JP3610950B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高電圧の電力を降圧させる電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用の電源装置として、高電圧系と低電圧系を備えた多電圧電源装置が提案されている。この多電圧電源装置の電源回路としては、例えば「IEEESPECTRUM 2000年5月 34項:AUTOMOTIVE ELECTRONICS POWER UP」記載のようなものが考えられている。
【0003】
この多電圧電源装置の回路図を図11に示す。
高電圧の電力を出力する高電圧電源1が高電圧電源線Aに接続される。高電圧電源1からの高電圧の電力は高電圧電源線Aを介して出力される。また高電圧電源線Aに電源分配ボックス10Bが備えられ、電源分配ボックス10Bに出力線B1、B2を介して高電圧負荷4A、4B、および主電源線Cを介してDC/DCコンバータ3Bが接続される。DC/DCコンバータ3Bと低電圧負荷6A、6Bが出力線Bを介して接続される。また出力線Bに低電圧バッテリ7が接続され、通常時は出力線Bからの電力により充電される、
【0004】
次に図12を用いて、DC/DCコンバータ3Bおよび電源分配ボックス10Bの内部構成を説明する。
電源分配ボックス10B内の高電圧電源線Aに出力線B1、B2が接続され、出力線B1、B2に負荷用トランジスタ14A、14Bが備えられている。さらに高電圧電源線Aには主電源線Cが接続され、主電源線Cには主トランジスタ11を備える。また負荷用トランジスタ14A、14Bと主トランジスタ11は制御素子21Bに接続され、制御素子21Bによって各トランジスタがオンされることによって、高電圧電源線Aからの高電圧の電力を各高電圧負荷4A、4BおよびDC/DCコンバータ3Bへ供給する。
【0005】
DC/DCコンバータ3Bの内部には、制御素子16によって制御される低電圧用トランジスタ15が備えられ、主電源線Cから供給された高電圧の電力は、コンデンサ19で電圧平滑されて低電圧用トランジスタ15に入力される。入力された高電圧の電力は、低電圧用トランジスタ15がデューティ制御で駆動されることによって低電圧の電力に降圧され、コンデンサ20、チョークコイル18、ダイオード17によって電圧平滑される。降圧された低電圧の電力は、低電圧負荷6A、6Bに供給され、さらに低電圧バッテリ7を充電する。
【0006】
上記のように、通常時は高電圧電源1からの高電圧の電力によって、各高電圧負荷4A、4Bを駆動させるとともに、DC/DCコンバータ3Bによって低電圧の電力に降圧して、低電圧負荷6A、6Bを駆動させることができる。
また、DC/DCコンバータ3Bの低電圧用トランジスタ15または制御素子16が故障して、低電圧負荷6A、6Bへの出力電圧が低下した場合でも、低電圧バッテリ7からの電力により低電圧負荷6A、6Bを駆動させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記従来の構成では、低電圧負荷6A、6Bへ適正な電圧の電力を供給することができなくなった場合、すなわち、低電圧用トランジスタ15がオフした状態で故障(以下オープンモード故障)した場合の予備電源として低電圧バッテリ7を備えており、コストアップの要因となる問題があった。
【0008】
したがって本発明は上記の問題点に鑑み、低電圧用トランジスタ15が故障した際にも、低電圧バッテリ7を備えることなく、低電圧負荷6A、6Bに適正な電圧の電力を供給することができる電源装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、高電圧の電力を出力する高電圧電源と、該高電圧電源に接続される主電源線と、該主電源線を介して高電圧の電力を入力し、入力した高電圧の電力を降圧して、所定の低電圧の電力を出力する降圧回路と、高電圧電源と降圧回路の出力側を接続する副電源線と、降圧回路が出力する電力の電圧値を検出する電圧検出手段と、副電源線に設けられた副スイッチング素子と、副スイッチング素子を制御する制御手段とを備え、降圧回路により降圧した電圧値よりも低い所定の電圧値を第一の電圧値とし、制御手段は、電圧検出手段により検出された電圧値が、第一の電圧値以上である場合は、副スイッチング素子をオフし、また電圧検出手段により検出された電圧値が、第一の電圧値未満である場合は、副スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって高電圧の電力を降圧し、降圧回路が出力する低電圧の電力とするものとした。
【0010】
