JP3613316B2 - 道路管制システム及び道路管制方法 - Google Patents

道路管制システム及び道路管制方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円滑な道路交通を維持する為の道路管制システム及び道路管制方法に関する。
道路管制システムは、管制センタに於いて各道路からの各種情報を収集し、管制員の判断処理により交通規制等を行うものであり、道路の新設,延長等に伴って、新たな判断処理が要求されるようになる。このような道路管制の自動化を図ることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】
図6は道路管制システムの説明図であり、道路管制システムとしては、収集系50と処理系60と提供系70とに大別することができる。収集系50は、道路上の状態情報を収集するもので、非常電話51による事故,火災,落下物等の情報の収集、パトロールカー52による情報の収集、ITVシステム53による映像情報の収集、交通量計測システム54による交通量情報の収集、気象観測システム55による道路に沿った気象情報の収集等を行うものである。
【0003】
又処理系60は、道路管制センタに相当し、非常電話51及びパトロールカー52からの電話を受付る受付卓61、ITVシステム52による道路上の映像を表示する監視モニタ62、交通量計測システム54及び気象観測システム55からの情報を処理する遠方監視制御部63、道路情報を表示する表示パネル64、入力卓65、監視卓66、他の道路管制センタに相当する他局68との間、又は他の道路管制系に相当する他機関69との間で道路管制情報を送受信する局間情報送受信部67とを含むものである。
【0004】
又提供系70は、道路に沿って設置されている渋滞情報等を含む各種情報を表示する情報板システム71、ハイウェイを走行する自動車に道路情報を放送するハイウェイラジオ72、走行する自動車との間で各種の情報の送受信を行う為の情報ターミナル73、道路交通情報通信システム(VICS;Vehicle Information Communication System )74等を含むものである。
【0005】
道路上で発生する事故,落下物,火災,渋滞等の事象をイベントとして取り扱うもので、このイベントは、図7に示すように、共通部とイベントデータとの形式により送受信される。その共通部は、例えば、建設省,道路公団,警察等の機関を識別する機関識別コードと、建設省の地方建設局や警察の都道府県等の管理区分に相当する組織コードと、各種の情報を中継する機関の識別コードを示す中継機関コードと、送信時刻と、渋滞や工事等のデータ区分と、イベント番号と、新規,更新,終了等の事象を示すヘッダと、それらの時刻と、始点路線と、上りか下りかの始点方向と、始点及び終点についての路線と、キロポストKPと、自動かオペレータの介入を行う半自動かを示す自動/半自動と、左ルートや右ルート等の経路とを含むものである。
【0006】
図8は渋滞イベントのフォーマット説明図であり、共通部は、図7に示す構成を有し、イベントデータとして、路肩,登坂,第1,第2,第3走行車線,追越車線等の渋滞車線と、本線,トンネル,流入ランプ,流出ランプ等の道路区分と、交通集中,工事,事故,火災等の渋滞原因と、渋滞中や流れが悪い等の渋滞の状況と、渋滞が次第に伸びるか又は縮むか等の渋滞予測と、行動勧告の上り用と下り用としての出口路線,出口IC(インターチェンジ)番号,迂回路線,入口路線,入口IC番号と、渋滞解消の予測時刻と、通過に要する渋滞通過時間等を含むものである。
【0007】
図9は事故イベントのフォーマット説明図であり、共通部は、図7に示す構成を有し、イベントデータとして、路肩,登坂,第1,第2,第3走行車線,追越車線等の渋滞車線と、本線,トンネル,流入ランプ,流出ランプ等の規制車線と、本線,トンネル,流入ランプ,流出ランプ等の道路区分と、走行車両,防護柵,中央分離帯,トンネル壁,道路施設,路上障害物等の事故対象物と、衝突,追突,接触,横転等の事故形態と、処理中,事故車移動中,負傷者救助中,レッカー作業中,散乱物取除中,検分中等の処理状況と、第1及び第2当事者車種と、事故車両台数と、大型貨物,小型貨物,バス,乗用車,自動二輪,歩行者等と、人身事故として軽傷,重傷,死亡等とを含むものである。
【0008】
