly downward from the height position of the constriction (14). And the lid recess (V) has a diameter (D1) of the outer surface (6) at the height of the narrowed portion (14) corresponding to the inner diameter (D7) of the container wall (7). In addition, in the fixed groove (1), the outer diameter (D2) at the portion moved from the upper wall (12) to the outer surface (6) is the inner diameter of the container wall (7) in the opening (9). Larger than (D7), so that when the lid (D) is clipped, the downward clipping pressure (R) is applied mainly to the dome (2) and the edge (10) is attached to the constriction (14). The lid recess (V) acts as a lid centering and guide projection (K) by sliding contact with the container wall (7) on the outer surface (6). As well as the protrusion (K) for centering and guiding the lid and the clip-on fastening groove (1) for receiving the edge (10) to prevent radial deformation of the lid opening area A cup-shaped container comprising an annular lid opening region reinforcing structure.