請求項2記載の発明は、高電圧の電力を出力する高電圧電源と、該高電圧電源に接続される主電源線と、該主電源線を介して高電圧の電力を入力し、入力した高電圧の電力を降圧して、所定の低電圧の電力を出力する降圧回路と、高電圧電源と降圧回路の出力側を接続する副電源線と、降圧回路が出力する電力の電圧値を検出する電圧検出手段と、主電源線に設けられた主スイッチング素子と、副電源線に設けられた副スイッチング素子と、主スイッチング素子および副スイッチング素子を制御する制御手段とを備え、降圧回路により降圧した電圧値よりも低い所定の電圧値を第一の電圧値とし、降圧回路により降圧した電圧値よりも高い所定の電圧値を第二の電圧値とし、制御手段は、電圧検出手段により検出された電圧値が、第二の電圧値以下で第一の電圧値以上の場合には、主スイッチング素子をオンするとともに、副スイッチング素子をオフし、電圧検出手段により検出された電圧値が、第二の電圧値より高い場合には、主スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって高電圧の電力を降圧し、降圧回路が出力する低電圧の電力とし、また電圧検出手段により検出された電圧値が、第一の電圧値未満である場合には、副スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって高電圧の電力を降圧し、降圧回路が出力する低電圧の電力とするものとした。
【0011】
請求項3記載の発明は、高電圧の電力を出力する高電圧電源と、該高電圧電源に接続される主電源線と、該主電源線を介して高電圧の電力を入力し、入力した高電圧の電力を降圧して、所定の低電圧の電力を出力する降圧回路と、高電圧電源と降圧回路の出力側を接続する副電源線と、降圧回路が出力する電力の電圧値を検出する電圧検出手段と、主電源線に設けられた主スイッチング素子と、副電源線に設けられた副スイッチング素子と、主スイッチング素子および副スイッチング素子を制御する制御手段とを備え、降圧回路により降圧した電圧値よりも低い所定の電圧値を第一の電圧値とし、降圧回路により降圧した電圧値よりも高い所定の電圧値を第二の電圧値とし、制御手段は、電圧検出手段により検出された電圧値が、第二の電圧値以下で第一の電圧値以上の場合には、主スイッチング素子をオンするとともに、副スイッチング素子をオフし、また電圧検出手段により検出された電圧値が、第二の電圧値より高い、もしくは第一の電圧値未満である場合には、主スイッチング素子をオフするとともに、副スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって高電圧の電力を降圧し、降圧回路が出力する低電圧の電力とするものとした。
【0012】
請求項4記載の発明は、高電圧の電力を出力する高電圧電源と、該高電圧電源に接続される主電源線と、該主電源線を介して高電圧の電力を入力し、入力した高電圧の電力を降圧して、所定の低電圧の電力を出力する降圧回路と、降圧回路が出力する電力の電圧値を検出する電圧検出手段と、主電源線に設けられた主スイッチング素子と、該主スイッチング素子を制御する制御手段とを備え、降圧回路により降圧した電圧値よりも高い所定の電圧値を第二の電圧値とし、制御手段は、電圧検出手段によって検出された電圧値が、第二の電圧値よりも高い場合には、主スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって高電圧の電力を降圧し、降圧回路が出力する低電圧の電力とするものとした。
【0013】
請求項5記載の発明は、ユーザに報知する報知部を備え、制御手段は電圧検出手段により検出された電圧値に基づき報知部に信号を出力し、報知部が報知するものとした。
【0014】
請求項6記載の発明は、ユーザに報知する報知部を備え、制御手段は副スイッチング素子を所定のデューティ比で駆動するとともに、電圧検出手段により検出された電圧に基づいて、副スイッチング素子の故障診断を行い、副スイッチング素子が故障していると診断された場合に、報知部に信号を出力し、報知部が報知するものとした。
請求項7記載の発明は、故障診断は、電源装置の電源投入時に行うものとした。
【0015】
請求項8記載の発明は、降圧回路が、デューティ制御で駆動されることによって高電圧の電力を低電圧の電力に変換するスイッチング素子を備え、副電源線は降圧回路のスイッチング素子の出力端に接続され、電圧検出手段は副電源線に接続され、制御手段は、電圧検出手段により検出された副電源線の電圧に基づいて、主スイッチング素子および副スイッチング素子の駆動を制御するものとした。