又提供系70の例えば情報板システム71に送出する情報板表示イベントの場合、図7に示す構成の共通部とイベントデータとを含み、そのイベントデータは、上段の表示文字データと、中段の表示文字データと、下段の表示文字データとを含むもので、例えば、上段に「東京−横浜」、中段に「渋滞」、下段に「10km」等を表示することができる。
【0009】
又各種のイベントは、前述のようなフォーマットにより伝送されるもので、共通部のデータ区分によりイベント種別が示される。例えば、2進化10進符号(BCD)による2桁表示として、1=渋滞,2=事故,3=火災,4=災害,5=事故車,6=落下物,7=工事,8=工事予定,9=気象,10=交通規制,11=情報板表示,13=休憩施設混雑状況,14=自信警戒宣言,15=インターチェンジ間交通量,16=地点間交通量,91=システム状態監視とすることができる。
【0010】
又非常電話51,パトロールカー52等から事故,火災,災害,落下物等の通報を受付卓61でオペレータが受付けると、入力卓65から必要項目を入力する。又交通量計測システムは、超音波式車両検知器やループ式車両検知器により、通過車両を検知するものであり、この検知信号を基に渋滞判定を行い、又事故発生判定を行うことができる。通過所要時間の算出等を行うこともできる。又気象観測システム55は、降雨量計,風速計等を含むものである。
【0011】
図10は入力表示画面の説明図であり、オペレータが入力卓65から入力する時の例えば表示パネル64の表示内容の一例を示し、区分選択,路線選択,方向,地点,事象選択の欄を含み、入力卓65からのキー操作やマウス操作によって順次選択して入力するものである。例えば、渋滞発生の場合、事象選択の欄に於いて、「01」を入力する。それによって渋滞イベントについての入力画面となる。
【0012】
図11は渋滞事象選択時の入力画面の説明図であり、渋滞原因,道路区分,渋滞車線,渋滞状況,渋滞予想,渋滞解消見込み時刻の欄を含み、オペレータの入力卓65からの入力に従って、例えば、図8のフォーマットの渋滞車線,道路区分,渋滞原因,状況,渋滞予測及び予測時刻が形成される。なお、行動勧告は、道路情報を基に遠方監視制御部63に於いて渋滞箇所を回避する出口路線や入口路線を検索することができる。
【0013】
前述のような各種のイベントに対応して、情報板システム71に、図8に示す共通部とイベントデータとを含むフォーマットにより情報板表示イベントが遠方監視制御部63から送出される。又ハイウェイラジオ72に対して渋滞情報を音声合成装置等によって形成して送出する。或いは、オペレータがマイクロホンを用いて渋滞情報を読み上げることにより、放送することができる。又情報ターミナル73又はVICS74を用いて渋滞情報を走行中の車両に通知することができる。
【0014】
情報板システム71に於いては、例えば、文字表示板の場合、前述のように、渋滞とその発生区間と距離とを表示することができる。又図形情報板の場合は、地図上に渋滞区間が赤色等によって表示される。この場合、結果(渋滞)のみが表示され、その原因(事故,火災,落下物等)については表示されないのが一般的である。
【0015】
そこで、前述のような場合、「事故(原因)」−「渋滞(結果)」の関連付けを行って、情報板システムに送出し、事故(原因)による渋滞(結果)発生を表示することが考えられている。それによって、運転者は、渋滞等の結果と、それが発生した原因(事故,火災,落下物等による)とを知ることにより、迂回路の選択等の行うことができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、原因と結果とを関連付けて例えば情報板システム71に表示する場合、遠方監視制御部63に於けるオペレータが、長年の経験と知識とを基に、収集した情報の中から結果とその原因とを関連付ける作業を行い、その作業結果の内容を入力卓65から入力することになる。しかし、道路網が複雑化し、それによって、複数の原因による異なる複数の結果が発生することになり、オペレータの判断処理に誤りが入り込む余地が多くなる。又個人差が生じると共に、入力卓65からの入力操作に時間がかかることになる。従って、正確な関連付けと迅速な表示とが困難となる問題がある。
【0017】
又道路管制システムは、複数の管制区域に分割して道路管制を行うシステムが一般的であり、又道路は連続性を有するもので、或る管制区域の原因が他の管制区域に影響を及ぼすことがある。従って、他の管制区域の情報を用いて、原因と結果との関連付けを行う必要があり、オペレータの判断に基づく入力操作には、誤りが含まれる可能性が大きくなる問題がある。
