JP3612727B2 - フラットケーブル - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、OA機器、家電製品等の電子機器内部で、フレキシブルに電気的接続を行うためのフラットケーブルの形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のフラットケーブルを示す図であり、図7(a)はその上面図、図7(b)はその断面図である。
また、図7(c)及び(d)はフラットケーブル31がコネクタに接続されている様子を示した図であり、(c)はその上面図、(d)はその断面図である。
【0003】
図7において32は絶縁フィルム、32a絶縁シートのベース部、32bは絶縁シートのカバー部、33は導体パターン、34は補強板、35はコネクタ接続部、36はコネクタ、37はコネクタロックである。
ベース部32a上には導体パターン33が印刷され、導体パターン33上にはコネクタ接続部35を除いてシート部32bが貼り付けられている。コネクタ接続部35のベース部31a裏面には、コネクタ接続部35の強度を保証するための補強板34が設けられている。
【0004】
このフラットケーブルをコネクタ36に接続するには、補強板34の縁を指でつまんでコネクタ36に挿入する。挿入後、正常な位置からはずれないように指で支持しながらコネクタロック37をかける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようなフラットケーブルは、指でつまんでコネクタに挿入する際に、特にコネクタ周辺に多くの部品が実装されている場合、指と実装された部品とが接触して挿入しずらい上、挿入後においても、コネクタロックをかけるまで指で正しい位置に支持しておかなければならず不安定であり、ずれる可能性が高いという問題があった。
【0006】
本発明は上記の課題を解決するするためのもので、フラットケーブルをコネクタへ容易に且つ確実に接合することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するためにフラットケーブルのコネクタ近傍のフレキシブルな絶縁シートを、絶縁シートと同一面で外部に延長した冗長部を設ける。
また、冗長部は挿入先となるコネクタを取り巻く環状になっている。
また、冗長部はコネクタに対する位置決め用の穴が形成されている。
【0008】
また、冗長部には補強板が形成されている。
【0009】
【作用】
フラットケーブルをコネクタに挿入の際、冗長部を指でつまむことにより、指と実装部品との接触を避けることができるので挿入し易くなる。
また、冗長部をコネクタを取り巻く形状にすることにより、コネクタ挿入後、フラットケーブルを所定の位置に固定しておくことができ、ロックを掛けるまでずれることがない。
【0010】
また、冗長部に穴を設けることにより、コネクタ挿入後、穴にピンを差し込んで固定することによってもロックを掛けるまでのずれを防止することができる。更に、冗長部に補強板を設けることにより冗長部の強度が増し、コネクタへのはめ込みやピン差込みの繰り返しに対して耐久性がよくなる。
【0011】
【実施例】
図1は本発明の第1の実施例におけるフラットケーブル1−1の図であり、図1(a)はその上面図、図1(b)はその断面図である。
また、図1(c)及び(d)はフラットケーブル1−1がコネクタに接続されている様子を示した図であり、(c)はその上面図、(d)はその断面図である。
【0012】
図1中、2は絶縁シート、2aは絶縁シートのベース部、2bは絶縁シートのカバー部、3は導体パターン、4は補強板、5はコネクタ接続部、8は冗長部、6はコネクタ、7はコネクタロックである。
ベース部2a上には導体パターン3が印刷され、導体パターン3上にはコネクタ接続部5を除いてシート部2bが貼り付けられている。コネクタ接続部5のベース部2a裏面には、コネクタ接続部5の強度を保証するための補強板4が設けられている。コネクタ接続部近傍には絶縁シート2を外部に延長した冗長部8が設けられている。
【0013】
フラットケーブル1−1をコネクタ6に挿入するには、冗長部8を指でつまみ、基板20上に実装されたコネクタ6に挿入する。挿入後、冗長部8を指でつまんだまま正常な位置からずれないように支え、コネクタロック7をかける。
図2は本発明の第2の実施例におけるフラットケーブルを示す図であり、図2(a)はその上面図、図2(c)はフラットケーブル1−2がコネクタに接続されている様子を示した図である。
【0014】
本実施例においては、絶縁シート2の両側に冗長部8を設けてある。これにより、両方の冗長部をつまんで基板20上に実装されたコネクタ6に挿入できるので、操作性が更に向上する。
図3は本発明の第3の実施例におけるフラットケーブルを示す図であり、図3(a)はその上面図、図3(b)はその断面図である。
【0015】
また、図3(c)及び図3(d)はフラットケーブル1−3がコネクタに接続されている様子を示した図であり、(c)はその上面図、(d)はその断面図である。
本実施例におけるフラットケーブル1−3には、本発明の第1及び第2の実施例における冗長部8に折り曲げ部21を設けた冗長部9を有し、冗長部9の一部を垂直方向に折り曲げ可能としたものである。
【0016】
フラットケーブル1−3をコネクタ6に接続するには、冗長部9の折り曲げた部分を指ででつまんで基板20上のコネクタ6に挿入し、挿入後もつまんだ状態を保持し、ずれないように固定しながらコネクタロック7をかける。これは、特にコネクタ周辺に実装部品を多数有する場合、実装部品が挿入の妨げにならずにすむという利点がある。
【0017】
図4は本発明のフラットケーブルを示す図であり、図4(a)はその上面図、図4(b)はその断面図である。
また、図4(c)及び図4(d)はフラットケーブル1−4がコネクタに接続されている様子を示した図であり、(c)はその上面図、(d)はその断面図である。
【0018】