【0016】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、降圧回路が故障し出力電圧値が第一の電圧値未満となる場合に、副スイッチング素子をデューティ制御で駆動することにより、高電圧電源からの高電圧の電力を低電圧の電力に降圧して、降圧回路の出力電力とすることができる。これにより、従来減少した電力を補うために備えられていた低電圧負荷用のバッテリが不要となり、電源装置のコストダウンが図られる。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、降圧回路が故障し、降圧回路の出力電圧値が減少し第一の電圧値未満となる場合は、副スイッチング素子をデューティ制御で駆動することにより、また降圧回路の出力電圧値が上昇し第二の電圧値よりも高くなる場合には、主スイッチング素子をデューティ制御で駆動することにより、高電圧電源からの高電圧の電力を低電圧の電力に降圧して、降圧回路の出力電力とすることができる。これにより降圧回路は、常に適切な電圧の電力を出力することができる。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、降圧回路が故障し、降圧回路の出力電圧値が減少し第一の電圧値未満となる場合、および降圧回路の出力電圧値が上昇し第二の電圧値よりも高くなる場合には、制御手段は副スイッチング素子のみをデューティ制御で駆動することにより、高電圧電源からの高電圧の電力を低電圧の電力に降圧して、降圧回路の出力電力とすることができる。副スイッチング素子のみをデューティ制御で駆動すればよいので、制御手段の制御負荷を低減することができる。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、降圧回路が故障し、降圧回路の出力電圧値が上昇し第二の電圧値よりも高くなる場合には、主スイッチング素子をデューティ制御で駆動することにより、高電圧電源からの高電圧の電力を低電圧の電力に降圧して、降圧回路の出力電力とすることができる。これにより降圧回路に接続される低電圧負荷に高電圧が印加されて、低電圧負荷が故障することを防止することができる。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、電圧検出手段により検出された電圧値に応じて制御手段が報知部に信号を出力し報知部が報知することにより、ユーザに降圧回路の故障を知らせることができる。
【0021】
請求項6記載の発明は、電圧検出手段によって検出された検出結果に基づいて、副スイッチング素子の故障診断を行うことにより、副スイッチング素子が故障していることを報知することができる。
【0022】
請求項7記載の発明は、故障診断が、電源装置の電源投入時に行われるので、電源装置の作動前にユーザに副スイッチング素子が故障していることを報知することができる。
【0023】
請求項8記載の発明は、副電源線が降圧回路内のスイッチング素子の出力端に接続されていることにより、電圧検出手段を副電源線のどこに接続しても降圧回路内のスイッチング素子の出力電圧値を検出することができる。これにより電圧検出手段の設置場所の設計自由度が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は第1の実施例を示す回路図であり、高電圧系(42V)と低電圧系(14V)を備える多電圧電源装置である。
高電圧(42V)の電力を出力する高電圧電源1の端子の一端がアースに接続され、他端は高電圧電源線Aに接続される。また高電圧電源線Aに電源分配ボックス10が備えられ、電源分配ボックス10に出力線B1、B2を介して高電圧負荷4A、4Bが接続される。さらに電源分配ボックス10に主電源線Cおよび副電源線Dを介してDC/DCコンバータ3が接続される。
【0025】
DC/DCコンバータ3は、出力線Bを介して低電圧負荷6A、6Bに接続される。また出力線Bに電圧センサ5が接続され、検出結果は破線で示した信号線Eを通じて電源分配ボックス10へ出力される。さらに警告灯8が電源分配ボックス10に接続される。
本発明において、DC/DCコンバータ3が降圧回路を構成し、電圧センサ5が電圧検出手段を構成する。
【0026】
次に図2を用いてDC/DCコンバータ3および電源分配ボックス10の内部構成を説明する。
電源分配ボックス10内では高電圧電源線Aに、出力線B1、B2が接続されている。また出力線B1、B2には電源スイッチとして機能し、制御素子21によって制御される負荷用トランジスタ14A、14Bが備えられている。負荷用トランジスタ14A、14Bは制御素子21によってオン/オフされることによって、高電圧電源線Aからの42V電力を高電圧負荷4A、4Bに供給または遮断することができる。
【0027】