本発明は、道路管制に於ける原因と結果との関連付けを自動化し、迅速且つ正確に道路情報の通知を可能とすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の道路管制システムは、(1)道路に関する各種の情報を収集する収集系と、収集した情報を処理する処理系と、道路に関する情報を報知する提供系とを含む道路管制システムであって、発生中イベントと入力イベントとを原因イベントと結果イベントに関連付けする為の閾値を設定した関連判定テーブル2と、原因イベントと結果イベントとの分類パターンを示す分類テーブル3と、入力イベントに対する同一路線,同一方向の発生中イベントを抽出し、関連判定テーブル2を参照し抽出した発生中イベントと入力イベントとの位置を基にした閾値以下の時に関連ありと判定し、且つ分類テーブルを参照して原因イベントと結果イベントとに分類し、新規イベント又は更新イベントとして送信する制御処理部1とを備え、関連判定テーブル2は、発生中イベントと入力イベントとの関連付けを要するものに対して、イベントの発生位置の距離差を前記閾値として設定した構成を有するものである。
【0019】
又(2)関連判定テーブル2は、イベント種別対応に関連付けを要するものに対して、発生位置の距離の差を閾値として設定した構成を有するものである。
【0020】
又(3)収集系により収集した道路に関する情報を処理系に於いて処理し、提供系に提供して表示等を行わせる道路管制方法に於いて、新規の入力イベントに対して同一路線,同一方向の発生中イベントを抽出し、前記入力イベントと抽出した発生中イベントとの位置を基にした閾値以下であるか否かを関連判定テーブル2を参照して判定し、閾値以下の場合に関連有りとし、且つ分類テーブル3を参照して、原因イベントと結果イベントに分類し、関連付けを行った原因イベントと結果イベントとを、提供系に提供する過程を含むものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の要部説明図であり、収集系と処理系と提供系との中の処理系のみを示し、1は制御処理部、2は関連判定テーブル、3は分類テーブル、4は受信処理部、5は送信処理部、6はインタフェース部、7は送受信処理部、8は表示パネル、9は入力卓、10は監視卓を示す。
【0022】
受信処理部4には、交通量計測システム及び気象観測システムからの情報が入力される。又送信処理部5には、情報板システム,ハイウェイラジオ,情報ターミナル,道路交通情報通信システム(VICS)等が接続される。又送受信処理部7は、他局及び他機関との間の情報の送受信を行うものである。又インタフェース部6は、入力卓9又は監視卓10からの入力データを制御処理部1に入力し、又制御処理部1からの表示データを表示パネル8に加えて表示させるものである。
【0023】
又制御処理部1は、コンピュータやメモリ等を含み、情報の収集処理,判定処理,送出する情報の生成処理等を行うものである。又関連判定テーブル2は、例えば、図2に示す構成を有するものであり、発生中イベントを横方向に、又入力データ(入力イベント)を縦方向にそれぞれ表示し、又発生中イベントと入力データとの交点の数値は閾値を示し、この閾値は、発生中イベントの始点と入力データ発生地点との間の距離の場合を示す。又閾値を設けていない場合は、関連判定外であることを示す。
【0024】
例えば、発生中イベントが「工事」であり、入力データが「渋滞」の場合、工事の始点と渋滞の始点との距離の差が、閾値の0.1(km)以下であると、工事が原因で渋滞が結果として発生したと判定して関連付けることができる。なお、閾値の0.1を超えている場合は、工事が渋滞に影響したものではないと判定することになる。従って、閾値は、イベント種別に対応して0.1以外の値を設定することができる。又気象と交通規制との関連付けの場合は、広範囲に影響を及ぼすことから、例えば、閾値を20(km)としている。同様に、発生中イベントが「渋滞」の場合に、入力データが「工事」で、閾値の0.1(km)以下の場合も、工事が原因で渋滞が結果として発生したと判定して関連付けることができる。
【0025】