本実施例におけるフラットケーブル1−4は図4のように、コネクタ6を囲むように環状に形成された冗長部10を設けている。
フラットケーブル1−4を基板20上に実装されたコネクタ6に接続するには、冗長部10を指でつまみ、コネクタ接続部5をコネクタ6に挿入するとともに、冗長部10コネクタ6にはめ込む。これにより、フラットケーブル1−4は固定された状態となり、指を放した状態でも、正常な位置を保持したままコネクタロック7をかけることができる。
【0019】
図5は本発明の第5の実施例におけるフラットケーブル1−5を示す図であり、図5(a)はその上面図、図5(b)はその断面図である。
また、図5(c)及び図5(d)はフラットケーブル1−5がコネクタに接続されている様子を示した図であり、(c)はその上面図、(d)はその断面図である。
【0020】
本実施例におけるフラットケーブル1−5は、図5のように本発明の第1及び第2の実施例に説明したフラットケーブル1−1及び1−2の冗長部8に穴22を設けた冗長部11を有している。
フラットケーブル1−5を基板29上に実装されたコネクタ6に接続するには、第1の実施例及び第2の実施例同様、冗長部11を指でつまみ、コネクタ接続部5をコネクタ6に挿入する。挿入後、冗長部11の穴にピン23を差し込みフラットケーブル1−5を固定する。この状態でコネクタロック7をかける。これにより、第4の実施例4と同様、コネクタ6に挿入後、指を放してもずれる恐れがなく、正常な状態を保持したままコネクタロック7をかけることができる。
【0021】
図6は本発明の第6の実施例におけるフラットケーブルを示す図であり、図6(a)はその上面図、図6(b)はその断面図である。
また、図6(c)及び図6(d)はフラットケーブル1−6がコネクタに接続されている様子を示した図であり、(c)はその上面図、(d)はその断面図である。
【0022】
本実施例におけるフラットケーブル1−6は第4の実施例で用いたフラットケーブル1−4の冗長部10に補強板24を設けたものである。
基板29上に実装されたコネクタ6への接続の仕方は第4の実施例と同一であるが、補強板24を設けたことにより、冗長部10が補強され、コネクタとの着脱の繰り返しに対して、耐久性が良くなる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によると、フラットケーブルに冗長部を設け、冗長部をつまんで容易にコネクタに挿入できるので、操作性が向上する上、各種固定手段を設けたことにより、挿入後も正常な接続位置を保持することができ、ずれる心配がないので信頼性が向上する。
【0024】
また、複雑な構成を必要としないので容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図
【図2】本発明の第2の実施例を示す図
【図3】本発明の第3の実施例を示す図
【図4】本発明の第4の実施例を示す図
【図5】本発明の第5の実施例を示す図
【図6】本発明の第6の実施例を示す図
【図7】従来のフラットケーブルを示す図
【符号の説明】
1−1〜1−6・・・フラットケーブル
2・・・絶縁シート
3・・・導体パターン
4,24・・・補強板
5・・・コネクタ接続部
6・・・コネクタ
8〜11・・・冗長部
Claims (1)
- フレキシブルな絶縁シート内部に導体パターンを配置し、コネクタに接続されるフラットケーブルにおいて、
コネクタと接続するコネクタ接続部と、
前記コネクタ接続部近傍の前記絶縁シートを、前記絶縁シートと同一面で外部に延長した冗長部と、を備え、
前記冗長部の形状が前記コネクタを取り巻く環状であることを特徴とするフラットケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04840294A JP3612727B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | フラットケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04840294A JP3612727B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | フラットケーブル |
Publications (2)
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JPH07263825A JPH07263825A (ja) | 1995-10-13 |
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Family
ID=12802318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04840294A Expired - Fee Related JP3612727B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | フラットケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3612727B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP2004022414A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Sony Corp | 電気接続装置および電気接続装置を有する電子機器 |
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1994
- 1994-03-18 JP JP04840294A patent/JP3612727B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07263825A (ja) | 1995-10-13 |
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