さらに電源分配ボックス10内では高電圧電源線Aに、主電源線Cおよび副電源線Dが接続されている。また主電源線C、副電源線Dには電源スイッチとして機能し、制御素子21によって制御される主トランジスタ11、副トランジスタ12が備えられている。主トランジスタ11、副トランジスタ12は制御素子21によってオン/オフされることによって、高電圧電源線Aからの42V電力を主電源線C、副電源線Dを通じてDC/DCコンバータ3の入力端子30、31へ入力することができる。
本発明において、主トランジスタ11が主スイッチング素子を構成し、また副トランジスタ12が副スイッチング素子を構成する
【0028】
通常時において、DC/DCコンバータ3に入力される42V電力は、主トランジスタ11が制御されることによって入力端子30に対してのみ供給または遮断され、入力端子31に対しては、副トランジスタ12をオフして電源供給を行わない状態にしている。副トランジスタ12の動作については後で述べる。
【0029】
DC/DCコンバータ3では低電圧用トランジスタ15を用いて高電圧(42V)を低電圧(14V)に降圧する。すなわち、入力端子30から入力された42V電力はコンデンサ19によって電圧平滑され、制御素子16によってデューティ制御で駆動される低電圧用トランジスタ15によって、低電圧負荷6A,6Bへ電力供給する際の所定電圧値である14Vの電圧に降圧される。また降圧された電力は、コンデンサ20、チョークコイル18、ダイオード17によって電圧平滑され、出力端子32から出力される。入力端子31は低電圧用トランジスタ15の出力側とチョークコイル18との間に設けられている。
【0030】
一般に、トランジスタを用いて電圧を降圧させる際には、
出力電圧=入力電圧×デューティ比(=ON時間/(ON時間+OFF時間))
となることが知られている。
【0031】
出力端子32から出力された14V電力は、出力線Bを通じて低電圧負荷6A、6Bに入力される。また出力線Bに、出力端子32からの出力電圧を検出する電圧センサ5を設け、検出結果は信号線Eを介して制御素子21に出力される。また制御素子21は電圧センサ5の検出結果に基づき、警告灯8を点灯させる。
【0032】
次に、DC/DCコンバータ3内の低電圧用トランジスタ15がオープンモード故障した場合について説明する。
オープンモード故障すると、低電圧用トランジスタ15がオフした状態となり、DC/DCコンバータ3の出力電圧は0Vまで低下する。
制御素子21は、DC/DCコンバータ3の出力電圧を電圧センサ5からの出力信号により常時監視しており、図3に示すように低電圧負荷6A、6Bへ電力供給する際の許容電圧値である9〜16Vの範囲を下回った時刻t1で、オープンモード故障が発生したと判断する。
【0033】
オープンモード故障が発生したと判断すると、制御素子21は、オフ状態であった副トランジスタ12をデューティ制御で駆動する。副トランジスタ12はデューティ制御で駆動されることによって、高電圧電源線Aからの高電圧の電力を降圧し、副電源線Dを通じて入力端子31からDC/DCコンバータ3へ電力供給する。入力された電力は、コンデンサ20、ダイオード17、チョークコイル18によって電圧平滑されて出力端子32から出力される。副トランジスタ12をデューティ制御する際のデューティ比は、DC/DCコンバータ3からの出力電圧値が14Vになるように制御する。
【0034】
さらに、低電圧用トランジスタ15の故障は、オープンモード故障のほかにショート状態の故障がある。
ショートモード故障すると、低電圧用トランジスタ15がオンした状態となりスイッチング駆動することができなくなるため、DC/DCコンバータ3の出力電圧は、DC/DCコンバータ3の入力電圧(42V)まで上昇する。
制御素子21は、図4に示すようにDC/DCコンバータ3の出力電圧が低電圧負荷6A、6Bへ電力供給する際の許容電圧値である9〜16Vの範囲を超えた時刻t2で、ショートモード故障が発生したと判断する。
【0035】
ショートモード故障が発生したと判断すると、主トランジスタ11をオフさせるとともに上記オープンモード故障と同様に制御素子21は、オフ状態であった副トランジスタ12をデューティ制御で駆動する。これによりDC/DCコンバータ3の出力端子32から14Vの電圧が出力される。
オープンモード、またはショートモード故障が発生したときに、制御素子21は警告灯8を点灯させ、ユーザに低電圧用トランジスタ15の故障を知らせる。
【0036】
図5に制御素子21が行う制御の流れを示す。
ステップ101において、主トランジスタ11がオンされると、DC/DCコンバータ3に主電源線Cを通じて電力が供給される。DC/DCコンバータ3では、低電圧用トランジスタ15を制御素子16によってデューティ制御で駆動することによって、出力端子32から14Vの電力が出力される。