又分類テーブル3は、例えば、図3に示すように、原因イベントと結果イベントとの関連付けの分類パターンを示すもので、例えば、事故と火災とのパターンの場合、原因イベントは「事故」、結果イベントは「火災」とし、又工事,渋滞のパターンの場合、原因イベントは「工事」、結果イベントは「渋滞」となる。即ち、関連有りのイベントに対する原因イベントと結果イベントとの分類を行うことができる。
【0026】
図4は本発明の実施の形態の関連判定処理のフローチャートを示し、入力卓9からの入力による入力イベントや、交通量計測システム又は気象観測システムから受信処理部4を介して入力された入力イベントや、他局或いは他機関からの送受信処理部7を介して入力された入力イベントについて、その入力イベントは、新規か又は更新か又は終了かを判定し(a) 、更新の場合は更新処理(c) に移行し、終了の場合は終了処理(d) に移行する。又新規の場合は、発生中イベントの中から入力イベントと同一路線, 方向のイベントの抽出結果が1以上か否かを判定する(b) 。
【0027】
1以上の場合は、発生中イベントの中に関連判定テーブルで対象事象の有無を判定し(e) 、対象事象有りの場合は、始点〜終点の位置(キロポストKP)が閾値内か否かを判定する(f) 。即ち、図2に示す関連判定テーブルを参照して、入力イベントが新規で、且つ発生中イベントの中の同一路線,同一方向のイベントの抽出結果が1以上で、且つ関連判定テーブルに対象事象がある場合、発生位置の距離差が閾値内か否かを判定する。
【0028】
閾値内の場合は、分類テーブル3を参照して、入力イベントと発生中イベントとを、原因イベントと結果イベントとを分類する(g) 。この時、入力イベントが結果イベントに分類されるものは、発生中イベントの事象とイベント番号とを追加し、新規イベントとして、送信処理部5又は送受信処理部7を介して送信する。又発生中イベントが結果イベントに分類されるものは、入力イベントの事象とイベント番号とを追加し、更新イベントとして送信する。そして、結果イベントに関連イベントの項目を自動付与して送信した旨を、表示パネル8(図1参照)等に表示して、管制員(オペレータ)に通知する(i) 。
【0029】
又ステップ(b),(e),(f) に於いて、抽出結果が1以上ではなく、又関連判定テーブルに対象事象がなく、又閾値内でない場合及びステップ(g) に於ける分類した時に原因に分類される場合、入力イベントはそのまま新規イベントして送信し、発生中イベントは更新の必要がないので未送信とする(j) 。前述のように、入力イベントに対して発生中イベントを参照して関連付けの有無を自動的に判定し、関連有りの場合は、関連付けを行って新規イベント及び更新イベントして送信することができる。それにより、他局や他機関からの入力イベントに対して自動的に関連付けを可能とすることができる。
【0030】
図5は発生中イベントの一例の説明図であり、AB路線とXY路線とがT字状に交差している道路についての道路管制センタに於いて、入力データとして、イベント種別,路線,上り下り,KP(キロポスト),イベント番号,発生中/新規の内容として、
(1). 渋滞,AB路線,上り,20〜35KP,4000,新規
の内容を含む図8に示す渋滞イベントが入力された場合、発生中イベントについても、同様に、
(2).事故,AB路線,上り,20KP,3000,発生中
(3).火災,AB路線,上り,40KP,2000,発生中
(4).落下物,AB路線,上り,16KP,2500,発生中
(5).落下物,AB路線,下り,20KP,1000,発生中
(6).故障車,XY路線,上り,20KP,1500,発生中
の場合、制御処理部1(図1参照)は、発生中イベントの中から同一路線,同一方向の抽出を行う。
【0031】
この場合、入力データの路線,方向が同一のAB路線の上り方向について抽出すると、(2).事故イベント,イベント番号3000,発生中と、(3).火災イベント,イベント番号2000,発生中と、(4).落下物イベント,イベント番号2500,発生中とが得られる。
【0032】
抽出した内容を基に、関連判定テーブル2を参照すると、入力データの渋滞に対して、落下物イベントは関連付けを行わないものであり、又火災イベントは関連付けを行うが、渋滞の始点は20KPであるのに対して、火災は40KPであるから、閾値を超えており、従って関連付けを行わない。しかし、事故イベントは、関連付けを行うイベントであり、且つ20KPであることから、(20KP−20KP)=0となり、閾値0.1以下であるから、渋滞イベントに対して事故イベントを関連付けることになる。そして、分類テーブル3(図1参照)を参照して、渋滞イベントは「結果イベント」であり、事故イベントは「原因イベント」に分類される。
【0033】
そして、渋滞イベント(図8のフォーマット参照)の関連1として、データ区分を事故イベントとし、イベント番号を3000として、入力イベントの渋滞は新規イベントとして送信し、発生中イベントの事故は更新送信することになる。従って、関連付けを自動化してイベント送信を行うことにより、情報板システムに於いて、前述の場合、20KPに於ける事故により、20〜35KPの渋滞発生を示す表示を行わせることができる。それにより、運転者は、何故渋滞しているかを容易に認識することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、収集系と処理系と提供系とを含む道路管制システム及び道路管制方法に於いて、閾値を設定した関連判定テーブル2と、原因,結果の分類テーブル3とを設けたことにより、入力イベントに対して発生中イベントとの関連付けを自動的に行うことが可能となり、道路管制を効率よく行うことができると共に、運転者に対して正確且つ迅速に道路情報の提供を可能とすることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の関連判定テーブルの説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の分類テーブルの説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の関連判定処理のフローチャートである。
【図5】発生中イベントの一例の説明図である。
【図6】道路管制システムの説明図である。
【図7】伝送データの共通部のフォーマット説明図である。
【図8】渋滞イベントのフォーマット説明図である。
【図9】事故イベントのフォーマット説明図である。
【図10】入力表示画面の説明図である。
【図11】渋滞事象選択時の入力画面の説明図である。
【符号の説明】
1 制御処理部
2 関連判定テーブル
3 分類テーブル
4 受信処理部
5 送信処理部
6 インタフェース部
7 送受信処理部
8 表示パネル
9 入力卓
10 監視卓

Claims (2)

  1. 道路に関する各種の情報を収集する収集系と、収集した情報を処理する処理系と、道路に関する情報を報知する提供系とを含む道路管制システムに於いて、
    発生中イベントと入力イベントとを原因イベントと結果イベントに関連付けする為の閾値を設定した関連判定テーブルと、
    前記原因イベントと前記結果イベントとの分類パターンを示す分類テーブルと、
    前記入力イベントに対する同一路線,同一方向の発生中イベントを抽出し、前記関連判定テーブルを参照し抽出した前記発生中イベントと前記入力イベントとの位置を基にした閾値以下の時に関連ありと判定し、且つ前記分類テーブルを参照して原因イベントと結果イベントとに分類し、新規イベント又は更新イベントとして送信する制御処理部とを備え、
    前記関連判定テーブルは、発生中イベントと入力イベントとの関連付けを要するものに対して、イベントの発生位置の距離差を前記閾値として設定した構成を有する
    ことを特徴とする道路管制システム。
  2. 収集系により収集した道路に関する情報を処理系に於いて処理し、提供系に表示及び放送形式で提供して表示等を行わせる道路管制方法に於いて、
    前記処理系は、発生中イベントと入力イベントとを原因イベントと結果イベントとに関連付けする為の閾値を、イベントの発生位置の距離差として設定した関連判定テーブルと、前記原因イベントと前記結果イベントとの分類パターンを示す分類テーブルとを有し、新規の入力イベントに対して同一路線,同一方向の発生中イベントを抽出し、前記入力イベントと抽出した発生中イベントとの位置を基にした前記閾値以下であるか否かを、前記関連判定テーブルを参照して判定し、前記閾値以下の場合に関連有りとし、且つ前記分類テーブルを参照して、原因イベントと結果イベントとに分類し、関連付けを行った原因イベントと結果イベントとを前記提供系に提供する過程を含む
    ことを特徴とする道路管制方法。
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