【0037】
制御素子21はステップ102において、電圧センサ5で検出された電圧値を参照し、ステップ103で電圧値が9V未満かどうか判断する。9V未満のときはステップ104へ進み、9V以上の時はステップ107へ進む。
ステップ104において、制御素子21は、DC/DCコンバータ3内の低電圧用トランジスタ15がオープンモード故障したと判断する。
【0038】
ステップ105において、制御素子21は警告灯8を点灯させ、ユーザにDC/DCコンバータ3が故障したことを知らせる。
ステップ106において、副トランジスタ12を、DC/DCコンバータ3からの出力電圧が14Vになるようにデューティ制御で駆動する。
これにより、低電圧負荷6A、6Bに出力する低電圧の電力を確保することができる。
【0039】
一方、ステップ107においては、電圧センサ5で検出された電圧値が、16Vより高いかどうか判断する。16Vより高い場合はステップ108へ進む。16V以下のときはステップ102へ戻る。
ステップ108において、制御素子21は、DC/DCコンバータ3内の低電圧用トランジスタ15がショートモード故障したと判断する。
ステップ109において、主トランジスタ11をオフして、主電源線Cを経由してのDC/DCコンバータ3への電力供給を止める。その後ステップ105、106へ進む。
【0040】
これにより、低電圧負荷6A、6Bに高電圧の電力が印加されることがなくなり、破損を防止することができるとともに、副トランジスタ12を駆動させることにより常に適正な低電圧の電力を供給することができる。
本発明において、ステップ101〜104および106〜109が制御手段を構成する。またステップ105が報知部を構成する。
【0041】
本実施例は以上のように構成され、DC/DCコンバータ3内の低電圧用トランジスタ15に、オープンモードもしくはショートモード故障が生じ、低電圧負荷6A、6Bに所定の低電圧の電力供給できなくなったとしても、副トランジスタ12を駆動することにより、低電圧負荷6A、6Bへの出力電圧を確保することができる。これにより、従来故障時の予備として設けられていた低電圧バッテリ7が不要となり、バッテリ分のコスト低減、重量減が可能となる。
【0042】
また低電圧用トランジスタ15にショートモード故障が生じた際には、主トランジスタ11をオフするので、低電圧負荷6A、6Bに高電圧の電力が印加されることを防止できる。
【0043】
さらに、DC/DCコンバータ3故障時にスイッチング駆動させる副トランジスタ12が故障していないかどうかの診断を、適切なタイミング(例えば装置の電源が入れられた時など)で行うことにより、電源装置の信頼性をより高めることができる。
【0044】
制御素子21を用いて副トランジスタ12の故障診断を行う際の、制御素子21が行う制御の流れを図6に示す。
ステップ201において、主トランジスタ11がオフかどうか判断する。主トランジスタ11がオフでないときはステップ207へ進み、オフのときはステップ202へ進む。
【0045】
ステップ207では、主トランジスタ11をオフし、ステップ202へ進む。ステップ202では、DC/DCコンバータ3故障時に用いる副トランジスタ12をデューティ制御(例えばデューティ比33%)でスイッチング駆動させる。
ステップ203では、電圧センサ5で検出された電圧値を参照する。
【0046】
ステップ204では、DC/DCコンバータ3からの出力電圧値が、9V以上16V以下かどうかを判断する。出力電圧値が9V以上16V以下であるときはステップ205へ進み、出力電圧値が9V以上16V以下でないときは、ステップ208へ進む。
ステップ205では、副トランジスタ12は正常であると判断し、ステップ206で、副トランジスタ12のスイッチング駆動をオフして診断を終了する。
【0047】
一方、ステップ208では、副トランジスタ12が故障していると判断する。この場合ステップ209で、副トランジスタ12のスイッチング駆動をオフするとともに、ステップ210で、警告灯8へ信号を送り、警告灯8を点灯させてユーザに副トランジスタ12の故障を知らせる。警告灯8は、副トランジスタ12の診断時は点滅、診断結果が正常なときは消灯、副トランジスタ12が故障と判断されたときは点灯するなどの方法によりユーザに知らせる。
【0048】
上記のように、副トランジスタ12の故障診断を装置の電源投入時に行い、事前に副トランジスタ12の状態を把握することにより、DC/DCコンバータ3故障時における副トランジスタ12の対応の信頼性を向上させることができる。
【0049】
上記実施例では、低電圧用トランジスタ15がショートモード故障した際に、副トランジスタ12をデューティ制御することによって、低電圧負荷6A、6Bに電力を供給するようにしたが、変形例として、主トランジスタ11をデューティ制御で駆動することによって、高電圧電源1から出力される高電圧を降圧して低電圧負荷6A、6Bに出力するようにしてもよい。
【0050】
図7に第2の実施例を示す。
これは、第1の実施例に対して電圧センサの位置を異ならせたものである。
電源分配ボックス10に代る電源分配ボックス10Aは、第1の実施例と同様に高電圧負荷4A、4Bと接続され、また主電源線C、副電源線Dを介してDC/DCコンバータ3と接続される。DC/DCコンバータ3は出力線Bを介して低電圧負荷6A、6Bに接続される。
【0051】
電源分配ボックス10A内には電圧センサ5Aが備えられ、副電源線Dに接続される。電圧センサ5Aは、低電圧用トランジスタ15がデューティ制御で駆動されることによっておこる電圧値の変化を検出する。また検出結果は信号線Fを介して制御素子21Aに入力される。制御素子21Aは、電圧センサ5Aからの検出結果に応じて主トランジスタ11、副トランジスタ12を制御する。
他の構成および作用については、上記第1の実施例と同じであり同じ番号をつけ説明を省略する。
【0052】
DC/DCコンバータ3内の低電圧用トランジスタ15がショートモードで故障すると、低電圧用トランジスタ15がオンした状態となりスイッチング駆動することができなくなる。これにより電圧センサ5Aは図8に示すように、電圧変化の途絶えたDC/DCコンバータ3の入力電圧値(42V)を検出する。電圧センサ5Aでの検出結果は信号線Fを介して制御素子21Aに入力され、所定のX時間電圧センサ5Aで42Vの電圧値が検出されると、制御素子21Aは低電圧用トランジスタ15がショートモード故障したと判断する。
所定のX時間は例えば、低電圧用トランジスタ15のオン、オフの1周期よりも短く、オン時間よりも長い時間に設定する。
【0053】
次に、低電圧用トランジスタ15がオープンモードで故障すると、低電圧用トランジスタ15がオフした状態となりスイッチング駆動することができなくなる。図9に示すように電圧センサ5Aは、電圧変化の途絶えた電圧値0Vを検出する。電圧センサ5Aでの検出結果は制御素子21Aに入力され、所定のX’時間電圧センサ5Aで0Vの電圧値が検出されると、制御素子21Aは低電圧用トランジスタ15がオープンモード故障したと判断する。
所定のX’時間は例えば、低電圧用トランジスタ15のオン、オフの1周期よりも短く、オフ時間よりも長い時間に設定する。
【0054】
図10を用いて、制御素子21Aが行う制御の流れを示す。
ステップ301において、主トランジスタ11がオンされると、DC/DCコンバータ3に高電圧の電力が主電源線Cを通じて入力される。入力された電力は、低電圧用トランジスタ15が駆動されることによって、低電圧の電力に降圧される。
ステップ302において、電圧センサ5Aによって検出される電圧値を参照して、ステップ303において、電圧値42Vが所定のX時間以上継続しているかどうか判断する。電圧値42VがX時間以上継続している場合は、ステップ304へ進み、電圧値42VがX時間以上継続していない場合はステップ308へ進む。
【0055】
ステップ304において、制御素子21は、低電圧用トランジスタ15がショートモード故障したと判断する。
ステップ305において、主トランジスタ11をオフして、DC/DCコンバータ3への電力供給を止める。
ステップ306において、制御素子21は警告灯8を点灯させ、ユーザに低電圧用トランジスタ15が故障していることを知らせる。
ステップ307において、副トランジスタ12をデューティ制御で駆動させて、低電圧負荷6A、6Bへの出力電圧を確保する。
【0056】
ステップ308では、電圧値0Vが所定のX’時間以上継続しているかどうか判断する。電圧値0VがX’時間以上継続している場合は。ステップ309へ進み、電圧値0VがX’時間以上継続していない場合はステップ302へ戻る。
ステップ309において、制御素子21は、低電圧用トランジスタ15がオープンモード故障したと判断する。その後ステップ306、307へ進む。
このように、低電圧用コンデンサ15によって発生する電圧変化を、副電源線Dを介して検出することにより、低電圧用コンデンサ15の故障を判断することができる。
【0057】
本実施例は以上のように構成され、低電圧用トランジスタ15が故障し、低電圧負荷6A、6Bに電力供給できなくなったとしても、副トランジスタ12を用いてDC/DCコンバータ3に電力供給することにより、低電圧負荷6A、6Bに供給する所定の低電圧の電力を確保することができる。また低電圧用トランジスタ15の故障判断を、低電圧用トランジスタ15が駆動される際のスイッチング波形から行うものとし、その電圧を検出する電圧センサ5Aを電源分配ボックス10A内に備えることにより、電圧センサと制御素子との間の信号線を短くすることができる。
【0058】
なお上記各実施例において、電源分配ボックス10、10Aに接続される高電圧負荷4A、4Bを2個としたがこれに限定されず、適宜任意の数の負荷を接続することができる。
また、同様にDC/DCコンバータ3に接続される低電圧負荷6A、6Bの数も適宜所定の数とすることができる。
さらに、スイッチング素子としてトランジスタを用いたがこれに限定されず、他のものを用いてもよい。
【0059】
また、副トランジスタ12の他の故障診断の方法として、主トランジスタ11をオフにして、副トランジスタ12をデューティ比スイープ(例えば25%から40%へ上昇)させ、DC/DCコンバータ3から所定のスイープ電圧(例えば9Vから16Vへ上昇)が出力されるかどうかを確認する方法を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】電源分配ボックスおよびDC/DCコンバータ内部の詳細を示す図である。
【図3】DC/DCコンバータがオープンモード故障した際の出力電圧を示す図である。
【図4】DC/DCコンバータがショートモード故障した際の出力電圧を示す図である。
【図5】第1の実施例における制御の流れを示す図である。
【図6】副トランジスタの故障診断の流れを示す図である。
【図7】第2の実施例を示す図である。
【図8】ショートモード故障時における低電圧用トランジスタの出力電圧を示す図である。
【図9】オープンモード故障時における低電圧用トランジスタの出力電圧を示す図である。
【図10】第2の実施例における制御の流れを示す図である。
【図11】従来の多電圧電源装置の例を示す図である。
【図12】従来の例の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 高電圧電源
3 DC/DCコンバータ
4A、4B 高電圧負荷
5、5A 電圧センサ
6A、6B 低電圧負荷
7 低電圧バッテリ
8 警告灯
10、10A 電圧分配ボックス
11 主トランジスタ
12 副トランジスタ
14A、14B 負荷用トランジスタ
15 低電圧用トランジスタ
16、21 制御素子
A 高電圧電源線
B、B1、B2 出力線
C 主電源線
D 副電源線
E、F 信号線

Claims (8)

  1. 高電圧の電力を出力する高電圧電源と、
    該高電圧電源に接続される主電源線と、
    該主電源線を介して高電圧の電力を入力し、入力した前記高電圧の電力を降圧して、所定の低電圧の電力を出力する降圧回路と、
    前記高電圧電源と前記降圧回路の出力側を接続する副電源線と、
    前記降圧回路が出力する電力の電圧値を検出する電圧検出手段と、
    前記副電源線に設けられた副スイッチング素子と、
    前記副スイッチング素子を制御する制御手段とを備え、
    前記降圧回路により降圧した電圧値よりも低い所定の電圧値を第一の電圧値とし、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段により検出された電圧値が、前記第一の電圧値以上である場合は、前記副スイッチング素子をオフし、
    また前記電圧検出手段により検出された電圧値が、前記第一の電圧値未満である場合は、前記副スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって前記高電圧の電力を降圧し、前記降圧回路が出力する低電圧の電力とすることを特徴とする電源装置。
  2. 高電圧の電力を出力する高電圧電源と、
    該高電圧電源に接続される主電源線と、
    該主電源線を介して高電圧の電力を入力し、入力した前記高電圧の電力を降圧して、所定の低電圧の電力を出力する降圧回路と、
    前記高電圧電源と前記降圧回路の出力側を接続する副電源線と、
    前記降圧回路が出力する電力の電圧値を検出する電圧検出手段と、
    前記主電源線に設けられた主スイッチング素子と、
    前記副電源線に設けられた副スイッチング素子と、
    前記主スイッチング素子および前記副スイッチング素子を制御する制御手段とを備え、
    前記降圧回路により降圧した電圧値よりも低い所定の電圧値を第一の電圧値とし、前記降圧回路により降圧した電圧値よりも高い所定の電圧値を第二の電圧値とし、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段により検出された電圧値が、前記第二の電圧値以下で前記第一の電圧値以上の場合には、前記主スイッチング素子をオンするとともに、前記副スイッチング素子をオフし、
    前記電圧検出手段により検出された電圧値が、前記第二の電圧値より高い場合には、前記主スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって前記高電圧の電力を降圧し、前記降圧回路が出力する低電圧の電力とし、
    また前記電圧検出手段により検出された電圧値が、前記第一の電圧値未満である場合には、前記副スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって前記高電圧の電力を降圧し、前記降圧回路が出力する低電圧の電力とすることを特徴とする電源装置。
  3. 高電圧の電力を出力する高電圧電源と、
    該高電圧電源に接続される主電源線と、
    該主電源線を介して高電圧の電力を入力し、入力した前記高電圧の電力を降圧して、所定の低電圧の電力を出力する降圧回路と、
    前記高電圧電源と前記降圧回路の出力側を接続する副電源線と、
    前記降圧回路が出力する電力の電圧値を検出する電圧検出手段と、
    前記主電源線に設けられた主スイッチング素子と、
    前記副電源線に設けられた副スイッチング素子と、
    前記主スイッチング素子および前記副スイッチング素子を制御する制御手段とを備え、
    前記降圧回路により降圧した電圧値よりも低い所定の電圧値を第一の電圧値とし、前記降圧回路により降圧した電圧値よりも高い所定の電圧値を第二の電圧値とし、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段により検出された電圧値が、前記第二の電圧値以下で前記第一の電圧値以上の場合には、前記主スイッチング素子をオンするとともに、前記副スイッチング素子をオフし、
    また前記電圧検出手段により検出された電圧値が、前記第二の電圧値より高い、もしくは前記第一の電圧値未満である場合には、前記主スイッチング素子をオフするとともに、前記副スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって前記高電圧の電力を降圧し、前記降圧回路が出力する低電圧の電力とすることを特徴とする電源措置。
  4. 高電圧の電力を出力する高電圧電源と、
    該高電圧電源に接続される主電源線と、
    該主電源線を介して高電圧の電力を入力し、入力した前記高電圧の電力を降圧して、所定の低電圧の電力を出力する降圧回路と、
    前記降圧回路が出力する電力の電圧値を検出する電圧検出手段と、
    前記主電源線に設けられた主スイッチング素子と、
    該主スイッチング素子を制御する制御手段とを備え、
    前記降圧回路により降圧した電圧値よりも高い所定の電圧値を第二の電圧値とし、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段によって検出された電圧値が、前記第二の電圧値よりも高い場合には、前記主スイッチング素子をデューティ制御で駆動することによって前記高電圧の電力を降圧し、前記降圧回路が出力する低電圧の電力とすることを特徴とする電源装置。
  5. ユーザに報知する報知部を備え、前記制御手段は前記電圧検出手段により検出された電圧値に基づき前記報知部に信号を出力し、前記報知部が報知することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の電源装置。
  6. ユーザに報知する報知部を備え、前記制御手段は前記副スイッチング素子を所定のデューティ比で駆動するとともに、前記電圧検出手段により検出された電圧に基づいて、前記副スイッチング素子の故障診断を行い、前記副スイッチング素子が故障していると診断された場合に、前記報知部に信号を出力し、前記報知部が報知することを特徴とする請求項1、2または3記載の電源装置。
  7. 前記故障診断は、電源装置の電源投入時に行われることを特徴とする請求項6記載の電源装置。
  8. 前記降圧回路は、デューティ制御で駆動されることによって前記高電圧の電力を前記低電圧の電力に変換するスイッチング素子を備え、
    前記副電源線は前記降圧回路のスイッチング素子の出力端に接続され、
    前記電圧検出手段は前記副電源線に接続され、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段により検出された前記副電源線の電圧に基づいて、前記主スイッチング素子および前記副スイッチング素子の駆動を制御することを特徴とする請求項1、2または3記載の電源装置。
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